JP2000037563A - 遊戯用設備 - Google Patents
遊戯用設備Info
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B71/00—Games or sports accessories not covered in groups A63B1/00 - A63B69/00
- A63B71/02—Games or sports accessories not covered in groups A63B1/00 - A63B69/00 for large-room or outdoor sporting games
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-
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- A63B2208/00—Characteristics or parameters related to the user or player
- A63B2208/12—Characteristics or parameters related to the user or player specially adapted for children
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】容易に上昇気流を生み出すことができ、しかも
運搬性が良く、組み立ての際の簡便性に富んだ遊戯用設
備を提供する。 【解決手段】仕切部材2で仕切った空間内に複数の風船
4を配するとともに、空間内の空気を流動せしめる1以
上の送風手段7を設ける。仕切部材2を通気性部材及び
/又は非通気性部材から形成し、送風手段7を空間内及
び/又は空間外の裾部分に設ける。少なくとも空間外に
設けた送風手段と近接し且つ対向した部分の仕切部材2
を通気性部材から形成する一方、送風手段7と離隔し且
つ対向した部分の仕切部材2を非通気性部材から形成す
る。送風手段7により生じた空気流の流れ方向が、送風
手段7と対向する非通気性部材からなる仕切部材2によ
り変更されて上昇気流となり、空間内に設けた風船が、
送風手段7からの空気流及び変更された上昇気流によっ
て攪拌され、浮遊,乱舞する。
運搬性が良く、組み立ての際の簡便性に富んだ遊戯用設
備を提供する。 【解決手段】仕切部材2で仕切った空間内に複数の風船
4を配するとともに、空間内の空気を流動せしめる1以
上の送風手段7を設ける。仕切部材2を通気性部材及び
/又は非通気性部材から形成し、送風手段7を空間内及
び/又は空間外の裾部分に設ける。少なくとも空間外に
設けた送風手段と近接し且つ対向した部分の仕切部材2
を通気性部材から形成する一方、送風手段7と離隔し且
つ対向した部分の仕切部材2を非通気性部材から形成す
る。送風手段7により生じた空気流の流れ方向が、送風
手段7と対向する非通気性部材からなる仕切部材2によ
り変更されて上昇気流となり、空間内に設けた風船が、
送風手段7からの空気流及び変更された上昇気流によっ
て攪拌され、浮遊,乱舞する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊園地や公園などの
行楽,歓楽地に設置して好適な遊戯用設備に関する。
行楽,歓楽地に設置して好適な遊戯用設備に関する。
【0002】
【従来の技術】遊園地等に娯楽を目的とした各種遊戯施
設が設置されているのは周知の通りであり、例えば、水
平に設けた回転支軸にアームを設け、このアームに座席
を取り付けて構成し、前記回転支軸を中心として前記座
席を垂直面内で回転又は揺動させるようにした遊戯装置
が知られている。この装置によれば、座席に搭乗した遊
戯者が、上昇時に重力(G)を体感することができる一
方、降下時に無重力感を体感することができ、日常生活
では到底味わうことのできない特異な感覚を手軽に体感
することができることから、若年層をはじめとして多く
の人に人気を集めている。
設が設置されているのは周知の通りであり、例えば、水
平に設けた回転支軸にアームを設け、このアームに座席
を取り付けて構成し、前記回転支軸を中心として前記座
席を垂直面内で回転又は揺動させるようにした遊戯装置
が知られている。この装置によれば、座席に搭乗した遊
戯者が、上昇時に重力(G)を体感することができる一
方、降下時に無重力感を体感することができ、日常生活
では到底味わうことのできない特異な感覚を手軽に体感
することができることから、若年層をはじめとして多く
の人に人気を集めている。
【0003】また、遊戯者にスピード感やスリル感を味
わわせる乗物装置としてジェットコースタ等の遊戯装置
もよく知られている。そして近年では、更にスピード感
やスリル感の増したものとして宙返り部や急反転部を設
けたものもあり、これも日常生活では到底味わうことの
できない特異な感覚を手軽に体感できることから、若年
層をはじめとして多くの人に人気を集めている。
わわせる乗物装置としてジェットコースタ等の遊戯装置
もよく知られている。そして近年では、更にスピード感
やスリル感の増したものとして宙返り部や急反転部を設
けたものもあり、これも日常生活では到底味わうことの
できない特異な感覚を手軽に体感できることから、若年
層をはじめとして多くの人に人気を集めている。
【0004】しかしながら、これらの遊戯装置は主とし
て体力的に成長した若者向けに開発されたものであり、
従来、かかる若者より若年の幼児層に向けた遊戯装置,
設備は極限られたものであった。
て体力的に成長した若者向けに開発されたものであり、
従来、かかる若者より若年の幼児層に向けた遊戯装置,
設備は極限られたものであった。
【0005】そこで、本発明者は特開平8−12676
9号公報に開示された、主として幼児層に向けた遊戯用
設備を既に提案している。この遊戯用設備を図12に示
す。同図に示すように、この遊戯用設備は、4箇所に立
設した支柱101と、この支柱101に張り渡した網状
物等からなる仕切部材102と、この仕切部材102の
裾部分に設けたカバーシート106と、仕切部材102
によって囲まれた空間内に収容された風船103と、ス
テー105を介して前記支柱101の上端部に取り付け
られた送風機104とからなるものである。
9号公報に開示された、主として幼児層に向けた遊戯用
設備を既に提案している。この遊戯用設備を図12に示
す。同図に示すように、この遊戯用設備は、4箇所に立
設した支柱101と、この支柱101に張り渡した網状
物等からなる仕切部材102と、この仕切部材102の
裾部分に設けたカバーシート106と、仕切部材102
によって囲まれた空間内に収容された風船103と、ス
テー105を介して前記支柱101の上端部に取り付け
られた送風機104とからなるものである。
【0006】この遊戯用設備によれば、送風機104に
よって前記空間の上縁部近傍から底部に向けた空気流を
生じ、この空気流が前記空間の底部及びカバーシート1
06によりその流れ方向を変更されて前記空間の内部に
戻る旋回流となり、この旋回流によって前記空間内に設
けた風船が攪拌され、浮遊,乱舞する。そして、このよ
うに風船が浮遊,乱舞する空間内において、遊戯者たる
幼児は各種遊戯を楽しむことができる。
よって前記空間の上縁部近傍から底部に向けた空気流を
生じ、この空気流が前記空間の底部及びカバーシート1
06によりその流れ方向を変更されて前記空間の内部に
戻る旋回流となり、この旋回流によって前記空間内に設
けた風船が攪拌され、浮遊,乱舞する。そして、このよ
うに風船が浮遊,乱舞する空間内において、遊戯者たる
幼児は各種遊戯を楽しむことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、図1
2に示した遊戯用設備は、従来にない趣味感に溢れた遊
戯を幼児層に提供し得るものではあるが、この遊戯用設
備においても尚、次のような改良すべき点が存在した。
2に示した遊戯用設備は、従来にない趣味感に溢れた遊
戯を幼児層に提供し得るものではあるが、この遊戯用設
備においても尚、次のような改良すべき点が存在した。
【0008】ヘリウムのように比重の軽い気体が封入さ
れた風船103は、空間の上縁部から底部に向けた空気
流により容易に攪拌され、即ち、この空気流により空間
の下方に向けて流された後、比重の関係から上昇し、つ
いで再び前記空気流によって空間の下方に向けて流され
るというように、容易に浮遊,乱舞する。その一方、風
船103に封入される気体が空気である場合には、その
比重から無風状態では当該風船103が空間の底部に沈
降するため、この風船103を浮遊,乱舞させるために
は、前記空間内に上部に向かう上昇気流を生じさせる必
要がある。
れた風船103は、空間の上縁部から底部に向けた空気
流により容易に攪拌され、即ち、この空気流により空間
の下方に向けて流された後、比重の関係から上昇し、つ
いで再び前記空気流によって空間の下方に向けて流され
るというように、容易に浮遊,乱舞する。その一方、風
船103に封入される気体が空気である場合には、その
比重から無風状態では当該風船103が空間の底部に沈
降するため、この風船103を浮遊,乱舞させるために
は、前記空間内に上部に向かう上昇気流を生じさせる必
要がある。
【0009】ところが、従来の遊戯用設備にあっては、
空間の上縁部から底部に向けた空気流を生じさせるよう
に設けられているため、当該空気流が空間の底部に衝突
した後に当該底部に略沿った流れとなり、空間上部に向
かう上昇気流を生じ難いものであった。このようなこと
から、従来の遊戯用設備においては、複数の送風機10
4を空間の上縁部に設け、各送風機104から送出され
る空気流を空間底部において衝突させることにより、空
間の上部に向かう上昇気流を生じさせていたのである。
尚、かかる上昇気流も一旦空間底部に衝突した後の気流
同士が衝突して生じるものであるために、その流速が幾
分弱まったものとなっている。
空間の上縁部から底部に向けた空気流を生じさせるよう
に設けられているため、当該空気流が空間の底部に衝突
した後に当該底部に略沿った流れとなり、空間上部に向
かう上昇気流を生じ難いものであった。このようなこと
から、従来の遊戯用設備においては、複数の送風機10
4を空間の上縁部に設け、各送風機104から送出され
る空気流を空間底部において衝突させることにより、空
間の上部に向かう上昇気流を生じさせていたのである。
尚、かかる上昇気流も一旦空間底部に衝突した後の気流
同士が衝突して生じるものであるために、その流速が幾
分弱まったものとなっている。
【0010】また、上述した遊戯用設備にあっては、支
柱101の上端部に送風機104を取り付けた構造とな
っているので、送風機104を安定して支えるためには
支柱101を強度の高いものにする必要があり、また、
支柱101を安定して立設するためには支柱101のフ
ロアへの固定を十分強固に行う必要がある。このため、
支柱101の重量が重くなってその運搬が容易ではな
く、また、設備全体の組み立てに時間を要し、しかもの
その作業が容易ではなかったのである。
柱101の上端部に送風機104を取り付けた構造とな
っているので、送風機104を安定して支えるためには
支柱101を強度の高いものにする必要があり、また、
支柱101を安定して立設するためには支柱101のフ
ロアへの固定を十分強固に行う必要がある。このため、
支柱101の重量が重くなってその運搬が容易ではな
く、また、設備全体の組み立てに時間を要し、しかもの
その作業が容易ではなかったのである。
【0011】上記遊戯用設備は主として幼児層に向けら
れたものであるため、その設置場所は遊園地や公園に限
られず、幼児の集まるデパートやショッピングセンタ等
にも設置される。そして、かかるデパートやショッピン
グセンタ等に設置される場合には、長期間に亘って設置
されることもあれば、一定期間のイベントとして設置さ
れることもある。かかる点を考慮すると、当該設備は運
搬性が良く、しかも容易に組み立てられる簡便性に富む
ものであることが望ましい。しかるに、上述の如く、従
来の遊戯用設備にあっては、この運搬性及び組み立て性
において更に改良の余地を残していたのである。
れたものであるため、その設置場所は遊園地や公園に限
られず、幼児の集まるデパートやショッピングセンタ等
にも設置される。そして、かかるデパートやショッピン
グセンタ等に設置される場合には、長期間に亘って設置
されることもあれば、一定期間のイベントとして設置さ
れることもある。かかる点を考慮すると、当該設備は運
搬性が良く、しかも容易に組み立てられる簡便性に富む
ものであることが望ましい。しかるに、上述の如く、従
来の遊戯用設備にあっては、この運搬性及び組み立て性
において更に改良の余地を残していたのである。
【0012】本発明者は、従来の遊戯用設備を更に改良
すべく鋭意努力した結果本発明を完成させるに至ったも
のであり、本発明は容易に上昇気流を生み出すことがで
き、しかも運搬性が良く、組み立ての際の簡便性に富ん
だ遊戯用設備の提供を目的とする。
すべく鋭意努力した結果本発明を完成させるに至ったも
のであり、本発明は容易に上昇気流を生み出すことがで
き、しかも運搬性が良く、組み立ての際の簡便性に富ん
だ遊戯用設備の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するための本発明の請求項1に係る発明は、仕切部
材で仕切った空間内に複数の風船を配するとともに、該
空間内の空気を流動せしめる1以上の送風手段を設けて
構成した遊戯用設備であって、前記仕切部材を通気性部
材及び/又は非通気性部材から形成し、前記送風手段を
前記空間内及び/又は空間外の裾部分に設けるととも
に、少なくとも前記空間外に設けた送風手段と近接し且
つ対向した部分の仕切部材を通気性部材から形成する一
方、前記送風手段と離隔し且つ対向した部分の仕切部材
を非通気性部材から形成して、前記送風手段により生じ
た空気流の流れ方向が、該送風手段と対向する前記非通
気性部材からなる前記仕切部材により変更されるように
し、前記空間内に設けた風船が、前記送風手段からの空
気流及び前記非通気性部材により変更された空気流によ
って攪拌され、浮遊,乱舞するようにしたことを特徴と
するものである。
達成するための本発明の請求項1に係る発明は、仕切部
材で仕切った空間内に複数の風船を配するとともに、該
空間内の空気を流動せしめる1以上の送風手段を設けて
構成した遊戯用設備であって、前記仕切部材を通気性部
材及び/又は非通気性部材から形成し、前記送風手段を
前記空間内及び/又は空間外の裾部分に設けるととも
に、少なくとも前記空間外に設けた送風手段と近接し且
つ対向した部分の仕切部材を通気性部材から形成する一
方、前記送風手段と離隔し且つ対向した部分の仕切部材
を非通気性部材から形成して、前記送風手段により生じ
た空気流の流れ方向が、該送風手段と対向する前記非通
気性部材からなる前記仕切部材により変更されるように
し、前記空間内に設けた風船が、前記送風手段からの空
気流及び前記非通気性部材により変更された空気流によ
って攪拌され、浮遊,乱舞するようにしたことを特徴と
するものである。
【0014】前記送風手段を駆動すると、該送風手段か
ら所定流速の空気流が送出される。そして、送風手段が
空間外に設けられている場合には、当該送風手段と近接
し且つ対向した部分の仕切部材が通気性部材により形成
されているので、送風手段から送出された空気流は当該
通気性部材を通過して空間内に流入し、ついで、送風手
段と離隔し且つ対向した非通気性の仕切部材に至る。一
方、送風手段が空間内に設けられている場合には、送風
手段から送出された空気流はそのまま進行して、送風手
段と対向した非通気性の仕切部材に至る。
ら所定流速の空気流が送出される。そして、送風手段が
空間外に設けられている場合には、当該送風手段と近接
し且つ対向した部分の仕切部材が通気性部材により形成
されているので、送風手段から送出された空気流は当該
通気性部材を通過して空間内に流入し、ついで、送風手
段と離隔し且つ対向した非通気性の仕切部材に至る。一
方、送風手段が空間内に設けられている場合には、送風
手段から送出された空気流はそのまま進行して、送風手
段と対向した非通気性の仕切部材に至る。
【0015】ついで、前記非通気性の仕切部材に到達し
た空気流はこの非通気性の仕切部材に衝突してその流れ
方向が変更され、略当該仕切部材に沿った方向の流れと
なる。
た空気流はこの非通気性の仕切部材に衝突してその流れ
方向が変更され、略当該仕切部材に沿った方向の流れと
なる。
【0016】したがって、送風手段からの空気流を前記
空間の底部、即ち、床面に略沿ったものとし、送風手段
に対向した前記非通気性の仕切部材を空間の底部(床
面)に対して垂直に設ければ、送風手段からの空気流は
この非通気性の仕切部材によりその流れ方向が当該非通
気性の仕切部材に沿った方向に変換される。即ち、送風
手段からの空気流は前記空間の底部(床面)に沿った流
れから前記空間の上部に向けた上昇気流に変換される。
空間の底部、即ち、床面に略沿ったものとし、送風手段
に対向した前記非通気性の仕切部材を空間の底部(床
面)に対して垂直に設ければ、送風手段からの空気流は
この非通気性の仕切部材によりその流れ方向が当該非通
気性の仕切部材に沿った方向に変換される。即ち、送風
手段からの空気流は前記空間の底部(床面)に沿った流
れから前記空間の上部に向けた上昇気流に変換される。
【0017】このようにこの発明によれば、前記空間内
に容易に上昇気流を生じさせることができ、また、空間
の底部に沿った空気流が一度だけ非通気性の仕切部材に
衝突することにより上昇気流となるので、空気流の運動
エネルギについての減衰が少なく、当該上昇気流は相応
の流速を維持したものとなっている。したがって、前記
空間に収容される風船が、無風状態で空間の底部に沈降
するような比重のものであっても、これを容易に攪拌
し、浮遊,乱舞させることができる。即ち、空間の底部
付近にある風船は、空間の底部に沿った空気流及び非通
気性の仕切部材に沿った上昇気流により流されて空間の
上部に移動し、やがて自重により空間の底部に沈降する
という一連のプロセスを繰返し、浮遊,乱舞する。
に容易に上昇気流を生じさせることができ、また、空間
の底部に沿った空気流が一度だけ非通気性の仕切部材に
衝突することにより上昇気流となるので、空気流の運動
エネルギについての減衰が少なく、当該上昇気流は相応
の流速を維持したものとなっている。したがって、前記
空間に収容される風船が、無風状態で空間の底部に沈降
するような比重のものであっても、これを容易に攪拌
し、浮遊,乱舞させることができる。即ち、空間の底部
付近にある風船は、空間の底部に沿った空気流及び非通
気性の仕切部材に沿った上昇気流により流されて空間の
上部に移動し、やがて自重により空間の底部に沈降する
という一連のプロセスを繰返し、浮遊,乱舞する。
【0018】そして、このように風船が浮遊,乱舞する
空間内で、遊戯者は種々の遊戯を楽しむことができる。
例えば、風船により視界が遮られるので、遊戯者が幼児
であれば、「鬼ごっこ」等を楽しむことができ、また、
大人であっても前記空間の入り口から出口を探して進
む、「迷路」に似た遊戯を楽しむことができる。また、
浮遊する風船を単に捕獲するような遊戯を行うこともで
きる。
空間内で、遊戯者は種々の遊戯を楽しむことができる。
例えば、風船により視界が遮られるので、遊戯者が幼児
であれば、「鬼ごっこ」等を楽しむことができ、また、
大人であっても前記空間の入り口から出口を探して進
む、「迷路」に似た遊戯を楽しむことができる。また、
浮遊する風船を単に捕獲するような遊戯を行うこともで
きる。
【0019】また、送風手段を空間の裾部分に設けてい
るのでその設置が容易であり、当該送風手段を設置する
ための構造物も簡易なもので足りる。したがって、この
発明に係る遊戯用設備は、運搬性が良く、容易に組み立
てられる簡便性に富んでいる。
るのでその設置が容易であり、当該送風手段を設置する
ための構造物も簡易なもので足りる。したがって、この
発明に係る遊戯用設備は、運搬性が良く、容易に組み立
てられる簡便性に富んでいる。
【0020】尚、前記通気性部材とは空気(気体)を十
分に勢い良く一方側から他方側に通過させることのでき
る部材を意味し、網状若しくは格子状の部材等が含まれ
る。具体的には、ゴム等の樹脂若しくは金属又は天然繊
維,合成繊維,ガラス繊維若しくは金属繊維等の繊維か
らなる網状物又は格子状物、更にはこれらからなるロー
プ又はベルト状のもので形成された網状物又は格子状物
が含まれる。また、前記非通気性部材とは、ある程度空
気の通過を制限する性能を有する部材をいい、例えば、
ガラス板,アクリル板,木板などの板状の部材、又はナ
イロン或いはビニール等の樹脂製のシート状物若しくは
織編物、コンクリートなどからなる構造物等が含まれ
る。
分に勢い良く一方側から他方側に通過させることのでき
る部材を意味し、網状若しくは格子状の部材等が含まれ
る。具体的には、ゴム等の樹脂若しくは金属又は天然繊
維,合成繊維,ガラス繊維若しくは金属繊維等の繊維か
らなる網状物又は格子状物、更にはこれらからなるロー
プ又はベルト状のもので形成された網状物又は格子状物
が含まれる。また、前記非通気性部材とは、ある程度空
気の通過を制限する性能を有する部材をいい、例えば、
ガラス板,アクリル板,木板などの板状の部材、又はナ
イロン或いはビニール等の樹脂製のシート状物若しくは
織編物、コンクリートなどからなる構造物等が含まれ
る。
【0021】また、本発明の請求項2に係る発明は、仕
切部材で仕切った空間内に複数の風船を配するととも
に、該空間内の空気を流動せしめる1以上の送風手段を
設けて構成した遊戯用設備であって、前記仕切部材を通
気性部材及び/又は非通気性部材から形成し、前記送風
手段を前記空間内及び/又は空間外の裾部分に設け、少
なくとも前記空間外に設けた送風手段と近接し且つ対向
した部分の仕切部材を通気性部材から形成するととも
に、前記送風手段の送風方向延長上に、前記仕切部材と
は別の非通気性部材を設け、前記送風手段により生じた
空気流の流れ方向が、前記仕切部材とは別に設けた非通
気性部材により変更されるようにし、前記空間内に設け
た風船が、前記送風手段からの空気流及び前記非通気性
部材により変更された空気流によって攪拌され、浮遊,
乱舞するようにしたことを特徴とするものである。
切部材で仕切った空間内に複数の風船を配するととも
に、該空間内の空気を流動せしめる1以上の送風手段を
設けて構成した遊戯用設備であって、前記仕切部材を通
気性部材及び/又は非通気性部材から形成し、前記送風
手段を前記空間内及び/又は空間外の裾部分に設け、少
なくとも前記空間外に設けた送風手段と近接し且つ対向
した部分の仕切部材を通気性部材から形成するととも
に、前記送風手段の送風方向延長上に、前記仕切部材と
は別の非通気性部材を設け、前記送風手段により生じた
空気流の流れ方向が、前記仕切部材とは別に設けた非通
気性部材により変更されるようにし、前記空間内に設け
た風船が、前記送風手段からの空気流及び前記非通気性
部材により変更された空気流によって攪拌され、浮遊,
乱舞するようにしたことを特徴とするものである。
【0022】上記請求項1に係る発明におけると同様
に、前記送風手段を駆動すると、該送風手段から所定流
速の空気流が送出される。そして、送風手段が空間外に
設けられている場合には、当該送風手段と近接し且つ対
向した部分の仕切部材が通気性部材により形成されてい
るので、送風手段から送出された空気流は当該通気性部
材を通過して空間内に流入し、ついで、仕切部材とは別
に送風手段の送風方向延長上に設けた非通気性部材に至
る。一方、送風手段が空間内に設けられている場合に
は、送風手段から送出された空気流はそのまま進行し
て、仕切部材とは別に送風手段の送風方向延長上に設け
た非通気性部材に至る。
に、前記送風手段を駆動すると、該送風手段から所定流
速の空気流が送出される。そして、送風手段が空間外に
設けられている場合には、当該送風手段と近接し且つ対
向した部分の仕切部材が通気性部材により形成されてい
るので、送風手段から送出された空気流は当該通気性部
材を通過して空間内に流入し、ついで、仕切部材とは別
に送風手段の送風方向延長上に設けた非通気性部材に至
る。一方、送風手段が空間内に設けられている場合に
は、送風手段から送出された空気流はそのまま進行し
て、仕切部材とは別に送風手段の送風方向延長上に設け
た非通気性部材に至る。
【0023】ついで、前記非通気性部材に到達した空気
流はこの非通気性切部材に衝突してその流れ方向が変更
され、略当該非通気性部材に沿った方向の流れとなる。
流はこの非通気性切部材に衝突してその流れ方向が変更
され、略当該非通気性部材に沿った方向の流れとなる。
【0024】したがって、送風手段からの空気流を前記
空間の底部、即ち、床面に略沿ったものとし、仕切部材
とは別に送風手段の送風方向延長上に設けた非通気性部
材を空間の底部(床面)に対して垂直に設ければ、送風
手段からの空気流はこの非通気性部材によりその流れ方
向が当該非通気性部材に沿った方向に変換される。即
ち、送風手段からの空気流は前記空間の底部(床面)に
沿った流れから前記空間の上部に向けた上昇気流に変換
される。
空間の底部、即ち、床面に略沿ったものとし、仕切部材
とは別に送風手段の送風方向延長上に設けた非通気性部
材を空間の底部(床面)に対して垂直に設ければ、送風
手段からの空気流はこの非通気性部材によりその流れ方
向が当該非通気性部材に沿った方向に変換される。即
ち、送風手段からの空気流は前記空間の底部(床面)に
沿った流れから前記空間の上部に向けた上昇気流に変換
される。
【0025】このようにこの発明によっても上記請求項
1に係る発明と同様に、前記空間内に容易に上昇気流を
生じさせることができ、また、空間の底部に沿った空気
流が一度だけ非通気性部材に衝突することにより上昇気
流となるので、当該空気流の運動エネルギについての減
衰が少なく、上昇気流は相応の流速を維持したものとな
っている。したがって、前記空間に収容される風船が、
無風状態で空間の底部に沈降するような比重のものであ
っても、これを容易に攪拌し、浮遊,乱舞させることが
できる。即ち、空間の底部付近にある風船は、空間の底
部に沿った空気流及び非通気性部材に沿った上昇気流に
より流されて空間の上部に移動し、やがて自重により空
間の底部に沈降するという一連のプロセスを繰返し、浮
遊,乱舞する。
1に係る発明と同様に、前記空間内に容易に上昇気流を
生じさせることができ、また、空間の底部に沿った空気
流が一度だけ非通気性部材に衝突することにより上昇気
流となるので、当該空気流の運動エネルギについての減
衰が少なく、上昇気流は相応の流速を維持したものとな
っている。したがって、前記空間に収容される風船が、
無風状態で空間の底部に沈降するような比重のものであ
っても、これを容易に攪拌し、浮遊,乱舞させることが
できる。即ち、空間の底部付近にある風船は、空間の底
部に沿った空気流及び非通気性部材に沿った上昇気流に
より流されて空間の上部に移動し、やがて自重により空
間の底部に沈降するという一連のプロセスを繰返し、浮
遊,乱舞する。
【0026】また、請求項1に係る発明におけると同様
に、送風手段を空間の裾部分に設けているのでその設置
が容易であり、当該送風手段を設置するための構造物も
簡易なもので足りる。したがって、この発明に係る遊戯
用設備は、運搬性が良く、容易に組み立てられる簡便性
に富んでいる。
に、送風手段を空間の裾部分に設けているのでその設置
が容易であり、当該送風手段を設置するための構造物も
簡易なもので足りる。したがって、この発明に係る遊戯
用設備は、運搬性が良く、容易に組み立てられる簡便性
に富んでいる。
【0027】また、本発明の請求項3に係る発明は、仕
切部材で仕切った空間内に複数の風船を配するととも
に、該空間内の空気を流動せしめる送風手段を設けて構
成した遊戯用設備であって、前記仕切部材を通気性部材
及び/又は非通気性部材から形成し、前記送風手段を、
送風方向が相互に交差するように設けられた少なくとも
一対の送風手段から構成し、該各送風手段を前記空間内
及び/又は空間外の裾部分に設けるとともに、少なくと
も空間外に設けた送風手段と近接し且つ対向した部分の
仕切部材を通気性部材から形成して、該各送風手段から
の空気流が前記空間内で衝突して前記空間内を攪拌し、
前記空間内に設けた風船が、前記送風手段からの空気流
及び攪拌空気流によって攪拌され、浮遊,乱舞するよう
にしたことを特徴とするものである。
切部材で仕切った空間内に複数の風船を配するととも
に、該空間内の空気を流動せしめる送風手段を設けて構
成した遊戯用設備であって、前記仕切部材を通気性部材
及び/又は非通気性部材から形成し、前記送風手段を、
送風方向が相互に交差するように設けられた少なくとも
一対の送風手段から構成し、該各送風手段を前記空間内
及び/又は空間外の裾部分に設けるとともに、少なくと
も空間外に設けた送風手段と近接し且つ対向した部分の
仕切部材を通気性部材から形成して、該各送風手段から
の空気流が前記空間内で衝突して前記空間内を攪拌し、
前記空間内に設けた風船が、前記送風手段からの空気流
及び攪拌空気流によって攪拌され、浮遊,乱舞するよう
にしたことを特徴とするものである。
【0028】この発明によれば、前記送風手段を駆動す
ると、該送風手段から所定流速の空気流が送出される。
そして、送風手段が前記空間外に設けられている場合に
は、当該送風手段と近接し且つ対向した部分の仕切部材
が通気性部材により形成されているので、送風手段から
送出された空気流は当該通気性部材を通過して前記空間
内に流入する。一方、送風手段が前記空間内に設けられ
ている場合には、送風手段から送出された空気流はその
まま空間内を流れる。
ると、該送風手段から所定流速の空気流が送出される。
そして、送風手段が前記空間外に設けられている場合に
は、当該送風手段と近接し且つ対向した部分の仕切部材
が通気性部材により形成されているので、送風手段から
送出された空気流は当該通気性部材を通過して前記空間
内に流入する。一方、送風手段が前記空間内に設けられ
ている場合には、送風手段から送出された空気流はその
まま空間内を流れる。
【0029】そして、各送風手段から送り出された空気
流は前記空間内において相互に衝突して、空間上部に向
かう気流を含めた乱気流(攪拌流)となり、空間内に配
した風船が前記送風手段からの空気流及びこの乱気流に
よって攪拌され、浮遊,乱舞する。
流は前記空間内において相互に衝突して、空間上部に向
かう気流を含めた乱気流(攪拌流)となり、空間内に配
した風船が前記送風手段からの空気流及びこの乱気流に
よって攪拌され、浮遊,乱舞する。
【0030】このようにこの発明によれば、各送風手段
から送り出された空気流が直接相互に衝突するように設
けられており、他の部材に一旦衝突した後の気流同士が
衝突する場合に比べて、運動エネルギの減衰が少ない状
態で気流同士が衝突するため、衝突後の乱気流の流速が
相応に維持されたものとなる。これにより、空間内の風
船は勢い良く浮遊,乱舞する。
から送り出された空気流が直接相互に衝突するように設
けられており、他の部材に一旦衝突した後の気流同士が
衝突する場合に比べて、運動エネルギの減衰が少ない状
態で気流同士が衝突するため、衝突後の乱気流の流速が
相応に維持されたものとなる。これにより、空間内の風
船は勢い良く浮遊,乱舞する。
【0031】また、請求項1に係る発明におけると同様
に、送風手段を空間の裾部分に設けているのでその設置
が容易であり、また、当該送風手段を設置するための構
造物も簡易なもので足りる。したがって、この発明に係
る遊戯用設備は、運搬性が良く、容易に組み立てられる
簡便性に富んでいる。
に、送風手段を空間の裾部分に設けているのでその設置
が容易であり、また、当該送風手段を設置するための構
造物も簡易なもので足りる。したがって、この発明に係
る遊戯用設備は、運搬性が良く、容易に組み立てられる
簡便性に富んでいる。
【0032】また、本発明の請求項4に係る発明は、上
記請求項1乃至3のいずれかの発明における前記送風手
段を、付勢した気体を一定方向に送り出す送風機構と、
吸気口および送出口を備え、前記送風機構を収納する筐
体とから構成し、前記送出口から一定の空気流が送出さ
れるように設けてなるものである。
記請求項1乃至3のいずれかの発明における前記送風手
段を、付勢した気体を一定方向に送り出す送風機構と、
吸気口および送出口を備え、前記送風機構を収納する筐
体とから構成し、前記送出口から一定の空気流が送出さ
れるように設けてなるものである。
【0033】この発明によれば、送風機構を筐体内に収
容しているので、人が当該筐体上に乗り上がることがで
きる。したがって、送風手段を前記空間外の裾部分に設
置する場合には、空間内で遊戯する幼児をその保護者が
前記空間外から見守る、或いは監視する際に、当該保護
者が前記筐体上に腰掛けることができ、疲労することな
く幼児を監視することができる。一方、前記送風手段を
前記空間内の裾部分に設置する場合には、幼児が筐体上
に上がったり、逆に筐体上から飛び降りたりして遊ぶこ
とができ、浮遊,乱舞する風船と戯れることとともにか
かる遊戯を行うことができ、遊戯者は更に趣味感の増し
た遊戯を楽しむことができる。
容しているので、人が当該筐体上に乗り上がることがで
きる。したがって、送風手段を前記空間外の裾部分に設
置する場合には、空間内で遊戯する幼児をその保護者が
前記空間外から見守る、或いは監視する際に、当該保護
者が前記筐体上に腰掛けることができ、疲労することな
く幼児を監視することができる。一方、前記送風手段を
前記空間内の裾部分に設置する場合には、幼児が筐体上
に上がったり、逆に筐体上から飛び降りたりして遊ぶこ
とができ、浮遊,乱舞する風船と戯れることとともにか
かる遊戯を行うことができ、遊戯者は更に趣味感の増し
た遊戯を楽しむことができる。
【0034】また、本発明の請求項5に係る発明は、上
記請求項4の発明における前記送風機構から送出された
空気流の流れ方向を変更する翼体を前記送出口に設けた
ものである。この発明によれば、送出口に設けた翼体に
より、送風機構から送出される空気流の流れ方向を変更
することができ、前記空間内における空気流の状態を変
更することができる。これにより、空間内の風船の浮遊
状態が最適な状態となるように、前記空間内における空
気流の状態を調節することができる。
記請求項4の発明における前記送風機構から送出された
空気流の流れ方向を変更する翼体を前記送出口に設けた
ものである。この発明によれば、送出口に設けた翼体に
より、送風機構から送出される空気流の流れ方向を変更
することができ、前記空間内における空気流の状態を変
更することができる。これにより、空間内の風船の浮遊
状態が最適な状態となるように、前記空間内における空
気流の状態を調節することができる。
【0035】また、本発明の請求項6に係る発明は、請
求項5の発明における前記翼体を駆動する駆動手段を備
えたものである。この発明によれば、駆動手段により前
記翼体を駆動することができるので、自動的に前記空間
内における空気流の状態を変更することができる。した
がって、前記翼体を連続的若しくは間欠的に駆動するこ
とにより、前記空間内における空気流の状態を刻々と変
化させることができ、風船の浮遊状態を変化に富んだも
のとすることができる。
求項5の発明における前記翼体を駆動する駆動手段を備
えたものである。この発明によれば、駆動手段により前
記翼体を駆動することができるので、自動的に前記空間
内における空気流の状態を変更することができる。した
がって、前記翼体を連続的若しくは間欠的に駆動するこ
とにより、前記空間内における空気流の状態を刻々と変
化させることができ、風船の浮遊状態を変化に富んだも
のとすることができる。
【0036】また、本発明の請求項7に係る発明は、上
記請求項1乃至6の発明において、前記空間の上縁部近
傍から底部に向かった空気流を送出する第2の送風手段
を前記空間の上縁部近傍に設けたものである。
記請求項1乃至6の発明において、前記空間の上縁部近
傍から底部に向かった空気流を送出する第2の送風手段
を前記空間の上縁部近傍に設けたものである。
【0037】この発明によれば、空間の裾部分に設けた
送風手段による空気流と第2の送風手段による空気流と
が空間内において混じり合い、更に複雑に変化する空気
流を生じさせることができ、当該空間内に配設した風船
が更に複雑に変化するようにこれを浮遊,乱舞させるこ
とができる。
送風手段による空気流と第2の送風手段による空気流と
が空間内において混じり合い、更に複雑に変化する空気
流を生じさせることができ、当該空間内に配設した風船
が更に複雑に変化するようにこれを浮遊,乱舞させるこ
とができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について、添付図面に基づき説明する。
について、添付図面に基づき説明する。
【0039】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態に係る遊戯用設備を示す斜視図であり、図2は
その矢視I−I方向の断面図であり、図3は、図1にお
ける矢視II−II方向の断面図である。
実施形態に係る遊戯用設備を示す斜視図であり、図2は
その矢視I−I方向の断面図であり、図3は、図1にお
ける矢視II−II方向の断面図である。
【0040】図1乃至図3に示すように、この遊戯用設
備1は、適宜床面6に立設した4本の支柱3と、この支
柱3に張り渡した通気性部材たる網状の仕切部材2と、
仕切部材2によって仕切られた空間内に収容された風船
4と、前記空間外の裾部分に設けられた送風手段7とを
備えている。
備1は、適宜床面6に立設した4本の支柱3と、この支
柱3に張り渡した通気性部材たる網状の仕切部材2と、
仕切部材2によって仕切られた空間内に収容された風船
4と、前記空間外の裾部分に設けられた送風手段7とを
備えている。
【0041】前記仕切部材2は、前記4本の支柱3を含
む直方体状の空間の全側面を覆うように支柱3に巻き掛
けられているとともに、前記空間の上面を覆うように支
柱3の上端部に張り渡されている。前記空間の側面を覆
う仕切部材2の両端部はA部においてその一部が重なり
合うように設けられており、このA部の仕切部材2を開
くことにより同部が開口し、遊戯者がこの開口部から前
記空間内に対し出入りすることができるようになってい
る。尚、上述したように、この仕切部材2は網状の部材
からなるものであり、例えば、ゴム等の樹脂若しくは金
属又は天然繊維,合成繊維,ガラス繊維若しくは金属繊
維等の繊維からなるもの、更にはこれらからなるロープ
又はベルト状のもので形成されたものが含まれる。
む直方体状の空間の全側面を覆うように支柱3に巻き掛
けられているとともに、前記空間の上面を覆うように支
柱3の上端部に張り渡されている。前記空間の側面を覆
う仕切部材2の両端部はA部においてその一部が重なり
合うように設けられており、このA部の仕切部材2を開
くことにより同部が開口し、遊戯者がこの開口部から前
記空間内に対し出入りすることができるようになってい
る。尚、上述したように、この仕切部材2は網状の部材
からなるものであり、例えば、ゴム等の樹脂若しくは金
属又は天然繊維,合成繊維,ガラス繊維若しくは金属繊
維等の繊維からなるもの、更にはこれらからなるロープ
又はベルト状のもので形成されたものが含まれる。
【0042】図2及び図3に示すように、前記送風手段
7は、一定の空気流を生じさせる送風機構8と、この送
風機構8を収容する筐体12とからなり、前記送風機構
8は、電動モータ10と、この電動モータ10の回転軸
に設けられた回転羽根9と、電動モータ10を筐体12
の内壁に取り付けるためのブラケット11とからなる。
また、前記筐体12は前記仕切部材2と対向する面に送
出口13を備え、その反対面に吸気口15を備えてお
り、前記電動モータ10を駆動して回転羽根9を回転さ
せることにより、前記吸気口15から筐体12内に空気
が吸い込まれ、前記送出口13から一定流速の空気流が
送出されるようになっている。尚、吸気口15には人が
手などを挿入するのを防止するための桟16が設けら
れ、送出口13には回転羽根9によって生じた空気流の
流れ方向を変更するための翼体14が設けられている。
この翼体14は、図2及び図3に示すように、水平に設
けられ且つ水平軸を中心として回転可能に設けられてい
る。
7は、一定の空気流を生じさせる送風機構8と、この送
風機構8を収容する筐体12とからなり、前記送風機構
8は、電動モータ10と、この電動モータ10の回転軸
に設けられた回転羽根9と、電動モータ10を筐体12
の内壁に取り付けるためのブラケット11とからなる。
また、前記筐体12は前記仕切部材2と対向する面に送
出口13を備え、その反対面に吸気口15を備えてお
り、前記電動モータ10を駆動して回転羽根9を回転さ
せることにより、前記吸気口15から筐体12内に空気
が吸い込まれ、前記送出口13から一定流速の空気流が
送出されるようになっている。尚、吸気口15には人が
手などを挿入するのを防止するための桟16が設けら
れ、送出口13には回転羽根9によって生じた空気流の
流れ方向を変更するための翼体14が設けられている。
この翼体14は、図2及び図3に示すように、水平に設
けられ且つ水平軸を中心として回転可能に設けられてい
る。
【0043】前記風船4の形状は図1に示した球状の形
状に限るものではなく、各種形状のものを用いることが
でき、その色も多種類のものを用いる、或いは1つの風
船4を複数色に色分けするなどしてカラフルなものとす
ることができる。また、前記風船4に充填される気体に
はヘリウム,空気等の一般的に用いられる気体を採用す
ることができるが、この例では、風船4全体の比重が、
無風状態で当該風船4が自然落下するようなものとなる
気体を用いるのが好ましい。
状に限るものではなく、各種形状のものを用いることが
でき、その色も多種類のものを用いる、或いは1つの風
船4を複数色に色分けするなどしてカラフルなものとす
ることができる。また、前記風船4に充填される気体に
はヘリウム,空気等の一般的に用いられる気体を採用す
ることができるが、この例では、風船4全体の比重が、
無風状態で当該風船4が自然落下するようなものとなる
気体を用いるのが好ましい。
【0044】尚、この例では、図1に示すように、送風
手段7が設けられた側とは反対側の側面の仕切部材2
が、適宜建造物の非通気性の壁面5と接するように設け
られている。
手段7が設けられた側とは反対側の側面の仕切部材2
が、適宜建造物の非通気性の壁面5と接するように設け
られている。
【0045】この遊戯用設備1によれば、前記送風手段
7の前記電動モータ10を駆動して回転羽根9を回転さ
せることにより、前記吸気口15から筐体12内に空気
が吸い込まれ、前記送出口13から一定流速の空気流が
送出される。そして、図2に示すように、送出された空
気流は網状の仕切部材2を通過して前記空間内に入り床
面6に沿って流動した後、前記とは反対側の仕切部材2
を通過し、前記壁面5に到達する。そして、壁面5に到
達した空気流はこの壁面5に衝突してその流れ方向が変
更され、略壁面5に沿った方向の流れとなり、その多く
は垂直方向の上昇気流となる。
7の前記電動モータ10を駆動して回転羽根9を回転さ
せることにより、前記吸気口15から筐体12内に空気
が吸い込まれ、前記送出口13から一定流速の空気流が
送出される。そして、図2に示すように、送出された空
気流は網状の仕切部材2を通過して前記空間内に入り床
面6に沿って流動した後、前記とは反対側の仕切部材2
を通過し、前記壁面5に到達する。そして、壁面5に到
達した空気流はこの壁面5に衝突してその流れ方向が変
更され、略壁面5に沿った方向の流れとなり、その多く
は垂直方向の上昇気流となる。
【0046】前記空間に収容された風船4は、この空気
流によって攪拌され、浮遊,乱舞する。即ち、無風状態
で空間の底部に自然落下する風船4は空間底部に沈降
し、前記送風手段7の送出口13から送出され、前記床
面6に沿って流動する空気流によって壁面5に向けて移
動せしめられる。そして、壁面5の近傍に至った風船4
は、この壁面5によってその流れ方向が変換された空気
流(上昇気流)により、壁面5に沿って空間の上部に移
動せしめられる。空間の上部に至った風船4は、次に前
記空間の上面に設けた仕切部材2に衝突して前記上昇気
流から離脱し、やがて自重により空間の底部に自然落下
するという一連のプロセスを繰返し、浮遊,乱舞するの
である。
流によって攪拌され、浮遊,乱舞する。即ち、無風状態
で空間の底部に自然落下する風船4は空間底部に沈降
し、前記送風手段7の送出口13から送出され、前記床
面6に沿って流動する空気流によって壁面5に向けて移
動せしめられる。そして、壁面5の近傍に至った風船4
は、この壁面5によってその流れ方向が変換された空気
流(上昇気流)により、壁面5に沿って空間の上部に移
動せしめられる。空間の上部に至った風船4は、次に前
記空間の上面に設けた仕切部材2に衝突して前記上昇気
流から離脱し、やがて自重により空間の底部に自然落下
するという一連のプロセスを繰返し、浮遊,乱舞するの
である。
【0047】そして、このように風船4が浮遊,乱舞す
る空間内で、遊戯者は種々の遊戯を楽しむことができ
る。例えば、風船4により視界が遮られるので、遊戯者
が幼児であれば、「鬼ごっこ」等の遊戯を楽しむことが
でき、また、大人であっても前記空間の入り口から出口
を探して進む、「迷路」に似た遊戯を楽しむことができ
る。更に、浮遊する風船4を単に捕獲する遊戯とするこ
ともできる。
る空間内で、遊戯者は種々の遊戯を楽しむことができ
る。例えば、風船4により視界が遮られるので、遊戯者
が幼児であれば、「鬼ごっこ」等の遊戯を楽しむことが
でき、また、大人であっても前記空間の入り口から出口
を探して進む、「迷路」に似た遊戯を楽しむことができ
る。更に、浮遊する風船4を単に捕獲する遊戯とするこ
ともできる。
【0048】また、前記仕切部材2に網状の部材を用い
ており、外部から空間内の様子を観察することができる
ので、遊戯者の保護者などが遊戯者の状態を監視した
り、或いは、外部から空間内の遊戯を楽しむことができ
る。そして、本例では、送風機構8を筐体12内に収容
しており、人が当該筐体12上に乗り上がることができ
るので、外部から空間内で遊戯する幼児をその保護者が
見守る、或いは監視する際に、当該保護者が筐体12上
に腰掛けることができ、疲労することなく幼児の監視を
行うことができる。また、風船4をカラフルなものにす
れば、遊戯者及び外部見学者の双方が視覚的にも楽しむ
ことができる。
ており、外部から空間内の様子を観察することができる
ので、遊戯者の保護者などが遊戯者の状態を監視した
り、或いは、外部から空間内の遊戯を楽しむことができ
る。そして、本例では、送風機構8を筐体12内に収容
しており、人が当該筐体12上に乗り上がることができ
るので、外部から空間内で遊戯する幼児をその保護者が
見守る、或いは監視する際に、当該保護者が筐体12上
に腰掛けることができ、疲労することなく幼児の監視を
行うことができる。また、風船4をカラフルなものにす
れば、遊戯者及び外部見学者の双方が視覚的にも楽しむ
ことができる。
【0049】また、空間の底部に沿った空気流が一度だ
け壁面5に衝突することにより上昇気流となるので、当
該空気流の運動エネルギについての減衰が少なく、上昇
気流は相応の流速を維持したものとなっている。
け壁面5に衝突することにより上昇気流となるので、当
該空気流の運動エネルギについての減衰が少なく、上昇
気流は相応の流速を維持したものとなっている。
【0050】また、送風手段7の送風機構8を筐体12
内に収容し、且つ当該送風手段7を空間の裾部分に設け
ているので、当該送風手段7の設置にあたってそのため
の特別な構造物が必要でなく、その設置が極めて簡単且
つ容易である。また、この遊戯用設備1における支柱3
は、網状の仕切部材2を支持するのみであるので、その
強度が低くても足り、重量を軽くすることができる。こ
のように、この遊戯用設備1は、運搬性が良く、容易に
組み立てられる簡便性に富んでいる。尚、前記筐体12
の裏面にキャスタ(車輪)を設ければ、当該送風手段7
を更に容易に運搬することができるようになる。
内に収容し、且つ当該送風手段7を空間の裾部分に設け
ているので、当該送風手段7の設置にあたってそのため
の特別な構造物が必要でなく、その設置が極めて簡単且
つ容易である。また、この遊戯用設備1における支柱3
は、網状の仕切部材2を支持するのみであるので、その
強度が低くても足り、重量を軽くすることができる。こ
のように、この遊戯用設備1は、運搬性が良く、容易に
組み立てられる簡便性に富んでいる。尚、前記筐体12
の裏面にキャスタ(車輪)を設ければ、当該送風手段7
を更に容易に運搬することができるようになる。
【0051】また、筐体12の送出口13に設けた翼体
14により、送風機構8から送出される空気流の流れ方
向を変更することができ、前記空間内における空気流の
状態を変更することができる。これにより、空間内の風
船の浮遊状態が最適な状態となるように、前記空間内に
おける空気流の状態を調節することができる。
14により、送風機構8から送出される空気流の流れ方
向を変更することができ、前記空間内における空気流の
状態を変更することができる。これにより、空間内の風
船の浮遊状態が最適な状態となるように、前記空間内に
おける空気流の状態を調節することができる。
【0052】尚、上例の遊戯用設備1においては、空間
の一側面が適宜建造物の壁面5に当接するように設け、
この壁5に対向するように送風手段7を設けたが、図4
に示すように、空間の一側面を適宜建造物の壁面5に当
接させる構成に代えて、送風手段7と対向する側面の仕
切部材2の外面に非通気性部材20を設けたものとして
も良い。更には、当該送風手段7と対向する側面の仕切
部材2のうち、当該送風手段7と対向する部分を非通気
性部材から構成しても良い。極論すれば、前記送風手段
7と近接する側面の仕切部材2のうち、前記送風手段7
と対向する部分のみ網状部材で形成し、他の仕切部材2
を非通気性部材で形成しても良い。
の一側面が適宜建造物の壁面5に当接するように設け、
この壁5に対向するように送風手段7を設けたが、図4
に示すように、空間の一側面を適宜建造物の壁面5に当
接させる構成に代えて、送風手段7と対向する側面の仕
切部材2の外面に非通気性部材20を設けたものとして
も良い。更には、当該送風手段7と対向する側面の仕切
部材2のうち、当該送風手段7と対向する部分を非通気
性部材から構成しても良い。極論すれば、前記送風手段
7と近接する側面の仕切部材2のうち、前記送風手段7
と対向する部分のみ網状部材で形成し、他の仕切部材2
を非通気性部材で形成しても良い。
【0053】このようにしても、上例の遊戯設備1にお
けると同様に、送風手段7から送出された空気流は、空
間底部に沿って流れた後、非通気性部材20に衝突し、
この非通気性部材20によりその流れ方向が変更されて
上昇気流となり、空間内に収容された風船4はかかる気
流によって同様に浮遊,乱舞する。尚、前記非通気性部
材とは、ある程度空気の通過を制限する性能を有する部
材をいい、例えば、ガラス板,アクリル板などの板状の
部材、ナイロン或いはビニール等の樹脂製のシート状
物、織編物等が含まれる。
けると同様に、送風手段7から送出された空気流は、空
間底部に沿って流れた後、非通気性部材20に衝突し、
この非通気性部材20によりその流れ方向が変更されて
上昇気流となり、空間内に収容された風船4はかかる気
流によって同様に浮遊,乱舞する。尚、前記非通気性部
材とは、ある程度空気の通過を制限する性能を有する部
材をいい、例えば、ガラス板,アクリル板などの板状の
部材、ナイロン或いはビニール等の樹脂製のシート状
物、織編物等が含まれる。
【0054】また、図5に示すように、上例の遊戯用設
備1における仕切部材2を非通気性部材20’で形成す
るとともに、送風手段7を空間内に配設したものとして
も良い。このようにすれば、幼児が筐体12上に上がっ
たり、逆に筐体12上から飛び降りたりして遊ぶことが
でき、浮遊,乱舞する風船と戯れることとともにかかる
遊戯を行うことができ、遊戯者は更に趣味感の増した遊
戯を楽しむことができる。
備1における仕切部材2を非通気性部材20’で形成す
るとともに、送風手段7を空間内に配設したものとして
も良い。このようにすれば、幼児が筐体12上に上がっ
たり、逆に筐体12上から飛び降りたりして遊ぶことが
でき、浮遊,乱舞する風船と戯れることとともにかかる
遊戯を行うことができ、遊戯者は更に趣味感の増した遊
戯を楽しむことができる。
【0055】尚、この場合にも、送風手段7と対向する
側面の仕切部材2のうち、少なくとも当該送風手段7と
対向する部分が非通気性部材から形成されていれば良
く、他の部分の仕切部材2は網状部材で形成されていて
も良い。
側面の仕切部材2のうち、少なくとも当該送風手段7と
対向する部分が非通気性部材から形成されていれば良
く、他の部分の仕切部材2は網状部材で形成されていて
も良い。
【0056】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について、図6に基づき説明する。図6は、図
1における矢示II−II方向と同方向から視た本実施形態
に係る遊戯用設備を示す断面図である。同図に示すよう
に、本実施形態に係る遊戯用設備30は、第1の実施形
態に係る送風手段7と若干構成の異なる一対の送風手段
7’を、仕切部材2で仕切られた空間を挟むように対向
させて配設した点を除き、第1の実施形態に係る遊戯用
設備1とその構成が同じである。したがって、第1の実
施形態に係る遊戯用設備1と同じ構成部分については同
一の符号を付し、その詳しい説明を省略する。
実施形態について、図6に基づき説明する。図6は、図
1における矢示II−II方向と同方向から視た本実施形態
に係る遊戯用設備を示す断面図である。同図に示すよう
に、本実施形態に係る遊戯用設備30は、第1の実施形
態に係る送風手段7と若干構成の異なる一対の送風手段
7’を、仕切部材2で仕切られた空間を挟むように対向
させて配設した点を除き、第1の実施形態に係る遊戯用
設備1とその構成が同じである。したがって、第1の実
施形態に係る遊戯用設備1と同じ構成部分については同
一の符号を付し、その詳しい説明を省略する。
【0057】図6に示すように、本実施形態に係る送風
手段7’は、図3に示した送風手段7における筐体12
内を、仕切板12aにより各送風機構8が設けられる個
別の部屋に仕切るとともに、各部屋の1つおきに送風機
構8を配設したものとして構成されている。また、送風
機構8が設けられた部屋に対応した筐体12に吸気口1
5及び送出口13が設けられている。斯くして、図6に
示すように、一方の送風手段7’の送風機構8が、他方
の送風手段7’の筐体12の側壁面に対向し、双方の送
風機構8が互い違いとなるような構成となっている。
手段7’は、図3に示した送風手段7における筐体12
内を、仕切板12aにより各送風機構8が設けられる個
別の部屋に仕切るとともに、各部屋の1つおきに送風機
構8を配設したものとして構成されている。また、送風
機構8が設けられた部屋に対応した筐体12に吸気口1
5及び送出口13が設けられている。斯くして、図6に
示すように、一方の送風手段7’の送風機構8が、他方
の送風手段7’の筐体12の側壁面に対向し、双方の送
風機構8が互い違いとなるような構成となっている。
【0058】本実施形態に係る遊戯用設備30によれ
ば、各送風手段7’の各送風機構8から送出された空気
流が空間底部に沿って流れ、相互に対向する送風手段
7’の筐体12の側壁面に衝突した後、この側壁面によ
りその流れ方向が変更されて上昇気流となり、空間内に
収容された風船4がかかる気流によって浮遊,乱舞する
こととなる。その他の作用,効果については上例の遊戯
用設備1と同様である。
ば、各送風手段7’の各送風機構8から送出された空気
流が空間底部に沿って流れ、相互に対向する送風手段
7’の筐体12の側壁面に衝突した後、この側壁面によ
りその流れ方向が変更されて上昇気流となり、空間内に
収容された風船4がかかる気流によって浮遊,乱舞する
こととなる。その他の作用,効果については上例の遊戯
用設備1と同様である。
【0059】尚、この例においても、前記送風手段7’
を空間内に配設したものとしても良い。即ち、双方の送
風手段7’を空間内に配設しても良く、一方を空間内に
配設し他方を空間外に配設しても良い。また、少なくと
も空間外に配設された送風手段7’の送出口13と対向
した部分の仕切部材2が前記網状部材で形成されていれ
ば足り、他の部分の仕切部材2は前記非通気性部材で形
成されていても良い。
を空間内に配設したものとしても良い。即ち、双方の送
風手段7’を空間内に配設しても良く、一方を空間内に
配設し他方を空間外に配設しても良い。また、少なくと
も空間外に配設された送風手段7’の送出口13と対向
した部分の仕切部材2が前記網状部材で形成されていれ
ば足り、他の部分の仕切部材2は前記非通気性部材で形
成されていても良い。
【0060】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について、図7に基づき説明する。図7は、図
1における矢示II−II方向と同方向から視た本実施形態
に係る遊戯用設備を示す断面図である。同図に示すよう
に、本実施形態に係る遊戯用設備40は、第1の実施形
態に係る送風手段7の一対を、仕切部材2で仕切られた
空間を挟むように対向させて配設した点を除き、第1の
実施形態に係る遊戯用設備1とその構成が同じである。
したがって、第1の実施形態に係る遊戯用設備1と同じ
構成部分については同一の符号を付し、その詳しい説明
を省略する。
実施形態について、図7に基づき説明する。図7は、図
1における矢示II−II方向と同方向から視た本実施形態
に係る遊戯用設備を示す断面図である。同図に示すよう
に、本実施形態に係る遊戯用設備40は、第1の実施形
態に係る送風手段7の一対を、仕切部材2で仕切られた
空間を挟むように対向させて配設した点を除き、第1の
実施形態に係る遊戯用設備1とその構成が同じである。
したがって、第1の実施形態に係る遊戯用設備1と同じ
構成部分については同一の符号を付し、その詳しい説明
を省略する。
【0061】図7に示すように、この遊戯用設備40
は、双方の送風手段7の各送風機構8が相互に対向する
ように設けられている。この遊戯用設備40によれば、
相互に対向した各送風機構8から送出された空気流が空
間底部に沿って流れ、当該空間の略中央付近で相互に衝
突する。これにより、各空気流の流れ方向が変換され、
空間上部に向かう上昇気流を生じ、空間内に収容された
風船4はかかる気流によって浮遊,乱舞することとな
る。相互に衝突した空気流はその後相当に変化に富んだ
ものとなる。したがって、空間内に収容された風船4は
かかる変化に富んだ気流によって攪拌され、変化に富ん
だ浮遊,乱舞の仕方をする。
は、双方の送風手段7の各送風機構8が相互に対向する
ように設けられている。この遊戯用設備40によれば、
相互に対向した各送風機構8から送出された空気流が空
間底部に沿って流れ、当該空間の略中央付近で相互に衝
突する。これにより、各空気流の流れ方向が変換され、
空間上部に向かう上昇気流を生じ、空間内に収容された
風船4はかかる気流によって浮遊,乱舞することとな
る。相互に衝突した空気流はその後相当に変化に富んだ
ものとなる。したがって、空間内に収容された風船4は
かかる変化に富んだ気流によって攪拌され、変化に富ん
だ浮遊,乱舞の仕方をする。
【0062】また、図8に示すように、送風手段7を前
記空間の全周(4側面)に配設しても良い。このように
すれば、4方向からの空気流が空間の略中央付近で衝突
して、更に勢い良く、しかも変化に富んだ気流となり、
空間内に収容された風船4は更に変化に富んだ浮遊,乱
舞の仕方をする。その他の作用,効果については上例の
遊戯用設備1と同様である。
記空間の全周(4側面)に配設しても良い。このように
すれば、4方向からの空気流が空間の略中央付近で衝突
して、更に勢い良く、しかも変化に富んだ気流となり、
空間内に収容された風船4は更に変化に富んだ浮遊,乱
舞の仕方をする。その他の作用,効果については上例の
遊戯用設備1と同様である。
【0063】尚、この例においても、前記送風手段7を
空間内に配設したものとしても良い。即ち、全ての送風
手段7を空間内に配設したものとしても、一部の送風手
段7を空間内に配設し、他の送風手段7を空間外に配設
したものとして良い。また、少なくとも空間外に配設さ
れた送風手段7の送出口13と対向した部分の仕切部材
2が前記網状部材で形成されていれば足り、他の部分の
仕切部材2は前記非通気性部材で形成されていても良
い。
空間内に配設したものとしても良い。即ち、全ての送風
手段7を空間内に配設したものとしても、一部の送風手
段7を空間内に配設し、他の送風手段7を空間外に配設
したものとして良い。また、少なくとも空間外に配設さ
れた送風手段7の送出口13と対向した部分の仕切部材
2が前記網状部材で形成されていれば足り、他の部分の
仕切部材2は前記非通気性部材で形成されていても良
い。
【0064】次に、本発明の第4の実施形態について、
図9に基づき説明する。同図に示すように、この実施形
態に係る遊戯用設備60は、四角形の環状に形成された
基部材61と、この基部材61の各角部に設けられた支
柱部材62と、この支柱部材62の上端部に接続され、
基部材61と同様に四角形の環状に形成された上部部材
65とを備えている。基部材61,支柱部材62及び上
部部材65は、ある程度の弾性を有するシート状の部材
から形成されるもので、共に中空に形成され且つその内
部が相互に連通するように設けられている。これら基部
材61,支柱部材62及び上部部材65内には、コンプ
レッサ若しくはブロアなどの圧縮空気供給手段(図示せ
ず)から圧縮空気が供給されるようになっており、供給
された圧縮空気により基部材61,支柱部材62及び上
部部材65が膨張し、図示した形状となる。また、環状
に設けられた基部材61の全内周面には、一定間隔で吐
出口61aが配設されており、基部材61内に供給され
た圧縮空気がこの吐出口61aから吐出されるようにな
っている。そして、この基部材61及び圧縮空気供給手
段(図示せず)が送風手段として機能する。
図9に基づき説明する。同図に示すように、この実施形
態に係る遊戯用設備60は、四角形の環状に形成された
基部材61と、この基部材61の各角部に設けられた支
柱部材62と、この支柱部材62の上端部に接続され、
基部材61と同様に四角形の環状に形成された上部部材
65とを備えている。基部材61,支柱部材62及び上
部部材65は、ある程度の弾性を有するシート状の部材
から形成されるもので、共に中空に形成され且つその内
部が相互に連通するように設けられている。これら基部
材61,支柱部材62及び上部部材65内には、コンプ
レッサ若しくはブロアなどの圧縮空気供給手段(図示せ
ず)から圧縮空気が供給されるようになっており、供給
された圧縮空気により基部材61,支柱部材62及び上
部部材65が膨張し、図示した形状となる。また、環状
に設けられた基部材61の全内周面には、一定間隔で吐
出口61aが配設されており、基部材61内に供給され
た圧縮空気がこの吐出口61aから吐出されるようにな
っている。そして、この基部材61及び圧縮空気供給手
段(図示せず)が送風手段として機能する。
【0065】また、基部材61,支柱部材62及び上部
部材65により区切られる空間の上面及び外周側面の上
部側が網状体63により覆われ、下部側がシート体64
により覆われている。斯くして、これら基部材61,支
柱部材62,上部部材65,網状体63及びシート体6
4により仕切られた空間が形成され、このように形成さ
れた空間内に複数の風船が収納される。尚、図9におい
て、空間上面を覆う網状体63は、都合上その一部の図
示を省略している。
部材65により区切られる空間の上面及び外周側面の上
部側が網状体63により覆われ、下部側がシート体64
により覆われている。斯くして、これら基部材61,支
柱部材62,上部部材65,網状体63及びシート体6
4により仕切られた空間が形成され、このように形成さ
れた空間内に複数の風船が収納される。尚、図9におい
て、空間上面を覆う網状体63は、都合上その一部の図
示を省略している。
【0066】以上の構成を備えたこの遊戯用設備60に
よれば、基部材61に供給された圧縮空気が各吐出口6
1aから吐出され、前記空間底面に沿って流れた後、当
該空間の略中央付近で衝突し、これにより、各空気流の
流れ方向が変換されて、空間上部に向かう上昇気流を生
じ、空間内に収容された風船がかかる気流によって浮
遊,乱舞する。上例におけると同様に、衝突した空気流
はその衝突によって相当に変化に富んだものとなり、空
間内に収容された風船はかかる変化に富んだ気流によっ
て攪拌され、変化に富んだ浮遊,乱舞の仕方をする。ま
た、基部材61,上部部材65及び支柱部材62は弾力
性を有するものであるため遊戯者にとって安全であり、
空間底面もこれら基部材61,上部部材65及び支柱部
材62と同様の構成にすれば、遊戯者は浮遊感のある遊
戯を楽しむことができる。
よれば、基部材61に供給された圧縮空気が各吐出口6
1aから吐出され、前記空間底面に沿って流れた後、当
該空間の略中央付近で衝突し、これにより、各空気流の
流れ方向が変換されて、空間上部に向かう上昇気流を生
じ、空間内に収容された風船がかかる気流によって浮
遊,乱舞する。上例におけると同様に、衝突した空気流
はその衝突によって相当に変化に富んだものとなり、空
間内に収容された風船はかかる変化に富んだ気流によっ
て攪拌され、変化に富んだ浮遊,乱舞の仕方をする。ま
た、基部材61,上部部材65及び支柱部材62は弾力
性を有するものであるため遊戯者にとって安全であり、
空間底面もこれら基部材61,上部部材65及び支柱部
材62と同様の構成にすれば、遊戯者は浮遊感のある遊
戯を楽しむことができる。
【0067】尚、この例においては、空間側面の下部を
非通気性部材のシート体64により仕切ったが、このシ
ート体64に代えて通気性部材の網状体63で仕切って
も良い。逆に、網状体63に代えてシート体64により
仕切るようにしても良い。この場合には、空間内の空気
を空間外に排出するために、空間上面若しくは側面の少
なくとも一部分に通気口を設けるか、当該部分を通気性
部材で構成するのが好ましい。
非通気性部材のシート体64により仕切ったが、このシ
ート体64に代えて通気性部材の網状体63で仕切って
も良い。逆に、網状体63に代えてシート体64により
仕切るようにしても良い。この場合には、空間内の空気
を空間外に排出するために、空間上面若しくは側面の少
なくとも一部分に通気口を設けるか、当該部分を通気性
部材で構成するのが好ましい。
【0068】また、この例では基部材61の全内周面に
吐出口61aを設けたが、これに限るものではなく、基
部材61の少なくとも1辺に吐出口61aが設けられて
いればよい。1辺にのみ吐出口61aを設ける場合に
は、吐出口61aが設けられた辺と対向する側の空間側
面の下部側をシート体64で仕切るのが好ましい。この
ようにすれば、吐出口61aから吐出された空気流が空
間底面に沿って流動した後、シート体64に衝突してそ
の流れ方向が変更され、略シート体64に沿った垂直方
向の上昇気流となり、空間に収容された風船が、この上
昇気流によって攪拌され、浮遊,乱舞する。
吐出口61aを設けたが、これに限るものではなく、基
部材61の少なくとも1辺に吐出口61aが設けられて
いればよい。1辺にのみ吐出口61aを設ける場合に
は、吐出口61aが設けられた辺と対向する側の空間側
面の下部側をシート体64で仕切るのが好ましい。この
ようにすれば、吐出口61aから吐出された空気流が空
間底面に沿って流動した後、シート体64に衝突してそ
の流れ方向が変更され、略シート体64に沿った垂直方
向の上昇気流となり、空間に収容された風船が、この上
昇気流によって攪拌され、浮遊,乱舞する。
【0069】また、この例では基部材61,上部部材6
5及び支柱部材62を膨張させるための圧縮空気の流路
と、吐出口61aに供給される圧縮空気の流路とを同一
の流路で形成したが、これに限られるものではなく、基
部材61内部を仕切るなどして基部材61,上部部材6
5及び支柱部材62を膨張させるための圧縮空気の流路
と、吐出口61aに供給される圧縮空気の流路とを別々
に設けるようにしても良い。このようにすれば、圧縮空
気が吐出口61aから吐出されることによって、基部材
61,上部部材65及び支柱部材62内の内圧が低下
し、図9に示した形状状態を維持できなくなるのを防止
することができる。
5及び支柱部材62を膨張させるための圧縮空気の流路
と、吐出口61aに供給される圧縮空気の流路とを同一
の流路で形成したが、これに限られるものではなく、基
部材61内部を仕切るなどして基部材61,上部部材6
5及び支柱部材62を膨張させるための圧縮空気の流路
と、吐出口61aに供給される圧縮空気の流路とを別々
に設けるようにしても良い。このようにすれば、圧縮空
気が吐出口61aから吐出されることによって、基部材
61,上部部材65及び支柱部材62内の内圧が低下
し、図9に示した形状状態を維持できなくなるのを防止
することができる。
【0070】以上、本発明の実施形態について詳述した
が、本発明の具体的な態様がこれに限られるものでない
ことは言うまでもなく、例えば、第1乃至第3の実施形
態においては、仕切部材2によって仕切られる空間の形
状を直方体状のものとしたが、これに限られるものでは
なく、他の多角柱形、円柱形、楕円柱形の他、底面が多
角形,円形若しくは楕円形をしたドーム状などとしても
良い。この場合、送風手段7,7’の筐体12の形状を
当該空間の外周形状に合わせたものとすると良い。尚、
ドーム形状とするには、湾曲しやすいバー材を骨組みに
用い、このバー材をアーチ状に湾曲させて仕切部材2を
支持するようにすると、容易にこれを実現することがで
きる。
が、本発明の具体的な態様がこれに限られるものでない
ことは言うまでもなく、例えば、第1乃至第3の実施形
態においては、仕切部材2によって仕切られる空間の形
状を直方体状のものとしたが、これに限られるものでは
なく、他の多角柱形、円柱形、楕円柱形の他、底面が多
角形,円形若しくは楕円形をしたドーム状などとしても
良い。この場合、送風手段7,7’の筐体12の形状を
当該空間の外周形状に合わせたものとすると良い。尚、
ドーム形状とするには、湾曲しやすいバー材を骨組みに
用い、このバー材をアーチ状に湾曲させて仕切部材2を
支持するようにすると、容易にこれを実現することがで
きる。
【0071】また、第1乃至第4の実施形態において
は、通気性部材に網状体を用いたが、これに限るもので
はなく、空気(気体)を十分に勢い良く一方側から他方
側に通過させることのできる部材であればどのようなも
のでも良く、例えば格子状の部材等であっても良い。
は、通気性部材に網状体を用いたが、これに限るもので
はなく、空気(気体)を十分に勢い良く一方側から他方
側に通過させることのできる部材であればどのようなも
のでも良く、例えば格子状の部材等であっても良い。
【0072】また、第1乃至第3の実施形態における送
風手段7,7’を、送出口13を備えた筐体12と、こ
の筐体12に圧縮空気を供給するコンプレッサ若しくは
ブロアなどの圧縮空気供給手段とから構成し、圧縮空気
供給手段から筐体12内に供給された圧縮空気が送出口
13から吐出されるように設けても良い。また、この場
合、送出口13を開閉する開閉機構を設けても良い。更
に、前記送風機構8も上例のものには限られず、一定の
空気流を生じさせるものであればどのようなものでも良
く、例えば、円筒状の部材の外周面に、その軸方向に延
在した羽根体を複数個設けたロータ状のものとしても良
い。
風手段7,7’を、送出口13を備えた筐体12と、こ
の筐体12に圧縮空気を供給するコンプレッサ若しくは
ブロアなどの圧縮空気供給手段とから構成し、圧縮空気
供給手段から筐体12内に供給された圧縮空気が送出口
13から吐出されるように設けても良い。また、この場
合、送出口13を開閉する開閉機構を設けても良い。更
に、前記送風機構8も上例のものには限られず、一定の
空気流を生じさせるものであればどのようなものでも良
く、例えば、円筒状の部材の外周面に、その軸方向に延
在した羽根体を複数個設けたロータ状のものとしても良
い。
【0073】また、上例では前記翼体14が水平に設け
られたものを用いたが、垂直に設けられ、垂直軸を中心
として正逆に回転可能に設けられたものでも良く、水平
の翼体と垂直の翼体の両方が設けられたものでも良い。
更には、翼体14を周期的に正逆に回転させる駆動手段
を設けても良い。このようにすれば、自動的且つ周期的
に空気流の流れ方向を変化させることができるの、空間
内の空気流を更に変化に富んだものとすることができ
る。
られたものを用いたが、垂直に設けられ、垂直軸を中心
として正逆に回転可能に設けられたものでも良く、水平
の翼体と垂直の翼体の両方が設けられたものでも良い。
更には、翼体14を周期的に正逆に回転させる駆動手段
を設けても良い。このようにすれば、自動的且つ周期的
に空気流の流れ方向を変化させることができるの、空間
内の空気流を更に変化に富んだものとすることができ
る。
【0074】また、第1乃至第3の実施形態において、
第4の実施形態におけると同様に、前記支柱3,空間底
部及びその外周部を、それぞれ塩化ビニル等のシート材
からなる袋状の部材から構成し、この袋状の部材に空気
を装填して構成しても良い。このようにすれば、弾力性
があって遊戯者にとって安全であり、しかも遊戯者は浮
遊感のある遊戯を楽しむことができる。
第4の実施形態におけると同様に、前記支柱3,空間底
部及びその外周部を、それぞれ塩化ビニル等のシート材
からなる袋状の部材から構成し、この袋状の部材に空気
を装填して構成しても良い。このようにすれば、弾力性
があって遊戯者にとって安全であり、しかも遊戯者は浮
遊感のある遊戯を楽しむことができる。
【0075】また、図10に示すように、複数の送風機
構8を備えた上例の送風手段7を、各送風機構8毎のセ
ルに分割したものとしても良い。このようにすれば、単
体の送風手段7が小さくなり、運搬が容易となる。尚、
図10には、代表として第1の実施形態に係る遊戯用設
備1の送風手段7をセル化したものを例示している。
構8を備えた上例の送風手段7を、各送風機構8毎のセ
ルに分割したものとしても良い。このようにすれば、単
体の送風手段7が小さくなり、運搬が容易となる。尚、
図10には、代表として第1の実施形態に係る遊戯用設
備1の送風手段7をセル化したものを例示している。
【0076】また、図11に示すように、空間の上部か
ら底部に向けた空気流を生じさせる第2の送風手段50
を、空間上部に設けたものとしても良い。このようにす
れば、送風手段7による空気流と第2の送風手段50に
よる空気流とが混じり合い、更に複雑に変化する空気流
を生じ、空間内に配設した風船4を更に複雑に変化する
ように浮遊,乱舞させることができる。尚、図11に
は、代表として第1の実施形態に係る遊戯用設備1に第
2の送風手段50を設けたものを例示している。
ら底部に向けた空気流を生じさせる第2の送風手段50
を、空間上部に設けたものとしても良い。このようにす
れば、送風手段7による空気流と第2の送風手段50に
よる空気流とが混じり合い、更に複雑に変化する空気流
を生じ、空間内に配設した風船4を更に複雑に変化する
ように浮遊,乱舞させることができる。尚、図11に
は、代表として第1の実施形態に係る遊戯用設備1に第
2の送風手段50を設けたものを例示している。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る遊戯用設備を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図1における矢視I−I方向の断面図である。
【図3】図1における矢視II−II方向の断面図である。
【図4】第1の実施形態にかかる遊戯用設備の変形例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】第1の実施形態にかかる遊戯用設備の変形例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態にかかる遊戯用設備を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態にかかる遊戯用設備を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図8】第3の実施形態にかかる遊戯用設備の変形例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図9】本発明の第4の実施形態にかかる遊戯用設備を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図10】本発明の他の実施形態に係る遊戯用設備を示
す断面図である。
す断面図である。
【図11】本発明の他の実施形態に係る遊戯用設備を示
す断面図である。
す断面図である。
【図12】従来の遊戯用設備を示す斜視図である。
1 遊戯用設備 2 仕切部材 3 支柱 4 風船 6 床面 7 送風手段 8 送風機構 9 回転羽根 10 電動モータ 12 筐体 13 送出口 15 吸気口
Claims (7)
- 【請求項1】 仕切部材で仕切った空間内に複数の風船
を配するとともに、該空間内の空気を流動せしめる1以
上の送風手段を設けて構成した遊戯用設備であって、 前記仕切部材を通気性部材及び/又は非通気性部材から
形成し、前記送風手段を前記空間内及び/又は空間外の
裾部分に設けるとともに、 少なくとも前記空間外に設けた送風手段と近接し且つ対
向した部分の仕切部材を通気性部材から形成する一方、
前記送風手段と離隔し且つ対向した部分の仕切部材を非
通気性部材から形成して、 前記送風手段により生じた空気流の流れ方向が、該送風
手段と対向した前記非通気性部材からなる前記仕切部材
により変更されるようにし、 前記空間内に設けた風船が、前記送風手段からの空気流
及び前記非通気性部材により変更された空気流によって
攪拌され、浮遊,乱舞するようにしたことを特徴とする
遊戯用設備。 - 【請求項2】 仕切部材で仕切った空間内に複数の風船
を配するとともに、該空間内の空気を流動せしめる1以
上の送風手段を設けて構成した遊戯用設備であって、 前記仕切部材を通気性部材及び/又は非通気性部材から
形成し、前記送風手段を前記空間内及び/又は空間外の
裾部分に設け、少なくとも前記空間外に設けた送風手段
と近接し且つ対向した部分の仕切部材を通気性部材から
形成するとともに、 前記送風手段の送風方向延長上に、前記仕切部材とは別
の非通気性部材を設け、 前記送風手段により生じた空気流の流れ方向が、前記仕
切部材とは別に設けた非通気性部材により変更されるよ
うにし、 前記空間内に設けた風船が、前記送風手段からの空気流
及び前記非通気性部材により変更された空気流によって
攪拌され、浮遊,乱舞するようにしたことを特徴とする
遊戯用設備。 - 【請求項3】 仕切部材で仕切った空間内に複数の風船
を配するとともに、該空間内の空気を流動せしめる送風
手段を設けて構成した遊戯用設備であって、 前記仕切部材を通気性部材及び/又は非通気性部材から
形成し、 前記送風手段を、送風方向が相互に交差するように設け
られた少なくとも一対の送風手段から構成し、 該各送風手段を前記空間内及び/又は空間外の裾部分に
設けるとともに、 少なくとも空間外に設けた送風手段と近接し且つ対向し
た部分の仕切部材を通気性部材から形成して、 該各送風手段からの空気流が前記空間内で衝突して前記
空間内を攪拌し、前記空間内に設けた風船が、前記送風
手段からの空気流及び攪拌空気流によって攪拌され、浮
遊,乱舞するようにしたことを特徴とする遊戯用設備。 - 【請求項4】 前記送風手段を、付勢した気体を一定方
向に送り出す送風機構と、吸気口および送出口を備え、
前記送風機構を収納する筐体とから構成し、前記送出口
から一定の空気流が送出されるように設けてなる請求項
1乃至3に記載のいずれかの遊戯用設備。 - 【請求項5】 前記送風機構から送出された空気流の流
れ方向を変更する翼体を、前記送出口に設けた請求項4
記載の遊戯用設備。 - 【請求項6】 前記翼体を駆動する駆動手段を備えた請
求項5記載の遊戯用設備。 - 【請求項7】 前記空間の上縁部近傍から底部に向かっ
た空気流を送出する第2の送風手段を前記空間の上縁部
近傍に設けた請求項1乃至6に記載のいずれかの遊戯用
設備。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10252172A JP2000037563A (ja) | 1998-05-18 | 1998-09-07 | 遊戯用設備 |
CA002333309A CA2333309A1 (en) | 1998-05-18 | 1999-05-13 | Facility for playing |
US09/700,191 US6511382B1 (en) | 1998-05-18 | 1999-05-13 | Facility for playing |
PCT/JP1999/002513 WO1999059690A1 (fr) | 1998-05-18 | 1999-05-13 | Dispositif de jeu |
EP99919585A EP1080761A4 (en) | 1998-05-18 | 1999-05-13 | GAME POSSIBILITY |
IDW20002282A ID27522A (id) | 1998-05-18 | 1999-05-13 | Fasilitas untuk bermain |
AU37304/99A AU3730499A (en) | 1998-05-18 | 1999-05-13 | Facility for playing |
CNB998060097A CN1190249C (zh) | 1998-05-18 | 1999-05-13 | 游戏设备 |
KR10-2000-7012925A KR100481193B1 (ko) | 1998-05-18 | 1999-05-13 | 유희용 설비 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13476998 | 1998-05-18 | ||
JP10-134769 | 1998-05-18 | ||
JP10252172A JP2000037563A (ja) | 1998-05-18 | 1998-09-07 | 遊戯用設備 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|
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EP (1) | EP1080761A4 (ja) |
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KR (1) | KR100481193B1 (ja) |
CN (1) | CN1190249C (ja) |
AU (1) | AU3730499A (ja) |
CA (1) | CA2333309A1 (ja) |
ID (1) | ID27522A (ja) |
WO (1) | WO1999059690A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2011158423A1 (ja) * | 2010-06-15 | 2013-08-19 | ビーエルデーオリエンタル株式会社 | 回転遊具装置 |
JP7542825B2 (ja) | 2020-04-20 | 2024-09-02 | チームラボ株式会社 | 気流発生システム及び気流発生方法 |
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US7686247B1 (en) * | 2006-12-22 | 2010-03-30 | Lockheed Martin Corporation | Vehicle recovery |
AT507255B1 (de) * | 2008-09-09 | 2010-06-15 | Reschreiter Gmbh | Werbesäule |
US7867101B2 (en) * | 2008-12-24 | 2011-01-11 | Li Hsen Plastics Co., Ltd. | Family combined ball pool structure |
CN102309855A (zh) * | 2011-07-27 | 2012-01-11 | 李嘉荣 | 气浮蹦床 |
KR101500154B1 (ko) * | 2013-09-26 | 2015-03-09 | 주식회사 홍익비젼미술 | 꽃잎부유장치 |
CN103623577B (zh) * | 2013-11-13 | 2015-07-08 | 芜湖华强文化科技产业有限公司 | 一种娱乐用风向模拟装置 |
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CN103623576B (zh) * | 2013-11-13 | 2015-04-01 | 芜湖华强文化科技产业有限公司 | 一种娱乐用空中飞跃模拟系统 |
US10513862B2 (en) * | 2017-11-17 | 2019-12-24 | Maryellis Bunn | System, method, and apparatus for simulating immersion in a confection |
CN109771924B (zh) * | 2019-03-20 | 2023-08-25 | 庞凯戈 | 一种排球训练装置 |
JP6931260B1 (ja) * | 2021-02-22 | 2021-09-01 | チームラボ株式会社 | 物体を浮遊させる演出システム及び演出方法 |
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US4215500A (en) * | 1977-08-15 | 1980-08-05 | Gordon Sharp | Visual display device |
US5121920A (en) * | 1990-08-03 | 1992-06-16 | Laezzo Patrick D | Air driven random ball type lot mixer |
KR0149185B1 (ko) * | 1993-06-17 | 1999-10-01 | 김광호 | 풍향조절날개구동방법 및 장치 |
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JPH09327540A (ja) * | 1996-06-11 | 1997-12-22 | Hitachi Ltd | 風洞装置 |
JPH1069246A (ja) * | 1996-08-27 | 1998-03-10 | Chikako Ando | 気流ディスプレー方法およびその装置 |
-
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- 1998-09-07 JP JP10252172A patent/JP2000037563A/ja active Pending
-
1999
- 1999-05-13 WO PCT/JP1999/002513 patent/WO1999059690A1/ja active IP Right Grant
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- 1999-05-13 AU AU37304/99A patent/AU3730499A/en not_active Abandoned
- 1999-05-13 US US09/700,191 patent/US6511382B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-05-13 ID IDW20002282A patent/ID27522A/id unknown
- 1999-05-13 KR KR10-2000-7012925A patent/KR100481193B1/ko not_active Expired - Lifetime
- 1999-05-13 CN CNB998060097A patent/CN1190249C/zh not_active Expired - Lifetime
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