JP2000031998A - ネットワーク装置、ネットワークの管理方式および管理方法 - Google Patents
ネットワーク装置、ネットワークの管理方式および管理方法Info
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- JP2000031998A JP2000031998A JP20068298A JP20068298A JP2000031998A JP 2000031998 A JP2000031998 A JP 2000031998A JP 20068298 A JP20068298 A JP 20068298A JP 20068298 A JP20068298 A JP 20068298A JP 2000031998 A JP2000031998 A JP 2000031998A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】作業時間が膨大になることがなく、簡単かつ確
実に各ネットワーク装置のファームウェアのバージョン
をアップする。 【解決手段】自ネットワーク装置のファームウェアの情
報を含む一斉同報パケットをローカルエリアネットワー
ク上に定期的に送出するとともに、他のネットワーク装
置から送出される一斉同報パケットを受信するパケット
送受信部1と、受信された一斉同報パケットが自ネット
ワーク装置に対応するファームウェアの最新のバージョ
ンである場合にのみ、送信元のネットワーク装置のファ
ームウェアのファイルデータを転送する旨の指示を出す
パケット解析部2と、そのファイル転送指示を受けて、
該当するネットワーク装置のファームウェアのファイル
データを自ネットワーク装置に転送させるファイル転送
制御部5とを有する。
実に各ネットワーク装置のファームウェアのバージョン
をアップする。 【解決手段】自ネットワーク装置のファームウェアの情
報を含む一斉同報パケットをローカルエリアネットワー
ク上に定期的に送出するとともに、他のネットワーク装
置から送出される一斉同報パケットを受信するパケット
送受信部1と、受信された一斉同報パケットが自ネット
ワーク装置に対応するファームウェアの最新のバージョ
ンである場合にのみ、送信元のネットワーク装置のファ
ームウェアのファイルデータを転送する旨の指示を出す
パケット解析部2と、そのファイル転送指示を受けて、
該当するネットワーク装置のファームウェアのファイル
データを自ネットワーク装置に転送させるファイル転送
制御部5とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN(Local Ar
ea Network)と端末装置とを接続する、例えばハブやス
イッチなどのネットワーク装置に関し、特にファームウ
ェアのバージョンアップが可能なネットワーク装置に関
する。さらには、本発明は、そのようなネットワーク装
置が複数個LANに接続されたネットワークの管理方式
および管理方法に関する。
ea Network)と端末装置とを接続する、例えばハブやス
イッチなどのネットワーク装置に関し、特にファームウ
ェアのバージョンアップが可能なネットワーク装置に関
する。さらには、本発明は、そのようなネットワーク装
置が複数個LANに接続されたネットワークの管理方式
および管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ネットワーク装置はLANイン
ターフェースを備えており、複数の端末とLANとを接
続する。このネットワーク装置は、プロセッサ、メモリ
等を備え、端末装置間の通信をLANを介して行わせる
機能を持つ。このようなネットワーク装置では、最新の
機能を搭載したり、機能を更新したりする場合、ネット
ワーク装置を動作させるファームウェアのバージョンア
ップが行われる。以下、複数の端末が接続された複数の
ネットワーク装置がLANに接続されたネットワークに
おける、各ネットワーク装置のファームウェアのバージ
ョンをアップする技術について説明する。
ターフェースを備えており、複数の端末とLANとを接
続する。このネットワーク装置は、プロセッサ、メモリ
等を備え、端末装置間の通信をLANを介して行わせる
機能を持つ。このようなネットワーク装置では、最新の
機能を搭載したり、機能を更新したりする場合、ネット
ワーク装置を動作させるファームウェアのバージョンア
ップが行われる。以下、複数の端末が接続された複数の
ネットワーク装置がLANに接続されたネットワークに
おける、各ネットワーク装置のファームウェアのバージ
ョンをアップする技術について説明する。
【0003】複数の端末が接続された複数のネットワー
ク装置がLANに接続されたネットワークにおける、各
ネットワーク装置のファームウェアのバージョンアップ
には、以下のような2つの方法が知られている。
ク装置がLANに接続されたネットワークにおける、各
ネットワーク装置のファームウェアのバージョンアップ
には、以下のような2つの方法が知られている。
【0004】(1)各ネットワーク装置毎にRS−23
2C等のシリアルインターフェースを介してファームウ
ェアのバージョンをアップする方法 (2)ネットワーク上にファイル転送サーバ(Boot
pサーバなど)を設置して、該ファイル転送サーバから
新しいバージョンのファームウェアを各ネットワーク装
置に転送する方法 上記の他、特開平9-200241号公報には、保守端末装置を
用いて複数のネットワーク装置(ハブ装置)のダウンロ
ードを行う方法が開示されている。図5に、そのダウン
ロード方法を用いるネットワークの構成を示す。
2C等のシリアルインターフェースを介してファームウ
ェアのバージョンをアップする方法 (2)ネットワーク上にファイル転送サーバ(Boot
pサーバなど)を設置して、該ファイル転送サーバから
新しいバージョンのファームウェアを各ネットワーク装
置に転送する方法 上記の他、特開平9-200241号公報には、保守端末装置を
用いて複数のネットワーク装置(ハブ装置)のダウンロ
ードを行う方法が開示されている。図5に、そのダウン
ロード方法を用いるネットワークの構成を示す。
【0005】このネットワークの構成は、LAN104
に接続された複数のハブ装置101 1〜101nと、ハ
ブ装置1011に接続された保守端末装置104とを有
する。各ハブ装置1011〜101nは、それぞれメモ
リ1021〜102nを備える。このネットワークの構
成では、保守端末装置103がハブ装置1011のメモ
リ1021にダウンロードデータを設定すると、ハブ装
置1011はメモリ1021に設定されたダウンロード
データを読み出し、これに共通アドレスを付加しブロー
ドキャストパケットとしてLAN104上に送出する。
他のハブ装置1012〜101nは、そのLAN104
上に送出されたブロードキャストパケットを受信し、デ
ータを抽出して各々の1021〜102nに設定する。
これにより、複数のハブ装置のダウンロードを簡単化す
ることができる。
に接続された複数のハブ装置101 1〜101nと、ハ
ブ装置1011に接続された保守端末装置104とを有
する。各ハブ装置1011〜101nは、それぞれメモ
リ1021〜102nを備える。このネットワークの構
成では、保守端末装置103がハブ装置1011のメモ
リ1021にダウンロードデータを設定すると、ハブ装
置1011はメモリ1021に設定されたダウンロード
データを読み出し、これに共通アドレスを付加しブロー
ドキャストパケットとしてLAN104上に送出する。
他のハブ装置1012〜101nは、そのLAN104
上に送出されたブロードキャストパケットを受信し、デ
ータを抽出して各々の1021〜102nに設定する。
これにより、複数のハブ装置のダウンロードを簡単化す
ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の各技術には、以下のような問題がある。
た従来の各技術には、以下のような問題がある。
【0007】各ネットワーク装置毎にRS−232C等
のシリアルインターフェースを介してファームウェアの
バージョンをアップする方法においては、各ネットワー
ク装置毎にそのファームウェアのバージョンを確認しな
がらバージョンアップを行う必要があるため、ネットワ
ーク装置の数が多い場合には、膨大な作業時間を要する
という問題がある。
のシリアルインターフェースを介してファームウェアの
バージョンをアップする方法においては、各ネットワー
ク装置毎にそのファームウェアのバージョンを確認しな
がらバージョンアップを行う必要があるため、ネットワ
ーク装置の数が多い場合には、膨大な作業時間を要する
という問題がある。
【0008】ネットワーク上にファイル転送サーバを設
置する方法においては、SNMP(Simple Network Man
agement Protocol)マネージャによるMIB(Manageme
nt Information Base)経由によって各ネットワーク装
置のファームウェアのバージョンを個別に確認するしか
ないため、上記の場合と同様、ネットワーク装置の数が
多い場合には膨大な作業時間を要するという問題があ
る。
置する方法においては、SNMP(Simple Network Man
agement Protocol)マネージャによるMIB(Manageme
nt Information Base)経由によって各ネットワーク装
置のファームウェアのバージョンを個別に確認するしか
ないため、上記の場合と同様、ネットワーク装置の数が
多い場合には膨大な作業時間を要するという問題があ
る。
【0009】特開平9-200241号公報に記載のダウンロー
ド方法においては、送信側としたネットワーク装置から
他のネットワーク装置へ一斉にデータの読み出しが行わ
れるが、その読み出しの際に各ネットワーク装置のファ
ームウェアのバージョンを確認するようにはなっていな
い。そのため、送信側のネットワーク装置に古いバージ
ョンのファームウェアが誤って設定された場合には、そ
の設定された古いバージョンのファームウェアが各ネッ
トワーク装置にダウンロードされてしまうという問題が
あった。
ド方法においては、送信側としたネットワーク装置から
他のネットワーク装置へ一斉にデータの読み出しが行わ
れるが、その読み出しの際に各ネットワーク装置のファ
ームウェアのバージョンを確認するようにはなっていな
い。そのため、送信側のネットワーク装置に古いバージ
ョンのファームウェアが誤って設定された場合には、そ
の設定された古いバージョンのファームウェアが各ネッ
トワーク装置にダウンロードされてしまうという問題が
あった。
【0010】本発明の目的は、上記各問題を解決し、作
業時間が膨大になることがなく、簡単かつ確実に各ネッ
トワーク装置のファームウェアのバージョンをアップす
ることのできるネットワーク装置、ネットワークの管理
方式および管理方法を提供することにある。
業時間が膨大になることがなく、簡単かつ確実に各ネッ
トワーク装置のファームウェアのバージョンをアップす
ることのできるネットワーク装置、ネットワークの管理
方式および管理方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の管理方式は、ローカルエリアネットワーク
に接続されるネットワーク装置において、自ネットワー
ク装置に設定されているファームウェアの情報をパケッ
トの形で前記ローカルエリアネットワークに接続されて
いる他のネットワーク装置に対して一斉に送出するため
の一斉同報パケットを、前記ローカルエリアネットワー
ク上に定期的に送出するとともに、他のネットワーク装
置から送出される一斉同報パケットを受信するパケット
送受信手段と、前記パケット送受信手段で受信された一
斉同報パケットを解析し、該一斉同報パケットが自ネッ
トワーク装置に対応するファームウェアの最新のバージ
ョンの情報である場合は、その一斉同報パケットを送出
したネットワーク装置のファームウェアのファイルデー
タを自ネットワーク装置に転送する旨の指示を出し、最
新のバージョンの情報でない場合には、その一斉同報パ
ケットを廃棄するパケット解析手段と、前記パケット解
析手段からのファイル転送指示を受けて、該当するネッ
トワーク装置のファームウェアのファイルデータを自ネ
ットワーク装置に転送させるファイル転送制御手段とを
有することを特徴とする。
め、本発明の管理方式は、ローカルエリアネットワーク
に接続されるネットワーク装置において、自ネットワー
ク装置に設定されているファームウェアの情報をパケッ
トの形で前記ローカルエリアネットワークに接続されて
いる他のネットワーク装置に対して一斉に送出するため
の一斉同報パケットを、前記ローカルエリアネットワー
ク上に定期的に送出するとともに、他のネットワーク装
置から送出される一斉同報パケットを受信するパケット
送受信手段と、前記パケット送受信手段で受信された一
斉同報パケットを解析し、該一斉同報パケットが自ネッ
トワーク装置に対応するファームウェアの最新のバージ
ョンの情報である場合は、その一斉同報パケットを送出
したネットワーク装置のファームウェアのファイルデー
タを自ネットワーク装置に転送する旨の指示を出し、最
新のバージョンの情報でない場合には、その一斉同報パ
ケットを廃棄するパケット解析手段と、前記パケット解
析手段からのファイル転送指示を受けて、該当するネッ
トワーク装置のファームウェアのファイルデータを自ネ
ットワーク装置に転送させるファイル転送制御手段とを
有することを特徴とする。
【0012】上記の場合、前記一斉同報パケットは、製
造業者を特定するための製造業者番号と、送信元の装置
の型番号を示す装置型番と、送信元の装置のファームウ
ェアのバージョン番号を示すファームウェアバージョン
番号とを少なくとも有し、前記パケット解析手段が、受
信された一斉同報パケットの製造業者番号および装置型
番が自ネットワーク装置のものと一致し、かつ、ファー
ムウェアバージョン番号が自ネットワーク装置のものよ
り新しい場合に、該受信された一斉同報パケットの送信
元のネットワーク装置からファームウェアのファイルデ
ータを自ネットワーク装置に転送する旨の指示を出すよ
うに構成してもよい。
造業者を特定するための製造業者番号と、送信元の装置
の型番号を示す装置型番と、送信元の装置のファームウ
ェアのバージョン番号を示すファームウェアバージョン
番号とを少なくとも有し、前記パケット解析手段が、受
信された一斉同報パケットの製造業者番号および装置型
番が自ネットワーク装置のものと一致し、かつ、ファー
ムウェアバージョン番号が自ネットワーク装置のものよ
り新しい場合に、該受信された一斉同報パケットの送信
元のネットワーク装置からファームウェアのファイルデ
ータを自ネットワーク装置に転送する旨の指示を出すよ
うに構成してもよい。
【0013】また、前記ファイル転送制御手段による制
御によって転送されたファームウェアのファイルデータ
を一旦格納するファームウェア格納手段と、自ネットワ
ーク装置のリセット時、あるいは電源再投入による再起
動時に、前記ファームウェア格納手段に格納されたファ
ームウェアのファイルデータが取り込まれるメインメモ
リ手段とをさらに有する構成としてもよい。
御によって転送されたファームウェアのファイルデータ
を一旦格納するファームウェア格納手段と、自ネットワ
ーク装置のリセット時、あるいは電源再投入による再起
動時に、前記ファームウェア格納手段に格納されたファ
ームウェアのファイルデータが取り込まれるメインメモ
リ手段とをさらに有する構成としてもよい。
【0014】本発明の管理方式は、上述のいずれかのネ
ットワーク装置を複数有し、該複数のネットワーク装置
がそれぞれローカルエリアネットワークと接続され、ネ
ットワーク装置間で一斉同報パケットが送受信されるよ
うに構成したことを特徴とする。
ットワーク装置を複数有し、該複数のネットワーク装置
がそれぞれローカルエリアネットワークと接続され、ネ
ットワーク装置間で一斉同報パケットが送受信されるよ
うに構成したことを特徴とする。
【0015】本発明の管理方法は、ローカルエリアネッ
トワークを介して複数のネットワーク装置が接続された
ネットワークの管理方法において、前記複数のネットワ
ーク装置のそれぞれが、自ネットワーク装置に設定され
ているファームウェアの情報をパケットの形で他のネッ
トワーク装置に対して一斉に送出するための一斉同報パ
ケットを前記ローカルエリアネットワーク上に定期的に
送出するようにし、他のネットワーク装置から受信した
一斉同報パケットが自ネットワーク装置に対応するファ
ームウェアの最新のバージョンの情報である場合にの
み、その一斉同報パケットを送出したネットワーク装置
のファームウェアのファイルデータをダウンロードし、
それ以外はその一斉同報パケットを廃棄するようにした
ことを特徴とする。
トワークを介して複数のネットワーク装置が接続された
ネットワークの管理方法において、前記複数のネットワ
ーク装置のそれぞれが、自ネットワーク装置に設定され
ているファームウェアの情報をパケットの形で他のネッ
トワーク装置に対して一斉に送出するための一斉同報パ
ケットを前記ローカルエリアネットワーク上に定期的に
送出するようにし、他のネットワーク装置から受信した
一斉同報パケットが自ネットワーク装置に対応するファ
ームウェアの最新のバージョンの情報である場合にの
み、その一斉同報パケットを送出したネットワーク装置
のファームウェアのファイルデータをダウンロードし、
それ以外はその一斉同報パケットを廃棄するようにした
ことを特徴とする。
【0016】上記の場合、前記一斉同報パケットとし
て、製造業者を特定するための製造業者番号、送信元の
装置の型番号を示す装置型番、送信元の装置のファーム
ウェアのバージョン番号を示すファームウェアバージョ
ン番号を少なくとも有するパケットが送出されるように
し、受信された一斉同報パケットの製造業者番号および
装置型番が自ネットワーク装置のものと一致し、かつ、
ファームウェアバージョン番号が自ネットワーク装置の
ものより新しい場合に、該受信された一斉同報パケット
の送信元のネットワーク装置からファームウェアのファ
イルデータをダウンロードするようにしてもよい。
て、製造業者を特定するための製造業者番号、送信元の
装置の型番号を示す装置型番、送信元の装置のファーム
ウェアのバージョン番号を示すファームウェアバージョ
ン番号を少なくとも有するパケットが送出されるように
し、受信された一斉同報パケットの製造業者番号および
装置型番が自ネットワーク装置のものと一致し、かつ、
ファームウェアバージョン番号が自ネットワーク装置の
ものより新しい場合に、該受信された一斉同報パケット
の送信元のネットワーク装置からファームウェアのファ
イルデータをダウンロードするようにしてもよい。
【0017】(作用)上記のとおりの本発明において
は、いずれか1つのネットワーク装置のファームウェア
をバージョンアップすると、該ネットワーク装置から他
のネットワーク装置へそのファームウェアの情報(バー
ジョン情報など)が一斉に送出されて、他のネットワー
ク装置のファームウェアが最新のバージョンに更新され
る。したがって、ネットワーク装置の数が多い場合で
も、簡単にファームウェアを最新のバージョンに更新す
ることができ、従来のようにアップ作業時間が膨大にな
ったりすることもない。
は、いずれか1つのネットワーク装置のファームウェア
をバージョンアップすると、該ネットワーク装置から他
のネットワーク装置へそのファームウェアの情報(バー
ジョン情報など)が一斉に送出されて、他のネットワー
ク装置のファームウェアが最新のバージョンに更新され
る。したがって、ネットワーク装置の数が多い場合で
も、簡単にファームウェアを最新のバージョンに更新す
ることができ、従来のようにアップ作業時間が膨大にな
ったりすることもない。
【0018】また、本発明においては、他のネットワー
ク装置からファームウェアの情報を受信したネットワー
ク装置は、受信したファームウェアの情報が自ネットワ
ーク装置に対応するファームウェアの最新のバージョン
の情報である場合にのみ、そのファームウェアの情報を
送出したネットワーク装置からファームウェアのファイ
ルデータがダウンロードする。したがって、本発明で
は、現在のファームウェアのバージョンより古いバージ
ョンのファームウェアがダウンロードされることはな
い。
ク装置からファームウェアの情報を受信したネットワー
ク装置は、受信したファームウェアの情報が自ネットワ
ーク装置に対応するファームウェアの最新のバージョン
の情報である場合にのみ、そのファームウェアの情報を
送出したネットワーク装置からファームウェアのファイ
ルデータがダウンロードする。したがって、本発明で
は、現在のファームウェアのバージョンより古いバージ
ョンのファームウェアがダウンロードされることはな
い。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0020】図1に本発明の一実施形態のネットワーク
装置の概略構成を示す。本形態のネットワーク装置は、
パケット送受信部1、パケット解析部2、ファームウェ
ア格納部3、メインメモリ4、およびファイル転送制御
部5を備え、これら各部はそれぞれ制御信号バス6およ
びデータバス7に接続されている。
装置の概略構成を示す。本形態のネットワーク装置は、
パケット送受信部1、パケット解析部2、ファームウェ
ア格納部3、メインメモリ4、およびファイル転送制御
部5を備え、これら各部はそれぞれ制御信号バス6およ
びデータバス7に接続されている。
【0021】パケット送受信部1は、LANインターフ
ェースを介して一斉同報パケットを送受信する。この送
受信される一斉同報パケットは、それぞれ同じ構造を持
つLAN上のパケットであって、宛先アドレス、送信元
アドレス、プロトコルタイプ、製造業者番号、装置型
番、ファームウェアバージョン番号から構成される。一
斉同報パケットのパケットフォーマットの一例を図2に
示す。この一斉同報パケットには、パケットの先頭から
順に、一斉同報アドレスを示す宛先アドレス(例えば、
二進数で全部「1」となっているブロードキャストアア
ドレス)、送信元を示す送信元アドレス、このパケット
がバージョン情報交換のための一斉同報パケットである
ことを示す情報を格納しているプロトコルタイプ、製造
業者番号、送信元の装置の型番号を示す装置型番、送信
元の装置のファームウェアのバージョン番号を示すファ
ームウェアバージョン番号の情報が入っている。
ェースを介して一斉同報パケットを送受信する。この送
受信される一斉同報パケットは、それぞれ同じ構造を持
つLAN上のパケットであって、宛先アドレス、送信元
アドレス、プロトコルタイプ、製造業者番号、装置型
番、ファームウェアバージョン番号から構成される。一
斉同報パケットのパケットフォーマットの一例を図2に
示す。この一斉同報パケットには、パケットの先頭から
順に、一斉同報アドレスを示す宛先アドレス(例えば、
二進数で全部「1」となっているブロードキャストアア
ドレス)、送信元を示す送信元アドレス、このパケット
がバージョン情報交換のための一斉同報パケットである
ことを示す情報を格納しているプロトコルタイプ、製造
業者番号、送信元の装置の型番号を示す装置型番、送信
元の装置のファームウェアのバージョン番号を示すファ
ームウェアバージョン番号の情報が入っている。
【0022】パケット解析部2は、パケット送受信部1
で受信されたパケットの構成を解析して、送信元のネッ
トワーク装置からのダウンロードする指示を出したり、
あるいは受信パケットを廃棄したりする。具体的には、
このパケット解析部2は、受信パケットの製造業者番号
および装置型番が自装置と同じであるかを調べ、ともに
同じであれば、続いてファームウェアバージョン番号が
自装置より新しい番号かを調べる。そして、新しい番号
である場合に、ファイル転送制御部5に対してファーム
ウェアを送信元のネットワーク装置からダウンロードす
るように指示する。なお、受信パケットの製造業者番号
および装置型番が一致しない場合、または、製造業者番
号および装置型番は一致するものの、受信パケットのフ
ァームウェアバージョン番号が新しい番号でない場合
は、受信パケットを廃棄する。
で受信されたパケットの構成を解析して、送信元のネッ
トワーク装置からのダウンロードする指示を出したり、
あるいは受信パケットを廃棄したりする。具体的には、
このパケット解析部2は、受信パケットの製造業者番号
および装置型番が自装置と同じであるかを調べ、ともに
同じであれば、続いてファームウェアバージョン番号が
自装置より新しい番号かを調べる。そして、新しい番号
である場合に、ファイル転送制御部5に対してファーム
ウェアを送信元のネットワーク装置からダウンロードす
るように指示する。なお、受信パケットの製造業者番号
および装置型番が一致しない場合、または、製造業者番
号および装置型番は一致するものの、受信パケットのフ
ァームウェアバージョン番号が新しい番号でない場合
は、受信パケットを廃棄する。
【0023】ファームウェア格納部3は、ネットワーク
装置を動作せるためのファームウェアを一旦格納するも
ので、ここでは、ファイル転送制御部5による制御によ
って転送されるファームウェアが格納される。メインメ
モリ4は、実際にネットワーク装置が動作する際に使用
されるメモリであって、例えばネットワーク装置のリセ
ット時、あるいは電源再投入による再起動時に、ファー
ムウェア格納部3に一旦格納されたファームウェアが取
り込まれる。
装置を動作せるためのファームウェアを一旦格納するも
ので、ここでは、ファイル転送制御部5による制御によ
って転送されるファームウェアが格納される。メインメ
モリ4は、実際にネットワーク装置が動作する際に使用
されるメモリであって、例えばネットワーク装置のリセ
ット時、あるいは電源再投入による再起動時に、ファー
ムウェア格納部3に一旦格納されたファームウェアが取
り込まれる。
【0024】ファイル転送制御部5は、パケット解析部
2からのダウンロード指示により、送信元のネットワー
ク装置からファームウェアに関する情報をダウンロード
する。送信元のネットワーク装置からファームウェアを
転送する技術には、広く一般に知られているftp(Fi
le Transfer Protocol)技術を利用することができる。
2からのダウンロード指示により、送信元のネットワー
ク装置からファームウェアに関する情報をダウンロード
する。送信元のネットワーク装置からファームウェアを
転送する技術には、広く一般に知られているftp(Fi
le Transfer Protocol)技術を利用することができる。
【0025】次に、このネットワーク装置のファームウ
ェア更新処理について説明する。
ェア更新処理について説明する。
【0026】図3に、本形態のネットワーク装置による
一接続例を示す。図3において、各ネットワーク装置1
0a〜10dは上述の図1に示した装置と同じもので、
LANインターフェースを介してネットワークケーブル
にて互いに接続されている。各ネットワーク装置10a
〜10dで送受信される一斉同報パケット11,12
は、上述の図2に示す構造を持つLAN上のパケットで
ある。各ネットワーク装置10a〜10d間では、お互
いのバージョン情報を交換するために一斉同報パケット
が定期的(例えば30分間隔)に送受信される。ここで
は、この図3に示したネットワークで、ネットワーク装
置10bから一斉同報パケット12を受信したネットワ
ーク装置10aにおけるファームウェアの更新について
図4を参照して説明する。
一接続例を示す。図3において、各ネットワーク装置1
0a〜10dは上述の図1に示した装置と同じもので、
LANインターフェースを介してネットワークケーブル
にて互いに接続されている。各ネットワーク装置10a
〜10dで送受信される一斉同報パケット11,12
は、上述の図2に示す構造を持つLAN上のパケットで
ある。各ネットワーク装置10a〜10d間では、お互
いのバージョン情報を交換するために一斉同報パケット
が定期的(例えば30分間隔)に送受信される。ここで
は、この図3に示したネットワークで、ネットワーク装
置10bから一斉同報パケット12を受信したネットワ
ーク装置10aにおけるファームウェアの更新について
図4を参照して説明する。
【0027】ネットワーク装置10bから一斉同報パケ
ット12がLAN上に送出されると、ネットワーク装置
10aでは、その送出された一斉同報パケット12がL
ANインターフェースを介してパケット送受信部1で受
信され、該受信データがデータバス7を介してパケット
解析部2へ渡される(ステップS10)。受信データを
受け取ったパケット解析部2は、以下のような処理を行
う。
ット12がLAN上に送出されると、ネットワーク装置
10aでは、その送出された一斉同報パケット12がL
ANインターフェースを介してパケット送受信部1で受
信され、該受信データがデータバス7を介してパケット
解析部2へ渡される(ステップS10)。受信データを
受け取ったパケット解析部2は、以下のような処理を行
う。
【0028】まず、受信パケットのプロトコルタイプを
確認し、該受信パケットがバージョン情報交換パケット
であるかどうかを調べる(ステップS11)。例えば、
バージョン情報交換パケットであることを示す数値が1
6進数で「AA」とすると、プロトコルタイプが「A
A」であれば、受信パケットはバージョン情報交換パケ
ットであると判断され、プロトコルタイプが「AA」で
なければ、受信パケットはバージョン情報交換パケット
でないと判断される。
確認し、該受信パケットがバージョン情報交換パケット
であるかどうかを調べる(ステップS11)。例えば、
バージョン情報交換パケットであることを示す数値が1
6進数で「AA」とすると、プロトコルタイプが「A
A」であれば、受信パケットはバージョン情報交換パケ
ットであると判断され、プロトコルタイプが「AA」で
なければ、受信パケットはバージョン情報交換パケット
でないと判断される。
【0029】上記ステップS11で、受信パケットがバ
ージョン情報交換パケットでない場合は、その受信パケ
ットを廃棄し(ステップS16)、受信パケットがバー
ジョン情報交換パケットである場合には、続いて受信パ
ケットの製造業者番号が自ネットワーク装置の製造業者
番号と一致するかどうかを調べる(ステップS12)。
例えば、自ネットワーク装置10aの製造業者番号が1
6進数で「01」と仮定すると、受信パケットの製造業
者番号の値が「01」であれば、製造業者番号が一致し
ていると判断され、それ以外は製造業者番号が一致して
いないと判断される。
ージョン情報交換パケットでない場合は、その受信パケ
ットを廃棄し(ステップS16)、受信パケットがバー
ジョン情報交換パケットである場合には、続いて受信パ
ケットの製造業者番号が自ネットワーク装置の製造業者
番号と一致するかどうかを調べる(ステップS12)。
例えば、自ネットワーク装置10aの製造業者番号が1
6進数で「01」と仮定すると、受信パケットの製造業
者番号の値が「01」であれば、製造業者番号が一致し
ていると判断され、それ以外は製造業者番号が一致して
いないと判断される。
【0030】上記ステップS12で、受信パケットの製
造業者番号が自ネットワーク装置10aの製造業者番号
と一致しない場合は、上記ステップS16でその受信パ
ケットを廃棄する処理を行い、受信パケットの製造業者
番号が自ネットワーク装置10aの製造業者番号と一致
する場合は、続いて、受信パケットの装置型番が自ネッ
トワーク装置10aの装置型番と一致するかどうかを調
べる(ステップS13)。例えば、自ネットワーク装置
10aの装置型番が16進数で「12345」と仮定す
ると、受信パケットの装置型番の値が「12345」で
あれば、装置型番が一致していると判断され、それ以外
は装置型番が一致していないと判断される。
造業者番号が自ネットワーク装置10aの製造業者番号
と一致しない場合は、上記ステップS16でその受信パ
ケットを廃棄する処理を行い、受信パケットの製造業者
番号が自ネットワーク装置10aの製造業者番号と一致
する場合は、続いて、受信パケットの装置型番が自ネッ
トワーク装置10aの装置型番と一致するかどうかを調
べる(ステップS13)。例えば、自ネットワーク装置
10aの装置型番が16進数で「12345」と仮定す
ると、受信パケットの装置型番の値が「12345」で
あれば、装置型番が一致していると判断され、それ以外
は装置型番が一致していないと判断される。
【0031】上記ステップS13で、受信パケットの装
置型番が自ネットワーク装置10aの装置型番と一致し
ない場合は、上記ステップS16でその受信パケットを
廃棄する処理を行い、受信パケットの装置型番が自ネッ
トワーク装置10aの装置型番と一致する場合は、続い
て、受信パケットのバージョン番号が自ネットワーク装
置10aのバージョン番号より新しいかどうかを調べる
(ステップS14)。例えば、バージョン番号の数値の
大きなものほど新しいとする場合、自ネットワーク装置
10aのバージョン番号が「1.0」で、受信パケット
のバージョン番号が「2.0」というように受信パケッ
トのバージョン番号の値の方が大きければ、受信パケッ
トのバージョン番号の方が新しいと判断され、逆に受信
パケットのバージョン番号の値の方が小さければ、受信
パケットのバージョン番号の方が古いと判断される。
置型番が自ネットワーク装置10aの装置型番と一致し
ない場合は、上記ステップS16でその受信パケットを
廃棄する処理を行い、受信パケットの装置型番が自ネッ
トワーク装置10aの装置型番と一致する場合は、続い
て、受信パケットのバージョン番号が自ネットワーク装
置10aのバージョン番号より新しいかどうかを調べる
(ステップS14)。例えば、バージョン番号の数値の
大きなものほど新しいとする場合、自ネットワーク装置
10aのバージョン番号が「1.0」で、受信パケット
のバージョン番号が「2.0」というように受信パケッ
トのバージョン番号の値の方が大きければ、受信パケッ
トのバージョン番号の方が新しいと判断され、逆に受信
パケットのバージョン番号の値の方が小さければ、受信
パケットのバージョン番号の方が古いと判断される。
【0032】上記ステップS14で、受信パケットのバ
ージョン番号が自ネットワーク装置10aのバージョン
番号より古いと判断された場合は、上記ステップS16
でその受信パケットを廃棄する処理を行い、受信パケッ
トのバージョン番号が自ネットワーク装置10aのバー
ジョン番号より新しいと判断された場合は、続いて、ネ
ットワーク装置10bからファームウェアを転送する旨
の指示を制御信号バス6を介してファイル転送制御部5
へ送出する(ステップS15)。
ージョン番号が自ネットワーク装置10aのバージョン
番号より古いと判断された場合は、上記ステップS16
でその受信パケットを廃棄する処理を行い、受信パケッ
トのバージョン番号が自ネットワーク装置10aのバー
ジョン番号より新しいと判断された場合は、続いて、ネ
ットワーク装置10bからファームウェアを転送する旨
の指示を制御信号バス6を介してファイル転送制御部5
へ送出する(ステップS15)。
【0033】上記ステップS15で、パケット解析部2
からファームウェアを転送する旨の指示が送出される
と、ファイル転送制御部5は、ネットワーク装置10b
のファームウェアを自ネットワーク装置10aへ転送す
る処理を開始する。ファイル転送制御部5によって自ネ
ットワーク装置10aへファームウェアが転送される
と、該転送されたファームウェアはファームウェア格納
部3に一旦格納される。その後、手動でネットワーク装
置10aをリセットする、あるいは電源再投入してネッ
トワーク装置10aを再起動すると、ファームウェア格
納部3に格納されたファームウェアがメインメモリ4に
読み込まれる。
からファームウェアを転送する旨の指示が送出される
と、ファイル転送制御部5は、ネットワーク装置10b
のファームウェアを自ネットワーク装置10aへ転送す
る処理を開始する。ファイル転送制御部5によって自ネ
ットワーク装置10aへファームウェアが転送される
と、該転送されたファームウェアはファームウェア格納
部3に一旦格納される。その後、手動でネットワーク装
置10aをリセットする、あるいは電源再投入してネッ
トワーク装置10aを再起動すると、ファームウェア格
納部3に格納されたファームウェアがメインメモリ4に
読み込まれる。
【0034】上述のようにして、ネットワーク装置10
bから新しいバージョンのファームウェアがネットワー
ク装置10aのメインメモリ4に読み込まれた後は、ネ
ットワーク装置10aはそのメインメモリ4に読み込ま
れたファームウェアに従って起動する。
bから新しいバージョンのファームウェアがネットワー
ク装置10aのメインメモリ4に読み込まれた後は、ネ
ットワーク装置10aはそのメインメモリ4に読み込ま
れたファームウェアに従って起動する。
【0035】ネットワーク装置10b〜10dも、上述
のネットワーク装置10aにおけるファームウェアの更
新と同様にして、他のネットワーク装置から新しいバー
ジョンのファームウェアがダウンロードされ、メインメ
モリ4に格納される。
のネットワーク装置10aにおけるファームウェアの更
新と同様にして、他のネットワーク装置から新しいバー
ジョンのファームウェアがダウンロードされ、メインメ
モリ4に格納される。
【0036】以上のように、本形態では、いずれかのネ
ットワーク装置のファームウェアのバージョンをアップ
すれば、残りのネットワーク装置のファームウェアも自
動的にバージョンアップされることになる。
ットワーク装置のファームウェアのバージョンをアップ
すれば、残りのネットワーク装置のファームウェアも自
動的にバージョンアップされることになる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1台のネットワーク装置のファームウェアを新しくする
だけで、他のネットワーク装置のファームウェアが自動
的に更新されるので、ネットワーク管理者の介在なしに
ネットワークを管理することができ、また、ネットワー
ク装置の数が多い場合でも、少ない作業時間で簡単にフ
ァームウェアを最新のバージョンに更新することができ
るという効果がある。
1台のネットワーク装置のファームウェアを新しくする
だけで、他のネットワーク装置のファームウェアが自動
的に更新されるので、ネットワーク管理者の介在なしに
ネットワークを管理することができ、また、ネットワー
ク装置の数が多い場合でも、少ない作業時間で簡単にフ
ァームウェアを最新のバージョンに更新することができ
るという効果がある。
【0038】また、本発明においては、他のネットワー
ク装置から受信したファームウェアの情報が自ネットワ
ーク装置に対応するファームウェアの最新のバージョン
の情報である場合にのみダウンロードされるので、現在
のファームウェアのバージョンより古いバージョンのフ
ァームウェアがダウンロードされることを防止でき、よ
り品質の高いアップデート処理を提供することができ
る。
ク装置から受信したファームウェアの情報が自ネットワ
ーク装置に対応するファームウェアの最新のバージョン
の情報である場合にのみダウンロードされるので、現在
のファームウェアのバージョンより古いバージョンのフ
ァームウェアがダウンロードされることを防止でき、よ
り品質の高いアップデート処理を提供することができ
る。
【図1】本発明の一実施形態のネットワーク装置の概略
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】一斉同報パケットの一例を示す図である。
【図3】図1に示したネットワーク装置による一接続例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】図1に示したネットワーク装置のパケット解析
部の動作を説明するためのフローチャート図である。
部の動作を説明するためのフローチャート図である。
【図5】特開平9-200241号公報に記載のダウンロード方
法を用いるネットワークの構成を示すブロック図であ
る。
法を用いるネットワークの構成を示すブロック図であ
る。
1 パケット送受信部 2 パケット解析部 3 ファームウェア格納部 4 メインメモリ 5 ファイル転送制御部 6 制御信号バス 7 データバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/56 H04L 11/20 102A
Claims (6)
- 【請求項1】 ローカルエリアネットワークに接続され
るネットワーク装置において、 自ネットワーク装置に設定されているファームウェアの
情報をパケットの形で前記ローカルエリアネットワーク
に接続されている他のネットワーク装置に対して一斉に
送出するための一斉同報パケットを、前記ローカルエリ
アネットワーク上に定期的に送出するとともに、他のネ
ットワーク装置から送出される一斉同報パケットを受信
するパケット送受信手段と、 前記パケット送受信手段で受信された一斉同報パケット
を解析し、該一斉同報パケットが自ネットワーク装置に
対応するファームウェアの最新のバージョンの情報であ
る場合は、その一斉同報パケットを送出したネットワー
ク装置のファームウェアのファイルデータを自ネットワ
ーク装置に転送する旨の指示を出し、最新のバージョン
の情報でない場合には、その一斉同報パケットを廃棄す
るパケット解析手段と、 前記パケット解析手段からのファイル転送指示を受け
て、該当するネットワーク装置のファームウェアのファ
イルデータを自ネットワーク装置に転送させるファイル
転送制御手段とを有することを特徴とするネットワーク
装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のネットワーク装置にお
いて、 前記一斉同報パケットは、製造業者を特定するための製
造業者番号と、送信元の装置の型番号を示す装置型番
と、送信元の装置のファームウェアのバージョン番号を
示すファームウェアバージョン番号とを少なくとも有
し、 前記パケット解析手段が、受信された一斉同報パケット
の製造業者番号および装置型番が自ネットワーク装置の
ものと一致し、かつ、ファームウェアバージョン番号が
自ネットワーク装置のものより新しい場合に、該受信さ
れた一斉同報パケットの送信元のネットワーク装置から
ファームウェアのファイルデータを自ネットワーク装置
に転送する旨の指示を出すことを特徴とするネットワー
ク装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のネットワーク装置にお
いて、 前記ファイル転送制御手段による制御によって転送され
たファームウェアのファイルデータを一旦格納するファ
ームウェア格納手段と、 自ネットワーク装置のリセット時、あるいは電源再投入
による再起動時に、前記ファームウェア格納手段に格納
されたファームウェアのファイルデータが取り込まれる
メインメモリ手段とをさらに有することを特徴とするネ
ットワーク装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
のネットワーク装置を複数有し、該複数のネットワーク
装置がそれぞれローカルエリアネットワークと接続さ
れ、ネットワーク装置間で一斉同報パケットが送受信さ
れるように構成したことを特徴とするネットワークの管
理方式。 - 【請求項5】 ローカルエリアネットワークを介して複
数のネットワーク装置が接続されたネットワークの管理
方法において、 前記複数のネットワーク装置のそれぞれが、自ネットワ
ーク装置に設定されているファームウェアの情報をパケ
ットの形で他のネットワーク装置に対して一斉に送出す
るための一斉同報パケットを前記ローカルエリアネット
ワーク上に定期的に送出するようにし、他のネットワー
ク装置から受信した一斉同報パケットが自ネットワーク
装置に対応するファームウェアの最新のバージョンの情
報である場合にのみ、その一斉同報パケットを送出した
ネットワーク装置のファームウェアのファイルデータを
ダウンロードし、それ以外はその一斉同報パケットを廃
棄するようにしたことを特徴とするネットワークの管理
方法。 - 【請求項6】 請求項5に記載のネットワークの管理方
式において、 前記一斉同報パケットとして、製造業者を特定するため
の製造業者番号、送信元の装置の型番号を示す装置型
番、送信元の装置のファームウェアのバージョン番号を
示すファームウェアバージョン番号を少なくとも有する
パケットが送出されるようにし、 受信された一斉同報パケットの製造業者番号および装置
型番が自ネットワーク装置のものと一致し、かつ、ファ
ームウェアバージョン番号が自ネットワーク装置のもの
より新しい場合に、該受信された一斉同報パケットの送
信元のネットワーク装置からファームウェアのファイル
データをダウンロードすることを特徴とするネットワー
クの管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20068298A JP2000031998A (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | ネットワーク装置、ネットワークの管理方式および管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20068298A JP2000031998A (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | ネットワーク装置、ネットワークの管理方式および管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000031998A true JP2000031998A (ja) | 2000-01-28 |
Family
ID=16428506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20068298A Pending JP2000031998A (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | ネットワーク装置、ネットワークの管理方式および管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000031998A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003102919A1 (en) * | 2002-05-31 | 2003-12-11 | Onkyo Corporation | Network type content reproduction system |
US6782448B2 (en) | 2002-04-02 | 2004-08-24 | International Business Machines Corporation | Transparent code update in an automated data storage library |
JP2008009889A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Oki Data Corp | 共有文書印刷装置及び共有文書印刷制御方法 |
US7363483B2 (en) | 2004-08-19 | 2008-04-22 | Fujitsu Limited | System for rebooting relay apparatus based on detection of completely no communication establishment data presence |
JP2009093248A (ja) * | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Nec Engineering Ltd | 通信装置制御システム |
CN101815151A (zh) * | 2009-02-25 | 2010-08-25 | 佳能株式会社 | 固件更新装置及固件更新方法 |
JP2011018112A (ja) * | 2009-07-07 | 2011-01-27 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | ネットワーク管理システムおよびバージョン管理方法 |
EP3035598A1 (en) | 2014-12-18 | 2016-06-22 | Fujitsu Limited | Control technique for data distribution |
US9870222B2 (en) | 2013-05-10 | 2018-01-16 | Mitsubishi Electric Corporation | Air-conditioning system |
-
1998
- 1998-07-15 JP JP20068298A patent/JP2000031998A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6782448B2 (en) | 2002-04-02 | 2004-08-24 | International Business Machines Corporation | Transparent code update in an automated data storage library |
US8037177B2 (en) | 2002-05-31 | 2011-10-11 | Onkyo Corporation | Network type content reproducing system |
WO2003102919A1 (en) * | 2002-05-31 | 2003-12-11 | Onkyo Corporation | Network type content reproduction system |
US7634532B2 (en) | 2002-05-31 | 2009-12-15 | Onkyo Corporation | Network type content reproduction system |
US8516042B2 (en) | 2002-05-31 | 2013-08-20 | Onkyo Corporation | Network type content reproducing system |
US8291074B2 (en) | 2002-05-31 | 2012-10-16 | Onkyo Corporation | Network type content reproducing system |
US7908370B2 (en) | 2002-05-31 | 2011-03-15 | Onkyo Corporation | Network type content reproducing system |
US8005928B2 (en) | 2002-05-31 | 2011-08-23 | Onkyo Corporation | Network type content reproducing system |
US7363483B2 (en) | 2004-08-19 | 2008-04-22 | Fujitsu Limited | System for rebooting relay apparatus based on detection of completely no communication establishment data presence |
JP2008009889A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Oki Data Corp | 共有文書印刷装置及び共有文書印刷制御方法 |
JP2009093248A (ja) * | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Nec Engineering Ltd | 通信装置制御システム |
CN101815151B (zh) * | 2009-02-25 | 2012-11-28 | 佳能株式会社 | 固件更新装置及固件更新方法 |
CN101815151A (zh) * | 2009-02-25 | 2010-08-25 | 佳能株式会社 | 固件更新装置及固件更新方法 |
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