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JP2000030046A - 放射線画像検出処理装置 - Google Patents

放射線画像検出処理装置

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Publication number
JP2000030046A
JP2000030046A JP11112167A JP11216799A JP2000030046A JP 2000030046 A JP2000030046 A JP 2000030046A JP 11112167 A JP11112167 A JP 11112167A JP 11216799 A JP11216799 A JP 11216799A JP 2000030046 A JP2000030046 A JP 2000030046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
radiation
signal
processing
gradation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11112167A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiko Yanagida
亜紀子 柳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP11112167A priority Critical patent/JP2000030046A/ja
Publication of JP2000030046A publication Critical patent/JP2000030046A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】撮影条件の変動等による影響を補正して診断等
に適した放射線画像を得る。 【解決手段】放射線画像検出手段の2次元的に配列され
た複数の検出素子により放射線画像を撮像し、検出素子
で得られた電気信号に基づくデータDTに対して画像処
理回路26で画像処理を施す。回路26では正規化処理
と少なくとも階調処理を行う。放射線画像検出手段は固
有のノイズ特性を有しており、正規化処理ルックアップ
テーブルを参照してノイズ特性の影響の補正して所望の
レベルに変換することにより正規化画像データDTreg
を得る。階調処理ルックアップテーブルに複数の階調変
換曲線を記憶し、撮影条件や撮影部位等の情報に基づい
て用いる階調変換曲線を決定する。決定した階調変換曲
線を用いて正規化画像データDTregの階調変換を行い
出力画像データDToutを得る。データDToutに基づい
て診断等に適した放射線画像を得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、診断等に適した
放射線画像を得ることができる放射線画像検出処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、疾病診断用の人体X線画像等の放
射線画像を画像信号として得る方法として、フィルム画
像を読み取る方法や輝尽性蛍光体を用いる方法が知られ
ている。
【0003】このフィルム画像を読み取る方法では、化
学的現像および定着等の処理が行われた放射線写真フィ
ルムにレーザー光を照射し、その透過光あるいは反射光
をフォトマルチプライヤ等の光電素子で電気信号を変換
して各画素の画像データが得られる。
【0004】また、輝尽性蛍光体を用いる方法では、放
射線エネルギーの一部を蓄積して、その後可視光等の励
起光を照射すると蓄積されたエネルギーに応じて輝尽発
光を示す輝尽性蛍光体を利用し、この輝尽性蛍光体をシ
ート状とした輝尽性蛍光体シートに被写体の放射線画像
情報を記録したのちレーザ光等を照射し、輝尽発光を光
電素子で電気信号を変換して各画素の画像データが得ら
れる。
【0005】このように、フィルム画像を読み取る方法
や輝尽性蛍光体を用いる方法では、透過光や反射光ある
いは輝尽発光を集光して画像データを得るものであるこ
とから、得られた画像データに基づく放射線画像は鮮鋭
性が低下した画像となってしまう。このため、鮮鋭度の
低下を補正するために画像処理が行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フィルム画
像を読み取る方法や輝尽性蛍光体を用いる方法のように
透過光や反射光あるいは輝尽発光を集光することなく画
像データを得られるものとして、複数の検出素子を2次
元的に配列させて放射線画像を読み取るFPD(Flat Pa
nel Detector)を用いた放射線画像読取手段が知られて
いる。このFPDを用いるものでは、各検出素子で検出
された放射線量に基づいて画像データが生成されるの
で、鮮鋭度の高い放射線画像を得ることができる。
【0007】しかし、このようなFPDでは、撮影条件
の変動等によって放射線量が小さくなったとき、S/N
比が悪化したり、放射線量に比例した画像データを得る
ことができなくなってしまい、診断等に適した良好な放
射線画像を得ることができない場合が生じてしまう。
【0008】そこで、この発明では、撮影条件の変動等
による影響を補正して診断等に適した放射線画像を得る
ことができる放射線画像検出処理装置を提供するもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る放射線画
像検出処理装置は、放射線画像を2次元的に配列された
複数の検出素子により撮像し、複数の検出素子で得られ
た電気信号に基づく画像信号を生成して出力する放射線
画像検出手段と、放射線画像検出手段から出力された画
像信号に画像処理を施す画像処理手段とを有する放射線
画像検出処理装置であって、画像処理手段は、画像信号
を放射線画像検出手段に照射された放射線量または放射
線量の対数に比例し、かつ予め定められた所定信号値を
含む正規化画像信号に変換する処理を行う正規化処理手
段と、正規化処理手段で得られた正規化画像信号に対し
て少なくとも階調を変換する処理を行う階調処理手段を
有するものである。
【0010】また、放射線画像検出手段に固有のノイズ
特性情報を記憶するノイズ特性記憶手段を有し、ノイズ
特性記憶手段に記憶されたノイズ特性情報を用いて正規
化処理手段によって画像信号を正規化画像信号に変換す
る処理を行うものである。
【0011】また、撮影に関する管理情報を記憶する撮
影情報記憶手段を有し、撮影情報記憶手段に記憶された
撮影に関する情報を用いて画像処理手段によって画像処
理条件を決定するものである。
【0012】また、画像処理手段は、画像信号を解析す
ることにより所望の関心領域を設定する関心領域設定手
段と、設定された関心領域内の画像信号に基づいて、少
なくとも一つの代表信号値を決定する代表信号値決定手
段を有し、代表信号値決定手段で決定された代表信号値
が所定信号値に対応するような正規化画像信号への変換
を行うものである。
【0013】さらに、複数の階調変換曲線を記憶する階
調変換曲線記憶手段や複数の基本階調曲線を記憶する基
本階調曲線記憶手段を有し、階調変換曲線記憶手段に記
憶された複数の階調変換曲線からいずれかの階調変換曲
線を選択し、あるいは基本階調変換曲線記憶手段に記憶
された複数の基本階調変換曲線からいずれかの基本階調
変換曲線を選択して、選択した基本階調変換曲線を変形
することにより所望の階調変換曲線を作成し、選択した
階調変換曲線や作成した所望の階調変換曲線に基づいて
階調処理手段で正規化画像信号の階調を変換するもので
ある。
【0014】また、画像処理手段は周波数強調処理を行
う周波数強調手段やダイナミックレンジ圧縮処理を行う
ダイナミックレンジ圧縮処理手段を有するものである。
【0015】この発明においては、放射線画像検出手段
からの画像信号に対して、放射線画像検出手段の固有の
ノイズ特性情報に基づいた正規化が行われて画像信号が
正規化画像信号に変換される。また、撮影に関する管理
情報を用いて、階調変換曲線の選択あるいは基本階調変
換曲線からいずれかの基本階調変換曲線を選択し、この
選択した基本階調変換曲線を変形することにより所望の
階調変換曲線の作成が行われて、選択された階調変換曲
線や所望の階調変換曲線に基づいて正規化画像信号に対
して階調処理が行われる。さらに周波数強調処理やダイ
ナミックレンジ圧縮処理も行われる。
【0016】また、画像信号の正規化に際しては、画像
信号から所望の関心領域が設定されて、この関心領域内
の画像信号に基づいて少なくとも一つの代表信号値が決
定されて、あるいは関心領域内の画像信号のヒストグラ
ムに基づいて被写体部分に対応する信号領域を抽出し、
この信号領域内の略最小値、略最大値や信号領域内の累
積ヒストグラム値が所定の値となる信号値が代表信号値
とされて、この代表信号値が所定信号値に対応するよう
に変換が行われる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の一形態に
ついて図を用いて詳細に説明する。図1は、放射線画像
検出処理装置の構成を示す図である。図1において、放
射線発生器30はコントロール部10によって制御され
て、放射線発生器30から放射された放射線は、被写体
5を通して、検出手段である放射線画像読取器40の前
面に装着されている撮像パネルに照射される。
【0018】図2は撮像パネルの構成を示している。撮
像パネル41は所定の剛性を得られるだけの厚みを有す
る基板を有しており、この基板上には照射された放射線
の線量に応じて電気信号を出力する検出素子412-(1,
1)〜412-(m,n)が2次元配置されている。また、走査
線415-1〜415-mと信号線416-1〜416-nが例
えば直交するように配設される。
【0019】撮像パネル41の走査線415-1〜415
-mは、走査駆動回路44と接続されている。走査駆動回
路44から走査線415-1〜415-mのうちの1つ走査
線415-p(pは1〜mのいずれかの値)に読出信号RS
が供給されると、この走査線415-pに接続された検出
素子から照射された放射線の線量に応じた電気信号SV
-1〜SV-nが出力されて、信号線416-1〜416-nを
介して画像データ生成回路46に供給される。
【0020】この検出素子412は、照射された放射線
の線量に応じた電気信号を出力するものであれば良い。
例えば放射線が照射されたときに電子−正孔対が生成さ
れて抵抗値が変化する光導電層を用いて検出素子が形成
されている場合、この光導電層で生成された放射線量に
応じた量の電荷が電荷蓄積コンデンサに蓄えられて、こ
の電荷蓄積コンデンサに蓄えられた電荷が電気信号とし
て画像データ生成回路46に供給される。このような構
成を用いた撮像パネルとしては、特開平6−34209
8に開示されているような構成が適用できる。なお、光
導電層としては暗抵抗値が高いものが望ましく、アモル
ファスセレン、酸化鉛、硫化カドミウム、ヨウ化第2水
銀、または光導電性を示す有機材料(X線吸収コンパウ
ンドが添加された光伝導性ポリマを含む)などが用いら
れ、特にアモルファスセレンが望ましい。
【0021】また、検出素子412が、例えば放射線が
照射されることにより蛍光を生ずるシンチレータ等を用
いて形成されている場合、フォトダイオードでこのシン
チレータで生じた蛍光強度に基づく電気信号を生成して
画像データ生成回路46に供給するものとしてもよい。
このような構成を用いた撮像パネル41としては、特開
平9−90048に開示されているように、X線を増感
紙等の蛍光体層に吸収させて蛍光を発生させ、その蛍光
の強度を画素毎に設けたフォトダイオード等の光検出器
で検知するものがある。蛍光の検知手段としては他に、
CCDやC−MOSセンサを用いる方法もある。
【0022】特に上記の特開平6−342098に開示
された方式の撮像パネル(FPD)では、X線量を画素
毎の電荷量に直接変換するため、FPDでの鮮鋭性の劣
化が少なく、鮮鋭性の優れた画像が得られるので、本発
明のX線画像記録システム及びX線画像記録方法による
効果が大きく好適である。
【0023】さらに、撮像パネル41としては、図15
および図16に示すような構成とすることができる。図
15は撮像パネル41として使用できる放射線画像検出
器の正面図で放射線画像検出器が複数のユニットにより
構成されている例を示すものである。図15の点線は、
放射線画像検出器の格子50の線であるが、実際には保
護部材やX線シンチレータに隠れて正面からは見えな
い。図15はユニットが6×6=36個の列であるが、
数はこれに限るものではない。
【0024】図16は放射線画像検出器の縦断面の模式
図である。放射線画像検出器は、X線シンチレータ5
1、レンズアレイ52、そしてそのレンズアレイ52の
各々のレンズ53に対応するエリアセンサ54をこの順
に配置して構成される。X線シンチレータ51は、保護
部材55により保護される。レンズアレイ52の各々の
レンズ53は、レンズ支持部材58に支持され、X線シ
ンチレータ51とレンズアレイ52との間には、透明部
材56が配置される。エリアセンサ54は、エリアセン
サ支持部材57に支持されている。
【0025】放射線画像検出器の構成要素の形状、厚
み、光線経路などは正確ではない。格子50は直接X線
シンチレータ51に触れるのではなく、透明部材56に
突き当たるようにしてあり、これにより格子50がX線
シンチレータ51に当たって傷がつくことを避けるとと
もに、格子50の境界線が画像の欠落部分となることを
防いでいる。
【0026】図16は放射線画像検出器の縦断面の模式
図であり、あくまでも一例を示し、この発明の必須要素
はX線シンチレータ51、レンズアレイ52、エリアセ
ンサ54であり、X線シンチレータ51、レンズアレイ
52、そしてそのレンズアレイ52の各々のレンズ53
に対応するエリアセンサ54をこの順に配置したため、
空間分解能が高く光画質であり、厚さが薄く小型で、し
かも軽量である。
【0027】X線シンチレータ51が、ガドリウムオキ
シサルファイドや沃化セシウム等X線の曝射により可視
光を発し、X線シンチレータ51がX線の曝射により可
視光を発することで空間分解能が高く光画質である。
【0028】レンズアレイ52が、2枚以上の複数の異
なるレンズ53の組み合わせからなるレンズ群から構成
され、空間分解能が高く高画質であり、厚さを薄くする
ことができる。レンズ53の結像倍率が1/1.5から
1/20であり、結像倍率が1/1.5より大きいとエ
リアセンサが大きくなりすぎて配置が困難となり、1/
20より小さいとX線シンチレータ51からレンズまで
の距離が長くなり、放射線画像検出器の厚みが増大す
る。
【0029】また、エリアセンサ54としてCCDやC
−MOSセンサ等の固体撮像素子を用いることで鮮明な
画像が得られる。
【0030】画像データ生成回路46では、後述する読
取制御回路48からの出力制御信号SCに基づき供給さ
れた電気信号SVが順次選択されて、ディジタルの画像
信号とされる。このディジタルの画像信号である画像デ
ータDTは読取制御回路48に供給される。
【0031】読取制御回路48はコントロール部10と
接続されており、コントロール部10から供給された制
御信号CTDに基づいて走査制御信号RCや出力制御信
号SCが生成される。この走査制御信号RCが走査駆動
回路44に供給されて、走査制御信号RCに基づき走査
線415-1〜415-mに対しての読出信号RSの供給が
行われる。また、出力制御信号SCは画像データ生成回
路46に供給される。この読取制御回路48からの走査
制御信号RCや出力制御信号SCによって、例えば撮像
パネル41が上述のように(m×n)個の検出素子41
2で構成されている場合には、検出素子412-(1,1)〜
412-(m,n)からの電気信号SVに基づくデータをデー
タDP(1,1)〜DP(m,n)とすると、データDP(1,1)、
DP(1,2)、……DP(1,n)、DP(2,1)、……、DP
(m,n)の順とし、画像データDTが生成されて画像デー
タ生成回路46から読取制御回路48に供給される。ま
た、読取制御回路48では、この画像データDTをコン
トロール部10に送出する処理も行われる。
【0032】放射線画像読取器40で得られた画像デー
タDTは、読取制御回路48を介してコントロール部1
0に供給される。なお、放射線画像読取器40で得られ
た画像データをコントロール部10に供給する際に対数
変換処理を行った画像データを供給すれば、コントロー
ル部10における画像データの処理を簡単とすることが
できる。
【0033】次に、コントロール部10の構成を図3に
示す。コントロール部10の動作を制御するためのCP
U(Central Processing Unit)11には、システムバス
12と画像バス13が接続される。なお、コントロール
部10の動作を制御するためのCPU11は、メモリ1
4に記憶された制御プログラムに基づいて動作が制御さ
れる。
【0034】システムバス12と画像バス13には、表
示制御回路15、フレームメモリ制御回路16、入力イ
ンタフェース17、出力インタフェース18、撮影制御
回路19、ディスク制御回路20等が接続されており、
システムバス12を利用しCPU11によって各回路の
動作が制御されると共に、画像バス13を介して各回路
間での画像データの転送等が行われる。
【0035】フレームメモリ制御回路16には、フレー
ムメモリ21が接続されており、放射線画像読取器40
で得られた画像データが撮影制御回路19やフレームメ
モリ制御回路16を介して記憶される。フレームメモリ
21に記憶された画像データは読み出されて表示制御回
路15やディスク制御回路20に供給される。また、フ
レームメモリ21には、放射線画像読取器40から供給
された画像データをCPU11で処理してから記憶する
ものとしてもよい。
【0036】表示制御回路15には、画像表示装置22
が接続されており画像表示装置22の画面上に表示制御
回路15に供給された画像データに基づく放射線撮影画
像が表示される。ここで、放射線画像読取器40の画素
数よりも画像表示装置22の表示画素数が少ない場合に
は、画像データを間引きして読み出すことにより、画面
上に撮影画像全体を表示させることができる。また、画
像表示装置22の表示画素数分に相当する領域の画像デ
ータを読み出すものとすれば、所望の位置の撮影画像を
詳細に表示させることができる。
【0037】フレームメモリ21からディスク制御回路
20に画像データが供給される際には、例えば連続して
画像データが読み出されてディスク制御回路20内のF
IFOメモリに書き込まれ、その後順次ディスク装置2
3に記録される。
【0038】さらに、フレームメモリ21から読み出さ
れた画像データやディスク装置23から読み出された画
像データを出力インタフェース18を介して外部機器1
00に供給することもできる。
【0039】画像処理回路26では、放射線画像読取器
40から撮影制御回路19を介して供給された画像デー
タDTの正規化処理や階調処理および照射野認識処理が
行われる。また、周波数強調処理やダイナミックレンジ
圧縮処理等を行うものとしてもよい。なお、画像処理回
路26をCPU11が兼ねる構成として、画像処理等を
行うこともできる。
【0040】入力インタフェース17には、キーボード
等の入力装置27が接続されており、入力装置27を操
作することで、得られた画像データを識別するための情
報や撮影に関する情報等の管理情報の入力などが行われ
る。
【0041】出力インタフェース18に接続される外部
機器100としては、レーザーイメージャとも呼ばれる
走査型レーザ露光装置が用いられる。この走査型レーザ
露光装置では、画像データによりレーザビーム強度を変
調し、従来のハロゲン化銀写真感光材料や熱現象ハロゲ
ン化銀写真感光材に露光したあと適切な現像処理を行う
ことによって放射線画像のハードコピーが得られるもの
である。
【0042】なお、フレームメモリ21には、放射線画
像読取器40から供給された画像データを記憶するもの
としたが、供給された画像データをCPU11で処理し
てから記憶するものとしてもよい。また、ディスク装置
23には、フレームメモリ21に記憶されている画像デ
ータ、すなわち放射線画像読取器40から供給された画
像データやその画像データをCPU11で処理した画像
データを、管理情報などと共に保存することができる。
【0043】次に、動作について説明する。被写体5の
放射線画像を得る際には、放射線発生器30と放射線画
像読取器40の撮像パネル41の間に被写体5が位置す
るものとされて、放射線発生器30から放射された放射
線が被写体5に照射されると共に、被写体5を透過した
放射線が撮像パネル41に入射される。
【0044】コントロール部10には、撮影が行われる
被写体5の識別や撮影に関する情報を示す管理情報が入
力装置27を用いて入力される。この入力装置27を用
いた管理情報の入力は、キーボードを操作したり、磁気
カード、バーコード、HIS(病院内情報システム:ネ
ットワークによる情報管理)等を利用して行われる。こ
の管理情報は、例えばID番号、氏名、生年月日、性
別、撮影日時、撮影部位および撮影体位(例えば、放射
線を人体のどの部分にどの方向から照射したか)、撮影
方法(単純撮影,造影撮影,断層撮影,拡大撮影等)、
撮影条件(管電圧,管電流,照射時間,散乱線除去グリ
ッドの使用の有無等)等の情報から構成される。
【0045】また撮影日時は、CPU11に内蔵されて
いる時計機能を利用して、CPU11からカレンダーや
時刻の情報を自動的に得ることもできる。なお、入力さ
れる管理情報は、その時点で撮影される被写体に関する
ものだけでも良く、一連の管理情報を予め入力しておい
て、入力順に被写体を撮影したり、必要に応じて入力さ
れた管理情報を読み出して用いるものとしてもよい。
【0046】放射線画像読取器40の電源スイッチがオ
ン状態とされると、コントロール部10からの制御信号
CTDに基づき、放射線画像読取器40の読取制御回路
48や走査駆動回路44によって撮像パネル41の初期
化が行われる。この初期化は、撮像パネル41から照射
された放射線量に応じた正しい電気信号を得るためのも
のである。
【0047】放射線画像読取器40での撮像パネル41
の初期化が完了すると、放射線発生器30からの放射線
の照射が可能とされる。ここで、放射線を照射するため
のスイッチが放射線発生器30に設けられている場合、
このスイッチが操作されると、放射線発生器30から被
写体5に向けて放射線が所定時間だけ照射されると共
に、放射線の照射開始を示す信号DFSや照射終了を示
す信号DFEがコントロール部10に供給される。
【0048】このとき、放射線画像読取器40の撮像パ
ネル41に照射される放射線の放射線量は、被写体5に
よる放射線吸収の度合いが異なるため、被写体5によっ
て変調される。撮像パネル41の検出素子412-(1,1)
〜412-(m,n)では、被写体5によって変調された放射
線に基づく電気信号が生成される。
【0049】次に、コントロール部10では、信号DF
Sが供給されてから所定時間後、例えば放射線の照射時
間が0.1秒程度であるときには、この照射時間よりも
長い時間(例えば約1秒)経過後、または、信号DFE
が供給されてから直ちに、放射線画像読取器40で画像
データDTの生成を開始するために制御信号CTDが放
射線画像読取器40の読取制御回路48に供給される。
【0050】一方、放射線を照射するためのスイッチが
コントロール部10に設けられている場合、このスイッ
チが操作されると、放射線の照射を開始させるための照
射開始信号CSTが撮影制御回路19を介して放射線発
生器30に供給されて、放射線発生器30から被写体5
に向けて放射線が所定時間だけ照射される。この照射時
間は、例えば管理情報に基づいて設定される。
【0051】次に、コントロール部10では、照射開始
信号CSTを出力してから所定時間後、放射線画像読取
器40で画像データの生成を開始するための制御信号C
TDが放射線画像読取器40の読取制御回路48に供給
される。なお、コントロール部10では、放射線発生器
30での放射線の照射終了を検出してから、放射線画像
読取器40で画像データの生成を開始するための制御信
号CTDを放射線画像読取器40に供給するものとして
もよい。この場合には、放射線の照射中に画像データが
生成されてしまうことを防止できる。
【0052】放射線画像読取器40の読取制御回路48
では、コントロール部10から供給された画像データの
生成を開始するための制御信号CTDに基づいて走査制
御信号RCや出力制御信号SCが生成される。この走査
制御信号RCが走査駆動回路44に供給されると共に出
力制御信号SCが画像データ生成回路46に供給され
て、画像データ生成回路46から得られた画像データD
Tが読取制御回路48に供給される。この画像データD
Tは、読取制御回路48によってコントロール部10に
送出される。
【0053】コントロール部10に供給された画像デー
タDTは、撮影制御回路19やフレームメモリ制御回路
16等を介してフレームメモリ21に記憶される。この
フレームメモリ21に記憶された画像データを用いて、
画像表示装置22に放射線画像を表示させることができ
る。また、フレームメモリ21に記憶された画像データ
を画像処理回路26で処理して表示制御回路15に供給
したり、画像処理が行われた画像データをフレームメモ
リ21に記憶させて、このフレームメモリ21に記憶さ
れた画像データを表示制御回路15に供給することによ
り、輝度やコントラストあるいは鮮鋭度等が調整され
て、診断等に適した放射線画像を表示することもでき
る。また、画像処理が行われた画像データを外部機器1
00に供給することで、診断等に適した放射線画像のハ
ードコピーを得ることができる。
【0054】画像処理回路26では、放射線量が異なっ
て撮像パネル41から出力された画像データのレベルの
分布が変動した場合であっても常に安定した放射線画像
を得るために、図4に示すように画像データDTの正規
化処理が行われる。また、画像データのレベルの分布が
変動しても、診断等に適した濃度およびコントラストの
放射線画像を得るために正規化処理後の画像データであ
る正規化画像データDTregに対して階調処理が行われ
る。なお、図示せずも画像処理回路26では、正規化画
像データDTregに対して正規化放射線画像の鮮鋭度を
制御する周波数強調処理や、ダイナミックレンジの広い
放射線画像の全体を、被写体の細かい構造部分のコント
ラストを低下させることなく見やすい濃度範囲内に収め
るためのダイナミックレンジ圧縮処理を行うものとして
もよい。
【0055】ここで、撮像パネル41では、放射線量に
応じて、例えば図5Aの特性曲線CAで示されるレベル
の信号が生成される共に、特性曲線CBで示されるレベ
ルのノイズが生ずることが知られている。ここで、ノイ
ズは電気的ノイズ成分と量子ノイズ成分が含まれてお
り、放射線量が「RT」よりも小さいときには電気ノイ
ズ成分でノイズのレベルが決定され、放射線量が「R
T」よりも大きいときには量子ノイズ成分でノイズのレ
ベルが決定される。この放射線量に応じて生成された信
号とノイズが加算されて、この加算信号に基づいて画像
データが生成されて撮像パネル41から出力される。
【0056】このため、撮像パネル41から出力される
画像データは、図5Bの特性曲線CCに示すように放射
線量に応じたレベルとされる。ここで、放射線量が「R
T」よりも大きい時と小さい時とでノイズの特性が異な
ることから、画像データのレベルも放射線量が「RT」
よりも大きい時と小さい時とで異なる特性を有するもの
とされる。
【0057】このように、放射線量が「RT」よりも大
きい時と小さい時と画像データのレベルが異なる特性を
有すことから、図5Bの破線で示すように放射線量が
「RT」よりも大きい時でも小さい時でも同じ特性で放
射線量に応じた画像データを得ることができるように、
ノイズ特性に基づいて画像データを補正し、さらに補正
された画像データを所望のレベルとする正規化が行われ
る。
【0058】ここで、放射線量Eに応じて撮像パネルか
ら出力される信号VAは、ノイズ特性を考慮した式
(1)に示す特性となるものとした場合、正規化された
信号VBは、式(1)の逆関数を用いた式(2)に基づ
いて求められる。なお「a」,「b」は定数である。
【0059】VA=f(logE) ・・・(1) VB=af-1(VA)+b ・・・(2) 画像処理回路26では、図4に示すように、式(2)の
逆関数の演算と対応する正規化処理ルックアップテーブ
ルが設けられている。このように、逆関数の演算と対応
する正規化処理ルックアップテーブルを設けて、放射線
画像読取器40からの画像データDTに基づいて正規化
処理ルックアップテーブルを参照することにより、画像
データDTを用いて演算を行わなくとも、簡単で速やか
にノイズ特性の影響が補正された画像データを得ること
ができる。
【0060】本実施形態では正規化処理ルックアップテ
ーブルがノイズ特性の記憶手段を兼ねているが、ノイズ
特性を記憶するノイズ特性記憶手段を設け、このノイズ
特性を式(2)により正規化処理を行ってもよい。
【0061】このため、例えば放射線量の分布が図6に
示すように「RT」を含む「Ra」〜「Rb」の範囲で
ある場合、画像データのレベル「VAa」〜「VAb」
を補正してレベル「VACa」〜「VACb(≒VA
b)」とすることができる。
【0062】このように、ノイズ特性の影響の補正が行
われると、次に、補正して得られたレベルの分布を所望
のレベルの分布に変換する処理が行われる。
【0063】ところで、放射線画像の撮影に際しては、
例えば診断に必要とされない部分に放射線が照射されな
いようにするため、あるいは診断に必要とされない部分
に放射線が照射されて、この部分で散乱された放射線が
診断に必要とされる部分に入射されて分解能が低下する
ことを防止するため、被写体5の一部や放射線発生器3
0に鉛板等の放射線非透過物質を設置して、被写体5に
対する放射線の照射野を制限する照射野絞りが行われ
る。
【0064】この照射野絞りが行われた場合、照射野内
領域と照射野外領域の画像データを用いてレベルの変換
処理やその後の階調処理を行うものとすると、照射野外
領域の画像データによって、照射野内の診断に必要とさ
れる部分の画像処理が適正に行われなくなってしまう。
このため、照射野内領域と照射野外領域を判別する照射
野認識が行われる。
【0065】照射野認識では、例えば特開昭63−25
9538号で示される方法が用いられて、図7Aに示す
ように撮像面上の所定の位置Pから撮像面の端部側に向
かう線分上の画像データを用いて例えば微分処理が行わ
れる。この微分処理によって得られた微分信号Sdは、
図7Bに示すように照射野エッジ部で信号レベルが大き
くなるため、微分信号Sdの信号レベルを判別して1つ
の照射野エッジ候補点EP1が求められる。この照射野
エッジ候補点を求める処理を、撮像面上の所定の位置を
中心として放射状に行うことにより複数の照射野エッジ
候補点EP1〜EPkが求められる。このようにして得ら
れた複数の照射野エッジ候補点EP1〜EPkの隣接する
エッジ候補点を直線あるいは曲線で結ぶことにより照射
野エッジ部が求められる。
【0066】また、特開平5−7579号で示される方
法を用いることもできる。この方法では、撮像面を複数
の小領域に分割したとき、照射野絞りによって放射線の
照射が遮られた照射野外の小領域では、略一様に放射線
の放射線量が小さくなり画像データの分散値が小さくな
る。また、照射野内の小領域では、被写体によって放射
線量が変調されることから照射野外に比べて分散値が高
くなる。さらに、照射野エッジ部を含む小領域では最も
放射線量が小さい部分と被写体によって変調された放射
線量の部分が混在することから分散値は最も高くなる。
このことから、分散値によって照射野エッジ部を含む小
領域が判別される。
【0067】また、特開平7−181609号で示され
る方法を用いることもできる。この方法では、画像デー
タを所定の回転中心に関して回転移動させて、平行状態
検出手段によって照射野の境界線が画像上に設定された
直交座標の座標軸と平行となるまで回転を行うものと
し、平行状態が検出されると、直線方程式算出手段によ
って回転角度と回転中心から境界線までの距離によって
回転前の境界の直線方程式が算出される。その後、複数
の境界線に囲まれる領域を直線方程式から決定すること
で、照射野の領域を判別することができる。また照射野
エッジ部が曲線である場合には、境界点抽出手段で画像
データに基づき例えば1つの境界点を抽出し、この境界
点の周辺の境界候補点群から次の境界点を抽出する。以
下同様に、境界点の周辺の境界候補点群から境界点を順
次抽出することにより、照射野エッジ部が曲線であって
も判別することができる。
【0068】なお、照射野認識はノイズ特性の影響の補
正が行われる前の画像データを用いて行うこともでき
る。またノイズ特性の影響の補正が行われた画像データ
を用いるものとすれば、画像データが補正されているの
で照射野認識を精度良く行うことが可能となる。
【0069】このようにして照射野認識が行われると、
認識された照射野内領域は、ノイズ特性の影響が補正さ
れた画像データの分布を所望のレベルの分布に変換する
際に、補正された画像データのレベルの分布を決定する
ための領域(以下「関心領域」という)に設定される。
この関心領域内のノイズ特性の影響が補正された画像デ
ータあるいは後述する信号領域内のノイズ特性の影響が
補正された画像データから代表値を決定し、この代表値
を所望のレベルに変換することで、所望のレベルの画像
データを得ることができる。
【0070】この関心領域は、照射野内領域と等しい場
合に限られるものではない。例えば診断を行う上で最も
重要な部分を照射野の中央として撮影を行うことが一般
的に行われていることから、照射野内領域の中央に円形
あるいは矩形等の領域を設定して関心領域とするものと
してもよい。ここで、円形あるいは矩形等の領域は、円
の直径や矩形の一辺の長さが、例えば照射野の長辺や短
辺あるいは対角線の「1/2〜「1/5」として設定さ
れる。
【0071】さらに、照射野内領域に所定の人体構造に
対応する関心領域を設定してもよい。例えば、特開平3
ー218578号で示されているように、縦方向と横方
向とのプロジェクション(画像データの一方向の累積
値)を求め、このデータから解剖学的領域決定手段によ
って肺野部分の領域を決定し、この決定された領域が関
心領域として設定される。また特開平5ー7578号で
示されているように、各画素の画像データと閾値を比較
して、比較結果に基づき識別符号を画素毎に付加するも
のとし、閾値以上であることを示す識別符号の連続する
画素群毎にラベリングを行って領域を決定し、この決定
された領域が関心領域として設定される。次に、設定さ
れた関心領域内のノイズ特性の影響が補正された画像デ
ータから代表値D1,D2が設定されて、この代表値を所
望のレベルS1,S2に変換する処理が行われる。また、
関心領域内から代表値を設定するための領域(以下「信
号領域」という)を抽出して、抽出された信号領域内の
ノイズ特性の影響が補正された画像データから代表値D
1,D2が設定される。
【0072】この関心領域から信号領域を抽出する方法
としては、画像データのヒストグラムを作成して、この
ヒストグラムに基づいて信号領域の抽出が行われる。例
えば図8Aは人体股関節部分の放射線画像を示してお
り、領域PAは照射野絞りが行われて放射線が照射され
なかった領域である。図8Bは、照射野認識を行い、認
識された照射野内の領域を関心領域に設定した図であ
る。図8Cは、この関心領域の画像のヒストグラムを示
している。図8Bに示す関心領域内の直接照射領域PB
は、放射線が被写体を透過することなく直接照射された
領域であり放射線量が大きい。このため、直接照射領域
PBは、図8Cに示すように画像データのレベルの高い
領域Pbと対応する。また、関心領域内の放射線遮蔽領
域PC(放射線防護具等で放射線の遮蔽が行われた領
域)は、放射線が遮蔽されていることから放射線線量が
小さい。このため、放射線遮蔽領域PCは、画像データ
のレベルの低い領域Pcと対応する。さらに、関心領域
内の被写体領域PDでは、被写体によって放射線が変調
されており、この被写体領域PDは、画像データのレベ
ルの高い領域Pbと低い領域Pcの間の領域Pdと対応
する。このように画像データのヒストグラムによって、
被写体領域を判別することができるので、図8Cに示す
画像データのレベルの高い領域Pbとレベルの低い領域
Pcを除去して、領域Pdが信号領域とされる。
【0073】また、信号領域の抽出では、特開昭63−
262141号で示される方法を用いることもできる。
この方法では、画像データのヒストグラムを判別基準法
などを用いた自動しきい値選別法により複数の小領域に
分割し、分割された小領域のうち所望の画像部分が信号
領域として抽出される。
【0074】代表値D1,D2の設定では、例えば関心領
域内や抽出された信号領域内の略最小値と略最大値が代
表値として用いられる。また信号領域内の累積ヒストグ
ラムが所定の値、例えば20%と80%となるような信
号値が代表信号値として用いられる。また代表値を1つ
として例えば信号領域内の累積ヒストグラムが60%と
なる信号値が代表信号値として用いられる。代表値D
1,D2の設定では、信号領域内の画像データを用いるこ
とで関心領域内の画像データを用いる場合よりもさらに
被写体に適した正規化処理を行うことができる。
【0075】このようにして代表値D1,D2が設定され
ると、図9示すように代表値D1,D2が所望の基準値S
1,S2となるように、式(2)の定数「a」,「b」が
設定されて演算が行われる。
【0076】このように、正規化処理ルックアップテー
ブルを利用してノイズ特性の影響の補正が行われて、そ
の後、関心領域の設定や信号領域の抽出が行われて代表
値が設定されて、この代表値が所定のレベルとなるよう
にノイズ特性の影響の補正がなされた画像データの変換
が行われて正規化処理が終了する。この正規化処理によ
って、図10に示すように、放射線が所望の基準値S1
〜S2の画像データを得ることができる線量R1〜R2よ
りも低い放射線量Ra〜Rbであっても、所望の基準値S
1〜S2の画像データを得ることができるので、被写体の
被曝量を軽減させることができる。
【0077】次に、図4に示すように正規化処理が終了
して得られた正規化画像データDTregを用いて階調処
理が行われる。階調処理では、例えば図11に示すよう
な階調変換曲線が用いられて、正規化画像データDTre
gの基準値S1,S2をレベルS1',S2'として正規化画
像データDTregが出力画像データDToutに変換され
る。このレベルS1',S2'は、出力画像における所定の
輝度または写真濃度と対応するものである。
【0078】階調変換曲線は、正規化画像データDTre
gの全信号領域にわたって連続な関数であることが好ま
しく、またその微分関数も連続であることが好ましい。
また、全信号領域にわたって、その微分係数の符号が一
定であることが好ましい。
【0079】また、撮影部位や撮影体位、撮影条件、撮
影方法等によって好ましい階調変換曲線の形状やレベル
S1',S2'が異なることから、階調変換曲線は画像毎に
その都度作成してもよく、また例えば特公平5ー261
38号で示されているように、予め複数の基本階調変換
曲線を記憶しておくものとし、いずれかの基本階調変換
曲線を読み出して回転および平行移動することにより所
望の階調変換曲線を容易に得ることができる。なお、図
4に示すように画像処理回路26では、複数の基本階調
曲線に対応する階調処理ルックアップテーブルが設けら
れており、正規化画像データDTregに基づいて階調処
理ルックアップテーブルを参照して得られた画像データ
を、基本階調変換曲線の回転および平行移動に応じて補
正することで階調変換が行われた出力画像データDTou
tを得ることができる。なお、階調変換処理では、2つ
の基準値S1,S2を用いるだけでなく、1つの基準値や
3つ以上の基準値を用いるものとしてもよい。
【0080】ここで、基本階調曲線の選択や基本階調曲
線の回転および平行移動は、撮影部位や撮影体位、撮影
条件、撮影方法等に基づいて行われる。これらの情報が
入力装置27を用いて管理情報として入力されている場
合には、この管理情報を利用することで、容易に基本階
調曲線を選択することができると共に基本階調曲線の回
転方向および平行移動の移動量を決定することができ
る。また、撮影部位や撮影体位、撮影条件、撮影方法に
基づいて基準値S1,S2のレベルを変更するものとして
もよい。
【0081】さらに、基本階調曲線の選択や基本階調曲
線の回転あるいは平行移動は、画像表示装置の種類や画
像出力のための外部機器の種類に関する情報に基づいて
行うものとしてもよい。これは、画像の出力方式に依存
して、好ましい階調が異なる場合があるためである。
【0082】次に、周波数強調処理およびダイナミック
レンジ圧縮処理について説明する。周波数強調処理で
は、例えば式(3)に示す非鮮鋭マスク処理によって鮮
鋭度を制御するために、関数Fが特公昭62−6237
3号や特公昭62−62376号で示される方法によっ
て定められる。
【0083】 Soua=Sorg+F(Sorg−Sus) ・・・(3) なお、Souaは処理後の画像データ、Sorgは周波数強調
処理前の画像データ、Susは周波数強調処理前の画像デ
ータを平均化処理等によって求められた非鮮鋭データで
ある。
【0084】この周波数強調処理では、例えばF(Sor
g−Sus)がβ×(Sorg−Sus)とされて、β(強調係
数)が図12に示すように基準値S1,S2間でほぼ線形
に変化される。また図13の実線で示すように、低輝度
を強調する場合には基準値S1〜値「A」までのβが最
大とされて、値「B」〜基準値S2まで最小とされる。
また値「A」〜値「B」までは、βがほぼ線形に変化さ
れる。高輝度を強調する場合には破線で示すように、基
準値S1〜値「A」までのβが最小とされて、値「B」
〜基準値S2まで最大とされる。また値「A」〜値
「B」までは、βがほぼ線形に変化される。なお、図示
せずも中輝度を強調する場合には値「A」〜値「B」の
βが最大とされる。このように周波数強調処理では、関
数Fによって任意の輝度部分の鮮鋭度を制御することが
できる。
【0085】ここで、基準値S1,S2および値A,B
は、上述した階調処理条件の設定における基準値S1,
S2の決定方法と同様の方法により求められる。また、
周波数強調処理の方法は、上記非鮮鋭マスク処理に限ら
れるものではなく、特開平9−44645号で示される
多重解像度法などの手法を用いてもよい。
【0086】なお、周波数強調処理では、強調する周波
数帯域や強調の程度は、階調処理での基本階調曲線の選
択等と同様に撮影部位や撮影体位、撮影条件、撮影方法
等に基づいて設定される。
【0087】ダイナミックレンジ圧縮処理では、式
(4)に示す圧縮処理によって見やすい濃度範囲に収め
る制御を行うため、関数Gが特許公報266318号で
示される方法によって定められる。
【0088】 Stb=Sorg+G(Sus) ・・・(4) なお、Stbは処理後の画像データ、Sorgはダイナミッ
クレンジ圧縮処理前の画像データ、Susはダイナミック
レンジ圧縮処理前の画像データを平均化処理等によって
求められた非鮮鋭データである。
【0089】ここで、G(Sus)が図14Aに示すよう
に、非鮮鋭データSusがレベル「La」よりも小さくな
るとG(Sus)が増加するような特性を有する場合に
は、低濃度領域の濃度が高いものとされて、図14Bに
示す画像データSorgは図14Cに示すように低濃度側
のダイナミックレンジが圧縮された画像データStbとさ
れる。また、G(Sus)が図14Dに示すように、非鮮
鋭データSusがレベル「Lb」よりも小さくなるとG
(Sus)が減少するような特性を有する場合には、高濃
度領域の濃度が高いものとされて、図14Bに示す画像
データSorgは図12Eに示すように高濃度側のダイナ
ミックレンジが圧縮される。ここで、レベル「La」,
「Lb」は、上述した階調処理条件の設定における基準
値S1,S2の決定方法と同様の方法により求められる。
【0090】なお、ダイナミックレンジ圧縮処理も、撮
影部位や撮影体位、撮影条件、撮影方法等に基づいて補
正周波数帯域や補正の程度が設定される。
【0091】また、撮像パネル41は、ここにそのノイ
ズ特性等の特性が異なる場合が多い。そのため、撮像パ
ネル41毎のノイズ特性をノイズ特性記録手段にに記憶
しておき、撮像パネル41に付された撮像パネル41を
識別する情報に基づき、ノイズ特性記憶手段からノイズ
特性を読み出し、そのノイズ特性を用いて正規化処理を
施すことが好ましい。これにより、各撮像パネル41毎
に最適な画像を得ることができる。勿論、正規化処理ル
ックアップテーブルを各撮像パネル41毎に設けても良
い。
【0092】このように、上述の実施の形態によれば、
放射線量が異なっても撮像パネルのノイズ特性の影響の
補正が行われて所望のレベルの画像データが得られると
共に、この得られた画像データに対して階調処理が行わ
れるので、診断等に適した濃度およびコントラストの放
射線画像を常に安定して得ることができる。また、周波
数強調処理を行うことで良好な鮮鋭度の放射線画像を得
ることができると共に、ダイナミックレンジ圧縮処理に
よって、被写体の細かい構造部分のコントラストを低下
させることなく見やすい濃度範囲内の放射線画像を得る
ことができる。
【0093】
【発明の効果】この発明によれば、放射線画像検出手段
からの画像信号に対して正規化処理が行われると共に正
規化処理によって得られた正規化画像信号に対して階調
処理が行われるので、診断等に適した濃度およびコント
ラストの放射線画像を常に安定して得ることができる。
また、放射線画像検出手段に固有のノイズ特性情報を用
い正規化処理が行われるので、放射線量が異なっても良
好な放射線画像を得ることができる。さらに、撮影に関
する管理情報を用いて画像処理条件が決定されるので、
撮影された放射線画像に応じた画像処理を簡単に行うこ
とができる。
【0094】また、関心領域内や信号領域内の画像信号
に基づいて代表信号値が設定されて、この代表信号値が
所定の信号値となるように正規化が行われるので、被写
体部分の画像を良好なものとすることができる。
【0095】また、撮影に関する管理情報を用いて、階
調変換曲線の選択あるいは基本階調変換曲線からいずれ
かの基本階調変換曲線を選択し、この選択した基本階調
変換曲線を変形することにより所望の階調変換曲線の作
成が行われて、得られた階調変換曲線を用いて階調処理
が行われるので、撮影された放射線画像に応じた階調処
理を簡単に行うことができる。
【0096】さらに周波数強調処理やダイナミックレン
ジ圧縮処理を行うことで、良好な鮮鋭度で見やすい濃度
範囲内の放射線画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】放射線画像検出処理装置の構成を示す図であ
る。
【図2】撮像パネルの構成を示す図である。
【図3】コントロール部の構成を示す図である。
【図4】画像処理回路の構成を示す図である。
【図5】撮像パネルの特性を示す図である。
【図6】ノイズ特性の影響の補正を説明するための図で
ある。
【図7】照射野認識処理を説明するための図である。
【図8】信号領域の抽出方法を示す図である。
【図9】レベル変換を説明するための図である。
【図10】正規化処理を示す図である。
【図11】階調変換特性を示す図である。
【図12】強調係数と画像データの関係を示す図であ
る。
【図13】強調係数と画像データの関係を示す図であ
る。
【図14】ダイナミックレンジ圧縮処理を説明するため
の図である。
【図15】撮像パネルの構成を示す図である。
【図16】撮像パネルの構成を示す図である。
【符号の説明】 10 コントロール部 11 CPU 21 フレームメモリ 26 画像処理回路 30 放射線発生器 40 放射線画像読取器 41 撮像パネル

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線画像を2次元的に配列された複数
    の検出素子により撮像し、前記複数の検出素子で得られ
    た電気信号に基づく画像信号を生成して出力する放射線
    画像検出手段と、 前記放射線画像検出手段から出力された前記画像信号に
    画像処理を施す画像処理手段とを有する放射線画像検出
    処理装置において、 前記画像処理手段は、前記画像信号を前記放射線画像検
    出手段に照射された放射線量または放射線量の対数に比
    例し、かつ予め定められた所定信号値を含む正規化画像
    信号に変換する処理を行う正規化処理手段と、 前記正規化処理手段で得られた正規化画像信号に対し
    て、少なくとも階調を変換する処理を行う階調処理手段
    を有することを特徴とする放射線画像検出処理装置。
  2. 【請求項2】 放射線画像検出手段に固有のノイズ特性
    情報を記憶するノイズ特性記憶手段を有し、 前記正規化処理手段では、前記ノイズ特性記憶手段に記
    憶されたノイズ特性情報を用いて前記画像信号を前記正
    規化画像信号に変換する処理を行うことを特徴とする請
    求項1記載の放射線画像検出処理装置。
  3. 【請求項3】 撮影に関する管理情報を記憶する撮影情
    報記憶手段を有し、 前記画像処理手段は、前記撮影情報記憶手段に記憶され
    た撮影に関する情報を用いて画像処理条件を決定するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の放射線画
    像検出処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理手段は、前記画像信号を解
    析することにより所望の関心領域を設定する関心領域設
    定手段と、 前記設定された関心領域内の画像信号に基づいて、少な
    くとも一つの代表信号値を決定する代表信号値決定手段
    を有し、 前記代表信号値決定手段で決定された代表信号値が前記
    所定信号値に対応するような正規化画像信号への変換を
    行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか
    に記載の放射線画像検出処理装置。
  5. 【請求項5】 前記代表信号値決定手段は、前記関心領
    域内の画像信号のヒストグラムを作成し、前記ヒストグ
    ラムに基づいて、前記関心領域内から被写体部分に対応
    する信号領域を抽出し、前記信号領域内の略最小値およ
    び略最大値の一方または両方を代表信号値とすることを
    特徴とする請求項4に記載の放射線画像検出処理装置。
  6. 【請求項6】 前記代表信号値決定手段は、前記関心領
    域内の画像信号のヒストグラムを作成し、前記ヒストグ
    ラムに基づいて、前記関心領域内から被写体部分に対応
    する信号領域を抽出し、前記信号領域内での累積ヒスト
    グラム値が所定の値となる信号値を代表信号値とするこ
    とを特徴とする請求項4に記載の放射線画像検出処理装
    置。
  7. 【請求項7】 複数の階調変換曲線を記憶する階調変換
    曲線記憶手段を有し、 前記階調処理手段では、前記階調変換曲線記憶手段に記
    憶された複数の階調変換曲線からいずれかの階調変換曲
    線を選択し、選択した階調変換曲線に基づいて階調を変
    換する処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項
    6のいずれかに記載の放射線画像検出処理装置。
  8. 【請求項8】 前記階調処理手段では、前記階調変換曲
    線記憶手段に記憶された複数の階調変換曲線から前記撮
    影に関する管理情報に基づいて階調変換曲線を選択する
    ことを特徴とする請求項7に記載の放射線画像検出処理
    装置。
  9. 【請求項9】 複数の基本階調曲線を記憶する基本階調
    曲線記憶手段を有し、 前記階調処理手段では、前記基本階調変換曲線記憶手段
    に記憶された複数の基本階調変換曲線からいずれかの基
    本階調変換曲線を選択し、選択した基本階調変換曲線を
    変形することにより所望の階調変換曲線を作成し、作成
    された階調変換曲線に基づいて階調を変換する処理を行
    うことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに
    記載の放射線画像検出処理装置。
  10. 【請求項10】 前記階調処理手段では、前記基本階調
    変換曲線記憶手段に記憶された複数の基本階調変換曲線
    から前記撮影に関する管理情報に基づいて基本階調変換
    曲線を選択することを特徴とする請求項9に記載の放射
    線画像検出処理装置。
  11. 【請求項11】 前記画像処理手段は、周波数強調処理
    を行う周波数強調手段を有することを特徴とする請求項
    1から請求項10のいずれかに記載の放射線画像検出処
    理装置。
  12. 【請求項12】 前記画像処理手段は、前記ダイナミッ
    クレンジ圧縮処理を行うダイナミックレンジ圧縮処理手
    段を有することを特徴とする請求項1から請求項11の
    いずれかに記載の放射線画像検出処理装置。
JP11112167A 1998-04-20 1999-04-20 放射線画像検出処理装置 Pending JP2000030046A (ja)

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