JP2000029507A - I/o伝送方法 - Google Patents
I/o伝送方法Info
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- JP2000029507A JP2000029507A JP10194061A JP19406198A JP2000029507A JP 2000029507 A JP2000029507 A JP 2000029507A JP 10194061 A JP10194061 A JP 10194061A JP 19406198 A JP19406198 A JP 19406198A JP 2000029507 A JP2000029507 A JP 2000029507A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 12
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- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
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- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
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- Programmable Controllers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】親局伝送モジュールの伝送実行時間に対し、P
Cのスキャン時間ごとに発生する割込信号の周期、すな
わちスキャン時間が不十分である場合、当該親局伝送モ
ジュールは、非同期伝送に切り替わることによって全リ
モート局装置とのI/O信号の送受信を継続して行う。 【解決手段】伝送モジュールは、PCからのスキャン時
間毎に割り込み信号(S10) によって開始する伝送(S11)
の実行時間を常時報告する。伝送モジュールは、PCの
スキャン時間が伝送実行時間に対し短い場合、スキャン
時間に対し非同期となり、全リモート局装置とのI/O
信号の送受信を完了する(S14) まで次の伝送を開始しな
いようにする。
Cのスキャン時間ごとに発生する割込信号の周期、すな
わちスキャン時間が不十分である場合、当該親局伝送モ
ジュールは、非同期伝送に切り替わることによって全リ
モート局装置とのI/O信号の送受信を継続して行う。 【解決手段】伝送モジュールは、PCからのスキャン時
間毎に割り込み信号(S10) によって開始する伝送(S11)
の実行時間を常時報告する。伝送モジュールは、PCの
スキャン時間が伝送実行時間に対し短い場合、スキャン
時間に対し非同期となり、全リモート局装置とのI/O
信号の送受信を完了する(S14) まで次の伝送を開始しな
いようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラマブルコ
ントローラ(以下、PCと記す)及び当該PCからのス
キャン時間毎に割込信号が供給される伝送モジュールを
有する中央局装置とリモートI/O局装置とを伝送路に
接続し、中央局装置とリモートI/O局装置との間でI
/O信号のやり取りを行うI/O伝送方法に関する。
ントローラ(以下、PCと記す)及び当該PCからのス
キャン時間毎に割込信号が供給される伝送モジュールを
有する中央局装置とリモートI/O局装置とを伝送路に
接続し、中央局装置とリモートI/O局装置との間でI
/O信号のやり取りを行うI/O伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、伝送路に接続される親局と子局と
の間で、I/O信号の送受信を行うPCのリモート入出
力システムが知られている。図7は、PCのリモート入
出力(I/O)システムの構成図である。図7に示され
るように、PCのリモート入出力システムの伝送路に3
0には、中央局装置10と、リモートI/O局装置20
とが接続されている。中央局装置10は、PC111
と、親局伝送モジュール112と、電源モジュール11
0などから構成されている。リモート入出力装置20
は、子局伝送モジュール212と、入出力(I/O)モ
ジュール213と、電源モジュール210などから構成
されている。中央局装置10では、PC111が親局伝
送モジュール112に対してスキャン時間毎に割込信号
を発生し、親局伝送モジュール112は、この割込信号
によってリモート入出力装置20との伝送を行う。図8
は、PC111のスキャン時間と親局〜子局間のI/O
伝送との関係を示したタイムチャート図である。PC1
11のスキャン時間毎に発生する割り込みによって親局
伝送モジュール112は、各リモート局装置20とのI
/O伝送を行う。PC111のスキャン時間ごとに発生
する割込信号の周期が親局伝送モジュール112の伝送
周期に対し十分である場合、I/O伝送は正常に行われ
る。ところが、図9に示すように、PC111のスキャ
ン時間ごとに発生する割込信号の周期、すなわちスキャ
ン時間が親局伝送モジュール112の伝送周期に対し短
くなった場合、親局伝送モジュール112は全リモート
I/O局装置20との伝送が完了しないうちに次の伝送
周期のI/O伝送を開始するので、子局NのようなI/
O伝送を全く行われないリモートI/O局装置による入
出力異常が発生する。 図10は、親局伝送モジュール
112の入出力に関するフローチャート図である。PC
からの割り込みがあれば(S30)、リモートI/O局
装置20に対するI/O伝送を開始する。ここで、PC
割り込みフラグは、PCからの割り込み信号を検出した
ときにセットされるフラグである。I/O伝送開始処理
(S31)として、I/O伝送に関するパラメータを初
期化する。1局単位のI/O伝送を実行(S33)し、
全リモートI/O局装置20とのI/O伝送を完了する
まで実行する(S34)。しかし、I/O伝送を実行し
てからもPC111の割り込みを監視しており(S3
2)、割り込みフラグがセットされていると、先頭のリ
モートI/O局装置20とのI/O伝送を開始すべく、
I/O伝送開始処理(S31)を実行する。すなわち、
PC111のスキャン時間が親局伝送モジュール112
の伝送周期に対し短い場合、親局伝送モジュール112
は全リモートI/O局装置20との伝送が完了しないう
ちに、再び先頭のリモートI/O局装置20とのI/O
伝送を開始するようになり、I/O伝送を全く行われな
いリモートI/O局装置による入出力異常が発生する。
の間で、I/O信号の送受信を行うPCのリモート入出
力システムが知られている。図7は、PCのリモート入
出力(I/O)システムの構成図である。図7に示され
るように、PCのリモート入出力システムの伝送路に3
0には、中央局装置10と、リモートI/O局装置20
とが接続されている。中央局装置10は、PC111
と、親局伝送モジュール112と、電源モジュール11
0などから構成されている。リモート入出力装置20
は、子局伝送モジュール212と、入出力(I/O)モ
ジュール213と、電源モジュール210などから構成
されている。中央局装置10では、PC111が親局伝
送モジュール112に対してスキャン時間毎に割込信号
を発生し、親局伝送モジュール112は、この割込信号
によってリモート入出力装置20との伝送を行う。図8
は、PC111のスキャン時間と親局〜子局間のI/O
伝送との関係を示したタイムチャート図である。PC1
11のスキャン時間毎に発生する割り込みによって親局
伝送モジュール112は、各リモート局装置20とのI
/O伝送を行う。PC111のスキャン時間ごとに発生
する割込信号の周期が親局伝送モジュール112の伝送
周期に対し十分である場合、I/O伝送は正常に行われ
る。ところが、図9に示すように、PC111のスキャ
ン時間ごとに発生する割込信号の周期、すなわちスキャ
ン時間が親局伝送モジュール112の伝送周期に対し短
くなった場合、親局伝送モジュール112は全リモート
I/O局装置20との伝送が完了しないうちに次の伝送
周期のI/O伝送を開始するので、子局NのようなI/
O伝送を全く行われないリモートI/O局装置による入
出力異常が発生する。 図10は、親局伝送モジュール
112の入出力に関するフローチャート図である。PC
からの割り込みがあれば(S30)、リモートI/O局
装置20に対するI/O伝送を開始する。ここで、PC
割り込みフラグは、PCからの割り込み信号を検出した
ときにセットされるフラグである。I/O伝送開始処理
(S31)として、I/O伝送に関するパラメータを初
期化する。1局単位のI/O伝送を実行(S33)し、
全リモートI/O局装置20とのI/O伝送を完了する
まで実行する(S34)。しかし、I/O伝送を実行し
てからもPC111の割り込みを監視しており(S3
2)、割り込みフラグがセットされていると、先頭のリ
モートI/O局装置20とのI/O伝送を開始すべく、
I/O伝送開始処理(S31)を実行する。すなわち、
PC111のスキャン時間が親局伝送モジュール112
の伝送周期に対し短い場合、親局伝送モジュール112
は全リモートI/O局装置20との伝送が完了しないう
ちに、再び先頭のリモートI/O局装置20とのI/O
伝送を開始するようになり、I/O伝送を全く行われな
いリモートI/O局装置による入出力異常が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】上述の従来の方法
では、リモート入出力(I/O)システムにおける入出
力異常などの不具合が発生したとき、システムの設定検
査、伝送路の検査、装置への供給電源検査、各装置個別
の検査等、その原因究明に時間を要しているという問題
点があった。本発明は上記事情に鑑みて成されたもの
で、親局伝送モジュールの伝送実行時間に対し、PCの
スキャン時間ごとに発生する割込信号の周期、すなわち
スキャン時間が不十分である場合、当該親局伝送モジュ
ールは、非同期伝送に切り替わることによって全リモー
ト局装置とのI/O信号の送受信を継続して行おうとす
るものである。また、PCのスキャン時間の適正な設定
を得やすくするために、当該親局伝送モジュールが伝送
実行時間を常時報告し、リモート入出力(I/O)シス
テムの運用・保守を簡単にするI/O伝送方法を提供す
ることを目的とする。
では、リモート入出力(I/O)システムにおける入出
力異常などの不具合が発生したとき、システムの設定検
査、伝送路の検査、装置への供給電源検査、各装置個別
の検査等、その原因究明に時間を要しているという問題
点があった。本発明は上記事情に鑑みて成されたもの
で、親局伝送モジュールの伝送実行時間に対し、PCの
スキャン時間ごとに発生する割込信号の周期、すなわち
スキャン時間が不十分である場合、当該親局伝送モジュ
ールは、非同期伝送に切り替わることによって全リモー
ト局装置とのI/O信号の送受信を継続して行おうとす
るものである。また、PCのスキャン時間の適正な設定
を得やすくするために、当該親局伝送モジュールが伝送
実行時間を常時報告し、リモート入出力(I/O)シス
テムの運用・保守を簡単にするI/O伝送方法を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、PC及び当該
PCからのスキャン時間毎に割り込み信号が供給される
伝送モジュールを有する中央局装置とリモート局装置と
を伝送路に接続し、前記中央局装置と前記リモート局装
置との間でデータを伝送するリモートI/O伝送方法に
おいて、前記伝送モジュールは、前記PCからのスキャ
ン時間毎に割り込み信号によって開始する伝送の実行時
間を常時報告する。前記伝送モジュールは、PCのスキ
ャン時間が伝送実行時間に対し短い場合、前記スキャン
時間に対し非同期となり、全リモート局装置とのI/O
信号の送受信を完了するまで次の伝送を開始しないよう
にする。また、前記PCのスキャン時間の設定変更を促
すべく、そのステータス情報を報告する。
PCからのスキャン時間毎に割り込み信号が供給される
伝送モジュールを有する中央局装置とリモート局装置と
を伝送路に接続し、前記中央局装置と前記リモート局装
置との間でデータを伝送するリモートI/O伝送方法に
おいて、前記伝送モジュールは、前記PCからのスキャ
ン時間毎に割り込み信号によって開始する伝送の実行時
間を常時報告する。前記伝送モジュールは、PCのスキ
ャン時間が伝送実行時間に対し短い場合、前記スキャン
時間に対し非同期となり、全リモート局装置とのI/O
信号の送受信を完了するまで次の伝送を開始しないよう
にする。また、前記PCのスキャン時間の設定変更を促
すべく、そのステータス情報を報告する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明に関わるリモート
I/O伝送方法が適用されるPCのリモート入出力(I
/O)システムの構成図である。なお、先の図7に示し
た部分と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省
略する。図1において、先の図7に示した部分と特徴的
に異なる点は、親局伝送モジュール112である。親局
伝送モジュール112はPC111からの割り込み信号
によりリモート入出力装置20との伝送を開始し、全リ
モート入出力装置とのI/O伝送を完了する毎に伝送実
行時間を報告する。また、親局伝送モジュール112は
PC111によって書き込まれるスキャン時間と前記伝
送実行時間と比較して、その結果をステータス情報とし
て報告する。前記伝送実行時間に対しスキャン時間が短
い場合、前記ステータス情報に異常を報告する。この
時、親局伝送モジュール112はPC111からの割り
込み信号を無視し、すなわち、PCのスキャン時間に非
同期となって全リモートI/O局装置とのI/O伝送を
優先に実行する。前記スキャン時間が適正な設定値とな
った場合、親局伝送モジュール112は従来のPCのス
キャンに同期したI/O伝送を実行する。
を参照して説明する。図1は、本発明に関わるリモート
I/O伝送方法が適用されるPCのリモート入出力(I
/O)システムの構成図である。なお、先の図7に示し
た部分と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省
略する。図1において、先の図7に示した部分と特徴的
に異なる点は、親局伝送モジュール112である。親局
伝送モジュール112はPC111からの割り込み信号
によりリモート入出力装置20との伝送を開始し、全リ
モート入出力装置とのI/O伝送を完了する毎に伝送実
行時間を報告する。また、親局伝送モジュール112は
PC111によって書き込まれるスキャン時間と前記伝
送実行時間と比較して、その結果をステータス情報とし
て報告する。前記伝送実行時間に対しスキャン時間が短
い場合、前記ステータス情報に異常を報告する。この
時、親局伝送モジュール112はPC111からの割り
込み信号を無視し、すなわち、PCのスキャン時間に非
同期となって全リモートI/O局装置とのI/O伝送を
優先に実行する。前記スキャン時間が適正な設定値とな
った場合、親局伝送モジュール112は従来のPCのス
キャンに同期したI/O伝送を実行する。
【0006】図2は、図1に示した親局伝送モジュール
112の構成を示す図である。図2において、親局伝送
モジュール112は、CPU100と、共有メモリ回路
102と、非共有メモリ回路103と、PROM回路1
04と、入出力ポート回路105と、システムバスコネ
クタ106と、LED、スイッチ107と、伝送コネク
タ108とから構成されている。共有メモリ回路102
は、システムバスコネクタ106を介して、I/O伝送
のデータ、スキャン時間、伝送実行時間、伝送最大時間
およびステータス情報の受け渡しを行う。
112の構成を示す図である。図2において、親局伝送
モジュール112は、CPU100と、共有メモリ回路
102と、非共有メモリ回路103と、PROM回路1
04と、入出力ポート回路105と、システムバスコネ
クタ106と、LED、スイッチ107と、伝送コネク
タ108とから構成されている。共有メモリ回路102
は、システムバスコネクタ106を介して、I/O伝送
のデータ、スキャン時間、伝送実行時間、伝送最大時間
およびステータス情報の受け渡しを行う。
【0007】図3は、親局伝送モジュール112がPC
111とデータの受け渡しを行う共有メモリ構成図であ
る。スキャン時間領域は、PC111のスキャン時間が
設定された場合に当該スキャン時間をPC111が書き
込む領域である。伝送ステータス領域は、親局伝送モジ
ュール112が行う伝送に関するステータス情報を格納
する領域であり、前記伝送実行時間と前記スキャン時間
との関係が適正でない場合、親局伝送モジュール112
はこの領域を介してPC111に報告する。伝送実行時
間格納領域は、最新の伝送実行時間を格納する領域であ
り、親局伝送モジュール112が全リモートI/O局装
置とのI/O伝送を完了する毎にこの領域を更新し、P
C111に報告する。伝送最大時間格納領域は、前記伝
送実行時間の最大値を格納する領域であり、親局伝送モ
ジュール112はこの領域を介してPC111に報告す
る。入出力データ領域は、親局伝送モジュール112が
各リモート入出力I/O局装置20とI/O伝送でやり
とりするI/Oデータを格納する領域である。
111とデータの受け渡しを行う共有メモリ構成図であ
る。スキャン時間領域は、PC111のスキャン時間が
設定された場合に当該スキャン時間をPC111が書き
込む領域である。伝送ステータス領域は、親局伝送モジ
ュール112が行う伝送に関するステータス情報を格納
する領域であり、前記伝送実行時間と前記スキャン時間
との関係が適正でない場合、親局伝送モジュール112
はこの領域を介してPC111に報告する。伝送実行時
間格納領域は、最新の伝送実行時間を格納する領域であ
り、親局伝送モジュール112が全リモートI/O局装
置とのI/O伝送を完了する毎にこの領域を更新し、P
C111に報告する。伝送最大時間格納領域は、前記伝
送実行時間の最大値を格納する領域であり、親局伝送モ
ジュール112はこの領域を介してPC111に報告す
る。入出力データ領域は、親局伝送モジュール112が
各リモート入出力I/O局装置20とI/O伝送でやり
とりするI/Oデータを格納する領域である。
【0008】図4は、前記スキャン時間が前記伝送実行
時間に対し短く設定された場合の親局〜子局間の伝送の
様子を示すタイムチャート図である。PC111は、ス
キャン時間周期毎に親局伝送モジュール112に対し割
り込みを発生させる。親局伝送モジュール112は、各
リモート入出力装置20とのI/O伝送を開始し、全リ
モート入出力装置20とのI/O伝送を完了するまで前
記割り込みを無視し、I/O伝送を継続する。
時間に対し短く設定された場合の親局〜子局間の伝送の
様子を示すタイムチャート図である。PC111は、ス
キャン時間周期毎に親局伝送モジュール112に対し割
り込みを発生させる。親局伝送モジュール112は、各
リモート入出力装置20とのI/O伝送を開始し、全リ
モート入出力装置20とのI/O伝送を完了するまで前
記割り込みを無視し、I/O伝送を継続する。
【0009】図5は、親局伝送モジュール112の入出
力に関するフローチャート図である。PCからの割り込
みがあれば(S10)、リモートI/O局装置20に対
するI/O伝送を開始する。I/O伝送開始処理(S1
1)として、図2に示したタイマ101を読み出し、こ
れを開始時間として記録し、I/O伝送に関するパラメ
ータを初期化する。この後、1局単位のI/O伝送を実
行(S13)していくが、この間PC111の割り込み
を無視するので(S12)、全リモートI/O局装置2
0とのI/O伝送を完了するまで(S14)I/O伝送
は継続する。I/O伝送終了処理(S15)として、伝
送実行時間と伝送最大時間、および伝送ステータス領域
の更新を行う。I/O伝送終了処理の詳細は、図6で述
べる。
力に関するフローチャート図である。PCからの割り込
みがあれば(S10)、リモートI/O局装置20に対
するI/O伝送を開始する。I/O伝送開始処理(S1
1)として、図2に示したタイマ101を読み出し、こ
れを開始時間として記録し、I/O伝送に関するパラメ
ータを初期化する。この後、1局単位のI/O伝送を実
行(S13)していくが、この間PC111の割り込み
を無視するので(S12)、全リモートI/O局装置2
0とのI/O伝送を完了するまで(S14)I/O伝送
は継続する。I/O伝送終了処理(S15)として、伝
送実行時間と伝送最大時間、および伝送ステータス領域
の更新を行う。I/O伝送終了処理の詳細は、図6で述
べる。
【0010】図6は、親局伝送モジュール112のI/
O伝送終了時に行う伝送実行時間と伝送最大時間、およ
びステータス・データの更新に関するフローチャート図
である。I/O伝送の終了時、図2に示したタイマ10
1を読み出し、前記開始時間との差をとり、これを図3
に示した伝送実行時間領域に格納する(S20)。前記
伝送実行時間は、図3に示した伝送最大時間領域の内容
と比較し(S21)、前記伝送実行時間が大きい場合に
これを最大伝送時間として伝送最大時間領域に格納する
(S22)。伝送ステータスの更新(S23)は、前記
伝送最大時間が図3に示したPC111が書き込むスキ
ャン時間領域の内容と比較した結果、大きい場合に異常
とし、それ以外は正常としてステータス情報を更新し、
図3に示した伝送ステータス領域に格納する処理であ
る。
O伝送終了時に行う伝送実行時間と伝送最大時間、およ
びステータス・データの更新に関するフローチャート図
である。I/O伝送の終了時、図2に示したタイマ10
1を読み出し、前記開始時間との差をとり、これを図3
に示した伝送実行時間領域に格納する(S20)。前記
伝送実行時間は、図3に示した伝送最大時間領域の内容
と比較し(S21)、前記伝送実行時間が大きい場合に
これを最大伝送時間として伝送最大時間領域に格納する
(S22)。伝送ステータスの更新(S23)は、前記
伝送最大時間が図3に示したPC111が書き込むスキ
ャン時間領域の内容と比較した結果、大きい場合に異常
とし、それ以外は正常としてステータス情報を更新し、
図3に示した伝送ステータス領域に格納する処理であ
る。
【0011】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、親局伝送
モジュールがI/O伝送の所要時間を常時報告するの
で、入出力に関する異常を未然に防止することができ
る。また、PCで設定されるスキャン時間が短い場合、
親局伝送モジュールは全リモート入出力装置とのI/O
伝送を継続して行うので、入出力異常となることはな
く、また、その旨はステータス情報として報告されるの
で、システムの運用・保守が容易くなる。
モジュールがI/O伝送の所要時間を常時報告するの
で、入出力に関する異常を未然に防止することができ
る。また、PCで設定されるスキャン時間が短い場合、
親局伝送モジュールは全リモート入出力装置とのI/O
伝送を継続して行うので、入出力異常となることはな
く、また、その旨はステータス情報として報告されるの
で、システムの運用・保守が容易くなる。
【図1】本発明が適用されるPCのリモート入出力(I
/O)システムの構成図である。
/O)システムの構成図である。
【図2】図1に示した親局伝送モジュールの構成図であ
る。
る。
【図3】本実施の形態の親局伝送モジュールが所有する
共有メモリ構成図である。
共有メモリ構成図である。
【図4】本実施の形態のPCのスキャン時間と親局〜子
局間のI/O伝送との関係を示すタイムチャート図であ
る。
局間のI/O伝送との関係を示すタイムチャート図であ
る。
【図5】本実施の形態の親局伝送モジュールの入出力に
関するフローチャート図である。
関するフローチャート図である。
【図6】本実施の形態の親局伝送モジュールのI/O伝
送の所要時間とステータス・データに関するフローチャ
ート図である。
送の所要時間とステータス・データに関するフローチャ
ート図である。
【図7】従来例のPCのリモート入出力(I/O)シス
テムの構成図である。
テムの構成図である。
【図8】従来例の適正なPCのスキャン時間におけるP
Cのスキャン時間と親局〜子局間のI/O伝送との関係
を示すタイムチャート図である。
Cのスキャン時間と親局〜子局間のI/O伝送との関係
を示すタイムチャート図である。
【図9】従来例の適正でないPCのスキャン時間におけ
るPCのスキャン時間と親局〜子局間のI/O伝送との
関係を示すタイムチャート図である。
るPCのスキャン時間と親局〜子局間のI/O伝送との
関係を示すタイムチャート図である。
【図10】従来例の親局伝送モジュールの入出力に関す
るフローチャート図である。
るフローチャート図である。
10……中央局装置(親局) 20……リモートI/O局装置(子局) 110…親局電源モジュール 111…プログラマブルコントローラ 112…親局伝送モジュール 210…子局電源モジュール 212…子局伝送モジュール 213…入出力(I/O)モジュール
Claims (3)
- 【請求項1】 プログラマブルコントローラ及び当該プ
ログラマブルコントローラからのスキャン時間毎に供給
される割り込み信号によって伝送を行う伝送モジュール
を有する中央局装置とリモートI/O局装置とを伝送路
に接続し、前記中央局装置と前記リモートI/O局装置
との間でI/O信号をやり取りするI/O伝送方法にお
いて、 前記伝送モジュールが前記リモートI/O局装置とのI
/O伝送を行うのに要する時間を共有メモリを介して前
記プログラマブルコントローラに報告することを特徴と
するI/O伝送方法。 - 【請求項2】 前記プログラマブルコントローラのスキ
ャン時間が短い場合、前記伝送モジュールがI/O伝送
を開始してからの前記割り込み信号を無視することによ
って全リモート局装置とのI/O伝送を継続して行うこ
とを特徴とする請求項1記載のI/O伝送方法。 - 【請求項3】 前記プログラマブルコントローラによっ
て書き込まれる前記スキャン時間と請求項1記載の伝送
を行うのに要する時間とを比較し、その結果をステータ
ス情報として報告することを特徴とする請求項1記載の
I/O伝送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10194061A JP2000029507A (ja) | 1998-07-09 | 1998-07-09 | I/o伝送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10194061A JP2000029507A (ja) | 1998-07-09 | 1998-07-09 | I/o伝送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000029507A true JP2000029507A (ja) | 2000-01-28 |
Family
ID=16318309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10194061A Abandoned JP2000029507A (ja) | 1998-07-09 | 1998-07-09 | I/o伝送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000029507A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008146357A (ja) * | 2006-12-11 | 2008-06-26 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | プログラマブルコントローラ、及びその支援装置 |
JP2011134197A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | プログラマブルコントローラ、及びプログラマブルコントローラにおける複数処理の時分割方法 |
-
1998
- 1998-07-09 JP JP10194061A patent/JP2000029507A/ja not_active Abandoned
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008146357A (ja) * | 2006-12-11 | 2008-06-26 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | プログラマブルコントローラ、及びその支援装置 |
JP2011134197A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | プログラマブルコントローラ、及びプログラマブルコントローラにおける複数処理の時分割方法 |
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Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050314 |
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A762 | Written abandonment of application |
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