JP2000023240A - 無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents
無線通信装置及び無線通信方法Info
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- Quality & Reliability (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速マルチメディア通信におけるチャネ
ルの有効利用及び非対称トラフィックの収容を可能とす
ること。 【解決手段】 上りチャネルの伝送効率の低下を許容し
て、下りチャネルの回線状態報知情報を帰還信号として
通信端末に送信する。下りチャネル無線回線状態が劣悪
の間には、この回線状態報知情報によりデータの送信を
一時遅延させる。これにより、不必要な再送を防ぎ、チ
ャネルの競争を緩和する。なお、伝搬路の回線状態が正
常に戻るとデータ送信を再開する。
ルの有効利用及び非対称トラフィックの収容を可能とす
ること。 【解決手段】 上りチャネルの伝送効率の低下を許容し
て、下りチャネルの回線状態報知情報を帰還信号として
通信端末に送信する。下りチャネル無線回線状態が劣悪
の間には、この回線状態報知情報によりデータの送信を
一時遅延させる。これにより、不必要な再送を防ぎ、チ
ャネルの競争を緩和する。なお、伝搬路の回線状態が正
常に戻るとデータ送信を再開する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信装置及び
無線通信方法に関し、特に高速マルテメディア通信に好
適な無線通信装置及び無線通信方法に関する。
無線通信方法に関し、特に高速マルテメディア通信に好
適な無線通信装置及び無線通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信システムにおける従来の方式
は、主に対称的なトラフィックを収容するために使われ
ているものであり、FDD(周波数分割複信)とTDD
(時分割複信)がある。
は、主に対称的なトラフィックを収容するために使われ
ているものであり、FDD(周波数分割複信)とTDD
(時分割複信)がある。
【0003】図4は従来方式のシステムの構成を示す概
略図である。通信端末である移動局と基地局とは、それ
ぞれ独立の送受信装置を備えている。基地局側から入力
された情報データは、基地局のデータ送信部404で下
りチャンネル405を使って送出される。この情報デー
タは、移動局のデータ受信部406で受信され、データ
受信端末へ転送される。
略図である。通信端末である移動局と基地局とは、それ
ぞれ独立の送受信装置を備えている。基地局側から入力
された情報データは、基地局のデータ送信部404で下
りチャンネル405を使って送出される。この情報デー
タは、移動局のデータ受信部406で受信され、データ
受信端末へ転送される。
【0004】一方、移動局側のユーザから入力されたデ
ータは、データ送信部401で送出され、上りチャネル
402を用いて基地局側に送られる。このデータは、基
地局のデータ受信部403で受信され、基地局の上流側
に送られる。ここでは、上りと下りとも送信制御が行わ
れていない。
ータは、データ送信部401で送出され、上りチャネル
402を用いて基地局側に送られる。このデータは、基
地局のデータ受信部403で受信され、基地局の上流側
に送られる。ここでは、上りと下りとも送信制御が行わ
れていない。
【0005】図5を用いて従来方式について説明する。
まず、FDD方式において、上りチャネルと下りチャネ
ルは、図5(a)に示すように、それぞれ異なる帯域5
01,502を使用している。一方、TDD方式におい
ては、上りチャネルと下りチャネルは、図5(b)に示
すように、同一周波数帯域503を使っており、時間的
にスロット単位で分割されたチャネル構成504とな
る。両方式において、いずれもフェージングの発生によ
るデータの送信制御及び非対称トラフィックの収容対策
は行われていない。
まず、FDD方式において、上りチャネルと下りチャネ
ルは、図5(a)に示すように、それぞれ異なる帯域5
01,502を使用している。一方、TDD方式におい
ては、上りチャネルと下りチャネルは、図5(b)に示
すように、同一周波数帯域503を使っており、時間的
にスロット単位で分割されたチャネル構成504とな
る。両方式において、いずれもフェージングの発生によ
るデータの送信制御及び非対称トラフィックの収容対策
は行われていない。
【0006】高速無線データ伝送においては、フェージ
ング環境下の高効率的伝送が最も重要な課題である。フ
ェージングの谷に落ち込む間には、バースト性を持つ連
続的なブロックエラーが生じるので、データを伝送して
も再送ばかりになってしまって効率が非常に悪くなる。
また、今後、サーバー、インターネットなどのアクセス
や、マルチキャスト、ブロードキャストなどのサービス
により非対称的なトラフィックが予想される。
ング環境下の高効率的伝送が最も重要な課題である。フ
ェージングの谷に落ち込む間には、バースト性を持つ連
続的なブロックエラーが生じるので、データを伝送して
も再送ばかりになってしまって効率が非常に悪くなる。
また、今後、サーバー、インターネットなどのアクセス
や、マルチキャスト、ブロードキャストなどのサービス
により非対称的なトラフィックが予想される。
【0007】したがって、高速マルチメディア通信にお
けるチャネルの有効利用が必要となってきており、より
簡単で、有効な、非対称トラフィック特性を利用した伝
送方式が望まれている。
けるチャネルの有効利用が必要となってきており、より
簡単で、有効な、非対称トラフィック特性を利用した伝
送方式が望まれている。
【0008】近年、これらの問題の解決法として、変調
多値数可変適応変調方式が提案されている。この方式
は、ある一定の伝送品質を常に保つという拘束条件のも
とに変調パラメータを伝搬路状況に適応させ、伝搬路状
況が悪いときには変調多値数やシンボルレートを下げて
伝送速度を低速化し、伝搬路状況が良いときには、変調
多値数やシンボルレートを上げることによって伝送レー
トを高速化する方式である。
多値数可変適応変調方式が提案されている。この方式
は、ある一定の伝送品質を常に保つという拘束条件のも
とに変調パラメータを伝搬路状況に適応させ、伝搬路状
況が悪いときには変調多値数やシンボルレートを下げて
伝送速度を低速化し、伝搬路状況が良いときには、変調
多値数やシンボルレートを上げることによって伝送レー
トを高速化する方式である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
式においては、シンボルレート及び変調多値数の推定、
より高精度な伝搬路状況の推定及び変調方式の推定など
が必要となり、複雑なシステム構成が予想される。
式においては、シンボルレート及び変調多値数の推定、
より高精度な伝搬路状況の推定及び変調方式の推定など
が必要となり、複雑なシステム構成が予想される。
【0010】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、高速マルチメディア通信におけるチャネルの有効
利用及び非対称トラフィックの収容を可能とする無線通
信装置及び無線通信方法を提供することを目的とする。
あり、高速マルチメディア通信におけるチャネルの有効
利用及び非対称トラフィックの収容を可能とする無線通
信装置及び無線通信方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の手段を講じた。
に、本発明は以下の手段を講じた。
【0012】請求項1記載の無線通信装置に関する発明
は、相手局からのデータを受信する第1のチャネルにお
ける回線状態を検査する検査手段と、前記相手局へデー
タを送信する第2のチャネルで検査結果に基づく回線状
態報知情報を前記相手局に送信する送信手段と、を具備
する構成を採る。
は、相手局からのデータを受信する第1のチャネルにお
ける回線状態を検査する検査手段と、前記相手局へデー
タを送信する第2のチャネルで検査結果に基づく回線状
態報知情報を前記相手局に送信する送信手段と、を具備
する構成を採る。
【0013】この構成によれば、従来行われていないフ
ェージングの発生によるデータの送信制御及び非対称ト
ラフィックの収容対策を講じることができ、高速マルチ
メディア通信におけるチャネルの有効利用及び非対称ト
ラフィックの収容を可能とする。
ェージングの発生によるデータの送信制御及び非対称ト
ラフィックの収容対策を講じることができ、高速マルチ
メディア通信におけるチャネルの有効利用及び非対称ト
ラフィックの収容を可能とする。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の無
線通信装置において、送信手段が、第2のチャネルのト
ラフィックに余裕がある場合に前記回線状態報知情報を
送信する構成を採る。
線通信装置において、送信手段が、第2のチャネルのト
ラフィックに余裕がある場合に前記回線状態報知情報を
送信する構成を採る。
【0015】この構成によれば、トラフィックに余裕の
あるチャネルを用いて回線状態報知情報を送信するの
で、回線状態を監視するチャネルにおけるデータ送信の
制御を効率良く行なうことができる。特に、非対称トラ
フィックにおいては有用である。
あるチャネルを用いて回線状態報知情報を送信するの
で、回線状態を監視するチャネルにおけるデータ送信の
制御を効率良く行なうことができる。特に、非対称トラ
フィックにおいては有用である。
【0016】請求項3記載の無線通信装置に関する発明
は、相手局からの回線状態報知情報を受信する受信手段
と、前記回線状態報知情報に基づいてデータ送信を一時
的に遅延させる遅延手段と、を具備する構成を採る。
は、相手局からの回線状態報知情報を受信する受信手段
と、前記回線状態報知情報に基づいてデータ送信を一時
的に遅延させる遅延手段と、を具備する構成を採る。
【0017】この構成によれば、回線状態に応じてデー
タ送信を行なうので、回線状態が悪いときに再送を行な
って無駄になることを防ぐことができる。これにより、
不必要な再送を防ぐことができ、チャネルの競争を緩和
することができる。
タ送信を行なうので、回線状態が悪いときに再送を行な
って無駄になることを防ぐことができる。これにより、
不必要な再送を防ぐことができ、チャネルの競争を緩和
することができる。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項3記載の無
線通信装置において、遅延手段が、回線状態が劣悪であ
るとの回線状態報知情報を受けたときにデータ送信を遅
延させる構成を採る。
線通信装置において、遅延手段が、回線状態が劣悪であ
るとの回線状態報知情報を受けたときにデータ送信を遅
延させる構成を採る。
【0019】この構成によれば、回線状態がフェージン
グの谷に落ち込んでいる間にデータ送信を行なわないよ
うに制御するので、回線状態が良好であるときのみデー
タ送信を行なうことができる。
グの谷に落ち込んでいる間にデータ送信を行なわないよ
うに制御するので、回線状態が良好であるときのみデー
タ送信を行なうことができる。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項4記載の無
線通信装置において、遅延手段が、遅延の厳しいデータ
以外のデータのデータ送信を遅延させる構成を採る。
線通信装置において、遅延手段が、遅延の厳しいデータ
以外のデータのデータ送信を遅延させる構成を採る。
【0021】この構成によれば、フェージングにより大
きく影響されるデータ送信の不必要な再送を防止するこ
とができるので、有効に非対称トラフィックの収容を可
能とする。
きく影響されるデータ送信の不必要な再送を防止するこ
とができるので、有効に非対称トラフィックの収容を可
能とする。
【0022】請求項6記載の発明は、請求項4又は請求
項5記載の無線通信装置において、遅延手段が、回線状
態が良好であるとの回線状態報知情報を受けたときにデ
ータ送信を再開させる構成を採る。
項5記載の無線通信装置において、遅延手段が、回線状
態が良好であるとの回線状態報知情報を受けたときにデ
ータ送信を再開させる構成を採る。
【0023】この構成によれば、データの再送は少な
く、データ送信を効率よく行なうことができる。
く、データ送信を効率よく行なうことができる。
【0024】請求項10記載の無線通信方法に関する発
明は、第1の無線通信装置からのデータを受信する第1
のチャネルにおける回線状態を検査する検査工程と、前
記第1の無線通信装置へデータを送信する第2のチャネ
ルで検査結果に基づく回線状態報知情報を前記第1の無
線通信装置に送信する送信工程と、第2の無線通信装置
からの回線状態報知情報を受信する受信工程と、前記回
線状態報知情報に基づいてデータ送信を一時的に遅延さ
せる遅延工程と、を具備する構成を採る。
明は、第1の無線通信装置からのデータを受信する第1
のチャネルにおける回線状態を検査する検査工程と、前
記第1の無線通信装置へデータを送信する第2のチャネ
ルで検査結果に基づく回線状態報知情報を前記第1の無
線通信装置に送信する送信工程と、第2の無線通信装置
からの回線状態報知情報を受信する受信工程と、前記回
線状態報知情報に基づいてデータ送信を一時的に遅延さ
せる遅延工程と、を具備する構成を採る。
【0025】この構成によれば、無線通信システムにお
いて、フェージングの発生によるデータの送信制御及び
非対称トラフィックの収容対策を講じることができ、高
速マルチメディア通信におけるチャネルの有効利用及び
非対称トラフィックの収容を可能とする。
いて、フェージングの発生によるデータの送信制御及び
非対称トラフィックの収容対策を講じることができ、高
速マルチメディア通信におけるチャネルの有効利用及び
非対称トラフィックの収容を可能とする。
【0026】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の無線通信方法において、遅延工程では、回線状態が劣
悪であるとの回線状態報知情報を受けたときにデータ送
信を遅延させる構成を採る。
の無線通信方法において、遅延工程では、回線状態が劣
悪であるとの回線状態報知情報を受けたときにデータ送
信を遅延させる構成を採る。
【0027】この構成によれば、回線状態がフェージン
グの谷に落ち込んでいる間にデータ送信を行なわないよ
うに制御するので、回線状態が良好であるときのみデー
タ送信を行なうことができる。
グの谷に落ち込んでいる間にデータ送信を行なわないよ
うに制御するので、回線状態が良好であるときのみデー
タ送信を行なうことができる。
【0028】請求項12記載の発明は、請求項10又は
請求項11記載の無線通信方法において、第1のチャネ
ルにおける伝送量と第2のチャネルにおける伝送量とが
非対称である場合に、伝送量が少ない方のチャネルで回
線状態報知情報を送信する構成を採る。
請求項11記載の無線通信方法において、第1のチャネ
ルにおける伝送量と第2のチャネルにおける伝送量とが
非対称である場合に、伝送量が少ない方のチャネルで回
線状態報知情報を送信する構成を採る。
【0029】この構成によれば、伝送量が少ないチャネ
ルを用いて回線状態報知情報を送信するので、回線状態
を監視するチャネルにおけるデータ送信の制御を効率良
く行なうことができる。特に、非対称トラフィックにお
いては有用である。
ルを用いて回線状態報知情報を送信するので、回線状態
を監視するチャネルにおけるデータ送信の制御を効率良
く行なうことができる。特に、非対称トラフィックにお
いては有用である。
【0030】本発明は、請求項7記載の発明のように、
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の無線通信装置
を備えた通信端末装置を提供し、請求項8記載の発明の
ように、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の無線
通信装置を備えた基地局装置を提供し、請求項9記載の
発明のように、請求項7記載の通信端末装置と、請求項
8記載の基地局装置と、を具備する無線通信システムを
提供する。
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の無線通信装置
を備えた通信端末装置を提供し、請求項8記載の発明の
ように、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の無線
通信装置を備えた基地局装置を提供し、請求項9記載の
発明のように、請求項7記載の通信端末装置と、請求項
8記載の基地局装置と、を具備する無線通信システムを
提供する。
【0031】これらの構成により、無線通信システムに
おいて、フェージング状態下の伝送効率を改善する効果
及び非対称トラフィックを収容する効果が得られる。
おいて、フェージング状態下の伝送効率を改善する効果
及び非対称トラフィックを収容する効果が得られる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、チャネル無線回
線状態が劣悪の間に、データ送信を一時遅延させること
により、不必要な再送を防ぎ、チャネルの競争を緩和す
るものである。そして伝搬路が正常に戻るとデータ送信
を再開する。また、この方式を上り/下りチャネルに導
入することにより、非対称トラフィックの収容の問題を
解決することができる。
線状態が劣悪の間に、データ送信を一時遅延させること
により、不必要な再送を防ぎ、チャネルの競争を緩和す
るものである。そして伝搬路が正常に戻るとデータ送信
を再開する。また、この方式を上り/下りチャネルに導
入することにより、非対称トラフィックの収容の問題を
解決することができる。
【0033】以下、本発明の実施の形態について添付図
面を参照して詳細に説明する。
面を参照して詳細に説明する。
【0034】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る無線通信装置を備えた無線通信システムの
概略構成を示すブロック図である。図1に示す無線通信
システムにおいて、基地局側から入力された情報データ
は、基地局のデータ送信部105で下りチャンネル10
6を使って送出される。この情報データは、通信端末で
ある移動局の受信部107で受信され、データ受信端末
へ転送される。同時に、移動局のチャネル劣悪検出部1
08において、下りチャネルの回線状態を監視し、伝搬
路劣化の旨あるいはフェージング検出用パラメータなど
の帰還信号が回線状態報知情報としてデータ送信部10
1に送られる。
形態1に係る無線通信装置を備えた無線通信システムの
概略構成を示すブロック図である。図1に示す無線通信
システムにおいて、基地局側から入力された情報データ
は、基地局のデータ送信部105で下りチャンネル10
6を使って送出される。この情報データは、通信端末で
ある移動局の受信部107で受信され、データ受信端末
へ転送される。同時に、移動局のチャネル劣悪検出部1
08において、下りチャネルの回線状態を監視し、伝搬
路劣化の旨あるいはフェージング検出用パラメータなど
の帰還信号が回線状態報知情報としてデータ送信部10
1に送られる。
【0035】一方、移動局側のユーザから入力されたデ
ータ及び下りチャネルの回線状態報知情報を含む帰還信
号は、データ送信部101から送出され、上りチャネル
102を通じて基地局のデータ受信部103で受信され
る。この帰還信号は、送信制御部104に送られる。送
信制御部104は、下記のLAUL(Luxury Assistanc
e by Up Link)方式を用いて、フェージングの谷に落ち
込む間に基地局のデータ送信部105を制御する。
ータ及び下りチャネルの回線状態報知情報を含む帰還信
号は、データ送信部101から送出され、上りチャネル
102を通じて基地局のデータ受信部103で受信され
る。この帰還信号は、送信制御部104に送られる。送
信制御部104は、下記のLAUL(Luxury Assistanc
e by Up Link)方式を用いて、フェージングの谷に落ち
込む間に基地局のデータ送信部105を制御する。
【0036】次に、LAUL方式の動作について説明す
る。この方式は、上り/下りチャネルの回線状態をマル
チパスプロファイル;SIRや電力パワ(信号レベル)
などの信号品質;誤りパターン分析値などにより検出
し、すなわち上り/下りチャネルのチャネル状態の劣悪
を検出し、下り/上りチャネルの回線状態が劣悪の間
に、そのチャネルのデータ送信を一時遅延させる方式で
ある。これにより、システムにおける伝送効率の改善及
びチャネルの有効利用を図る。これは、フェージングの
谷に落ち込む間には、連続的にブロックエラーが生じる
特性があり、データを送信しても再送ばかりになってし
まうので、むしろ他のユーザにチャネルを譲ったほうが
良いという考え方である。
る。この方式は、上り/下りチャネルの回線状態をマル
チパスプロファイル;SIRや電力パワ(信号レベル)
などの信号品質;誤りパターン分析値などにより検出
し、すなわち上り/下りチャネルのチャネル状態の劣悪
を検出し、下り/上りチャネルの回線状態が劣悪の間
に、そのチャネルのデータ送信を一時遅延させる方式で
ある。これにより、システムにおける伝送効率の改善及
びチャネルの有効利用を図る。これは、フェージングの
谷に落ち込む間には、連続的にブロックエラーが生じる
特性があり、データを送信しても再送ばかりになってし
まうので、むしろ他のユーザにチャネルを譲ったほうが
良いという考え方である。
【0037】具体的には、このシステムにおいては、チ
ャネル劣悪検出部108で、下りチャネル106の回線
状態を検出する。この場合、回線状態の検出は、マルチ
パスプロファイル、信号品質、及び/又は誤りパターン
分析値などを用いて行なう。この検出された回線状態は
報知情報として帰還信号の形でユーザデータと共に送信
部101から送信され、上りチャネル102で基地局の
受信部103で受信される。そして、受信された帰還信
号に含まれる回線状態報知情報に基づいて送信制御部1
04でデータ送信の制御が行われる。
ャネル劣悪検出部108で、下りチャネル106の回線
状態を検出する。この場合、回線状態の検出は、マルチ
パスプロファイル、信号品質、及び/又は誤りパターン
分析値などを用いて行なう。この検出された回線状態は
報知情報として帰還信号の形でユーザデータと共に送信
部101から送信され、上りチャネル102で基地局の
受信部103で受信される。そして、受信された帰還信
号に含まれる回線状態報知情報に基づいて送信制御部1
04でデータ送信の制御が行われる。
【0038】この送信制御は、回線状態が劣悪である、
例えばフェージングの谷の状態である場合に、データ送
信のうち、音声のような遅延の厳しいデータ以外のデー
タの送信を一時的に停止させ、遅延させる。これによ
り、フェージングにより大きく影響されるデータ送信の
不必要な再送を防止することができるので、有効に非対
称トラフィックの収容を可能とする。
例えばフェージングの谷の状態である場合に、データ送
信のうち、音声のような遅延の厳しいデータ以外のデー
タの送信を一時的に停止させ、遅延させる。これによ
り、フェージングにより大きく影響されるデータ送信の
不必要な再送を防止することができるので、有効に非対
称トラフィックの収容を可能とする。
【0039】また、送信制御部104は、回線状態が良
好であるとの回線状態報知情報を受けたときにデータ送
信を再開させる。これにより、データの再送を行なうこ
となく、データ送信を行なうことができる。
好であるとの回線状態報知情報を受けたときにデータ送
信を再開させる。これにより、データの再送を行なうこ
となく、データ送信を行なうことができる。
【0040】このように、伝送量が少ないチャネルを用
いて回線状態報知情報を送信し、回線状態がフェージン
グの谷に落ち込んでいる間にデータ送信を行なわないよ
うに制御するので、回線状態を監視するチャネルにおけ
るデータ送信の制御を効率良く行なうことができ、回線
状態が良好であるときのみデータ送信を行なうことがで
きる。特に、非対称トラフィックにおいては有用であ
る。
いて回線状態報知情報を送信し、回線状態がフェージン
グの谷に落ち込んでいる間にデータ送信を行なわないよ
うに制御するので、回線状態を監視するチャネルにおけ
るデータ送信の制御を効率良く行なうことができ、回線
状態が良好であるときのみデータ送信を行なうことがで
きる。特に、非対称トラフィックにおいては有用であ
る。
【0041】したがって、この無線通信システムにおい
ては、フェージングの発生によるデータの送信制御及び
非対称トラフィックの収容対策を講じることができ、高
速マルチメディア通信におけるチャネルの有効利用及び
非対称トラフィックの収容を可能とする。
ては、フェージングの発生によるデータの送信制御及び
非対称トラフィックの収容対策を講じることができ、高
速マルチメディア通信におけるチャネルの有効利用及び
非対称トラフィックの収容を可能とする。
【0042】このように本実施の形態によれば、フェー
ジングの谷に落ち込む間に、上りチャネルを利用して、
下りチャネルのデータ送信を制御することにより、フェ
ージング状態下の伝送効率の改善が可能になる。
ジングの谷に落ち込む間に、上りチャネルを利用して、
下りチャネルのデータ送信を制御することにより、フェ
ージング状態下の伝送効率の改善が可能になる。
【0043】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2に係る無線通信装置を備えた無線通信システムの
概略構成を示すブロック図である。図2に示す無線通信
システムにおいて、移動局側のユーザから入力されたデ
ータは、データ送信部201から送出され、上りチャネ
ル202を通じて基地局のデータ受信部203で受信さ
れる。同時に、基地局のチャネル劣悪検出部204にお
いて、上りチャネルの回線状態を監視し、伝搬路劣化の
旨あるいはフェージング検出用パラメータなどの帰還信
号が回線状態報知情報としてデータ送信部205に送ら
れる。
形態2に係る無線通信装置を備えた無線通信システムの
概略構成を示すブロック図である。図2に示す無線通信
システムにおいて、移動局側のユーザから入力されたデ
ータは、データ送信部201から送出され、上りチャネ
ル202を通じて基地局のデータ受信部203で受信さ
れる。同時に、基地局のチャネル劣悪検出部204にお
いて、上りチャネルの回線状態を監視し、伝搬路劣化の
旨あるいはフェージング検出用パラメータなどの帰還信
号が回線状態報知情報としてデータ送信部205に送ら
れる。
【0044】一方、基地局側から入力された情報データ
及び上りチャネルの回線状態報知情報を含む帰還信号
は、移動局のデータ送信部205で下りチャンネル20
6を使って送出される。この情報データは、通信端末で
ある移動局の受信部207で受信され、データ受信端末
へ転送される。また、この帰還信号は、送信制御部20
8に送られる。送信制御部208は、上述したLAUL
方式を用いて、フェージングの谷に落ち込む間に移動局
のデータ送信部201を制御する。
及び上りチャネルの回線状態報知情報を含む帰還信号
は、移動局のデータ送信部205で下りチャンネル20
6を使って送出される。この情報データは、通信端末で
ある移動局の受信部207で受信され、データ受信端末
へ転送される。また、この帰還信号は、送信制御部20
8に送られる。送信制御部208は、上述したLAUL
方式を用いて、フェージングの谷に落ち込む間に移動局
のデータ送信部201を制御する。
【0045】具体的には、このシステムにおいては、チ
ャネル劣悪検出部204で、上りチャネル202の回線
状態を検出する。この場合、回線状態の検出は、マルチ
パスプロファイル、信号品質、及び/又は誤りパターン
分析値などを用いて行なう。この検出された回線状態は
報知情報として帰還信号の形でユーザデータと共に送信
部205から送信され、下りチャネル206で移動局の
受信部207で受信される。そして、受信された帰還信
号に含まれる回線状態報知情報に基づいて送信制御部2
08でデータ送信の制御が行われる。
ャネル劣悪検出部204で、上りチャネル202の回線
状態を検出する。この場合、回線状態の検出は、マルチ
パスプロファイル、信号品質、及び/又は誤りパターン
分析値などを用いて行なう。この検出された回線状態は
報知情報として帰還信号の形でユーザデータと共に送信
部205から送信され、下りチャネル206で移動局の
受信部207で受信される。そして、受信された帰還信
号に含まれる回線状態報知情報に基づいて送信制御部2
08でデータ送信の制御が行われる。
【0046】この送信制御は、回線状態が劣悪である、
例えばフェージングの谷の状態である場合に、データ送
信のうち、音声のような遅延の厳しいデータ以外のデー
タの送信を一時的に停止させ、遅延させる。これによ
り、フェージングにより大きく影響されるデータ送信の
不必要な再送を防止することができるので、有効に非対
称トラフィックの収容を可能とする。
例えばフェージングの谷の状態である場合に、データ送
信のうち、音声のような遅延の厳しいデータ以外のデー
タの送信を一時的に停止させ、遅延させる。これによ
り、フェージングにより大きく影響されるデータ送信の
不必要な再送を防止することができるので、有効に非対
称トラフィックの収容を可能とする。
【0047】また、送信制御部208は、回線状態が良
好であるとの回線状態報知情報を受けたときにデータ送
信を再開させる。これにより、データの再送は少なく、
データ送信を効率良く行なうことができる。
好であるとの回線状態報知情報を受けたときにデータ送
信を再開させる。これにより、データの再送は少なく、
データ送信を効率良く行なうことができる。
【0048】このように、伝送量が少ないチャネルを用
いて回線状態報知情報を送信し、回線状態がフェージン
グの谷に落ち込んでいる間にデータ送信を行なわないよ
うに制御するので、回線状態を監視するチャネルにおけ
るデータ送信の制御を効率良く行なうことができ、回線
状態が良好であるときのみデータ送信を行なうことがで
きる。特に、非対称トラフィックにおいては有用であ
る。
いて回線状態報知情報を送信し、回線状態がフェージン
グの谷に落ち込んでいる間にデータ送信を行なわないよ
うに制御するので、回線状態を監視するチャネルにおけ
るデータ送信の制御を効率良く行なうことができ、回線
状態が良好であるときのみデータ送信を行なうことがで
きる。特に、非対称トラフィックにおいては有用であ
る。
【0049】したがって、この無線通信システムにおい
ては、フェージングの発生によるデータの送信制御及び
非対称トラフィックの収容対策を講じることができ、高
速マルチメディア通信におけるチャネルの有効利用及び
非対称トラフィックの収容を可能とする。
ては、フェージングの発生によるデータの送信制御及び
非対称トラフィックの収容対策を講じることができ、高
速マルチメディア通信におけるチャネルの有効利用及び
非対称トラフィックの収容を可能とする。
【0050】このように本実施の形態によれば、フェー
ジングの谷に落ち込む間に、下りチャネルを利用して、
上りチャネルのデータ送信を制御することにより、フェ
ージング状態下の伝送効率の改善が可能になる。
ジングの谷に落ち込む間に、下りチャネルを利用して、
上りチャネルのデータ送信を制御することにより、フェ
ージング状態下の伝送効率の改善が可能になる。
【0051】図3は、本発明の無線通信装置を備えた無
線通信システムにおいて、非対称トラフィック収容方式
を説明するための図である。図3(a)はFDD方式に
LAUL方式を導入した場合を示し、図3(b)はTD
D方式にLAUL方式を導入した場合を示す。
線通信システムにおいて、非対称トラフィック収容方式
を説明するための図である。図3(a)はFDD方式に
LAUL方式を導入した場合を示し、図3(b)はTD
D方式にLAUL方式を導入した場合を示す。
【0052】高速無線通信において、サーバー、インタ
ーネットなどのアクセスやマルチキャスト、ブロードキ
ャストなどのサービスにより非対称トラフィックが発生
する場合、LAUL方式を採用して、余裕のある上りチ
ャネルを利用してフェージングの発生を検出し、厳しい
下りチャネルを制御することにより、上記の非対称トラ
フィックを十分に収容することができる。
ーネットなどのアクセスやマルチキャスト、ブロードキ
ャストなどのサービスにより非対称トラフィックが発生
する場合、LAUL方式を採用して、余裕のある上りチ
ャネルを利用してフェージングの発生を検出し、厳しい
下りチャネルを制御することにより、上記の非対称トラ
フィックを十分に収容することができる。
【0053】具体的には、図3(a)及び(b)に示す
ように、非対称無線データ伝送において、FDD方式で
は、上りチャネル301にLAUL方式を導入すること
により厳しい下りチャネル302を制御することがで
き、TDD方式では、上り下りチャネル303にLAU
L方式を導入することにより、すなわち図3(b)に示
すフレーム304における上りスロットにLAUL方式
を導入することにより、下りチャネルを制御することが
できる。
ように、非対称無線データ伝送において、FDD方式で
は、上りチャネル301にLAUL方式を導入すること
により厳しい下りチャネル302を制御することがで
き、TDD方式では、上り下りチャネル303にLAU
L方式を導入することにより、すなわち図3(b)に示
すフレーム304における上りスロットにLAUL方式
を導入することにより、下りチャネルを制御することが
できる。
【0054】このように、上りチャネルにLAUL方式
を導入することにより、FDD方式及びTDD方式にお
けるフェージング状態下の伝送効率の改善及び非対称ト
ラフィックの収容が可能になる。なお、下りチャネルに
LAUL方式を導入するようにしても良い。
を導入することにより、FDD方式及びTDD方式にお
けるフェージング状態下の伝送効率の改善及び非対称ト
ラフィックの収容が可能になる。なお、下りチャネルに
LAUL方式を導入するようにしても良い。
【0055】本発明は上記実施の形態1,2に限定され
ず、種々変更して実施することが可能である。例えば、
上記実施の形態1,2においては、通信端末装置が移動
局である場合について説明しているが、本発明は通信端
末装置が移動局以外の通信端末である場合にも適用する
ことができる。
ず、種々変更して実施することが可能である。例えば、
上記実施の形態1,2においては、通信端末装置が移動
局である場合について説明しているが、本発明は通信端
末装置が移動局以外の通信端末である場合にも適用する
ことができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、高速無線
マルチメディア通信において、上り下りチャネルのいず
れか一方もしくは両方の回線状態が劣悪の間に、回線状
態が劣悪でない方のチャネルを利用して、その回線状態
を報知してデータ送信を制御するので、フェージング状
態下の伝送効率を改善する効果及び非対称トラフィック
を収容する効果を得ることができる。
マルチメディア通信において、上り下りチャネルのいず
れか一方もしくは両方の回線状態が劣悪の間に、回線状
態が劣悪でない方のチャネルを利用して、その回線状態
を報知してデータ送信を制御するので、フェージング状
態下の伝送効率を改善する効果及び非対称トラフィック
を収容する効果を得ることができる。
【図1】本発明の実施の形態1に係る無線通信装置を用
いた無線通信システムの概略構成を示す図(下り送信制
御)
いた無線通信システムの概略構成を示す図(下り送信制
御)
【図2】本発明の実施の形態2に係る無線通信装置を用
いた無線通信システムの概略構成を示す図(上り送信制
御)
いた無線通信システムの概略構成を示す図(上り送信制
御)
【図3】上記実施の形態1,2に係る無線通信装置を用
いた無線通信システムにおける非対称トラフィック収容
方式を説明するための図
いた無線通信システムにおける非対称トラフィック収容
方式を説明するための図
【図4】従来の無線通信システムの概略構成を示す図
【図5】従来の無線通信装置を用いた無線通信システム
における対称トラフィック収容方式を説明するための図
における対称トラフィック収容方式を説明するための図
【符号の説明】 101,201 移動局送信部 102,202 上りチャネル 103,203 基地局受信部 104,208 送信制御部 105,205 基地局送信部 106,206 下りチャネル 107,207 移動局受信部 108,204 チャネル状態の劣悪検出部 301 FDD方式の上り帯域 302 FDD方式の下り帯域 303 TDD方式の上り/下り帯域 304 TDD方式のフレーム構成
フロントページの続き (72)発明者 上杉 充 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5K067 AA02 AA13 BB02 DD43 DD44 DD45 EE02 EE10 GG07 GG11 HH22 HH28 LL01 LL05
Claims (12)
- 【請求項1】 相手局からのデータを受信する第1のチ
ャネルにおける回線状態を検査する検査手段と、前記相
手局へデータを送信する第2のチャネルで検査結果に基
づく回線状態報知情報を前記相手局に送信する送信手段
と、を具備することを特徴とする無線通信装置。 - 【請求項2】 送信手段は、第2のチャネルのトラフィ
ックに余裕がある場合に前記回線状態報知情報を送信す
ることを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。 - 【請求項3】 相手局からの回線状態報知情報を受信す
る受信手段と、前記回線状態報知情報に基づいてデータ
送信を一時的に遅延させる遅延手段と、を具備すること
を特徴とする無線通信装置。 - 【請求項4】 遅延手段は、回線状態が劣悪であるとの
回線状態報知情報を受けたときにデータ送信を遅延させ
ることを特徴とする請求項3記載の無線通信装置。 - 【請求項5】 遅延手段は、遅延の厳しいデータ以外の
データのデータ送信を遅延させることを特徴とする請求
項4記載の無線通信装置。 - 【請求項6】 遅延手段は、回線状態が良好であるとの
回線状態報知情報を受けたときにデータ送信を再開させ
ることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の無線通
信装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
の無線通信装置を備えたことを特徴とする通信端末装
置。 - 【請求項8】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
の無線通信装置を備えたことを特徴とする基地局装置。 - 【請求項9】 請求項7記載の通信端末装置と、請求項
8記載の基地局装置と、を具備することを特徴とする無
線通信システム。 - 【請求項10】 第1の無線通信装置からのデータを受
信する第1のチャネルにおける回線状態を検査する検査
工程と、前記第1の無線通信装置へデータを送信する第
2のチャネルで検査結果に基づく回線状態報知情報を前
記第1の無線通信装置に送信する送信工程と、第2の無
線通信装置からの回線状態報知情報を受信する受信工程
と、前記回線状態報知情報に基づいてデータ送信を一時
的に遅延させる遅延工程と、を具備することを特徴とす
る無線通信方法。 - 【請求項11】 遅延工程においては、回線状態が劣悪
であるとの回線状態報知情報を受けたときにデータ送信
を遅延させることを特徴とする請求項10記載の無線通
信方法。 - 【請求項12】 第1のチャネルにおける伝送量と第2
のチャネルにおける伝送量とが非対称である場合に、伝
送量が少ない方のチャネルで回線状態報知情報を送信す
ることを特徴とする請求項10又は請求項11記載の無
線通信方法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10184167A JP2000023240A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 無線通信装置及び無線通信方法 |
CA002301811A CA2301811A1 (en) | 1998-06-30 | 1999-06-29 | Apparatus and method for transmission delay based on channel condition |
KR1020007002028A KR20010023388A (ko) | 1998-06-30 | 1999-06-29 | 무선 통신 장치 및 무선 통신 방법 |
BR9906573-8A BR9906573A (pt) | 1998-06-30 | 1999-06-29 | "aparelho e processo para comunicações de rádio" |
EP99957676A EP1014739A1 (en) | 1998-06-30 | 1999-06-29 | Radio communication device and method |
AU42915/99A AU734503B2 (en) | 1998-06-30 | 1999-06-29 | Apparatus and method for radio communications |
PCT/JP1999/003500 WO2000001178A1 (fr) | 1998-06-30 | 1999-06-29 | Dispositif et procede de radiocommunication |
CN99801006A CN1273011A (zh) | 1998-06-30 | 1999-06-29 | 无线通信装置及无线通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10184167A JP2000023240A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 無線通信装置及び無線通信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000023240A true JP2000023240A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16148547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10184167A Pending JP2000023240A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 無線通信装置及び無線通信方法 |
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Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1014739A1 (ja) |
JP (1) | JP2000023240A (ja) |
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CN (1) | CN1273011A (ja) |
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CA (1) | CA2301811A1 (ja) |
WO (1) | WO2000001178A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005008946A1 (ja) * | 2003-07-18 | 2005-01-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 基地局装置及び送信方法 |
WO2009130970A1 (ja) * | 2008-04-24 | 2009-10-29 | 京セラ株式会社 | 中継局、無線通信システムおよび無線通信方法 |
JP5089763B2 (ja) * | 2008-03-06 | 2012-12-05 | 京セラ株式会社 | 通信方法およびそれを利用した基地局装置 |
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---|---|---|---|---|
KR100428264B1 (ko) * | 2001-05-23 | 2004-04-27 | 주식회사 케이티프리텔 | 개선된 방송형 단문메시지 서비스 시스템 및 그 방법과, 이 서비스 사용이 가능한 단말기 |
CN1287543C (zh) * | 2001-08-28 | 2006-11-29 | 索尼公司 | 发送设备和发送控制方法、以及接收设备和接收控制方法 |
JP4118186B2 (ja) * | 2003-04-30 | 2008-07-16 | シャープ株式会社 | データ送信装置及びデータ受信装置及びデータ通信システム |
US8102878B2 (en) | 2005-09-29 | 2012-01-24 | Qualcomm Incorporated | Video packet shaping for video telephony |
US8406309B2 (en) | 2005-10-21 | 2013-03-26 | Qualcomm Incorporated | Video rate adaptation to reverse link conditions |
US8548048B2 (en) | 2005-10-27 | 2013-10-01 | Qualcomm Incorporated | Video source rate control for video telephony |
US8842555B2 (en) | 2005-10-21 | 2014-09-23 | Qualcomm Incorporated | Methods and systems for adaptive encoding of real-time information in packet-switched wireless communication systems |
US8514711B2 (en) | 2005-10-21 | 2013-08-20 | Qualcomm Incorporated | Reverse link lower layer assisted video error control |
KR20120034084A (ko) | 2007-01-10 | 2012-04-09 | 콸콤 인코포레이티드 | 멀티미디어 전화 통신을 위한 컨텐트- 및 링크-의존 코딩 적응 구조 |
KR100998188B1 (ko) | 2007-07-18 | 2010-12-03 | 삼성전자주식회사 | 무선통신시스템에서 재전송 장치 및 방법 |
US8812712B2 (en) * | 2007-08-24 | 2014-08-19 | Alcatel Lucent | Proxy-driven content rate selection for streaming media servers |
US8797850B2 (en) | 2008-01-10 | 2014-08-05 | Qualcomm Incorporated | System and method to adapt to network congestion |
GB2506150A (en) | 2012-09-21 | 2014-03-26 | Nec Corp | Scheduling of Machine Type Communications (MTC) in a wireless communications system |
JP7458261B2 (ja) * | 2020-07-27 | 2024-03-29 | 株式会社東海理化電機製作所 | 制御装置、通信装置、およびシステム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58138135A (ja) * | 1982-02-10 | 1983-08-16 | Nec Corp | 無線通信方式 |
JPS6479724A (en) * | 1987-09-22 | 1989-03-24 | Toshiba Corp | Liquid crystal display element |
JPH1079724A (ja) * | 1996-09-03 | 1998-03-24 | Toshiba Corp | 無線通信システム |
JPH1168654A (ja) * | 1997-08-08 | 1999-03-09 | Fujitsu Ltd | 無線伝送システム |
-
1998
- 1998-06-30 JP JP10184167A patent/JP2000023240A/ja active Pending
-
1999
- 1999-06-29 WO PCT/JP1999/003500 patent/WO2000001178A1/ja not_active Application Discontinuation
- 1999-06-29 CA CA002301811A patent/CA2301811A1/en not_active Abandoned
- 1999-06-29 KR KR1020007002028A patent/KR20010023388A/ko not_active Ceased
- 1999-06-29 EP EP99957676A patent/EP1014739A1/en not_active Withdrawn
- 1999-06-29 CN CN99801006A patent/CN1273011A/zh active Pending
- 1999-06-29 AU AU42915/99A patent/AU734503B2/en not_active Ceased
- 1999-06-29 BR BR9906573-8A patent/BR9906573A/pt not_active IP Right Cessation
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AU4291599A (en) | 2000-01-17 |
WO2000001178A1 (fr) | 2000-01-06 |
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