JP2000022618A - 基地局およびアンテナビームの制御方法 - Google Patents
基地局およびアンテナビームの制御方法Info
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Abstract
がって無線リンクを確立する。 【解決手段】基地局300は、複数の移動端末の各々と
無線リンクを形成するために、複数のビームアンテナ
1、2、3と、ビームアンテナの各々のビーム方向及び
ビーム角度を制御するアンテナコントロール200と、
通信中の移動端末の位置情報を取得する受信情報処理回
路402と、取得された位置情報に従い前記ビームアン
テナのビームの方向および角度を決定し、アンテナコン
トロール200に指示する制御回路400とを備える。
Description
それらを収容する基地局とを備える無線アクセスシステ
ムにおいて、該移動端末の位置情報を利用して基地局の
アンテナビームを制御し、必要最低限の無線電力にて無
線リンクを確立する方法、特に、効率的にアンテナビー
ムの制御を行うことで、無線セル内での収容移動端末数
の増加及び通信品質の向上を図るのに好適な方法に関す
る。
が自局を中心としたあるエリアで通信が可能な無線ゾー
ン(通常、「無線セル」もしくは「セル」という)を形
成し、複数の移動端末を収容する無線アクセスシステム
を実現している。隣接するセル間では、周波数(FDM
A/TDMA)や拡散コード(CDMA)が異なるよう
にして、無線資源(周波数)を再利用し、システム全体
の通信容量増大を図っている。セル内での通信容量は信
号成分と妨害+雑音成分との比で決まるので、収容効率
の面からは、セル内の無線リンク間での妨害が少なくで
きる端末/基地局間狭(スポット)ビームの構成が望ま
しい。ただ、狭ビームではカバーエリアが狭くなるの
で、基地局の経済性や移動端末の移動性を考慮して、ア
ンテナのビーム角度が決定される。
しては、特開平10−13326号公報に記載の「無線
通信システム、基地局、移動端末及び無線通信方法」が
提案されている。この従来例には、セル内を複数のエリ
アに分割して、そのエリアを一定のビーム角度を保つ電
波により順次スキャンし、移動端末との間で無線リンク
の形成を確認することで、最良な通信エリアを探す方法
が提案されている。
テムの他の例としては、特開平7−87011号公報に
記載のような「無線通信システム及び無線装置及びスイ
ッチ」が提案されている。この従来例には、基地局アン
テナビームの向きを、最も強い電界強度が受信された方
向に切り替える方法が提案されている。
6号公報に記載されている方法では、分割したエリアの
数が多くなると、最良なエリアを探すための時間が長く
なってしまうという欠点がある。また、特開平7−87
011号公報に記載されている方法では、都市部を高速
に移動するケースの様に、マルチパスやフェージングの
影響が大きな場合、受信電界強度が短い期間で激しく変
動するため、これに追従してビームの向きを切り替える
のが困難という問題がある。
基地局アンテナのビーム角度は固定であり、このため収
容端末数に制限が生じ、高速で移動する端末に対する追
従性が悪いという欠点がある。
端末と基地局間で、移動端末の位置にしたがって無線リ
ンクを確立することができる基地局およびそのアンテナ
ビームの制御方法を提供することにある。
末の各々と無線リンクを形成する基地局において、複数
のビームアンテナと、前記ビームアンテナの各々のビー
ム方向及びビーム角度を制御するアンテナ制御手段と、
通信中の移動端末の位置情報を取得する取得手段と、前
記取得手段により取得された位置情報に従い前記ビーム
アンテナのビームの方向および/または角度を決定し、
前記アンテナ制御手段に指示する決定手段とを備える。
この場合において、前記取得手段により取得された位置
情報から無線リンク内の移動端末の密度分布を算出する
算出手段をさらに備え、前記決定手段は、前記算出手段
により求められた密度分布から、前記ビームアンテナの
各々により、予め定めた数の移動端末と通信を行えるよ
うに、前記ビームアンテナの各々のビームの方向および
/または角度を決定することができる。または、前記取
得手段により取得された位置情報から無線リンク内の通
信中の移動端末の移動方向および移動速度から予測した
移動位置を算出する算出手段をさらに備え、前記決定手
段は、前記算出手段により求められた予測された移動位
置が無線リンク内に入るように、前記ビームアンテナの
各々のビームの方向および/または角度を決定するよう
にしてもよい。もしくは、前記移動端末からの呼につい
て、予め定められた呼のサービス種類を検出する検出手
段をさらに備え、前記決定手段は、前記検出手段により
求められたサービス種類に対応して、予め定められた前
記ビームアンテナの各々のビームの方向および/または
角度を決定するようにしてもよい。
し、複数のビームアンテナを備える基地局におけるアン
テナビームの制御方法としては、 通信中の移動端末の
位置情報を取得し、前記取得された位置情報に従い前記
ビームアンテナのビームの方向および/または角度を決
定し、当該決定したビームの方向および/または角度に
より前記ビームアンテナの各々のビーム方向および/ま
たはビーム角度を制御する。
端末の位置にしたがって無線リンクを確立することがで
きる。
て、図面を参照して説明する。
信システムの全体構成を示した図である。本実施の形態
における無線通信システムは、基地局300と、該基地
局が無線リンクを形成するオムニセル10と、セル内を
移動可能な複数の移動端末101および102とを備え
る。移動端末101および102は、無線通信を行う装
置、例えば、自動車電話、携帯電話、モバイルコンピュ
ータなどである。基地局300は、複数のアンテナ1、
2、3と、アンテナの向き及びビーム角度を制御するア
ンテナコントロール200と、送信信号と受信信号とを
受け付けるコンバイナ301と、信号増幅や各種フィル
タにより構成されるRF回路302と、デジタル信号を
復調する復調回路303と、送信信号をデジタル信号に
変調する変調回路304と、ネットワークに接続される
ネットワークI/F回路310と、基地局全体の制御を
行う制御回路400とを備える。複数のアンテナ1、
2、3は、各々、基地局300が無線リンクを形成する
オムニセル10内にそれぞれビーム1010、102
0、1030を向けることが可能で、その向きとビーム
角度とは、制御回路400で生成された制御信号400
1によって、アンテナコントロール200で制御され
る。複数のアンテナ1、2、3で受信した受信信号は、
それぞれライン2001、2002、2003を経由
し、コンバイナ301でライン3011にルートされ、
RF回路302に送信される。RF回路302は、信号
増幅や各種フィルタにより構成される受信部305と送
信部306とを備える。受信部305は、受信したアナ
ログ無線信号をデジタル信号に変換する。また、受信部
305は、信号の受信レベルをモニターし、その結果を
受信レベル情報としてライン3051を経由して、制御
回路400の内部の送信電力制御回路401に送信す
る。RF回路302で変換されたデジタル信号は、復調
回路303でデジタル情報に変換され、ライン3031
を経由して制御回路400に送信される。また、復調回
路303では同時に、受信データのエラーレートを検出
している。このエラーレートの情報はライン3032を
経由して、制御回路400の内部の送信電力制御回路4
01に送信される。ネットワークライン3101は、例
えば、公衆回線やコンピュータ回線等のネットワークに
接続されている。制御回路400は、受信したディジタ
ル情報をネットワークI/F回路310を介してネット
ワークに送出し、また、ネットワークI/F回路310
を介してネットワークから送出されたディジタル情報を
変調回路304に送出する。ネットワークI/F回路3
10は、ライン4003経由で受信したデータを、ネッ
トワークライン3101に送信する。また、ネットワー
クI/F回路310は、ネットワークライン3101か
ら受信した通話相手先からの送信データをライン400
3を経由して制御回路400に送信する。制御回路40
0では、送信データをライン4002経由で変調回路3
04に送信する。ライン4002経由で送信された送信
データは、変調回路304でデジタル情報から無線伝送
に適したデジタル信号に変換され、ライン3040経由
でRF回路302に送られる。そして、RF回路302
の送信部306でデジタル信号からアナログ無線信号に
変換された信号は、ライン3061、コンパイナ30
1、ライン2001、2002、2003経由で複数の
アンテナ1、2、3からセル10の複数の移動局10
1、102に向けてビーム送信される。
照して説明する。図2に、制御回路の構成図を示す。図
2において、制御回路400は、受信されたデジタル情
報の処理を行う受信情報処理回路402と、送信ビーム
の電力を制御する送信電力制御回路401と、複数のア
ンテナ1、2、3のアンテナ方向とビーム角度とを制御
する信号を生成するアンテナコントロール制御信号生成
回路408と、移動端末の位置情報を検出する位置検出
回路405と、受信情報処理回路402で解析されたデ
ータを登録するためのデータベース406と、送信情報
を処理する送信情報処理回路409と、データの加工や
計算を行うCPU403と、CPU403で処理を行う
ためのプログラム等を記憶する主メモリ404と、制御
回路400と外部とのデータ送受信を行う入出力I/F
407と、これらの回路を接続させるためのバス400
0とを備える。
したデジタル情報は、受信情報処理回路402で処理さ
れる。そして、処理されたデータは、送信情報処理回路
409で送信情報に処理され、ライン4002経由で変
調回路304に送信されるか、もしくは、入出力I/F
407からライン4003を経由して、ネットワークI
/F回路310に送られる。
たデータの内、移動端末101からの電力制御情報は、
ライン4021を経由して送信電力制御回路401に送
られる。そして、送信電力制御回路401は、ライン3
051の信号の受信レベル情報と、ライン4021の移
動端末101からの電力制御情報と、ライン3032の
受信データのエラーレート情報とから、制御する送信電
力量を算出し、ライン4004経由で送信電力制御信号
をRF回路302の送信部306に送信する。
ームについて、移動端末101と基地局300間の無線
通信を例に説明する。移動端末101と基地局300間
での発呼前は、アンテナ1はセル10にアンテナビーム
1010を向けている。そして、移動端末101の発呼
要求により、基地局400は、移動端末101の位置情
報と呼情報とを用いて、無線リンクの品質を必要最低限
のあらかじめ定めた値で実現できるように、アンテナ方
向とアンテナ角度とを変化させるようにアンテナを制御
し、ビーム1011により無線通信を開始する。
移動端末の構成を図7に示す。
ンテナ701と、GPSアンテナ702と、コンバイナ
704と、復調回路705と、変調回路706と、デー
タを処理するデータ処理回路707と、外部装置とデー
タ送受信を行うデータ入出力I/F回路708と、RF
回路709と、GPS受信回路703とを備える。無線
アンテナ701で受信した受信波は、コンバイナ704
からRF回路709に送信され、ここでアナログ受信信
号からデジタル受信信号に変換される。次に、デジタル
受信信号は復調回路705によりデジタル情報に変換さ
れる。データ処理回路707は、このデジタル情報をデ
ータ処理し、変調回路706に送信したり、データ入出
力I/F回路708を経由して、外部装置とのデータ通
信を行ったり、スピーカ710とマイク711と音声の
授受を行ったり、移動端末101の位置情報を送信デー
タ処理し、変調回路706に送信したりする。移動端末
101の位置情報は、GPSアンテナ702が受信した
GPSデータからGPS受信回路703が検出する。位
置情報や音声、外部装置からのデータなどの送信データ
は、変調回路706でデジタル情報をデジタル信号に変
換され、RF回路709でデジタル信号をアナログ送信
信号に変換されて、コンバイナ704を経由し、アンテ
ナ701から基地局300に送信される。このように、
GPS受信回路およびGPSアンテナを備えている場合
には、移動端末の位置情報を各基地局で受信することが
できる。
テナを備えていない場合の移動端末の位置情報の検出を
図8を参照して説明する。図8に示すように、移動端末
104と基地局300と基地局800と基地局801と
基地局制御サーバ810とネットワーク8101とを備
える移動無線通信システムを例にする。基地局300、
800および801により同時に無線リンクであるセル
10を形成することにより、移動端末がセル間を移動し
たときに発生するハンドオフ現象を避けている。基地局
300、基地局800および基地局801の各々は、こ
の移動端末102とのビームの伝播遅延時間t1、t
2、t3(s)の値を測定し、その値を基地局制御サー
バ810にネットワークライン3101、ネットワーク
8101を経由して送信する。基地局制御サーバ810
は、これらの値から移動端末102の位置情報を算出
し、各基地局に送信する。位置情報の算出方法は、例え
ば、3つの基地局の座標を各々(x1,y1)、(x
2,y2)、(x3,y3)とし、移動端末104の座
標を(x,y)とし、ビームの伝搬速度をc(m/s)
とすると、数1の連立方程式が成り立つ。
められ、位置情報が得られる。求められた、移動端末1
01の位置情報は、基地局サーバ810により基地局3
00に通知される。
動端末101との無線リンクを例にとり、図3を参照し
て説明する。図3に、アンテナ制御フローチャートを示
す。制御回路400は、図3に示す(S100)〜(S
190)の処理を定期的に行う。もしくは、受信データ
を受けたときに図3に示す処理を実行するようにしても
よい。ライン3031を経由してデジタル情報が、図2
に示す受信情報処理回路402に受信される(S11
0)。受信情報処理回路402では、通話中の移動体端
末の電話番号(識別情報)、データ受信時間、通話先の電
話番号、あらかじめ定めたサービス内容などを解析する
(S120)。解析された結果はデータバス4000を
経由して、データベース123に送られる(S13
0)。データベース123は、解析結果である通話中の
移動端末の移動端末電話番号、データ受信時間や通話先
の電話番号、サービス内容を対応させて記憶しておく。
また、位置情報検出回路405では、通話中の移動端末
の位置情報が検出され(S130)、その位置情報はデ
ータベース123に、この移動端末の電話番号に対応さ
せて登録される(S145)。次に、通話中の移動端末
の位置情報と、予めデータベース123に記憶されてい
る基地局300の位置情報とから、すべてアンテナ1、
2、3の方向(S150)と、無線リンクの品質を必要
最低限のあらかじめ定めた値で実現できるようなビーム
角度とが算出される(S155)。ビーム角度の算出方
法としては、図9に示すように、例えば、移動端末10
1のみが通話中である場合に、移動端末101と基地局
300との距離がD(m)、移動端末の位置情報を得る
D−GPSの精度が10(m)であるとする。この精度
10(m)をΔd(m)として、移動端末101を中心
とする半径Δd(m)の面積にビームが当たるように、
ビーム角θを数2に示す式で求める。
た、アンテナの方向は、移動端末101の方向を向くよ
うに求められる。他のアンテナ2、3では、セル内をカ
バーできるように、アンテナの角度及び方向が決定され
る。この場合、アンテナ2および3で等しいビーム角度
になるように、(360−θ)/2で求められる角度と
なる。通話中の移動端末が2つ以上ある場合には、あら
かじめ定めたビーム角度に設定し、そのビーム角度以内
にある移動端末について、1つのアンテナでカバーす
る。ビーム角度は、各々の移動端末の位置関係により予
め定めておいてもよい。
たアンテナ方向及びビーム角度と、現在の状態のアンテ
ナ方向およびビーム角度とから、アンテナ方向およびビ
ーム角度の各々の差分(補正すべき値を示し、以下、補
正値と言う)を算出し(S160)、その補正値をあら
かじめ定めた許容範囲(この許容範囲は、アンテナ方向
もしくはビーム角度を現在の状態から変更しなくてもよ
い場合の補正値の範囲を示す)の値と比較する(S17
0)。この補正値が許容範囲を満足しないときは、アン
テナ方向とビーム角度とを変更する必要があるので、そ
の補正値をアンテナコントロール制御信号生成回路40
8に送信し、そこで生成された制御信号4001によ
り、アンテナ1のアンテナ方向を補正し、ビーム角度を
ビーム角度1010からビーム角度1011に制御する
(S180)。また、補正値が許容範囲を満足するとき
は、アンテナ方向及びビーム角度は現在の状態でよいの
で、アンテナ方向及びビーム角度は変更しない。例え
ば、図10および図11に、許容範囲の具体例を示す。
図10においては、移動端末101が101‘の位置に
移動した場合について示している。この場合、移動後の
101’の位置においても現在のアンテナ1のビーム範
囲内にある。このため、ビームの角度及び方向の補正値
は殆ど0に近いので、許容範囲内であるとして補正は行
わない。この許容範囲をアンテナ方向及びビーム角度の
各々について予め定めておくことができる。また、図1
1においては、アンテナ1のビーム範囲内であるエリア
1にいる移動端末101がアンテナ2のビーム範囲であ
るエリア2に101‘の位置に移動した場合について示
している。この場合、移動後の101’の位置におい
て、現在のアンテナ2のビーム範囲内にあるため、ビー
ムの角度及び方向の補正は行わないようにすることがで
きる。
信品質を判断するために、受信された受信レベル情報及
びエラーレート情報の各々が、あらかじめ定めた許容範
囲(一定の品質を確保して通信を行うために必要な受信
レベル情報及びエラーレート情報の範囲を示す)にある
かを判断する(S183)。許容範囲に達していなかっ
たときは、通信品質が悪いためビーム電力を強くし、許
容範囲を上回って、より品質がよければ、ビーム電力を
弱くするように送信電力制御回路401は電力制御信号
を送出する。また、許容範囲を満足するときは、送信電
力制御回路401から、電力制御信号は送信しない。送
信電力制御回路401で生成された電力制御信号をRF
回路709内部の送信部306に送信し、アンテナ1の
ビーム電力を制御する(S185)。
末の位置にしたがってアンテナのビーム方向及び角度を
設定し、一定の品質を確保するようにビーム電力を制御
することができる。また、実施の形態においては、アン
テナビームの方向および角度を制御しているが、アンテ
ナビームの方向のみを制御したり、アンテナビームの角
度のみをするようにしてもよい。
1との無線リンクを例にとり、図4を参照して説明す
る。図4に、移動端末もしくは無線リンクの密度分布に
よるアンテナ制御処理フローチャートを示す。第2の実
施の形態における基地局及び移動端末の構成は、第1の
実施の形態と同様である。制御回路400は、図4に示
す(S100)〜(S190)の処理を定期的に行う。
ーチャート(S110)〜(S145)と同様の処理の
後に、セル内の呼状態の移動端末の全ての位置情報が、
図2に示すデータベース406からバス4000を通し
て位置検出回路405に送られ、その位置情報から移動
端末の密度分布が算出される(S210)。密度分布
は、予め定めた領域ごとの通話中の移動端末の数により
示されるものとする。本実施の形態においては、密度が
高い領域については、密度があらかじめ定めた移動端末
の数になるようにビーム角度を狭くするように対応す
る。この場合、まず、密度分布の内で最も高い値を示す
方向にアンテナ1の方向が算出され(S220)、続い
て、ビーム角度が算出される(S230)。他のアンテ
ナ2、3についてもそれぞれ、密度があらかじめ定めた
移動端末の数になるようにビーム角度を設定するように
対応する。この場合、他のアンテナ2、3で、他の移動
端末のすべてをカバーできない場合には、すべての他の
移動端末をカバーするように、アンテナ2、3のビーム
角度を設定し、他の移動端末の通信状態を維持する。そ
して、(S220)と(S230)とで算出された値
と、現状態のアンテナ方向、ビーム角度との値とで補正
値を算出し(S160)、その補正値を許容範囲の値と
比較する(S170)。この補正値が許容範囲を満足し
ないときは、その補正値データをアンテナコントロール
制御信号生成回路408に送信し、そこで生成された制
御信号4001により、各アンテナのアンテナ角度及び
ビーム角度を制御する(S180)。例えば、図1に示
すように、アンテナ1のアンテナ方向およびビーム角度
をビーム角度1010からビーム角度1011に、アン
テナ2のアンテナ方向、ビーム角度をビーム角度102
0からビーム角度1021に、アンテナ3のアンテナ方
向、ビーム角度をビーム角度1030からビーム角度1
031に制御することができる。また、前記補正値が許
容範囲を満足するときは、アンテナ方向及びビーム角度
は現在の状態でよいので、アンテナ方向及びビーム角度
は変更しない。つぎに、移動体端末との通信品質を判断
するために、受信された受信レベル情報及びエラーレー
ト情報の各々が、あらかじめ定めた許容範囲にあるかを
判断する(S183)。許容範囲に達していなかったと
きは、通信品質が悪いためビーム電力を強くし、許容範
囲を上回って、より品質がよければ、ビーム電力を弱く
するように送信電力制御回路401は電力制御信号を送
出する。また、許容範囲を満足するときは、送信電力制
御回路401から、電力制御信号は送信しない。送信電
力制御回路401で生成された電力制御信号をRF回路
709内部の送信部306に送信し、各アンテナのビー
ム電力を制御する(S185)。
端末の密度分布にしたがってアンテナのビーム方向及び
角度を設定し、一定の品質を確保するようにビーム電力
を制御することができる。また、S220において、密
度があらかじめ定めた移動端末の数になるようにビーム
角度を設定しているが、すべてのアンテナのビーム内
に、通話中の移動端末の数がほぼ同一となるようなビー
ム角度に設定するようにしてもよい。
末101との無線リンクを例にとり、図5を参照して説
明する。図5に、移動端末の移動速度によるアンテナ制
御処理フローチャートを示す。第3の実施の形態におけ
る基地局及び移動端末の構成は、第1の実施の形態と同
様である。制御回路400は(S100)〜(S19
0)の処理を定期的に行う。
ーチャート(S110)〜(S145)の処理の後に、
前回データベース406(図2参照)に登録されている移
動端末のデータ受信時間および位置情報と、今回登録さ
れた移動端末のデータ受信時間および位置情報とが、デ
ータベース406からバス4000を通して位置検出回
路405に送信される。そして、前回と今回の移動端末
のデータ受信時間及び位置情報による移動端末の移動変
位から移動方向と速度が検出される(S510)。さら
に、この速度を用いて予測移動位置を算出する(S52
0)。ここで、予測移動位置の算出には、検出された移
動端末速度にデータ受信時間の変位を乗じたもので求め
る方法や、算出した予測移動位置と地図情報とを組み合
わせて、予測移動位置を補正する方法を利用する(S5
25)。予測移動位置の補正方法は、例えば、移動端末
は地図の道路上を移動すると考えて、予測移動位置が地
図の道路上の位置から外れているときは(S526)、
最も近い道路上の位置に位置情報を補正する方法がある
(S527)。そして、移動端末101の位置情報と前
記予測移動位置の位置情報と、予めデータベース406
に記憶されている基地局300の位置情報とから、現在
の移動端末の位置と予測される移動位置とがビーム範囲
(無線リンク)内に入るように、アンテナ1の方向が計
算され(S530)、また、ビーム角度が算出される
(S540)。そして、(S530)と(S540)と
で算出された値と、現状態のアンテナ方向およびビーム
角度の補正値を算出し(S160)、その補正値を許容
範囲の値と比較する(S170)。この補正値が許容範
囲を満足しないときは、その補正値データをアンテナコ
ントロール制御信号生成回路408に送信し、そこで生
成された制御信号4001により、アンテナ1のアンテ
ナ方向およびビーム角度を補正する(S180)。ま
た、補正値が許容範囲を満足するときは、アンテナ方向
及びビーム角度は現在の状態でよいので、アンテナ方向
及びビーム角度は変更しない。つぎに、移動体端末との
通信品質を判断するために、受信された受信レベル情報
及びエラーレート情報の各々が、あらかじめ定めた許容
範囲にあるかを判断する(S183)。許容範囲に達し
ていなかったときは、通信品質が悪いためビーム電力を
強くし、許容範囲を上回って、より品質がよければ、ビ
ーム電力を弱くするように送信電力制御回路401は電
力制御信号を送出する。また、許容範囲を満足するとき
は、送信電力制御回路401から、電力制御信号は送信
しない。送信電力制御回路401で生成された電力制御
信号をRF回路709内部の送信部306に送信し、ア
ンテナ1のビーム電力を制御する(S185)。
端末の予測移動位置にしたがってアンテナのビーム方向
及び角度を設定し、一定の品質を確保するようにビーム
電力を制御することができる。本実施の形態によれば、
移動端末が都市部での高速移動の状態においても、アン
テナビームを迅速にかつ正確に向け、無線リンクを確立
することができる。また、一定の品質を保つように、ビ
ーム電力を制御することにより、移動端末の消費電力を
低減すると共に、セル内の通信容量を増加させることが
できる。
末101との無線リンクを例にとり、図6を参照して説
明する。図6に、無線リンクで転送される呼情報の種類
の検出によるアンテナ方制御処理フローチャート示す。
第4の実施の形態における基地局及び移動端末の構成
は、第1の実施の形態と同様である。制御回路400は
(S100)〜(S190)の処理を定期的に行う。
ーチャート(S110)〜(S145)の処理の後に、
受信情報処理回路402により無線リンクで転送される
呼情報の種類の検出が行われる(S310)。情報呼の
種類には、例えば、緊急通報や、最高サービスユーザ、
高速データ通信要求等の予め定められたサービスの種類
があり、各移動端末ごともしくは電話番号ごとにサービ
スの種類が登録されている。本実施の形態においては、
このサービスの種類ごとにビーム角度を予め定めてお
く。例えば、緊急通報もしくは最高サービスユーザされ
た移動端末については、よりビーム角度を小さくするよ
うに、ビーム角度を10度としておき、高速通信である
移動端末については、20度と規定し、それ以外の移動
端末についてはビーム角度を60度と規定しておくこと
ができる。つぎに、移動端末の位置情報と、基地局30
0の位置情報とから、アンテナ1の方向が決定され(S
320)、受信されたデータについての移動端末のサー
ビスの種類にしたがって、ビーム角度が決定される(S
330)。このとき、同一通信エリア 内の他の移動端
末との無線リンクは、他のアンテナ2、3により維持さ
れる。そして、(S320)と(S330)とで算出さ
れた値と、現状態のアンテナ方向、ビーム角度との値と
で補正値を算出し(S160)、その補正値を許容範囲
の値と比較する(S170)。この補正値が許容範囲を
満足しないときは、その補正値データをアンテナコント
ロール制御信号生成回路408に送信し、そこで生成さ
れた制御信号4001により、アンテナ1のアンテナ方
向およびビーム角度を制御する(S180)。また、前
記補正値が許容範囲を満足するときは、アンテナ方向及
びビーム角度は現在の状態でよいので、アンテナ方向及
びビーム角度は変更しない。つぎに、移動体端末との通
信品質を判断するために、受信された受信レベル情報及
びエラーレート情報の各々が、あらかじめ定めた許容範
囲にあるかを判断する(S183)。許容範囲に達して
いなかったときは、通信品質が悪いためビーム電力を強
くし、許容範囲を上回って、より品質がよければ、ビー
ム電力を弱くするように送信電力制御回路401は電力
制御信号を送出する。また、許容範囲を満足するとき
は、送信電力制御回路401から、電力制御信号は送信
しない。送信電力制御回路401で生成された電力制御
信号をRF回路709内部の送信部306に送信し、各
アンテナのビーム電力を制御する(S185)。
末のサービスの種類にしたがってアンテナのビーム方向
及び角度を設定し、一定の品質を確保するようにビーム
電力を制御することができる。これにより、割り出した
呼情報を利用することで、各トラフィックに応じたQO
S(quality of service)の無線リンクを実現できる。
の実施の形態では、前述した第1〜第4の実施の形態に
おいて、それぞれ求められたアンテナ方向とビーム角度
を組み合わせて、予め定めた優先順位にしたがって、最
終的にアンテナ方向およびビーム角度を決定する。例え
ば、第4の実施の形態におけるサービスの種類が、緊急
通報もしくは最高サービスユーザの動端末である場合に
は、その移動端末の方向および図5に示すS520処理
により求められた予測された移動位置により、アンテナ
方向およびビーム角度を決定する。それ以外のサービス
種類の移動端末については、図4に示すS210におい
て求められた密度分布にしたがって、アンテナの方向及
びビーム角度を決定するように規定しておくことができ
る。このように、上述した実施の形態の少なくとも2つ
を組み合わせてアンテナ方向及びビーム角度を決定して
もよい。
において基地局が割り出した移動端末の位置情報から、
アンテナの方向およびビーム角度を変化させることがで
きる。これにより、各無線リンク間の干渉を最小限にで
きるので基地局のセルに収容できる移動端末数を増大で
きる効果もある。
全体構成図を示す。
の制御回路のシステム構成図を示す。
アンテナ制御処理フローチャートを示す。
処理フローチャートを示す。
よるアンテナ方制御処理フローチャートを示す。
の構成図を示す。
す。
Claims (5)
- 【請求項1】複数の移動端末の各々と無線リンクを形成
する基地局において、複数のビームアンテナと、前記ビ
ームアンテナの各々のビーム方向及びビーム角度を制御
するアンテナ制御手段と、通信中の移動端末の位置情報
を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された
位置情報に従い前記ビームアンテナのビームの方向およ
び/または角度を決定し、前記アンテナ制御手段に指示
する決定手段とを備えることを特徴とする基地局。 - 【請求項2】請求項1に記載の基地局において、前記取
得手段により取得された位置情報から無線リンク内の移
動端末の密度分布を算出する算出手段をさらに備え、前
記決定手段は、前記算出手段により求められた密度分布
から、前記ビームアンテナの各々により、予め定めた数
の移動端末と通信を行えるように、前記ビームアンテナ
の各々のビームの方向および/または角度を決定するこ
とを特徴とする基地局。 - 【請求項3】請求項1に記載の基地局において、前記取
得手段により取得された位置情報から無線リンク内の通
信中の移動端末の移動方向および移動速度から予測した
移動位置を算出する算出手段をさらに備え、前記決定手
段は、前記算出手段により求められた予測された移動位
置が無線リンク内に入るように、前記ビームアンテナの
各々のビームの方向および/または角度を決定すること
を特徴とする基地局。 - 【請求項4】請求項1に記載の基地局において、前記移
動端末からの呼について、予め定められた呼のサービス
種類を検出する検出手段をさらに備え、前記決定手段
は、前記検出手段により求められたサービス種類に対応
して、予め定められた前記ビームアンテナの各々のビー
ムの方向および/または角度を決定することを特徴とす
る基地局。 - 【請求項5】複数の移動端末の各々と無線リンクを形成
し、複数のビームアンテナを備える基地局におけるアン
テナビームの制御方法であって、通信中の移動端末の位
置情報を取得し、前記取得された位置情報に従い前記ビ
ームアンテナのビームの方向および/または角度を決定
し、当該決定したビームの方向および/または角度によ
り前記ビームアンテナの各々のビーム方向および/また
はビーム角度を制御することを特徴とするアンテナビー
ムの制御方法。
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