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JP2000021742A - 露光方法および露光装置 - Google Patents

露光方法および露光装置

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Publication number
JP2000021742A
JP2000021742A JP10198104A JP19810498A JP2000021742A JP 2000021742 A JP2000021742 A JP 2000021742A JP 10198104 A JP10198104 A JP 10198104A JP 19810498 A JP19810498 A JP 19810498A JP 2000021742 A JP2000021742 A JP 2000021742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
exposure
amount
light source
patterns
Prior art date
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Pending
Application number
JP10198104A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Yoshimura
圭司 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10198104A priority Critical patent/JP2000021742A/ja
Publication of JP2000021742A publication Critical patent/JP2000021742A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70058Mask illumination systems
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70358Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類のパターンを被露光基板上の同一シ
ョットに重ね焼きして1種類のパターンを形成する多重
露光方式のスループットを向上させる。 【解決手段】 複数のパターンを被露光基板上に実質同
時に露光する際、単一の露光光源から出射される光束を
分割して各パターンを別々の光束で照明するとともに分
割した各光束の光路中に配置された照明系によって各光
束ごとに所望の露光条件を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光方法および露
光装置に関し、特に微細な回路パターンを被露光基板上
に露光する露光方法および露光装置に関する。このよう
な露光方法および露光装置は、例えば、ICやLSI等
の半導体チップ、液晶パネル等の表示素子、磁気ヘッド
等の検出素子、およびCCD等の撮像素子といった各種
デバイスの製造に用いられる。
【0002】
【従来の技術】ICやLSIおよび液晶パネル等のデバ
イスをフォトリソグラフィ技術を用いて製造する際用い
られる投影露光装置は、現在、エキシマレーザを光源と
するものが主流となっている。しかしながら、このエキ
シマレーザを光源とする投影露光装置では、線幅0.1
5μm以下の微細パターンを形成することは困難であ
る。
【0003】解像度を上げるには、理論上では、投影光
学系のNA(開口数)を大きくしたり、露光光の波長を
小さくすれば良いのであるが、現実には、NAを大きく
したり、露光光の波長を小さくすることは容易ではな
い。すなわち、投影光学系の焦点深度はNAの自乗に反
比例し、波長λに比例するため、特に投影光学系のNA
を大きくすると焦点深度が小さくなり、焦点合わせが困
難になって生産性が低下する。また、殆どの硝材の透過
率は、遠紫外領域では極端に低く、例えば、λ=248
nm(KrFエキシマレーザ)で用いられる熔融石英で
さえ、λ=193nm以下では殆ど0まで低下する。現
在、通常露光による線幅0.15μm以下の微細パター
ンに対応する露光波長λ=150nm以下の領域で実用
可能な硝材は実現していない。
【0004】そこで、被露光基板に対して、2光束干渉
露光と通常の露光との二重露光を行ない、かつその時に
被露光基板に多値的な露光量分布を与えることによっ
て、より高解像度の露光を行なう方法が本出願人により
特願平9−304232号「露光方法及び露光装置」
(以下、先願という)として出願されている。この方法
によれば、露光波長λが248nm(KrFエキシマレ
ーザ)、投影光学系の像側NAが0.6の投影露光装置
を用いて、最小線幅0.10μmのパターンを形成する
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、先願の実施
例では2光束干渉露光は線幅0.1μmL&S(ライン
アンドスペース)の位相シフトマスクを用いて所謂コヒ
ーレント照明で露光し、その後、最小線幅0.1μmの
実素子パターンを形成されたマスクを用いて通常の露光
(例えば部分コヒーレント照明による露光)を行なって
いる。このように二重露光方式では1つのパターンを形
成するために各ショットごとに露光条件の異なる2回の
露光工程を必要とする。先願では2台の露光装置を用い
る方法と1台の露光装置の照明系を切り替えて用いる方
法を提案している。しかしながら、先願の二重露光方式
は、1台の露光装置を用いる場合であっても、照明系を
切り替えて露光を行なっているため、スループットが遅
くなってしまうという問題があった。本発明は、複数種
類のパターンを被露光基板上の同一ショットに重ね焼き
して1種類のパターンを形成する多重露光方式のスルー
プットを向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、複数の照明系を用いて複数のパターン
を実質同時に焼き付けるようにしている。より具体的に
は、複数のパターンを被露光基板上に実質同時に露光す
る際、単一の露光光源から出射される光束を分割して各
パターンを別々の光束で照明するとともに分割した各光
束の光路中に配置した照明系によって各光束ごとに所望
の露光条件を設定するようにしている。
【0007】本発明の「実質同時」とは、静止露光(一
括露光)において、露光時間が最長のパターンの露光期
間内に他の全パターンの露光期間が含まれる場合は勿論
のこと、全部のパターンの露光期間の少なくとも一部が
同時、すなわち重複している場合も含むものとする。ま
た、走査露光においては、複数のパターンを一回の走査
で露光する場合であれば、たとえ複数のパターンが走査
方向に配列されて、これらが時間差をもって順次露光さ
れる場合であっても、本発明の「実質同時」に含むもの
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態にお
いて、前記複数のパターンは、少なくとも1つが他のパ
ターンと露光条件の異なる種類のパターンである。ま
た、前記露光条件は露光量を含み、各露光量は、分割さ
れた各光束ごとに透過率が離散的に変化する減光手段の
透過率と前記露光光源の出射光量とを前記所望の露光量
に応じて算出し、各減光手段の透過率を設定し、各光束
への分割比を前記算出された出射光量の比に応じた値に
設定し、かつ前記光源の出射光量を前記分割比が変化し
たことによる各光束ごとの光量の前記算出された出射光
量からの変化分を補正した値に設定する。あるいは、各
減光手段の透過率を設定するところまでは同様である
が、その後、前記光源の出射光量を前記分割された光束
の1つについて算出された出射光量に設定するととも
に、該1つの分割光束以外の各光束については各光束ご
とにその光路中に透過率が連続的に変化する減光手段を
配置し該減光手段の透過率を算出された出射光量と設定
された出射光量との差分を補正するように設定する。
【0009】本発明の好ましい実施の形態に係る露光装
置は、光源としてKrFエキシマレーザなどのパルス光
源を用いた、走査型または静止型の多重露光装置であ
る。
【0010】
【作用】本発明によれば、複数のパターンをそれらの露
光条件が異なる場合でも実質同時に露光することができ
るため、従来の各種類のパターンを別々に露光する場合
に比較してスループットを格段に向上させることができ
る。
【0011】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。第1の実施例 図1は本発明の一実施例に係る走査型多重露光装置の構
成を示す。同図において、1は光源であり、例えばKr
Fエキシマレーザのようなパルス光源である。2は偏光
ビームスプリッタ、3,4は減光フィルタ、5,7はハ
ーフミラー、6,8は光量センサ、9,10は照明光学
系、11,12はレチクル、13はビームスプリッタ、
14は投影レンズ、15はウエハである。ここで、偏光
ビームスプリッタ2は、レチクル11を照明する照明系
(以下、第1の照明系という)にp偏光を、レチクル1
2を照明する照明系(以下、第2の照明系という)にs
偏光を入射するものとする。レチクル11,12はレチ
クルステージに、ウエハ15はウエハステージにそれぞ
れ搭載され、レチクル(すなわちレチクルステージ)1
1,12とウエハ(すなわちウエハステージ)15が投
影レンズ14の倍率に相当する速度比で投影レンズ14
の物面と像面を互いに逆方向に同期して走査することに
より、レチクル11,12のパターン像がウエハ15上
に露光される。ビームスプリッタ13はレチクル11お
よび12のパターン像をそれぞれ投影レンズ14を介し
てウエハ15上の2つのショット位置に投影させるため
のものである。また、レチクルステージはZ方向(光軸
に平行な方向)に移動し、レチクル11,12のフォー
カス差を補正する仕組みも具備している。
【0012】図1の露光装置は、レチクルを2枚同時に
用いること、ならびに照明系およびレチクルステージが
2枚の各レチクルに対応して2系統設けられ、かつ光透
過率およびσ(照明光学系の出射側開口角と投影光学系
の入射側開口角との比)を各照明系ごとに可変にしたこ
とを除き、基本的に従来の走査型露光装置と同様に構成
され、同様に動作する。図1の露光装置は、2枚の各レ
チクルのパターン像が同じ場合にも用いることができる
が、特に露光条件の異なる2個のレチクルパターンを一
走査で露光する場合に効果的である。一走査で露光する
とは、2個のレチクルパターンを走査方向に対し並列に
配置してウエハ上の走査方向と直交する方向で隣接する
2つのショットに同時に露光する場合と、2個のレチク
ルパターンを直列に配置してウエハ上の走査方向に隣接
するかまたは1以上のショットを挟んで配列された2つ
のショットを連続的に露光する場合、2つのレチクルパ
ターンを1つのショットに同時に露光する場合もを含
む。
【0013】図1の露光装置を用いて最小線幅が0.1
μmの微細パターンをウエハに転写する場合、レチクル
11としては、最小線幅が0.1μmと狭いパターンが
形成されていることを除き、従来のものと同様のレチク
ルを用いる。一方、レチクル12としては、所謂レベン
ソン型等の位相シフトパターン(回折格子)を形成され
たレチクルを用いる。この場合、レチクル12を照明す
る照明系の最適なσは0.3〜0.2、レチクル11を
照明する照明系の最適なσは0.6〜0.8であるこ
と、およびレチクル11の最適露光量はレチクル12の
2〜3倍であることが本発明者らの実験により確認され
ている。そこで、各照明系のσを適切な値に設定する。
σの設定は従来法にしたがって例えば絞りの開度や形状
等を選択して行なう。
【0014】次に、図2および3を参照してレチクル1
1および12の露光量を設定するための露光条件設定処
理を説明する。ここでは、レチクル11の目標露光量D
ose1がレチクル12の目標露光量Dose2以上
(Dose1≧Dose2)であり、かつ減光フィルタ
3,4として透過率が離散的に切り替わる離散型減光手
段を用いた場合について説明する。このような離散型減
光手段として、ここでは、透過率が互いに異なる複数個
のNDフィルタを円盤上に配置し、この円盤を回転する
ことにより、照明光路中に位置させるNDフィルタを順
次切り替えるように構成したものを用いている。また、
これらの処理を実行する前に、各照明系のNDフィルタ
無し(またはNDフィルタの透過率100%)、ノミナ
ルな発振周波数FNom、ノミナルなスキャンスピード
SpeedNomの条件下での露光量(ノミナルドーズ
量DoseNom)を計測しておく。
【0015】パルス光源を用いた走査露光では、走査速
度Speedとパルス光源のパルス1発あたりの光量が
一定であると仮定すると、発振周波数と量は比例関係に
ある。さらに、減光手段(NDフィルタ等)によりパル
ス光源の出力を離散的に変化させると、発振周波数とド
ーズ量の関係は図15に示すようになる。図15では、
横軸がドーズ量(Dose)、縦軸がパルス光源の発振
周波数(Freq)で、比例関係にある。パルス光源の
発振周波数を減少させると、それに比例してドーズ量が
減少する。発振周波数には、発光最大周波数による上限
値FMAX が光源装置の定格値にとして定められており、
また、発光むらを考慮した発光最低周波数FMIN が設計
上定まる。そのため、ドーズ量が変化して発振周波数を
変更していくと最大周波数FMAX または最低周波数F
MIN のリミットに引っかかる。その場合には、減光手段
の透過率を切り替えてパルス1発あたりの光量を減少ま
たは増加させ、隣の比例直線に変更する。
【0016】図2を参照して、露光条件設定処理を開始
し、目標光量(Dose1,Dose2)が入力される
(ステップS1)と、照明系ごとの好ましい露光条件、
すなわちパルス発振周波数とNDフィルタ値を算出す
る。図3にその露光条件計算処理の詳細を示す。図3の
露光条件計算処理においては、一方の照明系(ここでは
レチクル11を照明する第1の照明系)について、透過
率Nd[i]のNDフィルタを用いて最適露光を行なう
ための発振周波数FTemp=(Dose×Speed
×FNom)/(DoseNom×SpeedNom×
Nd[i])を算出する。ここで、Doseはドーズ
量、Speedはスキャンスピード、FNomはノミナ
ル発振周波数、DoseNomはノミナルドーズ量、S
peedNomはノミナルスキャンスピード、Nd
[i]はi番目のNDフィルタの透過率である。露光条
件の計算は1番目のNDフィルタから順に行なう。算出
されたFTempが最小発振周波数FMIN 以上かつ最大
発振周波数FMAX 以下であれば、このFTempを第1
の照明系の発振周波数の算出値(Freq1)として決
定し、その照明系で用いるNDフィルタの番号もそのと
きの番号iに決定して、この露光条件計算処理を終了す
る。もし、FTempが最小発振周波数FMIN より小さ
いか、または最大発振周波数FMAX より大きければ、i
をインクリメントして次のNDフィルタで減光した場合
の発振周波数FTempの算出ならびに算出値FTem
pとFMAX およびFMIN との比較を繰り返す。最後(i
=NDMAX )のNDフィルタについても、算出値FTe
mpが最小発振周波数FMIN 以上かつ最大発振周波数F
MAX 以下の範囲に入らなければ、適切な発振周波数はな
いのであるから「解無し(NG)」と判定して、この露
光条件計算処理を終了する。一方の照明系について上述
の処理を終了すると、次に他方の照明系(ここではレチ
クル12を照明する第2の照明系)についても同様にし
てFTempおよびiを決定し、これをそれぞれFre
q2およびjとする。なお、上述の算出の順序は一例で
あって、第1および第2の照明系のいずれが先でも構わ
ない。双方の照明系について、露光条件計算処理を終了
すると、図2の処理に戻る。
【0017】図2を参照して、上記の露光条件計算の結
果、もし、少なくとも一方の照明系の発振周波数算出結
果が「NG」であれば、警報を鳴らすなど解無しエラー
処理を実行してこの露光条件設定処理を終了する。双方
の照明系の発振周波数Freq1およびFreq2が算
出されていれば、次にFreq1とFreq2を比較す
る。Freq1=Freq2であれば、双方の照明系に
好適な発振周波数が同じであるから、光源1の発振周波
数FreqをFreq1(=Freq2)に設定し、そ
れぞれの照明系で用いるNDフィルタの番号もiおよび
jのものに設定する。
【0018】図4および5は、各発振周波数Freq
1,Freq2と目標光量Dose1,Dose2との
関係を示す。図4および5においてNDフィルタNd1
の露光量(Dose)/発振周波数(Freq)特性を
示す直線Nd1上の白丸で示すように、第1の照明系の
目標光量Dose1に対してNDフィルタがNd1、発
振周波数がFreq1に決定した場合に、第1の照明系
の目標光量Dose1と異なる第2の照明系の目標光量
Dose2に対して都合よく図4および5の直線Nd2
上の黒丸で示すように、他のNDフィルタNd2で、発
振周波数が同じFreq1と算出されることは稀であ
る。多くの場合、第2の照明系の発振周波数Freq2
は図4および5の直線Nd2上の白丸で示すようにFr
eq1とは異なる値が算出される。このときパルス光源
は1つなので、発振周波数Freq1とFreq2を同
時に実現することはできず、そのままでは所望の露光結
果を得られないことになる。この欠点を取り除くために
第1および第2の照明系に入射されるパルス1発あたり
の光量比を変化させる。
【0019】図1の装置では、偏光ビームスプリッタ2
の偏光軸を回転させることにより、偏光ビームスプリッ
タ2で反射する光(p偏光)とこれを透過する光(s偏
光)との割合p:sを連続的に可変する。図2を参照し
て、露光条件計算結果がFreq1=Freq2でない
場合には、偏光ビームスプリッタ2をその法線を軸とし
て、その偏光特性がp:s=Freq1:Freq2と
なる位置まで回転させる。そして、パルス光源1の発振
周波数Freqをs0 ×Freq2/sに設定し、それ
ぞれの照明系で用いるNDフィルタの番号もiおよびj
のものに設定して処理を終了する。ここで、p0 :s0
は上記Freq1およびFreq2を算出した際の前提
条件となるp偏光とs偏光の割合であり、p0 +s0
p+s=100とする。s0 :p0 は例えば50:50
に設定する。なお、各照明系で用いるNDフィルタは図
3の計算処理が終了した時点でそれぞれ番号iおよびj
のものに設定するようにしてもよい。
【0020】第2の実施例 図6は本発明の第2の実施例に係る走査型多重露光装置
の構成を示す。同図の装置は、図1のものに対し、偏光
ビームスプリッタ2をハーフミラー20に置き換え、第
2の照明系の光路中に透過率を連続的に可変できる減光
手段16を付加したものである。減光手段16として
は、透過率が連続的に変化する連続型NDフィルタを用
いている。
【0021】図7は図6の装置における露光条件設定処
理を示す。同図の処理において、ステップS1〜S5の
処理は図2におけるステップS1〜S5の処理と全く同
様に行なわれる。ステップS4における判定の結果、F
req1=Freq2でなければ、ステップS11にお
いて、Freq1とFreq2の大小を判定する。もし
Freq1の方が大きければ、連続型NDフィルタ16
の透過率をFreq2/Freq1に設定した後、パル
ス光源1の発信周波数FreqをFreq1に設定し、
それぞれの照明系で用いるNDフィルタの番号もiおよ
びjのものに設定する。一方、Freq2の方が大きけ
れば、連続型NDフィルタ16の透過率を(Freq2
×Nd2[j])/(Freq1×Nd2[j−1])
に設定し、第1の照明系のNDフィルタは番号iのもの
に、第2の照明系のNDフィルタを計算された番号jよ
りも透過率が1段大きいNd2[j−1]を有する番号
j−1のものに設定または切り替えた後、パルス光源1
の発信周波数FreqをFreq1に設定する。
【0022】第3の実施例 図8は本発明の第3の実施例に係る静止型多重露光装置
の構成を示す。同図において、1は光源、例えばKrF
エキシマレーザのようなパルス光源である。2は偏光ビ
ームスプリッタ、3,4は減光フィルタ、5,7はハー
フミラー、6,8は光量センサ、9,10は照明光学
系、11,12はレチクル、13はビームスプリッタ、
14は投影レンズ、15はウエハである。ビームスプリ
ッタ13はレチクル11および12のパターン像をそれ
ぞれ投影レンズ14を介してウエハ15上の隣接する2
つのショット位置に投影させるためのものである。図8
の装置においては、ウエハ15をステップ移動させなが
らウエハ15上の各隣接する2ショット位置でパルス光
源1を発光させるステップアンドリピートによってその
2ショットにレチクル11および12のパターン像を露
光する。したがって、例えばレチクル11および12の
パターン像の配列方向に1ショットずつずらしながら露
光すると、2回の露光で両端のショットを除く各ショッ
トにレチクル11のパターン像とレチクル12のパター
ン像を重ねて露光(二重露光)することや、2つのレチ
クルパターンを1つのショットに同時に露光することが
できる。なお、レチクルステージはZ方向(光軸に平行
な方向)に移動し、レチクル11,12のフォーカス差
を補正する仕組みも具備している。
【0023】図8の装置は従来の所謂ステッパに対し、
レチクルを2枚同時に用いること、ならびに照明系およ
びレチクルステージが2枚の各レチクルに対応して設
け、そのため、光源1からの出射する光束を光を2つの
照明系に分割するための偏光ビームスプリッタ2と、2
つの照明系およびレチクルを通過した光を投影レンズ1
4に導くためのビームスプリッタ13が設けられている
こと、さらに、各照明系ごとに露光条件を設定できるよ
うにしたことを除き、基本的に従来のステッパと同様に
構成され、同様に動作する。
【0024】図8の装置においても、位相シフトパター
ンなどの微細パターン(以下、ファインパターンと呼
ぶ)と所望の最小線幅のパターン(以下、ラフパターン
という)とを同一ショットに二重に露光することによ
り、ラフパターンの最小線幅で決まる例えば最小線幅
0.1μmの微細パターンを形成することができる。
【0025】以下、図9および10を参照してレチクル
11および12の露光条件設定方法を説明する。ここで
は、レチクル11の露光量Dose1がレチクル12の
露光量Dose2以上(Dose1≧Dose2)であ
り、かつ減光フィルタ3,4として図1のものと同様の
複数個のNDフィルタにより透過率を離散的に切り替え
る場合について説明する。
【0026】図9を参照して、露光条件設定処理を開始
し、目標光量(Dose1,Dose2)が入力される
と、照明系ごとに好ましい露光条件を算出する。図10
にその露光条件算出処理の詳細を示す。1つのショット
を露光するパルス発光の回数は、多い方が細かい調整が
利くため、露光精度の点から、設計時、最小発振パルス
数(発光回数)NMIN が実験的または理論的に定めてあ
る。
【0027】図10の露光条件算出処理においては、ま
ず、一方の照明系(ここではレチクル11を照明する第
1の照明系とする)について、透過率Nd[i]のND
フィルタを用いて最適露光を行なうための発振パルス数
NTemp=Dose/(PlsDose×Nd
[i])を算出する。ここで、PlsDoseは1パル
ス当たりのノミナルな発光量であり、NDフィルタは透
過率最大のもの(i=1)から始める。算出されたNT
empが最小発振パルス数NMIN 以上であれば、このN
Tempを第1の照明系の発振パルス数の算出値(N
1)として決定する。また、第1の照明系で用いるND
フィルタの番号もそのときのiに設定する。もし、最小
発振パルス数NMIN に達していない場合は、透過率が次
に小さいNDフィルタについて、上述と同様に発振パル
ス数NTempの算出および最小発振パルス数NMIN
の比較を行なう。透過率最小のNDフィルタ(i=ND
MAX )を用いても算出発振パルス数NTempが最小発
振パルス数NMIN に足りない場合は、「解無し」と判定
してこの露光条件算出処理を終了する。第1の照明系に
ついて上述の処理を終了すると、次に第2の照明系(こ
こではレチクル12を照明する照明系とする)について
も同様にしてNTempおよびiを決定し、これらをそ
れぞれN2およびjとする。なお、上述の算出の順序は
一例であって、第1および第2の照明系のいずれが先で
も構わない。双方の照明系について、露光条件計算処理
を終了すると、図9のステップS32に戻る。
【0028】図9を参照して、ステップS32において
は、もし、少なくとも一方の照明系(通常、第2の照明
系)の発振パルス数算出結果が「解無し」であれば、警
報を鳴らすなど解無しエラー処理を実行してこの露光条
件設定処理を終了する。双方の照明系の発振パルス数N
1およびN2が算出されていれば、次にN1とN2を比
較する。N1=N2であれば、双方の照明系に好適な発
振パルス数が同じであるから、光源1の発振パルス数N
をN1=N2に決定する。
【0029】通常は、図4および5において、2つの照
明系の目標光量Dose1,Dose2から算出される
発振周波数Freq1およびFreq2について述べた
と同様に、上記発振パルス数N1およびN2についても
これらが一致することはむしろ稀であり、殆どの場合は
異なる。算出された発振パルス数N1とN2が異なる場
合には、偏光ビームスプリッタ2をその法線を軸として
回転することにより、偏光ビームスプリッタ2で反射す
る光(p偏光)とこれを透過する光(s偏光)との割合
p:sを連続的に可変する。すなわち、図9を参照し
て、ステップS34の判定がN1=N2でない場合に
は、偏光ビームスプリッタ2を回転してその偏光特性
を、p:s=p0 ×Dose1/Nd1[i]/Pls
Dose1:s0 ×Dose2/Nd2[j]/Pls
Dose2に設定する。そして、パルス光源1の発振パ
ルス数Nを(Dose1×p0 )/(PlsDose1
×p)に設定する。ここで、p0 :s0 は上記N1およ
びN2を算出した際の前提条件となるp偏光とs偏光の
割合であり、p0 +s0 =p+s=100とする。s
0 :p0 は例えば50:50に設定する。
【0030】第4の実施例 図11は本発明の第4の実施例に係る静止型多重露光装
置の構成を示す。同図の装置は、図8のものに対し、偏
光ビームスプリッタ2をハーフミラー20に置き換え、
第2の照明系の光路中に透過率を連続的に可変できる減
光手段16を付加したものである。減光手段16として
は、透過率が連続的に変化する連続型NDフィルタを用
いている。
【0031】図12は図11の装置における露光条件設
定処理を示す。同図の処理において、ステップS31〜
S35の処理は図9におけるステップS31〜S35の
処理と全く同様に行なわれる。ステップS34における
判定の結果、N1=N2でなければ、ステップS41に
おいて、連続型NDフィルタ16の透過率を(PlsD
ose1×Dose2×Nd1[i])/(PlsDo
se2×Dose12×Nd2[j])に設定し、パル
ス光源1の発振パルス数をN=Dose1/(PlsD
ose1×Nd1[i])に設定し、それぞれの照明系
で用いるNDフィルタの番号もiおよびjのものに設定
する。
【0032】第5の実施例 図13は本発明の第5の実施例に係る静止型多重露光装
置の構成を示す。同図の装置は、図8のものに対し、偏
光ビームスプリッタ2をハーフミラー20に置き換え、
第1および第2の照明系の光路中にそれぞれシャッタ2
1,22を配置したものである。
【0033】図14は図13の装置における露光条件設
定処理を示す。同図の処理において、ステップS31〜
S35の処理は図9におけるステップS31〜S35の
処理と全く同様に行なわれる。ステップS34における
判定の結果、N1=N2でなければ、ステップS51に
おいて、パルス光源1の発振パルス数を算出された発振
パルス数N1とN2のうちの大きい方に設定する。さら
に小さい方の発振パルス数が指定された照明系の露光シ
ャッタ21または22を駆動して発振パルス数N1とN
2の差分の数のパルス光を遮光する。例えば、パルス光
源1の発振周波数を一定にして、大きいほうの発振パル
ス数の発生期間中に小さい方の発振パルス数に相当する
時間だけ露光シャッタを開くようにする。
【0034】デバイス生産方法の実施例 次に上記説明した投影露光装置または方法を利用したデ
バイスの生産方法の実施例を説明する。図16は微小デ
バイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、
CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造の
フローを示す。ステップ1(回路設計)ではデバイスの
パターン設計を行なう。ステップ2(マスク製作)では
設計したパターンを形成したマスクを製作する。一方、
ステップ3(ウエハ製造)ではシリコンやガラス等の材
料を用いてウエハを製造する。ステップ4(ウエハプロ
セス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマスクとウエハ
を用いて、リソグラフィ技術によってウエハ上に実際の
回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程
と呼ばれ、ステップ4によって作製されたウエハを用い
て半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程
(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程
(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)で
はステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テ
スト、耐久性テスト等の検査を行なう。こうした工程を
経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ
7)される。
【0035】図17は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ
上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオ
ン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ1
5(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ス
テップ16(露光)では上記説明した露光装置または方
法によってマスクの回路パターンをウエハに焼付露光す
る。ステップ17(現像)では露光したウエハを現像す
る。ステップ18(エッチング)では現像したレジスト
像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥
離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを取
り除く。これらのステップを繰り返し行なうことによっ
て、ウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0036】本実施例の生産方法を用いれば、従来は製
造が難しかった高集積度のデバイスを低コストに製造す
ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、単一の露
光光源を用いて複数のパターンを実質同時に露光するこ
とができるため、露光回数を減少させることができ、ス
ループットを向上させることができる。また、露光条件
の異なる複数種類のパターンを複数のショットに実質同
時に露光する場合であってもショットごとまたは露光ご
とに照明系の設定を変える必要がなく、この点からもス
ループットを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る走査型多重露光装置
の構成図である。
【図2】 図1の装置における露光量設定処理を示すフ
ローチャートである。
【図3】 図2の処理における露光条件計算処理の詳細
を示すフローチャートである。
【図4】 図3の処理で算出される露光条件の一例を示
すグラフである。
【図5】 図3の処理で算出される露光条件の他の例を
示すグラフである。
【図6】 本発明の第2の実施例に係る走査型多重露光
装置の構成図である。
【図7】 図6の装置における露光量設定処理を示すフ
ローチャートである。
【図8】 本発明の第3の実施例に係る静止型多重露光
装置の構成図である。
【図9】 図8の装置における露光量設定処理を示すフ
ローチャートである。
【図10】 図9の処理における露光条件計算処理の詳
細を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の第4の実施例に係る静止型多重露
光装置の構成図である。
【図12】 図11の装置における露光量設定処理を示
すフローチャートである。
【図13】 本発明の第5の実施例に係る静止型多重露
光装置の構成図である。
【図14】 図13の装置における露光量設定処理を示
すフローチャートである。
【図15】 走査型露光装置における露光量設定の状態
を示すグラフである。
【図16】 微小デバイスの製造の流れを示す図であ
る。
【図17】 図16におけるウエハプロセスの詳細な流
れを示す図である。
【符号の説明】
1:光源、2:偏光ビームスプリッタ、3,4:離散的
可変型の減光フィルタ、5,7:ハーフミラー、6,
8:光量センサ、9,10:照明光学系、11,12:
レチクル、13,20:ビームスプリッタ、14:投影
レンズ、15:ウエハ、16:連続的可変型の減光フィ
ルタ、21,22:露光シャッタ。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパターンを被露光基板上に実質同
    時に露光する際、単一の露光光源から出射される光束を
    分割して各パターンを別々の光束で照明するとともに分
    割した各光束の光路中に配置された照明系によって各光
    束ごとに所望の露光条件を設定することを特徴とする露
    光方法。
  2. 【請求項2】 前記露光条件が露光量を含み、分割され
    た各光束ごとに透過率が離散的に変化する減光手段の透
    過率と前記光源の出射光量とを前記所望の露光量に応じ
    て算出し、各減光手段の透過率を設定し、各光束への分
    割比を前記算出された出射光量の比に応じた値に設定
    し、かつ前記光源の出射光量値を、前記分割比が変化し
    たことによる各光束ごとの光量の前記算出された出射光
    量からの変化分を補正する値に設定することを特徴とす
    る請求項1記載の露光方法。
  3. 【請求項3】 前記露光条件が露光量を含み、分割され
    た各光束ごとに透過率が離散的に変化する減光手段の透
    過率と前記光源の出射光量とを前記所望の露光量に応じ
    て算出し、各減光手段の透過率を設定し、前記光源の出
    射光量を前記分割された光束の1つについて算出された
    出射光量に設定し、かつ該1つの分割光束以外の各光束
    については各光束ごとにその光路中に透過率が連続的に
    変化する減光手段を配置し該連続的減光手段の透過率を
    各光束ごとに算出された出射光量と前記光源に設定され
    た出射光量との差を補正するように設定することを特徴
    とする請求項1記載の露光方法。
  4. 【請求項4】 前記光源としてパルス光源を用い、前記
    複数のパターンを形成された単数または複数の原版と前
    記被露光基板とを同期して投影光学系と相対的に走査す
    ることにより該被露光基板上に該複数のパターンの像を
    露光する走査型投影露光方法であって、前記出射光量と
    して前記光源の発振周波数を算出することを特徴とする
    請求項2または3記載の投影露光方法。
  5. 【請求項5】 前記光源としてパルス光源を用い、前記
    複数のパターンを形成された単数または複数の原版を静
    止し、前記被露光基板を順次ステップ移動することによ
    り該被露光基板上に該複数のパターンの像をステップア
    ンドリピート露光する静止型投影露光方法であって、前
    記出射光量として前記光源の発振回数を算出することを
    特徴とする請求項2または3記載の投影露光方法。
  6. 【請求項6】 前記複数のパターンは、少なくとも1つ
    が他のパターンと露光条件の異なる種類のパターンであ
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の露
    光方法。
  7. 【請求項7】 複数のパターンを実質同時に被露光基板
    上に露光する露光装置であって、単一の露光光源から出
    射される光束を複数個に分割する手段と、分割された光
    束ごとに所望の露光条件を設定する照明系とを具備する
    ことを特徴とする露光装置。
  8. 【請求項8】 前記照明系は、分割された光束ごとに、
    透過率が離散的に変化する減光手段と、前記所望の露光
    量に応じて該減光手段の透過率および前記光源の出射光
    量を算出する手段とを備え、かつ全部の算出値に応じて
    前記単一の光源の出射光量および各減光手段の透過率を
    設定する手段を有することを特徴とする請求項7記載の
    露光装置。
  9. 【請求項9】 前記設定手段は、前記各減光手段ごとに
    算出された透過率を設定する透過率設定手段と、各光束
    への分割比を前記算出された出射光量の比に応じた値に
    設定する分割比設定手段と、前記光源の出射光量を、該
    分割比が変化したことによる各光束ごとの光量の前記算
    出された出射光量からの変化分を補償する値に設定する
    出射光量設定手段とを有することを特徴とする請求項8
    記載の露光装置。
  10. 【請求項10】 前記設定手段は、少なくとも前記分割
    された光束のうち主たる光束以外の各光束の光路中に配
    置され透過率が連続的に変化する連続型減光手段と、前
    記各離散型減光手段ごとに算出された透過率を設定する
    離散型透過率設定手段と、前記光源の出射光量を前記主
    たる光束について算出された出射光量に設定する出射光
    量設定手段と、前記主たる光束以外の各光束について算
    出された出射光量と前記主たる光束について算出された
    出射光量との差を補償すべく前記連続型減光手段の透過
    率を可変する光量補償手段とを有することを特徴とする
    請求項8記載の露光装置。
  11. 【請求項11】 前記光源がパルス光源であり、前記複
    数のパターンを形成された単数または複数の原版と前記
    被露光基板とを同期して投影光学系と相対的に走査する
    ことにより該被露光基板上に該複数のパターンの像を露
    光する走査型投影露光装置であって、前記出射光量設定
    手段は、前記光源の発振周波数を設定することを特徴と
    する請求項9または10記載の露光装置。
  12. 【請求項12】 前記光源がパルス光源であり、前記複
    数のパターンを形成された単数または複数の原版を静止
    し、前記被露光基板を順次ステップ移動することにより
    該複数のパターンの像を該被露光基板上にステップアン
    ドリピート露光する静止型投影露光装置であって、前記
    出射光量として前記光源の発振回数を算出することを特
    徴とする請求項9または10記載の投影露光装置。
  13. 【請求項13】 前記複数のパターンは、少なくとも1
    つが他のパターンと露光条件の異なる種類のパターンで
    あることを特徴とする請求項7〜12のいずれかに記載
    の露光方法。
  14. 【請求項14】 請求項1〜6のいずれかに記載の露光
    方法または請求項7〜13のいずれかに記載の露光装置
    を用いてデバイスを製造することを特徴とするデバイス
    製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のデバイス製造方法
    により製造されたことを特徴とするデバイス。
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