JP2000021609A - 避雷器 - Google Patents
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C7/00—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
- H01C7/10—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material voltage responsive, i.e. varistors
- H01C7/12—Overvoltage protection resistors
Landscapes
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- Electromagnetism (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】避雷器を構成する部品点数を減らし、製作性の
向上およびコンパクト化を実現するとともに、責務を超
える地絡電流が流れた場合においても爆発および飛散す
ることがない安全な避雷器を提供する。 【解決手段】酸化亜鉛を主成分とする非直線抵抗体20
を複数個、導電接合により積層および接合して形成され
る接合物21と、この接合物21の両端部に導電接合さ
れる端子金属電極22と、接合物21と端子金属電極2
2とが一体化して形成される避雷器内部要素23と、こ
の避雷器内部要素23の外周面に被覆され、開孔部を有
する絶縁被覆体と、この絶縁被覆体の外周面にモールド
されるポリマー碍子26とから構成されることを特徴と
する。
向上およびコンパクト化を実現するとともに、責務を超
える地絡電流が流れた場合においても爆発および飛散す
ることがない安全な避雷器を提供する。 【解決手段】酸化亜鉛を主成分とする非直線抵抗体20
を複数個、導電接合により積層および接合して形成され
る接合物21と、この接合物21の両端部に導電接合さ
れる端子金属電極22と、接合物21と端子金属電極2
2とが一体化して形成される避雷器内部要素23と、こ
の避雷器内部要素23の外周面に被覆され、開孔部を有
する絶縁被覆体と、この絶縁被覆体の外周面にモールド
されるポリマー碍子26とから構成されることを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電所および変電
所などで用いられる碍子型の避雷器に関するものであ
り、特に、この避雷器が過責務の動作による地絡時の損
傷を最小限に抑え、かつ製作性の向上およびコンパクト
化を実現できる避雷器についての技術である。
所などで用いられる碍子型の避雷器に関するものであ
り、特に、この避雷器が過責務の動作による地絡時の損
傷を最小限に抑え、かつ製作性の向上およびコンパクト
化を実現できる避雷器についての技術である。
【0002】
【従来の技術】気中絶縁発変電所などにおいては、発電
所の絶縁協調を確保するため、主に碍子型の避雷器が用
いられている。
所の絶縁協調を確保するため、主に碍子型の避雷器が用
いられている。
【0003】従来、碍子型の避雷器は、一般に絶縁外套
体として磁器碍子が使用されているが、近年においては
機械的性能の点で優れたポリマー碍子が開発されてい
る。
体として磁器碍子が使用されているが、近年においては
機械的性能の点で優れたポリマー碍子が開発されてい
る。
【0004】図9は、従来における、ポリマー碍子を用
いた避雷器を示す断面図である。
いた避雷器を示す断面図である。
【0005】図9に示すように、避雷器1は、避雷器1
内部に設けられた避雷器内部要素2と、この避雷器内部
要素2の外周面に設置されるポリマー碍子3とから構成
される。ポリマー碍子3内にこの避雷器内部要素2を固
定するために、避雷器内部要素2とポリマー碍子3との
上部に蓋4を設け、また軸力を付与するために、蓋4と
避雷器内部要素2とをバネ5を介して接続する。
内部に設けられた避雷器内部要素2と、この避雷器内部
要素2の外周面に設置されるポリマー碍子3とから構成
される。ポリマー碍子3内にこの避雷器内部要素2を固
定するために、避雷器内部要素2とポリマー碍子3との
上部に蓋4を設け、また軸力を付与するために、蓋4と
避雷器内部要素2とをバネ5を介して接続する。
【0006】避雷器1の内部には、酸化亜鉛を主成分と
する非直線抵抗体6を積層して積層体7が形成され、こ
の積層体7の上下端部には端子電極8が配置される。そ
して、この積層体7と端子電極8とが一体化して避雷器
内部要素2が構成される。
する非直線抵抗体6を積層して積層体7が形成され、こ
の積層体7の上下端部には端子電極8が配置される。そ
して、この積層体7と端子電極8とが一体化して避雷器
内部要素2が構成される。
【0007】避雷器内部要素2の径方向のずれを防ぐた
めに、避雷器内部要素2の外周面には複数の絶縁ロッド
9が均等配置され、この絶縁ロッド9の上下は絶縁ナッ
ト10でかしめて固定される。この避雷器内部要素2は
蓋4とバネ5とによりポリマー碍子3の中心に固定さ
れ、このポリマー碍子3の内周面には絶縁筒11が設置
される。
めに、避雷器内部要素2の外周面には複数の絶縁ロッド
9が均等配置され、この絶縁ロッド9の上下は絶縁ナッ
ト10でかしめて固定される。この避雷器内部要素2は
蓋4とバネ5とによりポリマー碍子3の中心に固定さ
れ、このポリマー碍子3の内周面には絶縁筒11が設置
される。
【0008】避雷器内部要素2とポリマー碍子3との上
部に設けられた蓋4は、ナット12でかしめて固定さ
れ、この蓋4には圧力およびガスを避雷器1の外部へ放
出するため放出機構としての放圧口13が設けられてい
る。この放圧口13により、避雷器1に責務を越える地
絡電流が流れる際、アークに伴い内圧が上昇して避雷器
1が爆発するのを防止する。
部に設けられた蓋4は、ナット12でかしめて固定さ
れ、この蓋4には圧力およびガスを避雷器1の外部へ放
出するため放出機構としての放圧口13が設けられてい
る。この放圧口13により、避雷器1に責務を越える地
絡電流が流れる際、アークに伴い内圧が上昇して避雷器
1が爆発するのを防止する。
【0009】図10は、従来における、ポリマー碍子を
用いた避雷器を示す断面図である。なお、この避雷器は
図9で示した避雷器とほぼ同様の構成であるため、図1
0の対応部位に図9と同一の符号を付して説明を省略す
る。
用いた避雷器を示す断面図である。なお、この避雷器は
図9で示した避雷器とほぼ同様の構成であるため、図1
0の対応部位に図9と同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0010】図10に示す避雷器1では、ガスおよび圧
力の外部への放出機構として、絶縁筒11に複数個の弱
点部14を設けた。この避雷器1によれば、絶縁筒11
に弱点部14を設けたため、図9に示す蓋4を設けなく
とも、避雷器1に責務を越える地絡電流が流れる際、ア
ークに伴い内圧が上昇して避雷器1が爆発するのを防止
できる。
力の外部への放出機構として、絶縁筒11に複数個の弱
点部14を設けた。この避雷器1によれば、絶縁筒11
に弱点部14を設けたため、図9に示す蓋4を設けなく
とも、避雷器1に責務を越える地絡電流が流れる際、ア
ークに伴い内圧が上昇して避雷器1が爆発するのを防止
できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た避雷器1は責務を越える地絡電流が流れる際、アーク
に伴い内圧が上昇して避雷器1が爆発するのを防止でき
るが、避雷器1の構造が複雑化してしまい、組み立てを
行うのが困難なだけでなく、避雷器1自体が巨大になっ
てしまうという欠点を有していた。
た避雷器1は責務を越える地絡電流が流れる際、アーク
に伴い内圧が上昇して避雷器1が爆発するのを防止でき
るが、避雷器1の構造が複雑化してしまい、組み立てを
行うのが困難なだけでなく、避雷器1自体が巨大になっ
てしまうという欠点を有していた。
【0012】例えば、避雷器1の内部要素を組み立てる
際に作業者個々の部品、具体的には、複数個の非直線抵
抗体6および上下端部の端子電極8を手作業で並べ組み
立てなければならず、それらを一体化するために絶縁ロ
ッド9および絶縁ナット10などが必要となる。さら
に、これらの避雷器内部要素2をポリマー碍子3でモー
ルドする際には避雷器内部要素2に軸力を付与して固定
するため、蓋4およびバネ5を用い組立時に不安定要素
を含むことになる。
際に作業者個々の部品、具体的には、複数個の非直線抵
抗体6および上下端部の端子電極8を手作業で並べ組み
立てなければならず、それらを一体化するために絶縁ロ
ッド9および絶縁ナット10などが必要となる。さら
に、これらの避雷器内部要素2をポリマー碍子3でモー
ルドする際には避雷器内部要素2に軸力を付与して固定
するため、蓋4およびバネ5を用い組立時に不安定要素
を含むことになる。
【0013】また、避雷器1に責務を越える地絡電流が
流れる際にアーク熱に伴い内圧が上昇する。しかし、ポ
リマー碍子3の側面に強固な絶縁筒11を設けた場合、
膨張した高温ガスは上下方向へと移動する。そこで、そ
の内圧上昇により上下端の蓋4が破損して飛散するのを
防ぐため蓋4に開孔部を設け、さらに高温のガスの通り
道となる放圧口13を設けなければならない。このため
部品点数が多く、さらに組立時に不確定要素を含むとい
う問題を有していた。
流れる際にアーク熱に伴い内圧が上昇する。しかし、ポ
リマー碍子3の側面に強固な絶縁筒11を設けた場合、
膨張した高温ガスは上下方向へと移動する。そこで、そ
の内圧上昇により上下端の蓋4が破損して飛散するのを
防ぐため蓋4に開孔部を設け、さらに高温のガスの通り
道となる放圧口13を設けなければならない。このため
部品点数が多く、さらに組立時に不確定要素を含むとい
う問題を有していた。
【0014】一方、避雷器内部要素2の圧力上昇を防ぐ
ために、圧力を避雷器の径方向に逃がすことを目的とし
て避雷器内部要素2を取り巻く絶縁筒11の一部を薄く
する等して弱点部14を設けた絶縁筒11を避雷器内部
要素2に巻き付ける必要があるが、その絶縁筒11とし
て高価な繊維強化プラスチック(FRP:fiberreinfor
ced plastic)を用いて上下のフランジである蓋4で固
定する必要がある。
ために、圧力を避雷器の径方向に逃がすことを目的とし
て避雷器内部要素2を取り巻く絶縁筒11の一部を薄く
する等して弱点部14を設けた絶縁筒11を避雷器内部
要素2に巻き付ける必要があるが、その絶縁筒11とし
て高価な繊維強化プラスチック(FRP:fiberreinfor
ced plastic)を用いて上下のフランジである蓋4で固
定する必要がある。
【0015】または、絶縁筒11などの絶縁物に硬化性
の添加剤を充填し個々の部品をモールドする機能を持た
せたものもあるが、硬化剤のコストがかかり、また非直
線抵抗体6の導電結合が不十分になるという可能性を有
していた。
の添加剤を充填し個々の部品をモールドする機能を持た
せたものもあるが、硬化剤のコストがかかり、また非直
線抵抗体6の導電結合が不十分になるという可能性を有
していた。
【0016】本発明はこれらの問題を解決するためにな
されたものであり、避雷器を構成する部品点数を減ら
し、製作性の向上およびコンパクト化を実現するととも
に、責務を超える地絡電流が流れた場合においても爆発
および飛散することがない安全な避雷器を提供すること
を目的とする。
されたものであり、避雷器を構成する部品点数を減ら
し、製作性の向上およびコンパクト化を実現するととも
に、責務を超える地絡電流が流れた場合においても爆発
および飛散することがない安全な避雷器を提供すること
を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の避雷器
は、酸化亜鉛を主成分とする非直線抵抗体を複数個、導
電接合により積層および接合して形成される接合物と、
この接合物の両端部に導電接合される端子金属電極と、
前記接合物と前記端子金属電極とが一体化して形成され
る避雷器内部要素と、この避雷器内部要素の外周面に被
覆され、開孔部を有する絶縁被覆体と、この絶縁被覆体
の外周面にモールドされるポリマー碍子とから構成され
ることを特徴とする。
は、酸化亜鉛を主成分とする非直線抵抗体を複数個、導
電接合により積層および接合して形成される接合物と、
この接合物の両端部に導電接合される端子金属電極と、
前記接合物と前記端子金属電極とが一体化して形成され
る避雷器内部要素と、この避雷器内部要素の外周面に被
覆され、開孔部を有する絶縁被覆体と、この絶縁被覆体
の外周面にモールドされるポリマー碍子とから構成され
ることを特徴とする。
【0018】本発明によれば、酸化亜鉛を主成分とする
非直線抵抗体を複数個、導電接合により積層および接合
して接合物を形成し、また、その接合物の端部に端子電
極金属を導電接合して、それら全てが強固に一体化され
たものを避雷器内部要素として用いている。
非直線抵抗体を複数個、導電接合により積層および接合
して接合物を形成し、また、その接合物の端部に端子電
極金属を導電接合して、それら全てが強固に一体化され
たものを避雷器内部要素として用いている。
【0019】従来、このような構成の避雷器が開発され
ていたが、非直線抵抗体を単に積層するのみで、積層さ
れた非直線抵抗体の外周面に絶縁被覆体を形成すること
により強度を持たせていた。しかしながら本発明におい
ては、非直線抵抗体同士および端子電極金属を導電接合
することにより、避雷器内部要素自体に強度を持たせる
ことができる。このため本発明によれば、避雷器の内部
に避雷器内部要素を固定するための部品は一切不要とな
るだけでなく、避雷器を構成する部品点数を減らし、製
作性の向上およびコンパクト化を図ることができる。
ていたが、非直線抵抗体を単に積層するのみで、積層さ
れた非直線抵抗体の外周面に絶縁被覆体を形成すること
により強度を持たせていた。しかしながら本発明におい
ては、非直線抵抗体同士および端子電極金属を導電接合
することにより、避雷器内部要素自体に強度を持たせる
ことができる。このため本発明によれば、避雷器の内部
に避雷器内部要素を固定するための部品は一切不要とな
るだけでなく、避雷器を構成する部品点数を減らし、製
作性の向上およびコンパクト化を図ることができる。
【0020】また、一体化された避雷器内部要素の周り
を耐湿性、耐部分放電性および耐燃性に優れた開孔部を
有する絶縁被覆体で囲み、ポリマー碍子でモールドする
ことにより、万一、過責務の動作により非直線抵抗体と
しての酸化亜鉛焼結体が貫通破壊を起こし、さらにアー
ク発生に伴いガスが発生し内圧が上昇しても、開孔部か
ら径方向にガスが吹き出し、ポリマー碍子を部分的に破
壊して避雷器が爆発的に飛散するのを防止できる。
を耐湿性、耐部分放電性および耐燃性に優れた開孔部を
有する絶縁被覆体で囲み、ポリマー碍子でモールドする
ことにより、万一、過責務の動作により非直線抵抗体と
しての酸化亜鉛焼結体が貫通破壊を起こし、さらにアー
ク発生に伴いガスが発生し内圧が上昇しても、開孔部か
ら径方向にガスが吹き出し、ポリマー碍子を部分的に破
壊して避雷器が爆発的に飛散するのを防止できる。
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1記載の避
雷器において、避雷器内部要素の接合物を形成する非直
線抵抗体と非直線抵抗体との間に導電性を有する金属電
極を設けたことを特徴とする。
雷器において、避雷器内部要素の接合物を形成する非直
線抵抗体と非直線抵抗体との間に導電性を有する金属電
極を設けたことを特徴とする。
【0022】本発明によれば、非直線抵抗体の素子同士
の結合力を更に強固なものとするため非直線抵抗体と非
直線抵抗体との間に導電性を有する金属電極を設け、そ
れらを積層および導電接合し、また、その接合物の端部
に端子金属電極を導電接合して、一体化されたものを避
雷器内部要素として用いる。このため、避雷器内部要素
はより一層強度を有するものとなる。さらに、一体化さ
れた避雷器内部要素の周囲に絶縁被覆体を被覆してポリ
マー碍子でモールドする。このため、発生したガスは絶
縁被覆体の開孔部からポリマー碍子の径方向に噴出し、
ポリマー避雷器が爆発的に飛散するのを防止できる。
の結合力を更に強固なものとするため非直線抵抗体と非
直線抵抗体との間に導電性を有する金属電極を設け、そ
れらを積層および導電接合し、また、その接合物の端部
に端子金属電極を導電接合して、一体化されたものを避
雷器内部要素として用いる。このため、避雷器内部要素
はより一層強度を有するものとなる。さらに、一体化さ
れた避雷器内部要素の周囲に絶縁被覆体を被覆してポリ
マー碍子でモールドする。このため、発生したガスは絶
縁被覆体の開孔部からポリマー碍子の径方向に噴出し、
ポリマー避雷器が爆発的に飛散するのを防止できる。
【0023】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の避雷器において、絶縁被覆体は複数個の孔を有す
る絶縁シートであることを特徴とする。
記載の避雷器において、絶縁被覆体は複数個の孔を有す
る絶縁シートであることを特徴とする。
【0024】本発明によれば、絶縁被覆体として複数個
の孔を有する絶縁シートを用いることにより、責務を超
える地絡電流が流れた場合においても爆発および飛散す
ることのない安全な避雷器を得ることができる。
の孔を有する絶縁シートを用いることにより、責務を超
える地絡電流が流れた場合においても爆発および飛散す
ることのない安全な避雷器を得ることができる。
【0025】請求項4記載の発明は、請求項3記載の避
雷器において、絶縁被覆体はメッシュ状の絶縁シートで
あることを特徴とする。
雷器において、絶縁被覆体はメッシュ状の絶縁シートで
あることを特徴とする。
【0026】本発明によれば、一体化された避雷器内部
要素の周囲にメッシュ状の絶縁シートを巻き付けること
により、発生するガスをポリマー碍子の径方向に噴出さ
せ、避雷器が爆発的に飛散することを防ぐことができ
る。
要素の周囲にメッシュ状の絶縁シートを巻き付けること
により、発生するガスをポリマー碍子の径方向に噴出さ
せ、避雷器が爆発的に飛散することを防ぐことができ
る。
【0027】請求項5記載の発明は、請求項3記載の避
雷器において、絶縁シートの孔が円形であることを特徴
とする。
雷器において、絶縁シートの孔が円形であることを特徴
とする。
【0028】本発明において、絶縁シートの孔として円
形孔を複数個設けても良く、この円形孔を有する絶縁シ
ートを巻き付けてポリマー碍子でモールドすることによ
り、上述したような効果を得ることができる。
形孔を複数個設けても良く、この円形孔を有する絶縁シ
ートを巻き付けてポリマー碍子でモールドすることによ
り、上述したような効果を得ることができる。
【0029】請求項6記載の発明は、請求項1または2
記載の避雷器において、絶縁被覆体は、避雷器内部要素
の外周面かつ前記避雷器内部要素の軸方向に均等配置さ
れる複数の棒状絶縁体と、この棒状絶縁体の外周面かつ
前記避雷器内部要素の円周方向に数か所巻回される弾性
を有する絶縁テープとから構成されることを特徴とす
る。
記載の避雷器において、絶縁被覆体は、避雷器内部要素
の外周面かつ前記避雷器内部要素の軸方向に均等配置さ
れる複数の棒状絶縁体と、この棒状絶縁体の外周面かつ
前記避雷器内部要素の円周方向に数か所巻回される弾性
を有する絶縁テープとから構成されることを特徴とす
る。
【0030】本発明によれば、積層および接合されて一
体化された避雷器内部要素を用いることにより、避雷器
内部要素を固定するための部品は不必要となる。また、
一体化された避雷器内部要素の周囲に、棒状絶縁体とし
て軸方向に長い絶縁ロッドを巻き付け、また絶縁テープ
を巻き付けることにより開孔部を形成し、それらをポリ
マー碍子でモールドする。このため、発生したガスは絶
縁ロッドと絶縁テープとの隙間からポリマー碍子の径方
向に噴出し、避雷器が爆発的に飛散するのを防止でき
る。
体化された避雷器内部要素を用いることにより、避雷器
内部要素を固定するための部品は不必要となる。また、
一体化された避雷器内部要素の周囲に、棒状絶縁体とし
て軸方向に長い絶縁ロッドを巻き付け、また絶縁テープ
を巻き付けることにより開孔部を形成し、それらをポリ
マー碍子でモールドする。このため、発生したガスは絶
縁ロッドと絶縁テープとの隙間からポリマー碍子の径方
向に噴出し、避雷器が爆発的に飛散するのを防止でき
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図6を参照して説明する。
図6を参照して説明する。
【0032】図1は、避雷器の概略を示す断面図であ
る。
る。
【0033】図1に示すように、酸化亜鉛を主成分とす
る非直線抵抗体20が複数個、導電接合により積層およ
び接合され接合物21が形成される。この接合物21の
両端部には、端子金属電極22が導電接合され、この接
合物21と端子金属電極22とが強固に一体化して避雷
器内部要素23が構成される。この避雷器内部要素23
の外周面には、開孔部24を有する絶縁シート25が被
覆され、さらにこの絶縁シート25の外周面にはポリマ
ー碍子26がモールドされる。なお、このポリマー碍子
26と避雷器内部要素23との隙間には、機密性を確保
するためのシーリング27が施されている。
る非直線抵抗体20が複数個、導電接合により積層およ
び接合され接合物21が形成される。この接合物21の
両端部には、端子金属電極22が導電接合され、この接
合物21と端子金属電極22とが強固に一体化して避雷
器内部要素23が構成される。この避雷器内部要素23
の外周面には、開孔部24を有する絶縁シート25が被
覆され、さらにこの絶縁シート25の外周面にはポリマ
ー碍子26がモールドされる。なお、このポリマー碍子
26と避雷器内部要素23との隙間には、機密性を確保
するためのシーリング27が施されている。
【0034】図2は、金属電極を設けた避雷器の概略を
示す断面図である。なお、この避雷器は図1で示した避
雷器とほぼ同様の構成であるため、図2の対応部位に図
1と同一の符号を付して説明を省略する。
示す断面図である。なお、この避雷器は図1で示した避
雷器とほぼ同様の構成であるため、図2の対応部位に図
1と同一の符号を付して説明を省略する。
【0035】図2に示す避雷器は、図1に示す避雷器内
部要素23の非直線抵抗体20と非直線抵抗体20との
間に導電性を有する金属電極28を設けたものである。
部要素23の非直線抵抗体20と非直線抵抗体20との
間に導電性を有する金属電極28を設けたものである。
【0036】図3は、絶縁被覆体としてメッシュ状の絶
縁シートを用いた避雷器の概略を示す断面図である。な
お、この避雷器は図1で示した避雷器とほぼ同様の構成
であるため、図2の対応部位に図1と同一の符号を付し
て説明を省略する。
縁シートを用いた避雷器の概略を示す断面図である。な
お、この避雷器は図1で示した避雷器とほぼ同様の構成
であるため、図2の対応部位に図1と同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0037】図3に示すように、避雷器内部要素23の
外周面には、メッシュ状の絶縁シート29が被覆され、
さらにこの絶縁シート29の外周面にポリマー碍子26
がモールドされる。
外周面には、メッシュ状の絶縁シート29が被覆され、
さらにこの絶縁シート29の外周面にポリマー碍子26
がモールドされる。
【0038】図4は、図3の避雷器に金属電極を設けた
避雷器の概略を示す断面図である。なお、この避雷器は
図2で示した避雷器とほぼ同様の構成であるため、図4
の対応部位に図2と同一の符号を付して説明を省略す
る。
避雷器の概略を示す断面図である。なお、この避雷器は
図2で示した避雷器とほぼ同様の構成であるため、図4
の対応部位に図2と同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0039】図4に示す避雷器は、図3に示す避雷器内
部要素23の非直線抵抗体20と非直線抵抗体20との
間に導電性を有する金属電極28を設けたものである。
部要素23の非直線抵抗体20と非直線抵抗体20との
間に導電性を有する金属電極28を設けたものである。
【0040】図5は、絶縁被覆体として円形孔を設けた
絶縁シートを用いた避雷器の概略を示す断面図である。
なお、この避雷器は図1で示した避雷器とほぼ同様の構
成であるため、図5の対応部位に図1と同一の符号を付
して説明を省略する。
絶縁シートを用いた避雷器の概略を示す断面図である。
なお、この避雷器は図1で示した避雷器とほぼ同様の構
成であるため、図5の対応部位に図1と同一の符号を付
して説明を省略する。
【0041】図5に示す避雷器は、避雷器内部要素23
の外周面に開孔部を円形孔30とした絶縁シート31を
用いた。
の外周面に開孔部を円形孔30とした絶縁シート31を
用いた。
【0042】図6は、図5の避雷器に金属電極を設けた
避雷器の概略を示す断面図である。なお、この避雷器は
図2で示した避雷器とほぼ同様の構成であるため、図6
の対応部位に図2と同一の符号を付して説明を省略す
る。
避雷器の概略を示す断面図である。なお、この避雷器は
図2で示した避雷器とほぼ同様の構成であるため、図6
の対応部位に図2と同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0043】図6に示す避雷器は、図5に示す避雷器内
部要素23の非直線抵抗体20と非直線抵抗体20との
間に導電性を有する金属電極28を設けたものである。
部要素23の非直線抵抗体20と非直線抵抗体20との
間に導電性を有する金属電極28を設けたものである。
【0044】本実施形態において、図1に示す避雷器に
よれば、避雷器内部要素23は全て強固に一体化してい
るため、組立が非常に簡略化され作業が容易となる。こ
のため避雷器内部要素23を固定するため、従来例にお
ける図9の避雷器で示したバネ5、絶縁ロッド9および
絶縁ナット10などの部品が不必要となり、構成的に安
定な避雷器内部要素23を得られる。従って避雷器の組
立時、作業者の経験等に依らないため、ばらつきの少な
い避雷器内部要素23を容易に得ることができる。
よれば、避雷器内部要素23は全て強固に一体化してい
るため、組立が非常に簡略化され作業が容易となる。こ
のため避雷器内部要素23を固定するため、従来例にお
ける図9の避雷器で示したバネ5、絶縁ロッド9および
絶縁ナット10などの部品が不必要となり、構成的に安
定な避雷器内部要素23を得られる。従って避雷器の組
立時、作業者の経験等に依らないため、ばらつきの少な
い避雷器内部要素23を容易に得ることができる。
【0045】また、この避雷器内部要素23の円周方向
に耐コロナ、耐燃性および耐湿性に優れ、開孔部を有す
る絶縁シート25を巻き付けるため、希に起こる避雷器
の過責務な動作により非直線抵抗体20が貫通破壊を起
こし、さらにアーク発生に伴いガスが発生し内圧が上昇
しても、絶縁シート25の開孔部24より径方向にガス
が吹き出し、ポリマー碍子26を部分的に破損するのみ
で避雷器が爆発的に飛散するのを防止できる。
に耐コロナ、耐燃性および耐湿性に優れ、開孔部を有す
る絶縁シート25を巻き付けるため、希に起こる避雷器
の過責務な動作により非直線抵抗体20が貫通破壊を起
こし、さらにアーク発生に伴いガスが発生し内圧が上昇
しても、絶縁シート25の開孔部24より径方向にガス
が吹き出し、ポリマー碍子26を部分的に破損するのみ
で避雷器が爆発的に飛散するのを防止できる。
【0046】また図2に示す避雷器によれば、非直線抵
抗体20同士の結合力をさらに強固なものにすることが
でき、また、上記と同様に製作は容易であり、地絡時の
圧力上昇も径方向に噴出することにより避雷器の爆発的
な飛散を防ぐことができる。
抗体20同士の結合力をさらに強固なものにすることが
でき、また、上記と同様に製作は容易であり、地絡時の
圧力上昇も径方向に噴出することにより避雷器の爆発的
な飛散を防ぐことができる。
【0047】図3および図4に示す避雷器においては、
絶縁被覆体としてメッシュ状の絶縁シート29を用い、
図5および図6に示す避雷器によれば、円形孔30を設
けた絶縁シート31を用いている。従って本実施形態に
よれば、避雷器内部要素23に巻き付ける開孔部が、図
3および図4に示すメッシュ状であっても、また図5お
よび図6に示す円形孔であっても、地絡時の圧力上昇も
径方向に噴出することにより避雷器の爆発的な飛散を防
ぐことができる。
絶縁被覆体としてメッシュ状の絶縁シート29を用い、
図5および図6に示す避雷器によれば、円形孔30を設
けた絶縁シート31を用いている。従って本実施形態に
よれば、避雷器内部要素23に巻き付ける開孔部が、図
3および図4に示すメッシュ状であっても、また図5お
よび図6に示す円形孔であっても、地絡時の圧力上昇も
径方向に噴出することにより避雷器の爆発的な飛散を防
ぐことができる。
【0048】その他の実施形態(図7〜図8) 本実施形態においては、絶縁ロッドおよび絶縁テープを
用いて絶縁被覆体とした場合について、図7および図8
を用いて説明する。
用いて絶縁被覆体とした場合について、図7および図8
を用いて説明する。
【0049】図7は、絶縁被覆体として絶縁ロッドおよ
び絶縁テープを用いた避雷器の概略を示す断面図であ
る。なお、図1で示した避雷器と同様の構成について
は、図7の対応部位に図1と同一の符号を付して説明を
省略する。
び絶縁テープを用いた避雷器の概略を示す断面図であ
る。なお、図1で示した避雷器と同様の構成について
は、図7の対応部位に図1と同一の符号を付して説明を
省略する。
【0050】図7に示すように、酸化亜鉛を主成分とす
る非直線抵抗体が複数個、導電接合により積層および接
合され図示しない接合物を形成する。この接合物の両端
部には、端子金属電極22が導電接合され、この接合物
と端子金属電極22とが強固に一体化して避雷器内部要
素23を構成する。
る非直線抵抗体が複数個、導電接合により積層および接
合され図示しない接合物を形成する。この接合物の両端
部には、端子金属電極22が導電接合され、この接合物
と端子金属電極22とが強固に一体化して避雷器内部要
素23を構成する。
【0051】この避雷器内部要素23の外周面には、複
数の棒状絶縁体である絶縁ロッド32が避雷器内部要素
23の軸方向に均等配置される。そして、この絶縁ロッ
ド32の外周であって、この避雷器内部要素23の円周
方向に、弾性を有する絶縁テープ33が4か所巻き付け
られる。さらに、絶縁ロッド32と絶縁テープ33との
外周面にポリマー碍子26がモールドされる。
数の棒状絶縁体である絶縁ロッド32が避雷器内部要素
23の軸方向に均等配置される。そして、この絶縁ロッ
ド32の外周であって、この避雷器内部要素23の円周
方向に、弾性を有する絶縁テープ33が4か所巻き付け
られる。さらに、絶縁ロッド32と絶縁テープ33との
外周面にポリマー碍子26がモールドされる。
【0052】図8は、図7の避雷器に金属電極を設けた
避雷器の概略を示す断面図である。なお、図7で示した
避雷器と同様の構成については、図8の対応部位に図7
と同一の符号を付して説明を省略する。
避雷器の概略を示す断面図である。なお、図7で示した
避雷器と同様の構成については、図8の対応部位に図7
と同一の符号を付して説明を省略する。
【0053】図8に示す避雷器は、避雷器内部要素23
の図示しない非直線抵抗体と非直線抵抗体との間に導電
性を有する金属電極28を設けたものである。
の図示しない非直線抵抗体と非直線抵抗体との間に導電
性を有する金属電極28を設けたものである。
【0054】従って本実施形態によれば、図7および図
8のように絶縁ロッド32を絶縁テープ33で径方向に
圧縮して固定して開孔部を形成した場合においても、製
作は容易であり、かつ地絡時の圧力上昇も径方向に噴出
することにより避雷器の爆発的な飛散を防止できる。
8のように絶縁ロッド32を絶縁テープ33で径方向に
圧縮して固定して開孔部を形成した場合においても、製
作は容易であり、かつ地絡時の圧力上昇も径方向に噴出
することにより避雷器の爆発的な飛散を防止できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る避雷
器によれば、避雷器を強固に一体化することにより、組
立時には部品点数が減るために作業が容易となり、組立
後の輸送および据え付け時などで、避雷器内部要素の脱
落を起こす等の不確定要素が無くなり、過責務な動作に
おいても圧力を径方向に噴出するため、避雷器の爆発的
な飛散を防ぎ、安全な避雷器を提供できる。
器によれば、避雷器を強固に一体化することにより、組
立時には部品点数が減るために作業が容易となり、組立
後の輸送および据え付け時などで、避雷器内部要素の脱
落を起こす等の不確定要素が無くなり、過責務な動作に
おいても圧力を径方向に噴出するため、避雷器の爆発的
な飛散を防ぎ、安全な避雷器を提供できる。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】本発明における、避雷器の一実施形態を示す断
面概略図。
面概略図。
【0058】
【図2】本発明における、図1に示す避雷器に電極を設
けた避雷器の一実施形態を示す断面概略図。
けた避雷器の一実施形態を示す断面概略図。
【0059】
【図3】本発明における、メッシュ状の絶縁シートを用
いた避雷器の一実施形態を示す断面概略図。
いた避雷器の一実施形態を示す断面概略図。
【0060】
【図4】本発明における、図3に示す避雷器に電極を設
けた避雷器の一実施形態を示す断面概略図。
けた避雷器の一実施形態を示す断面概略図。
【0061】
【図5】本発明における、図1に示す避雷器を改良した
避雷器の一実施形態を示す断面概略図。
避雷器の一実施形態を示す断面概略図。
【0062】
【図6】本発明における、図5に示す避雷器に電極を設
けた避雷器の一実施形態を示す断面概略図。
けた避雷器の一実施形態を示す断面概略図。
【0063】
【図7】本発明における、避雷器のその他の実施形態を
示す断面概略図。
示す断面概略図。
【0064】
【図8】本発明における、図7に示す避雷器に電極を設
けた避雷器の一実施形態を示す断面概略図。
けた避雷器の一実施形態を示す断面概略図。
【0065】
【図9】従来における、避雷器の概略を示す断面図。
【0066】
【図10】従来における、避雷器の概略を示す断面図。
【0067】
20 非直線抵抗体 21 接合物 22 端子金属電極 23 避雷器内部要素 24 開孔部 25 絶縁シート 26 ポリマー碍子 27 シーリング 28 金属電極 29 メッシュ状の絶縁シート 30 円形孔 31 絶縁シート 32 絶縁ロッド 33 絶縁テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E034 EA07 EB01 EB03 EB04 EB05 EC01 ED03 5G331 AA03 BB17 BB31 CA04 CA05 CB06 DA02 DA03 EB07
Claims (6)
- 【請求項1】 酸化亜鉛を主成分とする非直線抵抗体を
複数個、導電接合により積層および接合して形成される
接合物と、この接合物の両端部に導電接合される端子金
属電極と、前記接合物と前記端子金属電極とが一体化し
て形成される避雷器内部要素と、この避雷器内部要素の
外周面に被覆され、開孔部を有する絶縁被覆体と、この
絶縁被覆体の外周面にモールドされるポリマー碍子とか
ら構成されることを特徴とする避雷器。 - 【請求項2】 請求項1記載の避雷器において、避雷器
内部要素の接合物を形成する非直線抵抗体と非直線抵抗
体との間に導電性を有する金属電極を設けたことを特徴
とする避雷器。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の避雷器におい
て、絶縁被覆体は複数個の孔を有する絶縁シートである
ことを特徴とする避雷器。 - 【請求項4】 請求項3記載の避雷器において、絶縁被
覆体はメッシュ状の絶縁シートであることを特徴とする
避雷器。 - 【請求項5】 請求項3記載の避雷器において、絶縁シ
ートの孔が円形であることを特徴とする避雷器。 - 【請求項6】 請求項1または2記載の避雷器におい
て、絶縁被覆体は、避雷器内部要素の外周面かつ前記避
雷器内部要素の軸方向に均等配置される複数の棒状絶縁
体と、この棒状絶縁体の外周面かつ前記避雷器内部要素
の円周方向に数か所巻回される弾性を有する絶縁テープ
とから構成されることを特徴とする避雷器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18282498A JP2000021609A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 避雷器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18282498A JP2000021609A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 避雷器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000021609A true JP2000021609A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16125113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18282498A Pending JP2000021609A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 避雷器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000021609A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR100464277B1 (ko) * | 2002-06-26 | 2005-01-03 | 한국전기연구원 | 피뢰기 모듈 제조방법 |
WO2008149208A3 (en) * | 2007-06-04 | 2009-02-19 | Martinez Naranjo Jhon Jairo | Device to attenuate atmospheric discharges |
JP5490334B1 (ja) * | 2013-07-25 | 2014-05-14 | 三菱電機株式会社 | ポリマ外皮および避雷器 |
CN103811135A (zh) * | 2014-01-21 | 2014-05-21 | 苏州闪联高压电器有限公司 | 一种防雷绝缘子保护器 |
CN103956239A (zh) * | 2014-05-13 | 2014-07-30 | 国家电网公司 | 防雷绝缘子保护器 |
CN106356162A (zh) * | 2016-10-24 | 2017-01-25 | 王巨丰 | 一种灭弧防雷击绝缘子 |
CN114242359A (zh) * | 2021-12-17 | 2022-03-25 | 宁波市镇海国创高压电器有限公司 | 一种带泄压装置的避雷器 |
WO2024127642A1 (ja) * | 2022-12-16 | 2024-06-20 | 株式会社 東芝 | ポリマー形避雷器 |
-
1998
- 1998-06-29 JP JP18282498A patent/JP2000021609A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114242359B (zh) * | 2021-12-17 | 2023-11-17 | 宁波市镇海国创高压电器有限公司 | 一种带泄压装置的避雷器 |
WO2024127642A1 (ja) * | 2022-12-16 | 2024-06-20 | 株式会社 東芝 | ポリマー形避雷器 |
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