JP2000019799A - 両面画像形成装置 - Google Patents
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Landscapes
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録紙の両面にトナー像の転写を行いこれを
一括して定着を行う両面画像形成装置について、裏面に
だけ画像を有した条件でのプリント速度の向上をはか
る。 【解決手段】 定着を終えた記録紙の搬送路に着脱可能
の反転搬送部40を設け、記録紙の表面に裏面画像を形
成し、定着後の記録紙を反転搬送部40で表裏の反転を
行って排出するようにする。
一括して定着を行う両面画像形成装置について、裏面に
だけ画像を有した条件でのプリント速度の向上をはか
る。 【解決手段】 定着を終えた記録紙の搬送路に着脱可能
の反転搬送部40を設け、記録紙の表面に裏面画像を形
成し、定着後の記録紙を反転搬送部40で表裏の反転を
行って排出するようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体の周辺に
帯電手段、像露光手段と現像手段を配置して像担持体に
形成されたトナー像を転写材の両面に転写、定着する複
写機等の電子写真方式の両面画像形成装置に関する。
帯電手段、像露光手段と現像手段を配置して像担持体に
形成されたトナー像を転写材の両面に転写、定着する複
写機等の電子写真方式の両面画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、両面コピーにおいては、像担持体
上に形成された一方の面の画像を転写材上に転写、定着
し、これを一旦両面反転給紙装置に収納し、再び像担持
体上に形成された画像とタイミングを合わせて両面反転
給紙装置より転写材を給送し、転写材上に他方の面の画
像を転写、定着する方法がとられている。
上に形成された一方の面の画像を転写材上に転写、定着
し、これを一旦両面反転給紙装置に収納し、再び像担持
体上に形成された画像とタイミングを合わせて両面反転
給紙装置より転写材を給送し、転写材上に他方の面の画
像を転写、定着する方法がとられている。
【0003】この両面コピー装置は、上記の如く、両面
反転給紙装置への給送や定着装置を2度通す等の転写材
の搬送が行われるので、転写材搬送の信頼性が低く、ジ
ャムや転写材のシワ等を引き起こす原因となっていた。
また周知の如く転写材の搬送距離が長くなるためコピー
に多くの処理時間がかかるという問題もあった。
反転給紙装置への給送や定着装置を2度通す等の転写材
の搬送が行われるので、転写材搬送の信頼性が低く、ジ
ャムや転写材のシワ等を引き起こす原因となっていた。
また周知の如く転写材の搬送距離が長くなるためコピー
に多くの処理時間がかかるという問題もあった。
【0004】これに対し、特公昭49−37538号公
報、特公昭54−28740号公報、特開平1−444
57号公報、特開平4−214576号公報等により転
写材の両面にトナー像を形成後、1回で定着を行うもの
が提案されている。
報、特公昭54−28740号公報、特開平1−444
57号公報、特開平4−214576号公報等により転
写材の両面にトナー像を形成後、1回で定着を行うもの
が提案されている。
【0005】また本出願人は、特開平9−258518
号等の技術開示を行うことにより、転写材の両面に対し
トナー像を転写し、両面にトナー像を有した転写材を同
時に定着する装置について研究を行い、転写材搬送の信
頼性が高く、ジャムやシワの発生がなく、また両面コピ
ーの処理速度を著しく早めることの出来る両面画像形成
装置の実現を可能とした。
号等の技術開示を行うことにより、転写材の両面に対し
トナー像を転写し、両面にトナー像を有した転写材を同
時に定着する装置について研究を行い、転写材搬送の信
頼性が高く、ジャムやシワの発生がなく、また両面コピ
ーの処理速度を著しく早めることの出来る両面画像形成
装置の実現を可能とした。
【0006】前記の両面画像形成装置においては、表裏
にトナー像を転写した転写材を、定着装置に1度通すだ
けで済むため、転写材搬送の信頼性が高く、また転写材
の搬送路を短縮してコピーの処理速度も早められるよう
になっている。
にトナー像を転写した転写材を、定着装置に1度通すだ
けで済むため、転写材搬送の信頼性が高く、また転写材
の搬送路を短縮してコピーの処理速度も早められるよう
になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の両面画像形成装
置では、像形成体上に形成されたトナー像を転写材の表
面に転写する第1工程と、像形成体上に形成されたトナ
ー像を中間転写材を介して転写材の裏面に転写する第2
工程とから成っていて、両面画像形成に当っては、裏面
画像を先ず像形成体上に形成し、この裏面のトナー像を
一旦中間転写材に転写し、像形成体上には表面の画像を
形成し、転写材上には先ず表面のトナー像を転写材の表
面に転写した後、中間転写材上の裏面のトナー像を転写
材の裏面に転写し、転写材の両面にトナー像を形成した
後一括して定着が行われる。
置では、像形成体上に形成されたトナー像を転写材の表
面に転写する第1工程と、像形成体上に形成されたトナ
ー像を中間転写材を介して転写材の裏面に転写する第2
工程とから成っていて、両面画像形成に当っては、裏面
画像を先ず像形成体上に形成し、この裏面のトナー像を
一旦中間転写材に転写し、像形成体上には表面の画像を
形成し、転写材上には先ず表面のトナー像を転写材の表
面に転写した後、中間転写材上の裏面のトナー像を転写
材の裏面に転写し、転写材の両面にトナー像を形成した
後一括して定着が行われる。
【0008】かかる両面画像形成装置で片面画像を形成
する場合には、表面画像の場合には像形成体上に形成し
た表面のトナー像を直接転写材上に直接転写することに
なるので、一般の片面の複写機と何等の差異もないが、
裏面画像の場合には一旦中間転写体に転写した後転写材
に再転写を行うこととなるので、プリント速度が著しく
遅くなるという問題がある。かかる問題は裏面画像の多
いプリントの場合には看過することはできない。
する場合には、表面画像の場合には像形成体上に形成し
た表面のトナー像を直接転写材上に直接転写することに
なるので、一般の片面の複写機と何等の差異もないが、
裏面画像の場合には一旦中間転写体に転写した後転写材
に再転写を行うこととなるので、プリント速度が著しく
遅くなるという問題がある。かかる問題は裏面画像の多
いプリントの場合には看過することはできない。
【0009】本発明は裏面画像の場合にもプリント速度
を著しくは落とさない両面画像形成装置を提供すること
を特徴とする。
を著しくは落とさない両面画像形成装置を提供すること
を特徴とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、像形成体上
に形成されたトナー像を転写材の第1の面に転写する第
1工程と、像形成体上に形成されたトナー像を中間転写
体を介して転写材の第2の面に転写する第2工程とから
成り、転写材の両面にトナー像を形成した後定着を行う
両面画像形成装置において、着脱可能な定着後の転写材
の反転排紙手段と画像形成手段とを設け、前記反転排紙
手段が有するとき、裏面画像の出力時は表面の画像形成
と反転排紙手段を用いるモードに変更されることを特徴
とする両面画像形成装置によって達成される。
に形成されたトナー像を転写材の第1の面に転写する第
1工程と、像形成体上に形成されたトナー像を中間転写
体を介して転写材の第2の面に転写する第2工程とから
成り、転写材の両面にトナー像を形成した後定着を行う
両面画像形成装置において、着脱可能な定着後の転写材
の反転排紙手段と画像形成手段とを設け、前記反転排紙
手段が有するとき、裏面画像の出力時は表面の画像形成
と反転排紙手段を用いるモードに変更されることを特徴
とする両面画像形成装置によって達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の画像形成装置の実
施の形態の説明を行う。
施の形態の説明を行う。
【0012】本発明の画像形成装置は、像形成体に形成
されたトナー像を転写材の第1の面(表面)に転写する
第1工程と、像形成体に形成されたトナー像を中間転写
体を介して第2の面(裏面)へ転写する第2工程とから
記録紙の両面にトナー像を形成した後、定着を行う両面
画像形成装置であって、上記の第1工程と第2工程とに
よって記録紙の両面にトナー像を形成するようにした両
面画像形成装置の2つの実施形態について説明を行う。
されたトナー像を転写材の第1の面(表面)に転写する
第1工程と、像形成体に形成されたトナー像を中間転写
体を介して第2の面(裏面)へ転写する第2工程とから
記録紙の両面にトナー像を形成した後、定着を行う両面
画像形成装置であって、上記の第1工程と第2工程とに
よって記録紙の両面にトナー像を形成するようにした両
面画像形成装置の2つの実施形態について説明を行う。
【0013】先ず第1の実施形態について説明を行う。
図1に示すのは両面画像形成を可能とするディジタル方
式によるカラー画像形成装置におけるハードウェアの全
体構成を示す図である。本発明は転写材両面にカラー画
像形成を可能とする画像形成装置に限定するものではな
く、両面画像形成を可能とする白黒ディジタル複写機で
あってもよい。
図1に示すのは両面画像形成を可能とするディジタル方
式によるカラー画像形成装置におけるハードウェアの全
体構成を示す図である。本発明は転写材両面にカラー画
像形成を可能とする画像形成装置に限定するものではな
く、両面画像形成を可能とする白黒ディジタル複写機で
あってもよい。
【0014】この図1において、カラー画像形成装置
は、画像読取り部A、画像処理部B(図示省略)、画像
形成部Cで構成され、前記画像読取り部Aが読取り手段
に、前記画像処理部Bが画像処理手段に、また、前記画
像形成部Cが画像形成手段に相当する。
は、画像読取り部A、画像処理部B(図示省略)、画像
形成部Cで構成され、前記画像読取り部Aが読取り手段
に、前記画像処理部Bが画像処理手段に、また、前記画
像形成部Cが画像形成手段に相当する。
【0015】画像読取り部Aは原稿の両面に記録された
画像読取りを可能とするもので、画像読取り部Aにおい
て、原稿60は表面を下向きとして下側よりページ順に
積層されていて、搬出ベルト51とさばきローラ52の
作動により最下層の原稿Dが搬送路53に向け搬出され
る。搬送路53には原稿60の表面/裏面に画像の有無
を検知するセンサS1が設けられていて、センサS1に
よるこの情報は制御部B10に入力される。搬出された
原稿60は実線にて示す位置に付勢されているガイド板
61を排除して破線にて示す位置に退避させ、搬送ベル
ト54を介して透明体のプラテンガラス55上に給紙さ
れて、裏面を下向きにした状態で原稿読取位置に一時停
止される。
画像読取りを可能とするもので、画像読取り部Aにおい
て、原稿60は表面を下向きとして下側よりページ順に
積層されていて、搬出ベルト51とさばきローラ52の
作動により最下層の原稿Dが搬送路53に向け搬出され
る。搬送路53には原稿60の表面/裏面に画像の有無
を検知するセンサS1が設けられていて、センサS1に
よるこの情報は制御部B10に入力される。搬出された
原稿60は実線にて示す位置に付勢されているガイド板
61を排除して破線にて示す位置に退避させ、搬送ベル
ト54を介して透明体のプラテンガラス55上に給紙さ
れて、裏面を下向きにした状態で原稿読取位置に一時停
止される。
【0016】プラテンガラス55上の原稿60の裏面画
像は、走査光学系を構成する照明ランプと第1ミラーか
ら成る第1ミラーユニット56と、V字状に位置した第
2ミラーと第3ミラーから成る第2ミラーユニット57
の、第1ミラーユニット56の速度Vによる読み取り動
作と、第2ミラーユニットによる同方向への速度V/2
による移動露光により読み取られて、投影レンズ62と
ダイクロイックプリズム63を通して3個のラインセン
サである撮像素子CCDの受光面に結像される。色分離
して撮像素子CCD上に結像したライン状の光学像は順
次電気信号(輝度信号)に光電変換される。
像は、走査光学系を構成する照明ランプと第1ミラーか
ら成る第1ミラーユニット56と、V字状に位置した第
2ミラーと第3ミラーから成る第2ミラーユニット57
の、第1ミラーユニット56の速度Vによる読み取り動
作と、第2ミラーユニットによる同方向への速度V/2
による移動露光により読み取られて、投影レンズ62と
ダイクロイックプリズム63を通して3個のラインセン
サである撮像素子CCDの受光面に結像される。色分離
して撮像素子CCD上に結像したライン状の光学像は順
次電気信号(輝度信号)に光電変換される。
【0017】画像読取り部Aでは裏面画像の読み取りが
終了すると、原稿60は搬送ベルト54の一時的な逆回
転により反転給紙路58を経て表裏を反転し、再び搬送
路53を経て搬送ベルト54を介してプラテンガラス5
5上に給紙され、表面を下向きにした状態で原稿読取位
置に一時停止される。
終了すると、原稿60は搬送ベルト54の一時的な逆回
転により反転給紙路58を経て表裏を反転し、再び搬送
路53を経て搬送ベルト54を介してプラテンガラス5
5上に給紙され、表面を下向きにした状態で原稿読取位
置に一時停止される。
【0018】プラテンガラス55上の原稿60は表面画
像を前記の走査光学系によって読み取られ、色分離して
撮像素子CCDによって電気信号に光電変換される。
像を前記の走査光学系によって読み取られ、色分離して
撮像素子CCDによって電気信号に光電変換される。
【0019】プラテンガラス55上での画像の読み取り
を終了した原稿60は、搬送ベルト54の作動により排
紙ローラ59を介してトレイ64上に表面が下向きの状
態で下側よりページ順に積み重なるように排紙される。
を終了した原稿60は、搬送ベルト54の作動により排
紙ローラ59を介してトレイ64上に表面が下向きの状
態で下側よりページ順に積み重なるように排紙される。
【0020】前記画像読取り部Aで読み取られた原稿画
像の画像信号(画像データ)は、後述する画像処理部B
において、濃度変換、フィルタ処理、変倍処理、γ補
正、表/裏画像の補正処理などの各種画像処理が施され
た後、画像形成部Cに出力される。
像の画像信号(画像データ)は、後述する画像処理部B
において、濃度変換、フィルタ処理、変倍処理、γ補
正、表/裏画像の補正処理などの各種画像処理が施され
た後、画像形成部Cに出力される。
【0021】画像形成部Cは、電子写真技術を用いたレ
ーザプリンタであって、入力された画像信号に応じて記
録紙上に画像形成を行う。
ーザプリンタであって、入力された画像信号に応じて記
録紙上に画像形成を行う。
【0022】画像形成部Cにおいて、第1の像担持体で
ある感光体ドラム10は、例えば、光学ガラスや透明ア
クリル樹脂の透明部材によって形成される円筒状の基体
を内側に設け、透明の導電層、a−Si層あるいは有機
感光層(OPC)等の感光層を該基体の外周に形成した
ものであり、接地された状態で図1の矢印で示す時計方
向に回転される。
ある感光体ドラム10は、例えば、光学ガラスや透明ア
クリル樹脂の透明部材によって形成される円筒状の基体
を内側に設け、透明の導電層、a−Si層あるいは有機
感光層(OPC)等の感光層を該基体の外周に形成した
ものであり、接地された状態で図1の矢印で示す時計方
向に回転される。
【0023】感光体ドラム10は図2の側断面図に示す
如く、それを係合固定する両面端のフランジ部材10a
及び10bが装置本体に架設固定されるドラム軸110
に対し両面端のフランジ部材10a及び10bに嵌込ま
れたベアリング110a,110bにより軸受けされて
回転自在に支持され、フランジ部材10bの一体とする
歯車Gが装置本体側の駆動歯車と噛合して駆動されるこ
とにより所定の方向に定速で回転される。
如く、それを係合固定する両面端のフランジ部材10a
及び10bが装置本体に架設固定されるドラム軸110
に対し両面端のフランジ部材10a及び10bに嵌込ま
れたベアリング110a,110bにより軸受けされて
回転自在に支持され、フランジ部材10bの一体とする
歯車Gが装置本体側の駆動歯車と噛合して駆動されるこ
とにより所定の方向に定速で回転される。
【0024】帯電手段としてのスコロトロン帯電器11
はイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およ
び黒色(K)の各色の画像形成プロセスに用いられ、像
形成体である感光体ドラム10の移動方向に対して直交
する方向に感光体ドラム10と対峙して取り付けられ、
感光体ドラム10の前述した有機感光層に対し所定の電
位に保持された制御グリッドと、例えば鋸歯状電極から
なる放電電極11aとを有し、トナーと同極性のコロナ
放電によって帯電作用(本実施形態においてはマイナス
帯電)を行い、感光体ドラム10に対し一様な電位を与
える。放電電極11aとしては、その他ワイヤ電極を用
いることも可能である。
はイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およ
び黒色(K)の各色の画像形成プロセスに用いられ、像
形成体である感光体ドラム10の移動方向に対して直交
する方向に感光体ドラム10と対峙して取り付けられ、
感光体ドラム10の前述した有機感光層に対し所定の電
位に保持された制御グリッドと、例えば鋸歯状電極から
なる放電電極11aとを有し、トナーと同極性のコロナ
放電によって帯電作用(本実施形態においてはマイナス
帯電)を行い、感光体ドラム10に対し一様な電位を与
える。放電電極11aとしては、その他ワイヤ電極を用
いることも可能である。
【0025】各色毎の像露光手段としての露光ユニット
12は、感光体ドラム10上での露光位置が、スコロト
ロン帯電器11の放電電極11aと現像器13の現像位
置との間に位置するように配置される。
12は、感光体ドラム10上での露光位置が、スコロト
ロン帯電器11の放電電極11aと現像器13の現像位
置との間に位置するように配置される。
【0026】露光ユニット12は、感光体ドラム10の
軸110と平行に主走査方向に配列された像露光光発光
素子としてのLED(発光ダイオード)を複数個アレイ
状に並べた線状の露光素子12aと、等倍結像素子とし
てのセルフォックレンズ12bとが、不図示のホルダに
取付けられた露光用ユニットとして構成される。保持部
材20に、各色毎の露光ユニット12、一様露光器12
c及び転写同時露光器12dが取付けられて感光体ドラ
ム10の基体内部に収容される。画像読取り部Aによっ
て読み取られ、画像処理部Bで画像処理がなされた画像
データは、各色毎の露光ユニット12にそれぞれ電気信
号として入力される。
軸110と平行に主走査方向に配列された像露光光発光
素子としてのLED(発光ダイオード)を複数個アレイ
状に並べた線状の露光素子12aと、等倍結像素子とし
てのセルフォックレンズ12bとが、不図示のホルダに
取付けられた露光用ユニットとして構成される。保持部
材20に、各色毎の露光ユニット12、一様露光器12
c及び転写同時露光器12dが取付けられて感光体ドラ
ム10の基体内部に収容される。画像読取り部Aによっ
て読み取られ、画像処理部Bで画像処理がなされた画像
データは、各色毎の露光ユニット12にそれぞれ電気信
号として入力される。
【0027】露光素子としては、その他FL(蛍光体発
光)、EL(エレクトロルミネッセンス)、PL(プラ
ズマ放電)等の複数の発光素子をアレイ状に並べたもの
が用いられる。この実施形態で使用される発光素子の発
光波長は、外部から像露光を行う際は通常Y,M,Cの
トナーの透過性の高い780〜900nmの範囲のもの
が用いられるが、裏面から像露光を行う方式であること
からカラートナーに対して透光性を十分に有しないこれ
より短い400〜780nmの波長でもよい。
光)、EL(エレクトロルミネッセンス)、PL(プラ
ズマ放電)等の複数の発光素子をアレイ状に並べたもの
が用いられる。この実施形態で使用される発光素子の発
光波長は、外部から像露光を行う際は通常Y,M,Cの
トナーの透過性の高い780〜900nmの範囲のもの
が用いられるが、裏面から像露光を行う方式であること
からカラートナーに対して透光性を十分に有しないこれ
より短い400〜780nmの波長でもよい。
【0028】画像形成される色順序と、回転される感光
体ドラムに、該色順序に従って設けられる現像器13
は、本実施形態においては、図1の感光体ドラム10に
対してY,Mの現像器13が感光体ドラム10の左側
に、また、C,Kの現像器13が感光体ドラム10の右
側に配置され、Y,Mの現像器13の現像ケーシング1
38の下方にY,Mのスコロトロン帯電器11が、ま
た、C,Kの現像器13の現像ケーシング138の上方
にC,Kのスコロトロン帯電器11が配置される。
体ドラムに、該色順序に従って設けられる現像器13
は、本実施形態においては、図1の感光体ドラム10に
対してY,Mの現像器13が感光体ドラム10の左側
に、また、C,Kの現像器13が感光体ドラム10の右
側に配置され、Y,Mの現像器13の現像ケーシング1
38の下方にY,Mのスコロトロン帯電器11が、ま
た、C,Kの現像器13の現像ケーシング138の上方
にC,Kのスコロトロン帯電器11が配置される。
【0029】各色毎の現像手段としての現像器13は、
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)および
黒色(K)の一成分あるいは二成分の現像剤をそれぞれ
収容し、それぞれ感光体ドラム10の周面に対し所定の
間隙を保って、現像位置において感光体ドラム10の回
転方向と同方向に回転する例えば厚み0.5〜1mm、
外径15〜25mmの円筒状の非磁性のステンレスある
いはアルミ材で形成された現像スリーブ131を備えて
いる。
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)および
黒色(K)の一成分あるいは二成分の現像剤をそれぞれ
収容し、それぞれ感光体ドラム10の周面に対し所定の
間隙を保って、現像位置において感光体ドラム10の回
転方向と同方向に回転する例えば厚み0.5〜1mm、
外径15〜25mmの円筒状の非磁性のステンレスある
いはアルミ材で形成された現像スリーブ131を備えて
いる。
【0030】現像器13が不図示の突き当てコロにより
感光体ドラム10と所定の値の間隙、例えば100〜1
000μmをあけて非接触に保たれ、各色毎の現像器1
3による現像作用に際しては、現像スリーブ131に対
し直流電圧あるいはさらに交流電圧を加えた現像バイア
スが印加され、現像器の収容する一成分或いは二成分現
像剤によるジャンピング現像が行われて、負荷電の感光
体ドラム10に対してトナーと同極性(本実施形態にお
いてはマイナス極性)の直流バイアスを印加して、露光
部にトナーを付着させる非接触の反転現像が行われる。
この時の現像間隔精度は画像ムラを防ぐために20μm
程度以下が必要である。
感光体ドラム10と所定の値の間隙、例えば100〜1
000μmをあけて非接触に保たれ、各色毎の現像器1
3による現像作用に際しては、現像スリーブ131に対
し直流電圧あるいはさらに交流電圧を加えた現像バイア
スが印加され、現像器の収容する一成分或いは二成分現
像剤によるジャンピング現像が行われて、負荷電の感光
体ドラム10に対してトナーと同極性(本実施形態にお
いてはマイナス極性)の直流バイアスを印加して、露光
部にトナーを付着させる非接触の反転現像が行われる。
この時の現像間隔精度は画像ムラを防ぐために20μm
程度以下が必要である。
【0031】上記の各色毎の現像器13は、前述したス
コロトロン帯電器11による帯電と露光ユニット12に
よる像露光によって形成される感光体ドラム10上の静
電潜像を、現像バイアスの印加による非接触現像法によ
り非接触の状態で帯電極性と同極性のトナー(本実施形
態においては感光体ドラムは負帯電であり、マイナス極
性のトナー)を反転現像する。
コロトロン帯電器11による帯電と露光ユニット12に
よる像露光によって形成される感光体ドラム10上の静
電潜像を、現像バイアスの印加による非接触現像法によ
り非接触の状態で帯電極性と同極性のトナー(本実施形
態においては感光体ドラムは負帯電であり、マイナス極
性のトナー)を反転現像する。
【0032】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータの始動により駆動用の歯車を通して感光体ド
ラム10の後フランジ部材10bに設けられた歯車Gが
回動され感光体ドラム10を図1の矢印で示す時計方向
へ回転し、同時に感光体ドラム10の左方でイエロー
(Y)の現像器13の現像ケーシング138の下方に配
置されたYのスコロトロン帯電器11の帯電作用により
感光体ドラム10に電位の付与が開始される。
駆動モータの始動により駆動用の歯車を通して感光体ド
ラム10の後フランジ部材10bに設けられた歯車Gが
回動され感光体ドラム10を図1の矢印で示す時計方向
へ回転し、同時に感光体ドラム10の左方でイエロー
(Y)の現像器13の現像ケーシング138の下方に配
置されたYのスコロトロン帯電器11の帯電作用により
感光体ドラム10に電位の付与が開始される。
【0033】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、Yの露光ユニット12において第1の色信号すなわ
ちYの画像データに対応する電気信号による露光が開始
され、感光体ドラム10の回転走査によってその表面の
感光層に原稿画像のYの画像に対応する静電潜像を形成
する。
と、Yの露光ユニット12において第1の色信号すなわ
ちYの画像データに対応する電気信号による露光が開始
され、感光体ドラム10の回転走査によってその表面の
感光層に原稿画像のYの画像に対応する静電潜像を形成
する。
【0034】前記の潜像はYの現像器13により現像ス
リーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光体
ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が形
成される。
リーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光体
ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が形
成される。
【0035】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に、さらに感光体ドラム10の左
方、イエロー(Y)の上部でマゼンタ(M)の現像器1
3の現像ケーシング138の下方に配置されたマゼンタ
(M)のスコロトロン帯電器11の帯電作用により電位
が付与され、Mの露光ユニット12の第2の色信号すな
わちMの画像データに対応する電気信号による露光が行
われ、Mの現像器13による非接触の反転現像によって
前記のイエロー(Y)のトナー像の上にマゼンタ(M)
のトナー像が重ね合わせて形成される。
(Y)のトナー像の上に、さらに感光体ドラム10の左
方、イエロー(Y)の上部でマゼンタ(M)の現像器1
3の現像ケーシング138の下方に配置されたマゼンタ
(M)のスコロトロン帯電器11の帯電作用により電位
が付与され、Mの露光ユニット12の第2の色信号すな
わちMの画像データに対応する電気信号による露光が行
われ、Mの現像器13による非接触の反転現像によって
前記のイエロー(Y)のトナー像の上にマゼンタ(M)
のトナー像が重ね合わせて形成される。
【0036】同様のプロセスにより感光体ドラム10の
右方でシアン(C)の現像器13の現像ケーシング13
8の上方に配置されたシアン(C)のスコロトロン帯電
器11、Cの露光ユニット12およびCの現像器13に
よってさらに第3の色信号に対応するシアン(C)のト
ナー像が、また感光体ドラム10の右方、Cの下部で黒
色(K)の現像器13の現像ケーシング138の上方に
配置された黒色(K)のスコロトロン帯電器11、露光
ユニット12および現像器13によって第4の色信号に
対応する黒色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成
され、感光体ドラム10の一回転以内にその周面上にカ
ラーのトナー像が形成される(トナー像形成手段)。
右方でシアン(C)の現像器13の現像ケーシング13
8の上方に配置されたシアン(C)のスコロトロン帯電
器11、Cの露光ユニット12およびCの現像器13に
よってさらに第3の色信号に対応するシアン(C)のト
ナー像が、また感光体ドラム10の右方、Cの下部で黒
色(K)の現像器13の現像ケーシング138の上方に
配置された黒色(K)のスコロトロン帯電器11、露光
ユニット12および現像器13によって第4の色信号に
対応する黒色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成
され、感光体ドラム10の一回転以内にその周面上にカ
ラーのトナー像が形成される(トナー像形成手段)。
【0037】これ等Y,M,C及びKの露光ユニット1
2による感光体ドラム10の有機感光層に対する露光は
ドラムの内部より前述した透明の基体を通して行われ
る。従って第2、第3および第4の色信号に対応する画
像の露光は何れも先に形成されたトナー像の影響を全く
受けることなく行われ、第1の色信号に対応する画像と
同等の静電潜像を形成することが可能となる。
2による感光体ドラム10の有機感光層に対する露光は
ドラムの内部より前述した透明の基体を通して行われ
る。従って第2、第3および第4の色信号に対応する画
像の露光は何れも先に形成されたトナー像の影響を全く
受けることなく行われ、第1の色信号に対応する画像と
同等の静電潜像を形成することが可能となる。
【0038】上記の画像形成プロセスによって像形成体
としての感光体ドラム10(像形成体)上に裏面画像と
なる重ね合わせカラートナー像が形成され、感光体ドラ
ム10上の裏面画像の重ね合わせカラートナー像が転写
域14bにおいて、トナーと反対極性(本実施形態にお
いてはプラス極性)の直流電圧が印加される転写器14
c(第1の転写手段)により、駆動ローラ14d及び従
動ローラ14e間に張架され、感光体ドラム10に近接
あるいは接触して設けられた第2の像担持手段であるト
ナー像受像体14a(中間転写体)上に一括して転写さ
れる。(図3(A))この際、良好な転写がなされるよ
うに、例えばLED(発光ダイオード)を用いた転写同
時露光器12dによる一様露光が行われる。
としての感光体ドラム10(像形成体)上に裏面画像と
なる重ね合わせカラートナー像が形成され、感光体ドラ
ム10上の裏面画像の重ね合わせカラートナー像が転写
域14bにおいて、トナーと反対極性(本実施形態にお
いてはプラス極性)の直流電圧が印加される転写器14
c(第1の転写手段)により、駆動ローラ14d及び従
動ローラ14e間に張架され、感光体ドラム10に近接
あるいは接触して設けられた第2の像担持手段であるト
ナー像受像体14a(中間転写体)上に一括して転写さ
れる。(図3(A))この際、良好な転写がなされるよ
うに、例えばLED(発光ダイオード)を用いた転写同
時露光器12dによる一様露光が行われる。
【0039】転写後の感光体ドラム10の周面上に残っ
たトナーは像形成体AC除電器16により除電を受けた
後、クリーニング装置19にいたり、感光体ドラム10
に当接したゴム材から成るクリーニングブレード19a
によってクリーニングされ、更に、前プリントまでの感
光体の履歴をなくすために、例えばLED(発光ダイオ
ード)を用いた帯電前の一様露光器12cによる露光に
よる感光体周面の除電がなされ、前回プリント時の帯電
が除去されて引き続き次の表面画像のカラー画像形成が
行われる。
たトナーは像形成体AC除電器16により除電を受けた
後、クリーニング装置19にいたり、感光体ドラム10
に当接したゴム材から成るクリーニングブレード19a
によってクリーニングされ、更に、前プリントまでの感
光体の履歴をなくすために、例えばLED(発光ダイオ
ード)を用いた帯電前の一様露光器12cによる露光に
よる感光体周面の除電がなされ、前回プリント時の帯電
が除去されて引き続き次の表面画像のカラー画像形成が
行われる。
【0040】以上のようにしてトナー像受像体14a上
に裏面画像となる重ね合わせカラートナー像が形成され
た後、感光体ドラム10上には引き続き表面画像となる
重ね合わせトナー像が上記のカラー画像形成プロセスと
同様にして形成される(図3(B))。このとき、トナ
ー像受像体14a上に形成されている裏面画像と感光体
ドラム10上に形成される表面画像とは転写域14bに
おける同期がとられる。この時に形成される表面画像
は、感光体ドラム10上では裏面画像形成とは互いに鏡
像になる様に後に説明する画像処理部Bによって画像デ
ータの変更が行われる。
に裏面画像となる重ね合わせカラートナー像が形成され
た後、感光体ドラム10上には引き続き表面画像となる
重ね合わせトナー像が上記のカラー画像形成プロセスと
同様にして形成される(図3(B))。このとき、トナ
ー像受像体14a上に形成されている裏面画像と感光体
ドラム10上に形成される表面画像とは転写域14bに
おける同期がとられる。この時に形成される表面画像
は、感光体ドラム10上では裏面画像形成とは互いに鏡
像になる様に後に説明する画像処理部Bによって画像デ
ータの変更が行われる。
【0041】転写材である記録紙Pが転写材収納手段で
ある各サイズ毎にストックされた給紙カセット15A,
15B,15Cより、記録紙サイズの指示に従って対応
した記録紙が送り出しローラ15aにより送り出され、
給送ローラ15bにより給送されてタイミングローラ1
5cへ搬送される。
ある各サイズ毎にストックされた給紙カセット15A,
15B,15Cより、記録紙サイズの指示に従って対応
した記録紙が送り出しローラ15aにより送り出され、
給送ローラ15bにより給送されてタイミングローラ1
5cへ搬送される。
【0042】記録紙Pは、タイミングローラ15cの駆
動によって、感光体ドラム10上に担持された表面画像
のカラートナー像と、トナー像受像体14aに担持され
ている裏面画像のカラートナー像と、の同期がとられて
転写域14bへ給送される。この際、記録紙Pは、転写
材帯電手段としての紙帯電器14fによりトナーと同極
性に紙帯電され、トナー像受像体14aに吸着されて転
写域14bへ給送される。トナーと同極性に紙帯電を行
うことにより、記録紙Pが転写部以外でトナー像受像体
14a上のトナー像や感光体ドラム10上のトナー像と
引き合うことを防止して、トナー像の乱れを防止してい
る。また、転写材帯電手段としては、トナー像受像体1
4aに当接及び当接解除可能な導通ローラやブラシ帯電
器等を用いることも可能である。
動によって、感光体ドラム10上に担持された表面画像
のカラートナー像と、トナー像受像体14aに担持され
ている裏面画像のカラートナー像と、の同期がとられて
転写域14bへ給送される。この際、記録紙Pは、転写
材帯電手段としての紙帯電器14fによりトナーと同極
性に紙帯電され、トナー像受像体14aに吸着されて転
写域14bへ給送される。トナーと同極性に紙帯電を行
うことにより、記録紙Pが転写部以外でトナー像受像体
14a上のトナー像や感光体ドラム10上のトナー像と
引き合うことを防止して、トナー像の乱れを防止してい
る。また、転写材帯電手段としては、トナー像受像体1
4aに当接及び当接解除可能な導通ローラやブラシ帯電
器等を用いることも可能である。
【0043】トナーと反対極性(本実施形態においては
プラス極性)の電圧が印加される第1の転写手段として
の転写器14cにより感光体ドラム10の周面上の表面
画像が一括して記録紙Pの上面側(表面側)に転写され
る(第1工程)。この際、トナー像受像体14aの周面
上の裏面画像は記録紙Pに転写されないでトナー像受像
体14aに存在する。次に、トナーと反対極性(本実施
形態においてはプラス極性)の電圧を印加した第2の転
写手段としての裏面転写器14gによりトナー像受像体
14aの周面上の裏面画像を一括して記録紙Pの下面側
(裏面側)に転写する(第2工程)(図3(C))。転
写器14cによる転写の際、良好な転写がなされるよう
に、転写器14cと対向して感光体ドラム10の内部に
設けられた、例えばLED(発光ダイオード)を用いた
転写同時露光器12dによる一様露光が行われる。
プラス極性)の電圧が印加される第1の転写手段として
の転写器14cにより感光体ドラム10の周面上の表面
画像が一括して記録紙Pの上面側(表面側)に転写され
る(第1工程)。この際、トナー像受像体14aの周面
上の裏面画像は記録紙Pに転写されないでトナー像受像
体14aに存在する。次に、トナーと反対極性(本実施
形態においてはプラス極性)の電圧を印加した第2の転
写手段としての裏面転写器14gによりトナー像受像体
14aの周面上の裏面画像を一括して記録紙Pの下面側
(裏面側)に転写する(第2工程)(図3(C))。転
写器14cによる転写の際、良好な転写がなされるよう
に、転写器14cと対向して感光体ドラム10の内部に
設けられた、例えばLED(発光ダイオード)を用いた
転写同時露光器12dによる一様露光が行われる。
【0044】各色のトナー像は互いに重なり合うことか
ら、一括転写を可能とするにはトナー層の上層と下層の
トナーとが同様の帯電量で同一極性に帯電していること
が好ましい。このことから、トナー像受像体14a上に
形成したカラートナー像をコロナ帯電により極性反転を
行ったり、感光体ドラム10上に形成したカラートナー
像をコロナ帯電により極性反転を行う両面画像形成で
は、下層のトナーが同極性に十分帯電されないことか
ら、転写が不良となるので好ましくない。
ら、一括転写を可能とするにはトナー層の上層と下層の
トナーとが同様の帯電量で同一極性に帯電していること
が好ましい。このことから、トナー像受像体14a上に
形成したカラートナー像をコロナ帯電により極性反転を
行ったり、感光体ドラム10上に形成したカラートナー
像をコロナ帯電により極性反転を行う両面画像形成で
は、下層のトナーが同極性に十分帯電されないことか
ら、転写が不良となるので好ましくない。
【0045】感光体ドラム10上で反転現像を繰り返
し、重ね合わせて形成した同極性のカラートナー像を極
性を変えずにトナー像受像体14aに一括転写し、次
に、極性を変えずに記録紙Pに一括転写することが、裏
面画像形成の転写性の向上に寄与するので好ましい。表
面画像形成に対しても、感光体ドラム10上に反転現像
を繰り返し、重ね合わせて形成した同極性のカラートナ
ー像を極性を変えずに記録紙Pに一括転写することが、
表面画像形成の転写性の向上に寄与するので好ましい。
し、重ね合わせて形成した同極性のカラートナー像を極
性を変えずにトナー像受像体14aに一括転写し、次
に、極性を変えずに記録紙Pに一括転写することが、裏
面画像形成の転写性の向上に寄与するので好ましい。表
面画像形成に対しても、感光体ドラム10上に反転現像
を繰り返し、重ね合わせて形成した同極性のカラートナ
ー像を極性を変えずに記録紙Pに一括転写することが、
表面画像形成の転写性の向上に寄与するので好ましい。
【0046】以上のことからカラー画像形成において
は、上記の表面や裏面の画像形成法を用いて、第1の転
写手段を動作させて転写材の表面にカラートナー像を形
成し、次に、第2の転写手段を動作させて転写材の裏面
にカラートナー像を形成する両面画像形成法が好ましく
採用される。
は、上記の表面や裏面の画像形成法を用いて、第1の転
写手段を動作させて転写材の表面にカラートナー像を形
成し、次に、第2の転写手段を動作させて転写材の裏面
にカラートナー像を形成する両面画像形成法が好ましく
採用される。
【0047】トナー像受像体14aは厚さ0.5〜2.
0mmの無端状のゴムベルトで、シリコンゴム或いはウ
レタンゴムの108〜1014Ω・cmの抵抗値をもつ半
導電性基体と、ゴムの基体の外側にトナーフィルミング
防止層として厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを
行った2層構成とされる。この層も同様な半導電性が好
ましい。ゴムベルト基体の代わりに厚さ0.1〜0.5
mmの半導電性のポリエステルやポリスチレン、ポリエ
チレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド等を
使用することもできる。
0mmの無端状のゴムベルトで、シリコンゴム或いはウ
レタンゴムの108〜1014Ω・cmの抵抗値をもつ半
導電性基体と、ゴムの基体の外側にトナーフィルミング
防止層として厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを
行った2層構成とされる。この層も同様な半導電性が好
ましい。ゴムベルト基体の代わりに厚さ0.1〜0.5
mmの半導電性のポリエステルやポリスチレン、ポリエ
チレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド等を
使用することもできる。
【0048】両面にカラートナー像が形成された記録紙
Pが、転写材分離用としての紙分離AC除電器14h
(以後分離極ともいう)により除電され、トナー像受像
体14aから分離され、後に詳しく説明する両方のロー
ラの内部にヒータを有する2本のローラで構成される定
着手段としての定着装置30へと搬送される。上ローラ
310と、下ローラ320との間で熱と圧力とを加えら
れることにより記録紙P上の表裏の付着トナーが定着さ
れ、両面画像記録がなされた記録紙Pは後に説明する着
脱を可能とした反転搬送部40部分を通過したのち、排
紙ローラ18により送られて、記録紙Pは表面画像を上
向きとしたフェイスアップのモードで装置外部のトレイ
41へ排出される。
Pが、転写材分離用としての紙分離AC除電器14h
(以後分離極ともいう)により除電され、トナー像受像
体14aから分離され、後に詳しく説明する両方のロー
ラの内部にヒータを有する2本のローラで構成される定
着手段としての定着装置30へと搬送される。上ローラ
310と、下ローラ320との間で熱と圧力とを加えら
れることにより記録紙P上の表裏の付着トナーが定着さ
れ、両面画像記録がなされた記録紙Pは後に説明する着
脱を可能とした反転搬送部40部分を通過したのち、排
紙ローラ18により送られて、記録紙Pは表面画像を上
向きとしたフェイスアップのモードで装置外部のトレイ
41へ排出される。
【0049】転写後のトナー像受像体14aの周面上に
残ったトナーは、トナー像受像体のクリーニング手段と
してのトナー像受像体クリーニング装置14iに設けら
れトナー像受像体14aに当接及び当接解除可能なブレ
ードによりクリーニングされる。また、転写後の感光体
ドラム10の周面上に残ったトナーは像形成体AC除電
器16により除電を受けた後、クリーニング装置19に
いたり、感光体ドラム10に当接したゴム材から成るク
リーニングブレード19aによってクリーニング装置1
9内に掻き落とされ、次の画像形成の待機がなされる。
残ったトナーは、トナー像受像体のクリーニング手段と
してのトナー像受像体クリーニング装置14iに設けら
れトナー像受像体14aに当接及び当接解除可能なブレ
ードによりクリーニングされる。また、転写後の感光体
ドラム10の周面上に残ったトナーは像形成体AC除電
器16により除電を受けた後、クリーニング装置19に
いたり、感光体ドラム10に当接したゴム材から成るク
リーニングブレード19aによってクリーニング装置1
9内に掻き落とされ、次の画像形成の待機がなされる。
【0050】次に画像処理部Bの回路構成を図4のブロ
ック図に従って説明する。
ック図に従って説明する。
【0051】画像読取り部Aにおいて、撮像素子CCD
から出力される色分離した3色のアナログ画像信号はA
/D変換器B11によってディジタル画像信号に変換さ
れたのち、画像処理(I)B12において画像形成装置
の特性に応じたγ補正処理と、原稿の有効画像領域の抽
出の他、枠消し、折り目消しなどの領域加工を行う画像
領域処理が行われて、画像データはメモリB14にスト
アされる。
から出力される色分離した3色のアナログ画像信号はA
/D変換器B11によってディジタル画像信号に変換さ
れたのち、画像処理(I)B12において画像形成装置
の特性に応じたγ補正処理と、原稿の有効画像領域の抽
出の他、枠消し、折り目消しなどの領域加工を行う画像
領域処理が行われて、画像データはメモリB14にスト
アされる。
【0052】メモリB14にはより多くの画像データを
記憶させることから、画像圧縮B13で画像データを圧
縮処理して記憶させ、メモリB14からの読み出し時に
は画像伸長B15によって伸長処理して出力する構成と
なっている。
記憶させることから、画像圧縮B13で画像データを圧
縮処理して記憶させ、メモリB14からの読み出し時に
は画像伸長B15によって伸長処理して出力する構成と
なっている。
【0053】画像処理部Bでは制御部B10からの指令
によって画像処理が行われる。制御部B10には表/裏
判定手段B20からの情報によって、画像形成に当たっ
てメモリB14から出力される画像データが表面画像で
あるか裏面画像であるかの判断を行い両面画像形成に当
たっては、メモリB14から出力される画像データが裏
面であるときには、裏面画像対応の画像処理が行われ
る。
によって画像処理が行われる。制御部B10には表/裏
判定手段B20からの情報によって、画像形成に当たっ
てメモリB14から出力される画像データが表面画像で
あるか裏面画像であるかの判断を行い両面画像形成に当
たっては、メモリB14から出力される画像データが裏
面であるときには、裏面画像対応の画像処理が行われ
る。
【0054】本画像形成装置の操作盤には、片面原稿か
ら両面画像、両面原稿から両面画像等の選択釦があっ
て、この選択釦により入力情報と画像読取り部Aでの原
稿読取り順序情報とから表/裏判定手段B20によっ
て、メモリから伸長される画像データの表/裏画像の判
定が行われる。なお本発明の画像形成装置にあっては、
フェイスアップ/フェイスダウンの選択釦があって出力
形態の変更がなされるが、これに関しては後に詳しく説
明する。
ら両面画像、両面原稿から両面画像等の選択釦があっ
て、この選択釦により入力情報と画像読取り部Aでの原
稿読取り順序情報とから表/裏判定手段B20によっ
て、メモリから伸長される画像データの表/裏画像の判
定が行われる。なお本発明の画像形成装置にあっては、
フェイスアップ/フェイスダウンの選択釦があって出力
形態の変更がなされるが、これに関しては後に詳しく説
明する。
【0055】図5は画像処理(II)B16とデータセレ
クタB19との詳細を示したもので、メモリB14から
出力する1ページ分のディジタル画像信号は色処理B1
61でマスキング・墨入れ・UCR等の色処理が行わ
れ、ついでγ変換処理B162においては当該ディジタ
ル画像信号が表面画像であるか裏面画像であるかに応じ
て異なるフィルタ処理及びγ補正が行われる。
クタB19との詳細を示したもので、メモリB14から
出力する1ページ分のディジタル画像信号は色処理B1
61でマスキング・墨入れ・UCR等の色処理が行わ
れ、ついでγ変換処理B162においては当該ディジタ
ル画像信号が表面画像であるか裏面画像であるかに応じ
て異なるフィルタ処理及びγ補正が行われる。
【0056】γ変換処理B162が行われたのち、スク
リーン角、ディザや誤差拡散等の多値化処理B163が
なされたY,M,C,K各色のディジタル信号はデータ
セレクタB19に出力される。
リーン角、ディザや誤差拡散等の多値化処理B163が
なされたY,M,C,K各色のディジタル信号はデータ
セレクタB19に出力される。
【0057】データセレクタB19内には表面出力用メ
モリB192Aと裏面出力用メモリB192Bとが設け
られていて、制御部B10から画像出力の指示がなされ
ると、メモリB14から呼出された表面の画像データは
画像処理(II)B16による処理がなされて、セレクタ
(I)B191によって先ず表面出力用メモリB192
Aに入力され、ついで裏面の画像データは裏面出力用メ
モリB192Bに入力される。裏面出力用メモリB19
2Bに入力される際はセレクタ(I)B191によって
画像データは鏡像となるよう反転された形での入力がな
される。
モリB192Aと裏面出力用メモリB192Bとが設け
られていて、制御部B10から画像出力の指示がなされ
ると、メモリB14から呼出された表面の画像データは
画像処理(II)B16による処理がなされて、セレクタ
(I)B191によって先ず表面出力用メモリB192
Aに入力され、ついで裏面の画像データは裏面出力用メ
モリB192Bに入力される。裏面出力用メモリB19
2Bに入力される際はセレクタ(I)B191によって
画像データは鏡像となるよう反転された形での入力がな
される。
【0058】そして、画像形成装置での両面画像形成の
タイミングに合わせて、セレクタ(II)B193によっ
て先ず裏面出力用メモリB192Bから裏面画像データ
が露光ユニット12に出力され感光体ドラム10上に裏
面画像の形成が行われる。ついでセレクタ(II)B19
3によって表面出力用メモリB192Aからの表面画像
データが露光ユニット12に出力され、表面画像の形成
が行われる。
タイミングに合わせて、セレクタ(II)B193によっ
て先ず裏面出力用メモリB192Bから裏面画像データ
が露光ユニット12に出力され感光体ドラム10上に裏
面画像の形成が行われる。ついでセレクタ(II)B19
3によって表面出力用メモリB192Aからの表面画像
データが露光ユニット12に出力され、表面画像の形成
が行われる。
【0059】なお上記説明においては画像データの鏡像
変換処理はデータセレクタB19において行う構成とな
っているが、γ変換処理B162において行う回路構成
とすることも可能である。
変換処理はデータセレクタB19において行う構成とな
っているが、γ変換処理B162において行う回路構成
とすることも可能である。
【0060】本発明の両面画像形成装置では定着装置3
0によって定着を終えた記録紙Pは着脱可能とした反転
搬送部40を経て排紙ローラ18によって装置外部のト
レイ41へと排出される。反転搬送手段としては図6に
示す反転搬送部40Aや図7に示す反転搬送部40Bが
用いられる。
0によって定着を終えた記録紙Pは着脱可能とした反転
搬送部40を経て排紙ローラ18によって装置外部のト
レイ41へと排出される。反転搬送手段としては図6に
示す反転搬送部40Aや図7に示す反転搬送部40Bが
用いられる。
【0061】反転搬送部40Aは装着された状態におい
て図6の説明図に示すように、搬送路とは直角にT字状
の分岐路41Aが設けられていて、制御部B10からの
指示によって記録紙Pは反転することなく直進し、或い
は一旦分岐路の方へ搬送されたのち反転して上面であっ
た表面が下面となって搬出される。図6(a)は制御部
B10から反転指示のなかったときの状態を示すもの
で、平行ガイド板42Aによって分岐路41Aは閉鎖さ
れ、記録紙Pは反転することなく直進する。制御部B1
0から反転指示があると、平行ガイド板42Aは退避し
代りに反転ガイド部材43Aが下降して図6(b−1)
に示す姿勢をとり、記録紙Pは反転ローラ44Aによっ
て分岐路41Aを下降する。下降した記録紙Pの後端を
センサS2Aが検知すると、反転ローラ44Aは逆転し
図6(b−2)に示すように反転ガイド部材43Aも姿
勢をかえて記録紙Pは反転搬送されることとなる。この
反転搬送に当たっては画像形成時の搬送速度に較べて大
幅に高速化することが行われる。
て図6の説明図に示すように、搬送路とは直角にT字状
の分岐路41Aが設けられていて、制御部B10からの
指示によって記録紙Pは反転することなく直進し、或い
は一旦分岐路の方へ搬送されたのち反転して上面であっ
た表面が下面となって搬出される。図6(a)は制御部
B10から反転指示のなかったときの状態を示すもの
で、平行ガイド板42Aによって分岐路41Aは閉鎖さ
れ、記録紙Pは反転することなく直進する。制御部B1
0から反転指示があると、平行ガイド板42Aは退避し
代りに反転ガイド部材43Aが下降して図6(b−1)
に示す姿勢をとり、記録紙Pは反転ローラ44Aによっ
て分岐路41Aを下降する。下降した記録紙Pの後端を
センサS2Aが検知すると、反転ローラ44Aは逆転し
図6(b−2)に示すように反転ガイド部材43Aも姿
勢をかえて記録紙Pは反転搬送されることとなる。この
反転搬送に当たっては画像形成時の搬送速度に較べて大
幅に高速化することが行われる。
【0062】他の反転搬送手段である反転搬送部40B
は装着された状態において図7の説明図に示すように、
搬送路に沿って正逆両方向に回転する反転ローラ41B
が設けられていて、反転ローラ41Bの周面には記録紙
Pの先端を把持する開閉可能としたグリップ42Bが設
けられている。反転搬送部40Bは制御部B10からの
指示によって記録紙Pは反転することなく直進し、或い
は一旦反転ローラ41Bに巻き付いたのち反転し、上面
であった表面が下面となって搬出される。図7(a)は
制御部B10から反転指示のなかったときの状態を示す
もので、反転ローラ41Bは停止状態にあって記録紙P
は反転することなく直進する。制御部B10から反転指
示があると、図7(a)でグリップ42は開口状態とな
り、センサS2Bが記録紙Pの先端を検知して所定時間
後にグリップ42は開口することにより記録紙P先端を
把持し、反転ローラ41Bは反時計方向に回転して図7
(b−1)に示すように記録紙Pは反転ローラ41Bに
巻き付いた状態となる。所定量回転したのち、反転ロー
ラ41Bは逆転することにより記録紙Pの後端を先頭と
して反転ガイド部43Bに沿って反転し、グリップ42
Bは開放状態となって、図7(b−2)に示すようにロ
ーラ44Bによって記録紙Pは反転搬送されることとな
る。この反転搬送に当たっては画像形成時の搬送速度に
較べて大幅に高速化することが行われる。
は装着された状態において図7の説明図に示すように、
搬送路に沿って正逆両方向に回転する反転ローラ41B
が設けられていて、反転ローラ41Bの周面には記録紙
Pの先端を把持する開閉可能としたグリップ42Bが設
けられている。反転搬送部40Bは制御部B10からの
指示によって記録紙Pは反転することなく直進し、或い
は一旦反転ローラ41Bに巻き付いたのち反転し、上面
であった表面が下面となって搬出される。図7(a)は
制御部B10から反転指示のなかったときの状態を示す
もので、反転ローラ41Bは停止状態にあって記録紙P
は反転することなく直進する。制御部B10から反転指
示があると、図7(a)でグリップ42は開口状態とな
り、センサS2Bが記録紙Pの先端を検知して所定時間
後にグリップ42は開口することにより記録紙P先端を
把持し、反転ローラ41Bは反時計方向に回転して図7
(b−1)に示すように記録紙Pは反転ローラ41Bに
巻き付いた状態となる。所定量回転したのち、反転ロー
ラ41Bは逆転することにより記録紙Pの後端を先頭と
して反転ガイド部43Bに沿って反転し、グリップ42
Bは開放状態となって、図7(b−2)に示すようにロ
ーラ44Bによって記録紙Pは反転搬送されることとな
る。この反転搬送に当たっては画像形成時の搬送速度に
較べて大幅に高速化することが行われる。
【0063】本発明の両面画像形成装置では、上記の反
転搬送部40が着脱可能の構成となっていて、本装置の
操作盤にはフェイスアップ(FU)/フェイスダウン
(FD)の選択手段が設けられていて、記録紙Pの出力
形態が変更されるようになっている。図8は本実施形態
の制御を示すブロック図で、図4に示した回路図に加え
てFU/FD選択手段B24と、フェイスアッププログ
ラムとフェイスダウンプログラムとをメモリとして記憶
するROM(2)B25と、反転搬送部40の着脱状態
を検知して制御部B10に入力する反転機能有/無情報
B26とが設けられている。
転搬送部40が着脱可能の構成となっていて、本装置の
操作盤にはフェイスアップ(FU)/フェイスダウン
(FD)の選択手段が設けられていて、記録紙Pの出力
形態が変更されるようになっている。図8は本実施形態
の制御を示すブロック図で、図4に示した回路図に加え
てFU/FD選択手段B24と、フェイスアッププログ
ラムとフェイスダウンプログラムとをメモリとして記憶
するROM(2)B25と、反転搬送部40の着脱状態
を検知して制御部B10に入力する反転機能有/無情報
B26とが設けられている。
【0064】以下、出力形態が両面画像形成に指示(B
22)された場合について説明する。
22)された場合について説明する。
【0065】(A−1) 反転搬送部40が装着されて
いなくて(B26)、フェイスアップモードが選択(B
24)されたとき、制御部B10はROM(2)B25
から反転機能無し時のフェイスアッププログラムを呼び
出して画像形成を行う。
いなくて(B26)、フェイスアップモードが選択(B
24)されたとき、制御部B10はROM(2)B25
から反転機能無し時のフェイスアッププログラムを呼び
出して画像形成を行う。
【0066】即ち、像形成体上に形成された第1ページ
(奇数ページ)のトナー像を記録紙Pの表面に転写する
第1工程と、像形成体上に形成された第2ページ(偶数
ページ)のトナー像を一旦中間転写体に転写し中間転写
体を介して記録紙Pの裏面に転写する第2工程とを有し
ていて、両面画像形成に当っては第1工程によって表面
の、第2工程によって裏面のトナー像を形成して定着が
行われ、トレイ40に排出される。
(奇数ページ)のトナー像を記録紙Pの表面に転写する
第1工程と、像形成体上に形成された第2ページ(偶数
ページ)のトナー像を一旦中間転写体に転写し中間転写
体を介して記録紙Pの裏面に転写する第2工程とを有し
ていて、両面画像形成に当っては第1工程によって表面
の、第2工程によって裏面のトナー像を形成して定着が
行われ、トレイ40に排出される。
【0067】表/裏判定手段B20によって表面画像の
みと判定されたときは、画像処理部Bにおいて表面に対
応する画像処理が行われて感光体ドラム10上に表面の
トナー像を形成し、転写器14cによって記録紙Pの表
面に表面のトナー像を転写したのち(第1工程)、定着
装置30によって定着を行いトレイ41に排出される。
みと判定されたときは、画像処理部Bにおいて表面に対
応する画像処理が行われて感光体ドラム10上に表面の
トナー像を形成し、転写器14cによって記録紙Pの表
面に表面のトナー像を転写したのち(第1工程)、定着
装置30によって定着を行いトレイ41に排出される。
【0068】また表/裏判定手段B20によって裏面画
像のみと判定されたときは、画像処理部Bにおいて裏面
に対応する画像処理が行われて感光体ドラム10上に裏
面のトナー像を形成し、転写器14cによってトナー像
を一旦中間転写体14aに転写し、裏面転写器14gに
よって中間転写体14a上の裏面のトナー像を記録紙P
の裏面に転写したのち(第2工程)、定着装置30によ
って定着を行いトレイ41に排出される。
像のみと判定されたときは、画像処理部Bにおいて裏面
に対応する画像処理が行われて感光体ドラム10上に裏
面のトナー像を形成し、転写器14cによってトナー像
を一旦中間転写体14aに転写し、裏面転写器14gに
よって中間転写体14a上の裏面のトナー像を記録紙P
の裏面に転写したのち(第2工程)、定着装置30によ
って定着を行いトレイ41に排出される。
【0069】(A−2) 反転搬送部40が装着されて
いなくて(B26)、フェイスダウンモードが選択(B
24)されたとき、制御部10はROM(2)B25か
ら反転機能無し時のフェイスダウンプログラムを呼び出
して画像形成を行う。
いなくて(B26)、フェイスダウンモードが選択(B
24)されたとき、制御部10はROM(2)B25か
ら反転機能無し時のフェイスダウンプログラムを呼び出
して画像形成を行う。
【0070】即ち、像形成体上に形成された第2ページ
(偶数ページ)のトナー像を記録紙Pの表面に転写する
第1工程と、像形成体上に形成された第1ページ(奇数
ページ)のトナー像を一旦中間転写体に転写し中間転写
体を介して記録紙Pの裏面に転写する第2工程とを有し
ていて、両面画像形成に当っては第1工程によって表面
の、第2工程によって裏面のトナー像を形成して定着が
行われ、トレイ41に排出される。
(偶数ページ)のトナー像を記録紙Pの表面に転写する
第1工程と、像形成体上に形成された第1ページ(奇数
ページ)のトナー像を一旦中間転写体に転写し中間転写
体を介して記録紙Pの裏面に転写する第2工程とを有し
ていて、両面画像形成に当っては第1工程によって表面
の、第2工程によって裏面のトナー像を形成して定着が
行われ、トレイ41に排出される。
【0071】表/裏判定手段B20によって表面画像の
みと判定されたときは、画像処理部Bにおいて裏面に対
応する画像処理が行われて感光体ドラム10上に表面の
トナー像を形成し、転写器14cによってトナー像を一
旦中間転写体14aに転写し、裏面転写器14gによっ
て中間転写体14a上の表面のトナー像を記録紙Pの裏
面に転写したのち(第2工程)、定着装置30によって
定着を行いトレイ41に排出される。
みと判定されたときは、画像処理部Bにおいて裏面に対
応する画像処理が行われて感光体ドラム10上に表面の
トナー像を形成し、転写器14cによってトナー像を一
旦中間転写体14aに転写し、裏面転写器14gによっ
て中間転写体14a上の表面のトナー像を記録紙Pの裏
面に転写したのち(第2工程)、定着装置30によって
定着を行いトレイ41に排出される。
【0072】また表/裏判定手段B20によって裏面画
像のみと判定されたときは、画像処理部Bにおいて表面
に対応する画像処理が行われて感光体ドラム10上に裏
面のトナー像を形成し、転写器14cによって記録紙P
の表面に裏面のトナー像を転写したのち(第1工程)、
定着装置30によって定着を行いトレイ41に排出され
る。
像のみと判定されたときは、画像処理部Bにおいて表面
に対応する画像処理が行われて感光体ドラム10上に裏
面のトナー像を形成し、転写器14cによって記録紙P
の表面に裏面のトナー像を転写したのち(第1工程)、
定着装置30によって定着を行いトレイ41に排出され
る。
【0073】(B−1) 反転搬送部40が装着されて
いて(B26)、フェイスアップモードが選択(B2
4)されたとき、制御部B10はROM(2)B25か
ら反転機能有り時のフェイスアッププログラムを呼び出
して画像形成を行う。この際の反転搬送部40による反
転排紙機能の使用/不使用と画像処理部Bにおける使用
モードとは本発明においては下表の関係となっている。
いて(B26)、フェイスアップモードが選択(B2
4)されたとき、制御部B10はROM(2)B25か
ら反転機能有り時のフェイスアッププログラムを呼び出
して画像形成を行う。この際の反転搬送部40による反
転排紙機能の使用/不使用と画像処理部Bにおける使用
モードとは本発明においては下表の関係となっている。
【0074】
【表1】
【0075】即ち、表/裏判定手段B20によって両面
画像と判定されたときは、像形成体上に形成された第1
ページ(奇数ページ)のトナー像を記録紙Pの表面に転
写する第1工程と、像形成体上に形成された第2ページ
(偶数ページ)のトナー像を一旦中間転写体に転写し中
間転写体を介して記録紙Pの裏面に転写する第2工程と
を有していて、両面画像形成に当っては第1工程によっ
て表面の、第2工程によって裏面のトナー像を形成して
定着が行われ、反転搬送部40は機能にすることなくト
レイ41に排出される。
画像と判定されたときは、像形成体上に形成された第1
ページ(奇数ページ)のトナー像を記録紙Pの表面に転
写する第1工程と、像形成体上に形成された第2ページ
(偶数ページ)のトナー像を一旦中間転写体に転写し中
間転写体を介して記録紙Pの裏面に転写する第2工程と
を有していて、両面画像形成に当っては第1工程によっ
て表面の、第2工程によって裏面のトナー像を形成して
定着が行われ、反転搬送部40は機能にすることなくト
レイ41に排出される。
【0076】表/裏判定手段B20によって表面画像の
みと判定されたときは、画像処理部Bにおいて表面に対
応する画像処理が行われて感光体ドラム10上に表面の
トナー像を形成し、転写器14cによって記録紙Pの表
面に表面のトナー像を転写したのち(第1工程)、定着
装置30によって定着を行い、反転搬送部40は機能す
ることなくトレイ41に排出される。
みと判定されたときは、画像処理部Bにおいて表面に対
応する画像処理が行われて感光体ドラム10上に表面の
トナー像を形成し、転写器14cによって記録紙Pの表
面に表面のトナー像を転写したのち(第1工程)、定着
装置30によって定着を行い、反転搬送部40は機能す
ることなくトレイ41に排出される。
【0077】表/裏判定手段B20によって裏面画像と
判定されたときは、裏面画像について画像処理部Bにお
いて表面画像処理を行って感光体ドラム10上に裏面画
像についてのトナー像を形成し、転写器14cによって
記録紙Pの表面に裏面画像のトナー像を転写したのち
(第1工程)、定着装置30によって定着が行われ、排
出搬送路上にある反転搬送部40によって表裏の反転を
行いトレイ41に排出される。
判定されたときは、裏面画像について画像処理部Bにお
いて表面画像処理を行って感光体ドラム10上に裏面画
像についてのトナー像を形成し、転写器14cによって
記録紙Pの表面に裏面画像のトナー像を転写したのち
(第1工程)、定着装置30によって定着が行われ、排
出搬送路上にある反転搬送部40によって表裏の反転を
行いトレイ41に排出される。
【0078】(B−2) 反転搬送部40が装着されて
いて(B26)、フェイスダウンモードが選択(B2
4)されたとき、制御部B10はROM(2)B25か
ら反転機能有り時のフェイスダウンプログラムを呼び出
して画像形成を行う。この際の反転搬送部40による反
転排紙機能の使用/不使用と画像処理部Bにおける使用
モードとは本発明においては下表の関係となっている。
いて(B26)、フェイスダウンモードが選択(B2
4)されたとき、制御部B10はROM(2)B25か
ら反転機能有り時のフェイスダウンプログラムを呼び出
して画像形成を行う。この際の反転搬送部40による反
転排紙機能の使用/不使用と画像処理部Bにおける使用
モードとは本発明においては下表の関係となっている。
【0079】
【表2】
【0080】即ち、表/裏判定手段B20によって両面
画像と判定されたときは、像形成体上に形成された第1
ページ(奇数ページ)のトナー像を記録紙Pの表面に転
写する第1工程と、像形成体上に形成された第2ページ
(偶数ページ)のトナー像を一旦中間転写体に転写し中
間転写体を介して記録紙Pの裏面に転写する第2工程と
を有していて、両面画像形成に当っては第1工程によっ
て表面の、第2工程によって裏面のトナー像を形成して
定着が行われ、排出搬送路上にある反転搬送部40は機
能して表裏の反転を行い、トレイ41に排出される。
画像と判定されたときは、像形成体上に形成された第1
ページ(奇数ページ)のトナー像を記録紙Pの表面に転
写する第1工程と、像形成体上に形成された第2ページ
(偶数ページ)のトナー像を一旦中間転写体に転写し中
間転写体を介して記録紙Pの裏面に転写する第2工程と
を有していて、両面画像形成に当っては第1工程によっ
て表面の、第2工程によって裏面のトナー像を形成して
定着が行われ、排出搬送路上にある反転搬送部40は機
能して表裏の反転を行い、トレイ41に排出される。
【0081】表/裏判定手段B20によって表面画像の
みと判定されたときは、画像処理部Bにおいて表面に対
応する画像処理が行われて感光体ドラム10上に表面の
トナー像を形成し、転写器14cによって記録紙Pの表
面に表面のトナー像を転写したのち(第1工程)、定着
装置30によって定着が行われ、排出搬送路上にある反
転搬送部40は機能して表裏の反転を行い、トレイ41
に排出される。
みと判定されたときは、画像処理部Bにおいて表面に対
応する画像処理が行われて感光体ドラム10上に表面の
トナー像を形成し、転写器14cによって記録紙Pの表
面に表面のトナー像を転写したのち(第1工程)、定着
装置30によって定着が行われ、排出搬送路上にある反
転搬送部40は機能して表裏の反転を行い、トレイ41
に排出される。
【0082】表/裏判定手段B20によって裏面画像の
みと判定されたときは、裏面画像について画像処理部B
において表面画像処理を行って感光体ドラム10上に裏
面画像についてのトナー像を形成し、転写器14cによ
って記録紙Pの表面に裏面画像のトナー像を転写したの
ち(第1工程)、定着装置30によって定着が行われ、
排出搬送路上にある反転搬送部40は機能しないで記録
紙Pは直進しトレイ41に排出される。
みと判定されたときは、裏面画像について画像処理部B
において表面画像処理を行って感光体ドラム10上に裏
面画像についてのトナー像を形成し、転写器14cによ
って記録紙Pの表面に裏面画像のトナー像を転写したの
ち(第1工程)、定着装置30によって定着が行われ、
排出搬送路上にある反転搬送部40は機能しないで記録
紙Pは直進しトレイ41に排出される。
【0083】(B−1),(B−2)に説明したよう
に、本発明においてはフェイスアップモード又はフェイ
スダウンモードの如何に係わらず、記録紙Pの一方の面
にのみ画像記録を行うときは、感光体ドラム10に形成
したトナー像を記録紙P上に転写し、定着を行ったのち
必要に応じて反転搬送部40を機能するようにしたもの
で、中間転写体を介することなく画像記録を行うことに
より画像処理速度を著しく速め、画像形成に要する処理
時間を大幅に短縮することができるようになる。
に、本発明においてはフェイスアップモード又はフェイ
スダウンモードの如何に係わらず、記録紙Pの一方の面
にのみ画像記録を行うときは、感光体ドラム10に形成
したトナー像を記録紙P上に転写し、定着を行ったのち
必要に応じて反転搬送部40を機能するようにしたもの
で、中間転写体を介することなく画像記録を行うことに
より画像処理速度を著しく速め、画像形成に要する処理
時間を大幅に短縮することができるようになる。
【0084】なお、図1に示した第1の実施形態の両面
画像形成装置では、反転搬送部40が機能しない場合に
は定着を終えた記録紙Pは直進してトレイ41上に排出
される構成となっているが、図9に示した第2の実施形
態の両面画像形成装置では、反転搬送部40が機能しな
い場合には定着を終えた記録紙Pは排出されるまでの搬
送路において反転してトレイ41上に排出される。従っ
て第1の実施の形態と第2の実施の形態とでは、フェイ
スアップ及びフェイスダウンのモードは逆の関係とな
る。
画像形成装置では、反転搬送部40が機能しない場合に
は定着を終えた記録紙Pは直進してトレイ41上に排出
される構成となっているが、図9に示した第2の実施形
態の両面画像形成装置では、反転搬送部40が機能しな
い場合には定着を終えた記録紙Pは排出されるまでの搬
送路において反転してトレイ41上に排出される。従っ
て第1の実施の形態と第2の実施の形態とでは、フェイ
スアップ及びフェイスダウンのモードは逆の関係とな
る。
【0085】以上説明した実施の形態1、2で用いる反
転搬送部40では記録紙Pの表裏を反転すると共に先頭
部と後端部の関係も反転してしまう。よって反転搬送部
40において反転を行う画像については、画像処理部B
におけるメモリB14からの画像データの呼出しは後端
部から先頭部に向けて行うことによってかかる問題は解
消される。
転搬送部40では記録紙Pの表裏を反転すると共に先頭
部と後端部の関係も反転してしまう。よって反転搬送部
40において反転を行う画像については、画像処理部B
におけるメモリB14からの画像データの呼出しは後端
部から先頭部に向けて行うことによってかかる問題は解
消される。
【0086】
【発明の効果】本発明の請求項1によるときは、記録紙
の裏面にのみ画像を形成する裏面画像形成時のプリント
速度を著しく短縮することとなって、プリント処理速度
の向上した両面画像形成装置が提供されることとなっ
た。
の裏面にのみ画像を形成する裏面画像形成時のプリント
速度を著しく短縮することとなって、プリント処理速度
の向上した両面画像形成装置が提供されることとなっ
た。
【0087】本発明の請求項2,3によるときは、フェ
イスアップモードにおいてもフェイスダウンモードにお
いてもプリント速度を著しく短縮しプリント処理速度を
向上させることとなった。
イスアップモードにおいてもフェイスダウンモードにお
いてもプリント速度を著しく短縮しプリント処理速度を
向上させることとなった。
【図1】第1の実施形態の両面画像形成装置の断面構成
図。
図。
【図2】像形成体の側断面図。
【図3】トナー像の形成状態を示す説明図。
【図4】両面画像処理の回路構成を示すブロック図。
【図5】画像処理部とデータセレクタ部の回路構成を示
すブロック図。
すブロック図。
【図6】反転搬送部の作動を示す説明図。
【図7】他の反転搬送部の作動を示す説明図。
【図8】本発明の制御を示すブロック図。
【図9】第2の実施形態の両面画像形成装置の断面構成
図。
図。
10 感光体ドラム 11 スコロトロン帯電器 12 露光ユニット(像露光手段) 13 現像器 14a トナー像受像体(中間転写体) 14c 転写器 14g 裏面転写器 14h 分離極 30 定着装置 40,40A,40B 反転搬送部 41 トレイ A 画像読取り部 B 画像処理部 B10 制御部 C 画像形成部
フロントページの続き (72)発明者 永瀬 久喜 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H027 FA13 FA30 FA35 FD08 2H028 BA06 BA09 BA16 BB02 BB04 2H072 AA32 AA36 AB14 CA05 FA01
Claims (3)
- 【請求項1】 像形成体上に形成されたトナー像を転写
材の第1の面に転写する第1工程と、像形成体上に形成
されたトナー像を中間転写体を介して転写材の第2の面
に転写する第2工程とから成り、転写材の両面にトナー
像を形成した後定着を行う両面画像形成装置において、
着脱可能な定着後の転写材の反転排紙手段と画像形成手
段とを設け、前記反転排紙手段が有するとき、裏面画像
の出力時は表面の画像形成と反転排紙手段を用いるモー
ドに変更されることを特徴とする両面画像形成装置。 - 【請求項2】 フェイスアップ排紙又はフェイスダウン
排紙の変更により、片面及び両面画像形成と反転排紙手
段の組み合わせの変更を行うことを特徴とする請求項1
に記載の両面画像形成装置。 - 【請求項3】 前記反転排紙手段がある時、前記モード
が優先されることを特徴とする請求項1又は2に記載の
両面画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180646A JP2000019799A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 両面画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180646A JP2000019799A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 両面画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000019799A true JP2000019799A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16086840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10180646A Pending JP2000019799A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 両面画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000019799A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6633733B2 (en) | 2000-10-27 | 2003-10-14 | Ricoh Company, Ltd. | Method and apparatus for printing an appropriate image even on a special recording medium |
JPWO2003017007A1 (ja) * | 2001-08-09 | 2004-12-09 | 富士ゼロックス株式会社 | 印刷装置 |
US7061637B2 (en) | 2000-07-31 | 2006-06-13 | Ricoh Company, Ltd. | Method and apparatus for image forming capable of effectively collating a stack of single-/double-sided recording sheets in a desired ejection tray |
JP2007328023A (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-20 | Canon Inc | 画像形成システム |
JP2011180343A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2012047944A (ja) * | 2010-08-26 | 2012-03-08 | Canon Inc | 画像形成システム |
-
1998
- 1998-06-26 JP JP10180646A patent/JP2000019799A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7061637B2 (en) | 2000-07-31 | 2006-06-13 | Ricoh Company, Ltd. | Method and apparatus for image forming capable of effectively collating a stack of single-/double-sided recording sheets in a desired ejection tray |
US6633733B2 (en) | 2000-10-27 | 2003-10-14 | Ricoh Company, Ltd. | Method and apparatus for printing an appropriate image even on a special recording medium |
EP1986053A2 (en) | 2000-10-27 | 2008-10-29 | Ricoh Company, Ltd. | Method and apparatus for printing an appropriate image even on a special recording medium |
JPWO2003017007A1 (ja) * | 2001-08-09 | 2004-12-09 | 富士ゼロックス株式会社 | 印刷装置 |
JP2007328023A (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-20 | Canon Inc | 画像形成システム |
US8165515B2 (en) | 2006-06-06 | 2012-04-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming system |
JP2011180343A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2012047944A (ja) * | 2010-08-26 | 2012-03-08 | Canon Inc | 画像形成システム |
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