JP2000018125A - 筒内噴射用燃料噴射弁 - Google Patents
筒内噴射用燃料噴射弁Info
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M51/00—Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
- F02M51/06—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle
- F02M51/061—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means
- F02M51/0625—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures
- F02M51/0664—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures having a cylindrically or partly cylindrically shaped armature, e.g. entering the winding; having a plate-shaped or undulated armature entering the winding
- F02M51/0671—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures having a cylindrically or partly cylindrically shaped armature, e.g. entering the winding; having a plate-shaped or undulated armature entering the winding the armature having an elongated valve body attached thereto
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M61/00—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
- F02M61/16—Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
- F02M61/162—Means to impart a whirling motion to fuel upstream or near discharging orifices
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃圧の影響によるハウジングとコアの締結部
の緩みを防止し、かつハウジングとコアの締結を安価な
ものにできる筒内噴射用燃料噴射弁を得る。 【解決手段】 筒内噴射用燃料噴射弁100は、燃料を
噴射する弁装置3と弁装置3を開閉するソレノイド26
と弁装置3およびソレノイド26を収容するハウジング
102と弁装置3とデリバリパイプ4に接続する燃料管
を兼用するコア33とを備え、コア33は、デリバリパ
イプ4内に設けられ、デリバリパイプ4内からの燃圧を
受けるデリバリパイプ側受圧部150と、ハウジング1
02内で弁装置3に接続され、ハウジング102内から
の燃圧を受けるハウジング側受圧部140と、この2つ
の受圧部の間に設けられたハウジング102との締結部
33dとを備えており、デリバリパイプ側受圧部150
の受圧面積SB がハウジング側受圧部150の受圧面
積SA よりも大きいことを特徴とする。
の緩みを防止し、かつハウジングとコアの締結を安価な
ものにできる筒内噴射用燃料噴射弁を得る。 【解決手段】 筒内噴射用燃料噴射弁100は、燃料を
噴射する弁装置3と弁装置3を開閉するソレノイド26
と弁装置3およびソレノイド26を収容するハウジング
102と弁装置3とデリバリパイプ4に接続する燃料管
を兼用するコア33とを備え、コア33は、デリバリパ
イプ4内に設けられ、デリバリパイプ4内からの燃圧を
受けるデリバリパイプ側受圧部150と、ハウジング1
02内で弁装置3に接続され、ハウジング102内から
の燃圧を受けるハウジング側受圧部140と、この2つ
の受圧部の間に設けられたハウジング102との締結部
33dとを備えており、デリバリパイプ側受圧部150
の受圧面積SB がハウジング側受圧部150の受圧面
積SA よりも大きいことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関の燃焼
室内に燃料を直接噴射するための筒内噴射用燃料噴射弁
に関するものである。
室内に燃料を直接噴射するための筒内噴射用燃料噴射弁
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の筒内噴射用燃料噴射弁1の例を図
2乃至4に示す。図2において、筒内噴射用燃料噴射弁
1の断面図を示す。図において、筒内噴射用燃料噴射弁
1の先端部は内燃機関のシリンダへッド5の噴射弁挿入
孔6に挿入されている。略平板状のフォーク28により
ハウジング2のフランジ部2aを押え、ボルト29によ
りフォーク28をシリンダヘッド5に固着することによ
り、筒内噴射用燃料噴射弁1はシリンダへッド5に取付
けられている。また、シリンダヘッド5と筒内噴射用燃
料噴射弁1との間は、コルゲートワッシャ160により
シールされている。
2乃至4に示す。図2において、筒内噴射用燃料噴射弁
1の断面図を示す。図において、筒内噴射用燃料噴射弁
1の先端部は内燃機関のシリンダへッド5の噴射弁挿入
孔6に挿入されている。略平板状のフォーク28により
ハウジング2のフランジ部2aを押え、ボルト29によ
りフォーク28をシリンダヘッド5に固着することによ
り、筒内噴射用燃料噴射弁1はシリンダへッド5に取付
けられている。また、シリンダヘッド5と筒内噴射用燃
料噴射弁1との間は、コルゲートワッシャ160により
シールされている。
【0003】筒内噴射用燃料噴射弁1は、ハウジング
2、このハウジング2の一端にかしめ等の結合手段によ
り支持された弁装置3とを備えている。
2、このハウジング2の一端にかしめ等の結合手段によ
り支持された弁装置3とを備えている。
【0004】弁装置3は、小径円筒部7および大径円筒
部8を持つ段付中空円筒形の弁本体9と、弁本体9内で
中心孔先端に固着されて燃料噴射孔10を有する弁座1
1と、ソレノイド26により弁座11に離接して燃料噴
射孔10を開閉する弁体であるニードルバルブ12と、
ニードルバルブ12を軸方向に案内すると共に、径方向
内向きに弁座11の燃料噴射孔10に流れ込もうとする
燃料に旋回運動を与える旋回体13とを備えている。
部8を持つ段付中空円筒形の弁本体9と、弁本体9内で
中心孔先端に固着されて燃料噴射孔10を有する弁座1
1と、ソレノイド26により弁座11に離接して燃料噴
射孔10を開閉する弁体であるニードルバルブ12と、
ニードルバルブ12を軸方向に案内すると共に、径方向
内向きに弁座11の燃料噴射孔10に流れ込もうとする
燃料に旋回運動を与える旋回体13とを備えている。
【0005】ハウジング2の内部には、コイル27を組
み込んだソレノイド26が設けられている。ソレノイド
26の内部には、アマチュア30、ハウジング2ととも
に磁気通路を構成するコア33が設けられている。コア
33の内部には、径の異なる円筒穴33a、33bがあ
り、円筒穴33aにはニードルバルブ12が弁座11を
押し付けるためのスプリング31およびこのスプリング
31のばね力を調整するための中空円筒状のロッド32
が設けられている。また、円筒穴33bには、燃料フィ
ルタ34が設けられている。
み込んだソレノイド26が設けられている。ソレノイド
26の内部には、アマチュア30、ハウジング2ととも
に磁気通路を構成するコア33が設けられている。コア
33の内部には、径の異なる円筒穴33a、33bがあ
り、円筒穴33aにはニードルバルブ12が弁座11を
押し付けるためのスプリング31およびこのスプリング
31のばね力を調整するための中空円筒状のロッド32
が設けられている。また、円筒穴33bには、燃料フィ
ルタ34が設けられている。
【0006】さらに、コア33の一端の外周部には、図
示しない高圧燃料ポンプからデリバリパイプ4の内部を
通って筒内噴射用燃料噴射弁1に供給される燃料が、コ
ア33とデリバリパイプ4との間から洩れるのを防止す
るためのデリバリパイプ側Oリング35が、バックアッ
プリング36、37に挟まれて設けられている。コア3
3の他端の外周部には、ソレノイド26に隣接して、薄
肉の円筒面38aを有するブッシュ38が設けられてい
る。この円筒面38aの外周部には、ハウジング2とブ
ッシュ38の円筒面38aとの間をシールする外側Oリ
ング40が設けられ、円筒面38aの内周部には、コア
33とブッシュ38の円筒面38a面との間をシールす
る内側Oリング41が設けられ、燃料がコイル27に浸
入するのを防止している。また、外側Oリング40およ
び内側Oリング41に対し、コイル27と反対側の位置
には、外側Oリング40および内側Oリング41を軸方
向に位置決めするスペーサ39が設けられている。
示しない高圧燃料ポンプからデリバリパイプ4の内部を
通って筒内噴射用燃料噴射弁1に供給される燃料が、コ
ア33とデリバリパイプ4との間から洩れるのを防止す
るためのデリバリパイプ側Oリング35が、バックアッ
プリング36、37に挟まれて設けられている。コア3
3の他端の外周部には、ソレノイド26に隣接して、薄
肉の円筒面38aを有するブッシュ38が設けられてい
る。この円筒面38aの外周部には、ハウジング2とブ
ッシュ38の円筒面38aとの間をシールする外側Oリ
ング40が設けられ、円筒面38aの内周部には、コア
33とブッシュ38の円筒面38a面との間をシールす
る内側Oリング41が設けられ、燃料がコイル27に浸
入するのを防止している。また、外側Oリング40およ
び内側Oリング41に対し、コイル27と反対側の位置
には、外側Oリング40および内側Oリング41を軸方
向に位置決めするスペーサ39が設けられている。
【0007】図3は弁装置3の一部を構成する旋回体1
3の周辺を示す拡大図であり、図4は旋回体13のX矢
視図である。図3において、旋回体13は、中心に弁体
であるニードルバルブ12を囲んで軸方向に摺動可能に
支持する中心孔15を持つほぼ中空筒形の部材であっ
て、弁装置3内には組み立てられたとき弁座11に接す
る第1端面16と、弁座11と反対側の第2端面17
と、これら端面間にあって弁本体9の内周面18に接す
る周面19とを備えている。旋回体13の第2端面17
は、その周辺部で弁本体9の内周面18の肩部20に当
接して支持されており、また径方向に延びた通路溝21
が形成されていて、第2端面17の内周部から外周部に
燃料が流れることができるようにしてある。旋回体13
の周面19には、互いに等間隔に周方向に離間して軸方
同に延びた多数の平坦面が形成されており、その結果、
周面19には弁本体9の内周面18に当接して弁本体9
に対する位置を規定する複数の外周面部分と、これら外
周面部分間に設けられた平坦面であって、内周面18と
ともに燃料の軸方向流路22を形成する流路部分23と
が形成されている。これらの軸方向流路22は弁本体9
の内周面18と平坦な流路部分23との間の間隙である
ので、断面形が片面凸レンズ状(図4斜線部)である。
3の周辺を示す拡大図であり、図4は旋回体13のX矢
視図である。図3において、旋回体13は、中心に弁体
であるニードルバルブ12を囲んで軸方向に摺動可能に
支持する中心孔15を持つほぼ中空筒形の部材であっ
て、弁装置3内には組み立てられたとき弁座11に接す
る第1端面16と、弁座11と反対側の第2端面17
と、これら端面間にあって弁本体9の内周面18に接す
る周面19とを備えている。旋回体13の第2端面17
は、その周辺部で弁本体9の内周面18の肩部20に当
接して支持されており、また径方向に延びた通路溝21
が形成されていて、第2端面17の内周部から外周部に
燃料が流れることができるようにしてある。旋回体13
の周面19には、互いに等間隔に周方向に離間して軸方
同に延びた多数の平坦面が形成されており、その結果、
周面19には弁本体9の内周面18に当接して弁本体9
に対する位置を規定する複数の外周面部分と、これら外
周面部分間に設けられた平坦面であって、内周面18と
ともに燃料の軸方向流路22を形成する流路部分23と
が形成されている。これらの軸方向流路22は弁本体9
の内周面18と平坦な流路部分23との間の間隙である
ので、断面形が片面凸レンズ状(図4斜線部)である。
【0008】旋回体13の弁座11に面する軸方向端面
即ち第1端面16には、第1端面16の中心孔15に隣
接する内周辺に形成された所定幅の内周環状溝24と、
一端で周面19の流路部分23に接続されて、そこから
ほぼ径方向内側方向で内周環状溝24の接線方向に延び
て、他端で内周環状溝24に接線方向に接続された旋回
溝25とが設けられている。
即ち第1端面16には、第1端面16の中心孔15に隣
接する内周辺に形成された所定幅の内周環状溝24と、
一端で周面19の流路部分23に接続されて、そこから
ほぼ径方向内側方向で内周環状溝24の接線方向に延び
て、他端で内周環状溝24に接線方向に接続された旋回
溝25とが設けられている。
【0009】このように構成された筒内噴射用燃料噴射
弁1において、デリバリパイプ4の内部にある燃料は、
燃料フィルタ34、ロッド32の内部の円筒穴、コア3
3の円筒穴33a、アマチュア30の内部の円筒穴を通
り、さらに、ニードルバルブ12の外周の2面カット部
12aの外側、U字型形状のストッパ42の開口部、ニ
ードルバルブ12の外周の4面カット部12bの外側を
通って旋回体13まで供給される。コイル27に通電す
ると、アマチュア30、コア33、ハウジング2で構成
される磁気通路に磁束が発生し、アマチュア30はコア
33側へ吸引動作する。アマチュアと一体として動くニ
ードルバルブ12が弁座11から離れて間隙が形成され
ると、燃料は、先ず旋回体13の第2端面17の通路溝
21を通って周面19の軸方向流路22を流れ、第1端
面16の旋回溝25に流入して径方向内側に流れ、第1
端面16の内周環状溝24内にその接線方向に流れ込
み、旋回流となって弁座11の噴射孔10内に入ってそ
の先端出口から噴霧される。
弁1において、デリバリパイプ4の内部にある燃料は、
燃料フィルタ34、ロッド32の内部の円筒穴、コア3
3の円筒穴33a、アマチュア30の内部の円筒穴を通
り、さらに、ニードルバルブ12の外周の2面カット部
12aの外側、U字型形状のストッパ42の開口部、ニ
ードルバルブ12の外周の4面カット部12bの外側を
通って旋回体13まで供給される。コイル27に通電す
ると、アマチュア30、コア33、ハウジング2で構成
される磁気通路に磁束が発生し、アマチュア30はコア
33側へ吸引動作する。アマチュアと一体として動くニ
ードルバルブ12が弁座11から離れて間隙が形成され
ると、燃料は、先ず旋回体13の第2端面17の通路溝
21を通って周面19の軸方向流路22を流れ、第1端
面16の旋回溝25に流入して径方向内側に流れ、第1
端面16の内周環状溝24内にその接線方向に流れ込
み、旋回流となって弁座11の噴射孔10内に入ってそ
の先端出口から噴霧される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
筒内噴射用燃料噴射弁1では、内部を流れる高圧の燃料
のために、コア33のフランジ部33cにおいて、ハウ
ジング2とコア33の軸方向の位置ずれを防止するため
に、コア33のハウジング2との締結部33dをかしめ
ていた。さらに、締結部33dの強度を上げるために全
周溶接等を行っていた。ここで、締結部33dにかかる
力の関係を図2を用いて説明する。図において、Aは外
側Oリング40が挿入されているハウジング2の内周面
2dの内径(mm)、Bはデリバリパイプ側Oリング3
5が挿入されているデリバリパイプ4の内周面4aの内
径(mm)を示している。デリバリパイプ4内の燃料の
燃圧をP(MPa)とする。従来の筒内噴射用燃料噴射
弁1の構成では、Aの方がBより大きかったため、締結
部33dには、C方向に、(π/4)×(A2−B2)
×Pの力が発生していた。したがって、燃圧はコア33
をC方向に押し上げ、締結部33dのかしめを緩めさせ
る方向に作用していた。その結果、ハウジング2とコア
33との軸方向の位置ずれを起こし、アマチュア30の
端面とコア33の端面との間のエアギャップ43を変化
させてしまう。このエアギャップの変化はニードルバル
ブ12を押し上げるソレノイド26の吸引力を変化さ
せ、シリンダヘッド5の内部への燃料噴射量を変化させ
てしまう問題点があった。かかる問題点を解決するため
に、従来は上述したようにコア33のハウジング2との
締結部33dをかしめ、さらに、締結部33dの強度を
上げるために全周溶接等を行い、ハウジング2とコア3
3との軸方向の位置ずれを防止しているが、これではか
しめのほかに溶接も行う必要があり、コスト高となって
しまう課題があった。
筒内噴射用燃料噴射弁1では、内部を流れる高圧の燃料
のために、コア33のフランジ部33cにおいて、ハウ
ジング2とコア33の軸方向の位置ずれを防止するため
に、コア33のハウジング2との締結部33dをかしめ
ていた。さらに、締結部33dの強度を上げるために全
周溶接等を行っていた。ここで、締結部33dにかかる
力の関係を図2を用いて説明する。図において、Aは外
側Oリング40が挿入されているハウジング2の内周面
2dの内径(mm)、Bはデリバリパイプ側Oリング3
5が挿入されているデリバリパイプ4の内周面4aの内
径(mm)を示している。デリバリパイプ4内の燃料の
燃圧をP(MPa)とする。従来の筒内噴射用燃料噴射
弁1の構成では、Aの方がBより大きかったため、締結
部33dには、C方向に、(π/4)×(A2−B2)
×Pの力が発生していた。したがって、燃圧はコア33
をC方向に押し上げ、締結部33dのかしめを緩めさせ
る方向に作用していた。その結果、ハウジング2とコア
33との軸方向の位置ずれを起こし、アマチュア30の
端面とコア33の端面との間のエアギャップ43を変化
させてしまう。このエアギャップの変化はニードルバル
ブ12を押し上げるソレノイド26の吸引力を変化さ
せ、シリンダヘッド5の内部への燃料噴射量を変化させ
てしまう問題点があった。かかる問題点を解決するため
に、従来は上述したようにコア33のハウジング2との
締結部33dをかしめ、さらに、締結部33dの強度を
上げるために全周溶接等を行い、ハウジング2とコア3
3との軸方向の位置ずれを防止しているが、これではか
しめのほかに溶接も行う必要があり、コスト高となって
しまう課題があった。
【0011】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたもので、燃圧の影響によるハウジングとコ
アの締結部の締結の緩みを防止し、かつハウジングとコ
アの締結を安価なものにできる筒内噴射用燃料噴射弁を
得ることを目的とする。
めになされたもので、燃圧の影響によるハウジングとコ
アの締結部の締結の緩みを防止し、かつハウジングとコ
アの締結を安価なものにできる筒内噴射用燃料噴射弁を
得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る筒内噴射
用燃料噴射弁は、燃料を噴射する弁装置と弁装置を開閉
するソレノイドと弁装置およびソレノイドを収容するハ
ウジングと弁装置をデリバリパイプに接続する燃料管装
置とを備え、この燃料管装置は、デリバリパイプ内に設
けられ、デリバリパイプ内からの燃圧を受けるデリバリ
パイプ側受圧部と、ハウジング内で弁装置に接続され、
ハウジング内からの燃圧を受けるハウジング側受圧部
と、これら2つの受圧部の間に設けられたハウジングと
の締結部とを備えた筒内噴射用燃料噴射弁において、デ
リバリパイプ側受圧部の受圧面積がハウジング側受圧部
の受圧面積よりも大きいことを特徴とするものである。
用燃料噴射弁は、燃料を噴射する弁装置と弁装置を開閉
するソレノイドと弁装置およびソレノイドを収容するハ
ウジングと弁装置をデリバリパイプに接続する燃料管装
置とを備え、この燃料管装置は、デリバリパイプ内に設
けられ、デリバリパイプ内からの燃圧を受けるデリバリ
パイプ側受圧部と、ハウジング内で弁装置に接続され、
ハウジング内からの燃圧を受けるハウジング側受圧部
と、これら2つの受圧部の間に設けられたハウジングと
の締結部とを備えた筒内噴射用燃料噴射弁において、デ
リバリパイプ側受圧部の受圧面積がハウジング側受圧部
の受圧面積よりも大きいことを特徴とするものである。
【0013】また、この発明に係る筒内噴射用燃料噴射
弁は、デリバリパイプ側受圧部が燃料管装置とデリバリ
パイプとをシールするOリングを備えることを特徴とす
るものである。
弁は、デリバリパイプ側受圧部が燃料管装置とデリバリ
パイプとをシールするOリングを備えることを特徴とす
るものである。
【0014】また、この発明に係る筒内噴射用燃料噴射
弁は、ハウジング側受圧部が燃料管装置とハウジングと
をシールするOリングを備えることを特徴とするもので
ある。
弁は、ハウジング側受圧部が燃料管装置とハウジングと
をシールするOリングを備えることを特徴とするもので
ある。
【0015】また、この発明に係る筒内噴射用燃料噴射
弁は、燃料管装置が、デリバリパイプに接続された燃料
管と、この燃料管に一体に形成され、ソレノイドの磁気
回路を形成するコア部分とを備えていることを特徴とす
るものである。
弁は、燃料管装置が、デリバリパイプに接続された燃料
管と、この燃料管に一体に形成され、ソレノイドの磁気
回路を形成するコア部分とを備えていることを特徴とす
るものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態である筒内噴射用燃料噴射弁100を示す断
面図である。図において、従来例である図2と同一符号
は同一部分もしくは相当部分を示している。
実施の形態である筒内噴射用燃料噴射弁100を示す断
面図である。図において、従来例である図2と同一符号
は同一部分もしくは相当部分を示している。
【0017】燃料を噴射する弁装置3は、小径円筒部7
および大径円筒部8を持つ段付中空円筒形の弁本体9
と、弁本体9内で中心孔先端に固着されて燃料噴射孔1
0を有する弁座11と、ソレノイド26により弁座11
に離接して燃料噴射孔10を開閉する弁体であるニード
ルバルブ12と、ニードルバルブ12を軸方向に案内す
ると共に、径方向内向きに弁座11の燃料噴射孔10に
流れ込もうとする燃料に旋回運動を与る旋回体13とを
主な構成部品としている。
および大径円筒部8を持つ段付中空円筒形の弁本体9
と、弁本体9内で中心孔先端に固着されて燃料噴射孔1
0を有する弁座11と、ソレノイド26により弁座11
に離接して燃料噴射孔10を開閉する弁体であるニード
ルバルブ12と、ニードルバルブ12を軸方向に案内す
ると共に、径方向内向きに弁座11の燃料噴射孔10に
流れ込もうとする燃料に旋回運動を与る旋回体13とを
主な構成部品としている。
【0018】弁装置3を開閉するソレノイド26は、コ
イル27を組み込まれており、弁装置3とともにハウジ
ング102に収容されている。
イル27を組み込まれており、弁装置3とともにハウジ
ング102に収容されている。
【0019】燃料管装置130の主な構成部品は、ソレ
ノイド26に対向してその磁気回路を形成するコア部分
33eから一体に延長してデリバリパイプ4内まで延
び、燃料をデリバリパイプ4から弁装置3まで送油する
燃料管としての機能を兼ねた形状になっているコア3
3、中空円筒状のスペーサ138、ハウジング側Oリン
グ141、デリバリパイプ側Oリング35、バックアッ
プリング36、37であり、弁装置3をデリバリパイプ
4に接続するように設けられている。この燃料管装置1
30には、デリバリパイプ側Oリング35を備えてデリ
バリパイプ4内に設けられ、デリバリパイプ4内からの
燃圧を受けるデリバリパイプ側受圧部150と、ハウジ
ング102内で燃料通路として弁装置3に接続され、ハ
ウジング側Oリング141を備えてハウジング102内
からの燃圧を受けるハウジング側受圧部140と、これ
ら2つの受圧部であるデリバリパイプ側受圧部150と
ハウジング側受圧部140の間に設けられたハウジング
102との締結部33dが設けられている。
ノイド26に対向してその磁気回路を形成するコア部分
33eから一体に延長してデリバリパイプ4内まで延
び、燃料をデリバリパイプ4から弁装置3まで送油する
燃料管としての機能を兼ねた形状になっているコア3
3、中空円筒状のスペーサ138、ハウジング側Oリン
グ141、デリバリパイプ側Oリング35、バックアッ
プリング36、37であり、弁装置3をデリバリパイプ
4に接続するように設けられている。この燃料管装置1
30には、デリバリパイプ側Oリング35を備えてデリ
バリパイプ4内に設けられ、デリバリパイプ4内からの
燃圧を受けるデリバリパイプ側受圧部150と、ハウジ
ング102内で燃料通路として弁装置3に接続され、ハ
ウジング側Oリング141を備えてハウジング102内
からの燃圧を受けるハウジング側受圧部140と、これ
ら2つの受圧部であるデリバリパイプ側受圧部150と
ハウジング側受圧部140の間に設けられたハウジング
102との締結部33dが設けられている。
【0020】デリバリパイプ4の内周面4aは円筒面で
あり、その内径はBである。この内周面4aには、燃料
管を兼用したコア33とデリバリパイプ4とをシールす
るデリバリパイプ側Oリング35が挿入され、デリバリ
パイプ4内からの燃料の燃圧をD方向に受けるデリバリ
パイプ側受圧部150を形成している。デリバリパイプ
側受圧部150の外径はデリバリパイプ4に挿入された
ときBであり、その受圧面積SB =(π/4)×B2
となる。従来例の図2に対する相違点は、コア33の外
周部のソレノイド26に隣接した位置に設けられたハウ
ジング102と燃料管を兼用したコア33との間に設け
られたハウジング102内からの燃料の燃圧をC方向に
受けるハウジング側受圧部140を形成しているシール
構造である。ソレノイド26に隣接して、中空円筒状の
スペーサ138が設けられている。スペーサ138に隣
接してハウジング102の凹部の内径Aの内周面102
dとコア33の外周との間をシールするハウジング側O
リング141が設けられ、燃料がコイル27に浸入する
のを防止している。このハウジング側受圧部140の外
径はハウジング102に挿入されたときAであり、その
受圧面積SA=(π/4)×A2となる。この2つの受
圧部は、デリバリパイプ側受圧部の受圧面積SB がハ
ウジング側受圧部の受圧面積SA よりも大きくなるよ
うに形成されている。
あり、その内径はBである。この内周面4aには、燃料
管を兼用したコア33とデリバリパイプ4とをシールす
るデリバリパイプ側Oリング35が挿入され、デリバリ
パイプ4内からの燃料の燃圧をD方向に受けるデリバリ
パイプ側受圧部150を形成している。デリバリパイプ
側受圧部150の外径はデリバリパイプ4に挿入された
ときBであり、その受圧面積SB =(π/4)×B2
となる。従来例の図2に対する相違点は、コア33の外
周部のソレノイド26に隣接した位置に設けられたハウ
ジング102と燃料管を兼用したコア33との間に設け
られたハウジング102内からの燃料の燃圧をC方向に
受けるハウジング側受圧部140を形成しているシール
構造である。ソレノイド26に隣接して、中空円筒状の
スペーサ138が設けられている。スペーサ138に隣
接してハウジング102の凹部の内径Aの内周面102
dとコア33の外周との間をシールするハウジング側O
リング141が設けられ、燃料がコイル27に浸入する
のを防止している。このハウジング側受圧部140の外
径はハウジング102に挿入されたときAであり、その
受圧面積SA=(π/4)×A2となる。この2つの受
圧部は、デリバリパイプ側受圧部の受圧面積SB がハ
ウジング側受圧部の受圧面積SA よりも大きくなるよ
うに形成されている。
【0021】したがって、この実施の形態の筒内噴射用
燃料噴射弁100の構成では、締結部33dには、D方
向に、(π/4)×(B2−A2)×Pの力が発生す
る。このため、締結部33dは燃圧によりD方向に力が
作用するので、締結部33dのかしめは緩みにくい。そ
の結果、ハウジング2とコア33とは軸方向の位置ずれ
を起こしにくく、エアギャップ43は変化しにくい。し
たがって、ニードルバルブ12を押し上げるソレノイド
26の吸引力を一定に保持でき、シリンダヘッド5の内
部への安定した燃料噴射量が可能になる。また、締結部
33dには、燃圧によるC方向の力がかからないため、
かしめによる締結で十分であり、溶接等が不要になる。
燃料噴射弁100の構成では、締結部33dには、D方
向に、(π/4)×(B2−A2)×Pの力が発生す
る。このため、締結部33dは燃圧によりD方向に力が
作用するので、締結部33dのかしめは緩みにくい。そ
の結果、ハウジング2とコア33とは軸方向の位置ずれ
を起こしにくく、エアギャップ43は変化しにくい。し
たがって、ニードルバルブ12を押し上げるソレノイド
26の吸引力を一定に保持でき、シリンダヘッド5の内
部への安定した燃料噴射量が可能になる。また、締結部
33dには、燃圧によるC方向の力がかからないため、
かしめによる締結で十分であり、溶接等が不要になる。
【0022】この実施の形態では、ハウジング側受圧部
140は、スペーサ138とハウジング側Oリング14
1を用いた構造になっているが、デリバリパイプ側受圧
部150の受圧面積SB がハウジング側受圧部の受圧
面積SA よりも大きくなるように形成されていれば、
図2と同様に、外径を小さくした外側Oリング40、内
側Oリング41を用いた構造でもよい。また、ハウジン
グ側受圧部140において、デリバリパイプ4の内周面
4aの内径を大きくしてもよい。コア33は燃料管を兼
ねた構造になっているが、デリバリパイプ4と弁装置3
を接続する燃料管をコア33と別に設けてもよい。
140は、スペーサ138とハウジング側Oリング14
1を用いた構造になっているが、デリバリパイプ側受圧
部150の受圧面積SB がハウジング側受圧部の受圧
面積SA よりも大きくなるように形成されていれば、
図2と同様に、外径を小さくした外側Oリング40、内
側Oリング41を用いた構造でもよい。また、ハウジン
グ側受圧部140において、デリバリパイプ4の内周面
4aの内径を大きくしてもよい。コア33は燃料管を兼
ねた構造になっているが、デリバリパイプ4と弁装置3
を接続する燃料管をコア33と別に設けてもよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明に係る筒内噴射用燃料噴
射弁によれば、燃料を噴射する弁装置と弁装置を開閉す
るソレノイドと弁装置およびソレノイドを収容するハウ
ジングと弁装置をデリバリパイプに接続する燃料管装置
とを備え、この燃料管装置は、デリバリパイプ内に設け
られ、デリバリパイプ内からの燃圧を受けるデリバリパ
イプ側受圧部と、ハウジング内で弁装置に接続され、ハ
ウジング内からの燃圧を受けるハウジング側受圧部と、
これら2つの受圧部の間に設けられたハウジングとの締
結部とを備えた筒内噴射用燃料噴射弁において、デリバ
リパイプ側受圧部の受圧面積がハウジング側受圧部の受
圧面積よりも大きいので、燃圧の影響によるハウジング
とコアの締結部の締結の緩みを防止し、かつハウジング
とコアの締結を安価なものにできる。
射弁によれば、燃料を噴射する弁装置と弁装置を開閉す
るソレノイドと弁装置およびソレノイドを収容するハウ
ジングと弁装置をデリバリパイプに接続する燃料管装置
とを備え、この燃料管装置は、デリバリパイプ内に設け
られ、デリバリパイプ内からの燃圧を受けるデリバリパ
イプ側受圧部と、ハウジング内で弁装置に接続され、ハ
ウジング内からの燃圧を受けるハウジング側受圧部と、
これら2つの受圧部の間に設けられたハウジングとの締
結部とを備えた筒内噴射用燃料噴射弁において、デリバ
リパイプ側受圧部の受圧面積がハウジング側受圧部の受
圧面積よりも大きいので、燃圧の影響によるハウジング
とコアの締結部の締結の緩みを防止し、かつハウジング
とコアの締結を安価なものにできる。
【0024】また、請求項2の発明に係る筒内噴射用燃
料噴射弁によれば、デリバリパイプ側受圧部が燃料管装
置とデリバリパイプとをシールするOリングを備えてい
るので、請求項1の発明と同様な効果のほかに、デリバ
リパイプ側受圧部を簡単に構成できる。
料噴射弁によれば、デリバリパイプ側受圧部が燃料管装
置とデリバリパイプとをシールするOリングを備えてい
るので、請求項1の発明と同様な効果のほかに、デリバ
リパイプ側受圧部を簡単に構成できる。
【0025】また、請求項3の発明に係る筒内噴射用燃
料噴射弁によれば、ハウジング側受圧部が燃料管装置と
ハウジングとをシールするOリングを備えているので、
請求項1の発明と同様な効果のほかに、ハウジング側受
圧部を簡単に構成できる。
料噴射弁によれば、ハウジング側受圧部が燃料管装置と
ハウジングとをシールするOリングを備えているので、
請求項1の発明と同様な効果のほかに、ハウジング側受
圧部を簡単に構成できる。
【0026】また、請求項4の発明に係る筒内噴射用燃
料噴射弁によれば、燃料管装置が、デリバリパイプに接
続された燃料管と、この燃料管に一体に形成され、ソレ
ノイドの磁気回路を形成するコア部分とを備えているの
で、請求項1の発明と同様な効果のほかに、燃料管とコ
ア部分を別体で設ける必要がなくコストを低減できる。
料噴射弁によれば、燃料管装置が、デリバリパイプに接
続された燃料管と、この燃料管に一体に形成され、ソレ
ノイドの磁気回路を形成するコア部分とを備えているの
で、請求項1の発明と同様な効果のほかに、燃料管とコ
ア部分を別体で設ける必要がなくコストを低減できる。
【図1】 この発明の実施の形態1の筒内噴射用燃料噴
射弁の断面図である。
射弁の断面図である。
【図2】 従来の筒内噴射用燃料噴射弁の断面図であ
る。
る。
【図3】 従来の筒内噴射用燃料噴射弁の旋回体13の
周辺を示す拡大図である。
周辺を示す拡大図である。
【図4】 図3のX矢視図である。
1、100 筒内噴射用燃料噴射弁、2、102 ハウ
ジング、2c、3 弁装置、4 デリバリパイプ、26
ソレノイド、33 コア(燃料管)、33d締結部、
33e コア部分、130 燃料管装置、140 ハウ
ジング側受圧部、150 デリバリパイプ側受圧部。
ジング、2c、3 弁装置、4 デリバリパイプ、26
ソレノイド、33 コア(燃料管)、33d締結部、
33e コア部分、130 燃料管装置、140 ハウ
ジング側受圧部、150 デリバリパイプ側受圧部。
フロントページの続き (72)発明者 松本 修 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3G066 AA02 AA07 AB02 AD12 BA31 BA54 BA61 CB05 CC06U CC14 CC43 CC66 CD04 CD10 CE23
Claims (4)
- 【請求項1】 燃料を噴射する弁装置と、上記弁装置を
開閉するソレノイドと、上記弁装置および上記ソレノイ
ドを収容するハウジングと、上記弁装置をデリバリパイ
プに接続する燃料管装置とを備え、 上記燃料管装置は、上記デリバリパイプ内に設けられ、
上記デリバリパイプ内からの燃圧を受けるデリバリパイ
プ側受圧部と、 上記ハウジング内で上記弁装置に接続され、上記ハウジ
ング内からの燃圧を受けるハウジング側受圧部と、 上記2つの受圧部の間に設けられた上記ハウジングとの
締結部とを備えた筒内噴射用燃料噴射弁において、 上記デリバリパイプ側受圧部の受圧面積が上記ハウジン
グ側受圧部の受圧面積よりも大きいことを特徴とする筒
内噴射用燃料噴射弁。 - 【請求項2】 上記デリバリパイプ側受圧部が上記燃料
管装置と上記デリバリパイプとをシールするOリングを
備えることを特徴とする請求項1記載の筒内噴射用燃料
噴射弁。 - 【請求項3】 上記ハウジング側受圧部が上記燃料管装
置と上記ハウジングとをシールするOリングを備えるこ
とを特徴とする請求項1あるいは2記載の筒内噴射用燃
料噴射弁。 - 【請求項4】 上記燃料管装置が、 上記デリバリパイプに接続された燃料管と、 上記燃料管に一体に形成され、上記ソレノイドの磁気回
路を形成するコア部分とを備えていることを特徴とする
請求項1乃至3のいずれか記載の筒内噴射用燃料噴射
弁。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10186089A JP2000018125A (ja) | 1998-07-01 | 1998-07-01 | 筒内噴射用燃料噴射弁 |
US09/197,605 US6199538B1 (en) | 1998-07-01 | 1998-11-23 | Fuel injection valve for the cylinder injection |
DE19854878A DE19854878A1 (de) | 1998-07-01 | 1998-11-27 | Kraftstoffeinspritzventil für die Zylindereinspritzung |
KR1019990005808A KR100303454B1 (ko) | 1998-07-01 | 1999-02-22 | 통내 분사용 연료분사 밸브 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10186089A JP2000018125A (ja) | 1998-07-01 | 1998-07-01 | 筒内噴射用燃料噴射弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000018125A true JP2000018125A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16182184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10186089A Pending JP2000018125A (ja) | 1998-07-01 | 1998-07-01 | 筒内噴射用燃料噴射弁 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6199538B1 (ja) |
JP (1) | JP2000018125A (ja) |
KR (1) | KR100303454B1 (ja) |
DE (1) | DE19854878A1 (ja) |
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DE10020870A1 (de) * | 2000-04-28 | 2001-10-31 | Bosch Gmbh Robert | Common-Rail-Injektor |
DE10056005A1 (de) * | 2000-11-11 | 2002-05-16 | Bosch Gmbh Robert | Brennstoffeinspritzanlage |
DE10056038A1 (de) * | 2000-11-11 | 2002-05-16 | Bosch Gmbh Robert | Brennstoffeinspritzanlage |
DE10213693B4 (de) * | 2002-03-27 | 2010-06-17 | Pierburg Gmbh | Dichtungsanordnung für ein in eine Bohrung eines Gehäuses gestecktes Ventil einer Verbrennungskraftmaschine |
DK200201605A (da) * | 2002-10-22 | 2004-04-23 | Hans Jensen Lubricators As | Ventil til montering i cyllindervæg |
US7765984B2 (en) * | 2005-03-03 | 2010-08-03 | Robert Bosch Gmbh | Fuel injection valve |
JP5955198B2 (ja) | 2012-11-02 | 2016-07-20 | 株式会社ケーヒン | 直噴式燃料噴射弁の支持構造 |
JP6074794B2 (ja) | 2012-11-05 | 2017-02-08 | 株式会社ケーヒン | 燃料噴射弁の支持構造 |
JP6074793B2 (ja) | 2012-11-05 | 2017-02-08 | 株式会社ケーヒン | 燃料噴射弁の支持構造 |
DE102014001803A1 (de) * | 2014-02-11 | 2015-08-13 | Andreas Stihl Ag & Co. Kg | Elektromagnetisches Kraftstoffventil |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2908095C2 (de) * | 1979-03-02 | 1984-02-16 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Kraftstoffeinspritzanlage für Brennkraftmaschinen |
DE3010613A1 (de) * | 1980-03-20 | 1981-10-01 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Kraftstoffeinspritzanlage |
DE3919231C2 (de) * | 1989-06-13 | 1997-03-06 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzeinrichtung für Brennkraftmaschinen |
US5044340A (en) * | 1990-01-30 | 1991-09-03 | Siemens Automotive L.P. | Fuel injectors having adapter grommet |
DE4125155C1 (ja) * | 1991-07-30 | 1993-02-04 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart, De | |
JP3329998B2 (ja) * | 1995-10-17 | 2002-09-30 | 三菱電機株式会社 | 筒内噴射用燃料噴射弁 |
DE19600378A1 (de) * | 1996-01-08 | 1997-07-10 | Bosch Gmbh Robert | Brennstoffeinspritzsystem |
JPH1047199A (ja) * | 1996-07-31 | 1998-02-17 | Mitsubishi Electric Corp | 筒内噴射用燃料噴射弁 |
JP3301354B2 (ja) * | 1996-12-24 | 2002-07-15 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料噴射装置 |
-
1998
- 1998-07-01 JP JP10186089A patent/JP2000018125A/ja active Pending
- 1998-11-23 US US09/197,605 patent/US6199538B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-11-27 DE DE19854878A patent/DE19854878A1/de not_active Ceased
-
1999
- 1999-02-22 KR KR1019990005808A patent/KR100303454B1/ko not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20000011178A (ko) | 2000-02-25 |
DE19854878A1 (de) | 2000-01-13 |
US6199538B1 (en) | 2001-03-13 |
KR100303454B1 (ko) | 2001-09-24 |
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