JP2000015549A - 眼鏡レンズ加工装置 - Google Patents
眼鏡レンズ加工装置Info
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 14
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B9/00—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
- B24B9/02—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
- B24B9/06—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
- B24B9/08—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass
- B24B9/14—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass of optical work, e.g. lenses, prisms
- B24B9/148—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass of optical work, e.g. lenses, prisms electrically, e.g. numerically, controlled
-
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- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B49/00—Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
- B24B49/16—Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation taking regard of the load
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加工終了検知の精度を向上させて、精度の高
い加工を行う。 【解決手段】 被加工レンズを保持して回転するレンズ
回転軸を持つレンズ回転手段と、被加工レンズを研削加
工する加工砥石を砥石軸回りに回転する砥石回転手段
と、前記レンズ回転軸と砥石軸との軸間距離を変化させ
る軸間距離変動手段と、前記被加工レンズまたは加工砥
石の回転状態を検出する検出手段と、該検出結果に基づ
いて前記軸間距離変動手段による被加工レンズの加工終
了を判定する加工終了判定手段と、を備える。
い加工を行う。 【解決手段】 被加工レンズを保持して回転するレンズ
回転軸を持つレンズ回転手段と、被加工レンズを研削加
工する加工砥石を砥石軸回りに回転する砥石回転手段
と、前記レンズ回転軸と砥石軸との軸間距離を変化させ
る軸間距離変動手段と、前記被加工レンズまたは加工砥
石の回転状態を検出する検出手段と、該検出結果に基づ
いて前記軸間距離変動手段による被加工レンズの加工終
了を判定する加工終了判定手段と、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡レンズの周縁
を研削加工する眼鏡レンズ加工装置に関する。
を研削加工する眼鏡レンズ加工装置に関する。
【0002】
【従来技術】眼鏡レンズ加工装置としては、被加工レン
ズを2つのレンズ回転軸でチャッキングした後、被加工
レンズを回転しながらレンズ回転軸と研削砥石の砥石軸
との軸間距離を加工データに基づいて移動制御すること
により、被加工レンズを砥石に圧接させて加工するもの
が知られている。このような装置は、レンズの全周が加
工データ通りに加工されたか否かを検知する加工終了の
検知機構を有しており、その一般的な機構は、レンズ回
転軸と砥石軸の軸間距離が加工データによる所定の距離
になったかを、機械的な接点の検出やセンサによって検
知する構成になっていた。
ズを2つのレンズ回転軸でチャッキングした後、被加工
レンズを回転しながらレンズ回転軸と研削砥石の砥石軸
との軸間距離を加工データに基づいて移動制御すること
により、被加工レンズを砥石に圧接させて加工するもの
が知られている。このような装置は、レンズの全周が加
工データ通りに加工されたか否かを検知する加工終了の
検知機構を有しており、その一般的な機構は、レンズ回
転軸と砥石軸の軸間距離が加工データによる所定の距離
になったかを、機械的な接点の検出やセンサによって検
知する構成になっていた。
【0003】ところで、2つのレンズ回転軸でチャッキ
ングした被加工レンズを砥石に圧接して加工する場合、
レンズ回転軸はその剛性により砥石に対して逃げる方向
に僅かに撓む。また、被加工レンズは吸着カップを介し
て挟持しているが、吸着カップ部分の剛性が弱い場合も
被加工レンズは砥石に対して逃げる方向に僅かに歪む。
このため、上記のような加工終了の検知機構では、実際
に研削加工される被加工レンズは少し大き目な段階で加
工終了が判断されてしまい、正確な加工を行う上での妨
げとなっている。
ングした被加工レンズを砥石に圧接して加工する場合、
レンズ回転軸はその剛性により砥石に対して逃げる方向
に僅かに撓む。また、被加工レンズは吸着カップを介し
て挟持しているが、吸着カップ部分の剛性が弱い場合も
被加工レンズは砥石に対して逃げる方向に僅かに歪む。
このため、上記のような加工終了の検知機構では、実際
に研削加工される被加工レンズは少し大き目な段階で加
工終了が判断されてしまい、正確な加工を行う上での妨
げとなっている。
【0004】この問題に対する従来の対策としては、加
工終了が検知された後も、撓みや歪みが解消されるまで
被加工レンズを空回転することによって未加工部分が加
工されるようにしていた。
工終了が検知された後も、撓みや歪みが解消されるまで
被加工レンズを空回転することによって未加工部分が加
工されるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、全てのレンズ
を精度良く加工すために加工をしにくい厚いレンズを基
にして加工終了検知後の空回転数を設定すると、薄いレ
ンズの場合には既に未加工部分が残っていないにもかか
わらず余分な空回転を行うことになり、無駄な加工時間
を費やす結果となる。空回転数の設定が十分でないと、
厚いレンズの場合に精度良く加工できない。
を精度良く加工すために加工をしにくい厚いレンズを基
にして加工終了検知後の空回転数を設定すると、薄いレ
ンズの場合には既に未加工部分が残っていないにもかか
わらず余分な空回転を行うことになり、無駄な加工時間
を費やす結果となる。空回転数の設定が十分でないと、
厚いレンズの場合に精度良く加工できない。
【0006】本発明は、上記従来技術に鑑み、余分な空
回転を行うことなく、加工終了検知の精度を向上させ
て、精度の高い加工が行える眼鏡レンズ加工装置を提供
することを技術課題とする。
回転を行うことなく、加工終了検知の精度を向上させ
て、精度の高い加工が行える眼鏡レンズ加工装置を提供
することを技術課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【0008】(1) 被加工レンズの周縁を研削加工す
る眼鏡レンズ加工装置において、被加工レンズを保持し
て回転するレンズ回転軸を持つレンズ回転手段と、被加
工レンズを研削加工する加工砥石を砥石軸回りに回転す
る砥石回転手段と、前記レンズ回転軸と砥石軸との軸間
距離を変化させる軸間距離変動手段と、前記被加工レン
ズまたは加工砥石の回転状態を検出する検出手段と、該
検出結果に基づいて前記軸間距離変動手段による被加工
レンズの加工終了を判定する加工終了判定手段と、を備
えることを特徴とする。
る眼鏡レンズ加工装置において、被加工レンズを保持し
て回転するレンズ回転軸を持つレンズ回転手段と、被加
工レンズを研削加工する加工砥石を砥石軸回りに回転す
る砥石回転手段と、前記レンズ回転軸と砥石軸との軸間
距離を変化させる軸間距離変動手段と、前記被加工レン
ズまたは加工砥石の回転状態を検出する検出手段と、該
検出結果に基づいて前記軸間距離変動手段による被加工
レンズの加工終了を判定する加工終了判定手段と、を備
えることを特徴とする。
【0009】(2) (1)の眼鏡レンズ加工装置にお
いて、前記検出手段は加工砥石を回転する回転負荷、又
は加工砥石の回転により被加工レンズに加わる回転負荷
を検出する手段であることを特徴とする。
いて、前記検出手段は加工砥石を回転する回転負荷、又
は加工砥石の回転により被加工レンズに加わる回転負荷
を検出する手段であることを特徴とする。
【0010】(3) (1)の眼鏡レンズ加工装置にお
いて、前記レンズ回転手段はレンズ回転用の駆動モータ
を持ち、前記レンズ回転手段及び砥石回転手段はそれぞ
れ回転用の駆動モータを持ち、前記検出手段は前記駆動
モータの少なくとも一方の回転負荷を検出する手段であ
ることを特徴とする。
いて、前記レンズ回転手段はレンズ回転用の駆動モータ
を持ち、前記レンズ回転手段及び砥石回転手段はそれぞ
れ回転用の駆動モータを持ち、前記検出手段は前記駆動
モータの少なくとも一方の回転負荷を検出する手段であ
ることを特徴とする。
【0011】(4) (3)の眼鏡レンズ加工装置にお
いて、前記検出手段は前記駆動モータに流れる電流を検
出することに基づいて回転負荷を得ることを特徴とす
る。
いて、前記検出手段は前記駆動モータに流れる電流を検
出することに基づいて回転負荷を得ることを特徴とす
る。
【0012】(5) (1)の眼鏡レンズ加工装置にお
いて、前記検出手段は研削砥石、砥石軸又は回転伝達部
材の回転速度を検出する手段であることを特徴とする。
いて、前記検出手段は研削砥石、砥石軸又は回転伝達部
材の回転速度を検出する手段であることを特徴とする。
【0013】(6) (1)の眼鏡レンズ加工装置にお
いて、さらに眼鏡枠の形状データ及びレイアウトデータ
に基づいて加工データを得る加工データ取得手段と、得
られた加工データに基づいて前記軸間距離変動手段の動
作を制御する加工制御手段と、を備えることを特徴とす
る。
いて、さらに眼鏡枠の形状データ及びレイアウトデータ
に基づいて加工データを得る加工データ取得手段と、得
られた加工データに基づいて前記軸間距離変動手段の動
作を制御する加工制御手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る眼鏡レンズ加
工装置の全体構成を示す斜視図である。本体ベース1に
は、研削砥石郡20を回転する砥石回転部2、2つのレ
ンズチャック軸で挟持した被加工レンズを研削砥石群2
0に圧接するキャリッジ部3、レンズ形状測定部4が配
置されている。また、装置後方の上部には眼鏡枠測定部
5が内蔵されており、装置筐体の前面側には測定結果や
加工情報を表示する表示部6、各種の入力スイッチを持
つ入力部7が配置されている。
に基づいて説明する。図1は本発明に係る眼鏡レンズ加
工装置の全体構成を示す斜視図である。本体ベース1に
は、研削砥石郡20を回転する砥石回転部2、2つのレ
ンズチャック軸で挟持した被加工レンズを研削砥石群2
0に圧接するキャリッジ部3、レンズ形状測定部4が配
置されている。また、装置後方の上部には眼鏡枠測定部
5が内蔵されており、装置筐体の前面側には測定結果や
加工情報を表示する表示部6、各種の入力スイッチを持
つ入力部7が配置されている。
【0015】図1〜4に基づいて主要な各部の構成を説
明する。図2は砥石回転部2及びキャリッジ部3の構成
を概略的に示した図であり、図3はレンズチャック機構
を説明する図である。図4は装置全体の制御系の要部を
示すブロック図である。 <砥石回転部>砥石群20はガラス用粗砥石20a、プ
ラスチック用粗砥石20b、ヤゲン及び平加工用の仕上
げ砥石20cからなり、その砥石回転軸21はベース1
に固定されたスピンドルユニット22に回転可能に保持
されている。砥石回転軸21の端部にはプーリ23が取
り付けられており、ベルト24を介して砥石回転用のD
Cモータ26の回転軸に取り付けられたプーリ25と連
結している。これによりDCモータ26が回転すると砥
石群20が回転する。
明する。図2は砥石回転部2及びキャリッジ部3の構成
を概略的に示した図であり、図3はレンズチャック機構
を説明する図である。図4は装置全体の制御系の要部を
示すブロック図である。 <砥石回転部>砥石群20はガラス用粗砥石20a、プ
ラスチック用粗砥石20b、ヤゲン及び平加工用の仕上
げ砥石20cからなり、その砥石回転軸21はベース1
に固定されたスピンドルユニット22に回転可能に保持
されている。砥石回転軸21の端部にはプーリ23が取
り付けられており、ベルト24を介して砥石回転用のD
Cモータ26の回転軸に取り付けられたプーリ25と連
結している。これによりDCモータ26が回転すると砥
石群20が回転する。
【0016】<キャリッジ部>略H字型の形状をしたキ
ャリッジ300は、被加工レンズLを2つのレンズチャ
ック軸302L、302Rにチャッキングして回転させ
ることができ、また、ベース1に固定されて砥石回転軸
21と平行に延びるシャフト350に対して回転摺動自
在になっている。以下では、キャリッジ300を砥石回
転軸21と平行に移動させる方向をX軸、キャリッジ3
00の回旋によりレンズチャック軸(302L、302
R)と砥石回転軸21との軸間距離を変化させる方向を
Y軸として、レンズチャック機構、レンズ回転機構、キ
ャリッジ300のX軸移動機構及びY軸移動機構を説明
する。
ャリッジ300は、被加工レンズLを2つのレンズチャ
ック軸302L、302Rにチャッキングして回転させ
ることができ、また、ベース1に固定されて砥石回転軸
21と平行に延びるシャフト350に対して回転摺動自
在になっている。以下では、キャリッジ300を砥石回
転軸21と平行に移動させる方向をX軸、キャリッジ3
00の回旋によりレンズチャック軸(302L、302
R)と砥石回転軸21との軸間距離を変化させる方向を
Y軸として、レンズチャック機構、レンズ回転機構、キ
ャリッジ300のX軸移動機構及びY軸移動機構を説明
する。
【0017】(a)レンズチャック機構 図3に示すように、キャリッジ300の左腕301Lに
左チャック軸302Lが、右腕301bに右チャック軸
302Rがそれぞれ回転可能に同一軸線上で保持されい
る。左チャック軸302Lには被加工レンズLに軸打ち
された吸着カップ50を装着するカップ受け303が取
り付けられており、右チャック軸302RにはレンズL
を押さえるレンズ押え321が取り付けられている。
左チャック軸302Lが、右腕301bに右チャック軸
302Rがそれぞれ回転可能に同一軸線上で保持されい
る。左チャック軸302Lには被加工レンズLに軸打ち
された吸着カップ50を装着するカップ受け303が取
り付けられており、右チャック軸302RにはレンズL
を押さえるレンズ押え321が取り付けられている。
【0018】右チャック軸302Rの後方には、右腕3
01Rの内部で送りネジ310が回転可能に保持されて
おり、キャリッジ300の中央に固定されたチャックモ
ータ311の軸に付いているプーリ312の回転がベル
ト313を介して送りネジ310に伝達される。送りネ
ジ310の内側にはネジ部が螺合する送りナット315
が配置されており、送りナット315はネジガイド31
7に形成されたキー溝318により回転せず、送りネジ
310の回転により軸方向に移動する。また、送りナッ
ト315の先端には、右チャック軸302Rを回転自在
に連結するカップリング320が取り付けられている。
これにより右チャック軸302Rは、回転自在でかつ送
りナット315によって軸方向に移動され、先端に取り
付けられたレンズ押え321で被加工レンズLを押圧し
て、左チャック軸302Lとの共同によりこれをチャッ
キングする。このときのチャック圧は、モータ311に
流れる電流により検出され、必要なチャック圧に応じた
電流を供給することによりチャック圧が制御される。モ
ータ311に流れる電流は、電流検出器120により検
出され、その検出信号は信号処理部121を介して制御
部100に入力されるようになっている。
01Rの内部で送りネジ310が回転可能に保持されて
おり、キャリッジ300の中央に固定されたチャックモ
ータ311の軸に付いているプーリ312の回転がベル
ト313を介して送りネジ310に伝達される。送りネ
ジ310の内側にはネジ部が螺合する送りナット315
が配置されており、送りナット315はネジガイド31
7に形成されたキー溝318により回転せず、送りネジ
310の回転により軸方向に移動する。また、送りナッ
ト315の先端には、右チャック軸302Rを回転自在
に連結するカップリング320が取り付けられている。
これにより右チャック軸302Rは、回転自在でかつ送
りナット315によって軸方向に移動され、先端に取り
付けられたレンズ押え321で被加工レンズLを押圧し
て、左チャック軸302Lとの共同によりこれをチャッ
キングする。このときのチャック圧は、モータ311に
流れる電流により検出され、必要なチャック圧に応じた
電流を供給することによりチャック圧が制御される。モ
ータ311に流れる電流は、電流検出器120により検
出され、その検出信号は信号処理部121を介して制御
部100に入力されるようになっている。
【0019】また、右チャック軸302Rは軸受けによ
り回転可能に保持されたプーリ330内で摺動自在に嵌
挿される一方で、プーリ330にその回転力を伝達する
ようになっている。
り回転可能に保持されたプーリ330内で摺動自在に嵌
挿される一方で、プーリ330にその回転力を伝達する
ようになっている。
【0020】(b)レンズ回転機構 左チャック軸302Lにはプーリ340が取り付けられ
ており、このプーリ340はベルト341を介して、キ
ャリッジ左腕301Lの後方側に固定された駆動モータ
342のプーリ343と連結している。これにより駆動
モータ342が回転すると左チャック軸302Lが回転
し、この回転力はカップ受け303、吸着カップ50を
介してチャキングされた被加工レンズLに伝達される。
チャキング時には、前述のように右チャック軸302R
はレンズ押え321を介して被加工レンズLに押圧され
ているので、レンズの回転角に同期して従属的に回転す
る。右チャック軸302Rの回転は、キャリッジ右腕2
01Rの後方に取り付けられたエンコーダ333にプー
リ330、ベルト331、プーリ332を介して伝達さ
れ、エンコーダ333はその回転角を検出する。
ており、このプーリ340はベルト341を介して、キ
ャリッジ左腕301Lの後方側に固定された駆動モータ
342のプーリ343と連結している。これにより駆動
モータ342が回転すると左チャック軸302Lが回転
し、この回転力はカップ受け303、吸着カップ50を
介してチャキングされた被加工レンズLに伝達される。
チャキング時には、前述のように右チャック軸302R
はレンズ押え321を介して被加工レンズLに押圧され
ているので、レンズの回転角に同期して従属的に回転す
る。右チャック軸302Rの回転は、キャリッジ右腕2
01Rの後方に取り付けられたエンコーダ333にプー
リ330、ベルト331、プーリ332を介して伝達さ
れ、エンコーダ333はその回転角を検出する。
【0021】なお、右チャック軸302Rも駆動モータ
342の回転により左チャック軸302Lと同期して回
転するように機械的に連結した構成としても良い。
342の回転により左チャック軸302Lと同期して回
転するように機械的に連結した構成としても良い。
【0022】(c)キャリッジのX軸移動機構 キャリッジ300の中央下部は軸受け351、352を
介して、ベース1に固定されたシャフト350に対して
回転摺動自在になっており、左側の軸受け351の端部
には中間板360が回転自在に固定されている。中間板
360の後端の下方には、カムフォロア361が2個付
いており、これがシャフト350と平行な位置関係でベ
ース1に固定されたガイドシャフト362を挟んでい
る。これによりキャリッジ300は中間板360ととも
に、シャフト350及びガイドシャフト362にガイド
されて横方向(X軸方向)に移動可能になっている。こ
の移動はベース1に固定されたX軸用のパルスモータ3
63により行う。パルスモータ363の回転軸に取り付
けられたプーリ364とベース1に固定された軸支され
たプーリ365にはベルト366が掛け渡されており、
このベルト366には中間板360とを連結する連結部
材367が固定されている。
介して、ベース1に固定されたシャフト350に対して
回転摺動自在になっており、左側の軸受け351の端部
には中間板360が回転自在に固定されている。中間板
360の後端の下方には、カムフォロア361が2個付
いており、これがシャフト350と平行な位置関係でベ
ース1に固定されたガイドシャフト362を挟んでい
る。これによりキャリッジ300は中間板360ととも
に、シャフト350及びガイドシャフト362にガイド
されて横方向(X軸方向)に移動可能になっている。こ
の移動はベース1に固定されたX軸用のパルスモータ3
63により行う。パルスモータ363の回転軸に取り付
けられたプーリ364とベース1に固定された軸支され
たプーリ365にはベルト366が掛け渡されており、
このベルト366には中間板360とを連結する連結部
材367が固定されている。
【0023】(d)キャリッジのY軸移動機構 中間板360にはシャフト350を中心にしてキャリッ
ジ300を回転するY軸用のサーボモータ370が固定
されており、サーボモータ370は回転形位置検出のエ
ンコーダ371を備える。サーボモータ370の回転軸
にはギヤ372が取り付けられており、ギヤ372は軸
受け351に固定されたギヤ373に噛合している。従
ってサーボモータ370の回転駆動によりシャフト35
0を中心にしてキャリッジ300を回転でき、レンズチ
ャック軸と砥石回転軸との軸間距離(Y軸移動)が制御
され、この移動によりレンズLは回転する砥石に押し付
けられて加工される。エンコーダ371はサーボモータ
370による回転角に基づいて、キャリッジ300のY
軸方向の移動量を検出する。また、サーボモータ370
の回転トルクが電流検出器124、信号処理部125に
検出されるので、制御部100はサーボモータ370に
供給する電力でその回転トルクを制御することにより、
被加工レンズLに掛かる加工圧が過大にならないように
する。
ジ300を回転するY軸用のサーボモータ370が固定
されており、サーボモータ370は回転形位置検出のエ
ンコーダ371を備える。サーボモータ370の回転軸
にはギヤ372が取り付けられており、ギヤ372は軸
受け351に固定されたギヤ373に噛合している。従
ってサーボモータ370の回転駆動によりシャフト35
0を中心にしてキャリッジ300を回転でき、レンズチ
ャック軸と砥石回転軸との軸間距離(Y軸移動)が制御
され、この移動によりレンズLは回転する砥石に押し付
けられて加工される。エンコーダ371はサーボモータ
370による回転角に基づいて、キャリッジ300のY
軸方向の移動量を検出する。また、サーボモータ370
の回転トルクが電流検出器124、信号処理部125に
検出されるので、制御部100はサーボモータ370に
供給する電力でその回転トルクを制御することにより、
被加工レンズLに掛かる加工圧が過大にならないように
する。
【0024】キャリッジ300の左腕301Lの後方に
は、センサ板375が取り付けられており、この位置を
中間板360に固定されたセンサ376で検出すること
により、キャリッジ300の回転の原点位置を知ること
ができるようになっている。
は、センサ板375が取り付けられており、この位置を
中間板360に固定されたセンサ376で検出すること
により、キャリッジ300の回転の原点位置を知ること
ができるようになっている。
【0025】次に、本発明に係る動作を説明する。ま
ず、枠入れする眼鏡枠の形状を眼鏡枠測定部5により測
定する。入力部7の次データスイッチ701を押すと、
測定データがデータメモリ101に記憶され、同時に表
示部6のディスプレイ上にその玉型形状が表示される。
加工者は装用者のPD値、眼鏡のFPD値、光学中心の
高さデータ等のレイアウトデータを入力部7のスイッチ
を操作して入力する。また、レンズの材質、フレームの
材質、加工モード等の加工条件を入力する。加工条件の
入力ができたら、スイッチ702によりモータ311を
駆動させて被加工レンズLをチャッキングした後、STAR
Tスイッチ703を押して加工を開始する。制御部10
0は入力されたデータ及び加工条件等に基づき加工シー
ケンスプログラムに従ってレンズ形状測定、指定された
加工を順に行う。
ず、枠入れする眼鏡枠の形状を眼鏡枠測定部5により測
定する。入力部7の次データスイッチ701を押すと、
測定データがデータメモリ101に記憶され、同時に表
示部6のディスプレイ上にその玉型形状が表示される。
加工者は装用者のPD値、眼鏡のFPD値、光学中心の
高さデータ等のレイアウトデータを入力部7のスイッチ
を操作して入力する。また、レンズの材質、フレームの
材質、加工モード等の加工条件を入力する。加工条件の
入力ができたら、スイッチ702によりモータ311を
駆動させて被加工レンズLをチャッキングした後、STAR
Tスイッチ703を押して加工を開始する。制御部10
0は入力されたデータ及び加工条件等に基づき加工シー
ケンスプログラムに従ってレンズ形状測定、指定された
加工を順に行う。
【0026】まず、制御部100は入力された玉型デー
タ及びレイアウトデータに基づき加工動径情報を得る
(特開平5−212661号等参照)。続いて、レンズ
形状測定部4によりレンズLの形状測定、加工可否の判
定を行う。制御部100はドライバ111、113及び
112を介してレンズ回転用のモータ342、Y軸モー
タ370、X軸モータ363をそれぞれ駆動し、レンズ
Lを測定位置に移動する。その後、レンズ形状測定部4
を作動させ、加工動径情報に基づく形状情報を得る(レ
ンズ形状測定部4の構成、及び測定動作については、特
開平5−212661号等に記載されたものと基本的に
同様)。ヤゲン加工モードの場合は、レンズ形状測定の
結果からヤゲン加工データを求める。
タ及びレイアウトデータに基づき加工動径情報を得る
(特開平5−212661号等参照)。続いて、レンズ
形状測定部4によりレンズLの形状測定、加工可否の判
定を行う。制御部100はドライバ111、113及び
112を介してレンズ回転用のモータ342、Y軸モー
タ370、X軸モータ363をそれぞれ駆動し、レンズ
Lを測定位置に移動する。その後、レンズ形状測定部4
を作動させ、加工動径情報に基づく形状情報を得る(レ
ンズ形状測定部4の構成、及び測定動作については、特
開平5−212661号等に記載されたものと基本的に
同様)。ヤゲン加工モードの場合は、レンズ形状測定の
結果からヤゲン加工データを求める。
【0027】レンズ形状測定が終了すると、指定された
加工モードに従って研削加工が実行される。まず、粗加
工から加工がスタートする。制御部100は指定された
レンズの材質に応じて、ガラス用粗砥石20a又はプラ
スチック用粗砥石20bの上に被加工レンズLがくるよ
うにキャリッジ300をX軸モータ363により移動す
る。その後、加工動径情報から得られる粗加工データに
従って、レンズLを回転しながらその回転角に対するキ
ャリッジ300のY軸方向の移動を制御し、レンズLを
粗砥石に圧接して研削加工する。レンズLの回転角はエ
ンコーダ333により検出され、回転角に対するY軸方
向のキャリッジの移動量はエンコーダ371により検出
される。制御部100はこれらの検出によりレンズLの
加工形状を管理する。
加工モードに従って研削加工が実行される。まず、粗加
工から加工がスタートする。制御部100は指定された
レンズの材質に応じて、ガラス用粗砥石20a又はプラ
スチック用粗砥石20bの上に被加工レンズLがくるよ
うにキャリッジ300をX軸モータ363により移動す
る。その後、加工動径情報から得られる粗加工データに
従って、レンズLを回転しながらその回転角に対するキ
ャリッジ300のY軸方向の移動を制御し、レンズLを
粗砥石に圧接して研削加工する。レンズLの回転角はエ
ンコーダ333により検出され、回転角に対するY軸方
向のキャリッジの移動量はエンコーダ371により検出
される。制御部100はこれらの検出によりレンズLの
加工形状を管理する。
【0028】このように制御部100は加工データにし
たがってキャリッジ300を移動し、被加工レンズLを
砥石へ圧接して研削加工するが、加工中、チャック軸は
砥石に対して逃げる方向に僅かに撓む。また、吸着カッ
プ50のゴム部分の剛性が弱い場合もレンズL自体も砥
石に対して逃げる方向に僅かに歪む。しかし、キャリッ
ジ300を加工データによる加工終了位置まで移動した
後は、これらの撓みや歪みは徐々に解消するようにな
り、レンズLは砥石により研削される。
たがってキャリッジ300を移動し、被加工レンズLを
砥石へ圧接して研削加工するが、加工中、チャック軸は
砥石に対して逃げる方向に僅かに撓む。また、吸着カッ
プ50のゴム部分の剛性が弱い場合もレンズL自体も砥
石に対して逃げる方向に僅かに歪む。しかし、キャリッ
ジ300を加工データによる加工終了位置まで移動した
後は、これらの撓みや歪みは徐々に解消するようにな
り、レンズLは砥石により研削される。
【0029】砥石がレンズLを研削しているときには、
研削していないときよりも砥石の回転に大きなトルク
(負荷)が掛かっている。加工の終了段階になると、砥
石とレンズは僅かに接触する状態となり、砥石は空回り
するのみとなる。したがって、砥石の回転トルクが空回
りしているときに掛かる回転トルク以下のになれば、レ
ンズLの加工が終了したことになる。砥石の回転トルク
は砥石回転モータ26に流れる電流により知ることがで
きる。モータ26に流れる電流は電流検出器126によ
り検出され、その検出信号は信号増幅及びA/D変換す
る信号処理部127を介して制御部に入力される。制御
部100は入力された信号によりモータ26の回転トル
ク状態を知り、これが所定のレベル以下になればレンズ
Lの加工が終了したと判定する。
研削していないときよりも砥石の回転に大きなトルク
(負荷)が掛かっている。加工の終了段階になると、砥
石とレンズは僅かに接触する状態となり、砥石は空回り
するのみとなる。したがって、砥石の回転トルクが空回
りしているときに掛かる回転トルク以下のになれば、レ
ンズLの加工が終了したことになる。砥石の回転トルク
は砥石回転モータ26に流れる電流により知ることがで
きる。モータ26に流れる電流は電流検出器126によ
り検出され、その検出信号は信号増幅及びA/D変換す
る信号処理部127を介して制御部に入力される。制御
部100は入力された信号によりモータ26の回転トル
ク状態を知り、これが所定のレベル以下になればレンズ
Lの加工が終了したと判定する。
【0030】また、この加工終了の判定は、回転する砥
石により研削加工されるレンズL(レンズチャック軸)
に加わる回転トルクをモニタすることによってもでき
る。レンズLの加工は、加工動径情報による加工データ
とエンコーダ333により検出される回転角に基づい
て、所定の回転位置で加工されるように、レンズチャッ
ク軸を回転するモータ342の駆動制御によって行われ
る。高速回転する砥石によってレンズLに回転負荷が加
わると、レンズチャック軸が僅かに回転する。この回転
がエンコーダ333により検出され、制御回路100は
所定の回転位置に戻すようにモータ342を駆動させ
る。このとき、モータ342にはレンズLを研削してい
ないとき(砥石が空回りしているとき)よりも大きな回
転トルクが加わっている。したがって、モータ342に
流れる電流を電流検出器122、信号処理部123を介
して知ることにより、砥石の回転トルクの検出と同様
に、砥石が空回りしているときの所定レベルに達したか
否かにより加工終了を判定することができる。
石により研削加工されるレンズL(レンズチャック軸)
に加わる回転トルクをモニタすることによってもでき
る。レンズLの加工は、加工動径情報による加工データ
とエンコーダ333により検出される回転角に基づい
て、所定の回転位置で加工されるように、レンズチャッ
ク軸を回転するモータ342の駆動制御によって行われ
る。高速回転する砥石によってレンズLに回転負荷が加
わると、レンズチャック軸が僅かに回転する。この回転
がエンコーダ333により検出され、制御回路100は
所定の回転位置に戻すようにモータ342を駆動させ
る。このとき、モータ342にはレンズLを研削してい
ないとき(砥石が空回りしているとき)よりも大きな回
転トルクが加わっている。したがって、モータ342に
流れる電流を電流検出器122、信号処理部123を介
して知ることにより、砥石の回転トルクの検出と同様
に、砥石が空回りしているときの所定レベルに達したか
否かにより加工終了を判定することができる。
【0031】このように砥石又はレンズチャック軸の回
転トルクの状態から加工終了を判定することにより、精
度良く加工ができ、またレンズLの厚さや硬さに拘わら
ず適切なタイミングで加工終了を判定することができ
る。この加工終了の判定は、仕上げ砥石20cによる仕
上げ加工のときも同様に使用する。
転トルクの状態から加工終了を判定することにより、精
度良く加工ができ、またレンズLの厚さや硬さに拘わら
ず適切なタイミングで加工終了を判定することができ
る。この加工終了の判定は、仕上げ砥石20cによる仕
上げ加工のときも同様に使用する。
【0032】なお、高速回転する砥石側の回転状態で加
工終了を判定する場合、その判定としては回転トルクを
モニタするのではなく、DCモータのように回転負荷に
よりその回転数が既知の関係で変化するものは、砥石や
砥石回転軸又はその回転伝達部材の回転数(回転速度)
から回転負荷状態を知ることができる。例えば、図5に
示すように、砥石回転軸21に固定されたプーリ23に
LED601から検出光を投光し、回転軸21に設けら
れた検出マーク600からの反射光の受光状態をフォト
センサ602によって検出することにより、回転数を検
出する。
工終了を判定する場合、その判定としては回転トルクを
モニタするのではなく、DCモータのように回転負荷に
よりその回転数が既知の関係で変化するものは、砥石や
砥石回転軸又はその回転伝達部材の回転数(回転速度)
から回転負荷状態を知ることができる。例えば、図5に
示すように、砥石回転軸21に固定されたプーリ23に
LED601から検出光を投光し、回転軸21に設けら
れた検出マーク600からの反射光の受光状態をフォト
センサ602によって検出することにより、回転数を検
出する。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
精度良く適切に加工終了の判定を行うことができるの
で、効率の良い加工が行える。また、加工終了判定の精
度が向上したことにより、精度の高い加工が可能にな
る。
精度良く適切に加工終了の判定を行うことができるの
で、効率の良い加工が行える。また、加工終了判定の精
度が向上したことにより、精度の高い加工が可能にな
る。
【図1】本発明に係る眼鏡レンズ加工装置の全体構成を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】砥石回転部及びキャリッジ部の構成を概略的に
示した図である。
示した図である。
【図3】レンズチャック機構を説明する図である。
【図4】装置全体の制御系の要部を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】砥石回転軸の回転数を検出する場合の例を説明
する図である。
する図である。
2 砥石回転部 3 キャリッジ部 26 DCモータ 100 制御部 122,124,126 電流検出器 123,125,127 信号処理部 302L 左チャック軸 302R 右チャック軸 342 駆動モータ 333 エンコーダ
Claims (6)
- 【請求項1】 被加工レンズの周縁を研削加工する眼鏡
レンズ加工装置において、被加工レンズを保持して回転
するレンズ回転軸を持つレンズ回転手段と、被加工レン
ズを研削加工する加工砥石を砥石軸回りに回転する砥石
回転手段と、前記レンズ回転軸と砥石軸との軸間距離を
変化させる軸間距離変動手段と、前記被加工レンズまた
は加工砥石の回転状態を検出する検出手段と、該検出結
果に基づいて前記軸間距離変動手段による被加工レンズ
の加工終了を判定する加工終了判定手段と、を備えるこ
とを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。 - 【請求項2】 請求項1の眼鏡レンズ加工装置におい
て、前記検出手段は加工砥石を回転する回転負荷、又は
加工砥石の回転により被加工レンズに加わる回転負荷を
検出する手段であることを特徴とする眼鏡レンズ加工装
置。 - 【請求項3】 請求項1の眼鏡レンズ加工装置におい
て、前記レンズ回転手段はレンズ回転用の駆動モータを
持ち、前記レンズ回転手段及び砥石回転手段はそれぞれ
回転用の駆動モータを持ち、前記検出手段は前記駆動モ
ータの少なくとも一方の回転負荷を検出する手段である
ことを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。 - 【請求項4】 請求項3の眼鏡レンズ加工装置におい
て、前記検出手段は前記駆動モータに流れる電流を検出
することに基づいて回転負荷を得ることを特徴とする眼
鏡レンズ加工装置。 - 【請求項5】 請求項1の眼鏡レンズ加工装置におい
て、前記検出手段は研削砥石、砥石軸又は回転伝達部材
の回転速度を検出する手段であることを特徴とする眼鏡
レンズ加工装置。 - 【請求項6】 請求項1の眼鏡レンズ加工装置におい
て、さらに眼鏡枠の形状データ及びレイアウトデータに
基づいて加工データを得る加工データ取得手段と、得ら
れた加工データに基づいて前記軸間距離変動手段の動作
を制御する加工制御手段と、を備えることを特徴とする
眼鏡レンズ加工装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10184128A JP2000015549A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 眼鏡レンズ加工装置 |
ES99112368T ES2234185T3 (es) | 1998-06-30 | 1999-06-28 | Aparato para pulir lentes de gafas. |
EP99112368A EP0968790B1 (en) | 1998-06-30 | 1999-06-28 | Eyeglass lens grinding apparatus |
DE69922088T DE69922088T2 (de) | 1998-06-30 | 1999-06-28 | Schleifgerät zum Schleifen von Brillengläsern |
US09/343,201 US6261150B1 (en) | 1998-06-30 | 1999-06-30 | Eyeglass lens grinding apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10184128A JP2000015549A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 眼鏡レンズ加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000015549A true JP2000015549A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16147878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10184128A Pending JP2000015549A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 眼鏡レンズ加工装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6261150B1 (ja) |
EP (1) | EP0968790B1 (ja) |
JP (1) | JP2000015549A (ja) |
DE (1) | DE69922088T2 (ja) |
ES (1) | ES2234185T3 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008114781A1 (ja) * | 2007-03-16 | 2010-07-08 | Hoya株式会社 | 眼鏡レンズの縁摺り加工方法 |
JP7563040B2 (ja) | 2020-08-17 | 2024-10-08 | 株式会社ニデック | 眼鏡レンズ加工情報処理プログラムおよび眼鏡レンズ加工装置 |
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DE19914174A1 (de) * | 1999-03-29 | 2000-10-12 | Wernicke & Co Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Formbearbeiten des Umfangsrandes von Brillengläsern |
JP3942802B2 (ja) | 2000-04-28 | 2007-07-11 | 株式会社ニデック | 眼鏡レンズ加工装置 |
JP3961196B2 (ja) * | 2000-06-15 | 2007-08-22 | 株式会社ニデック | 眼鏡レンズ加工装置 |
JP4288012B2 (ja) | 2001-01-05 | 2009-07-01 | 株式会社ニデック | 眼鏡レンズ加工装置 |
JP2003340698A (ja) * | 2002-05-30 | 2003-12-02 | Hoya Corp | レンズ加工装置及びレンズ加工方法 |
EP1445065A1 (en) * | 2003-02-05 | 2004-08-11 | Nidek Co., Ltd. | Eyeglass lens processing apparatus |
US7090559B2 (en) * | 2003-11-19 | 2006-08-15 | Ait Industries Co. | Ophthalmic lens manufacturing system |
JP4290673B2 (ja) | 2005-04-28 | 2009-07-08 | 株式会社ニデック | 眼鏡レンズ周縁加工方法 |
JP4975469B2 (ja) * | 2007-02-02 | 2012-07-11 | 株式会社ニデック | 眼鏡レンズ加工装置 |
CN112077721A (zh) * | 2020-09-21 | 2020-12-15 | 珠海格力智能装备有限公司 | 抛光设备及抛光方法 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2761590B2 (ja) | 1989-02-07 | 1998-06-04 | 株式会社ニデック | 眼鏡レンズ研削加工機 |
JP2925685B2 (ja) | 1990-08-02 | 1999-07-28 | 株式会社ニデック | フレーム形状測定装置 |
US5333412A (en) | 1990-08-09 | 1994-08-02 | Nidek Co., Ltd. | Apparatus for and method of obtaining processing information for fitting lenses in eyeglasses frame and eyeglasses grinding machine |
JP2907974B2 (ja) | 1990-08-28 | 1999-06-21 | 株式会社ニデック | 眼鏡フレームトレース装置 |
JP3011526B2 (ja) * | 1992-02-04 | 2000-02-21 | 株式会社ニデック | レンズ周縁加工機及びレンズ周縁加工方法 |
FR2700286B1 (fr) * | 1993-01-08 | 1995-03-24 | Essilor Int | Machine à meuler des lentilles ophtalmiques. |
JPH0744440A (ja) | 1993-08-04 | 1995-02-14 | Nec Corp | データ退避装置 |
JPH09277148A (ja) * | 1996-04-17 | 1997-10-28 | Topcon Corp | レンズ周縁研削方法及びその装置 |
EP1213094A3 (en) * | 1996-05-30 | 2003-01-08 | Ebara Corporation | Polishing apparatus having interlock function |
JPH10138108A (ja) * | 1996-10-31 | 1998-05-26 | Nidek Co Ltd | 眼鏡レンズ研削加工機及び眼鏡レンズ研削加工方法 |
JP4034868B2 (ja) * | 1997-03-31 | 2008-01-16 | 株式会社ニデック | レンズ研削加工装置 |
JP3730410B2 (ja) * | 1998-05-29 | 2006-01-05 | 株式会社ニデック | 眼鏡レンズ加工装置 |
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-
1998
- 1998-06-30 JP JP10184128A patent/JP2000015549A/ja active Pending
-
1999
- 1999-06-28 EP EP99112368A patent/EP0968790B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-06-28 ES ES99112368T patent/ES2234185T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1999-06-28 DE DE69922088T patent/DE69922088T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-06-30 US US09/343,201 patent/US6261150B1/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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---|---|
EP0968790A3 (en) | 2000-04-05 |
EP0968790A2 (en) | 2000-01-05 |
ES2234185T3 (es) | 2005-06-16 |
US6261150B1 (en) | 2001-07-17 |
DE69922088D1 (de) | 2004-12-30 |
DE69922088T2 (de) | 2005-03-31 |
EP0968790B1 (en) | 2004-11-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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