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JP2000011507A - ディスククランプ装置 - Google Patents

ディスククランプ装置

Info

Publication number
JP2000011507A
JP2000011507A JP10179152A JP17915298A JP2000011507A JP 2000011507 A JP2000011507 A JP 2000011507A JP 10179152 A JP10179152 A JP 10179152A JP 17915298 A JP17915298 A JP 17915298A JP 2000011507 A JP2000011507 A JP 2000011507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
clamp
turntable
arm
disc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10179152A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Horata
直樹 母良田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP10179152A priority Critical patent/JP2000011507A/ja
Publication of JP2000011507A publication Critical patent/JP2000011507A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクを確実にクランプすることができ、
またクランプ状態の解除も容易に行うことができるディ
スククランプ装置を提供すること。 【解決手段】 ディスクが載置されるターンテーブル4
4と、浮上位置と沈下位置との間を移動自在である作動
部材100と、クランプ位置とクランプ解除位置との間
を移動自在であるディスク押圧部材78と、クランプ状
態を解除するためのクランプ解除部材110と、作動部
材100、ディスク押圧部材78及びクランプ解除部材
110を関連して動かすための揺動部材78とを備えた
ディスククランプ装置。ディスクをターンテーブル44
に載置するとき、載置するディスクによって作動部材1
00が沈下位置に移動し、これによって揺動部材を介し
てディスク押圧部材がクランプ位置に位置付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばモータによ
って回転駆動されるターンテーブルにディスクをクラン
プするディスククランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD、CD−ROM、DVD等のディス
クを回転駆動するためのディスク駆動装置は、所定方向
に回転駆動されるモータと、このモータに関連して設け
られたディスククランプ装置とを備え、記録媒体として
のディスクがディスククランプ装置に着脱自在に装着さ
れる。モータは、ロータマグネットとステータとの磁気
的作用によって所定方向に回転されるロータを備えてい
る。また、ディスククランプ装置は、モータのロータに
取付けられるターンテーブルを有し、このターンテーブ
ルに関連してクランプマグネットが設けられている。デ
ィスクはターンテーブルに載置され、クランプマグネッ
トの磁気作用によってターンテーブルに磁気的にクラン
プされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、記録された情報
の読取りの高速化等を図るためにディスクは高回転化の
傾向にある。ディスクの回転が高速化すると、回転中に
ディスクが振動し、この振動がさらに大きくなるとディ
スクの脱落が生じる。それ故に、このような振動及びデ
ィスクの脱落を防止するために、ターンテーブルとディ
スクとの間のクランプ力を大きくする必要がある。しか
し、クランプマグネットを用いた従来のクランプ装置に
おいては、クランプ力を大きくするためにクランプマグ
ネットの磁力を大きくすると、ディスクのクランプ機構
をより強力なものにする必要があり、製作が困難である
ばかりでなく、ディスクの脱着時に大きな負荷が必要と
なる。
【0004】また、ディスクの高回転化に伴い、回転中
のディスクの共振が問題となりだしてきている。このよ
うなディスクの共振現象は、ディスクの固有振動数とモ
ータの励振振動数とが実質上一致したときに発生する
が、クランプ装置のクランプ力を調整することによって
このような共振現象を抑えることができる。しかし、ク
ランプマグネットを用いた従来のクランプ装置では、ク
ランプ力を調整することが難しく、共振現象が発生する
とこれを容易に抑えることが困難である。
【0005】本発明の目的は、ディスクを確実にクラン
プすることができ、またクランプ状態の解除も容易に行
うことができるディスククランプ装置を提供することで
ある。
【0006】また、本発明の目的は、クランプ力を容易
に調整できるようにし、これによって共振現象の発生を
抑えることができるディスククランプ装置を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクを着
脱自在に保持するためのディスククランプ装置におい
て、前記ディスクが載置されるターンテーブルと、前記
ターンテーブルから突出する浮上位置と前記ターンテー
ブル内に沈下する沈下位置との間を移動自在である作動
部材と、前記ディスクをクランプするクランプ位置と前
記ディスクのクランプを解除するクランプ解除位置との
間を移動自在であるディスク押圧部材と、前記ディスク
押圧部材によるクランプ状態を解除するためのクランプ
解除部材と、前記作動部材、前記ディスク押圧部材及び
前記クランプ解除部材を関連して動かすための揺動部材
とを備え、前記ディスクを前記ターンテーブルに載置す
るとき、載置する前記ディスクによって前記作動部材が
前記沈下位置に移動し、これによって前記揺動部材が所
定方向に揺動し、かくして前記ディスク押圧部材は前記
クランプ解除位置から前記ターンテーブルに近接する方
向に半径方向外方に移動して前記クランプ位置に位置す
るとともに、前記クランプ解除部材は軸線方向外方に移
動し、前記ディスクのクランプ状態を解除するとき、前
記クランプ解除部材を軸線方向内方に押圧することによ
って前記揺動部材が所定方向と反対方向に揺動し、かく
して前記ディスク押圧部材は前記クランプ位置から前記
ターンテーブルから離れる方向に半径方向内方に移動し
て前記クランプ解除位置に位置するとともに、前記作動
部材は前記沈下位置から前記浮上位置に位置することを
特徴とする。
【0008】本発明に従えば、揺動部材は、作動部材
と、ディスクを押圧するためのディスク押圧部材と、デ
ィスクのクランプ状態を解除するためのクランプ解除部
材とを関連させて移動させる。即ち、ディスクが載置さ
れていない状態では、作動部材は浮上位置に保持され、
ディスク押圧部材はクランプ解除位置に保持される。タ
ーンテーブルにディスクを載置すると、作動部材が沈下
位置に移動し、この作動部材の移動によって揺動部材が
所定方向に揺動し、ディスク押圧部材はターンテーブル
に近接する方向に半径方向外方に移動してクランプ位置
に位置付けられ、かくしてディスクはターンテーブルと
ディスク押圧部材との間にクランプされる。一方、クラ
ンプ状態においてクランプ解除部材を押圧すると、クラ
ンプ解除部材が揺動部材に作用してこれを所定方向と反
対方向に揺動し、ディスク押圧部材がターンテーブルか
ら離れる方向に半径方向内方に移動してクランプ解除位
置に保持され、また作動部材が浮上位置に位置する。従
って、ディスクを持上げることによってターンテーブル
からディスクを容易に取外すことができる。ディスクの
クランプは、ターンテーブル上にディスクを載置するの
みでよく、またクランプ解除は、クランプ解除部材を単
に押圧するのみでよく、比較的簡単な操作でもってディ
スクのクランプ、クランプ解除を行うことができ、また
これらのときにディスクに無理な力が作用することもな
い。
【0009】また、本発明は、前記揺動部材は、前記デ
ィスク押圧部材が旋回自在に装着された第1アームと、
前記クランプ解除部材が作用する第2アームと、前記作
動部材に解除自在に係合する第3アームとを有してお
り、前記作動部材が前記沈下位置に移動すると、前記作
動部材と前記揺動部材の前記第3アームとの係合が解除
され、これによって前記揺動部材が所定方向に揺動し、
かくして前記ディスク押圧部材は前記クランプ解除位置
から前記クランプ位置に位置し、前記ディスクのクラン
プ状態を解除するためにクランプ解除部材を軸線方向内
方に押圧すると、これによって前記揺動部材が所定方向
と反対方向に揺動し、かくして前記ディスク押圧部材は
前記クランプ位置から前記クランプ解除位置に位置する
とともに、前記作動部材は前記浮上位置に位置して前記
揺動部材の前記第3アームに係合することを特徴とす
る。
【0010】本発明に従えば、揺動部材はディスク押圧
部材が装着された第1アーム、クランプ解除部材が作用
する第2アーム及び作動部材に解除自在に係合する第3
アームを有しているので、揺動部材によって作動部材、
ディスク押圧部材及びクランプ解除部材を所要の通りに
関連して動かすことができる。
【0011】また、本発明は、前記ディスク押圧部材を
前記クランプ位置に向けて弾性的に偏倚するための弾性
部材が設けられていることを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、弾性部材はディスククラ
ンプ部材をクランプ位置に向けて弾性的に偏倚するの
で、ターンテーブル及びディスク押圧部材の間にディス
クを弾性的に確実にクランプすることができる。また、
この弾性部材を交換することによってクランプ力を変え
ることができ、クランプ力を変えることによって共振現
象の発生を効果的に抑えることができる。
【0013】また、本発明は、前記ターンテーブルと一
体的に回転する回転保持部材が設けられ、前記揺動部材
は略Y字状であり、その略中央部が前記回転保持部材に
揺動自在に装着され、前記揺動部材の前記第1アームは
半径方向外方に向けて斜め上方に延び、前記第2アーム
は半径方向内方に向けて斜め上方に延び、また前記第3
アームは半径方向外方に向けて斜め下方に延び、前記弾
性部材は前記第3アームを半径方向内方に弾性的に付勢
することを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、ディスク押圧部材が装着
された第1アームは、半径方向外方に向けて斜め上方に
延び、また弾性部材が作用する第3アームは、半径方向
外方に向けて斜め下方に延びている。それ故に、第1及
び第3アームの長さを適切に設定することによって弾性
部材の付勢力が拡大されてディスク押圧部材に作用し、
かくして比較的小さい付勢力でもって大きなクランプ力
を得ることができ、ディスクを強力にクランプすること
ができる。
【0015】また、本発明は、前記揺動部材及び前記デ
ィスク押圧部材は周方向に間隔を置いて複数個設けら
れ、前記弾性手段は、複数個の前記揺動部材の前記第3
アームに掛けられたリング状弾性部材から構成され、前
記リング状弾性部材は複数個の前記揺動部材を前記クラ
ンプ位置に向けて弾性的に偏倚することを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、揺動部材及びディスク押
圧部材が周方向に間隔を置いて複数個設けられているの
で、ターンテーブルと複数個のディスク押圧部材とによ
ってディスクを確実にクランプすることができる。ま
た、複数個の揺動部材の第3アームにリング状弾性部材
が掛けられているので、1個の弾性部材でもって複数個
の揺動部材を所定方向に付勢することができる。
【0017】更に、本発明は、前記ターンテーブルには
上方に開口する凹部が形成され、前記作動部材は前記タ
ーンテーブルの前記凹部に前記浮上位置と前記沈下位置
との間を移動自在に装着され、前記ターンテーブルと前
記作動部材との間には、前記作動部材を前記浮上位置に
向けて偏倚するための偏倚手段が設けられていることを
特徴とする。
【0018】本発明に従えば、作動部材は浮上位置と沈
下位置との間を移動自在にターンテーブルの凹部に装着
されているので、クランプ装置全体を小型化することが
できる。また、ターンテーブルと作動部材との間に偏倚
手段が設けられているので、ディスクが載置されていな
い状態では、偏倚手段の作用によって作動部材を浮上位
置に確実に保持することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に従うディスククランプ装置の実施形態について説明
する。図1は、本発明の一実施形態のディスククランプ
装置が取付けられたモータを示す断面図であり、図2
は、図1のディスククランプ装置の要部を分解して示す
分解斜視図であり、図3は、図1のディスククランプ装
置の回転保持部材及び取付スリーブを分解して底面側か
ら見た分解斜視図であり、図4は、ディスクをクランプ
する状態を示す、図1に対応する断面図である。
【0020】図1を参照して、図示のモータ2は、静止
部材4と、この静止部材4に対して相対的に回転される
ロータ6とを有しており、ロータ6にディスククランプ
装置8が取付けられている。静止部材4は、取付ブラケ
ット10を備えており、この取付ブラケット10がディ
スク駆動装置のベースプレート(図示せず)に取付けら
れる。取付ブラケット10の内面には回路基板(図示せ
ず)が設けられる。なお、静止部材4を回路基板から構
成することもできる。
【0021】取付ブラケット10にはスリーブ軸受12
の下端部が取付けられている。スリーブ軸受12には貫
通支持孔14が形成され、貫通支持孔14の一端部(下
端部)には閉塞部材16が固定され、この閉塞部材16
の内側にプレート状の軸受片18が設けられている。
【0022】ロータ6は、ロータ本体20及びこのロー
タ本体20に設けられた回転軸22を有し、回転軸22
の一端側がスリーブ軸受12の貫通支持孔14に挿入さ
れ、その半球状の一端部(下端部)が軸受片18に当接
している。スリーブ軸受12はラジアル軸受として機能
し、回転軸22に作用するラジアル荷重を支持する。ま
た、軸受片18はスラスト軸受として機能し、回転軸2
2に作用するスラスト荷重を支持する。なお、回転軸2
2の支持構造は、上述した構造に限定されるものではな
く、一対の玉軸受を用いる構造等それ自体周知の支持構
造でよい。
【0023】ロータ本体20は全体としてカップ状であ
り、円筒状の周側壁24と、この周側壁24の一端部
(上端部)に設けられた端壁26を有し、端壁26の中
央部に回転軸22が固定されている。回転軸22の他端
側は、図1に示す通り、端壁26を貫通して上方に延び
ている。
【0024】ロータ本体20の周側壁24の内周面に環
状のロータマグネット28が装着されている。また、ロ
ータマグネット28に対向してステータ30が設けられ
ている。ステータ30は、コアプレートを積層すること
によって形成されるステータコア32と、ステータコア
32に所要の通りに巻かれたコイル34とから構成さ
れ、ステータコア32がスリーブ軸受12の外周面に装
着されている。従って、コイル34に駆動電流を所要の
通りに送給することによって、ロータ6(ロータ本体2
0及び回転軸22等)が所定方向に回転駆動される。
【0025】図示のディスククランプ装置8は、CD、
CD−ROM、DVD、DVD−ROM等の記録媒体で
あるディスク42(図4参照)が載置されるターンテー
ブル44を備え、このターンテーブル44が回転軸22
に固定されている。この形態では、ターンテーブル44
は円筒状のテーブル本体46を備え、このテーブル本体
46の中央部には上方に解放された円形状凹部48が形
成されている。このテーブル本体46の凹部48の底面
中央部には、上方に幾分突出するボス部50が設けら
れ、かかるボス部50が回転軸22の他端部近傍(ロー
タ本体20の端壁26から突出する部位)に固定されて
いる。テーブル本体46の上端部には、半径方向外方に
突出する環状フランジ52が設けられ、テーブル本体4
6から環状フランジ52に渡って、例えばゴムから形成
される弾性シート54が設けられている。ディスク42
は、図4に示す通り、ターンテーブル44の上面、この
形態では弾性シート54の上面に載置される。なお、デ
ィスク42とターンテーブル44とが充分大きな摩擦力
でもって接触する場合、弾性シート54を省略すること
ができる。
【0026】このディスククランプ装置8は、ターンテ
ーブル44と一体的に回転する回転保持部材56を備え
ている。図2及び図3をも参照して、回転保持部材56
は円筒状であり、その外径は、ディスク42に形成され
た取付孔の内径と実質上同一又はこれより幾分小さく設
定されている。ディスク42は回転保持部材56に被嵌
されてテーブル本体46に載置される。この実施形態で
は、回転保持部材56へのディスク42の被嵌が容易と
なるように、その上端部の外径は、テーパ状に上方に向
けて漸減されている。
【0027】回転保持部材56は、ディスク42が被嵌
される円筒状の周側壁58と、この周側壁58の上端に
設けられた上壁60と、周側壁58から上壁60に向け
て傾斜して延びる上傾斜壁62と、周側壁58の下端に
設けられた底壁64とを有している。この実施形態で
は、上壁60の中央部には円形状の開口66が形成され
ている。また、上壁60の外周部、上傾斜壁62及び周
側壁58の上端部に渡って受部68が形成され、かかる
受部68は周方向に実質上等間隔を置いて4個設けられ
ている。更に、底壁64の中央部には円形状開口70が
形成され、またこの開口70には、上記受部68の各々
に対応して半径方向外方に延びるスリット72が形成さ
れ、各受部68は対応するスリット72まで延びてい
る。底壁64の開口70には取付用スリーブ74が固定
され、かかる取付用スリーブ74が回転軸22(詳しく
は、ターンテーブル44のボス部50から突出する部
位)に固定される。従って、回転軸22が回転すると、
これと一体的にターンテーブル44及び回転保持部材5
6も回転する。
【0028】図1及び図2から理解される通り、回転保
持部材56の受部68及びスリット72に対応して揺動
部材76及びディスク押圧部材78が配設されている
(図2においては、揺動部材76及びディスク押圧部材
78をそれぞれ1個示す)。揺動部材76は略Y字状で
あり、第1〜第3アーム80,82,84を有し、その
略中央部、換言すると第1〜第3アーム80,82,8
4の接続部に一対の支持突起86(図1及び図2におい
て一方のみ示す)が設けられている。各揺動部材76
は、一対の支持突部86を回転保持部材56の対応する
受部68の凹部(図示せず)に装着することによって、
支持突部86を中心として旋回自在に取付けられる。図
1に示すように、揺動部材76の第1アーム80は半径
方向外方に向けて斜め上方に延び、その第2アーム82
は半径方向内方に向けて斜め上方に向けて延び、第2ア
ーム82の先端部は回転軸22の上方に位置している。
また、その第3アーム84は半径方向外方に向けて斜め
下方に延び、その先端部は底壁64の対応するスリット
72を通して下方に突出している。
【0029】各揺動部材76の第1アーム80の先端部
には切欠き88が形成されている。ディスク押圧部材7
8は第1アーム80の切欠き88内に配置され、ディス
ク押圧部材78に設けられた一対の突部90が第1アー
ム80の先端部の孔92に旋回自在に連結されている
(図1及び図2においてにそれらの一方のみ示す)。
【0030】このように構成されているので、揺動部材
76が図1に示す第1角度位置にあるときには、ディス
ク押圧部材78はクランプ解除位置に保持される。この
クランプ解除位置においては、図1に示す通り、ディス
ク押圧部材78の一部が回転保持部材56の上壁60に
当接し、このクランプ解除位置を越える旋回動が阻止さ
れる。クランプ解除状態では、ディスク押圧部材78は
対応する受部68内に収容され、その外面は回転保持部
材56の外面と実質上同一の面を規定し、ディスク42
を回転保持部材56に所要の通りに被嵌することができ
る。また、揺動部材76が矢印94(図1)で示す方向
に図4に示す第2角度位置まで旋回すると、ディスク押
圧部材78はクランプ位置に保持される。このクランプ
位置においては、図4に示す通り、ディスク押圧部材7
8は回転保持部材44から半径方向外方に幾分突出し、
その押圧面95(下面)がターンテーブル44上のディ
スク42の内周部を押圧し、これによってディスク42
はターンテーブル44と押圧部材78との間にクランプ
される。
【0031】再び図1を参照して、この実施形態では、
ディスク押圧部材78をクランプ位置に向けて弾性的に
付勢するための弾性手段が設けられている。弾性手段
は、例えば輪ゴムの如きリング状弾性部材96から構成
され、各揺動部材76の第3アーム84に形成された凹
部98(図2参照)に掛けられている。従って、弾性部
材96は揺動部材76の第3アーム84を半径方向内方
に、換言すると揺動部材を矢印94で示す方向に弾性的
に付勢し、クランプ状態においてディスク押圧部材78
をディスク42に弾性的に押圧する。
【0032】この形態では、ターンテーブル44と回転
保持部材56との間には、押圧部材78をクランプ解除
位置に保持するための作動部材100が設けられてい
る。図示の作動部材100は短円筒状であり、ターンテ
ーブル44の凹部48内に上下方向に移動自在に配置さ
れている。この作動部材100の大部分には、上方に開
口する円形状凹部102が形成され、この円形状凹部1
02に回転保持部材56の下部が収容されており、この
ように構成することによって、クランプ装置8の薄型化
を図っている。作動部材100の凹部102の中央部に
は、ターンテーブル44のボス部50が挿通する開口が
形成され、この開口部に上方に突出する環状爪部104
が形成されている。また、ターンテーブル44と作動部
材100との間には、この作動部材100を上方に向け
て偏倚する偏倚手段が設けられている。図示の偏倚手段
は略円錐状のコイルばね108から構成され、外径の小
さい下端部がターンテーブル44の凹部48に作用し、
外径の大きい上端部が作動部材100の外周部に作用し
ている。
【0033】このように構成されているので、ターンテ
ーブル44にディスク42が載置されていない状態にお
いては、作動部材100はコイルばね108の作用によ
って上方に偏倚され、その一部がターンテーブル44の
上面から突出する浮上位置に保持される。この浮上位置
においては、揺動部材78の第3アーム84の先端部が
作動部材100の環状爪部104に係合し、これによっ
て、作動部材100の上記浮上位置を越える移動が阻止
されるとともに、揺動部材76の上記第2角度位置を越
える旋回動が阻止される。一方、ターンテーブル44に
ディスク42を載置すると、このディスク42によって
作動部材100がコイルばね108の偏倚力に抗して下
方に押圧されて図4に示す沈下位置に位置付けられる。
かくすると、作動部材100の爪部104と揺動部材7
6の第3アーム84との係合が解除され、揺動部材76
は弾性部材96の作用によって第2角度位置に位置付け
られる。
【0034】ディスククランプ装置8は、更に、ディス
ク押圧部材78によるクランプ状態を解除するためのク
ランプ解除部材110(図2も参照)を備えている。ク
ランプ解除部材110は、軸部112及びこの軸部11
2の下端に設けられた作用部114を有し、軸部112
が回転保持部材56の上壁60の開口66に上下方向に
移動自在に装着されている(図2も参照)。このクラン
プ解除部材110は自重によって下方に偏倚され、その
作用部114が揺動部材76の第2アーム82に接触し
ている。従って、揺動部材76が第1角度位置にあると
き、図1に示すように、第2アーム82の傾斜角度が小
さく、クランプ解除部材110は回転保持部材56内に
収容される。一方、揺動部材76が矢印94で示す方向
に旋回して第2角度位置に位置付けられると、図4に示
す通り、第2アーム82の傾斜角度が大きくなり、これ
によってクランプ解除部材110が押上げられ、その軸
部112の上端部が回転保持部材56の上壁60から上
方に突出する。このような状態においてクランプ解除部
材110の軸部112を下方に押圧すると、その作用部
114が揺動部材76の第2アーム82に作用して矢印
116(図4)で示す方向に旋回し、これによって揺動
部材76の第3アーム84が作動部材100の爪部10
4を乗越えてその半径方向外方に位置し、かくして第3
アーム84と作動部材100の爪部104とが係合する
ことによってディスク押圧部材78がクランプ解除位置
に保持され、ディスク押圧部材78によるクランプ状態
を解除することができる。
【0035】次に、図1及び図4を参照して、ディスク
クランプ装置8によるディスク42のクランプ及びクラ
ンプ解除について説明する。
【0036】ディスククランプ装置8は、通常、図1に
示す状態に保持されている。即ち、作動部材100は浮
上位置に保持され、作動部材100の爪部104と揺動
部材76の第3アーム84とが係合することによって揺
動部材76が第2角度位置に保持され、これによってデ
ィスク押圧部材78は、ターンテーブル44の上方に後
退するクランプ解除位置に保持されている。
【0037】このような状態において、ディスク42を
回転保持部材56に被嵌してターンテーブル44上の弾
性シート54に載置すると、図4から理解される通り、
載置されるディスク42によって作動部材100が下方
に押圧されて上記浮上位置から上記沈下位置に位置付け
られ、作動部材100の爪部104と揺動部材76の第
3アーム84との係合が解除される。かくすると、弾性
部材96の作用によって揺動部材76が矢印94で示す
方向に旋回され、これによってディスク押圧部材78が
下方にターンテーブル44に向けて半径方向外方に移動
してクランプ位置に位置付けられる。この形態では、一
つの弾性部材96でもって4個の揺動部材76を付勢し
ているので、簡単な構成でもって揺動部材76を同時に
旋回させることができる。なお、各揺動部材76に対応
して弾性部材を設けるように構成することもできる。
【0038】かくクランプ位置に位置付けられると、各
ディスク押圧部材78の押圧面95はディスク42の内
周部を押圧し、ディスク42はターンテーブル44とデ
ィスク押圧部材78との間に弾性的にクランプ保持され
る。このクランプ状態では、弾性部材96による旋回力
がディスク押圧部材78を介してクランプ力としてディ
スク42に作用するので、揺動部材76の支持突部86
と第1アーム80の孔92との間隔及び上記支持突部8
6と第3アーム84の凹部98との間隔を適切に設定す
ることによって、弾性部材96の付勢力が小さくても大
きいクランプ力を得ることができる。また、容易に理解
される通り、弾性部材96を交換することによって押圧
部材78によるクランプ力を変えることができ、これに
よってディスク42の固有振動数を変化させて共振現象
の発生を抑えることができる。なお、弾性部材96を交
換することに代えて、揺動部材76の第3アーム84に
長手方向に間隔を置いて複数個の凹部を設け、弾性部材
96を取付ける凹部を変えることによってクランプ力を
調整するようにすることもできる。このクランプ状態の
ときには、揺動部材76の第2アーム82によってクラ
ンプ解除部材110が持上げられ、その軸部112の上
端部は回転保持部材56から上方に突出する。
【0039】ディスク42のクランプ状態(図4に示す
状態)を解除するには、クランプ解除部材110の軸部
112を下方に押圧すればよい。かくすると、揺動部材
76が矢印116で示す方向に旋回され、これによって
ディスク押圧部材78がターンテーブル44から離れる
方向に向けて半径方向内方にクランプ解除位置に向けて
移動され、作動部材100の爪部104と揺動部材76
の第3アーム84とが係合することによって、ディスク
押圧部材78は図1に示すクランプ解除位置に保持され
る。このクランプ解除状態においては、ディスク押圧部
材78が回転保持部材56内に収容され、かくしてディ
スク42を上方に持上げることによってクランプ装置8
から取外すことができる。このようにクランプ解除部材
110を押圧するという簡単な操作でもってディスク押
圧部材78のクランプ状態を解除することができる。
【0040】図5〜図7は、本発明のディスククランプ
装置の他の実施形態を示しており、図5は、本発明の他
の実施形態のディスククランプ装置が取付けられたモー
タを示す断面図であり、図6は、図5のディスククラン
プ装置の一部を分解して示す分解斜視図であり、図7
は、ディスクをクランプする状態を示す、図5に対応す
る断面図である。この実施形態では、ディスククランプ
装置の揺動部材及びこれに関連する部材に修正が施され
ている。なお、この実施形態において、図1〜図4に示
す部材と実質上同一の部材には同一の番号を付し、その
説明を省略する。
【0041】図5及び図6を参照して、図示の揺動部材
76Aは、図1〜図4に示す実施形態と同様に、第1〜
第3アーム80A,82A,84Aを有し、第1アーム
80Aは半径方向外方に向けて斜め上方に延び、第2ア
ーム82Aは半径方向内方に向けて斜め上方に延び、第
3アーム84Aは半径方向外方に向けて斜め下方に延び
ている。この形態では、第3アーム84Aの長さが図1
〜図4の実施形態のものと比較して長くなっている。即
ち、第3アーム84Aの先端側は斜め下方に大きく延
び、その先端部はターンテーブル44Aに形成された開
口122及びロータ本体20Aの端壁26Aに形成され
た開口124を通してロータ本体20A内に突出してい
る。また、第3アーム84Aの長手方向の略中央部には
一対の係合突部126が設けられ、その先端部(ロータ
本体20A内に突出する部位)には凹部128が形成さ
れ、ディスク押圧部材78をクランプ位置(図7に示す
位置)に向けて付勢するための弾性部材96がこの凹部
128に装着されている。
【0042】作動部材100Aの内周部には上方に突出
する爪部104Aが設けられ、またこの作動部材100
には、第3アーム84Aの所定範囲の旋回動を許容する
ために、半径方向外方に延びるスリット130が形成さ
れ、第3アーム84Aがこのスリット130内まで旋回
することによって、第3アーム84Aの係合突部126
が作動部材100Aの爪部104Aに係合する。この実
施形態のその他の構成は、図1〜図4に示す実施形態と
実質上同一である。
【0043】この形態においても上述したと同様の作用
効果が達成される。図5及び図7を参照して、ディスク
42をターンテーブル44Aに載置すると、図7から理
解される通り、このディスク42によって作動部材10
0Aが下方に押圧されて浮上位置(図5に示す位置)か
ら沈下位置(図7に示す位置)に位置付けられ、作動部
材100Aの爪部104Aと揺動部材76Aの第3アー
ム84Aの係合突部126との係合が解除される。かく
すると、弾性部材96の作用によって揺動部材76Aが
所定方向に旋回され、ディスク押圧部材78がターンテ
ーブル44Aに向けて半径方向外方に移動してクランプ
位置(図7に示す位置)に位置付けられ、かくしてディ
スク42はターンテーブル44Aとディスク押圧部材7
8との間に弾性的にクランプされる。この形態では、第
3アーム84Aの長手方向の長さが長い、特に揺動部材
76Aの旋回中心から凹部128までの間隔が大きいの
で、弾性部材96による付勢力が拡大されてディスク押
圧部材78に作用し、比較的小さい付勢力でもって大き
い押圧力が得られ、ディスク42を一層確実にクランプ
することができる。
【0044】ディスク42のクランプ状態(図7に示す
状態)を解除するには、クランプ解除部材110の軸部
112を下方に押圧すればよい。かくすると、揺動部材
76Aが所定方向と反対方向に旋回され、これによって
ディスク押圧部材78がクランプ解除位置に向けて移動
され、作動部材100Aの爪部104Aと揺動部材76
Aの係合突部126とが係合することによって、ディス
ク押圧部材78は図5に示すクランプ解除位置に保持さ
れ、ディスク42をターンテーブル44A及び回転保持
部材56Aから容易に外すことができる。
【0045】以上、本発明に従うディスククランプ装置
の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形
態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱する
ことなく種々の変形乃至修正が可能である。
【0046】例えば、図示の実施形態では、回転保持部
材56に周方向に間隔を置いて4つの受部68を設けて
いるが、これに限定されず、2又は3つ、或いは5つ以
上の受部を設け、各受部にディスク押圧部材をクランプ
位置とクランプ解除位置との間を移動自在に設けること
ができる。
【0047】また、図示の実施形態では、ディスク押圧
部材78と揺動部材76(76A)とを別体に形成して
旋回自在に装着しているが、ディスク押圧部材と揺動部
材とを一体的に形成することもできる。
【0048】
【発明の効果】本発明の請求項1のディスククランプ装
置によれば、ディスクのクランプは、ターンテーブル上
にディスクを載置するのみでよく、またこのクランプ解
除は、クランプ解除部材を単に押圧操作するのみでよ
く、比較的簡単な操作でもってディスクのクランプ、ク
ランプ解除を行うことができ、またこれらのときにディ
スクに無理な力が作用することもない。
【0049】また、本発明の請求項2のディスククラン
プ装置によれば、第1〜第3アームを有する揺動部材に
よって作動部材、ディスク押圧部材及びクランプ解除部
材を所要の通りに関連して動かすことができる。
【0050】また、本発明の請求項3のディスククラン
プ装置によれば、弾性部材の作用によってターンテーブ
ル及びディスク押圧部材の間にディスクを確実にクラン
プすることができる。また、この弾性部材を交換するこ
とによってクランプ力を変えることができ、クランプ力
を変えることによって共振現象の発生を効果的に抑える
ことができる。
【0051】また、本発明の請求項4のディスククラン
プ装置によれば、第1及び第3アームの長さを適切に設
定することによって弾性部材の付勢力が拡大されてディ
スク押圧部材に作用し、かくして比較的小さい付勢力で
もって大きなクランプ力を得ることができ、ディスクを
強力にクランプすることができる。
【0052】また、本発明の請求項5のディスククラン
プ装置によれば、揺動部材及びディスク押圧部材が周方
向に間隔を置いて複数個設けられているので、ターンテ
ーブルと複数個のディスク押圧部材とによってディスク
を確実にクランプすることができる。また、複数個の揺
動部材の第3アームにリング状弾性部材が掛けられてい
るので、1個の弾性部材でもって複数個の揺動部材を所
定方向に付勢することができる。
【0053】更に、本発明の請求項6のディスククラン
プ装置によれば、クランプ装置全体を小型化することが
できる。また、ディスクが載置されていない状態では、
偏倚手段の作用によって作動部材を浮上位置に確実に保
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のディスククランプ装置が
取付けられたモータを示す断面図である。
【図2】図1のディスククランプ装置の要部を分解して
示す分解斜視図である。
【図3】図1のディスククランプ装置の回転保持部材及
び取付スリーブを分解して底面側から見た分解斜視図で
ある。
【図4】ディスクをクランプする状態を示す、図1に対
応する断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態のディスククランプ装置
が取付けられたモータを示す断面図である。
【図6】図5のディスククランプ装置の一部を分解して
示す分解斜視図である。
【図7】ディスクをクランプする状態を示す、図5に対
応する断面図である。
【符号の説明】
2 モータ 6 ロータ 8 ディスククランプ装置 20,20A ロータ本体 22 回転軸 44,44A ターンテーブル 56 回転保持部材 68 受部 76,76A 揺動部材 78 ディスク押圧部材 80,80A 第1アーム 82,82A 第2アーム 84,84A 第3アーム 96 弾性部材 100 作動部材 108 コイルばね 110 クランプ解除部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを着脱自在に保持するためのデ
    ィスククランプ装置において、 前記ディスクが載置されるターンテーブルと、前記ター
    ンテーブルから突出する浮上位置と前記ターンテーブル
    内に沈下する沈下位置との間を移動自在である作動部材
    と、前記ディスクをクランプするクランプ位置と前記デ
    ィスクのクランプを解除するクランプ解除位置との間を
    移動自在であるディスク押圧部材と、前記ディスク押圧
    部材によるクランプ状態を解除するためのクランプ解除
    部材と、前記作動部材、前記ディスク押圧部材及び前記
    クランプ解除部材を関連して動かすための揺動部材とを
    備え、 前記ディスクを前記ターンテーブルに載置するとき、載
    置する前記ディスクによって前記作動部材が前記沈下位
    置に移動し、これによって前記揺動部材が所定方向に揺
    動し、かくして前記ディスク押圧部材は前記クランプ解
    除位置から前記ターンテーブルに近接する方向に半径方
    向外方に移動して前記クランプ位置に位置するととも
    に、前記クランプ解除部材は軸線方向外方に移動し、 前記ディスクのクランプ状態を解除するとき、前記クラ
    ンプ解除部材を軸線方向内方に押圧することによって前
    記揺動部材が所定方向と反対方向に揺動し、かくして前
    記ディスク押圧部材は前記クランプ位置から前記ターン
    テーブルから離れる方向に半径方向内方に移動して前記
    クランプ解除位置に位置するとともに、前記作動部材は
    前記沈下位置から前記浮上位置に位置することを特徴と
    するディスククランプ装置。
  2. 【請求項2】 前記揺動部材は、前記ディスク押圧部材
    が旋回自在に装着された第1アームと、前記クランプ解
    除部材が作用する第2アームと、前記作動部材に解除自
    在に係合する第3アームとを有しており、 前記作動部材が前記沈下位置に移動すると、前記作動部
    材と前記揺動部材の前記第3アームとの係合が解除さ
    れ、これによって前記揺動部材が所定方向に揺動し、か
    くして前記ディスク押圧部材は前記クランプ解除位置か
    ら前記クランプ位置に位置し、 前記ディスクのクランプ状態を解除するためにクランプ
    解除部材を軸線方向内方に押圧すると、これによって前
    記揺動部材が所定方向と反対方向に揺動し、かくして前
    記ディスク押圧部材は前記クランプ位置から前記クラン
    プ解除位置に位置するとともに、前記作動部材は前記浮
    上位置に位置して前記揺動部材の前記第3アームに係合
    することを特徴とする請求項1記載のディスククランプ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスク押圧部材を前記クランプ位
    置に向けて弾性的に偏倚するための弾性部材が設けられ
    ていることを特徴とする請求項2記載のディスククラン
    プ装置。
  4. 【請求項4】 前記ターンテーブルと一体的に回転する
    回転保持部材が設けられ、前記揺動部材は略Y字状であ
    り、その略中央部が前記回転保持部材に揺動自在に装着
    され、前記揺動部材の前記第1アームは半径方向外方に
    向けて斜め上方に延び、前記第2アームは半径方向内方
    に向けて斜め上方に延び、また前記第3アームは半径方
    向外方に向けて斜め下方に延び、前記弾性部材は前記第
    3アームを半径方向内方に弾性的に付勢することを特徴
    とする請求項3記載のディスククランプ装置。
  5. 【請求項5】 前記揺動部材及び前記ディスク押圧部材
    は周方向に間隔を置いて複数個設けられ、前記弾性手段
    は、複数個の前記揺動部材の前記第3アームに掛けられ
    たリング状弾性部材から構成され、前記リング状弾性部
    材は複数個の前記揺動部材を前記クランプ位置に向けて
    弾性的に偏倚することを特徴とする請求項4記載のディ
    スククランプ装置。
  6. 【請求項6】 前記ターンテーブには上方に開口する凹
    部が形成され、前記作動部材は前記ターンテーブルの前
    記凹部に前記浮上位置と前記沈下位置との間を移動自在
    に装着され、前記ターンテーブルと前記作動部材との間
    には、前記作動部材を前記浮上位置に向けて偏倚するた
    めの偏倚手段が設けられていることを特徴とする請求項
    1記載のディスククランプ装置。
JP10179152A 1998-06-25 1998-06-25 ディスククランプ装置 Withdrawn JP2000011507A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4153969A4 (en) * 2020-05-18 2024-06-26 Truvian Sciences, Inc. CAPTURE ASSEMBLY AND METHOD FOR ITS USE

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP4153969A4 (en) * 2020-05-18 2024-06-26 Truvian Sciences, Inc. CAPTURE ASSEMBLY AND METHOD FOR ITS USE

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