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JP2000006497A - 印刷装置、その制御方法、及び記憶媒体 - Google Patents

印刷装置、その制御方法、及び記憶媒体

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Publication number
JP2000006497A
JP2000006497A JP10174176A JP17417698A JP2000006497A JP 2000006497 A JP2000006497 A JP 2000006497A JP 10174176 A JP10174176 A JP 10174176A JP 17417698 A JP17417698 A JP 17417698A JP 2000006497 A JP2000006497 A JP 2000006497A
Authority
JP
Japan
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predetermined
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Pending
Application number
JP10174176A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Iida
信之 飯田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10174176A priority Critical patent/JP2000006497A/ja
Publication of JP2000006497A publication Critical patent/JP2000006497A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホスト装置およびプリンタから成る印刷装置
においてホスト装置側からプリンタの構成部材の充分な
省エネルギー制御を行なえるようにする。 【解決手段】 ホストコンピュータ13のCPU1は、
印刷させる1バンドぶんの印刷データがプリンタ70の
プリンタエンジン62を駆動する必要のない全白データ
であるかどうかに応じて、そのバンドの印刷期間におい
て、プリンタエンジンの定着器ヒータ61をオン/オフ
するための制御情報を生成し、プリンタ70に送信す
る。この制御情報の送信には、プリンタ(パラレル)イ
ンターフェース上の信号線を用いるか、印刷データの一
部に含めてプリンタ70に送信する。プリンタ70側で
は、受信した定着器ヒータ61をオン/オフするための
制御情報に基づき定着器ヒータ61をオン/オフ制御す
ることにより節電制御を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホスト装置、およ
び前記ホスト装置から送信された印刷データを印刷する
プリンタから成る印刷装置、印刷装置の制御方法、およ
び印刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読
取可能な記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、省エネルギー技術が非常に重
視されており、必要ない期間においては、装置の構成部
材の電源供給を停止したり、動作クロックを停止したり
する省エネルギー技術が様々な装置で実施されている。
【0003】また、上記のような印刷装置においても、
この省エネルギー重視の観点は例外ではない。ところ
が、上記のような構成を有する印刷装置における省エネ
ルギー技術は、従来では充分なものではなかった。以
下、レーザビームプリンタの例に基づき説明する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】レーザビームプリンタ
はコンピュータなどのホスト装置に接続されて広く用い
られているが、レーザビームプリンタのような電子写真
方式の場合、トナー現像された画像を定着するために定
着器が不可欠である。この定着は現在では熱定着によっ
て行なわれており、定着のための熱源(定着用ヒータ)
の駆動はプリンタの他の構成部材に比して比較的大きな
電力を必要とする。
【0005】定着用ヒータの駆動を工夫すれば、大きな
省エネルギー効果が得られるが、従来では、定着用ヒー
タの駆動制御は、レーザビームプリンタの定着用ヒータ
をプリンタエンジンの印刷開始時にオンにし印刷終了時
にオフする、という程度のもので、それほど充分な省エ
ネルギー効果を得られるものではなかった。
【0006】すなわち、従来構成では、印刷開始から終
了まで定着用ヒータをオンしていたので、記録する画像
もしくは文字等が無い期間でも定着用ヒータがオンのま
まであり、無駄な電力が消費されていた。
【0007】上記の問題は、レーザビームプリンタの定
着器のみに係る問題ではなく、真の問題は、従来技術で
は定着器のような消費電力が大きいプリンタの構成部材
について、その動作をホスト装置側から充分に制御する
ことができなかった点にある。
【0008】本発明の課題は、上記の問題を解決し、ホ
スト装置およびプリンタから成る印刷装置においてホス
ト装置側からプリンタの構成部材の充分な省エネルギー
制御を行なえるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明においては、ホスト装置、および前記ホス
ト装置から送信された印刷データを印刷するプリンタか
ら成る印刷装置、印刷装置の制御方法、および印刷装置
の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記
憶媒体において、前記印刷データを構成する所定のデー
タ単位で、前記プリンタ内の所定部材をオン/オフ制御
するための制御情報を前記ホスト装置から前記プリンタ
に送信し、前記プリンタ側において前記制御情報に応じ
て前記プリンタ内の所定部材をオン/オフ制御する構成
を採用した。
【0010】あるいはさらに、前記所定のデータ単位の
印刷データが印刷すべき画素を含まない場合に、前記プ
リンタにおいて当該データ単位の印刷データの印刷処理
期間にほぼ相当する期間の間、前記プリンタ内の所定部
材をオフに制御する制御情報が前記ホスト装置から前記
プリンタに送信される構成を採用した。
【0011】あるいはさらに、前記制御情報が前記ホス
ト装置および前記プリンタの間を接続するプリンタイン
ターフェース上の所定の1本の信号線を用いて送信され
る構成を採用した。
【0012】あるいはさらに、前記制御情報が前記印刷
データの所定のデータ単位と関連づけされた上で、所定
形式の印刷データの一部として前記ホスト装置から前記
プリンタに送信される構成を採用した。
【0013】あるいはさらに、前記プリンタ側で、前記
ホスト装置から送信された所定のデータ単位の印刷デー
タから、印刷すべきイメージデータ、およびそれに関連
づけられた前記制御情報をデコードし、前記所定のデー
タ単位の印刷データからデコードされたイメージデータ
の印刷時に当該所定のデータ単位の印刷データからデコ
ードされた前記制御情報に基づき前記プリンタ内の所定
部材がオン/オフ制御される構成を採用した。
【0014】あるいはさらに、所定のデータ単位の印刷
データが印刷すべき画素を含まない場合、前記制御情報
に基づき、当該データ単位の印刷データの印刷開始に応
じて前記所定部材がオンからオフに制御され、その後、
当該データ単位の印刷データの印刷終了に応じて前記所
定部材が再度オンに制御される構成を採用した。
【0015】あるいはさらに、前記所定部材が再度オン
に制御される際、当該データ単位の印刷データの印刷終
了に先立つタイミングにおいて前記所定部材が再度オン
に制御され、これにより前記所定部材のウォームアップ
が行なわれる構成を採用した。
【0016】あるいはさらに、前記プリンタの印刷機構
が電子写真方式のプリンタエンジンから構成され、前記
所定部材が前記プリンタエンジンの定着用ヒータである
構成を採用した。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。
【0018】まず、本発明を適用するに好適なレーザビ
ームプリンタの構成を図8を用いて説明する。なお、本
発明の対象とするプリンタは、レーザビームプリンタに
限られるものではなく、他のプリンタ方式のプリンタで
も良いが、後述の被制御部材は適宜他の部材に置換すれ
ばよい。
【0019】図8は、本発明を適用可能なレーザビーム
プリンタ(LBP)のプリンタエンジンのハードウェア
構成を示している。図8において、1500はLBP本
体であり、外部に接続されているホストコンピュータか
ら供給される印刷情報(文字コード等)やフォーム情報
あるいはマクロ命令等を入力して記憶するとともに、そ
れらの情報にしたがって対応する文字パターンやフォー
ムパターン等を作成し、記録媒体である記録紙等に像を
形成するものである。
【0020】符号1501は操作のためのスイッチ及び
LED表示器等が配されている操作パネル、1000は
LBP本体1500全体の制御及びホストコンピュータ
から供給される文字情報を解析するプリンタ制御ユニッ
トである。
【0021】このプリンタ制御ユニット1000は、主
に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換
してレーザドライバ1502に出力する。レーザドライ
バ1502は半導体レーザ1503を駆動するための回
路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ
1503から発射されるレーザ光1504のオン/オフ
切り換えをする。レーザ光1504は回転多面鏡150
5上で左右方向に振られ、静電ドラム1506上を走査
露光する。
【0022】この走査露光により、静電ドラム1506
上には文字パターン等の静電潜像が形成される。この潜
像は、静電ドラム1506周囲に配設された現像ユニッ
ト1507により現像された後、記録紙に転写される。
【0023】記録紙に転写されたトナー像は定着器15
15により熱定着される。定着器1515は定着ローラ
1516を内蔵しており、この定着ローラ1516は定
着用ヒータ(本図では不図示)により加熱される。
【0024】記録済みの記録紙は、搬送ローラ1518
により排紙トレイ1517に排出される。なお、記録紙
にはカットシートを用いるものとし、カットシート記録
紙は用紙カセット1508に収納され、給紙ローラ15
09および搬送ローラ1510、搬送ローラ1511に
より、装置内に取り込まれて、静電ドラム1506に供
給される。
【0025】また、LBP本体1500には、図示しな
いカードスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォ
ントに加えてオプションフォントカード、言語系の異な
る制御カード(エミュレーションカード)を接続できる
ように構成されているものとする。
【0026】なお、以上では記録系の構造のみを示して
いるが、装置はさらにいわゆる多機能デジタル複写機の
ように原稿画像を入力するスキャナを有していてもよ
い。
【0027】[第1実施形態]本発明の第1の実施形態
は、ホストコンピュータとプリンタからなる印刷システ
ムにおいて、ホストコンピュータのパラレルポートの制
御信号を用い、プリンタエンジンの定着用ヒータをオン
/オフするようにしたものである。ホストコンピュータ
は、該制御信号をトグルさせ、プリンタ側では、プリン
タコントローラが該制御信号の変化に応じて、プリンタ
エンジンの定着器(図8の1515)の定着用ヒータを
オン/オフさせヒータの制御を行なう。
【0028】このように、ホストコンピュータ側から1
ページ中でもヒータをオン/オフ可能とすることによ
り、消費電力を低減し、省エネルギーを計ることができ
る。
【0029】図1は、本発明の第1の実施形態における
制御系の構成を示したもので、ホストコンピュータ13
とプリンタ70から成る。
【0030】図1のホストコンピュータ13は次のよう
に構成されている。
【0031】まず、符号1はホストコンピュータ13の
CPUであり、本実施形態では印字するデータをプリン
タに1バンド(1頁のデータを、ライン数や画素数など
の所定単位で分割したもので、単に1ラインに相当して
いてもよい)単位に転送すると共に、印字データの有無
に応じて、パラレルポートの信号である/AutoFd
を使いプリンタエンジンの定着器のヒータのオン/オフ
を制御する。
【0032】パラレルポートの規格(IEEE128
4)では、/AutoFd(AutoFeed)は自動紙送りを
行なうか否かを決定する信号として規定されているが
(通常、アンフェノール36ピンのコネクタではピン1
4、ローレベル能動)、本実施形態では、この/Aut
oFdをプリンタエンジンの定着器のヒータのオン/オ
フ制御に流用するものとする。なお、「AutoFd」
の先頭に付した「/」はローレベル能動を示すものと
し、この標記は他の信号についても同様とする。
【0033】ホストコンピュータ13の構成自体は任意
であるが、たとえばここではホストコンピュータ13は
次のような部材から構成されている。
【0034】符号2はプリントデータなどのデータやプ
ログラムを記憶するRAM、3はプログラム等を格納す
るROMで、CPU1のシステムバス4に接続されてい
る。
【0035】さらにシステムバス4には、キーボードコ
ントローラ5、CRTコントローラ6、メモリコントロ
ーラ7が接続され、これらを介してユーザインターフェ
ースのためのキーボード9およびCRT10との入出
力、および外部記憶装置(ハードディスクドライブな
ど)11とのデータ入出力が行なわれる。なお、符号1
2はコンピュータの本体部分を示している。
【0036】プリンタ70と接続するため、ホストコン
ピュータ13にはパラレルインターフェース8が設けら
れており、パラレルインターフェース8はプリンタケー
ブル21を介してプリンタ70側のパラレルインターフ
ェース36と接続される。
【0037】一方、プリンタ70は次のように構成され
ている。
【0038】すなわち、プリンタ70は、コンピュータ
とプリンタ装置との入出力制御のためのインターフェー
スであるコントローラ40と、コントローラ40から渡
されたデータに従って、印刷を行なう記録部であるプリ
ンタエンジン62から成る。コントローラ40、および
プリンタエンジン62の制御回路部分は、図8の構成で
はプリンタ制御ユニット1000の回路基板上に実装さ
れる。
【0039】符号41はコントローラから渡されたデー
タに従って、印刷を行なう印刷部であるプリンタエンジ
ンとコントローラを接続するための接続部であり、所定
の構成を有するコネクタおよびケーブルなどから構成さ
れる。
【0040】コントローラ40の内部のブロックは次の
ような各部材から構成される。
【0041】符号31は、CPUで、このCPU31
は、コンピュータから送られてきたプリントデータ(イ
メージデータ)をラスタライズしてプリンタエンジンに
送る制御の他、ホストコンピュータ13との間の種々の
入出力制御を行なう。ROM34には、CPU31の制
御プログラム(プリンタコントローラを制御するプログ
ラムなど)が格納される。
【0042】CPU31のシステムバス35には次のよ
うな部材が接続される。
【0043】符号36はコンピュータとプリンタを接続
するためのパラレルインタフェース、37はプリンタコ
ントローラとプリンタエンジンのインターフェースとし
てのビデオインターフェースであり、データ制御信号、
エンジンの制御信号、印字のためのビデオ信号等を含
む。
【0044】符号39はRAMで、DRAM素子などか
ら構成され、ホストから送られて来たイメージデータを
格納する。CPU31がラスタライズしたビットマップ
イメージはこのRAM39に格納される。
【0045】その他に、システムバス35には、基本ク
ロックを発生するクロックジェネレータ32、および入
出力ポート38が接続される。クロックジェネレータ3
2は水晶振動子33の基本周波数に基く所定のクロック
を発生する。入出力ポート38は、後述の回路素子の制
御、あるいはさらにプリンタの操作パネルのLEDやL
CDなどに対する入出力などに用いられる。
【0046】プリンタエンジン62内部のブロックは次
のような部材から構成される。
【0047】符号51はCPUで、メインモータ、スキ
ャナモータ、定着用ヒータなどの制御及びプリンタの解
像度、印字速度の設定など、エンジン側全体の制御を行
なうためのものである。
【0048】符号52はビデオインタフェースであり、
プリンタコントローラ40側とのビデオインタフェース
37と接続部41を介して接続される。ビデオインタフ
ェース37、接続部41、ビデオインタフェース52を
介して、プリンタの解像度、印字速度等のプリンタ情報
の送受信、印刷するイメージデータの授受などが行なわ
れる。
【0049】プリンタエンジン70側のシステムバス5
5にはさらに次のような部材が接続される。
【0050】符号53は、各種の処理データ等を格納す
るRAM、54はプリンタエンジン側のCPU51の制
御プログラムを格納したROMである。
【0051】図1の例は、プリンタエンジンの主たる記
録搬送系を駆動するメインモータ59のほか、画像の入
力も行なうよう構成されており、この画像入力系を駆動
するスキャナモータ60が設けられている。メインモー
タ59およびスキャナモータ60はそれぞれシステムバ
ス55に接続されたメインモータコントローラ56およ
びスキャナモータコントローラ57によりそれぞれ制御
される。
【0052】また、定着器の定着用ヒータ61は、同じ
くシステムバス55に接続された定着用ヒータコントロ
ーラ58により制御される。定着用ヒータコントローラ
58は、定着用ヒータ61の温度等をCPU51からシ
ステムバス55を介して与えられるパラメータにしたが
って制御する。
【0053】静電ドラム(図8の1506)を走査露光
するための半導体レーザ64(図8の1503に相当)
は同じくシステムバス55に接続されたレーザドライバ
63(図8の1502に相当)により駆動される。
【0054】図2は、図1のプリンタコントローラ40
とプリンタエンジン62の要部の構成を詳細に示してい
る。図2の符号35,37,39,40,58,61,
62,63,64は、図1と同一の部材を示している。
【0055】図2の符号39はRAM(DRAM)で、
ホストから送られて来たイメージデータを格納するメモ
リとして、2つのバッファメモリ1およびバッファメモ
リ2で構成されており、片方のバッファでイメージデー
タを格納しているときに、もう片方のバッファにあるイ
メージデータをビデオインタフェース37を介してプリ
ンタエンジン62で印字させるためのビデオデータとし
て送信する。このバッファメモリを交互に用いるための
制御はバッファ制御回路39aにより行う。
【0056】符号37はプリンタエンジンとのインター
フェースであり、ラッチ37a、37b、セレクタ37
c、37d、シフトレジスタ37eから構成されてお
り、次のような制御を行う。
【0057】バッファ制御回路39aの制御により、バ
ッファ1あるいはバッファ2(RAM39)からのデー
タをセレクタ37dにより切り替え、さらにシフトレジ
スタ37eによりパラレルデータからシリアルデータに
変換(パラレルシリアル変換)し、ビデオ信号/VDO
として、プリンタエンジンに送る。
【0058】なお、後述のように、バッファメモリ1な
いし2は、印刷データの1バンドを単位として交互に使
用される。
【0059】また、CPU31が入出力ポート38の所
定アドレスに書き込みを行なうことにより、ヒータ制御
信号/HEN(Heater Enable)1,/HEN(同)2
を1あるいは0にすることで、プリンタエンジンの定着
器のヒータをオン/オフ制御する信号の状態をラッチ3
7a、37bに設定することができる。ここで、ヒータ
制御信号/HEN1はバッファ1のデータを読み出して
いるとき有効となるヒータ制御信号であり、ヒータ制御
信号/HEN2はバッファ2のデータを読み出している
とき有効となるヒータ制御信号である。
【0060】バッファ制御回路39aはCPU31が入
出力ポート38の所定アドレスに書き込みを行なうこと
により状態が決定される信号/STが0(印刷開始)か
1(印刷停止)かに応じて、バッファメモリ1および2
を交互に用いての印刷処理を実行または停止する。
【0061】また、バッファ制御回路39aは、イメー
ジデータを読み出し中の(RAM39の)バッファメモ
リ1ないし2にそれぞれ対応するヒータ制御信号(ラッ
チデータ)/HEN1あるいは/HEN2をセレクタ3
7cによりイネーブルしてプリンタエンジン62側にヒ
ータ制御信号/HCNTとして出力させる。
【0062】上記のビデオ信号/VDO、およびヒータ
制御信号/HCNTは、接続部41を介してプリンタコ
ントローラ40と、プリンタエンジン62の間で授受さ
れるものとし、プリンタコントローラ40のCPU31
は、後述のように上記のパラレルポートの信号/Aut
oFdに従ってヒータ制御信号/HEN1および/HE
N2の状態を決定する。
【0063】次に上記構成における動作につき説明す
る。
【0064】図3は上記のホストコンピュータ13側の
1ページの印刷処理を示したフローチャートである。図
示の手順はCPU1の制御プログラムとしてROM3
(あるいは外部記憶装置11)に格納される。
【0065】ステップS1では、印刷データの1バンド
分のデータをメモリ(RAM2あるいは外部記憶装置1
1)からリードする。ここでは、印刷すべきデータはC
PU1の処理によりビットマップ(あるいはプリンタ制
御言語の形式でもよい)にラスタライズされる。その
際、文字の印刷であればROM3や外部記憶装置11に
格納されているフォントデータが使用され、また、画像
データであれば、必要なデータフォーマットの変換が行
なわれる。この1バンド分の印刷データの生成は、オペ
レーティングシステムレベルで行なわれるもの、アプリ
ケーションレベルで行なわれるもののいずれであっても
よい。
【0066】ステップS2では、ステップS1でリード
した1バンド分の印刷データが、その1バンド分全てに
ついて白ライン(プリンタエンジンを駆動して印刷すべ
き文字や画像、あるいは単に画素が一切無い)であるか
否かを調べる。ステップS2が肯定された場合にはステ
ップS4へ、否定された場合にはステップS3に移行す
る。
【0067】ステップS3、S4では、印刷すべき1バ
ンドが全て白ライン(印字する文字や画像がない)か否
かに応じて、パラレルポート(パラレルインターフェー
ス8、36、プリンタケーブル21)の信号/Auto
Fdの状態を決定する。すなわち、印刷すべき1バンド
が全て白ラインではない場合は、ステップS3において
/AutoFdを0とし(定着器(図8の1515)の
ヒータ(図1の61)オンを意味する)、一方、印刷す
べき1バンドが全て白ラインの場合は、ステップS4に
おいて/AutoFdを1にする(定着器ヒータオフを
意味する)。
【0068】ステップS5では、ステップS1でリード
したデータをプリンタへ転送し、ステップS6におい
て、1ページ分のデータを全て転送終了したか否かを調
べる。
【0069】もし、そのページで送信すべきバンドが残
っていればステップS1へ戻り、上記の処理を繰り返
す。
【0070】1ページ分転送済みであればステップS7
で/AutoFdを1にし、当該ページの処理を終了す
る。
【0071】上記の処理を繰り返すことにより、印刷す
べき複数のページがプリンタ70に転送され、その際、
1バンドのデータの内容に応じて、プリンタに印刷デー
タを転送しながらプリンタエンジンの定着用ヒータ61
のオン/オフの制御が行なわれる。
【0072】一方、図4はプリンタ側におけるプリンタ
コントローラ40のCPU31による1ページの印刷処
理を示している。図示の手順はプリンタコントローラ4
0のROM34に格納される。
【0073】図4のステップS11では、ホストコンピ
ュータからパラレルポート(パラレルインターフェース
8、36、プリンタケーブル21)を介して転送された
1バンド分のデータをバッファ1へ格納する。バッファ
メモリ1ないし2は、印刷データの1バンドを単位とし
て交互に使用される。
【0074】ステップS12では、ステップS11で受
信中の信号/AutoFdが0か否かを調べ、この状態
に応じてステップS13ないしS14においてヒータ制
御信号/HEN1の状態を決定する。つまり、受信しバ
ッファメモリ1に格納した当該1バンドのデータに関す
る信号/AutoFdの状態を調べ、その状態に応じて
当該バッファメモリ1に対応するヒータ制御信号/HE
N1の状態を決定する。
【0075】ステップS12で/AutoFdが0(イ
ネーブル)であった場合はステップS13においてヒー
タ制御信号/HEN1に相当するポート(入出力ポート
38)に0をライトし(定着用ヒータ61のオンを表
す)、一方、/AutoFdが0でなかった場合(ディ
スエーブル)はステップS14においてヒータ制御信号
/HEN1に相当するポート(入出力ポート38)に1
をライトする(定着用ヒータ61のオフを表す)。
【0076】すなわち、バッファメモリ1に格納すべき
印刷すべき1バンドが全て白ラインでなければ、/Au
toFdの0(ヒータオン)によってヒータ制御信号/
HEN1が0(ヒータオン)に制御され(ステップS1
3)、逆に印刷すべき1バンドが全て白ラインの場合に
は、/AutoFdの1(ヒータオフ)によってヒータ
制御信号/HEN1が1(ヒータオフ)に制御される
(ステップS14)。この/HEN1の値はラッチ37
a(図2)に保持され、バッファ制御回路39aがバッ
ファメモリ1のデータを読み出して印刷に用いる際にセ
レクタ37cにより選択され、ヒータ制御信号/HCN
Tとしてプリンタエンジン62に出力される。
【0077】ステップS15では、1ページ分のデータ
を全て印刷したかどうか調べ、1ページ分のデータを全
て処理した場合にはステップS23に移行し、1ページ
分のデータを全て処理していなければステップS16に
進む。
【0078】ステップS16〜S19では、バッファメ
モリ2へのデータ格納と、そのデータの受信の際の/A
utoFdの状態に応じてヒータ制御信号/HEN2を
決定する処理を行なう(バッファメモリ1へのデータ格
納と、そのデータの受信の際の/AutoFdの状態に
応じてヒータ制御信号/HEN1を決定する上記のステ
ップS11〜S14に相当)。
【0079】すなわち、ステップS16では、ホストコ
ンピュータから転送された1バンド分のデータをバッフ
ァ2へ格納する。
【0080】ステップS17では、ステップS16で受
信中の/AutoFdが0か否か調べ、/AutoFd
が0であった場合はステップS18においてヒータ制御
信号/HEN2に相当するポート(入出力ポート38)
に0をライトし(ヒータオン)、一方、/AutoFd
が0でなかった場合はステップS19においてヒータ制
御信号/HEN2に相当するポート(入出力ポート3
8)に1をライトする(ヒータオフ)。
【0081】すなわち、バッファメモリ2に格納すべき
印刷すべき1バンドが全て白ラインでなければ、/Au
toFdの0(ヒータオン)によってヒータ制御信号/
HEN2が0(ヒータオン)に制御され(ステップS1
8)、逆に印刷すべき1バンドが全て白ラインの場合に
は、/AutoFdの1(ヒータオフ)によってヒータ
制御信号/HEN2が1(ヒータオフ)に制御される
(ステップS19)。この/HEN2の値はラッチ37
bに保持され、バッファ制御回路39aがバッファメモ
リ2のデータを読み出して印刷に用いる際にセレクタ3
7cにより選択され、ヒータ制御信号/HCNTとして
プリンタエンジン62に出力される。
【0082】ステップS20では、印刷の実行を決定す
る信号/STの状態が1か否か調べる。この信号/ST
は/ST=1のとき印字は開始していないことを示す。
信号/STの状態が1であればステップS21へ、信号
/STの状態が1でなければステップS22に進む。
【0083】ステップS21では、/STに相当するポ
ート(入出力ポート38)に0をライトする。これによ
り印字開始が示され、バッファ制御回路39aは、受信
した順序でバッファメモリ1および2からイメージデー
タを交互に読み出し、読み出しデータを37のインタフ
ェースに送り始める。その際、読み出し中のバッファメ
モリに対応するラッチ37aないし37bに保持された
ヒータ制御信号/HEN1ないし/HEN2の値がセレ
クタ37cを介して選択され、ヒータ制御信号/HCN
Tとしてプリンタエンジン62に出力される。
【0084】ステップS22では、1ページ分のデータ
を全て印刷したかどうか調べ、1ページ分のデータを全
て処理した場合にはステップS23に移行し、1ページ
分のデータを全て処理していなければステップS11に
進む。
【0085】ステップS23では、/STのI/Oポー
トに1をライトする。これにより(1ページの)印字終
了が示される。また、所定ページ数の処理が全部終了し
た場合には、従来同様に定着器のヒータをオフとする処
理を行なってもよい。この処理のために、ヒータ制御信
号/HCNTは図2とは別の経路で制御できるように構
成しておけばよい。
【0086】上記のようにして、ホストコンピュータ1
3から印刷データを送信する際、ホストコンピュータ1
3側から印刷データの1バンドの全白状態に応じて、つ
まり、印刷データの所定単位のデータ構成に応じて、き
め細かく/AutoFd信号を介してプリンタエンジン
62の定着用ヒータ61をオン/オフ制御することがで
き、効率のよい節電が可能となり、大きな省エネルギー
化を期待することができる。
【0087】また、プリンタインターフェースの規格上
の信号線(/AutoFd)を利用して定着器ヒータの
オン/オフ制御を行なうことにより、印刷データを記述
するPDLやプリンタ制御言語の仕様、互換性に影響を
与えない、という利点がある。
【0088】なお、ホストコンピュータからプリンタに
印刷データを送信する際のデータフォーマットは任意で
あり、たとえばバンドなどの所定単位づつ所定のデータ
圧縮方式により圧縮して送信してもよい。
【0089】[第2実施形態]第1実施形態では、パラ
レルポート上の/AutoFd信号を定着器のヒータ制
御に流用したが、ホストコンピュータ側から定着器のヒ
ータ制御を行なうための情報をプリンタ(エンジン)側
に伝達するには必ずしもこのように特別の信号線を1本
用いる必要はなく、以下に示すような構成も考えられ
る。
【0090】本実施形態では、ホストコンピュータで印
刷データを1バンド毎に圧縮してプリンタに送信するも
のとし、その際、当該の1バンドがすべて白ライン(全
白:印字する文字や画像がない)であるとき、プリンタ
エンジンの定着用ヒータをオフするコマンドを送信する
圧縮データの中に挿入する。また、次の1バンドが白ラ
インでなければヒータをオンするコマンドを挿入し、こ
れらを印刷データとしてプリンタのコントローラに送る
ようにする。すなわち、定着用ヒータをオン/オフする
コマンドとバンドデータを関連づけてプリンタに送信す
る。
【0091】このヒータ制御用のコマンドおよび圧縮の
方式は、たとえばプリンタが採用するPDL、プリンタ
制御言語の仕様の一部として定義すれば良く、あるいは
そのような言語で記述されたデータ全体を公知の種々の
適当なデータ圧縮方式により圧縮してもよい。
【0092】プリンタコントローラ側では、受信した圧
縮データを一度バッファに入れ、エンジン側の印刷のタ
イミングに合わせて必要なときに読み出しデコーダ(後
述)に書き込む。デコーダは圧縮されたデータを伸長
し、含まれているプリントコマンド(PDL、プリンタ
制御言語などにより記述)を解釈し、最終的なビットマ
ップデータが生成され、このビットマップデータをエン
ジン側に転送することにより印刷を行なう。
【0093】また、本実施形態では、プリンタコントロ
ーラは、後述のようにして定着器ヒータのオンコマンド
またはオフコマンドが来たときにヒータをオン/オフ制
御する。
【0094】このようにして、1ページ中でもヒータを
オン/オフすることができるので、省エネルギーを図る
ことができる。
【0095】本実施形態のハードウェアの全体構成は図
1に示したものと同様で良い。以下、図1中の部材で、
図1と異なるものについてのみ説明する。
【0096】まず、ホストコンピュータ13の内部のブ
ロック中、CPU1は、本実施形態では印字するデータ
をプリンタに1バンド単位に圧縮し転送すると共に、印
字データの有無に応じて圧縮データの中にプリンタエン
ジンの定着用ヒータのオフコマンドあるいは、オンコマ
ンドを挿入する。圧縮の形式、ヒータ制御コマンドの格
納アドレスなどは任意である。
【0097】また、プリンタ70を構成するコントロー
ラ40において、CPU31はコンピュータから送られ
てきたプリントデータ(PDLやプリンタ制御言語の仕
様を満たす方式で圧縮されたイメージデータ)をデコー
ドし(伸張)プリンタエンジンに送る処理を実行させ
る。また、デコード結果にヒータ制御コマンドが含まれ
ていれば、そのコマンドにしたがって定着器ヒータのオ
ン/オフ制御を行なう。
【0098】プリンタコントローラ40とプリンタエン
ジン62のインターフェースであるビデオインターフェ
ース37は、ヒータの制御信号及びエンジンの制御信
号、印字のためのビデオ信号等を含むものである。
【0099】その他の部材は第1実施形態と同様に構成
するものとする。
【0100】本実施形態の場合、ビデオインターフェー
ス37(図1)は、この周辺はたとえば図5のように構
成することができる。図5は第1実施形態の図2に相当
する様式であり、図中の35、37、39、40、5
8、61、62、63、64は図1のブロック図と同じ
部材を指す。なお、この図5は便宜上ハードウェアブロ
ックから構成するものとするが、ここに示す構成の一部
(特に後述のデコーダなど)あるいは全てをコントロー
ラ40のCPU31の機能により実現することもでき
る。その場合は、図5の回路の機能はCPU31のプロ
グラムとして構成され、ROM34に格納されることに
なる。
【0101】図5のRAM39はホストコンピュータ1
3から転送されたイメージデータを格納するメモリであ
り、本実施形態ではホストコンピュータ13から転送さ
れた圧縮データを一旦格納するバッファメモリとして使
用される。そして、プリンタエンジン62の印刷処理の
進行タイミングに合わせてこのバッファより読み出した
圧縮データをインタフェース37のデコーダ37hへ書
き込む事により、プリンタエンジン62にビデオデータ
を送ると共に定着器ヒータのオン/オフの制御を行う。
【0102】インタフェース37は、デコーダ37h、
FIFO(先入れ先出し)メモリ37i、シフトレジス
タ37jおよびディレイ回路37から成り、次のような
制御を行う。
【0103】すなわち、印刷処理の進行に合わせてバッ
ファより読み出されたデータを、デコーダ37hに書き
込む。デコーダ37hは圧縮データを伸張、解析し、印
刷すべきイメージの部分をビットマップデータに展開し
てFIFOメモリ37iに入力する。
【0104】FIFOメモリ37i内のビットマップデ
ータは、順次シフトレジスタ37jを介して、プリンタ
エンジン62側にビデオ信号/VDOとして送信され
る。
【0105】また、デコーダ37hは、ホストコンピュ
ータ13から圧縮データ中に挿入されて送信された定着
器ヒータのオン/オフコマンドを検出し、このコマンド
に応じて、ヒータをオン/オフすべきビットマップデー
タのFIFOメモリ37iへの書き込みタイミングにお
いてディレイ回路37kにヒータ制御信号/HEN3の
レベル(0:ヒータオンまたは1:ヒータオフ)を決定
する。
【0106】FIFOメモリ37i、シフトレジスタ3
7j、およびディレイ回路37kは同一のクロックによ
り同期して入出力動作を行なうものとし、ディレイ回路
37kはヒータ制御信号/HEN3を、FIFOメモリ
37iの中のデータ残量の分だけ遅延させて最終的なヒ
ータ制御信号/HCNTとしてプリンタエンジン62側
に出力させる。
【0107】図5の上部には、このディレイの様子を示
してある。すなわち、ここで、FIFOメモリ37i中
のビットマップのアドレスA0において定着器ヒータを
オフとし、アドレスA1においてオンとする(つまり、
アドレスA0〜A1までは全白バンドである)とすれ
ば、ヒータ制御信号/HEN3をFIFOメモリ37i
の書き込みと読み出し(たとえばアドレスA0に関す
る)タイミングの差(すなわちFIFOメモリ37iの
残量)に応じたぶんだけディレイ回路37kで遅延させ
ることにより、ヒータ制御信号/HCNTを生成するこ
とができる。
【0108】ディレイ回路37kに与える遅延量dl
は、FIFOメモリ37iが決定する。すなわち、FI
FOメモリ37i、シフトレジスタ37j、およびディ
レイ回路37kは同一のクロックにより同期して動作す
るとすれば、遅延量dlはFIFOメモリ37iが管理
する書き込み(入力)、および読み出し(出力)アドレ
ス(ポインタ)の差から求めることができる。
【0109】ヒータ制御信号/HCNTおよび画像信号
/VDOを受信するプリンタエンジン62側の構成は図
2と同一である。
【0110】次に以上の構成における動作につき図6、
図7を参照して説明する。図6はホストコンピュータ1
3側、図7はプリンタ70側の1ページの印刷処理をそ
れぞれ示している。なお、図6、図7は第1実施形態の
図3、図4にそれぞれ該当するもので、細部の同一の処
理について、ここでは詳細な記載を省略する。
【0111】まず、ホストコンピュータ13側におい
て、ステップS21では、図3のステップS1同様に印
刷データの1バンド分のデータを(RAM2あるいは外
部記憶装置11)からリードする。
【0112】ステップS22では、印刷すべき1バンド
分すべて白ライン(印字する文字や画像がない)か否か
調べる(図3のステップS2同様)。ステップS22が
肯定された場合にはステップS24へ、否定された場合
にはステップS23に移行する。
【0113】ステップS23およびステップS24で
は、ヒータオン(ステップS23)ないしヒータオフ
(ステップS24)コマンドをメモリ(RAM2の所定
バッファ領域)に格納する。その際、現在のヒータの制
御状態に相当するヒータフラグ(RAM2の所定領域な
どに確保される)の値を用いて制御を行なう。このヒー
タ(オフ)フラグは、「0」により「ヒータオフ」を、
「1」により「ヒータオン」を示すものとし、初期値は
ステップS21の開始時点で「1」(ヒータオン)にあ
らかじめ制御されるものとする。
【0114】すなわち、ステップS24では、ヒータオ
フコマンドを格納しヒータフラグを「0」とする。ま
た、ステップS23では、ヒータフラグが「0」であれ
ばヒータオンコマンドを格納する。
【0115】ステップS25では、ステップS21でリ
ードしたデータを圧縮し、メモリ(RAM2の所定バッ
ファ領域)に格納する。この際、ヒータオン/オフコマ
ンドの送信が必要であれば、ヒータオン/オフコマンド
は圧縮データ中の所定のアドレスに格納される。
【0116】ステップS26では、ステップS25で圧
縮してメモリに格納した印刷データ(あるいはさらにヒ
ータオン/オフコマンド)をプリンタへ転送する。
【0117】ステップS27では、印刷データ1ページ
分の処理が終わったか調べる。印刷データ1ページ分の
処理終了であれば、ステップS28(図3のステップS
7に相当)においてヒータオフコマンドをプリンタへ送
り、ヒータフラグを「0」とする。
【0118】上記のようにして、ホストコンピュータ1
3は、ヒータのオン/オフコマンドを含む圧縮データを
プリンタ70に転送し、プリンタ70側で自動的に印刷
データを印刷させながら、プリンタエンジン62の定着
用ヒータ(61)のオン/オフの制御を行うことができ
る。
【0119】一方、プリンタ70のプリンタコントロー
ラ40では、図7のような処理を行なう。処理はCPU
31が実行する処理(ステップS31、S32)と、ビ
デオインターフェース37におけるエンジンとのハンド
シェイクの結果(すなわちエンジン側の印刷実行タイミ
ング)に応じて生じるハードウェア割り込みにより実行
される処理(ステップS41、S42)から成る。
【0120】まず、ステップS31では、ホストコンピ
ュータ13から送信された圧縮データ(上記のように、
ヒータオン/オフコマンドを含む場合がある)を受信し
バッファ39(図5)に格納する。ステップS32で
は、1ページの終わりまで処理したか否かを調べ、終了
するまでステップS31が繰り返される。
【0121】一方、ビデオインターフェース37が図5
のように構成されている場合、CPU31がハードウェ
ア割り込みにより実行すべき処理は、ステップS41に
おいて、バッファ(RAM39)から圧縮データをリー
ドし、ステップS42では、ステップS41でリードし
たデータをデコーダ37hにライトするだけである。
【0122】これにより、図5に関して説明したように
デコーダ37hによりデコードされたヒータオン/オフ
コマンドにしたがってヒータ制御信号/HEN3が生成
され、さらにヒータ制御信号/HEN3からFIFOメ
モリ37iの残量に応じて遅延されたヒータ制御信号/
HCNTが生成され、このヒータ制御信号/HCNTに
よりプリンタエンジン62の定着器ヒータ61が制御さ
れる。
【0123】以上のようにして、ホストコンピュータか
らデータを受信しながら、ハードウェアの割り込みによ
り圧縮データをリードし、インタフェース37にライト
することにより、ハードウェアにより自動的に、印刷を
行いながら必要に応じてヒータをオン/オフ制御ができ
る。
【0124】上記のようにして、ホストコンピュータ1
3から印刷データを送信する際、ホストコンピュータ1
3側から印刷データの1バンドの全白状態に応じて、つ
まり、印刷データの所定単位のデータ構成に応じて、ヒ
ータオン/オフコマンドを送信して、きめ細かくプリン
タエンジン62の定着用ヒータ61をオン/オフ制御す
ることができ、効率のよい節電が可能となり、大きな省
エネルギー化を期待することができる。
【0125】また、第2実施形態では、第1実施形態の
ようにプリンタインターフェースの規格上の信号を別の
意味で用いなくても良いため、ホストコンピュータ〜プ
リンタ間のプリンタインターフェースの規格上の互換性
に関する不都合を生じることがない利点もある。
【0126】さらに、第2実施形態のように定着器ヒー
タの制御コマンドが印刷データに含まれており、デコー
ダ37hおよびディレイ回路37kを用いてヒータ制御
信号/HCNTを生成する構成においては、デコード処
理と、プリンタエンジンによる実際の印刷処理の時間差
を利用して、全白バンドの印刷開始に応じていったんヒ
ータをオフにした後、実際に再度ヒータをオンにするタ
イミングは、そのタイミングが印刷データからデコード
されるタイミングより後になっているために、この再度
ヒータをオンにするタイミングを任意に前後に調整する
ことができる利点がある。
【0127】たとえば、図5のビットマップアドレスで
言えば、アドレスA0のデータをFIFOメモリ37i
から読み出し、印刷するタイミングで定着器ヒータをオ
フにした後、必ずしもホスト側から指定されたアドレス
A1のデータをFIFOメモリ37iから読み出して、
印刷するタイミングでヒータをオンにしなければならな
い訳ではない。
【0128】たとえば定着器ヒータの予熱(ウォームア
ップ)時間を稼ぐために、アドレスA1のデータがFI
FOメモリ37iから読み出されるタイミング以前にお
いて、ヒータを再度オンにすることが考えられる。この
ようなヒータを再度オンにするタイミングの調整は、デ
コーダ37h自体で行なうことができる。すなわち、デ
コーダ37hは、ヒータを再度オンにすべきアドレスA
1をデコードしたら、アドレスA1のデータよりも所定
のデータ量(ライン数あるいは画素数など)ぶんだけ前
方のアドレスのデータがFIFOメモリ37iから読み
出されるタイミングにおいてヒータが再度オンになるよ
うにヒータ制御信号/HEN3の立ち下りエッジを前方
にずらす。このような処理は、PDLやプリンタ制御言
語などにおけるビットマップ表現に圧縮されたデータを
デコードし、非圧縮のビットマップを出力するデコーダ
37hが充分な処理速度を有していれば可能である。
【0129】また、このようなヒータの再度オンを早め
るタイミングの調整は、固定値で行なうほか、ヒータオ
フ期間の連続する長さに応じて適応的に行なってもよ
い。たとえば、ヒータオフ期間の連続時間(ビットマッ
プデータ量)に比例してヒータの再度オンを早める調整
量を決定することができる。
【0130】このようにして、全白バンドの検出に応じ
ていったん定着器ヒータをオフにした後、ヒータの再度
オンを早める調整を行なうことができ、これにより定着
器ヒータの予熱時間を稼ぎ、画質が低下するのを防止す
ることができる。すなわち、定着器ヒータが再度オンに
制御された後の印刷処理条件を正確に管理でき、画質の
低下などの問題を回避できる利点がある。
【0131】また、定着器ヒータの冷却を防止する、と
いう観点からは、全白バンドの検出に応じたヒータオフ
期間の制御については、(定着器ヒータの熱容量やエン
ジンの印刷処理速度にもよるが)いったん定着器ヒータ
をオフにした後のヒータオフ期間の最大値を制限するこ
とも考えられる。すなわち、ヒータオフ期間が所定時間
を超える場合は強制的に再度ヒータをオンにするような
制御を行なってもよい。このような制御はコントローラ
側でもエンジン側でも可能である。このように強制的に
再度ヒータをオンにした場合は、その後遅れて到着する
ヒータオン(コマンド/信号)は無視するようにする。
【0132】なお、第2実施形態では、ホストコンピュ
ータからプリンタへ印刷データを圧縮して送信している
が、もちろんデータ圧縮処理は必ずしも行なう必要がな
く、PDLやプリンタ制御言語の一部として定着器ヒー
タオン/オフコマンドを送受信できるようになっていれ
ば定着器のヒータ制御の目的を達成できるのはいうまで
もない。
【0133】また、本発明において定着器ヒータの制御
の単位となっている印刷データの「バンド」は、PDL
やプリンタ制御言語の仕様、エンジンの印刷処理速度に
応じて任意に定めることができる。もちろん、このバン
ドは印刷すべきビットマップイメージの1ライン(走査
線)に相当していてもよく、この場合は1ラインが全白
か否かにしたがって定着器ヒータの制御を行なうことに
なる。このような制御は上記のいずれの実施形態におい
ても可能である。
【0134】また、上記のいずれの実施形態でも、プリ
ンタ側の被制御部材は定着器ヒータであるが、制御を受
ける部材は、細めに制御することにより節電効果を期待
できる、あるいは消費電力の大きい所定部材であればよ
く、本発明の制御技術はこのような部材の制御に応用で
きるのはいうまでもない。
【0135】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ホスト装置、および前記ホスト装置から送信
された印刷データを印刷するプリンタから成る印刷装
置、印刷装置の制御方法、および印刷装置の制御プログ
ラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体におい
て、前記印刷データを構成する所定のデータ単位で、前
記プリンタ内の所定部材をオン/オフ制御するための制
御情報を前記ホスト装置から前記プリンタに送信し、前
記プリンタ側において前記制御情報に応じて前記プリン
タ内の所定部材をオン/オフ制御する構成を採用してい
るので、ホスト装置側からきめ細かくプリンタの所定部
材をオン/オフ制御することができ、これにより効率の
よい節電が可能となり、大きな省エネルギー化を期待す
ることができる。
【0136】あるいはさらに、前記所定のデータ単位の
印刷データが印刷すべき画素を含まない場合に、前記プ
リンタにおいて当該データ単位の印刷データの印刷処理
期間にほぼ相当する期間の間、前記プリンタ内の所定部
材をオフに制御する制御情報が前記ホスト装置から前記
プリンタに送信される構成を採用することにより、所定
のデータ単位の印刷データのデータ構成に応じて効率の
よい節電が可能となり、大きな省エネルギー化を期待す
ることができる。
【0137】あるいはさらに、前記制御情報が前記ホス
ト装置および前記プリンタの間を接続するプリンタイン
ターフェース上の所定の1本の信号線を用いて送信され
る構成を採用することにより、印刷データを記述するP
DLやプリンタ制御言語の仕様、互換性に影響を与えず
にホスト装置側からプリンタの前記所定部材の制御を行
なえる利点がある。
【0138】あるいは、前記制御情報が前記印刷データ
の所定のデータ単位と関連づけされた上で、所定形式の
印刷データの一部として前記ホスト装置から前記プリン
タに送信される構成を採用すれば、ホストコンピュータ
〜プリンタ間のプリンタインターフェースの規格上の互
換性に関する不都合を生じることなくホスト装置側から
プリンタの前記所定部材の制御を行なえる利点がある。
【0139】あるいはさらに、前記プリンタ側で、前記
ホスト装置から送信された所定のデータ単位の印刷デー
タから、印刷すべきイメージデータ、およびそれに関連
づけられた前記制御情報をデコードし、前記所定のデー
タ単位の印刷データからデコードされたイメージデータ
の印刷時に当該所定のデータ単位の印刷データからデコ
ードされた前記制御情報に基づき前記プリンタ内の所定
部材がオン/オフ制御される構成を採用することによ
り、ホストコンピュータ〜プリンタ間のプリンタインタ
ーフェースの規格上の互換性に関する不都合を生じるこ
となくホスト装置側からプリンタの前記所定部材の制御
を行なえるとともに、デコード処理と印刷処理の時間差
を利用して、前記所定部材のオン/オフ制御について、
よりきめ細い調整が可能となる。
【0140】あるいはさらに、所定のデータ単位の印刷
データが印刷すべき画素を含まない場合、前記制御情報
に基づき、当該データ単位の印刷データの印刷開始に応
じて前記所定部材がオンからオフに制御され、その後、
当該データ単位の印刷データの印刷終了に応じて前記所
定部材が再度オンに制御される構成を採用することによ
り、所定のデータ単位の印刷データが印刷すべき画素を
含まない場合、その印刷データの印刷期間に対応する期
間、確実にきめ細かくプリンタの所定部材をオフに制御
することができ、これにより効率のよい節電が可能とな
り、大きな省エネルギー化を期待することができる。
【0141】あるいはさらに、前記所定部材が再度オン
に制御される際、当該データ単位の印刷データの印刷終
了に先立つタイミングにおいて前記所定部材が再度オン
に制御され、これにより前記所定部材のウォームアップ
を行なう構成を採用することによって、前記所定部材が
再度オンに制御された後の印刷処理条件を正確に管理で
き、画質の低下などの問題を回避できる利点がある。
【0142】あるいはさらに、前記プリンタの印刷機構
が電子写真方式のプリンタエンジンから構成され、前記
所定部材が前記プリンタエンジンの定着用ヒータである
構成によれば、消費電力の大きい電子写真方式のプリン
タエンジンの定着用ヒータをホスト装置側からきめ細か
くオン/オフ制御することができ、これにより効率のよ
い節電が可能となり、大きな省エネルギー化を期待する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した印刷装置の第1および第2実
施形態の制御系の構成を示したブロック図である。
【図2】本発明を採用した印刷装置の第1実施形態にお
けるプリンタのプリンタコントローラ〜プリンタエンジ
ンのインターフェース部分の構成を詳細に示したブロッ
ク図である。
【図3】本発明を採用した印刷装置の第1実施形態にお
けるホストコンピュータ側の制御を示したフローチャー
ト図である。
【図4】本発明を採用した印刷装置の第1実施形態にお
けるプリンタコントローラ側の制御を示したフローチャ
ート図である。
【図5】本発明を採用した印刷装置の第2実施形態にお
けるプリンタのプリンタコントローラ〜プリンタエンジ
ンのインターフェース部分の構成を詳細に示したブロッ
ク図である。
【図6】本発明を採用した印刷装置の第2実施形態にお
けるホストコンピュータ側の制御を示したフローチャー
ト図である。
【図7】本発明を採用した印刷装置の第2実施形態にお
けるプリンタコントローラ側の制御を示したフローチャ
ート図である。
【図8】本発明を適用するに好適なレーザビームプリン
タの構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 システムバス 5 キーボードコントローラ 6 CRTコントローラ 7 メモリコントローラ 8 パラレルインタフェース 9 キーボード 10 CRT 11 外部メモリ 12 ホストコンピュータ本体 13 ホストコンピュータ 21 プリンタケーブル 31 CPU 34 ROM 35 システムバス 36 パラレルインタフェース 37 ビデオインタフェース 37d セレクタ 37e シフトレジスタ 37h デコーダ 37i FIFOメモリ 37j シフトレジスタ 37k ディレイ回路 38 I/Oポート 39 RAM 39a バッファ制御回路 40 プリンタコントローラ部 41 ビデオインタフェースバス 51 CPU 52 ビデオインタフェース 53 RAM 54 ROM 55 システムバス 56 メインモータコントローラ 57 スキャナモータコントローラ 58 定着用ヒータコントローラ 59 メインモータ 60 スキャナモータ 61 定着用ヒータ 62 プリンタエンジン部 63 レーザドライバ 64 半導体レーザ 70 プリンタ 1500 LBP本体 1501 操作のためのスイッチ及びLED 1502 レーザドライバ 1503 半導体レーザ 1504 レーザ光 1505 回転多面鏡 1506 静電ドラム 1507 現像ユニット 1508 用紙カセット 1509 給紙ローラ 1510 搬送ローラ 1511 搬送ローラ 1515 定着器 1516 定着ローラ 1517 排紙トレイ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置、および前記ホスト装置から
    送信された印刷データを印刷するプリンタから成る印刷
    装置において、 前記印刷データを構成する所定のデータ単位で、前記プ
    リンタ内の所定部材をオン/オフ制御するための制御情
    報を前記ホスト装置から前記プリンタに送信する手段を
    設け、 前記プリンタ側において前記制御情報に応じて前記プリ
    ンタ内の所定部材をオン/オフ制御することを特徴とす
    る印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記所定のデータ単位の印刷データが印
    刷すべき画素を含まない場合に、前記プリンタにおいて
    当該データ単位の印刷データの印刷処理期間にほぼ相当
    する期間の間、前記プリンタ内の所定部材をオフに制御
    する制御情報が前記ホスト装置から前記プリンタに送信
    されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記制御情報が前記ホスト装置および前
    記プリンタの間を接続するプリンタインターフェース上
    の所定の1本の信号線を用いて送信されることを特徴と
    する請求項1に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記制御情報が前記印刷データの所定の
    データ単位と関連づけされた上で、所定形式の印刷デー
    タの一部として前記ホスト装置から前記プリンタに送信
    されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記プリンタ側に、前記ホスト装置から
    送信された所定のデータ単位の印刷データから、印刷す
    べきイメージデータ、およびそれに関連づけられた前記
    制御情報をデコードするデコーダ手段が設けられ、前記
    所定のデータ単位の印刷データからデコードされたイメ
    ージデータの印刷時に当該所定のデータ単位の印刷デー
    タからデコードされた前記制御情報に基づき前記プリン
    タ内の所定部材がオン/オフ制御されることを特徴とす
    る請求項4に記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 所定のデータ単位の印刷データが印刷す
    べき画素を含まない場合、前記制御情報に基づき、当該
    データ単位の印刷データの印刷開始に応じて前記所定部
    材がオンからオフに制御され、その後、当該データ単位
    の印刷データの印刷終了に応じて前記所定部材が再度オ
    ンに制御されることを特徴とする請求項1に記載の印刷
    装置。
  7. 【請求項7】 前記所定部材が再度オンに制御される
    際、当該データ単位の印刷データの印刷終了に先立つタ
    イミングにおいて前記所定部材が再度オンに制御され、
    これにより前記所定部材のウォームアップが行なわれる
    ことを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記プリンタの印刷機構が電子写真方式
    のプリンタエンジンから構成され、前記所定部材が前記
    プリンタエンジンの定着用ヒータであることを特徴とす
    る請求項1に記載の印刷装置。
  9. 【請求項9】 ホスト装置、および前記ホスト装置から
    送信された印刷データを印刷するプリンタから成る印刷
    装置の制御方法において、 前記印刷データを構成する所定のデータ単位で、前記プ
    リンタ内の所定部材をオン/オフ制御するための制御情
    報を前記ホスト装置から前記プリンタに送信し、 前記プリンタ側において前記制御情報に応じて前記プリ
    ンタ内の所定部材をオン/オフ制御することを特徴とす
    る印刷装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記所定のデータ単位の印刷データが
    印刷すべき画素を含まない場合に、前記プリンタにおい
    て当該データ単位の印刷データの印刷処理期間にほぼ相
    当する期間の間、前記プリンタ内の所定部材をオフに制
    御する制御情報が前記ホスト装置から前記プリンタに送
    信されることを特徴とする請求項9に記載の印刷装置の
    制御方法。
  11. 【請求項11】 前記制御情報が前記ホスト装置および
    前記プリンタの間を接続するプリンタインターフェース
    上の所定の1本の信号線を用いて送信されることを特徴
    とする請求項9に記載の印刷装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記制御情報が前記印刷データの所定
    のデータ単位と関連づけされた上で、所定形式の印刷デ
    ータの一部として前記ホスト装置から前記プリンタに送
    信されることを特徴とする請求項9に記載の印刷装置の
    制御方法。
  13. 【請求項13】 前記プリンタ側で、前記ホスト装置か
    ら送信された所定のデータ単位の印刷データから、印刷
    すべきイメージデータ、およびそれに関連づけられた前
    記制御情報をデコードし、前記所定のデータ単位の印刷
    データからデコードされたイメージデータの印刷時に当
    該所定のデータ単位の印刷データからデコードされた前
    記制御情報に基づき前記プリンタ内の所定部材がオン/
    オフ制御されることを特徴とする請求項12に記載の印
    刷装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 所定のデータ単位の印刷データが印刷
    すべき画素を含まない場合、前記制御情報に基づき、当
    該データ単位の印刷データの印刷開始に応じて前記所定
    部材がオンからオフに制御され、その後、当該データ単
    位の印刷データの印刷終了に応じて前記所定部材が再度
    オンに制御されることを特徴とする請求項9に記載の印
    刷装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記所定部材が再度オンに制御される
    際、当該データ単位の印刷データの印刷終了に先立つタ
    イミングにおいて前記所定部材が再度オンに制御され、
    これにより前記所定部材のウォームアップが行なわれる
    ことを特徴とする請求項14に記載の印刷装置の制御方
    法。
  16. 【請求項16】 前記プリンタの印刷機構が電子写真方
    式のプリンタエンジンから構成され、前記所定部材が前
    記プリンタエンジンの定着用ヒータであることを特徴と
    する請求項9に記載の印刷装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 ホスト装置、および前記ホスト装置か
    ら送信された印刷データを印刷するプリンタから成る印
    刷装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可
    能な記憶媒体において、 前記印刷データを構成する所定のデータ単位で、前記プ
    リンタ内の所定部材をオン/オフ制御するための制御情
    報を前記ホスト装置から前記プリンタに送信するための
    制御ステップと、 前記プリンタ側において前記制御情報に応じて前記プリ
    ンタ内の所定部材をオン/オフ制御するための制御ステ
    ップを格納したことを特徴とするコンピュータ読取可能
    な記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記所定のデータ単位の印刷データが
    印刷すべき画素を含まない場合に、前記プリンタにおい
    て当該データ単位の印刷データの印刷処理期間にほぼ相
    当する期間の間、前記プリンタ内の所定部材をオフに制
    御する制御情報を前記ホスト装置から前記プリンタに送
    信するための制御ステップを格納したことを特徴とする
    請求項9に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記制御情報を前記ホスト装置および
    前記プリンタの間を接続するプリンタインターフェース
    上の所定の1本の信号線を用いて送信するための制御ス
    テップを格納したことを特徴とする請求項9に記載のコ
    ンピュータ読取可能な記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記制御情報を前記印刷データの所定
    のデータ単位と関連づけされた上で、所定形式の印刷デ
    ータの一部として前記ホスト装置から前記プリンタに送
    信するための制御ステップを格納したことを特徴とする
    請求項9に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記プリンタ側で、前記ホスト装置か
    ら送信された所定のデータ単位の印刷データから、印刷
    すべきイメージデータ、およびそれに関連づけられた前
    記制御情報をデコードし、前記所定のデータ単位の印刷
    データからデコードされたイメージデータの印刷時に当
    該所定のデータ単位の印刷データからデコードされた前
    記制御情報に基づき前記プリンタ内の所定部材をオン/
    オフ制御するための制御ステップを格納したことを特徴
    とする請求項12に記載のコンピュータ読取可能な記憶
    媒体。
  22. 【請求項22】 所定のデータ単位の印刷データが印刷
    すべき画素を含まない場合、前記制御情報に基づき、当
    該データ単位の印刷データの印刷開始に応じて前記所定
    部材をオンからオフに制御し、その後、当該データ単位
    の印刷データの印刷終了に応じて前記所定部材が再度オ
    ンに制御するための制御ステップを格納したことを特徴
    とする請求項9に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒
    体。
  23. 【請求項23】 前記所定部材を再度オンに制御する
    際、当該データ単位の印刷データの印刷終了に先立つタ
    イミングにおいて前記所定部材を再度オンに制御し、こ
    れにより前記所定部材のウォームアップを行なうための
    制御ステップを格納したことを特徴とする請求項14に
    記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記プリンタの印刷機構が電子写真方
    式のプリンタエンジンから構成され、前記所定部材が前
    記プリンタエンジンの定着用ヒータであり、この定着用
    ヒータのオン/オフ制御を行なうための制御ステップを
    格納したことを特徴とする請求項9に記載のコンピュー
    タ読取可能な記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7595902B2 (en) 2002-04-01 2009-09-29 Panasonic Corporation Receiving device, printer, and firmware update system

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