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JP2000004430A - 有料放送受信方法および装置 - Google Patents

有料放送受信方法および装置

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Publication number
JP2000004430A
JP2000004430A JP10170209A JP17020998A JP2000004430A JP 2000004430 A JP2000004430 A JP 2000004430A JP 10170209 A JP10170209 A JP 10170209A JP 17020998 A JP17020998 A JP 17020998A JP 2000004430 A JP2000004430 A JP 2000004430A
Authority
JP
Japan
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card
pay
broadcast
prepaid
prepaid card
Prior art date
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Pending
Application number
JP10170209A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Oi
伸一 大井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10170209A priority Critical patent/JP2000004430A/ja
Publication of JP2000004430A publication Critical patent/JP2000004430A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送局毎のプリペイドカードスロットを必要
としない有料放送受信装置を提供する。 【解決手段】 放送局101、102は、ワーク鍵Kw
の管理及びプリペイドカード発行を行うプリペイドカー
ド発行部116をそれぞれ備えている。有料放送受信装
置1の視聴制御を行うPCMCIAカード7は、プリペ
イドカード15と公開鍵暗号通信及び認証を行う公開鍵
暗号通信認証部26を備えていて、プリペイドカード1
5に記憶されたワーク鍵Kw及び前払い金情報をPCM
CIAカード7内のKw/前払い金メモリ23に取り込
む。視聴可否判定部24は、PPV視聴を行う際に、そ
の番組料金をKw/前払い金メモリ23の前払い金残高
から差し引く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料放送受信方法
および装置に係り、特に、ペイパービュー等の視聴料の
支払いにプリペイドカードを使用する有料放送受信方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】有料放送では、有料番組にスクランブル
を施し、放送局と視聴契約した視聴者がスクランブルを
解除して有料番組を視聴できるものがある。図8は、こ
のような有料放送を視聴するための有料放送受信装置1
を含む有料放送システム500の従来例を示す。この例
は視聴管理用にPCMCIAカード7を使用した例であ
る。
【0003】放送局104または105から有料放送受
信装置1には、個々の視聴者に対する契約情報(以下個
別情報、EMM)が番組に多重して与えられる。この個
別情報は契約した者の受信装置が視聴できるようにする
ための情報であり、放送局は個別情報を与えようとする
受信装置にのみ視聴が可能になるための情報を与えるこ
とができるように、受信装置に固有の個別鍵Kmiで暗
号化し、さらに伝送される個別情報の中から自分の受信
装置宛の個別情報をフィルタリングするためのID情報
を付加して送出する。
【0004】このため、その個別鍵Kmiを有しない受
信装置では、その暗号化されている情報を取り込むこと
ができず、他人の情報を使用して只見をするような不正
ができないようになっている。また、この個別情報はP
CMCIAカード内に記憶され、不正に書き換えができ
ないようになっている。
【0005】この個別情報ではワーク鍵Kwも与えるよ
うになっている。このワーク鍵Kwは以下に示す番組情
報を不正に利用されないように暗号化するための鍵であ
る。ワーク鍵Kwで暗号化された情報は、視聴契約があ
る全受信装置のPCMCIAカードに共通に与える番組
に関する番組情報(ECM)であり、この番組情報は放
送している番組に関する情報のほか、映像および音声信
号など放送でサービスされる情報に施したスクランブル
を解くための鍵であるスクランブル鍵Ksが含まれてい
る。
【0006】このため視聴契約が無い受信装置のPCM
CIAカードでは、個別情報を放送局から受けることが
できず、この結果ワーク鍵も得られないため、最終的に
スクランブル鍵Ksも得られず、視聴できないようにな
っている。
【0007】この視聴契約の有無の判定は、この図8に
示すPCMCIAカード7内の視聴可否判定部24にお
いて、個別情報と番組情報とを比較して行っている。判
定の結果、契約がある場合には番組情報内にあるデスク
ランブル鍵Ksをデスクランブル部21へ与え、デスク
ランブルできるようにしているが、契約がない場合に
は、スクランブル鍵Ksをデスクランブル部21へ与え
ず、視聴できないようにしている。この判定の結果、視
聴OKであった場合にはPCMCIAカード7内の視聴
可否判定部24から出力するスクランブル鍵Ksは、デ
スクランブル部21へ与えられる。
【0008】なお以下の説明では、ECMとは番組情報
と、EMMとは個別情報と同じ意味で使っている。デジ
タル放送では番組情報や個別情報をMPEGのセクショ
ン形式で行うこととが一般的であり、セクション形式に
なった番組情報をECM、個別情報をEMMと呼んでい
るものである。
【0009】以上説明したような有料放送システムおよ
び有料放送受信装置では、放送局がEMMの送付により
各受信装置を制御することが基本となっている。例えば
予め前払い金を支払っておき、番組毎の料金を前払い金
残高から差し引くというようなプリペイド方式によるペ
イパービュー番組(以下PPV番組と略す)視聴におい
ても、放送局から前払い金を含んだEMMの供給を受け
てEMM復号/記憶部29に記憶しておき、PPV番組
視聴の都度引き去るという方法をとらなければならず不
便であった。
【0010】なおEMM、前払い金の情報は放送事業者
ごとに持つ必要があり、図8においても前払い金の記憶
を含むEMM復号/記憶部29を複数備えているように
示している。
【0011】またこのようにEMMによって前払い金を
受けないPPV視聴の方法としてはプリペイドカードを
使用した有料放送システムが考えられる。その場合もE
MMを受ける放送と同様にプリペイドカードを放送局
(放送事業者)毎に持たなければならない。これはたと
えて言えば、バスカード、JRカード、テレフォンカー
ド等が一体になれないのと同じ様な事情である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このようにプリペイド
カードを放送局毎に持たなければならない場合、受信装
置に複数のカード差し込み口を設ける必要があり、有料
放送受信装置が大型化し、また製造コストの増加を引き
起こすという問題点があった。また複数のカード差し込
み口を設けない場合には、PPV視聴する放送局を切り
替えるごとにプリペイドカードを差し替えなければなら
ず有料放送受信装置の操作が不便であるという問題点が
あった。以上の問題点に鑑み本発明の目的は、より便利
なプリペイドカードを使用した有料放送受信方法及び装
置を提供するところにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、有料放送の視聴管理を行う第1の装置と第2
の装置とが接続された有料放送受信装置における前記第
1の装置と前記有料放送を視聴するための前払い金情報
を内蔵したプリペイドカードとを直接もしくは前記第2
の装置を介して間接的に接続し通信する有料放送受信方
法であって、公開鍵暗号方式により前記第1の装置が前
記プリペイドカードの認証を行い、認証の結果問題ない
場合に、前記前払い金情報を暗号化し前記プリペイドカ
ードから前記第1の装置に与えることを要旨とする有料
放送受信方法である。
【0014】また本発明は、有料放送の視聴管理を行う
第1の装置と第2の装置とが接続された有料放送受信装
置において、前記有料放送を視聴するための前払い金情
報を内蔵したプリペイドカードと直接もしくは前記第2
の装置を介して間接的に前記第1の装置と接続する通信
部を備え、前記通信部は、公開鍵暗号方式により前記第
1の装置が前記プリペイドカードの認証を行い、認証の
結果問題ない場合に、前記前払い金情報を暗号化し前記
プリペイドカードから前記第1の装置に与えることを要
旨とする有料放送受信装置である。
【0015】また本発明は、視聴管理を行う第1の装置
が第2の装置に接続される有料放送受信装置において、
有料放送を視聴するための前払い金情報を内蔵したプリ
ペイドカードと直接もしくは前記第2の装置を介して間
接的に前記第1の装置と接続し通信するものであって、
秘密鍵暗号方式により前払い金情報を暗号化し前記プリ
ペイドカードから前記第1の装置に与えることを要旨と
する有料放送受信装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係る有料
放送受信装置を適用した有料放送システムを示すシステ
ム構成図である。この図1に示すように、本発明ではプ
リペイドカードにより前払い金情報をPCMCIAカー
ドに移し替えるものとする。
【0017】図1によれば、有料放送システム100
は、有料放送受信装置1、放送中継のための衛星15
0、A放送局101、及びB放送局102より構成され
ている。A放送局101及びB放送局102は、それぞ
れビデオ、音声、データ等の放送内容であるコンテンツ
を蓄積するコンテンツ蓄積部111、スクランブル部1
12、多重部113、ECM生成/暗号化部114、ワ
ーク鍵Kwメモリ115、ワーク鍵Kwの管理を行うと
共にプリペイドカード15を発行するプリペイドカード
発行部116、送信アンテナ117を備えている。
【0018】有料放送受信装置1は、アンテナ3、チュ
ーナ5、PCMCIAカード7、MPEGデコーダ9、
システムコントロールマイコン11、モデム13を備え
ている。
【0019】PCMCIAカード7は、デスクランブル
部21、ECM復号部22、Kw/前払金メモリ23、
視聴可否判定部24、視聴情報メモリ25、及び公開鍵
暗号通信認証部26を備えている。PCMCIAカード
7の構成要素のうち、デスクランブル部21、ECM復
号部22、視聴可否判定部24、および視聴情報メモリ
25は、図8に示した従来の有料放送受信装置の対応す
る構成要素と同様な機能を有する。
【0020】本実施の形態において特徴的な構成要素
は、Kw/前払金メモリ23および公開鍵暗号通信認証
部26であり、公開鍵暗号通信認証部26は、プリペイ
ドカード15と公開鍵方式の暗号通信を行って、プリペ
イドカード15に記憶されたワーク鍵Kwおよび前払い
金をKw/前払い金メモリ23へ受け入れることができ
るようになっている。
【0021】図1の例では、従来のようにEMMを送付
し契約に関する情報や、ワーク鍵Kwを放送局101、
102から与えることはしていない。この代わりとし
て、プリペイドカード15に前払い金情報とワーク鍵K
wを記憶しておき、これを購入した視聴者がプリペイド
カード15内の情報をPCMCIAカード7に移し替え
るものである。なおプリペイドカード15はICカード
もしくはスマートカードと呼ばれるマイコン内蔵カード
であり、このカードをPCMCIAカード7に差し込ん
で使用できるように、PCMCIAカード7には図示し
ないプリペイドカードインタフェース及び差し込み口が
あるものとする。
【0022】このプリペイドカード15においては、従
来のEMMのように受信装置固有のマスター鍵Kmiで
暗号化されていると、カードの流通が自由にできず不便
であるため、公開鍵暗号方式を使用するものとする。こ
のため、PCMCIAカード7は公開鍵暗号通信認証部
26を備え、またプリペイドカード15は図示しないが
同様な公開鍵暗号を処理する機能を備えているものとす
る。
【0023】図2は、この公開鍵暗号を使用した前払い
金情報とワーク鍵Kwの移し替えのためのPCMCIA
カード7とプリペイドカード15と通信シーケンスの例
を示すものである。
【0024】ここで、PCMCIAカード7は、通信相
手であるICカードに暗号化させるための公開鍵Kp
と、自らが暗号を復号化するための秘密鍵Kqとを備え
ている。またプリペイドカード15であるICカード
は、通信相手であるPCMCIAカード7に暗号化させ
るための公開鍵Kiと、自らが暗号を復号化するための
秘密鍵Kjとを備えているものとする。
【0025】次に、図2を参照して通信手順を説明す
る。まずプリペイドカード15であるICカードがPC
MCIAカード7に差し込まれると、ICカードからプ
リペイドカードの処理開始要求を出し(step1)、
PCMCIAカードがプリペイド処理了承の応答を返す
と(step2)、ICカードはPCMCIAカードに
対し自分の公開鍵Kiを提供するとともにPCMCIA
カードの公開鍵を要求する(step3)。これに対し
PCMCIAカードは自分の公開鍵Kpを回答する(s
tep4)。
【0026】続いてICカードは、PCMCIAカード
の公開鍵Kpで通信試験用の所定データを暗号化した暗
号文Kp(所定データ)を送る(step5)と、PC
MCIAカードはこの暗号文Kp(所定データ)を自分
の公開鍵Kpとセットになっている秘密鍵Kqで復号
し、PCMCIAカードも予め有している通信試験用の
所定データが含まれているかどうか判定し、OKすなわ
ち通信しているICカードが所定の公開鍵暗号処理アル
ゴリズムに対応しているカードであり、所定の試験用デ
ータを有している信頼すべきカードであると認識できれ
ば、試験OKを示す所定の情報をICカードの公開鍵K
iで暗号化し暗号文Ki(試験OK)を送付する(st
ep6)。
【0027】この暗号文Ki(試験OK)を受けたIC
カードは、自分の公開鍵Kiとセットになっている秘密
鍵Kjで復号し、試験OKを示すデータが含まれている
かどうか判断する。含まれていればPCMCIAカード
とICカード間の初期セッションは終了である。
【0028】もしstep5とstep6の通信におい
て問題があった場合には、初期セッションは不調であり
以降の処理は行われない。またPCMCIAカードとI
Cカードの認証を省く場合には、step5とstep
6の通信は不要である。
【0029】続いてICカードからワーク鍵Kwを公開
鍵Kpで暗号化し暗号文Kp(Kw)を送付する(st
ep7)。この暗号文Kp(Kw)を受けたPCMCI
Aカードでは自分の秘密鍵Kqで復号し、復号エラー無
く受け入れOKであればカード内に記憶し、OKである
という情報を公開鍵Kiで暗号化し送付する(step
8)。なおワーク鍵Kwについては1種類とは限らず、
将来変更予定の複数種類をICカード内に用意してお
き、PCMCIAカードへ与えることも可能である。
【0030】続いてICカードから前払い金情報を公開
鍵Kpで暗号化しPCMCIAカードへ送付する(st
ep9)。この前払い金情報を受けたPCMCIAカー
ドではその暗号化前払い金を自分の秘密鍵Kqで復号
し、復号エラー無く受け入れOKであればカード内に記
憶し、OKであるという情報を公開鍵Kiで暗号化しI
Cカードへ送付する(step10)。ICカードは受
け入れOKであるという情報を得た後、ICカード内の
前払い金情報を消去する。
【0031】なお、ICカード側の前払い金情報消去の
タイミングを以下の様に変更してもよい。すなわち、s
tep9でICカードから暗号化前払い金情報をPCM
CIAカードへ送信し、前払い金情報をPCMCIAカ
ードへ仮登録した後、step10でPCMCIAカー
ドからICカードへ暗号化受け入れOKを送信し、これ
を受けたICカード側で前払い金情報消去を行った後、
ICカードからPCMCIAカードへ消去完了を通知し
(step11)、消去完了を受信したPCMCIAカ
ードが前払い金情報を正式登録するように変更してもよ
い。
【0032】また、図3の第1の実施形態の変形例の通
信シーケンス図に示すように、PCMCIAカードとI
Cカードの認証には、公開鍵暗号の可逆性を利用した認
証方法もある。この公開鍵暗号による認証方法は、暗号
化と復号化の順番が逆でも元のデータが復元できるとい
う公開鍵暗号の性質を利用して、送信側しか知り得ない
秘密鍵を知っていることが受信側で確認できることによ
り送信側の身元が証明されることである。
【0033】図3のstep1〜step4、step
7〜step10は、図2のそれぞれ対応するstep
と同一である。図3のstep5において、所定データ
を公開鍵Kiと対になっている秘密鍵Kjで暗号化した
後、公開鍵Kpで暗号化し暗号文Kp(Kj(所定デー
タ))を送る。
【0034】この暗号文Kp(Kj(所定データ))を
受けたPCMCIA側では公開鍵Kpと対になっている
秘密鍵Kqで復号化した後、ICカードの公開鍵Kiで
暗号化すると所定データが得られるという仕組みであ
る。この方法を使用すれば、所定データの送信元のみし
か知り得ない秘密鍵Kjを有するICカードであるとい
うことが証明される。
【0035】こうしてICカードが認証されると、PC
MCIAカードは、試験OKのメッセージを自らの秘密
鍵Kqで暗号化し、さらにICカードの公開鍵Kiで暗
号化した暗号文Ki(Kq(試験OK))をICカード
に送る(step6)。この暗号文Ki(Kq(試験O
K))を受信したICカード側では、同様に公開鍵認証
方法によりPCMCIAカードを認証することができ
る。
【0036】前記第1実施形態およびその変形例では、
すべての放送局がプリペイドカードによる番組販売を想
定した例として説明した。これに対し図4に示す本発明
に係る有料放送受信装置の第2実施形態を用いた有料放
送システムにおいては、A放送局103がEMMを送付
し視聴者管理する放送局、B放送局102がプリペイド
カードによる番組販売を行う放送局という場合の実施例
である。
【0037】この例において図1と異なる点は、図1が
PCMCIAカード内でプリペイドカードから転送し記
憶する情報がワーク鍵Kwと前払い金であったのに対
し、図4におけるPCMCIAカード7は、図8の従来
例と同様にA放送局103に対応するEMM情報全般を
記憶することをする一方、プリペイド内のデータである
ワーク鍵Kwと前払い金もプリペイドから転送し記憶す
るEMM復号/記憶部29を備えるものとしている。
【0038】このようなシステムにおいて、視聴する際
には放送局から送られるECMによって、その放送局が
A放送局103のような視聴者管理する放送局かあるい
はB放送局102のようなプリペイドカード対応の放送
局かの属性データを送り、有料放送受信装置1の視聴可
否判定部24において各放送局用のEMM情報を使用し
て視聴管理判定処理を行うのか、あるいは前払い金から
番組視聴料を引き去り視聴させるのか判定し、処理する
ものとする。
【0039】あるいは、EMMを送付し視聴者管理する
放送局においてEMMで前払い金情報を送り視聴者管理
する事ができるシステムの場合において、プリペイドカ
ード15内にこの前払い金を含むEMM情報を入れて販
売し、視聴者がこのEMMをPCMCIAカード7に転
送して使用することとすれば、上記のようなECMの属
性データを使用することなくすべて同列に管理できる。
【0040】前記図1、図4を使用して説明した実施形
態では、公開鍵暗号を安全性の源として説明した。しか
し、たとえ公開鍵暗号を処理できるプリペイドカードで
あっても、プリペイドカードの偽造が発生すると、果た
してそのカードが本当に信頼できるカードであるのかど
うか疑わしい状況になる。このためよりシステムを強く
する方法として証明書を使用するものとする。この例を
図5を使用して説明する。
【0041】図5は、本発明に係る有料放送受信装置の
第3実施形態を用いた有料放送システムの構成を示すブ
ロック図である。この有料放送システム300において
は、B放送局102から各有料放送受信装置1に対し
て、ECMメッセージにてプリペイドカードの証明書3
2を送るものとする。証明書は例えばプリペイドカード
15ごとの情報であり、例えばB放送局102用の証明
書はB放送局102が自局放送内で放送し、予めPCM
CIAカード7内に記憶しておくか、あるいはプリペイ
ドカードの情報を転送時に、B放送局102に選局して
証明書32を取り込み利用するものとする。なお証明書
32は偽造されると意味の無い情報であるため、暗号で
保護することが必要である。
【0042】図5の例では、暗号鍵Kwpで証明書32
を暗号化し保護している例を示す。この暗号化証明書を
復号する復号鍵Kwpは図5のようにPCMCIAカー
ド7内のKwpメモリ33に予め組み込まれている方法
のほか、図示はしないがECM用暗号鍵のワーク鍵Kw
と同様にEMMで各受信装置に暗号鍵Kwpを与えても
良い。
【0043】以上の処理につき図6の通信シーケンス図
を参照して説明する。初期化セッションにおけるste
p1〜step6までは、図3と同様である。初期化セ
ッションのstep7において、ICカードから証明書
をPCMCIAカードに送る。これを受けたPCMCI
AカードではECMメッセージで放送されている証明書
と比較し、ICカードから送付された証明書が正しいも
のかどうか判断し、受け入れて良いものと判断できれば
step8においてOKと回答するものである。ste
p9以降のプリペイド処理セクションは、図3のste
p7以降と同様である。
【0044】以上の実施形態では、公開鍵暗号を使用す
る前提で説明した。これらの実施形態に利用可能な公開
鍵暗号としては、RSA暗号、ラビン暗号、楕円暗号等
がある。しかしながら、公開鍵暗号は事前に相手の暗号
鍵を知らなくても暗号通信できるというメリットがある
が、暗号処理、復号処理の為の演算量が多く、処理時間
もかかるというのが一般である。
【0045】図7は、本発明に係る有料放送受信装置の
第4実施形態を用いた有料放送システムの構成を示すブ
ロック図である。第4実施形態としては秘密鍵暗号を使
用する例をあげる。
【0046】図5とほとんど変わらないが、図7ではプ
リペイドカードの認証処理において、秘密鍵Kwpを使
用することとしている。このため、予め秘密鍵Kwpを
記憶するKwpメモリ40と、秘密鍵暗号通信認証部4
1とをPCMCIAカード7内に予め組み込んでおき、
プリペイドカード15であるICカードも同じ秘密鍵K
wpを持っているものとする。なお図示はしないがEC
M用暗号鍵のワーク鍵Kwと同様にEMMで各受信装置
に暗号鍵Kwpを与えても良い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、放
送局毎のプリペイド情報をプリペイドカードからPCM
CIAカードに転送するため、有料放送受信装置に放送
局毎のプリペイドカードのための複数のカード差し込み
口を設け必要がなくなり、有料放送受信装置の構成を簡
略化し、小型化できるという効果がある。
【0048】また、プリペイド情報を転送した後は、プ
リペイドカードを有料放送受信装置に差し込んでおく必
要が無くなり操作性が向上し便利であるほか、プリペイ
ド情報を安全に転送できる有料放送受信方法および装置
を提供することができる。
【0049】なお、発明の説明では受信装置に常時差し
込んで置くカードとしてPCMCIAカードを前提とし
て説明したが、このカードがプリペイドカード同様にI
Cカード(スマートカード)であっても、同様な効果が
得られることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る有料放送受信装置の第1の実施形
態を用いた有料放送システムの構成図である。
【図2】本発明に係る有料放送受信装置の第1の実施形
態における有料放送受信装置とプリペイドカード(IC
カード)との通信シーケンス図である。
【図3】第1実施形態の変形例における通信シーケンス
図である。
【図4】本発明に係る有料放送受信装置の第2の実施形
態を用いた有料放送システムの構成図である。
【図5】本発明に係る有料放送受信装置の第3の実施形
態を用いた有料放送システムの構成図である。
【図6】第3実施形態における通信シーケンス図であ
る。
【図7】本発明に係る有料放送受信装置の第4の実施形
態を用いた有料放送システムの構成図である。
【図8】従来の有料放送受信装置を用いた有料放送シス
テムの構成図である。
【符号の説明】
1…有料放送受信装置、3…アンテナ、5…チューナ、
7…PCMCIAカード、9…MPEGデコーダ、11
…システムコントロールマイコン、13…モデム、15
…プリペイドカード、21…デスクランブル部、22…
ECM復号部、23…Kw/前払い金記憶部、24…視
聴可否判定部、25…視聴情報メモリ、26…公開鍵暗
号通信認証部、100…有料放送システム、101…A
放送局、102…B放送局、111…コンテンツ蓄積
部、112…スクランブル部、113…多重部、114
…ECM生成/暗号化部、115…ワーク鍵メモリ、1
16…プリペイドカード発行部、117…アンテナ、1
50…衛星。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 9/00 H04L 9/00 9/08 601A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料放送の視聴管理を行う第1の装置と
    第2の装置とが接続された有料放送受信装置における前
    記第1の装置と前記有料放送を視聴するための前払い金
    情報を内蔵したプリペイドカードとを直接もしくは前記
    第2の装置を介して間接的に接続し通信する有料放送受
    信方法であって、 公開鍵暗号方式により前記第1の装置が前記プリペイド
    カードの認証を行い、認証の結果問題ない場合に、前記
    前払い金情報を暗号化し前記プリペイドカードから前記
    第1の装置に与えることを特徴とする有料放送受信方
    法。
  2. 【請求項2】 有料放送の視聴管理を行う第1の装置と
    第2の装置とが接続された有料放送受信装置において、 前記有料放送を視聴するための前払い金情報を内蔵した
    プリペイドカードと直接もしくは前記第2の装置を介し
    て間接的に前記第1の装置と接続する通信部を備え、 前記通信部は、公開鍵暗号方式により前記第1の装置が
    前記プリペイドカードの認証を行い、認証の結果問題な
    い場合に、前記前払い金情報を暗号化し前記プリペイド
    カードから前記第1の装置に与えることを特徴とする有
    料放送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の装置は、放送局から放送され
    た前記プリペイドカードの証明データを取り込み、 前記前払い金情報を前記プリペイドカードから前記第1
    の装置が取り込む際に、前記証明データに基づいて前記
    プリペイドカードの受け入れ可否を判定し、可であると
    判断した場合に、前記前払い金情報を前記プリペイドカ
    ードから受け入れることを特徴とする請求項2記載の有
    料放送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記証明データは、前記放送局から暗号
    化して暗号化証明データとして放送され、この暗号化証
    明データを予め所有している第1の暗号復号鍵で復号
    し、前記証明データを取り込むことを特徴とする請求項
    3記載の有料放送受信装置。
  5. 【請求項5】 前記証明データを復号化する前記第1の
    暗号復号鍵は、前記第1の装置固有の第2の暗号復号鍵
    により復号して得ることを特徴とする請求項4記載の有
    料放送受信装置。
  6. 【請求項6】 視聴管理を行う第1の装置が第2の装置
    に接続される有料放送受信装置において、 有料放送を視聴するための前払い金情報を内蔵したプリ
    ペイドカードと直接もしくは前記第2の装置を介して間
    接的に前記第1の装置と接続し通信するものであって、 秘密鍵暗号方式により前払い金情報を暗号化し前記プリ
    ペイドカードから前記第1の装置に与えることを特徴と
    する有料放送受信装置。
  7. 【請求項7】 前記前払い料金を復号化する第3の暗号
    復号鍵は、暗号化され放送に多重された前記第3の暗号
    復号鍵を前記第1の装置固有の第4の暗号復号鍵により
    復号して得ることを特徴とする請求項6記載の有料放送
    受信装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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