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JP2000003527A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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Publication number
JP2000003527A
JP2000003527A JP10167049A JP16704998A JP2000003527A JP 2000003527 A JP2000003527 A JP 2000003527A JP 10167049 A JP10167049 A JP 10167049A JP 16704998 A JP16704998 A JP 16704998A JP 2000003527 A JP2000003527 A JP 2000003527A
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JP
Japan
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pickup device
optical pickup
unit
light source
recording medium
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Application number
JP10167049A
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English (en)
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JP3573961B2 (ja
Inventor
Atsushi Tajiri
敦志 田尻
Masakane Goto
壮謙 後藤
Yasuaki Inoue
泰明 井上
Kazushi Mori
和思 森
Mitsuharu Matsumoto
光晴 松本
Koji Tominaga
浩司 冨永
Minoru Sawada
稔 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JP2000003527A publication Critical patent/JP2000003527A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源から発生した熱を効率良く外部に放出す
ることが出来る光ピックアップ装置を提供し得る。 【解決手段】 レーザ光を出射する半導体レーザ素子5
と、半導体レーザ素子5から出射されたレーザビームを
光ディスク1に照射する集光レンズ9と、光ディスク1
からの帰還光を検出するフォトダイオード4bとを備
え、投受光ユニット100の内部に半導体レーザ素子5
とフォトダイオード4bとが設置された光ピックアップ
装置において、投受光ユニット100に半導体レーザ素
子5からの熱を投受光ユニット100の外部に伝える放
熱板110を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ピックアップ装置
及びそれを備えた光学記録媒体駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ピックアップ装置の小型軽量化
及び低価格化の要求に伴って、ホログラム素子を用いた
光ピックアップ装置の研究開発が行われており、例え
ば、特開平8−124205号公報等にこの種の光ピッ
クアップ装置が開示されている。
【0003】図6〜図8は本出願人が特願平9−359
756号で提案した光ピックアップ装置の概略構成を示
す図であり、図6は側断面図、図7は下フレーム部を上
方から観た平面図、図8は上フレーム部を下方から観た
平面図である。尚、図面には、各々の図面の3次元的方
向が明確になるようにx軸、y軸、z軸を記している。
【0004】この光ピックアップ装置は、樹脂モールド
よりなる下フレーム部(第1フレーム部)11Aと上フ
レーム部(第2フレーム部)11Bとを接着固定するこ
とにより投受光ユニットが構成されている。前記下フレ
ーム11Aの上面(内面)と前記上フレーム11Bの下
面(内面)とは互いに対向している。前記下フレーム部
11Aの上面には、導電性ヒートシンク3、透過型3分
割用回折格子6、透過型ホログラム素子7、及び光ディ
スク(光学記録媒体)からの帰還ビームを上方に向けて
反射する反射ミラー12が取り付けられており、前記導
電性ヒートシンク3の上面にはビームパワーモニタ用の
フォトダイオード4aが設けられると共に、半導体レー
ザ素子5が取り付けられている。一方、前記上フレーム
部11Bの下面には、前記反射ミラー12で反射された
帰還ビームを検出するフォトダイオード4bが取り付け
られている。
【0005】前記半導体レーザ素子5からのレーザビー
ム出射方向は前記下フレーム部11Aと前記上フレーム
部11Bとの対向方向と直交する方向(Z軸方向)であ
る。また、前記フォトダイオード4bの検出領域は前記
下フレーム部11Aと前記上フレーム部11Bとの対向
方向と直交する平面(YZ平面)と略平行に形成されて
いる。
【0006】前記下フレーム部11Aには、フォトダイ
オード4aからの信号を出力する配線部を有するリード
フレーム131、半導体レーザ素子5に電力を供給する
配線部を有するリードフレーム132、及びフォトダイ
オード4aと半導体レーザ素子5とに共通(例えば、ア
ース用)の配線部を有するリードフレーム133が設け
られており、該リードフレーム131、132、133
は投受光ユニットより外部に突出している。また、前記
リードフレーム133は、半導体レーザ素子5より発生
した熱を外部に放出する放熱部材としても機能する。
【0007】また、前記上フレーム部11Bには、フォ
トダイオード4bの分割された各検出領域からの信号を
出力する配線部を有する複数のリードフレーム141、
141・・、及び各フォトダイオード4bに共通(例え
ば、アース用)の配線部を有するリードフレーム142
が設けられており、該リードフレーム141、141・
・、142は投受光ユニットより外部に突出している。
【0008】前記透過型ホログラム素子7は、前記透過
型3分割用回折格子6からの3本の主ビームを0次で透
過させることが出来、また光記録媒体から反射して戻っ
てきた3本の帰還ビームを前記回折格子6の格子面6a
を避けるように左側又は右側(1次又は−1次)に回折
させるように構成されている。
【0009】また、光ピックアップ装置は、上記の投受
光ユニットに接続されるハウジングを有する。ハウジン
グには透過型ホログラム素子7と光学記録媒体との間で
レーザ光の光軸方向を変化させる反射ミラー及びレーザ
光を光学記録媒体の表面に集光させる対物レンズが取り
付けられている。
【0010】図9及び図10は上記光ピックアップ装置
におけるビーム進行状態を示す図であり、図9は側面
図、図10は上面図である。
【0011】この光ピックアップ装置では、前記半導体
レーザ素子5の前端面側から出力されたレーザビーム
は、透過型3分割用回折格子6で0次ビームと±1次回
折ビームの3本のビームに分割された後、透過型ホログ
ラム素子7に入射する。前記透過型ホログラム素子7を
透過した3本のビームは反射ミラー8で上方に反射され
た後、対物レンズ9の集光作用により光記録媒体1に主
スポット、副スポットX、Yとして集光される。
【0012】前記光ディスク1に主スポット、副スポッ
トとして集光された3本の主ビームは、前記光ディスク
1で該ディスク1に記録されている情報を有する情報信
号を含んだ3本の帰還ビームとして反射され、対物レン
ズ9を通り、反射ミラー8で反射された後、透過型ホロ
グラム素子7に入射する。
【0013】前記透過型ホログラム素子7を1次(又は
−1次)回折で透過した前記3本の反射ビームは、前記
透過型3分割回折格子6の回折格子面6aの右側、若し
くは左側を透過した後、前記反射ミラー12で上方側に
反射されて、前記フォトダイオード4bに入射される。
【0014】前記フォトダイオード4bに入射した帰還
ビームは、電気信号に変換されてリードフレーム14
1、141・・より出力され、周知の如く光ディスク1
に記録された情報の再生、トラッキングサーボ、フォー
カシングサーボが行われる。
【0015】しかしながら、このような従来の光ピック
アップ装置では、半導体レーザ素子5より発生する熱
は、リードフレーム133により放熱されるだけであ
り、放熱効果が不十分であった。また、リードフレーム
133からハウジングに熱を逃すには治具等の部品が別
途必要であり、組み立てが複雑になり、更には放熱経路
が長くなるため放熱効果は十分でなかった。
【0016】尚、上述の放熱効果が不十分な場合、半導
体レーザ素子5の動作電流が増加し、半導体レーザ素子
5の寿命が短くなるという問題や、レーザビームに波長
変動が生じ、光ディスク1への情報の記録や再生を良好
に行えないという問題が起こる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来例の
欠点に鑑み為されたものであり、光源から発生した熱を
効率良く外部に放出することが出来る光ピックアップ装
置を提供することを目的とするものである。
【0018】また、本発明は、光源から発生した熱を効
率良く光ピックアップ装置外に放出することが出来る光
学記録媒体駆動装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の光ピックアップ
装置は、光束を出射する光源が内部に設置されたユニッ
ト部と、前記光源から出射された光束を光学記録媒体に
照射する集光レンズとを備える光ピックアップ装置にお
いて、前記ユニット部に前記光源からの熱を該ユニット
部の外部に伝える放熱板を設けたことを特徴とする。
【0020】このような構成の光ピックアップ装置で
は、光源から発生した熱がユニット部内に留まることな
く、効率良く外部に放出される。
【0021】また、本発明の光ピックアップ装置は、光
束を出射する光源と、前記光源から出射された光束を光
学記録媒体に照射する集光レンズと、前記光学記録媒体
からの帰還光束を検出する光検出器とを備え、ユニット
部の内部に前記光源と前記光検出器とが設置された光ピ
ックアップ装置において、前記ユニット部に前記光源か
らの熱を該ユニットの外部に伝える放熱板を設けたこと
を特徴とする。
【0022】このような構成の光ピックアップ装置にお
いても、光源から発生した熱がユニット部内に留まるこ
となく、効率良く外部に伝わる。
【0023】また、本発明の光ピックアップ装置では、
前記ユニット部は互いに対向する内面を有する第1フレ
ーム部と第2フレーム部とからなり、前記第1フレーム
部の内面に前記光源が設置され、前記第2フレーム部の
内面に前記光検出器が設置された構造の光ピックアップ
装置においても、光源から発生した熱がユニット部内に
留まることなく、効率良く外部に放出される。
【0024】また、本発明の光ピックアップ装置では、
前記ユニット部はハウジング部に保持され、前記放熱板
は前記ハウジング部に接触する接触部を有することを特
徴とする。
【0025】このような構成では、光源から発生した熱
は前記接触部を介してハウジング部に伝わり効率良く放
熱される。
【0026】更に、本発明の光ピックアップ装置では、
前記ハウジング部は前記ユニット部を収容する収容部を
有し、前記放熱板の接触部は前記収容部に面接触するこ
とを特徴とする。この場合、光源から発生した熱は、面
接触により効率良くハウジング部に伝わる。
【0027】更に、本発明の光ピックアップ装置では、
前記接触部が前記ユニット部の外面と略面一となる形状
に形成され、前記ユニット部の切欠きより露出している
ことを特徴とする。この場合、放熱板のために前記収容
部を特別な形状にする必要は無い。
【0028】また、本発明の光ピックアップ装置では、
前記放熱板は、前記ユニット部の下方内面若しくは上方
内面に沿って形成される平板部を有することを特徴とす
る。この場合、放熱板はユニット部と一体化し易い。
【0029】また、本発明の光ピックアップ装置では、
前記放熱板は、前記ユニット部の内面に沿って形成され
る平板部と、前記平板部の端部より立ち上がっている側
板部とを有し、該側板部より前記光源からの熱を前記ユ
ニット部外に放出することを特徴とする。この場合、放
熱板はユニット部と一体化し易く、しかも光源からの熱
は側板部より効率良く放出される。
【0030】また、本発明の光ピックアップ装置では、
前記放熱板は、前記ユニット部の内面に沿って形成され
る平板部と、前記平板部の端部より立ち上がっている側
板部とを有し、該側板部が前記接触部であることを特徴
とする。この場合、放熱板はユニット部と一体化し易
く、しかも光源からの熱は側板部より更に効率良く放出
される。
【0031】また、本発明の光ピックアップ装置では、
放熱板の平板部上に前記光源が設置されていることを特
徴とする。この場合、光源からの熱は、効率良く放熱板
に伝わる。
【0032】また、本発明の光ピックアップ装置では前
記ユニット部はハウジング部に保持され、前記放熱板は
前記ハウジング部に接触する接触部を有し、該接触部が
金属よりなることを特徴とする。この場合、接触部が熱
変形しにくく、ユニット部のハウジング部に対する取り
付け位置が温度変化によりずれることは防止される。
【0033】また、本発明の光ピックアップ装置では、
前記ハウジング部に接触し、該ハウジング部に対する前
記ユニット部の位置決めを行う位置決め片を前記放熱板
に設けたことを特徴とする。この場合、放熱板以外に別
途、位置決め部材を設けること無く、ユニット部内の光
学部品をハウジングに対して精度良く位置決めすること
が出来る。
【0034】また、本発明の光学記録媒体駆動装置は、
光学記録媒体から光学的に情報を読み出す光学記録媒体
駆動装置であって、前記光学記録媒体を回転させる回転
駆動部と、前記光学記録媒体に光束を出射し、前記光学
記録媒体からの帰還光を受光する上述の本発明の光ピッ
クアップ装置とからなることを特徴とする。
【0035】このような構成の光学記録媒体駆動装置で
は、光ピックアップ装置の放熱効果が非常に高く、信頼
性が高くなる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0037】図1は本発明の実施の形態である一実施例
の光ピックアップ装置の構成を示す分解斜視図である。
【0038】図中、100は投受光ユニット、200は
投受光ユニット100が保持されるハウジングである。
投受光ユニット100は下フレーム部11Aと上フレー
ム部11Bとにより構成されている。投受光ユニット1
00の内部には、下フレーム部11Aの上面に図7と同
様に導電性ヒートシンク3、フォトダイオード4a、半
導体レーザ素子5、透過型3分割回折格子6、透過型ホ
ログラム素子7、反射ミラー12が設けられており、上
フレーム部11Bの下面に図8と同様にフォトダイオー
ド4bが設けられている。
【0039】ハウジング200はAlからなり、投受光
ユニット100が収納保持される収容部210が設けら
れていいる。また、ハウジング200には、投受光ユニ
ット100から出射されたレーザ光を上方に向けて反射
する反射ミラー8、反射ミラー8により反射されたレー
ザ光を光記録媒体に集光する集光レンズ、集光レンズ8
をフォーカシングやトラッキングのために移動させるア
クチュエータ16が設けられている。
【0040】図2は投受光ユニットの斜視図、図3は投
受光ユニットの下フレーム部11Aを上方から観た図で
ある。下フレーム部11Aには、フォトダイオード4a
と半導体レーザ素子5とに共通(例えば、アース用)の
配線部を有するリードフレーム171、半導体レーザ素
子5に電力を供給する配線部を有するリードフレーム1
72、フォトダイオード4aからの信号を出力する配線
部を有するリードフレーム173が設けられている。ま
た、下フレーム部11Aの上面上には、リン青銅、鉄等
の金属やセラミック等の熱伝導性の高い材料からなる放
熱板110が固定されている。また、放熱板110の上
面に導電性ヒートシンク3が取り付けられ、その上に半
導体レーザ素子5が設置されている。
【0041】図4は放熱板110の構成を示す斜視図で
ある。放熱板110は、下部フレーム部11Aと平行で
ある平板部110Aと、該平板部110Aの両側部より
立ち上がっている一対の側板部110B、110Bとに
より構成されている。放熱板110の平板部110Aに
は、3分割回折格子6及び透過型ホログラム素子7が位
置する部分に切欠き110aが、反射ミラー12が位置
する部分に切欠き110bが、リードフレーム171、
172、173が位置する部分に切欠き110cが設け
られている。このため、3分割回折格子6、透過型ホロ
グラム素子7、反射ミラー12、リードフレーム17
1、172、173は、放熱板110を介さずに下フレ
ーム部11A上に直接設けられている。また、前記平板
部110Aの後方側(リードフレーム171、172、
173側)の両側には一対の位置決め片110d、11
0dが突出している。更に、前記平板部110の前方側
(リードフレーム171、172、173と反対側)の
両側に一対の突出部110e、110eが形成されてい
る。
【0042】下フレーム部11Aの両側部には切欠き1
1aが設けられており、該切欠き11aより放熱板11
0の側板部110B、110Bが投受光ユニット100
の外部に露出している。この時、前記側板部110B、
110Bは投受光ユニット100の外側面と同様の曲面
形状をしており、側板部110B、110Bは投受光ユ
ニット100の外側面と面一に露出している。
【0043】また、下フレーム部11Aの後方端面の両
側には一対の切欠き11b、11bが、前方端面の両側
には一対の切欠き11c、11cが夫々形成されてい
る。放熱板110は、位置決め片110d、110dが
前記切欠き11c、11cに嵌まり込み、突出部110
e、110eが前記切欠き11c、11cに嵌入するこ
とにより、下フレーム部11Aの所定の位置に位置決め
固定されている。尚、放熱板110の下フレーム部11
Aは、下フレーム部11Aを樹脂成型する際に同時に下
フレーム部11Aに固定される。
【0044】また、投受光ユニット100からはリード
フレーム141、141・・・、リードフレーム17
1、172、173、及び放熱板110の位置決め片1
10d、110dが突出している。
【0045】上記構成の投受光ユニット100は、ハウ
ジング200の収容部210に収納保持される。この
時、投受光ユニット100から外部に露出している放熱
板110の側板部110B、110Bは、収容部210
の内面に接触する。また、投受光ユニット100は、放
熱板110の位置決め片110d、110dがハウジン
グ200の端面200aに接触するまで収容部210内
に挿入される。
【0046】このような構成の本実施例の光ピックアッ
プ装置では、半導体レーザ素子5から発生した熱は、放
熱板110に伝わり、該放熱板110の側板部110
B、110Bからハウジング200に伝わり、外部に効
率良く放熱される。従って、半導体レーザ素子5の動作
電流の増加や、レーザ光の波長変動は抑えられ、半導体
レーザ素子5の寿命が長く、しかも光ディスクに対する
情報の記録や再生を良好に行うことが出来、信頼性が高
くなるまた、投受光ユニット100はハウジング200
に取り付けられる際、金属等の熱変形が生じにくい材料
よりなる放熱板110の側板部110B、110Bがハ
ウジング200の凹部210の内面に接触して、投受光
ユニット100のハウジング200に対する位置決め、
特にZ軸を回転軸とする回転方向の位置決めが行われる
ため、温度変化等に影響することなく高精度に位置決め
が行われる。また、位置決め片110d、110dがハ
ウジング200の端面200aに接触するまで、投受光
ユニット100が凹部210内に挿入されるため、z軸
方向に対する位置決めも高精度に行うことが出来る。
【0047】次に、上述の実施例の光ピックアップ装置
を用いた光学記録媒体駆動装置について説明する。図5
に示すように、光学記録媒体駆動装置50は、光学記録
媒体1を回転駆動させるモータ55、及び該モータ55
の動作を制御する回転制御系56を有する。前記光学記
録媒体1の下面側には光ピックアップ装置40が配置さ
れている。前記光ピックアップ装置40は、送りモータ
51によって検出位置が前記光学記録媒体1の半径方向
に移動される。前記送りモータの動作は送りモータ制御
系52により制御される。更に、前記光ピックアップ装
置40の動作は、光ピックアップ制御系53により制御
され、前記光ピックアップ装置40からの検出信号は信
号処理系54により制御される。また、前記光学記録媒
体駆動装置50の各処理系の動作はドライブコントロー
ラ57により制御される。
【0048】この光学記録媒体駆動装置50は、ドライ
ブインターフェース58を介して記録再生装置に接続さ
れ、検出信号に基づいた情報再生処理等が行われる。上
述のような光学記録媒体駆動装置50は、上述の光ピッ
クアップ装置を用いることにより、光学記録媒体からの
情報の読み出し等を正確に行うことが可能となる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、光源から発生した熱を
効率良く外部に放出することが出来、光学記録媒体に対
して良好に記録、再生を行うことが出来る高い光ピック
アップ装置を提供し得る。
【0050】更に、本発明によれば、上述の効果に加
え、光源や受光部等を位置精度良く設置することが出来
る光ピックアップ装置を提供し得る。
【0051】また、本発明によれば、光源から発生した
熱を光ピックアップ装置外に効率良く放出することが出
来、光学記録媒体に対して良好に記録、再生を行うこと
が出来る信頼性の高い光学記録媒体駆動装置を提供し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ピックアップ装置の構成を示す分解
斜視図である。
【図2】本発明の光ピックアップ装置における投受光ユ
ニットの構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の光ピックアップ装置における投受光ユ
ニットの下フレーム部を上方から観た平面図である。
【図4】本発明の光ピックアップ装置における放熱板の
構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の光ピックアップ装置を用いた光学記録
媒体駆動装置の構成を示すブロック図である。
【図6】従来の光ピックアップ装置における投受光ユニ
ットの構成を示す側断面図である。
【図7】従来の光ピックアップ装置における投受光ユニ
ットの下フレーム部を上方から観た平面図である。
【図8】従来の光ピックアップ装置における投受光ユニ
ットの上フレーム部を下方から観た平面図である。
【図9】光ピックアップ装置におけるレーザ光の進行状
態を示す側面図である。
【図10】光ピックアップ装置におけるレーザ光の進行
状態を示す上面図である。。
【符合の説明】
1 光ディスク(光学記録媒体) 4b フォトダイオード(光検出器) 5 半導体レーザ素子(光源) 9 集光レンズ 11A 下フレーム部(第1フレーム部) 11B 上フレーム部(第2フレーム部) 100 投受光ユニット(ユニット部) 110 放熱板 110A 平板部 110B 側板部 110d 位置決め片 200 ハウジング(ハウジング部) 210 凹部(収容部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 泰明 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 森 和思 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松本 光晴 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 冨永 浩司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 澤田 稔 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5D119 AA33 LB04 LB06 MA01 MA09

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光束を出射する光源が内部に設置された
    ユニット部と、前記光源から出射された光束を光学記録
    媒体に照射する集光レンズとを備える光ピックアップ装
    置において、前記ユニット部に前記光源からの熱を該ユ
    ニット部の外部に伝える放熱板を設けたことを特徴とす
    る光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 光束を出射する光源と、前記光源から出
    射された光束を光学記録媒体に照射する集光レンズと、
    前記光学記録媒体からの帰還光束を検出する光検出器と
    を備え、ユニット部の内部に前記光源と前記受光部とが
    設置された光ピックアップ装置において、前記ユニット
    部に前記光源からの熱を該ユニット部の外部に伝える放
    熱板を設けたことを特徴とする光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 前記ユニット部は互いに対向する内面を
    有する第1フレーム部と第2フレーム部とからなり、前
    記第1フレーム部の内面に前記光源が設置され、前記第
    2フレーム部の内側に前記光検出器が設置されているこ
    とを特徴とする請求項2記載の光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 前記ユニット部はハウジング部に保持さ
    れ、前記放熱板は前記ハウジング部に接触する接触部を
    有することを特徴とする請求項1、2又は3記載の光ピ
    ックアップ装置。
  5. 【請求項5】 前記ハウジング部は前記ユニット部を収
    容する収容部を有し、前記放熱板の接触部は前記収容部
    に面接触することを特徴とする請求項4記載の光ピック
    アップ装置。
  6. 【請求項6】 前記接触部が前記ユニット部の外面と略
    面一となる形状に形成され、前記ユニット部の切欠きよ
    り露出していることを特徴とする請求項5記載の光ピッ
    クアップ装置。
  7. 【請求項7】 前記放熱板は、前記ユニット部の内面に
    沿って形成される平板部を有することを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5又は6記載の光ピックアップ装
    置。
  8. 【請求項8】 前記放熱板は、前記ユニット部の内面に
    沿って形成される平板部と、前記平板部の端部より立ち
    上がっている側板部とを有し、該側板部より前記光源か
    らの熱が前記ユニット部外に放出されることを特徴とす
    る請求項1、2、3、4、5又は6記載の光ピックアッ
    プ装置。
  9. 【請求項9】 前記放熱板は、前記ユニット部の内面に
    沿って形成される平板部と、前記平板部の端部より立ち
    上がっている側板部とを有し、該側板部が前記接触部で
    あることを特徴とする請求項4、5又は6記載の光ピッ
    クアップ装置。
  10. 【請求項10】 前記平板部上に前記光源が設置されて
    いることを特徴とする請求項又は7、8又は9記載の光
    ピックアップ装置。
  11. 【請求項11】 前記ユニット部はハウジング部に保持
    され、前記放熱板は前記ハウジング部に接触する接触部
    を有し、該接触部が金属よりなることを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載の
    光ピックアップ装置。
  12. 【請求項12】 前記ハウジング部に接触し、該ハウジ
    ング部に対する前記ユニット部の位置決めを行う位置決
    め片を前記放熱板に設けたことを特徴とする請求項4、
    5、6、7、8、9、10又は11記載の光ピックアッ
    プ装置。
  13. 【請求項13】 光学記録媒体から光学的に情報を読み
    出す光学記録媒体駆動装置であって、前記光学記録媒体
    を回転させる回転駆動部と、前記光学記録媒体に光束を
    出射し、前記光学記録媒体からの帰還光を受光する請求
    項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又
    は12記載の光ピックアップ装置とからなることを特徴
    とする光学記録媒体駆動装置。
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