JP2000002883A - 液晶表示素子 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数の増加や製造工程の増加を招くこと
なく、ヒートシールを補強し、信頼性を高くすることが
できる構造の液晶表示素子を提供する。 【解決手段】 それぞれの内面に電極13、14が形成
された2枚の絶縁性基板11、12により液晶層18が
挟持され、端部に電極端子13aを有すると共に、2枚
の絶縁性基板の外面に偏光板19a、19bが貼着され
る液晶パネル1と、その液晶パネルを駆動する駆動回路
が形成され、回路端子を有する回路基板3と、絶縁性フ
ィルムに複数の配線が設けられ、前記液晶パネルの電極
端子と前記回路基板の回路端子との間を電気的に接続す
るヒートシール4とからなっている。そして、一方の偏
光板19aの一部に絶縁性基板の端部より突出するよう
に突出部19cが設けられ、その偏光板の突出部19c
がヒートシール4の一部に貼着されている。
なく、ヒートシールを補強し、信頼性を高くすることが
できる構造の液晶表示素子を提供する。 【解決手段】 それぞれの内面に電極13、14が形成
された2枚の絶縁性基板11、12により液晶層18が
挟持され、端部に電極端子13aを有すると共に、2枚
の絶縁性基板の外面に偏光板19a、19bが貼着され
る液晶パネル1と、その液晶パネルを駆動する駆動回路
が形成され、回路端子を有する回路基板3と、絶縁性フ
ィルムに複数の配線が設けられ、前記液晶パネルの電極
端子と前記回路基板の回路端子との間を電気的に接続す
るヒートシール4とからなっている。そして、一方の偏
光板19aの一部に絶縁性基板の端部より突出するよう
に突出部19cが設けられ、その偏光板の突出部19c
がヒートシール4の一部に貼着されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶パネルと該液晶
パネルを駆動する回路が形成された回路基板との間を、
絶縁性フィルムに配線が設けられるヒートシールを介し
て、またはさらにTCPなどを介して接続する液晶表示
素子に関する。さらに詳しくは、簡単な製造工程によ
り、前記ヒートシールを補強して断線などが生じ難い構
造の液晶表示素子に関する。
パネルを駆動する回路が形成された回路基板との間を、
絶縁性フィルムに配線が設けられるヒートシールを介し
て、またはさらにTCPなどを介して接続する液晶表示
素子に関する。さらに詳しくは、簡単な製造工程によ
り、前記ヒートシールを補強して断線などが生じ難い構
造の液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば携帯電話機などに用いられる液
晶表示素子は図3に示されるような構造になっている。
図3において、(a)は斜視図、(b)は背面図、
(c)は液晶パネル1とTCP5との間をヒートシール
4で接続したものの延ばした状態を示す図である。液晶
パネル1の背面側にバックライト2が設けられ、さらに
その背面側には、液晶パネル1を駆動する回路が形成さ
れるプリント基板などからなる回路基板3が設けられて
いる。液晶パネル1の各電極端子と回路基板3の回路端
子とを電気的に接続するため、可撓性の絶縁性フィルム
に細い導電薄膜からなる配線が多数形成されたヒートシ
ール4により、液晶パネル1の背面側に折り曲げて液晶
パネル1の各電極が液晶パネル1の背面に設けられるテ
ープキャリアパッケージ(TCP)5に接続されてお
り、TCP5に設けられているIC5aなどにより信号
処理をし、少なくされた配線が回路基板3の回路端子に
ハンダ付けされている。回路基板3にはその各回路端子
に接続される駆動回路の配線がなされると共に、その回
路を構成するチップ部品6などが搭載されている。
晶表示素子は図3に示されるような構造になっている。
図3において、(a)は斜視図、(b)は背面図、
(c)は液晶パネル1とTCP5との間をヒートシール
4で接続したものの延ばした状態を示す図である。液晶
パネル1の背面側にバックライト2が設けられ、さらに
その背面側には、液晶パネル1を駆動する回路が形成さ
れるプリント基板などからなる回路基板3が設けられて
いる。液晶パネル1の各電極端子と回路基板3の回路端
子とを電気的に接続するため、可撓性の絶縁性フィルム
に細い導電薄膜からなる配線が多数形成されたヒートシ
ール4により、液晶パネル1の背面側に折り曲げて液晶
パネル1の各電極が液晶パネル1の背面に設けられるテ
ープキャリアパッケージ(TCP)5に接続されてお
り、TCP5に設けられているIC5aなどにより信号
処理をし、少なくされた配線が回路基板3の回路端子に
ハンダ付けされている。回路基板3にはその各回路端子
に接続される駆動回路の配線がなされると共に、その回
路を構成するチップ部品6などが搭載されている。
【0003】ヒートシール4やTCP5の配線の多い部
分はその導電薄膜も細いため、何度も折り曲げると断線
しやすく、とくにヒートシール4の液晶パネル1との接
続部では力が加わりやすく断線しやすいため、図3
(c)に示されるように、液晶パネル1とヒートシール
4に跨って補強剤7が貼着されることがある。すなわ
ち、たとえばビニールテープの貼着や、UV樹脂、シリ
コーン樹脂などの塗布などによりヒートシール4が補強
される構造になっている。この補強剤7は、ヒートシー
ル4が液晶パネル1の電極端子部に異方導電性接着剤に
より接着された後に設けられる。
分はその導電薄膜も細いため、何度も折り曲げると断線
しやすく、とくにヒートシール4の液晶パネル1との接
続部では力が加わりやすく断線しやすいため、図3
(c)に示されるように、液晶パネル1とヒートシール
4に跨って補強剤7が貼着されることがある。すなわ
ち、たとえばビニールテープの貼着や、UV樹脂、シリ
コーン樹脂などの塗布などによりヒートシール4が補強
される構造になっている。この補強剤7は、ヒートシー
ル4が液晶パネル1の電極端子部に異方導電性接着剤に
より接着された後に設けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ヒート
シールと液晶パネルとの接着部近傍での配線の断線を防
止し、信頼性を向上させるため、補強剤を両者の間に設
けると、部品点数が増加すると共に、貼着したり塗布し
たりする工程が増え、コストアップになるという問題が
ある。
シールと液晶パネルとの接着部近傍での配線の断線を防
止し、信頼性を向上させるため、補強剤を両者の間に設
けると、部品点数が増加すると共に、貼着したり塗布し
たりする工程が増え、コストアップになるという問題が
ある。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、部品点数の増加や製造工程の増加を
招くことなく、ヒートシールを補強し、歩留りが向上し
てコストアップにならないで、信頼性を高くすることが
できる構造の液晶表示素子を提供することを目的とす
る。
になされたもので、部品点数の増加や製造工程の増加を
招くことなく、ヒートシールを補強し、歩留りが向上し
てコストアップにならないで、信頼性を高くすることが
できる構造の液晶表示素子を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による液晶表示素
子は、それぞれの内面に電極が形成された2枚の絶縁性
基板により液晶材料が挟持され、端部に電極端子を有す
ると共に、前記2枚の絶縁性基板の外面に偏光板が貼着
される液晶パネルと、該液晶パネルを駆動する駆動回路
が形成され、回路端子を有する回路基板と、絶縁性フィ
ルムに複数の配線が設けられ、前記液晶パネルの電極端
子と前記回路基板の回路端子との間を電気的に接続する
ヒートシールとからなり、前記偏光板の一方の一部に前
記絶縁性基板の端部より突出するように突出部が設けら
れ、該偏光板の突出部が前記ヒートシールの一部に貼着
されている。この構造にすることにより、偏光板の突出
部をヒートシールに貼着するだけで、部品点数や工数増
を招くことなくヒートシールを補強することができる。
子は、それぞれの内面に電極が形成された2枚の絶縁性
基板により液晶材料が挟持され、端部に電極端子を有す
ると共に、前記2枚の絶縁性基板の外面に偏光板が貼着
される液晶パネルと、該液晶パネルを駆動する駆動回路
が形成され、回路端子を有する回路基板と、絶縁性フィ
ルムに複数の配線が設けられ、前記液晶パネルの電極端
子と前記回路基板の回路端子との間を電気的に接続する
ヒートシールとからなり、前記偏光板の一方の一部に前
記絶縁性基板の端部より突出するように突出部が設けら
れ、該偏光板の突出部が前記ヒートシールの一部に貼着
されている。この構造にすることにより、偏光板の突出
部をヒートシールに貼着するだけで、部品点数や工数増
を招くことなくヒートシールを補強することができる。
【0007】ここに液晶パネルの電極端子と回路基板の
回路端子との間を電気的に接続するヒートシールとは、
電極端子と回路端子との間を直接ヒートシールにより接
続する場合の他、ヒートシールと、絶縁性フィルムに配
線が設けられ、ICなどがマウントされるテープキャリ
アパッケージ(TCP)などの他の部品をさらに介して
接続する場合も含む意味である。
回路端子との間を電気的に接続するヒートシールとは、
電極端子と回路端子との間を直接ヒートシールにより接
続する場合の他、ヒートシールと、絶縁性フィルムに配
線が設けられ、ICなどがマウントされるテープキャリ
アパッケージ(TCP)などの他の部品をさらに介して
接続する場合も含む意味である。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の液晶表示素子について説明をする。図1は本発明の
液晶表示素子の一実施形態を示す図で、(a)は液晶パ
ネル1と回路基板に接続されるTCP5との間をヒート
シール4により接続して延ばした状態の説明図、(b)
はヒートシール4を曲げて液晶パネル1の背面側に設け
られる回路基板3にTCP5が取り付けられた状態の側
断面図である。
明の液晶表示素子について説明をする。図1は本発明の
液晶表示素子の一実施形態を示す図で、(a)は液晶パ
ネル1と回路基板に接続されるTCP5との間をヒート
シール4により接続して延ばした状態の説明図、(b)
はヒートシール4を曲げて液晶パネル1の背面側に設け
られる回路基板3にTCP5が取り付けられた状態の側
断面図である。
【0009】本発明の液晶表示素子は、図1に示される
ように、液晶パネル1と、液晶パネル1を駆動する駆動
回路が形成され、回路端子を有する回路基板3と、絶縁
性フィルムに複数の配線が設けられ、液晶パネル1の電
極端子と回路基板3の回路端子との間を電気的に接続す
るヒートシール4とからなり、液晶パネル1の両外面に
設けられる偏光板19a、19bの一方の偏光板19a
の一部に液晶パネル1の絶縁性基板11の端部より突出
するように突出部19cが形成され、その突出部19c
がヒートシール4の一部に貼着されていることに特徴が
ある。
ように、液晶パネル1と、液晶パネル1を駆動する駆動
回路が形成され、回路端子を有する回路基板3と、絶縁
性フィルムに複数の配線が設けられ、液晶パネル1の電
極端子と回路基板3の回路端子との間を電気的に接続す
るヒートシール4とからなり、液晶パネル1の両外面に
設けられる偏光板19a、19bの一方の偏光板19a
の一部に液晶パネル1の絶縁性基板11の端部より突出
するように突出部19cが形成され、その突出部19c
がヒートシール4の一部に貼着されていることに特徴が
ある。
【0010】液晶パネル1は、通常の液晶パネルと同様
の構成で、たとえば図2に示されるように構成されてい
る。すなわち、絶縁性基板11、12の一表面に電極パ
ターン13、14がそれぞれ形成されると共に、液晶分
子を一定の方向に配向させる配向膜15、16がさらに
設けられている。2枚の絶縁性基板11、12は図示し
ないスペーサにより一定の間隙を保持しながら、前述の
電極パターン13、14が対向するように、その周囲で
シール剤17により貼着されて、その間隙に液晶材料が
注入されることにより液晶層18が2枚の絶縁性基板1
1、12により挟持されている。前述の電極パターン1
3、14の端子は外部のリード線と接続されるように液
晶パネル1の端部に導出され、電極端子13aが設けら
れている。さらに、絶縁性基板11、12の外側にはそ
れぞれ偏光板19a、19bが設けられ、これらにより
液晶パネル1が形成されている。この液晶パネル1の対
向する電極パターン13、14に電圧が印加されること
により、その間の液晶分子の配列方向が変化し、偏光板
19a、19bの吸収軸の方向と共に、液晶パネル1の
背面からの光の透過および不透過が制御され、画素ごと
にオンオフされて所望の表示がなされる。本発明の液晶
パネル1では、前述のように、一方の偏光板19aの一
部に、絶縁性基板11より突出するような突出部19c
が形成されている。
の構成で、たとえば図2に示されるように構成されてい
る。すなわち、絶縁性基板11、12の一表面に電極パ
ターン13、14がそれぞれ形成されると共に、液晶分
子を一定の方向に配向させる配向膜15、16がさらに
設けられている。2枚の絶縁性基板11、12は図示し
ないスペーサにより一定の間隙を保持しながら、前述の
電極パターン13、14が対向するように、その周囲で
シール剤17により貼着されて、その間隙に液晶材料が
注入されることにより液晶層18が2枚の絶縁性基板1
1、12により挟持されている。前述の電極パターン1
3、14の端子は外部のリード線と接続されるように液
晶パネル1の端部に導出され、電極端子13aが設けら
れている。さらに、絶縁性基板11、12の外側にはそ
れぞれ偏光板19a、19bが設けられ、これらにより
液晶パネル1が形成されている。この液晶パネル1の対
向する電極パターン13、14に電圧が印加されること
により、その間の液晶分子の配列方向が変化し、偏光板
19a、19bの吸収軸の方向と共に、液晶パネル1の
背面からの光の透過および不透過が制御され、画素ごと
にオンオフされて所望の表示がなされる。本発明の液晶
パネル1では、前述のように、一方の偏光板19aの一
部に、絶縁性基板11より突出するような突出部19c
が形成されている。
【0011】液晶パネル1の電極端子13aには、回路
基板3の回路端子と接続するためヒートシール4が貼着
され、ヒートシール4の配線(図示せず)と各電極端子
とが電気的に接続されている。ヒートシール4は、可撓
性のフィルムに細くて薄い導電性薄膜により配線が設け
られたもので、液晶パネル1の背面側に曲げられるよう
になっている。このヒートシール4と液晶パネル1の各
電極端子との接続は、異方導電性接着剤を用いて熱圧着
により接続される。このヒートシール4の配線は非常に
細くて折り曲げると断線しやすいため、本発明ではヒー
トシール4が液晶パネル1に接着された後に、ヒートシ
ール4に偏光板19aの突出部19cが貼着されること
により補強されている。この偏光板19aには、予め接
着剤が塗布されており、絶縁性基板11に貼着する際に
その突出部19cには接着剤を保護するセパレータフィ
ルムをそのまま残しておき、ヒートシール4が接着され
た後にそのセパレータフィルムを剥すことにより、容易
にヒートシール4に偏光板19aの突出部19cを貼着
することができる。ヒートシール4の他端側には、信号
処理用のIC5aが設けられたTCP5がその配線とヒ
ートシール4の配線とが電気的に接続されるように、一
端側と同様に異方導電性接着剤により接続されている。
基板3の回路端子と接続するためヒートシール4が貼着
され、ヒートシール4の配線(図示せず)と各電極端子
とが電気的に接続されている。ヒートシール4は、可撓
性のフィルムに細くて薄い導電性薄膜により配線が設け
られたもので、液晶パネル1の背面側に曲げられるよう
になっている。このヒートシール4と液晶パネル1の各
電極端子との接続は、異方導電性接着剤を用いて熱圧着
により接続される。このヒートシール4の配線は非常に
細くて折り曲げると断線しやすいため、本発明ではヒー
トシール4が液晶パネル1に接着された後に、ヒートシ
ール4に偏光板19aの突出部19cが貼着されること
により補強されている。この偏光板19aには、予め接
着剤が塗布されており、絶縁性基板11に貼着する際に
その突出部19cには接着剤を保護するセパレータフィ
ルムをそのまま残しておき、ヒートシール4が接着され
た後にそのセパレータフィルムを剥すことにより、容易
にヒートシール4に偏光板19aの突出部19cを貼着
することができる。ヒートシール4の他端側には、信号
処理用のIC5aが設けられたTCP5がその配線とヒ
ートシール4の配線とが電気的に接続されるように、一
端側と同様に異方導電性接着剤により接続されている。
【0012】TCP5は、液晶パネル1の非常に多い電
極端子と回路基板3の駆動回路部分とを接続する際の駆
動回路側でその端子数が少なくなるように信号処理回路
用のIC5aなどが設けられた駆動回路の一部で、絶縁
性フィルムに細い導電性薄膜からなる配線およびIC5
aなどが設けられることにより形成されている。
極端子と回路基板3の駆動回路部分とを接続する際の駆
動回路側でその端子数が少なくなるように信号処理回路
用のIC5aなどが設けられた駆動回路の一部で、絶縁
性フィルムに細い導電性薄膜からなる配線およびIC5
aなどが設けられることにより形成されている。
【0013】ヒートシール4およびTCP5が接続され
た液晶パネル1は、図1(b)に示されるように、その
背面側にバックライト2および回路基板3が設けられ、
液晶パネル1に接続されたTCP5がヒートシール4の
部分で曲げられて回路基板3上に固定されている。この
TCP5の固定は、前述のようにIC5aにより少なく
された配線が回路基板3の回路端子にハンダ付けなどに
より接続されることにより行われている。このTCP5
が回路基板3に固定されることにより、ヒートシール4
も固定され、その後に断線などが生じる虞れはなくな
る。回路基板3はプリント基板などからなり、液晶パネ
ル1を駆動する駆動回路を形成するための配線が設けら
れると共に、その配線に接続されるようにチップ部品6
が搭載されてハンダ付けされている。
た液晶パネル1は、図1(b)に示されるように、その
背面側にバックライト2および回路基板3が設けられ、
液晶パネル1に接続されたTCP5がヒートシール4の
部分で曲げられて回路基板3上に固定されている。この
TCP5の固定は、前述のようにIC5aにより少なく
された配線が回路基板3の回路端子にハンダ付けなどに
より接続されることにより行われている。このTCP5
が回路基板3に固定されることにより、ヒートシール4
も固定され、その後に断線などが生じる虞れはなくな
る。回路基板3はプリント基板などからなり、液晶パネ
ル1を駆動する駆動回路を形成するための配線が設けら
れると共に、その配線に接続されるようにチップ部品6
が搭載されてハンダ付けされている。
【0014】バックライト2は、ポリカーボネートやア
クリル樹脂(PMMA)などからなる導光板の側面から
LEDなどからなる発光素子により光を導入し、導光板
の底面や側面に設けられた反射板などにより反射された
光をその表面から放射させるものや、ポリカーボネート
やアクリル樹脂(PMMA)などのプラスティックケー
スの底部にLEDチップが配列されたものが用いられ、
液晶パネル1に光を供給する構造のものを使用すること
ができる。
クリル樹脂(PMMA)などからなる導光板の側面から
LEDなどからなる発光素子により光を導入し、導光板
の底面や側面に設けられた反射板などにより反射された
光をその表面から放射させるものや、ポリカーボネート
やアクリル樹脂(PMMA)などのプラスティックケー
スの底部にLEDチップが配列されたものが用いられ、
液晶パネル1に光を供給する構造のものを使用すること
ができる。
【0015】本発明の液晶表示素子によれば、液晶パネ
ルの両外面に設けられる偏光板の一方の一部に突出部が
設けられているため、液晶パネルにヒートシールが接続
された後に直ちにその偏光板の突出部をヒートシールに
貼着することができる。その結果、ヒートシールを接続
した後に液晶パネルを動かしたりすることなく容易に偏
光板を貼着することができ、ヒートシールの配線の断線
などを防止することができる。しかも、すでに絶縁性基
板に貼着された偏光板の一部を貼着するだけであるた
め、余分な部品や貼着のための特別な工数を必要としな
い。
ルの両外面に設けられる偏光板の一方の一部に突出部が
設けられているため、液晶パネルにヒートシールが接続
された後に直ちにその偏光板の突出部をヒートシールに
貼着することができる。その結果、ヒートシールを接続
した後に液晶パネルを動かしたりすることなく容易に偏
光板を貼着することができ、ヒートシールの配線の断線
などを防止することができる。しかも、すでに絶縁性基
板に貼着された偏光板の一部を貼着するだけであるた
め、余分な部品や貼着のための特別な工数を必要としな
い。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、従来から液晶パネルに
貼着される偏光板を利用してヒートシールの補強を行っ
ているため、特別な部品点数の増加や製造工程の増加を
招くことがなく、コストアップにならないで、歩留りお
よび信頼性の向上が図られる。
貼着される偏光板を利用してヒートシールの補強を行っ
ているため、特別な部品点数の増加や製造工程の増加を
招くことがなく、コストアップにならないで、歩留りお
よび信頼性の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示素子の一実施形態の説明図で
ある。
ある。
【図2】図1の液晶パネルの例を示す図である。
【図3】従来の液晶表示モジュールの例を示す図であ
る。
る。
1 液晶パネル 3 回路基板 4 ヒートシール 11、12 絶縁性基板 13、14 電極 19a、19b 偏光板 19c 突出部
フロントページの続き Fターム(参考) 2H091 FA08X FA08Z FA23Z FA41Z FD08 GA11 LA11 2H092 GA40 GA49 GA51 GA59 MA32 NA15 NA27 NA29 PA01 PA06 PA07 PA13 5G435 AA07 AA17 BB12 EE47 FF05 KK09
Claims (1)
- 【請求項1】 それぞれの内面に電極が形成された2枚
の絶縁性基板により液晶材料が挟持され、端部に電極端
子を有すると共に、前記2枚の絶縁性基板の外面に偏光
板が貼着される液晶パネルと、該液晶パネルを駆動する
駆動回路が形成され、回路端子を有する回路基板と、絶
縁性フィルムに複数の配線が設けられ、前記液晶パネル
の電極端子と前記回路基板の回路端子との間を電気的に
接続するヒートシールとからなり、前記偏光板の一方の
一部に前記絶縁性基板の端部より突出するように突出部
が設けられ、該偏光板の突出部が前記ヒートシールの一
部に貼着されてなる液晶表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10168334A JP2000002883A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10168334A JP2000002883A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 液晶表示素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000002883A true JP2000002883A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15866136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10168334A Pending JP2000002883A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000002883A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017159119A1 (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | 日東電工株式会社 | 光導波路 |
-
1998
- 1998-06-16 JP JP10168334A patent/JP2000002883A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017159119A1 (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | 日東電工株式会社 | 光導波路 |
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