出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
奥
- (原義)部屋の西南の隅。神棚がまつられ、家長の座すところとされ、家屋において最も神聖な場所とされた。
- おく。入口から遠い場所。
- (日本)陸奥の国のこと。現在では日本の東北地方をさすこともある。
奥 *
- オーストリア(奥地利)の略
- Unicode
- 16進: 5965
奥
- 10進: 22885
奥
- JIS X 0208(-1978,1983,1990)
- 四角号碼 : 27430
- 倉頡入力法 : 竹月大 (HBK), X竹月大 (XHBK)
- ↑ 1.0 1.1 呉音の読みのひとつである「オク(ヲク)」と訓読みの「おく」が一致しているがこれは偶然である。呉音の「オク」は「あたたかい(例.「昔我往矣日月方奧」『詩経・小雅 小明』)」などを意味する「乙六切(『正韻』)」で表される系列の読み(現代中国語音:"yù"。古典には見られるが現代では廃された用法)であり、この読みのとき、和語の「おく」の意味はない。日本語で「奥」を「おく」と読む場合はほぼ例外なく訓読みとして読まれている。