金慶珠
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金慶珠 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 김경주 |
漢字: | 金慶珠 |
発音: | キム・キョンジュ |
ローマ字: |
Gim Gyeong-ju(2000年式) Kim Kyŏngchu(MR式) |
英語表記: | Kim Gyeongju |
金 慶珠(キム・キョンジュ、朝: 김경주、1967年 - )は、大韓民国 ソウル特別市出身[1]の言語学者。学位は博士(学術)。東海大学教養学部国際学科教授[2]。専門は、社会言語学、メディア論、朝鮮半島の文化と社会に関する研究。芸能事務所ホリプロ所属。
人物
[編集]ソウル特別市生まれの韓国人だが、幼少期を兵庫県芦屋市で過ごすなど(父親の仕事の都合で小学生時代に4年間、西宮に住んでいた)日韓両国に長い在住経験を持つ。 日韓両国語の母語話者であるネイティブスピーカー。
地上波テレビ番組への出演や韓国の新聞・ラジオにも寄稿や出演を行っている。
略歴
[編集]伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。 |
- 梨花女子大学校社会学科卒業。
- 韓国外国語大学校大学院修士課程修了。
- 東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。
- 2002年4月に東海大学外国語教育センター専任講師就任[3]。2007年4月に東海大学総合教育センター准教授、2009年から東海大学教養学部国際学科准教授。2016年に同教授に昇格。
- 2005年6月に東京大学に博士論文「場面描写談話における話者の視点、日韓両言語の表現構造とその中間言語への影響について」を提出し博士(学術)の学位を取得。同年、韓国仏教文化財団より韓日仏教文化学術賞を受賞。
- その他、日本の国際交流基金の日韓文化交流懇談会委員。
- 2006年4月より2012年3月まで6年間、朝日ニュースター『ニュースの深層』月曜日のキャスターを務めた
主張
[編集]- 従軍慰安婦問題については、軍の関与も強制性も、河野談話という日本政府の公式見解で認めているのだから、韓国の主張の方が正当性があるとしている[4]。
- 竹島問題については、領土問題は実効支配している方が強いため、韓国の主張の方が正当性があるとしている[4]。
- 日本における嫌韓の高まりは、日本と中国の力関係の逆転により、日本人の排外主義の対象が、中国から弱い韓国に矛先が変更されたためと分析している[5]。
著作
[編集]- 東海大学
- 東海大学『談話構成における話者の「視点」』2004-2005。 - 文部科学省科学研究費補助金研究成果報告書。
- 李元徳 共編著「日韓のメディア言説における視点」『日韓の共通認識 日本は韓国にとって何なのか?』東海大学文明研究所 監修、東海大学出版会、2007年8月5日。ISBN 978-4-486-01761-5。 - 文献あり。
- 東海大学教養学部国際学科 編「メディアリテラシー」『国際学のすすめ グローバル時代を生きる人のために』(第4版)東海大学出版会、2013年10月20日。ISBN 978-4-486-02008-0。 - 索引あり。
- 単著
- 『場面描写と視点 日韓両言語の談話構成とその習得』東海大学出版会、2008年2月20日。ISBN 978-4-486-01786-8。 - 文献あり。
- 『歪みの国・韓国』祥伝社〈祥伝社新書 320〉、2013年5月31日。ISBN 978-4-396-11320-9。
- 『日本が誤解される理由』東浩紀との対談を巻末に収録、イースト・プレス〈イースト新書 018〉、2013年12月8日。ISBN 978-4-7816-5018-0。
- 『嫌韓の論法』 (ベスト新書) (KKベストセラーズ、2014年10月9日) ISBN 978-4584124468
- 『恨の国・韓国』 (祥伝社新書) (祥伝社、2015年5月1日) ISBN 978-4396114060
- 共著
- 井上和彦 共著『悪韓論vs悪日論 日本と韓国はどちらが嘘をついているのか』双葉社〈双葉新書 077〉、2014年1月17日。ISBN 978-4-575-15427-6。
- 香山リカ 共著 『叩かれ女の正論』 (イースト新書) (イースト・プレス、2015年8月9日) ISBN 978-4781650562
出演
[編集]- テレビ
- ニュースの深層 (2006年4月~2012年3月、朝日ニュースター) - 月曜日キャスター
- ビートたけしのTVタックル (2008年7月~、テレビ朝日) コメンテーター
- 朝まで生テレビ! (2008年7月26日、2009年4月25日、2011年10月22日、2012年7月28日・9月1日・10月20日、2013年8月10日・9月15日、2014年1月1日・4月26日・5月31日、2015年8月15日、テレビ朝日) パネラー
- なかよしテレビ (2011年~2012年、フジテレビ) レギュラー
- サンデースクランブル (2011年12月18日・2014年5月4日、テレビ朝日)
- たかじんのそこまで言って委員会 (2012年1月22日・4月8日・4月15日・6月24日、2013年9月15日、2014年3月16日・6月22日・6月29日、2015年3月29日、読売テレビ) パネラー
- ネプリーグSP (2012年3月26日、フジテレビ)
- ゴールデンアワー (2012年4月~2012年9月、TOKYO MX) 月曜MC
- ノンストップ! (2012年4月~2013年3月、フジテレビ) コメンテーター
- 新報道2001 (2012年8月~、フジテレビ)
- ワイド!スクランブル (2011年1月~、テレビ朝日) コメンテーター
- いま世界は (2012年~、BS朝日) 月一コメンテーター
- たかじんNOマネーBLACK (2013年1月12日・2015年1月24日、テレビ大阪)
- 上田晋也の緊急報道!(2013年6月2日、TBS)
- 行列のできる法律相談所 (2013年6月16日、日本テレビ)
- 情報ライブ ミヤネ屋 (2013年6月18日・2014年5月6日、読売テレビ)
- ゲーム&クイズバラエティ ペケ×ポン (2013年9月13日・10月18日・11月29日、フジテレビ)
- 激論!コロシアム 〜これでいいのか?ニッポン〜 (2013年9月14日、テレビ愛知)
- モーニングCROSS (2014年4月~2020年、TOKYO MX) コメンテーター
- カツヤマサヒコSHOW (2014年4月19日、サンテレビ)
- 報道LIVE あさチャン!サタデー (2014年6月~、TBS) コメンテーター
- BSフジLIVE プライムニュース (2014年6月20日・2015年6月3日・8月10日・10月9日・11月3日・12月17日・2016年1月13日・2月5日など、BSフジ) コメンテーター
- チマタの噺 (2015年1月13日[6]、2015年3月24日[7]・5月19日・9月29日、2016年1月12日、テレビ東京)
- 白熱ライブ ビビット (2015年4月~、TBS) 隔週金曜コメンテーター[8]
- そこまで言って委員会NP (2015年6月21日・2016年1月24日・2月28日・3月27日・5月8日、読売テレビ) パネラー
- みんなのニュース (2015年6月22日・2015年8月14日、フジテレビ) コメンテーター
- 橋下×羽鳥の番組 (2016年7月4日・7月11日、テレビ朝日)
- バイキング 月曜日コーナーレギュラー・不定期出演
- ゴゴスマ〜GO GO!Smile!〜(CBCテレビ) 月曜コメンテーター・不定期出演
- だから殺せなかった(2022年1月9日 - 、WOWOW)- ワイドショーコメンテイター役
- ラジオ
- 大竹まことゴールデンラジオ (2012年6月25日、2013年11月25日、2015年6月1日、文化放送)
脚注
[編集]- ^ “金慶珠”. 株式会社ホリプロ. 2019年1月22日閲覧。
- ^ “金慶珠(キム・キョンジュ)准教授が国際学科に着任しました。”. 東海大学教養学部. (2009年4月9日) 2013年1月29日閲覧。
- ^ “東海大学外国語教育センターにおけるコリア語教育の歴史”. 東海大学国際教育センター 2013年1月29日閲覧。
- ^ a b “民団福島県本部主催 「日韓の友好と未来」テーマに講演・対談 慰安婦・領土・仏像・補償・靖国 5つの問題「2勝2敗1分」”. 統一日報. (2013年11月27日) 2014年5月22日閲覧。
- ^ “金慶珠vs周来友「“反日ブーム”に沸く中・韓の本音”. 日刊SPA!. (2014年6月4日) 2014年7月26日閲覧。
- ^ “チマタの噺公式サイト バックナンバー 2015年1月13日放送”. テレビ東京. (2015年1月13日) 2015年3月26日閲覧。
- ^ “チマタの噺公式サイト バックナンバー 2015年3月24日放送”. テレビ東京. (2015年3月24日) 2015年3月26日閲覧。
- ^ https://www.oricon.co.jp/news/2069164/full/. オリコンスタイル. (2016年3月26日). 2016年4月3日閲覧。
外部リンク
[編集]- プロフィール(ホリプロ)