[go: up one dir, main page]

コンテンツにスキップ

西桂町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
にしかつらちょう ウィキデータを編集
西桂町
西桂町旗 西桂町章
西桂町旗 西桂町章
日本の旗 日本
地方 中部地方甲信越地方
都道府県 山梨県
南都留郡
市町村コード 19423-9
法人番号 5000020194239 ウィキデータを編集
面積 15.22km2
総人口 3,705[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 243人/km2
隣接自治体 富士吉田市都留市南都留郡富士河口湖町
町の木 赤松
町の花 水仙
町の鳥 シジュウカラ
西桂町役場
町長 堀内達也
所在地 403-0022
山梨県南都留郡西桂町小沼1501
北緯35度31分27秒 東経138度50分49秒 / 北緯35.52411度 東経138.84686度 / 35.52411; 138.84686座標: 北緯35度31分27秒 東経138度50分49秒 / 北緯35.52411度 東経138.84686度 / 35.52411; 138.84686
外部リンク 公式ウェブサイト

西桂町位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

西桂町(にしかつらちょう)は、山梨県南都留郡に属している

概要

[編集]
西桂町中心部

県東部の郡内地方に含まれる。2007年(平成19年)7月1日時点の人口は4,874人、面積は15.38km2

ハイキングコースやロッククライミングのゲレンデとして知られる三つ峠の登り口となっており、近年は首都圏からのアクセスが良い立地を生かした観光地として力を入れている。

地理

[編集]

位置

[編集]

町域北部の三つ峠山麓と南部の杓子山麓に挟まれた標高600mの町で、桂川流域に集落が展開している。富士吉田市都留市の間に位置し、大月から吉田へ至る経路であり、かつての鎌倉街道へも通じる交通の要衝である。現在では富士急行大月線や国道139号、中央自動車道などが平行して通る。

地形

[編集]

山地

[編集]
主な山
主な峠

河川

[編集]
主な川

人口

[編集]
西桂町と全国の年齢別人口分布(2005年) 西桂町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 西桂町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
西桂町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 3,829人
1975年(昭和50年) 3,915人
1980年(昭和55年) 4,002人
1985年(昭和60年) 4,057人
1990年(平成2年) 4,409人
1995年(平成7年) 4,855人
2000年(平成12年) 4,910人
2005年(平成17年) 4,850人
2010年(平成22年) 4,541人
2015年(平成27年) 4,342人
2020年(令和2年) 4,041人
総務省統計局 国勢調査より

隣接自治体

[編集]
山梨県の旗山梨県

歴史

[編集]

先史

[編集]

桂川や柄杓流(しゃくながれ)川流域に先史時代からの遺跡がみられ、湧水の湧く三つ峠遺跡は県内最高所の遺跡として知られる。 また、御坂層からは第三紀中新世化石が見つかっており、当時は海に面した入り江であったことを窺わせている。水が綺麗なところにしか生えないバイカモが自生している。

古代

[編集]

古代の律令制下には都留郡加美郷に属していたと考えられている。

中世

[編集]

戦国時代には郡内領主である小山田氏の郡内領に属し、小山田家臣・倉見氏の館跡がある。

近世

[編集]
江戸時代

近世には谷村藩領で、のちに幕府直轄領となる。富士講道者や修験者のための宿駅として栄える。また、郡内織の産地であった。

沿革

[編集]
西桂町旧庁舎(2014年5月)
明治
  • 1893年明治26年)6月3日 - 桂村が分割され、大字上暮地・下暮地・小沼・倉見の区域をもって西桂村が発足。
昭和
  • 1952年昭和27年)9月15日 - 西桂村が町制施行して西桂町となる。
  • 1960年(昭和35年)1月1日 - 大字上暮地の大部分および大字下暮地・小沼のごく一部を富士吉田市に編入。
令和

政治

[編集]

行政

[編集]

町長

[編集]
歴代町長
  • 川村吉則(2007年7月11日 - 2011年6月26日)
  • 石田壽一(2011年6月27日 - 2012年10月21日)- 当選後すぐの7月に蒲焼きを本人名義で31人の有権者に配った公職選挙法違反の疑いと、同問題への町議会(定数10)の対応を問うた2012年10月21日のダブル住民投票において、市長解職と町議会解散のダブルリコールが成立した[2][3]
  • 小林千尋(2012年12月 - 2020年11月24日)
  • 山崎泰洋(2020年11月25日 - 現職)

施設

[編集]
西桂駐在所
小沼郵便局

警察

[編集]
本部
駐在所
  • 西桂駐在所

消防

[編集]
本部
消防分遣署
  • 西桂分遣署(南都留郡西桂町小沼2418-2)

郵便局

[編集]
主な郵便局
  • 小沼郵便局

教育

[編集]

高等学校

[編集]

西桂町に高等学校は存在しない。

中学校

[編集]
町立

小学校

[編集]
町立

交通

[編集]
三つ峠駅

鉄道

[編集]

中心となる駅:三つ峠駅

鉄道路線

[編集]
富士山麓電気鉄道

道路

[編集]

高速道路

[編集]

町内を中央自動車道富士吉田線が通っているが、バスストップのみでインターチェンジは存在しない。

最寄りのインターチェンジは富士吉田西桂SICである。ETCを利用せずに大月方面へ行く場合は都留ICである。

御殿場方面へ行く場合は東富士五湖道路富士吉田ICが最寄となる。

国道

[編集]

県道

[編集]
一般県道

観光

[編集]
三つ峠から見た富士山

観光スポット

[編集]
自然
娯楽施設
  • 小沼座 - 昭和30年代にあった映画館。

出身関連著名人

[編集]

出身著名人

[編集]

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]