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空小経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

空小経[1](くうしょうきょう、: Cūḷasuññata-sutta, チューラスンニャタ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第121経。『小空経』(しょうくうきょう)[2]、『小空性経』(しょうくうしょうきょう)[3]とも。

類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第190経「小空経」がある。

釈迦が、アーナンダに、の境地について説く。

構成

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登場人物

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場面設定

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ある時、釈迦サーヴァッティー舎衛城)のミガーラマーター講堂に滞在していた。

そこにアーナンダが訪れ、釈迦に空の境地について問う。

釈迦は、あるものへと心を傾け合一させていくと、他の観念が消えていき空っぽになる性質を説明していく。

アーナンダは歓喜する。

日本語訳

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  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典4』(第11巻下) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)後分五十経篇I』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典4』(第7巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典

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  1. ^ 『南伝大蔵経』
  2. ^ 『原始仏典』中村
  3. ^ 『パーリ仏典』片山

関連項目

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外部リンク

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