知多エル・エヌ・ジー
種類 | 株式会社 |
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略称 | 知多LNG |
本社所在地 |
日本 〒478-0045 愛知県知多市南浜町27番1 |
設立 | 1980年1月8日 |
業種 | 倉庫・運輸関連業 |
法人番号 | 8180001094751 |
事業内容 | 液化天然ガスの受入・貯蔵・気化・送出に関する業務 |
代表者 | 代表取締役社長 野田勝治 |
資本金 | 80億円[基礎情報注 1] |
売上高 | 156億5641万円[基礎情報注 2] |
営業利益 | 30億5204万円[基礎情報注 2] |
純利益 | 10億5348万円[基礎情報注 2] |
純資産 | 163億5180万円[基礎情報注 2] |
総資産 | 563億9506万円[基礎情報注 2] |
従業員数 | 90名[基礎情報注 1] |
主要株主 |
JERA(95%) 東邦瓦斯(5%)[基礎情報注 1] |
外部リンク | http://www.chita.lng.co.jp/ |
特記事項: |
知多エル・エヌ・ジー株式会社(ちたエル・エヌ・ジー、英: CHITA LNG Co.,Ltd.)は愛知県知多市において液化天然ガス (LNG) 受入基地を管理する企業である。JERAの子会社であり、LNGは同社の知多火力発電所・知多第二火力発電所・新名古屋火力発電所で使用される。
沿革
[編集]1977年12月、インドネシアの国営資源会社ペルタミナは、バダック基地のLNG増産計画を日本側の買い主に提案した。中部電力・東邦ガス・関西電力・大阪ガスの4社は1983年より年間320万トンを購入することでペルタミナと契約を締結した。このうち中部電力と東邦ガスは年間200万トンを受け入れることとなり、既存の知多LNG共同基地では能力が不足するため、新たなLNG基地の建設が必要になった。これを受け中部電力はLNG受け入れの新会社設立の準備を開始。知多市地先の東亜石油(現ENEOS知多製造所)の一角の原油タンク予定地を建設候補地とした。中部電力・東邦ガス・東亜石油と伊藤忠商事の4社で、1980年をめどに新会社を設立することで合意が成立した。1979年12月19日に発起人総会を開催。1980年1月8日に創立総会を開催、知多エル・エヌ・ジー株式会社が設立された。当時の資本金は5億円(授権資本20億円)で、出資比率は伊藤忠商事41%、東亜石油39%、中部電力18%、東邦ガス2%であった。1980年8月、第1期工事着工。1981年9月、東亜石油と土地売買契約を締結。同月より第2期工事も全面着工した。1983年1月、第1期分の完成検査証を受領。同年3月に1号船となるアクエリアス号からLNGを荷揚げ、同5月1日より営業運転を開始した。1984年3月、冷熱発電設備運転開始。1992年から1994年にかけて気化器や高圧送ガス設備を中心とした増設第1期工事、1993年から1998年にかけて地下式LNGタンクの新設と気化器の増設を含む増設第2期工事が行われた。2000年から2001年にかけては、知多エル・エヌ・ジー、知多LNG共同基地、東邦ガス知多緑浜工場を一体運用可能とする改良工事が行われた。2000年7月からは四日市LNGセンターの運営を受託している。
2019年4月、中部電力が所有する当社の株式は、JERAに承継され、当社はJERAグループの一員となった。
設備
[編集]- 貯蔵設備[1]
- 地上タンク 6基 48万キロリットル
- 地下タンク 1基 16万キロリットル
- 計 64万キロリットル
- 気化設備[1]
- 11基 1,370トン/h
- 冷熱発電設備[2]
- LNG直接膨張・ランキンサイクル併用
- 各7,200kw 2基明日への飛躍
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 知多エル・エヌ・ジー株式会社10年史『明日への飛躍』1990年8月30日発行
- 知多エル・エヌ・ジー株式会社20年史『明日への飛躍II』2000年6月30日発行