江戸町 (神戸市)
江戸町 | |
---|---|
北緯34度41分21.8秒 東経135度11分38.8秒 / 北緯34.689389度 東経135.194111度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 兵庫県 |
市 | 神戸市 |
区 | 中央区 |
地域 | 旧生田区 |
面積 | |
• 合計 | 0.02372936 km2 |
標高 | 3.3 m |
人口 | |
• 合計 | 168人 |
• 密度 | 7,100人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
650-0033 |
市外局番 | 078 |
ナンバープレート | 神戸 |
※座標・標高は神戸銀行協会(江戸町91-1)付近 |
江戸町(えどまち)は兵庫県神戸市中央区の町名。郵便番号650-0033[2]。住民基本台帳に基づく2014年10月31日現在の人口は168人[1]、面積は0.02372936km2[3]。
地理
[編集]旧居留地の東から3番目の筋にあたる。商業地域で事務所ビルが立ち並ぶ。
東は伊藤町、南は海岸通、西は京町、北は三宮町。 丁目には分かれず、居留地時代からの地番を他の町々と共用する。
歴史
[編集]元は神戸外国人居留地内の東西5本南北8本あった道路のうち東から3番目の幅8.1m、長さ397.2mの道路に1872年(明治5年)に付けられた名前。由来は「江戸」からで、他の道と同じく著名な地名から付けられた。
これが正式な町名となったのは1899年(明治32年)に居留地が返還された時である。
1901年(明治34年)から1918年(大正7年)までペルー領事館設置。1914年(大正3年)から1918年(大正7年)までデンマーク領事館設置、1929年(昭和4年)に再開設。1925年(大正14年)、播磨町から外人商業会議所が移転。1927年(昭和2年)、神戸大阪外国人商業会議所と改称。1929年(昭和4年)、海岸通一丁目に新築した神戸商工会議所内に移転。1933年(昭和8年)、スウェーデン領事館が前町から移転。後、京町へ移転。1934年(昭和9年)、前町・仲町(中央部の東西の通り)・北町(北から2番目の通り)・裏町(最北端の通り)の各一部を編入。
1965年(昭和40年)、第一回神戸市建築文化賞準賞を受賞する栄ビルが完工。市庁舎第3庁舎として使われる。
人口統計
[編集]1901年(明治34年)[4] | 17戸 23人 |
|
1920年(大正9年)[4] | 13世帯 48人 |
|
1960年(昭和35年)[4] | 13世帯 55人 |
|
1988年(昭和63年)[4] | 92世帯 164人 |
京町を含む |
2005年(平成17年)[5] | 113世帯 204人 |
男性93人、女性111人 |
施設
[編集]『角川日本地名大辞典』(1988年)によれば市会議事堂・市民生協会館・リクルート神戸ビル・兵庫クレジットビル・ストロングビル・江戸ビル・神戸銀行協会・高砂ビル・三共生興スカイビル・日本銀行神戸支店があるという[4]。
脚注
[編集]- ^ a b “1歳階級別人口”. 神戸市市民参画推進局区政振興課 (2014年10月31日). 2014年11月17日閲覧。
- ^ “郵便番号 6500033 の検索結果”. 日本郵便. 2014年11月17日閲覧。
- ^ “兵庫県神戸市中央区江戸町 - 人口総数及び世帯総数”. 人口統計ラボ. 2014年11月17日閲覧。
- ^ a b c d e 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1988
- ^ “神戸市町別世帯数・年齢別人口(国勢調査)”. 神戸市. 2009年8月23日閲覧。
参考文献
[編集]- 神戸史学会 編『神戸の町名 改訂版』神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 竹内理三 編『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』角川書店、1988年。ISBN 978-4040012803。
外部リンク
[編集]- 日本の地名がわかる事典『兵庫県神戸市中央区江戸町』 - コトバンク