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武田広

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
たけだ ひろし
武田 広
プロフィール
出身地 日本の旗 日本大阪府
生年月日 (1949-10-03) 1949年10月3日(75歳)
最終学歴 大谷大学
職歴 元日本短波放送(現・日経ラジオ社)アナウンサー
活動期間 1972年 -
ジャンル バラエティー・情報 他
出演番組・活動
出演中 一覧を参照
出演経歴 一覧を参照
備考
1979年に日本短波放送退社後、東京俳優生活協同組合に所属。1988年にシグマ・セブンに移籍。2003年に独立。
個人事務所である武田広ブロード企画に所属していたが、2020年に登記閉鎖。

武田 広(たけだ ひろし、1949年10月3日 - )は、日本の男性ナレーター、シニアスタッフ。元ラジオ局アナウンサー大阪府出身。

経歴・人物

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実家は寺で跡取りの長男として生まれるが、自分の将来に思い悩む。「古いしきたりや形式にとらわれない、自分を生かせる仕事がしたい」との思いが強くなり、「手に職をつければ家を出られる」と考え、アナウンサー専門学校に通う[1]

1972年大谷大学を卒業。

同年、日本短波放送(現・日経ラジオ社)にアナウンサーとして入社[2]。同期には大橋照子がいる。暇な時間に放送局内ライブラリーにあったCM素材等、ありとあらゆる音素材を聞いて過ごし、ナレーターという仕事を知る。アナウンサーとして数々の番組や外部メディアでのナレーションを担当したのち、1979年に退社[3]

東京俳優生活協同組合(1979年 - 1988年)→シグマ・セブン(1988年 - 2003年)所属を経て独立し、個人事務所「武田広ブロード企画」を設立した。

1982年に『タモリ倶楽部』でナレーターとして初レギュラーを持つ。菅原正豊とも出会い『出没!アド街ック天国』など、菅原が経営する番組制作会社ハウフルス制作番組に積極的に起用されるようになる。

アナウンサー出身だけにアクセントには細心の注意を払っているが、各番組での関西特集や関西出身タレントが出演した際には大阪弁が出ることもある。

ナレーション一筋だったため、吹き替えアフレコはほぼ行っていない[注 1]

2011年に芝刈り作業中に頚椎を損傷。更に持病の高血圧がもとで身体に不調が見られ、2012年からは当時抱えていたレギュラー番組を段階的に降板。ハウフルス制作番組の一部をレギュラーとして残した他は単発・スペシャル番組を時々担当するに留め、仕事をセーブ。

身体の負担を減らしながら仕事を続けるも、体調が好転せず、サブナレーターが付いたり、担当範囲が縮小されるなど、活動に配慮がなされる。また、視聴者からも武田の体調(声の掠れや声量の衰え)を心配する声が度々上がった[要出典]

2019年10月18日放送分を最後に、開始以来40年近く担当してきた『タモリ倶楽部』を降板。これ以降、ナレーターとしての活動はなく、個人事務所も2020年11月26日付で閉鎖・清算[4]され、2022年現在はナレーター業からは引退状態にある。

後任・代役

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武田の活動縮小・引退後の後任、代役のナレーションは以下の通り。

出演作品

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出演中の番組

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過去に出演した番組

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太字はハウフルス制作番組。

日本短波放送時代

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  • ニュース等

単発番組

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CM

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吹き替え

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その他

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参考文献

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  • 武田広(インタビュアー:鈴木健司)「特集 番組の「色」を決めるナレーター列伝」『『新・調査情報passingtime』46号, TBSメディア総合研究所』、16-17頁、2004年3月1日。 

脚注

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注釈

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  1. ^ 一例として、『世界まる見え!テレビ特捜部』ではボイスオーバーを兼務しているケースがほとんどだが、武田はナレーションに専念していた。しかし、ラジオドラマにはナレーション以外のキャストとしての出演経験はある。

出典

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  1. ^ 武田広(インタビュアー:鈴木健司)「特集 番組の「色」を決めるナレーター列伝」『『新・調査情報passingtime』46号、TBSメディア総合研究所』、16頁、2004年3月1日。 
  2. ^ 武田広(インタビュアー:鈴木健司)「特集 番組の「色」を決めるナレーター列伝」『『新・調査情報passingtime』46号、TBSメディア総合研究所』、16-17頁、2004年3月1日。 
  3. ^ 武田広(インタビュアー:鈴木健司)「特集 番組の「色」を決めるナレーター列伝」『『新・調査情報passingtime』46号、TBSメディア総合研究所』、17頁、2004年3月1日。 
  4. ^ 有限会社武田広ブロード企画の情報|国税庁法人番号公表サイト
  5. ^ 一部及びアナウンサーも兼任

関連項目

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外部リンク

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