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小森卓郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小森 卓郎
こもり たくお
総務省ホームページより
生年月日 (1970-05-21) 1970年5月21日(54歳)
出生地 日本の旗 神奈川県横浜市
出身校 東京大学法学部
プリンストン大学大学院修了
前職 国家公務員大蔵省財務省
所属政党 自由民主党安倍派→無派閥)
親族 義父:北村茂男(衆議院議員(4期)、第73代石川県議会議長)[1]
公式サイト 小森たくお(小森卓郎)オフィシャルサイト

選挙区 石川県第1区
当選回数 2回
在任期間 2021年11月2日[2] - 現職
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小森 卓郎(こもり たくお、1970年〈昭和45年〉5月21日 - )は、日本政治家大蔵財務官僚自由民主党所属の衆議院議員(2期)。

総務大臣政務官第2次岸田第2次改造内閣)、金融庁総合政策局総合政策課長、防衛省大臣官房会計課長、石川県企画振興部長、同総務部長を歴任した[3]

来歴

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神奈川県横浜市出身(現住所は石川県金沢市平和町2丁目[4])。東京大学法学部卒業。東大在学中は弁論部に所属した[5]。1993年財務省(当時は大蔵省)に入省(大臣官房文書課[6]1997年7月、理財局資金第一課原資係長[7]1998年7月、理財局資金第一課企画係長[8]。その後は国際局総務課長補佐(渉外)[9]、国際局国際機構課長補佐(通貨基金)[10]主計局主計官補佐(防衛係主査)、大臣官房総合政策課長補佐兼大臣官房総合政策課企画室長、内閣官房副長官付の秘書専門官などを経て、2011年7月から石川県に出向。企画振興部長と総務部長を務め、北陸新幹線金沢駅開業の準備や、IRいしかわ鉄道の設立に携わる[11][12]2014年7月に財務省へ復帰した。同年9月に北村茂男衆議院議員の長女と結婚し、2017年第48回衆議院議員総選挙では引退を表明した北村の後任となる石川3区の候補として小森の名が一時挙がるも、固辞した[13][14]

2021年プリンストン大学大学院修了。同年9月に自民党県連の公募により石川1区の候補者に選ばれた[15]。10月31日の投開票の第49回衆議院議員総選挙で初当選した[16]。北村茂男と同じ清和政策研究会(安倍派)に入会。

2023年9月13日、第2次岸田第2次改造内閣が発足。9月15日付で総務大臣政務官に就任[注 1]

2024年1月31日、総務大臣政務官を辞職[20]

同年10月31日の投開票の第50回衆議院議員総選挙では、小選挙区単独の立候補となったものの石川1区で再選[21]

政策

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所属団体・議員連盟

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  • 自民党たばこ議員連盟[23]
  • 総務委員会
  • 経済産業委員会
  • 自由民主党安全保障調査会幹事
  • 自由民主党中小企業・小規模事業者政策調査会幹事
  • 自由民主党金融調査会 事務局次長
  • 与党整備新幹線建設推進PT委員
  • 自由民主党原子力規制に関する特別委員会事務局次長
  • 自由民主党デジタル社会推進本部 事務局次長
  • 総務大臣政務官(第2次岸田第2次改造内閣)

選挙歴

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当落 選挙 執行日 年齢 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
第49回衆議院議員総選挙 2021年10月31日 51 石川県第1区 自由民主党 8万8321票 46.14% 1 1/4 /
第50回衆議院議員総選挙 2024年10月27日 54 石川県第1区 自由民主党 6万4997票 36.27% 1 1/6 /

脚注

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注釈

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  1. ^ 2023年12月10日、自民党5派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題で、岸田文雄首相は、安倍派所属の閣僚4人、副大臣5人、大臣政務官6人の政務三役15人について、全員交代させる意向を固めた[17]。ところが政務官6人の処遇について安倍派内から「当選1回など議員歴が短い政務官が対象となるのはおかしい」などと反発が出たため、当選1回の小森卓郎、塩崎彰久石井拓加藤竜祥松本尚の5人については留任とし、当選2回の佐藤のみの交代に変更した。12月14日、佐藤は財務大臣政務官の辞表を提出し受理された[18][19]

出典

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  1. ^ “石川1区候補に小森氏 自民選考委 県連が公認申請へ”. 富山新聞DIGITAL (北國新聞社富山本社). (2021年9月7日). https://www.hokkoku.co.jp/articles/tym/519233 2024年5月19日閲覧。 
  2. ^ 令和3年11月2日石川県選挙管理委員会告示第86号 : 『石川県公報』 第13456号 令和3年11月12日
  3. ^ 小森 卓郎”. 首相官邸ホームページ. 内閣官房内閣広報室. 2024年5月19日閲覧。
  4. ^ 政治資金収支報告書 自由民主党本部(2/11)(令和4年分 定期公表)”. 総務省 (2023年11月24日). 2023年12月20日閲覧。
  5. ^ “よりよい政策実現を 小森卓郎候補 自 新 石川1区〈いしかわ衆院選2021〉県内候補者の横顔”. 北國新聞. (2021年10月20日). https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/557323 2021年11月16日閲覧。 
  6. ^ 小森卓郎. “職員からのメッセージ [永田町編 小森 拓郎]”. 財務省. 採用情報-平成22年度版 I種. 財務省. 2013年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月閲覧。
  7. ^ 『職員録 平成10年版 上巻』大蔵省印刷局、1997年11月発行
  8. ^ 『職員録 平成11年版 上巻』大蔵省印刷局、1998年11発行、406頁
  9. ^ 『職員録 平成12年版 上巻』大蔵省印刷局、1999年11月発行、418頁
  10. ^ 『大蔵要覧 平成13年版』2000年12月発行
  11. ^ “2021衆院選:候補者の横顔 1区 /石川”. 毎日新聞. (2021年10月27日). https://mainichi.jp/articles/20211027/ddl/k17/010/198000c 2021年11月16日閲覧。 
  12. ^ “1区の候補者 こんな人”. 中日新聞. (2021年10月22日). https://www.chunichi.co.jp/article/352033 2021年11月16日閲覧。 
  13. ^ “1区候補に小森氏 自民選考委 県連が公認申請へ”. 北國新聞. (2021年9月8日). https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/519818 2021年11月16日閲覧。 
  14. ^ “石川3区自民候補決定に至らず”. 中日新聞. (2017年9月23日). https://static.chunichi.co.jp/chunichi/archives/article/senkyo/shuin2017/ish/CK2017092302000251.html 2021年11月16日閲覧。 
  15. ^ “自民が石川1区に小森氏擁立 金融庁総合政策課長”. 産経新聞. (2021年9月7日). https://www.sankei.com/article/20210907-JT4BB3D6CFIABDXDYHEHK44KG4/ 2021年11月16日閲覧。 
  16. ^ “自民・小森卓郎氏が当選確実 石川1区”. 産経新聞. (2021年10月31日). https://www.sankei.com/article/20211031-5SRKTTMWXRKDHEV7UL25CWSPRA/ 2021年11月16日閲覧。 
  17. ^ 安倍派の政務三役、計15人を全員交代へ 鈴木総務相、宮下農水相も”. 朝日新聞 (2023年12月10日). 2023年12月10日閲覧。
  18. ^ 【速報中】政治資金問題で閣僚交代へ 安倍派「5人衆」辞任へ”. NHK NEWS WEB (2023年12月14日). 2023年12月14日閲覧。
  19. ^ 安倍派の閣僚と副大臣の9人全員が交代へ 安倍派の政務官は1人を除いて留任固まる”. 日テレNEWS (2023年12月14日). 2023年12月15日閲覧。
  20. ^ “安倍派の政務官2人辞意表明、後任に西田昭二氏と尾崎正直氏”. 読売新聞. (2024年1月31日). https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240131-OYT1T50137/ 2024年2月3日閲覧。 
  21. ^ 石川1区で自民党の小森卓郎氏が当選”. 読売新聞オンライン (2024年10月28日). 2024年11月20日閲覧。
  22. ^ 『国会要覧 第72版』国政情報センター、2022年2月26日発行、323頁
  23. ^ “2022年4月号”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2022年3月25日). https://zenkyou.xsrv.jp/wp-content/uploads/2022/03/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%81%9F%E3%81%B0%E3%81%93%E6%96%B0%E8%81%9E2022%E5%B9%B44%E6%9C%88%E5%8F%B7-1.pdf#page=3 2022年4月1日閲覧。 

外部リンク

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