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大島花子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大島 花子
生誕 (1973-10-07) 1973年10月7日(51歳)
出身地 東京都
職業 歌手
著名な家族 坂本九(父)
柏木由紀子(母)
事務所 キョードー・プロモーション(マネージメント)
共同作業者 ママエセフィーユ

大島 花子(おおしま はなこ、1973年10月7日 - )は、日本歌手シンガーソングライター。愛称は「花ちゃん」。マネージメントはキョードー・プロモーション。父は歌手の坂本九、母は女優の柏木由紀子、妹は舞坂ゆき子。従兄はサックス奏者の阿部薫

東京都出身。東洋英和女学院小学部東洋英和女学院中学部・高等部東洋英和女学院大学卒業[1]。既婚者で息子が一人いる。

人物

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1992年ミュージカル大草原の小さな家」で初舞台。

その後、「ヘアー'97」、「泣かないで」、映画ひめゆりの塔」などに出演するが、自分の言葉で表現したいとOLをしながらアーティスト活動を開始。2003年見上げてごらん夜の星を」(東芝EMI)でメジャーデビュー。カップリングは自身が作詞作曲をした「どっちの料理ショー」(日本テレビ系)エンディングテーマ「日曜のブランチ」。

2004年には、日本レスリング協会応援ソング「TEAM」(オーマガトキ)をリリース。

2007年よりChoro Club笹子重治とのデュオライブを定期的に開催。

2009年2月に第一子となる男児を出産後は「親子コンサート」なども行い子育て中の母親達の間で人気を博す。特に読み聞かせを歌で行う「はらぺこあおむし」が話題に。2011年の母の日に、公益財団法人ジョイセフのチャリティーCD「Lumiere」をリリース。被災地に住む子育てママにプレゼントした曲が話題を呼ぶ。母・柏木由紀子、妹・舞坂ゆき子とのユニット「ママエセフィーユ」としてのクリスマスコンサートは年末の恒例となっている。

2014年にファーストアルバム「柿の木坂」をリリース。忌野清志郎の日本語詞による「イマジン」や「岸壁の母」「一本の鉛筆」といったメッセージ性の強いカバー曲や、笹子重治との共作のオリジナル曲「日時計」「ふれてさわって」、NNNストレートニュースのウェザーテーマとなった「カトルカール」などを収録。中でも坂本九が自身の父親について作詞曲した「親父」は反響が多く、2016年2月にシングルver.を新たにリリース。翌月にはUSEN演歌・歌謡週間チャートで1位を獲得する。

同年3月、WOWOWのドキュメンタリー番組「ノンフィクションW」で「被災地に歌う"上を向いて歩こう”大島花子・父と紡ぐ心のメロディー〜」が放送。継続的に行っていた東北の被災地での心の交流を描き、衛星放送オリジナル番組アワード最終ノミネートされる。

2016年には、茨城県石岡市の合併10周年を記念し、「石岡市民の歌 石岡、わがふるさと」を作詞・作曲[2]。同年9月1日には、同市内にある東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線石岡駅の2番線で、作詞・作曲した「ここで君を待ってるよ」が発車メロディとして採用される[3](福嶋尚哉が編曲したものを使用[4]。)。

2017年、かねてよりライブでよく歌っていた「ヨイトマケの唄」をシングルとしてリリース。

2018年、アリバム「ひめりんご」リリース。プロデユーサー/アレンジャーに笹子重治、西村由紀江桑原あいの3人のアーティストを迎え、「愛」をテーマにカバーからオリジナルまで幅広い選曲となっている。

その他

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自身が11歳の時、日本航空123便墜落事故で父親を亡くした経験から、グリーフケアについて学ぶようになり、音楽の場でグリーフをサポートできるようにと年に2回「Concert for grief」と題したホールコンサートを開催している。

ライブの中では、手話を使って客席とともに歌うことが多く、命の尊さをテーマとしたコンサートは人権フェスティバルや福祉関連のイベントでゲストとして招かれることも多い。

アルバム

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  • 2015年 - 柿の木坂
  • 2018年 - ひめりんご

シングル

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  • 2016年 - 親父
  • 2017年 - ヨイトマケの唄

テレビ出演

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首都圏ニュース・NHK歌謡コンサート(NHK総合テレビジョン)
あなたの歌謡リクエストBSフジ
踊る!さんま御殿!!日本テレビ
ワイド!スクランブルテレビ朝日
NスタTBSテレビ
大島花子 父と紡ぐ心のメロディー
news every.・タネをまくひと(日本テレビ)

ラジオ番組

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レギュラー
ゲスト出演

など

脚注

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出典

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  1. ^ 東洋英和こそ大島花子の原点です。(1/1)WEB-NILE -”. www.web-nile.com. 2022年3月6日閲覧。
  2. ^ 石岡市民の歌 ~ 石岡、わがふるさと ~”. 石岡市公式ホームページ. 石岡市. 2020年1月19日閲覧。
  3. ^ JR常磐線石岡駅の発車メロディーの変更について”. 石岡市公式ホームページ. 石岡市. 2020年1月19日閲覧。
  4. ^ 常磐線石岡駅発車メロディ 「ここで君を待ってるよ」「石岡囃子」制作”. 株式会社スイッチオフィシャルサイト. 株式会社スイッチ. 2020年1月19日閲覧。

外部リンク

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