キンポウゲ目
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キンポウゲ目 | ||||||||||||
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ミヤマキンポウゲ
(Ranunculus acris var. nipponicus) | ||||||||||||
分類 | ||||||||||||
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学名 | ||||||||||||
Ranunculales Dumortier (1829) |
キンポウゲ目(キンポウゲもく、Ranunculales)は、被子植物の目の一つで、キンポウゲ科を含むもの。クロンキスト体系の元となったストロビロイド説では、モクレン目などと共に被子植物の中でも原始的な形態を保存したグループとしていた。
分類
[編集]真正双子葉類に置かれ、およそ200属4500種が属する[1]。
- フサザクラ科 Eupteleaceae - 1属2種 東アジア
- ケシ科 Papaveraceae - 44属760種
- キルカエアステル科 Circaeasteraceae - 2属2種 インド北東部・中国
- アケビ科 Lardizabalaceae - 7属40種 東アジア・チリ
- ツヅラフジ科 Menispermaceae - 70属442種
- メギ科 Berberidaceae - 14属701種
- キンポウゲ科 Ranunculaceae - 62属2525種
クロンキスト体系では、ケシ科はケシ目とされていた。
系統
[編集]次のような系統樹が得られている[1]。
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過去の分類体系
[編集]クロンキスト体系ではモクレン亜綱に含まれ、8科約2000種からなる[2]。
- キンポウゲ科 Ranunculaceae
- キルカエアステル科 Circaeasteraceae
- メギ科 Berberidaceae
- サルゼントカズラ科 Sargentodoxaceae
- アケビ科 Lardizabalaceae
- ツヅラフジ科 Menispermaceae
- ドクウツギ科 Coriariaceae
- アワブキ科 Sabiaceae
新エングラー体系でも古生花被植物亜綱(≒離弁花類)の中にキンポウゲ目を認識しており、次の科を含む。
- キンポウゲ科 Ranunculaceae
- メギ科 Berberidaceae
- サルゼントカズラ科 Sargentodoxaceae
- アケビ科 Lardizabalaceae
- ツヅラフジ科 Menispermaceae
- スイレン科 Nymphaeaceae
- マツモ科 Ceratophyllaceae
脚注
[編集]- ^ a b Rananculales in Stevens, P. F. (2001 onwards). Angiosperm Phylogeny Website Version 7, May 2006 [and more or less continuously updated since].
- ^ 馬渡峻輔・加藤雅啓・岩槻邦男『バイオディバーシティ・シリーズ 植物の多様性と系統』裳華房、1997年10月20日。ISBN 978-4-7853-5825-9。