蔡 琰(さい えん、177年(熹平6年)? - 249年(嘉平元年)?())は、中国後漢末期から三国時代にかけての詩人。字は昭姫であるが、後に文姫と書かれるようになった()。兗州陳留郡圉県の出身。父は蔡邕。甥に羊祜。才女の誉高く、博学かつ弁術に巧みで音律に通じ、数奇な運命を辿った。