思わず写真に撮りたくなる！フォトジェニックな洋館10選

【北海道・札幌】北海道庁旧本庁舎

四季と調和した美しい景観が人気

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北海道庁旧本庁舎は、明治21年（1888年）にアメリカン風ネオ・バロック様式のれんが造りで建築され国の重要文化財にも指定された建物。
「赤れんが庁舎」の愛称で、観光客だけでなく札幌市民にも親しまれています。

ひと足建物内に足を踏み入れると、明治時代に作られたひずみのあるガラスなど雰囲気溢れる内装は、まるでタイムスリップしたような感覚に陥ります。
内装も外観も細かく飾られており時間をかけてじっくりと眺めたくなります。
特に1階正面ホールの三連アーチには、鉄柱上部の彫塑や階段側面に彫られた円形模様など、洋風建築の特徴的な装飾が施されています。

さらにこのれんが造りの歴史的建造物は、札幌駅から徒歩約5分と街の中心部にありながら、美しい庭園で四季を感じることができるのが魅力です。
春には桜やライラック、夏には豊かな緑やハマナス、秋には紅葉、冬は雪化粧と、季節ごとに異なる表情を見せてくれるスポットは何度も訪れたくなる場所。
美しい写真スポットとして市民からも愛されています。

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【住所】
札幌市中央区北3条西6丁目

【開館時間】
8：45～18：00

【休館日】
年末年始（12/29～1/3）

【アクセス】
JR「札幌駅」より徒歩約8分
地下鉄「さっぽろ駅」より徒歩約8分

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【北海道・函館】旧函館区公会堂

明治のハイカラ文化を体験

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旧函館区公会堂は明治43年（1910年）に建てられた洋風建築の代表的建物で、昭和49年（1974年）に国の重要文化財にも指定されました。
気品漂う内部には華やかな雰囲気の家具や調度品が展示されています。

こちらでぜひ見たいのが大広間から出られるバルコニー。
旧函館区公会堂は函館港を一望できる基坂の上に建てられたので、函館港や横津連山が一望できる開放感あふれる景色が堪能できます。
そんなバルコニーからの景色は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に2つ星（寄り道する価値がある）として掲載されており、フォトスポットとしても大人気。
さらに振り返って斜め上を見ると、屋根に葺かれた瓦が間近に眺められます。
建物自体は洋風建築ですが、瓦屋根という和の要素も取り入れられているのが特徴。
瓦屋根に軒の蛇腹や持ち送りなどの黄色のアクセントが新鮮な印象です。

ちなみに、旧函館区公会堂では、明治時代をイメージしたドレスや袴などの衣装を着て記念写真を撮ることもできます。
訪れた記念にぜひ体験してみるのもいいですね。

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【住所】
北海道函館市元町11番13号

【開館時間】
4月1日～10月31日　火～金 9：00～18：00　土～月 9：00～19：00
11月1日～3月31日　9：00～17：00

【休館日】
12/31～1/3

【アクセス】
JR「函館駅」より車で約10分
市電「末広町電停」より徒歩約7分
函館バス「公会堂前」より徒歩約3分

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【岩手県・盛岡】岩手銀行（旧盛岡銀行）赤レンガ館

盛岡市のシンボル的存在

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岩手銀行赤レンガ館は明治44年（1911年）に当時の盛岡銀行の本支店として開業しました。
平成24年（2012年）に銀行としての営業を終了した後に館内を見学できる施設として一般公開されました。
創建当時の館内の様子が見学できたり、イベントで写真展やコンサートなども行われる観光スポットとして知られています。

この建物の設計は、東京駅でも知られる辰野・葛西建築設計事務所によるもので、辰野金吾が設計した建築としては東北地方に唯一残る作品です。
開業当時の名残を感じる建物は、外観はヨーロッパの古い町並みにある建物のようで、レトロな雰囲気がたっぷり。
館内には当初の応接室や会議室などの施設が開館当時のまま復元されており、外観だけでなく重厚感のある内装の装飾でも明治の名残を感じることができますよ。

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【住所】
岩手県盛岡市中ノ橋通一丁目2番20号

【開館時間】
10：00～17；00（最終入館16：30）

【休館日】
火曜日、年末年始（12/29～1/3）

【アクセス】
JR「盛岡駅」よりタクシー・バスで約10分
盛岡ICより車で約10分

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【東京都】旧岩崎邸庭園

上野の隠れたレトロ建築

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旧岩崎邸庭園は明治29年（1896年）に岩崎彌太郎の長男で三菱第3代社長の久彌の本邸として造てられました。
建設当時は約1万5,000坪の敷地に20棟もの建物が並んでいましたが、現在は3分の1の敷地となり現存するのは洋館・撞球室・和館の3棟です。
まさに当時の豪邸といった立派なこの洋館は、鹿鳴館の建築家として有名な英国人ジョサイア・コンドルの設計で、館内の随所に見事なジャコビアン様式の装飾が施されており、同時期に多く建てられた西洋建築にはない繊細なデザインが当時のままの雰囲気を漂わせています。

旧岩崎邸庭園は、近代建築史に名を残すコンドルによって設計された西洋木造建築は、国の重要文化財にも指定されています。
また上野からもほど近いため、国内外から多くの人が訪れる観光名所としても有名。
建築だけではなく、四季折々の自然が織りなす景色をはじめ、歴史・文化・自然を体感することもできるのが多くの人を惹きつけるポイントです。

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【住所】
東京都台東区池之端1-3-45

【開館時間】
9：00～17；00（最終入館16：30）

【休館日】
年末年始（12/29～1/1）

【アクセス】
東京メトロ千代田線「湯島」駅より徒歩約3分
東京メトロ銀座線「上野広小路」駅より徒歩約10分
都営地下鉄大江戸線「上野御徒町」駅より徒歩約10分
JR山手線「御徒町」駅より徒歩約15分

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【東京都】鳩山会館

雰囲気あふれる薔薇とステンドグラスの洋館

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鳩山会館（旧鳩山邸）は、内閣総理大臣（第52～54代）を務めた鳩山一郎が1924年に建てた私邸。
設計を手掛けたのは、大正・昭和初期を代表する建築家として知られる一郎の友人の岡田信一郎で、当時としては珍しい鉄筋コンクリート造りの洋館は、アダムスタイルの応接室やイギリスの邸宅を思わせる外観など、その見どころは尽きません。

中でも各所に装飾された鳩をモチーフにした煌びやかなステンドグラスは、日本を代表する作家「小川三知」の作品であり、現存する数少ない作品は高く評価されております。

また、丁寧に手入れされた英国風の庭園には90種160株もの薔薇があり、季節ともなればその妖艶な大輪が咲き誇り幻想的な景色がそこに繰り広げられます。
もちろん薔薇だけではなく、四季折々の花々も楽しめるこの美しい庭園は一見の価値ありです。

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【住所】
東京都文京区音羽1-7-1

【開館時間】
10：00～16：00（最終入館15：30）

【休館日】
月曜日、1～2月・8月

【アクセス】
東京メトロ有楽町線「護国寺」駅より徒歩約8分
東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅より徒歩約7分

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【東京都】迎賓館赤坂離宮

都会に佇む美しい宮殿

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赤坂離宮は、ビルが立ち並ぶ都会の中で一際目立つ宮殿建築。
かつては東宮御所として建てられ、現在は各国から賓客をお迎えする公式な施設となっています。
設計者は、国人建築家ジョサイア・コンドルに師事した片山東熊。
彼は都内の多くの公共建築物を設計し、明治時代の西洋化のシンボルとして話題になりました。

まず迎賓館赤坂離宮の魅力は、何と言っても門の美しさ。
一般見学では門の利用はできませんが、複雑で精巧なつくりの荘厳な門はとても綺麗で圧倒されてしまい、まるでヨーロッパの世界遺産に来たかのような特別な気分に陥ることでしょう。

そして建設当時から今でも変わらない美しい真っ白な外観は思わず溜息がもれます。
中に入ると、西洋建築の中にも兜や菊など日本らしいモチーフをあしらわれており、日本風の宮殿となっているのが特徴。
どこを見ても見ごたえがあり、特別な空間を体験できること間違いなしです。

前庭では、キッチンカーやアフタヌーンティーを楽しめるのも人気の秘密。
ネオ・バロック様式の優美な宮殿建築物のお庭で、普段とは違ったひとときを過ごすのもおすすめですよ。

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【住所】
東京都港区元赤坂2丁目1-1

【開館時間】
10：00～17；00

【休館日】
水曜日、年末年始、接遇等による非公開日（不定期）

【アクセス】
JR「四ツ谷」駅下車より徒歩約7分
東京メトロ丸の内線・南北線「四ツ谷」駅より徒歩約7分

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【神奈川県・横浜】ベーリックホール

正統で美しいスパニッシュ・スタイル

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誰もが溜息をつくような美しい邸宅が横浜の山手にあります。
600坪という広大な敷地の中、きれいに整えられた庭園を前に建つスパニッシュスタイルのベーリックホールは現存する戦前の山手外国人住宅の中では最大規模の建物で、第二次世界大戦前まで住宅として使用され、その後は宗教法人カトリック・マリア会に寄贈されセント・ジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎として使用されていました。
現在は横浜市の建築物として、復原・改修等の工事を経て建物と庭園を一般公開しています。

ベーリックホールは、イギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅として昭和5（1930）年に設計されました。
館は外壁のスタッコ壁、クワットレフォイルと呼ばれる四つ葉型の小窓、正面の三連アーチ、煙突の上にもあしらわれている瓦屋根など、邸内に足を踏み入れる前から見どころがたくさん。
スパニッシュスタイルは建築当時にアメリカ南西部を中心に流行しており、その姿を見ているとまるで外国の高級住宅街に迷い込んだかのような錯覚を覚えます。

山手80番館は、関東大震災の被害を受けて基礎部分だけを残し壊れてしまいましたが、往事を偲ぶものとして横浜市はあえて屋敷跡をそのまま残しました。
そのためベーリック・ホールのサンポーチは明治・大正・昭和、3つの時代に建てられた洋館を一度に体感できる建築的にも貴重で珍しい場所になっているのです。

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【住所】
神奈川県横浜市中区山手町72

【開館時間】
9：30～17：00

【休館日】
第2水曜日（休日の場合は翌日）、年末年始（12/29～1/3）

【アクセス】
みなとみらい線「元町・中華街」駅より徒歩約8分

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【大阪府・中之島】大阪市中央公会堂

壮麗な外観と粋で豪華な館内が見どころ

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大阪・中之島のシンボルといわれる、大阪市中央公会堂。
大正7年（1918年）に竣工し、国の重要文化財の指定も受けた建築で、設計には東京駅などを手がけた建築界の重鎮・辰野金吾氏が関わったことでも有名です。
赤レンガの壁と青銅ドームとのコントラストが美しく、どこから見ても絵になる公会堂。
現在でも文化や芸術、社会活動の場として活用される現役の公共施設でありながら、壮麗なこの建物をひと目見ようと訪れる人は後を絶ちません。

外観の美しさだけではなく、趣向が凝らされたその内部も必見。
美しい半円型のステンドグラスの内部は特別室となっていて、天井には日本神話の天地開闢（てんちかいびゃく）のワンシーンが描かれており、部屋そのものが芸術作品といわれるほど。
地下一階には随時見学可能な自由見学エリアがあり、展示室だけではなく、ショップやレストランもあります。

さらに印象的な外観は夜間ライトアップも美しく、近年ではプロジェクションマッピングのイベントも大好評。
街のシンボルにふさわしく、歴史を感じさせつつも現代にも溶け込んだ、市民に愛されている建築物です。

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【住所】
大阪市北区中之島1丁目1番27号

【開館時間】
9:30～21:30

【休館日】
毎月第4火曜日（休日の場合は翌日）、年末年始（12/28～1/4）

【アクセス】
地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」より徒歩約5分

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【兵庫県・神戸】北野異人館街

異国の文化と歴史を体験出来る街

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兵庫県・神戸市きっての観光名所、北野異人館街。
かつて故国を離れた外国人たちが海の見える高台に邸宅を構え、故郷に想いをはせたことから誕生した街で、今もたっぷり異国情緒の残る街で、多くの洋館が密集しています。

こちらの街では、徒歩で色々な異人館を見て回る「異人館巡り」が観光客に人気。
「風見鶏の館」や「うろこの館」など有名な異人館をはじめ、それぞれの趣を持った洋館をいくつも廻れるのはこの北野異人館街ならでは。
どの異人館もそれぞれ魅力が異なるため、ハシゴをしても飽きません。
特に、アンティークの調度品や美術品が好きな人には見どころばかりで、いくら時間があっても足りないくらいです。

異人館街の独特なロマンチックな雰囲気は、観光だけでなくデートなどにもおすすめですよ。

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【住所】
兵庫県神戸市中央区北野町1～4丁目

【開館時間】
各館に準ずる

【休館日】
各館に準ずる

【アクセス】
JR「新神戸」駅より徒歩約15分
阪急神戸線「三宮」駅・阪神本線「神戸三宮」駅・JR神戸線「三ノ宮」駅より徒歩またはシティーループで約15分

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神戸の女子旅なら立ち寄りマスト！北野異人館でおすすめの楽しみ方

神戸のメイン観光地として人気を集める北野異人館。ヨーロッパを感じるレトロでおしゃれな建物が立ち並び、女子ウケも抜群です♡北野異人館を満喫するために、行きたい場所ややりたいことをまとめてご紹介。フォトジェニックな街並みに気分が上がること間違いなしです！

【福岡県・北九州】門司港レトロ地区

異国情緒誘う人気スポット

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門司港は、北九州市にある港街。
明治から昭和初期にかけ栄華を誇り、日本の三大港として数えられていました。
現在もその当時に建設された歴史ある建物が街中に点在しており、ノスタルジックな街の雰囲気が魅力的な「門司港レトロ」として人気の観光スポットとなっています。

門司港の街は重厚感ある歴史的建造物が美しく保存されており、各洋館の建物の中も見学でき見ごたえ十分。
ノスタルジックな雰囲気とゆっくりと流れるような優雅な時間を体感できます。

門司港エリアでは夜景を見るのがおすすめ。
闇夜に浮かび上がる関門橋や、ライトアップされた洋館は昼間とは違った魅力を放ち、どこを切りとっても美しい景色が楽しめます。
ぜひお気に入りの夜景スポットを見つけてみてください。