iPhoneやiPadを売却、譲渡、下取りに出す前にやっておくべきこと
デバイスを売却・譲渡したり、下取りに出したりする前に、新しいデバイスに情報を転送し、古いデバイスから個人情報を削除することができます。
Apple Account1でiCloudにログインして手動でアイテムを削除すると、アイテムは完全に削除されます。連絡先、カレンダー、リマインダー、書類、写真などを含め、削除したアイテムはiCloudサーバやiCloudにサインインしているすべてのデバイスから消去されます。
古いiPhoneやiPadがまだ手元にある場合
以下の手順を完了しておいてください。
バックアップを作成する。
新しいデバイスに情報を転送する。
古いデバイスから個人情報を削除する。2、3
バックアップを作成する
バックアップを作成しておけば、iPhoneやiPadから情報をコピーし、保管しておけます。デバイスを交換した場合も、バックアップを使って情報を新しいデバイスに転送できます。
新しいデバイスに情報を転送する
古いデバイスにiOS 11以降が搭載されている場合は、クイックスタートで新しいデバイスに自動的に情報を転送できます。古いデバイスにiOS 10以前が搭載されている場合は、iCloud、iTunes、またはFinderを使用して新しいデバイスに情報を転送します。
新しいデバイスで電話番号が変わる場合は、信頼できる電話番号を新たにアカウントに追加し、アクセスできなくならないようにしましょう。
古いデバイスから個人情報を削除する
デバイスをバックアップします。
Apple WatchをiPhoneとペアリングしている場合は、Apple Watchのペアリングを解除します。
デバイス用のAppleCareプランに加入している場合は、AppleCareプランを解約するか、AppleCareプランを新しい持ち主に移行することができます。
iCloud、iTunes、App Storeからサインアウトします。
iOS 26以降をお使いの場合は、以下の手順を実行してください。
「設定」>「[ユーザ名]」の順にタップします。
下にスクロールして「サインアウト」をタップします。
「この[デバイス]を消去」または「消去せずにサインアウト」を選択します。「消去せずにサインアウト」を選択した場合、どのデータがデバイスに残るかについては、こちらを参照してください。
サインアウトするアカウントを確認するメッセージが表示されたら、「iCloudとストアからサインアウト」を選択します。
iOS 18以前をお使いの場合は、以下の手順を実行してください。
「設定」>「[ユーザ名]」の順にタップします。
下にスクロールして「サインアウト」をタップします。
Apple Accountのパスワードを入力して、「オフにする」をタップします。
iOS 10.2以前をお使いの場合は、以下の手順を実行してください。
「設定」>「iCloud」>「サインアウト」の順にタップします。
「サインアウト」をもう一度タップして、「[デバイス]から削除」をタップしたら、Apple IDのパスワードを入力します。
「設定」>「iTunesとApp Store」>「Apple ID」>「サインアウト」の順に選択します。
他社製の携帯電話に切り替える場合は、iMessageの登録を解除します。
「設定」画面に戻り、「一般」>「転送または[デバイス]をリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」の順にタップします。4、5、6
デバイスのパスコードまたは機能制限のパスコードの入力画面が表示された場合は、該当するパスコードを入力します。
「[デバイス]を消去」をタップします。7
デバイスでSIMカードをお使いでない場合も、新しい持ち主へのサービスの転送について通信事業者にご相談ください。
iPhoneやiPadがすでに手元にない場合
新しい持ち主に連絡して、上記の手順でデバイス上のすべてのコンテンツと設定を消去してもらいます。
デバイスを紛失した場合や盗難にあった場合は、iCloud.comの「デバイスを探す」でデバイスを消去できます。
Apple Accountのパスワードを変更し、2ファクタ認証をオンにします。パスワードを変更して2ファクタ認証をオンにしても、手放したデバイスに保存されている個人情報は削除されませんが、パスワードを変更することによって、新しい持ち主が元の持ち主（あなた）の情報をiCloudから削除することはできなくなります。
他社製の携帯電話に切り替える場合は、iMessageの登録を解除します。
Apple Payをお使いの場合は、iPhoneのウォレットでカードやパスを削除する方法をこちらでご確認ください。
デバイス用のAppleCareプランに加入している場合は、AppleCareプランを解約するか、AppleCareプランを新しい持ち主に移行することができます。
AndroidデバイスをAppleに下取りに出す場合
Androidデバイスを下取り対象としてAppleに送る前に、以下をご考慮ください。
データをバックアップする。
個人情報を削除するため、デバイスでアカウントからサインアウトする。Androidのアカウントからサインアウトしないと、デバイスは下取りできなくなる場合があります。
デバイスを消去する。
SIMカード、メモリカード、ケース、画面保護シートを取り外す。
サポートが必要な場合は、デバイスのメーカーにお問い合わせください。
iPhoneやiPadの下取りまたはリサイクル
モデルやその状態は問いません。使い終わったデバイスを、自分にとっても、地球にとっても良いものに変えませんか。Apple Trade InでiPhoneやiPadを下取りに出す方法やリサイクルする方法については、こちらをご覧ください。
iPhoneで「盗難デバイスの保護」が有効になっている場合、店舗でパスワードを変更しようとすると、セキュリティ遅延のため1時間かかる可能性があります。
Apple Accountを忘れてしまった場合はこちらの記事、Apple Accountのパスワードを忘れてしまった場合はこちらの記事を参照してください。
Apple StoreでiPhoneを下取りに出す場合は、Apple Accountのパスワードが必要になる場合があります。時間を節約するため、来店前に、自分のパスワードを確認（またはわかるパスワードにリセット）しておいてください。
「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップすると、Apple Pay用に追加したクレジットカードやデビットカードの情報、写真、連絡先、音楽、またはアプリなど、デバイス上のデータが完全に消去されます。iCloud、iMessage、FaceTime、Game Center、その他のサービスもオフになります。デバイスからコンテンツを消去しても、iCloudに保存してあるコンテンツは削除されません。
「[デバイス]を探す」が有効になっている場合は、Apple Accountとパスワードの入力が必要になることがあります。
eSIMを搭載したデバイスを売却する場合は、デバイスとeSIMプロファイルを消去するかどうかを確認する画面で、消去する選択肢を選んでください。
iPhoneやiPadを消去すると、「[デバイス]を探す」とアクティベーションロックはオフになります。