サンノー産業㈱では、1966年の創業(旧社名:三王産業㈱)以来半世紀にわたり、木材製品を提供し続けてきました。これからも、大自然がはぐくんだ材木を使った木質系建材を皆様の住まいや店舗により多く使っていただけるよう、商品をそろえていきたいと思っております。

 

コンセプトは「木使い上手な設計」

「新築、リフォーム、リノベーションを機に、自然の中で育った木の素材をもっと多く取り入れてみませんか」

 

私たちの日常生活は、金属、プラスチック、化学繊維…人工的に作られた製品で囲まれ、タブレットやスマホなどデジタル機器で便利になった反面、「くつろげる時間や空間」を失っていっているような気がします。

せめて、家族が集う居間、また、自分が使う書斎や子供の部屋には、何十年もかけて育った木の素材を使うことで、私たちは生態系の中の一つであるということを感じられる空間をつくってみてはいかがでしょう。

 

木材は、素材によって、そして、育った環境によって、同じ樹でも、削り方や削る面によってすべての材料が違った表面になります。また、それぞれが天然の色と模様を持っています。また、建物の一部に使われてからも、色の変化を楽しむことができます。木材は、経年美化が楽しめる素材でもあります。木は十人十色、私たちの成長と似ている気がします。

 

当社では、いろいろな素材のインテリア、エクステリア建材を取り扱っています。その中でも、ぜひ使っていただきたい健康志向や環境負荷軽減などを考える消費者に選ばれる木質系建材、そして、耐候性が高い外壁を紹介します。

インテリア建材

里山(SATOYAMA) 国産材(桧、杉)を生活に取り入れる。

 

里山シリーズとして、身近な木材である桧や杉を製材して加工した無垢材や集成材があります。内装用として、床材、壁材、天井板に使える板材を紹介します。

 

そして、エクステリアには焼杉板を提供しております。

海の向こうで育った木の建具を合わせる

杉と桧の木材製品を使った部屋に、欧州風の木質建具を合わせ、彩(いろどり)と素材の色の変化を楽しむ。

 

正直、檜や杉の建具は、まだ、建具職人がつくる特注品として製造されるものが多いのが現状です。そのため、既製品である無垢の面材の建具といえば、ニュージーランドや欧州で育った木材を使用したものが一般的に流通しています。

 

天然いぐさの畳を敷いた大壁和室にパインの面材建具を合わせたり、檜や杉のフローリングに、白く塗装した内装ドアを合わせたり・・・なかなか面白いデザインになります。

 

畳部屋では、いぐさ表の色が黄金色に変わるにつれて、また、無垢材のフロアー、壁材、現わしの梁などを使った部屋では、その木材も黄金色や茶色に変わっていく天然の素材ならではの経年美化と、好みの色で合わせた建具とのコントラストの変化も楽しめます。

 

家具やキッチンなども、違った素材の木製をもってくることで、自然の木の持つ風合いで室内を彩ることができます。

 

また、シックな塗料で塗られた建具や壁の色をチョイスすることで、調和のとれた室内のアクセントとなるかもしれません。

焼杉(YAKISUGI) 里山で育った木の鎧(木質系サイディング)

スギ板の表面を焼いて炭化させることで、耐候性が高まります。また、炭化層は熱を通しにくくするため、もともと熱伝導率(熱の通しやすさ)が低い木材の断熱性がさらに高まるそうです。

 

杉の木目と色は自然素材独特のデザインを持ち、自然素材にこだわるオーナーの住宅の外壁に多く使用されています。また、庭の草木に合うことで、ガーデニングに使う物入れや、公園のパーゴラやバーベキューハウスなどにも使われています。また、壁全面に貼ると単調になるので、アクセントウォールとして、玄関周りの壁やコーナー部分に使われる方もおられます。

 

兵庫県のある近畿地方、四国なら徳島、をはじめ、愛媛、香川、高知ならどこにでもある杉の木を製材し、バーナーで処理をした壁板が焼き杉です。そして、焼杉は里山の木を使った天然のデザイン素材です。

和モダンの家に合うシックなカラーの焼杉もあるので、好みに合わせた色を見つけてください。

http://www.nakamotozourin.co.jp/lineup/exterior/ext02_05.html

Chips!木の素材の長所と短所       詳しくはクリック

高温多湿の関西や四国で外部には木材を使用したくない・・・どうしても使いたくないお客様には、窯業系サイディングをお奨めしています。