JPS6334514B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6334514B2 JPS6334514B2 JP54097538A JP9753879A JPS6334514B2 JP S6334514 B2 JPS6334514 B2 JP S6334514B2 JP 54097538 A JP54097538 A JP 54097538A JP 9753879 A JP9753879 A JP 9753879A JP S6334514 B2 JPS6334514 B2 JP S6334514B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- paper
- axis
- rotates
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は紙葉類計数機に関するものである。
従来、紙葉類計数機は回転筒上に取付けられた
吸引頭によつて、ホルダと紙押え軸の間に挾持さ
れた多数の紙葉類を順次一枚づつ吸着分離して計
数を行うようになされている。
吸引頭によつて、ホルダと紙押え軸の間に挾持さ
れた多数の紙葉類を順次一枚づつ吸着分離して計
数を行うようになされている。
しかるに、この種の紙葉類計数機にあつては、
所定枚数計数された紙葉類を取り出す場合に、仕
分けされた紙葉類を手で掴んでリセツトボタンを
押すことにより、ホルダを開き、紙葉類の挾持を
解除して取り出さなければならなかつた。このた
め、残りの紙葉類がばらばらの状態になつたり、
また倒れ等を生じたりして、計数機の各所の隙間
に紙葉類が入り込む等の恐れがあるので、ホルダ
を開いて計数された紙葉類を取り出すたびに、残
りの紙葉類を手で掴んでいなければならず、動作
が煩雑になり手間がかかるという欠点があつた。
また、残りの紙葉類を引き続き計数する場合に
は、残りの紙葉類を再びホルダにセツトしなけれ
ばならなず、このため、所定枚数計数された紙葉
類を何組か取り出す場合には上述した操作を何回
も繰り返えさなければならないので、作業能率が
悪いなどの種々の問題があつた。
所定枚数計数された紙葉類を取り出す場合に、仕
分けされた紙葉類を手で掴んでリセツトボタンを
押すことにより、ホルダを開き、紙葉類の挾持を
解除して取り出さなければならなかつた。このた
め、残りの紙葉類がばらばらの状態になつたり、
また倒れ等を生じたりして、計数機の各所の隙間
に紙葉類が入り込む等の恐れがあるので、ホルダ
を開いて計数された紙葉類を取り出すたびに、残
りの紙葉類を手で掴んでいなければならず、動作
が煩雑になり手間がかかるという欠点があつた。
また、残りの紙葉類を引き続き計数する場合に
は、残りの紙葉類を再びホルダにセツトしなけれ
ばならなず、このため、所定枚数計数された紙葉
類を何組か取り出す場合には上述した操作を何回
も繰り返えさなければならないので、作業能率が
悪いなどの種々の問題があつた。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、所定枚数計数された紙
葉類を次の計数動作が開始される前に、所定の場
合に自動的に移動させて、紙葉類を連続して計数
し得る紙葉類計数機を提供することである。
その目的とするところは、所定枚数計数された紙
葉類を次の計数動作が開始される前に、所定の場
合に自動的に移動させて、紙葉類を連続して計数
し得る紙葉類計数機を提供することである。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。第1図は紙葉類計数機の要部分解
斜視図であつて、いわゆる計数位置において紙葉
類を挾持し、計数を開始しようとする状態を示し
ており、この紙葉類計数機は、紙葉類(以下紙幣
という)Aを順次1枚づつめくり取つて計数を行
う計数装置と、前記紙幣Aを保持する保持装置
と、前記計数装置により計数された紙幣Aを前記
保持装置から抜き出す取出装置とを有して構成さ
れている。前記計数装置は、図示しない駆動装置
により回転される回転筒1上に5個の吸引頭2…
が取り付けられていて、前記回転筒1が回転する
と、前記各吸引頭2…が自転しながら公転して紙
幣Aを順次一枚づつ吸着して分離するようになさ
れている。また、前記保持装置は、前記紙幣Aを
載置するホルダ3と、前記紙幣Aを前記ホルダ3
との間に挾持する紙押え棒4とを有して構成され
ている。すなわち、前記ホルダ3は、その下部に
軸5が回転可能に取り付けられていると共に、こ
の軸5に回転可能に取り付けられたホルダアーム
6上のホルダストツパ7に支持されている。この
ホルダアーム6にはピン8が立設されていて、こ
のピン8がリンク9の案内溝に挿入配置され、こ
れにより前記ホルダアーム6とリンク9とが連動
するようになされている。前記案内溝は、紙幣A
が前記ホルダ3と紙押え棒4により挾持され、計
数位置において計数される間、未計数の紙幣量に
応じて前記ホルダアーム6のピン8が変位する共
通溝9′と、前記ホルダアーム6を回転筒1とは
反対側(即ち、回転筒1より離間する位置、いわ
ゆる紙幣装填位置。)に回動させる第1の案内溝
10と、前記紙押え棒4を回転筒側(即ち、紙幣
の挾持を解除する解除位置。)に回動させる第2
の案内溝11とを有してなり、これら各案内溝
9′,10,11が連通されている。また、前記
リンク9は、ホルダモータ12のカム板に偏心位
置に設けられたピン13に回転可能に取り付けら
れている。このカム板は、第1のカム14と第2
のカム15とから構成され、これらが一体に回転
するようになされている。すなわち、前記第1の
カム14には、前記ピン13が取り付けられ、前
記計数位置にある状態より、ホルダモータ12が
略半回転逆転(図中時計方向の回転を正転とす
る。)することにより、前記リンク9の第1の案
内溝10と前記ホルダアーム6のピン8とが係合
して、ホルダアーム6(即ちホルダ3)を前記紙
幣装填位置に移動させる。また、前記計数位置よ
りホルダモータ12が略半回転正転した場合は、
前記ピン8が前記リンク9の第2の案内溝11を
相対的に移動するようリンク9が作動し、後に詳
述する如く前記紙押え棒4を前記解除位置に回動
させる。次に、第2のカム15の凸部により作動
するマイクロスイツチ16は、ホルダアーム6及
び紙押え棒4の動作位置、即ち計数位置を検出
し、またマイクロスイツチ17は前記したそれぞ
れの紙幣装填位置もしくは解除位置を検出し、後
に詳述する如く本装置の動作に伴いホルダモータ
12の動作を制御している。
細に説明する。第1図は紙葉類計数機の要部分解
斜視図であつて、いわゆる計数位置において紙葉
類を挾持し、計数を開始しようとする状態を示し
ており、この紙葉類計数機は、紙葉類(以下紙幣
という)Aを順次1枚づつめくり取つて計数を行
う計数装置と、前記紙幣Aを保持する保持装置
と、前記計数装置により計数された紙幣Aを前記
保持装置から抜き出す取出装置とを有して構成さ
れている。前記計数装置は、図示しない駆動装置
により回転される回転筒1上に5個の吸引頭2…
が取り付けられていて、前記回転筒1が回転する
と、前記各吸引頭2…が自転しながら公転して紙
幣Aを順次一枚づつ吸着して分離するようになさ
れている。また、前記保持装置は、前記紙幣Aを
載置するホルダ3と、前記紙幣Aを前記ホルダ3
との間に挾持する紙押え棒4とを有して構成され
ている。すなわち、前記ホルダ3は、その下部に
軸5が回転可能に取り付けられていると共に、こ
の軸5に回転可能に取り付けられたホルダアーム
6上のホルダストツパ7に支持されている。この
ホルダアーム6にはピン8が立設されていて、こ
のピン8がリンク9の案内溝に挿入配置され、こ
れにより前記ホルダアーム6とリンク9とが連動
するようになされている。前記案内溝は、紙幣A
が前記ホルダ3と紙押え棒4により挾持され、計
数位置において計数される間、未計数の紙幣量に
応じて前記ホルダアーム6のピン8が変位する共
通溝9′と、前記ホルダアーム6を回転筒1とは
反対側(即ち、回転筒1より離間する位置、いわ
ゆる紙幣装填位置。)に回動させる第1の案内溝
10と、前記紙押え棒4を回転筒側(即ち、紙幣
の挾持を解除する解除位置。)に回動させる第2
の案内溝11とを有してなり、これら各案内溝
9′,10,11が連通されている。また、前記
リンク9は、ホルダモータ12のカム板に偏心位
置に設けられたピン13に回転可能に取り付けら
れている。このカム板は、第1のカム14と第2
のカム15とから構成され、これらが一体に回転
するようになされている。すなわち、前記第1の
カム14には、前記ピン13が取り付けられ、前
記計数位置にある状態より、ホルダモータ12が
略半回転逆転(図中時計方向の回転を正転とす
る。)することにより、前記リンク9の第1の案
内溝10と前記ホルダアーム6のピン8とが係合
して、ホルダアーム6(即ちホルダ3)を前記紙
幣装填位置に移動させる。また、前記計数位置よ
りホルダモータ12が略半回転正転した場合は、
前記ピン8が前記リンク9の第2の案内溝11を
相対的に移動するようリンク9が作動し、後に詳
述する如く前記紙押え棒4を前記解除位置に回動
させる。次に、第2のカム15の凸部により作動
するマイクロスイツチ16は、ホルダアーム6及
び紙押え棒4の動作位置、即ち計数位置を検出
し、またマイクロスイツチ17は前記したそれぞ
れの紙幣装填位置もしくは解除位置を検出し、後
に詳述する如く本装置の動作に伴いホルダモータ
12の動作を制御している。
ところで、計数位置において前記共通溝9′に
位置しているホルダアーム6のピン8が、ホルダ
モータ12の正転もしくは逆転に伴い、それぞれ
第2しくは第1の案内溝11,10に(相対的
に)案内されて、ホルダアーム6の非作動もしく
は作動を選択する機構について説明する。
位置しているホルダアーム6のピン8が、ホルダ
モータ12の正転もしくは逆転に伴い、それぞれ
第2しくは第1の案内溝11,10に(相対的
に)案内されて、ホルダアーム6の非作動もしく
は作動を選択する機構について説明する。
前記ピン13を中心に回動自在に取り付けられ
たリンク9の前記溝9′,10,11側(リンク
9の先端と称す。)とは反対側の一端(リンク9
の後端と称す。)に、ばね18をローラ19を介
して取り付ける。そして、計数位置にある時(第
3図ロ参照)、ホルダモータ12が正転すると、
ピン13も図示時計方向に移動する。リンク9の
後端にはばね18が張設されている為、ピン13
の移動に伴い、リンク9の先端はピン13を中心
に図示時計方向に付勢される為、ホルダアーム6
のピン8は共通溝9′より第2の案内溝11に案
内されてホルダアーム6を作用せず、後に詳述す
る如く紙押え棒4を解除位置に回動させる。
たリンク9の前記溝9′,10,11側(リンク
9の先端と称す。)とは反対側の一端(リンク9
の後端と称す。)に、ばね18をローラ19を介
して取り付ける。そして、計数位置にある時(第
3図ロ参照)、ホルダモータ12が正転すると、
ピン13も図示時計方向に移動する。リンク9の
後端にはばね18が張設されている為、ピン13
の移動に伴い、リンク9の先端はピン13を中心
に図示時計方向に付勢される為、ホルダアーム6
のピン8は共通溝9′より第2の案内溝11に案
内されてホルダアーム6を作用せず、後に詳述す
る如く紙押え棒4を解除位置に回動させる。
また、計数位置にある時に、ホルダモータ12
が逆転すると、上記とは逆の作用によりホルダア
ーム6のピン8は第1の案内溝10に案内・係合
されて、ホルダアーム6を軸5を中心にして反時
計方向に回動し、紙幣装填位置に移動させる。
が逆転すると、上記とは逆の作用によりホルダア
ーム6のピン8は第1の案内溝10に案内・係合
されて、ホルダアーム6を軸5を中心にして反時
計方向に回動し、紙幣装填位置に移動させる。
次に、前記ホルダアーム6には前記軸5を中心
にホルダアーム6を時計方向に回転させるように
作用するコイルばね20が取り付けられている。
かくして、ホルダ3ホルダアーム6が紙幣装填位
置にある時、前記ホルダモータ12が略半回転正
転すると、ピン13によりリンク9が第1図中矢
印X方向に移動し、これに伴つてホルダアーム6
がコイルばね20により軸5を中心に時計方向に
回動してホルダ3を回転筒1側に回動する。ま
た、前記紙押え棒4は、前記軸5を中心に回動す
る紙押えアーム21に立設され、またこの紙押え
棒4にはローラ23が回転可能に取り付けられて
いる。前記紙押えアーム21は、前記軸5に回転
可能に取り付けられた挾持解除アーム24に取り
付けられている。この挾持解除アーム24は、前
記ホルダモータ12により駆動されて、紙押え棒
4をホルダ3から離間させる挾持解除手段として
機能するもので、その一端には、ばね掛け部2
4′が設けられ、このばね掛け部24′と前記ホル
ダアーム6のばね掛け部6′との間にばね25が
張設され、このばね25の作用によりホルダ3
(ホルダアーム6と一体)及び紙押え棒4(挾持
解除アーム24と一体)とにより、紙幣Aを挾持
する。また、前記挾持解除アーム24の他端には
ローラ26が取り付けられている。更に、この挾
持解除アーム24はストツパ27に当接してい
て、反時計方向への動きが規制されている。更
に、前記ホルダモータ12の近傍には略く字状の
第1の回動部材28が軸29を中心に回動可能に
取り付けられている。この第1の回動部材28の
一端は、ネジ等の調節部材28″を介して第2の
回動部材28′と当接しており、また他端は前記
カム14上に設けられたピン13のカム部13′
と当接するようになされている。さらに前記第2
の回動部材28′は、前記軸29を中心に回動自
在に取り付けられ、その一端には前記挾持解除ア
ーム24のローラ26が当接するよう構成されて
いる。かくして、ホルダ3ホルダアーム6が計数
位置にある時、前記ホルダモータ12が略半回転
正転すると、前記ピン13により第1及び第2の
回動部材28,28′が反時計方向に回動し、こ
れにより前記挾持解除アーム24が軸5を中心に
時計方向に回動して紙押えアーム21を同方向に
回動し、紙押え棒4が紙幣Aから離間(解除位
置)して紙幣Aの挾持が解除される。
にホルダアーム6を時計方向に回転させるように
作用するコイルばね20が取り付けられている。
かくして、ホルダ3ホルダアーム6が紙幣装填位
置にある時、前記ホルダモータ12が略半回転正
転すると、ピン13によりリンク9が第1図中矢
印X方向に移動し、これに伴つてホルダアーム6
がコイルばね20により軸5を中心に時計方向に
回動してホルダ3を回転筒1側に回動する。ま
た、前記紙押え棒4は、前記軸5を中心に回動す
る紙押えアーム21に立設され、またこの紙押え
棒4にはローラ23が回転可能に取り付けられて
いる。前記紙押えアーム21は、前記軸5に回転
可能に取り付けられた挾持解除アーム24に取り
付けられている。この挾持解除アーム24は、前
記ホルダモータ12により駆動されて、紙押え棒
4をホルダ3から離間させる挾持解除手段として
機能するもので、その一端には、ばね掛け部2
4′が設けられ、このばね掛け部24′と前記ホル
ダアーム6のばね掛け部6′との間にばね25が
張設され、このばね25の作用によりホルダ3
(ホルダアーム6と一体)及び紙押え棒4(挾持
解除アーム24と一体)とにより、紙幣Aを挾持
する。また、前記挾持解除アーム24の他端には
ローラ26が取り付けられている。更に、この挾
持解除アーム24はストツパ27に当接してい
て、反時計方向への動きが規制されている。更
に、前記ホルダモータ12の近傍には略く字状の
第1の回動部材28が軸29を中心に回動可能に
取り付けられている。この第1の回動部材28の
一端は、ネジ等の調節部材28″を介して第2の
回動部材28′と当接しており、また他端は前記
カム14上に設けられたピン13のカム部13′
と当接するようになされている。さらに前記第2
の回動部材28′は、前記軸29を中心に回動自
在に取り付けられ、その一端には前記挾持解除ア
ーム24のローラ26が当接するよう構成されて
いる。かくして、ホルダ3ホルダアーム6が計数
位置にある時、前記ホルダモータ12が略半回転
正転すると、前記ピン13により第1及び第2の
回動部材28,28′が反時計方向に回動し、こ
れにより前記挾持解除アーム24が軸5を中心に
時計方向に回動して紙押えアーム21を同方向に
回動し、紙押え棒4が紙幣Aから離間(解除位
置)して紙幣Aの挾持が解除される。
次に、計数された紙幣Aを取り出す取出装置に
ついて説明する。この取出装置は、駆動ローラ3
0と、従動ローラ31と、案内部材32と(第2
図イ参照)とを有して構成されている。すなわ
ち、前記駆動ローラ30は、前記回転筒1と前記
ホルダ3との間に配設されかつベルト33を介し
て駆動モータ34に連結されている。また、前記
従動ローラ31は回動板35に支持された軸3
1′に回転可能に取り付けられている。この回動
板35は図示しない紙葉類計数機本体に設けられ
た取付板36上の軸36aに回動可能に取り付け
られている。更に、前記回動板35にはピン37
が立設されていて、このピン37が連結部材38
の一端に設けられた長孔39に挿入されている。
この連結部材38の他端は、駆動モータ40に取
り付けられたカム板41の偏心位置に設けられた
ピン42に回転可能に取り付けられている。ま
た、前記ピン37とピン42との間コイルばね4
4が張設されていて、このコイルばね44により
前記回動板35を反時計方向(第4図イ参照)に
回動させ且つ紙幣Aの挾持力を調整するようにな
されている。この結果、前記従動ローラ31は、
駆動モータ40が動作すると、ピン42により連
結部材38が前記回動板35を反時計方向に回動
して、駆動ローラ30に接近し、紙幣Aを挾持す
るようになされている。ところで、前記駆動モー
タ40は、後に詳述する如く、本装置の動作に伴
い駆動され、カム板41を時計方向に略半回転さ
せると共に回動板35を挾持位置(第5,6図参
照)に移動させ、カム板41によりマイクロスイ
ツチ43がオフ動作して挾持位置を検出すると共
に前記駆動モータ40を停止させており、さらに
回動板35が定位置(第2〜4図イ参照)に移動
する際は、カム板41が時計方向に略半回転して
マイクロスイツチ43をオン動作させ、定位置を
検出して駆動モータ40を停止させている。ま
た、前記案内部材32は、前記駆動ローラ30と
前記従動ローラ31との間に配設されていて、計
数された紙幣Aを案内するようになされている。
この案内部材32間には、前記紙幣Aが通過する
際に動作するマイクロスイツチ45の作動片4
5′が配設されている。
ついて説明する。この取出装置は、駆動ローラ3
0と、従動ローラ31と、案内部材32と(第2
図イ参照)とを有して構成されている。すなわ
ち、前記駆動ローラ30は、前記回転筒1と前記
ホルダ3との間に配設されかつベルト33を介し
て駆動モータ34に連結されている。また、前記
従動ローラ31は回動板35に支持された軸3
1′に回転可能に取り付けられている。この回動
板35は図示しない紙葉類計数機本体に設けられ
た取付板36上の軸36aに回動可能に取り付け
られている。更に、前記回動板35にはピン37
が立設されていて、このピン37が連結部材38
の一端に設けられた長孔39に挿入されている。
この連結部材38の他端は、駆動モータ40に取
り付けられたカム板41の偏心位置に設けられた
ピン42に回転可能に取り付けられている。ま
た、前記ピン37とピン42との間コイルばね4
4が張設されていて、このコイルばね44により
前記回動板35を反時計方向(第4図イ参照)に
回動させ且つ紙幣Aの挾持力を調整するようにな
されている。この結果、前記従動ローラ31は、
駆動モータ40が動作すると、ピン42により連
結部材38が前記回動板35を反時計方向に回動
して、駆動ローラ30に接近し、紙幣Aを挾持す
るようになされている。ところで、前記駆動モー
タ40は、後に詳述する如く、本装置の動作に伴
い駆動され、カム板41を時計方向に略半回転さ
せると共に回動板35を挾持位置(第5,6図参
照)に移動させ、カム板41によりマイクロスイ
ツチ43がオフ動作して挾持位置を検出すると共
に前記駆動モータ40を停止させており、さらに
回動板35が定位置(第2〜4図イ参照)に移動
する際は、カム板41が時計方向に略半回転して
マイクロスイツチ43をオン動作させ、定位置を
検出して駆動モータ40を停止させている。ま
た、前記案内部材32は、前記駆動ローラ30と
前記従動ローラ31との間に配設されていて、計
数された紙幣Aを案内するようになされている。
この案内部材32間には、前記紙幣Aが通過する
際に動作するマイクロスイツチ45の作動片4
5′が配設されている。
更に、図中46は紙幣Aが設定枚数(所定枚
数)計数された際、残りの紙幣Aを前記ホルダ3
との間に分離するバツチ装置であつて、このバツ
チ装置46はソレノイド47が動作するとセパレ
ーターアーム48がばね49に抗して軸50を中
心に回動するようになされている。また、図中5
1は、前記回転筒1を所定の位置に停止させるた
めのストツパ装置であつて、このストツパ装置5
1はソレノイド52の励磁が解かれると、ストツ
パ片53がばね54により軸55を中心に回動し
て、回転筒1に設けられた係合凹部56,…の一
つに係合するようになされている。尚、ストツパ
片53を前記係合凹部56の一つに係合させる
為、回転筒1を図示しない駆動装置により逆転
(図示時計方向の回転)駆動すると共に、ストツ
パ片53の係合凹部56への係合を検知するマイ
クロスイツチ61の検知信号により、図示しない
駆動装置の逆転駆動を停止している。
数)計数された際、残りの紙幣Aを前記ホルダ3
との間に分離するバツチ装置であつて、このバツ
チ装置46はソレノイド47が動作するとセパレ
ーターアーム48がばね49に抗して軸50を中
心に回動するようになされている。また、図中5
1は、前記回転筒1を所定の位置に停止させるた
めのストツパ装置であつて、このストツパ装置5
1はソレノイド52の励磁が解かれると、ストツ
パ片53がばね54により軸55を中心に回動し
て、回転筒1に設けられた係合凹部56,…の一
つに係合するようになされている。尚、ストツパ
片53を前記係合凹部56の一つに係合させる
為、回転筒1を図示しない駆動装置により逆転
(図示時計方向の回転)駆動すると共に、ストツ
パ片53の係合凹部56への係合を検知するマイ
クロスイツチ61の検知信号により、図示しない
駆動装置の逆転駆動を停止している。
なお、符号60は、最初の計数開始時にカウン
トリセツトを行うための公知のチエツクモード用
のマイクロスイツチである。
トリセツトを行うための公知のチエツクモード用
のマイクロスイツチである。
次に、上記のように構成された紙葉類計数機の
動作について説明する。まず、計数すべき紙幣の
枚数及び取り出すべき回数を設定ダイヤル57−
A及び57−Bの操作により設定する。この後、
第2図イに示すような状態のホルダ3に多数の紙
幣Aを載置して、スタートスイツチ3′を操作す
ると、ホルダモータ12が第2図ロの状態(マイ
クロスイツチ17オン状態)から動作を開始す
る。すなわち、前記ホルダモータ12が動作する
と、第1のカム14に偏心して設けられたピン1
3が時計方向に回動して、リンク9を第2図ロ中
矢印X方向に移動させる。すると、ホルダアーム
6がコイルばね20により軸5を中心に時計方向
に回動してホルダ3を同方向(回転筒1側)に回
動させる。このとき、ホルダアーム6に設けられ
たピン8は、前記リンク9の第1の案内溝10に
当接した状態で移動した後、前記ホルダ3が紙幣
Aを紙押え棒4との間に第3図イに示すように挾
持すると、前記第1の案内溝10の右側から離間
され、前記共通溝9′に移動する(第3図ロ参
照)。このようにして、前記ホルダモータ12が
回動して、第3図ロに示すように第1のカム14
を略半回転させると、このカム14によりマイク
ロスイツチ16が動作してホルダ3(ホルダアー
ム6)が計数位置に移動したことを検知し、これ
によりホルダモータ12が停止される。このと
き、ホルダ3と紙押え棒4との間に挾持された紙
幣Aは、回転筒1の吸引頭2に当接される。
動作について説明する。まず、計数すべき紙幣の
枚数及び取り出すべき回数を設定ダイヤル57−
A及び57−Bの操作により設定する。この後、
第2図イに示すような状態のホルダ3に多数の紙
幣Aを載置して、スタートスイツチ3′を操作す
ると、ホルダモータ12が第2図ロの状態(マイ
クロスイツチ17オン状態)から動作を開始す
る。すなわち、前記ホルダモータ12が動作する
と、第1のカム14に偏心して設けられたピン1
3が時計方向に回動して、リンク9を第2図ロ中
矢印X方向に移動させる。すると、ホルダアーム
6がコイルばね20により軸5を中心に時計方向
に回動してホルダ3を同方向(回転筒1側)に回
動させる。このとき、ホルダアーム6に設けられ
たピン8は、前記リンク9の第1の案内溝10に
当接した状態で移動した後、前記ホルダ3が紙幣
Aを紙押え棒4との間に第3図イに示すように挾
持すると、前記第1の案内溝10の右側から離間
され、前記共通溝9′に移動する(第3図ロ参
照)。このようにして、前記ホルダモータ12が
回動して、第3図ロに示すように第1のカム14
を略半回転させると、このカム14によりマイク
ロスイツチ16が動作してホルダ3(ホルダアー
ム6)が計数位置に移動したことを検知し、これ
によりホルダモータ12が停止される。このと
き、ホルダ3と紙押え棒4との間に挾持された紙
幣Aは、回転筒1の吸引頭2に当接される。
ところで、前記スタートスイツチ3′の操作に
より、図示しない真空ポンプを作動させるモータ
(図示しない)が駆動され、前記吸引頭2は吸引
動作を行なつている。従つて、紙幣Aが吸引頭2
に当接されることにより、最前面の紙幣Aが吸引
頭2に吸着され、一定の真空圧に達すると図示し
ないバキユームスイツチがオン動作し、信号を出
力する。
より、図示しない真空ポンプを作動させるモータ
(図示しない)が駆動され、前記吸引頭2は吸引
動作を行なつている。従つて、紙幣Aが吸引頭2
に当接されることにより、最前面の紙幣Aが吸引
頭2に吸着され、一定の真空圧に達すると図示し
ないバキユームスイツチがオン動作し、信号を出
力する。
そして、ストツパ装置51に該信号が入力され
て、ノレノイド52を動作すると、ストツパ片5
3が回転筒1の係合凹部56から離間され、回転
筒1が自由状態となる(第3図ロ参照)。これと
共に前記回転筒1が図示しない駆動装置により回
転され、前記吸引頭2…が自転しながら公転して
前記紙幣Aを順次一枚づつ吸着分離して計数を行
う。このようにして、紙幣Aが順次めくり取られ
ていくと、残りの紙幣Aの厚さが薄くなるため、
ホルダアーム6がコイルばね20により回動し
て、紙幣Aを常に吸引頭2に当接させる。また、
このときホルダアーム6に設けられたピン8は、
前記共通の案内溝9′内で移動する。そして、前
記紙幣Aが設定枚数(所定枚数)計数されると、
この計数値が比較回路58−Aに入力されて設定
値と比較されている為、比較回路58−Aから一
致信号がバツチ装置46に入力され、ソレノイド
47を動作させ、ばね49に抗してセパレーター
アーム48を軸50を中心に回動させ、第4図イ
に示すように前記残りの紙幣Aと設定枚計数した
紙幣Aとを分離する。これとほぼ同時に、バキユ
ームスイツチがオフ動作し、回転筒1及び真空ポ
ンプの各々の駆動装置に停止信号が出力されると
共に、ストツパ装置51にも動作信号が出力され
る。このようにストツパ装置51に動作信号が入
力されると、ソレノイド52の励磁を解除し、第
4図ロに示すようにストツパ片53をばね54に
より回動付勢し、回転筒1に設けられた係合凹部
56に係合させて回転筒1を所定の位置に停止さ
せる。なおこのとき、回転筒1が若干オーバーラ
ンするため、上記の係合がマイクロスイツチ61
により検知されるまで回転筒1の駆動装置に逆転
信号を入力する。
て、ノレノイド52を動作すると、ストツパ片5
3が回転筒1の係合凹部56から離間され、回転
筒1が自由状態となる(第3図ロ参照)。これと
共に前記回転筒1が図示しない駆動装置により回
転され、前記吸引頭2…が自転しながら公転して
前記紙幣Aを順次一枚づつ吸着分離して計数を行
う。このようにして、紙幣Aが順次めくり取られ
ていくと、残りの紙幣Aの厚さが薄くなるため、
ホルダアーム6がコイルばね20により回動し
て、紙幣Aを常に吸引頭2に当接させる。また、
このときホルダアーム6に設けられたピン8は、
前記共通の案内溝9′内で移動する。そして、前
記紙幣Aが設定枚数(所定枚数)計数されると、
この計数値が比較回路58−Aに入力されて設定
値と比較されている為、比較回路58−Aから一
致信号がバツチ装置46に入力され、ソレノイド
47を動作させ、ばね49に抗してセパレーター
アーム48を軸50を中心に回動させ、第4図イ
に示すように前記残りの紙幣Aと設定枚計数した
紙幣Aとを分離する。これとほぼ同時に、バキユ
ームスイツチがオフ動作し、回転筒1及び真空ポ
ンプの各々の駆動装置に停止信号が出力されると
共に、ストツパ装置51にも動作信号が出力され
る。このようにストツパ装置51に動作信号が入
力されると、ソレノイド52の励磁を解除し、第
4図ロに示すようにストツパ片53をばね54に
より回動付勢し、回転筒1に設けられた係合凹部
56に係合させて回転筒1を所定の位置に停止さ
せる。なおこのとき、回転筒1が若干オーバーラ
ンするため、上記の係合がマイクロスイツチ61
により検知されるまで回転筒1の駆動装置に逆転
信号を入力する。
また、前記バツチ装置46に計数一致信号が入
力されると同時に、取出装置の駆動モータ40に
も動作信号が入力される。これにより、カム板4
1が略半回転してピン42を介して連結部材38
を第4図イ中央印Y方向に移動し、回動板35を
反時計方向に回動する。この結果、第5図に示す
ように従動ローラ31が駆動ローラ30に接近し
て、計数された紙幣Aを前記各ローラ30,31
間に挾持する。なお、このときの前記各ローラ3
0,31の挾持力はコイルばね44の張力とな
る。このようにして計数された紙幣Aが各ローラ
30,31間に挾持されると、カム板41がマイ
クロスイツチ43をオフ動作して駆動モータ40
を停止させると共に、ホルダモータ12に動作信
号(正転信号)を入力する。これにより、ホルダ
モータ12が更に回転して、第1のカム14上に
設けられたピン13のカム部13′を介して第1
及び第2の回動部材28及び28′を反時計方向
に回動させると、第4図ロに示すように挾持解除
アーム24がばね25に抗して時計方向に回動す
る。この結果、紙押え棒4が紙幣Aから離間して
紙幣Aの解除が行われる。このとき、前記ピン1
3に伴つてリンク9も移動するが、前記した如く
ばね18の作用によりリンク9の先端が時計方向
に付勢される為、ホルダアーム6に設けられたピ
ン8が第2の案内溝11内に誘導されるため、ホ
ルダアーム6は移動せず、従つてホルダ3も移動
しない。このように駆動モータ12が回転して第
2のカム15がマイクロスイツチ17を動作させ
ることにより、解除位置を検出してホルダモータ
12を停止させ、且つ取出装置の駆動モータ34
に動作信号を入力して駆動を開始する。この結
果、ベルト33を介して駆動ローラ30が図示時
計方向に回転して各ローラ30,31間に挾持さ
れた紙幣(計数された紙幣)Aが案内部材32間
に送り出される(第6図参照)。この送り出され
た紙幣Aにより、案内部材32間に配設された作
動片45′によりマイクロスイツチ45がオン動
作されると、このマイクロスイツチ45からホル
ダモータ12に逆転信号が出力される。これによ
りホルダモータ12が逆転して紙押え棒4を前述
の逆の動作により紙幣A側に移動させてホルダ3
とにより紙幣Aを挾持する。この後、前記案内部
材32から計数された紙幣Aが抜き取られると、
マイクロスイツチ45がオフ動作し、このマイク
ロスイツチ45からバツチ装置46、取出装置の
駆動モータ34および駆動モータ40に各信号が
出力される。これにより、前記バツチ装置46の
ソレノイド47への通電が断れてばね49により
セパレーターアーム48が紙幣Aから離れて第2
図イに示す元の状態に戻り、また駆動モータ34
は停止され、更に駆動モータ40は回転を行つて
連結部材38を介して回動板35を時計方向に回
動し、従動ローラ31が駆動ローラ30から第2
図イに示すような元の状態に戻る。なおこのと
き、カム板41によりマイクロスイツチ43がオ
ン動作され駆動モータ40は自動的に停止する。
力されると同時に、取出装置の駆動モータ40に
も動作信号が入力される。これにより、カム板4
1が略半回転してピン42を介して連結部材38
を第4図イ中央印Y方向に移動し、回動板35を
反時計方向に回動する。この結果、第5図に示す
ように従動ローラ31が駆動ローラ30に接近し
て、計数された紙幣Aを前記各ローラ30,31
間に挾持する。なお、このときの前記各ローラ3
0,31の挾持力はコイルばね44の張力とな
る。このようにして計数された紙幣Aが各ローラ
30,31間に挾持されると、カム板41がマイ
クロスイツチ43をオフ動作して駆動モータ40
を停止させると共に、ホルダモータ12に動作信
号(正転信号)を入力する。これにより、ホルダ
モータ12が更に回転して、第1のカム14上に
設けられたピン13のカム部13′を介して第1
及び第2の回動部材28及び28′を反時計方向
に回動させると、第4図ロに示すように挾持解除
アーム24がばね25に抗して時計方向に回動す
る。この結果、紙押え棒4が紙幣Aから離間して
紙幣Aの解除が行われる。このとき、前記ピン1
3に伴つてリンク9も移動するが、前記した如く
ばね18の作用によりリンク9の先端が時計方向
に付勢される為、ホルダアーム6に設けられたピ
ン8が第2の案内溝11内に誘導されるため、ホ
ルダアーム6は移動せず、従つてホルダ3も移動
しない。このように駆動モータ12が回転して第
2のカム15がマイクロスイツチ17を動作させ
ることにより、解除位置を検出してホルダモータ
12を停止させ、且つ取出装置の駆動モータ34
に動作信号を入力して駆動を開始する。この結
果、ベルト33を介して駆動ローラ30が図示時
計方向に回転して各ローラ30,31間に挾持さ
れた紙幣(計数された紙幣)Aが案内部材32間
に送り出される(第6図参照)。この送り出され
た紙幣Aにより、案内部材32間に配設された作
動片45′によりマイクロスイツチ45がオン動
作されると、このマイクロスイツチ45からホル
ダモータ12に逆転信号が出力される。これによ
りホルダモータ12が逆転して紙押え棒4を前述
の逆の動作により紙幣A側に移動させてホルダ3
とにより紙幣Aを挾持する。この後、前記案内部
材32から計数された紙幣Aが抜き取られると、
マイクロスイツチ45がオフ動作し、このマイク
ロスイツチ45からバツチ装置46、取出装置の
駆動モータ34および駆動モータ40に各信号が
出力される。これにより、前記バツチ装置46の
ソレノイド47への通電が断れてばね49により
セパレーターアーム48が紙幣Aから離れて第2
図イに示す元の状態に戻り、また駆動モータ34
は停止され、更に駆動モータ40は回転を行つて
連結部材38を介して回動板35を時計方向に回
動し、従動ローラ31が駆動ローラ30から第2
図イに示すような元の状態に戻る。なおこのと
き、カム板41によりマイクロスイツチ43がオ
ン動作され駆動モータ40は自動的に停止する。
このようにして駆動モータ40が停止されると
共に、前述した如く真空ポンプを駆動するモータ
ーが駆動を開始し、バキユームスイツチがオン動
作することにより、回転筒1が再び動作して計数
が開始され、前述と同様に紙幣Aが計数され、こ
の計数された紙幣Aは取出装置により順次抜き取
られる。この結果、紙幣Aの同枚数(設定枚数)
毎に連続区分が自動的に行える。
共に、前述した如く真空ポンプを駆動するモータ
ーが駆動を開始し、バキユームスイツチがオン動
作することにより、回転筒1が再び動作して計数
が開始され、前述と同様に紙幣Aが計数され、こ
の計数された紙幣Aは取出装置により順次抜き取
られる。この結果、紙幣Aの同枚数(設定枚数)
毎に連続区分が自動的に行える。
また第7図に示すように、前記マイクロスイツ
チ45のオフ動作に伴い、紙葉送り出し完了とし
て送り出し回数をカウント(記号62参照)する
が、前述した如く取り出し回数を設定ダイヤル5
7−Bに設定してあるため、比較回路58−Bに
おいて取り出し回数をチエツクし、不一致の際に
は再び計数動作を行ない、設定回数取り出しが終
了したならば自動的に終了させる。
チ45のオフ動作に伴い、紙葉送り出し完了とし
て送り出し回数をカウント(記号62参照)する
が、前述した如く取り出し回数を設定ダイヤル5
7−Bに設定してあるため、比較回路58−Bに
おいて取り出し回数をチエツクし、不一致の際に
は再び計数動作を行ない、設定回数取り出しが終
了したならば自動的に終了させる。
さらに第2図イ,第3図イに示すようにホルダ
3上の未計数紙葉の残留を検知するマイクロスイ
ツチ63及び作動片63′を設けており、再計数
を開始する直前に、ホルダ3上の紙葉によるマイ
クロスイツチ63のオン状態を確認してからスタ
ート信号65を出力している。そして紙葉がない
場合、マイクロスイツチ63はオフ動作してお
り、この場合、アラーム信号66を出力するよう
にしている。
3上の未計数紙葉の残留を検知するマイクロスイ
ツチ63及び作動片63′を設けており、再計数
を開始する直前に、ホルダ3上の紙葉によるマイ
クロスイツチ63のオン状態を確認してからスタ
ート信号65を出力している。そして紙葉がない
場合、マイクロスイツチ63はオフ動作してお
り、この場合、アラーム信号66を出力するよう
にしている。
また、不特定枚数(設定枚数をその都度変える
場合)の区分は、設定ダイヤル57に変えてテン
キー59を操作すればよく、この場合には、計数
された紙幣Aが取り出されても、テンキー59の
操作をしなければ次の計数動作は開始されない。
場合)の区分は、設定ダイヤル57に変えてテン
キー59を操作すればよく、この場合には、計数
された紙幣Aが取り出されても、テンキー59の
操作をしなければ次の計数動作は開始されない。
以上詳細に説明したように、この発明によれ
ば、計数された紙葉類を自動的にホルダから取り
出すことができるのはもちろんのこと、ホルダと
紙押さえ棒との間に挾持されて計数されていた紙
葉類を紙押さえ棒の移動により抜き取りが容易な
状態として、駆動ローラと従動ローラとの間に挾
持し、さらに、互いに平行な一対の案内部材によ
り両側から挟んで送り出すことにより、計数後の
紙葉類を整然とした集積状態のまま取り出すこと
ができ、加えて、連続して何組もの紙葉類を取り
出すことを可能として、紙葉類の区分作業の能率
化を図ることができるという効果を奏する。
ば、計数された紙葉類を自動的にホルダから取り
出すことができるのはもちろんのこと、ホルダと
紙押さえ棒との間に挾持されて計数されていた紙
葉類を紙押さえ棒の移動により抜き取りが容易な
状態として、駆動ローラと従動ローラとの間に挾
持し、さらに、互いに平行な一対の案内部材によ
り両側から挟んで送り出すことにより、計数後の
紙葉類を整然とした集積状態のまま取り出すこと
ができ、加えて、連続して何組もの紙葉類を取り
出すことを可能として、紙葉類の区分作業の能率
化を図ることができるという効果を奏する。
第1図はこの発明の一実施例を示す要部分解斜
視図、第2図ないし第6図はその動作状態を示し
第2図イ、第3図イ、第4図イ、第5図、第6図
はそれぞれ第1図の概略平面図、第2図ロ、第3
図ロ、第4図ロはそれぞれ第1図のX−X線矢視
平面図、第7図はこの発明の一実施例を示すブロ
ツク図、第8図は他の実施例を示すブロツク図、
第9図はタイムチヤートである。 1……回転筒、2……吸引頭、3……ホルダ、
4……紙押え棒、5……軸、12……ホルダモー
タ、20……コイルばね、24……挾持解除アー
ム、28,28′……回動部材、30……駆動ロ
ーラ、31……従動ローラ、34……駆動モー
タ、35……回動板、A……紙幣(紙葉類)。
視図、第2図ないし第6図はその動作状態を示し
第2図イ、第3図イ、第4図イ、第5図、第6図
はそれぞれ第1図の概略平面図、第2図ロ、第3
図ロ、第4図ロはそれぞれ第1図のX−X線矢視
平面図、第7図はこの発明の一実施例を示すブロ
ツク図、第8図は他の実施例を示すブロツク図、
第9図はタイムチヤートである。 1……回転筒、2……吸引頭、3……ホルダ、
4……紙押え棒、5……軸、12……ホルダモー
タ、20……コイルばね、24……挾持解除アー
ム、28,28′……回動部材、30……駆動ロ
ーラ、31……従動ローラ、34……駆動モー
タ、35……回動板、A……紙幣(紙葉類)。
Claims (1)
- 1 軸を中心に回転する回転筒と、該回転筒の前
記軸から半径方向に離れた位置に前記軸と平行に
設けられ、前記軸を中心に公転しながら自転して
内部の真空圧により紙葉類を一枚ずつ吸着してめ
くり取りながら折り曲げる吸引頭と、前記軸と平
行な軸を中心として回転動作して、前記紙葉類の
ほば中央部が吸引頭と当接する閉位置、もしく
は、該閉位置から離れた開位置に移動するととも
に、前記軸に対して平行な平面に沿う状態で紙葉
類束を支持するホルダと、該ホルダの平面に対し
て押圧付勢されて前記紙葉類束を挾持する紙押さ
え棒と、前記ホルダを前記両位置間で移動させる
ホルダモータと、前記ホルダの回動範囲外に設け
られてホルダの回動範囲内に突出することによ
り、まだ吸引頭によりめくられていない紙葉類を
前記閉位置のホルダとの間で挾持するバツチ装置
と、前記紙押さえ棒を前記ホルダの紙幣支持平面
から離れる方向に回動せしめて紙葉類の挾持を解
除させる挾持解除手段と、前記吸引頭よりめくら
れて折り曲げられた紙葉類の上端部を間にして対
向する位置にそれぞれ前記軸と平行な軸を中心と
して回転可能にかつ互いに近接離間可能に設けら
れた一対のローラと、これらのローラの間の紙幣
の紙面とほぼ平行な方向に沿つてかつ互いに対向
させて設けられた一対の案内部材とから構成さ
れ、前記一対のローラは、駆動源に連結された駆
動ローラと、該駆動ローラとの間に紙幣を挾持す
る従動ローラとから構成され、前記従動ローラ
は、該ローラの回転中心に対して平行な軸に回動
自在に支持された回動板の前記回転中心から水平
方向に離れた位置に支持され、回動板の回転中心
から前記従動ローラ支持位置と反対方向に離れた
位置には、前記回動板を回動させて前記従動ロー
ラを駆動ローラに接近させあるいは駆動ローラか
ら離間させる駆動手段が連結されたことを特徴と
する紙葉類計数機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9753879A JPS5622188A (en) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | Paper counting machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9753879A JPS5622188A (en) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | Paper counting machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5622188A JPS5622188A (en) | 1981-03-02 |
JPS6334514B2 true JPS6334514B2 (ja) | 1988-07-11 |
Family
ID=14195015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9753879A Granted JPS5622188A (en) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | Paper counting machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5622188A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57187789A (en) * | 1981-05-13 | 1982-11-18 | Laurel Bank Mach Co Ltd | Paper bundle storage device for paper counter |
JPS57187788A (en) * | 1981-05-13 | 1982-11-18 | Laurel Bank Mach Co Ltd | Paper bundle distributing device for paper counter |
JPS57187787A (en) * | 1981-05-13 | 1982-11-18 | Laurel Bank Mach Co Ltd | Paper bundle transmitting device for paper counter |
JPS57200979U (ja) * | 1981-06-15 | 1982-12-21 | ||
JP2639307B2 (ja) * | 1992-06-25 | 1997-08-13 | オムロン株式会社 | 紙葉類の捲り装置 |
JP5123563B2 (ja) * | 2007-05-21 | 2013-01-23 | マミヤ・オーピー・ネクオス株式会社 | 紙幣一括払出し装置 |
JP5123564B2 (ja) * | 2007-05-21 | 2013-01-23 | マミヤ・オーピー・ネクオス株式会社 | 紙幣処理装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4322083Y1 (ja) * | 1965-09-09 | 1968-09-17 | ||
JPS4982374A (ja) * | 1972-12-11 | 1974-08-08 |
-
1979
- 1979-07-31 JP JP9753879A patent/JPS5622188A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4322083Y1 (ja) * | 1965-09-09 | 1968-09-17 | ||
JPS4982374A (ja) * | 1972-12-11 | 1974-08-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5622188A (en) | 1981-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3126656B2 (ja) | 紙幣処理機 | |
JP3336210B2 (ja) | 紙幣処理機 | |
EP0793201B1 (en) | Bill handling machine | |
JPS6334514B2 (ja) | ||
JP3197810B2 (ja) | 紙幣処理機 | |
JP2004102626A (ja) | 紙幣受入収納装置の収納装置駆動装置 | |
US4739982A (en) | Sheet separating apparatus | |
JPH0135378B2 (ja) | ||
JP4651957B2 (ja) | 紙幣処理機 | |
JPS5828633B2 (ja) | 紙葉類計数機における紙葉類束保持装置 | |
JPS586838Y2 (ja) | 紙葉類集積装置 | |
JPS632928Y2 (ja) | ||
JPH0317738B2 (ja) | ||
JPS5828629B2 (ja) | 紙葉類計数機 | |
JPS586837Y2 (ja) | 紙葉類処理装置 | |
JP2004107079A (ja) | 紙幣集積装置 | |
JPS632927Y2 (ja) | ||
JPS5863B2 (ja) | 紙幣類計数機における設定枚数区分け方法 | |
JP2519468Y2 (ja) | 紙葉類結束装置 | |
JPS586652B2 (ja) | ナンケンナドノ トリダシソウチ | |
JP3732536B2 (ja) | テープ送り装置 | |
JPS6382238A (ja) | 紙葉類取込み装置 | |
JPS5847069B2 (ja) | 紙葉類計数機の紙葉類保持装置 | |
JPS6116277Y2 (ja) | ||
JP3547571B2 (ja) | 紙幣取込み繰入れ装置 |