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JPS6329157Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6329157Y2
JPS6329157Y2 JP1983067226U JP6722683U JPS6329157Y2 JP S6329157 Y2 JPS6329157 Y2 JP S6329157Y2 JP 1983067226 U JP1983067226 U JP 1983067226U JP 6722683 U JP6722683 U JP 6722683U JP S6329157 Y2 JPS6329157 Y2 JP S6329157Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel injection
engine
actuator
rack rod
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983067226U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59544U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6722683U priority Critical patent/JPS59544U/ja
Publication of JPS59544U publication Critical patent/JPS59544U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6329157Y2 publication Critical patent/JPS6329157Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する分野〕 本考案は、デイーゼルエンジンの始動時に、燃
料噴射量を自動的に制限する燃料噴射ポンプに関
する。
〔従来技術の説明〕
寒冷時にデイーゼルエンジンを始動させる場
合、通常数秒ないし十秒位の間にわたり始動電動
機により駆動が行なわれる。その際エンジン回転
数が低いにもかかわらず、アクセルペダルを最大
に踏み込むと燃料噴射量が必要以上に多量とな
り、始動電動機の駆動直後に着火しない場合は、
燃焼室に未着火の液体燃料がたまる。そのため、
シリンダ内が漏れた状態になり、気化熱を奪われ
る等、始動の着火性に関してはかえつて逆効果と
なることがある。
〔考案の目的〕
本考案は、始動初期のエンジン回転数の低いと
きには、アクセルペダルが燃料噴射量が大きくな
るように操作されていても燃料噴射量を強制的に
少なくして、始動時の着火性を改善する簡単な構
成の装置を提供することを目的とする。
〔考案の特徴〕
本考案は、エンジンの回転数が一定値以下であ
つて、始動電動機が作動していることを電気的に
検出する回路手段を設け、また燃料噴射ポンプの
コントロール・ラツク棒に連結したアクチユエー
タを備え、上記回路手段に出力信号があるときに
はこのアクチユエータが上記コントロール・ラツ
ク棒を所定の値まで燃料減の方向に移動させるよ
うに制御するように構成されたことを特徴とす
る。
〔実施例による説明〕
次に図面に基づいて説明する。
図は本考案の実施例構造を示す構成図である。
図において、1は電源、2は始動スイツチであ
る。始動スイツチ2の片側は電源1に接続され、
他の片側はアンド回路9の一方の入力に与えられ
ている。始動電動機3は始動スイツチ2に接続さ
れ、始動スイツチ2が閉じると作動する。
図で4はエンジン、5はクランク・シヤフトに
連結され、噴射ポンプを駆動するためのギア、6
は燃料噴射ポンプ本体、7は回転センサーであ
る。噴射ポンプ本体6はエンジン4の側面に取り
付けられている。クランク・シヤフトに連結され
たギア5によつて駆動される噴射ポンプ本体6の
カム・シヤフトは、クランク・シヤフトの1/2の
速度で回転する。噴射ポンプ本体6内には、プラ
ンジヤやコントロール・ラツク棒等が配置されて
いる。コントロール・ラツク棒を左右に移動させ
ることにより、燃料の計量と燃料の加圧時期を決
定するための逃がしみぞと逃がし孔が設けられて
いるプランジヤを回転させ、プランジヤの一定の
実動行程に対して有効行程を変えることによつ
て、燃料の噴射量と噴射時期を微細に調節するこ
とができる。
回転センサー7はエンジン4の回転数を感知す
るように、クランク・シヤフトに連結されたギア
5に取り付けられている。回転センサー7からの
出力は速度検出回路8の入力に与えられている。
この速度検出回路8は、その入力電圧が一定値を
越えて低下したときのみ、その出力に電圧信号を
送出するよう構成されている回路である。すなわ
ち、速度検出回路8はエンジン4の回転数が一定
値以下となつたとき、出力に信号を送出するよう
構成されている。その一定値は車種や地域の気温
等を配慮して決定されるが、通常は毎分200ない
し300回転とされる。
速度検出回路8の出力はアンド回路9の他方の
入力に接続されている。アンド回路9の出力は、
リレー10の制御コイルに接続されている。燃料
噴射ポンプの燃料噴射量を制御するコントロー
ル・ラツク棒の端部にはアクチユエータ11が配
置され、このアクチユエータ11とコントロー
ル・ラツク棒とはアーム12により機械的に連結
される。アクチユエータ11の駆動電流は、上記
リレー10の接点を介して供給される。すなわ
ち、アンド回路9の出力に信号が送出されると、
リレー10が付勢されてアクチユエータ11に電
源1から電流が供給され、上記コントロール・ラ
ツク棒を燃料噴射量が小さい所定の値になるよう
に、強制的に移動させるように構成されている。
次にこのように構成された装置の動作を説明す
る。
車両の始動時に、始動スイツチ2を閉じ始動電
動機3を作動しているにもかかわらず、エンジン
4の回転数が一定値以下で上昇しないときは、速
度検出回路8から電圧信号が送出される。それに
よりアンド回路9から出力が送出されアクチユエ
ータ11が起動する。アクチユエータ11は、ア
クセルペダル操作による系統とは別系統の構造に
より、ポンプ本体6のコントロール・ラツク棒を
戻す方向に引き、プランジヤの有効行程を減ずる
ことによつて、燃料噴射量を着火し易い最少限度
まで減らすよう作動する。
一方、エンジン4の回転数が一定値以上に上昇
したときには、速度検出回路8からの出力がなく
なるので、たとえ始動スイツチ2が閉じられてい
ても、アクチユエータ11の作動が停止する。そ
のときは、アクセルペダルの操作はすべて調速機
13の調速作用を経て、ポンプ本体6のコントロ
ール・ラツク棒に伝えられる。
また逆に、運転中、エンジン4の回転数が一定
値以下に低下することがあつても、始動スイツチ
2が閉らない限りアクチユエータ11の起動がな
いので、アクセルペダルの操作で燃料噴射量を調
節し、エンジン4の回転速度を調節することがで
きる。
なお、上記例では、エンジンの回転数を検出す
る手段として回転センサーを用いたが、オイル・
プレツシヤーを検出手段として用いても同様に本
考案を実施することができる。
また、アクチユエータによつてポンプ本体のコ
ントロール・ラツク棒を燃料噴射量減少の方向へ
移動させる手段として、ソレノイドを用いた電気
的手段または空気式手段、あるいはラツク棒の最
大移動のストツパ位置を直接アクチユエータによ
り制限する手段等があるが、いずれによつても同
様に本考案を実施することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、アクセ
ルペダルが踏み込まれていても、始動時の燃料噴
射量を強制的に着火しやすい限度に制御する装置
が得られる。この装置は燃料噴射量を制御するコ
ントロール・ラツク棒に機械的に作用するアクチ
ユエータを装備すればよいので、燃料噴射量を増
量するための別のバルブを設ける装置に比べる
と、エンジンそのものの仕様を変更する必要がな
く、装置構造が簡単である優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案実施例構造を示す構成図。 1……電源、2……始動スイツチ、3……始動
電動機、4……エンジン、5……クランク・シヤ
フトに連結されたギア、6……燃料噴射ポンプ本
体、7……回転センサー、8……速度検出回路、
9……アンド回路、10……リレー、11……ア
クチユエータ、12……アーム、13……調速
機。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジンの回転数を電気的に検出する第一の手
    段と、 上記エンジンの始動電動機が作動中であること
    を電気的に検出する第二手段と、 を備え、 上記始動電動機が作動中には、上記エンジンの
    回転数に応じて燃料噴射量を自動的に制御する手
    段を備えた デイーゼルエンジンの燃料噴射ポンプにおい
    て、 上記第一の手段によりエンジンの回転数が一定
    値以下であることが検出され、かつ上記第二の手
    段により上記始動電動機が作動中であることが検
    出されているときに出力信号を送出する回路手段
    9を設け、 燃料噴射量を制御するコントロール・ラツク棒
    の位置を機械的に制御することができるアクチユ
    エータ11を備え、 このアクチユエータは上記回路手段に出力信号
    が送出されているときには上記コントロール・ラ
    ツク棒を燃料噴射量を所定の値まで減ずる方向に
    移動させるように構成されたことを特徴とする デイーゼルエンジンの燃料噴射ポンプ。
JP6722683U 1983-05-04 1983-05-04 デイ−ゼルエンジンの燃料噴射ポンプ Granted JPS59544U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6722683U JPS59544U (ja) 1983-05-04 1983-05-04 デイ−ゼルエンジンの燃料噴射ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6722683U JPS59544U (ja) 1983-05-04 1983-05-04 デイ−ゼルエンジンの燃料噴射ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59544U JPS59544U (ja) 1984-01-05
JPS6329157Y2 true JPS6329157Y2 (ja) 1988-08-05

Family

ID=30197423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6722683U Granted JPS59544U (ja) 1983-05-04 1983-05-04 デイ−ゼルエンジンの燃料噴射ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59544U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344630Y2 (ja) * 1985-09-13 1988-11-18
JPS6396380U (ja) * 1986-12-12 1988-06-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59544U (ja) 1984-01-05

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