JPS6154286B2 - - Google Patents
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- JPS6154286B2 JPS6154286B2 JP54119921A JP11992179A JPS6154286B2 JP S6154286 B2 JPS6154286 B2 JP S6154286B2 JP 54119921 A JP54119921 A JP 54119921A JP 11992179 A JP11992179 A JP 11992179A JP S6154286 B2 JPS6154286 B2 JP S6154286B2
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- transistors
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G1/00—Details of arrangements for controlling amplification
- H03G1/0005—Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
- H03G1/0017—Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid state elements of the amplifier
- H03G1/0023—Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid state elements of the amplifier in emitter-coupled or cascode amplifiers
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/30—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/45—Differential amplifiers
- H03F3/45071—Differential amplifiers with semiconductor devices only
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、シングルエンドの入力信号を差動出
力信号に変換するための信号変換回路に関する。
力信号に変換するための信号変換回路に関する。
このような信号変換回路として従来から差動増
幅器を構成する一対のトランジスタのベースに直
流バイアスを供給すると共に、その一方のベース
を交流的に接地し、その他方のベースに信号電圧
を加え、その両トランジスタのコレクタから差動
出力を得るようにしたものが周知である。このよ
うにバイアス回路を必要とすることは、回路構成
が複雑になると共に電源電圧の有効な利用が出来
ない。
幅器を構成する一対のトランジスタのベースに直
流バイアスを供給すると共に、その一方のベース
を交流的に接地し、その他方のベースに信号電圧
を加え、その両トランジスタのコレクタから差動
出力を得るようにしたものが周知である。このよ
うにバイアス回路を必要とすることは、回路構成
が複雑になると共に電源電圧の有効な利用が出来
ない。
そこでバイアス回路を必要としないで、電源電
圧を有効に利用するようにした第1図に示す回路
構成が提案されている。ダイオード1及び2の直
列接続に対して順方向にIoなる定電流が供給さ
れ、この2個のダイオード1及び2の直列回路で
生じる電圧降下がトランジスタ3のベース・エミ
ツタ接合とダイオード4の直列回路に加わるよう
になされる。このトランジスタ3のエミツタ及び
ダイオード4の接続点にisなる信号電流が供給
されると共に、ダイオード4の電圧降下がトラン
ジスタ5のベース・エミツタ接合に加えられる。
ダイオード1,2,4は、コレクタ・ベースが共
通接続されたトランジスタでもつて実現され、こ
れらダイオード1,2,4及びトランジスタ3,
5は、同一の半導体ウエハ上の集積回路化されて
いると共に、互いのエミツタ領域面積が等しいも
のとされている。従つて信号電流isがない場合
では、ダイオード1及び2の直列回路とトランジ
スタ3及びダイオード4の直列回路とトランジス
タ5との各々に等しくIoなる電流が流れる。ここ
で信号電流isが流れたときに、トランジスタ3
のコレクタ電流が(Io−i1)に変化したものと仮
定すると、ダイオード4を流れる電流従つてトラ
ンジスタ5のコレクタ電流が(Io−i1+is)とな
る。
圧を有効に利用するようにした第1図に示す回路
構成が提案されている。ダイオード1及び2の直
列接続に対して順方向にIoなる定電流が供給さ
れ、この2個のダイオード1及び2の直列回路で
生じる電圧降下がトランジスタ3のベース・エミ
ツタ接合とダイオード4の直列回路に加わるよう
になされる。このトランジスタ3のエミツタ及び
ダイオード4の接続点にisなる信号電流が供給
されると共に、ダイオード4の電圧降下がトラン
ジスタ5のベース・エミツタ接合に加えられる。
ダイオード1,2,4は、コレクタ・ベースが共
通接続されたトランジスタでもつて実現され、こ
れらダイオード1,2,4及びトランジスタ3,
5は、同一の半導体ウエハ上の集積回路化されて
いると共に、互いのエミツタ領域面積が等しいも
のとされている。従つて信号電流isがない場合
では、ダイオード1及び2の直列回路とトランジ
スタ3及びダイオード4の直列回路とトランジス
タ5との各々に等しくIoなる電流が流れる。ここ
で信号電流isが流れたときに、トランジスタ3
のコレクタ電流が(Io−i1)に変化したものと仮
定すると、ダイオード4を流れる電流従つてトラ
ンジスタ5のコレクタ電流が(Io−i1+is)とな
る。
ここで、ダイオード1及び2の順方向電圧降下
を夫々VBE1及びVBE2とし、トランジスタ3のベ
ース・エミツタ接合の電圧降下をVBE3とし、ダ
イオード4の順方向電圧降下をVBE4とすると、 (VBE1+VBE2)=(VBE3+VBE4)の関係から次式
が成立する。即ち kT/q(lnIo/Is+lnIo/Is)=kT/q (ln(Io−i1)/Is+ln(Io−i1+is)
/Is) 但し、Is:逆方向飽和電流、q:電子の電荷、
k:ボルツマン定数、T:絶対温度 上式から、 (Io≫is)の関係にあれば、(i1≒is/2) 従つて(Io≫is)の場合には Io−i1=Io−is/2 Io−i1+is=Io+is/2 となり、トランジスタ3及び5のコレクタから差
動出力電流を得ることができる。
を夫々VBE1及びVBE2とし、トランジスタ3のベ
ース・エミツタ接合の電圧降下をVBE3とし、ダ
イオード4の順方向電圧降下をVBE4とすると、 (VBE1+VBE2)=(VBE3+VBE4)の関係から次式
が成立する。即ち kT/q(lnIo/Is+lnIo/Is)=kT/q (ln(Io−i1)/Is+ln(Io−i1+is)
/Is) 但し、Is:逆方向飽和電流、q:電子の電荷、
k:ボルツマン定数、T:絶対温度 上式から、 (Io≫is)の関係にあれば、(i1≒is/2) 従つて(Io≫is)の場合には Io−i1=Io−is/2 Io−i1+is=Io+is/2 となり、トランジスタ3及び5のコレクタから差
動出力電流を得ることができる。
かかる第1図に示す構成の信号変換回路は、
(Io≫is)の条件が成立しない場合には、歪が発
生してしまう。バイアス用の定電流Ioを大きくす
るのは無駄である。
(Io≫is)の条件が成立しない場合には、歪が発
生してしまう。バイアス用の定電流Ioを大きくす
るのは無駄である。
上述の点を考慮し、回路構成が簡単で歪が原理
的に発生せず、低電圧電源で使用可能な信号変換
回路が先に提案されている。
的に発生せず、低電圧電源で使用可能な信号変換
回路が先に提案されている。
第2図にかかる信号変換回路の基本的構成が示
されている。6及び7は、直列接続されたダイオ
ード(コレクタ及びベースが共通接続されたトラ
ンジスタを用いる。以下に述ベるダイオードも同
様である。)を示し、ダイオード6及び7の直列
回路に対して定電流源8により2Ioなる定電流が
供給される。このダイオード7がトランジスタ9
のベース・エミツタ間に接続され、トランジスタ
9のコレクタにダイオード10を通じて定電流源
8が接続される。また、ダイオード6及び7の接
続点に信号電流isが供給される。11は、この
信号電流源を示している。更に、このダイオード
6及び7の接続点にエミツタ接地形のトランジス
タ12のベースが接続され、トランジスタ9のコ
レクタ及びダイオード10の接続点にトランジス
タ13のベースが接続される。
されている。6及び7は、直列接続されたダイオ
ード(コレクタ及びベースが共通接続されたトラ
ンジスタを用いる。以下に述ベるダイオードも同
様である。)を示し、ダイオード6及び7の直列
回路に対して定電流源8により2Ioなる定電流が
供給される。このダイオード7がトランジスタ9
のベース・エミツタ間に接続され、トランジスタ
9のコレクタにダイオード10を通じて定電流源
8が接続される。また、ダイオード6及び7の接
続点に信号電流isが供給される。11は、この
信号電流源を示している。更に、このダイオード
6及び7の接続点にエミツタ接地形のトランジス
タ12のベースが接続され、トランジスタ9のコ
レクタ及びダイオード10の接続点にトランジス
タ13のベースが接続される。
以上のダイオード6,7,10及びトランジス
タ9,12,13が共通の半導体ウエハー上に集
積回路化されており、例えば各素子のエミツタ領
域面積が互いに等しいものとされている。
タ9,12,13が共通の半導体ウエハー上に集
積回路化されており、例えば各素子のエミツタ領
域面積が互いに等しいものとされている。
かかる第2図の回路構成に依れば、図示のよう
な信号電流isが供給されたときに、トランジス
タ12,13の夫々のコレクタ電流として差動出
力電流(Io+1/2is)(Io−1/2is)を取り出す
ことが できる。第1図に示す回路構成と異なり、(Io≫
is)なる関係が成立しない場合でも歪が発生す
ることはない。また、差動増幅器を用いるのと比
べてバイアス回路が不要で構成を簡単化できると
共に、電源を有効利用でき、低電圧電源を使用す
ることができる。更にトランジスタ12とベース
を共通にする複数個の出力取出用トランジスタを
設けても、またトランジスタ13とベースを共通
にする複数個の出力取出用トランジスタを設けて
も信号電流が小さくなることがなく複数個の差動
出力電流を得ることができる。従つて1個のシン
グルエンドの信号電流を複数個の差動出力電流に
変換する場合に頗る有効である。
な信号電流isが供給されたときに、トランジス
タ12,13の夫々のコレクタ電流として差動出
力電流(Io+1/2is)(Io−1/2is)を取り出す
ことが できる。第1図に示す回路構成と異なり、(Io≫
is)なる関係が成立しない場合でも歪が発生す
ることはない。また、差動増幅器を用いるのと比
べてバイアス回路が不要で構成を簡単化できると
共に、電源を有効利用でき、低電圧電源を使用す
ることができる。更にトランジスタ12とベース
を共通にする複数個の出力取出用トランジスタを
設けても、またトランジスタ13とベースを共通
にする複数個の出力取出用トランジスタを設けて
も信号電流が小さくなることがなく複数個の差動
出力電流を得ることができる。従つて1個のシン
グルエンドの信号電流を複数個の差動出力電流に
変換する場合に頗る有効である。
かかる第2図に示す構成では、信号電流isが
加えられていない状態では、ダイオード6とダイ
オード10とに夫々等しくIoなる電流が流れるこ
とを前提としている。しかし、厳密には、ダイオ
ード6,7,10及びトランジスタ9の夫々に流
れるベース電流の影響によつて上述の2つのダイ
オードを流れる電流が等しくならなくなる。
加えられていない状態では、ダイオード6とダイ
オード10とに夫々等しくIoなる電流が流れるこ
とを前提としている。しかし、厳密には、ダイオ
ード6,7,10及びトランジスタ9の夫々に流
れるベース電流の影響によつて上述の2つのダイ
オードを流れる電流が等しくならなくなる。
第3図は、このベース電流による影響を説明す
るためのもので、ダイオード素子6,7,10の
夫々は、コレクタ・ベース間が接続されたトラン
ジスタによつて実現されている。まず、ダイオー
ド7を流れる電流をIoとすると、ダイオード7の
ベース・エミツタ間電圧VBE7とトランジスタ9
のベース・エミツタ間電圧VBE9と等しいので、
トランジスタ9のエミツタ電流もIoとなる。ダイ
オード7及びトランジスタ9のベース電流をIB
とすると、ベース電流及びコレクタ電流の和がエ
ミツタ電流となるから、ダイオード7のコレクタ
電流が(Io−IB)となり、トランジスタ9のコ
レクタ電流が(Io−IB)となる。したがつてダ
イオード6を流れる電流が(Io+IB)となり、
ダイオード10を流れる電流が(Io−IB)とな
る。このようにダイオード6及び10を流れる電
流には、2IBなるオフセツトが生じる。
るためのもので、ダイオード素子6,7,10の
夫々は、コレクタ・ベース間が接続されたトラン
ジスタによつて実現されている。まず、ダイオー
ド7を流れる電流をIoとすると、ダイオード7の
ベース・エミツタ間電圧VBE7とトランジスタ9
のベース・エミツタ間電圧VBE9と等しいので、
トランジスタ9のエミツタ電流もIoとなる。ダイ
オード7及びトランジスタ9のベース電流をIB
とすると、ベース電流及びコレクタ電流の和がエ
ミツタ電流となるから、ダイオード7のコレクタ
電流が(Io−IB)となり、トランジスタ9のコ
レクタ電流が(Io−IB)となる。したがつてダ
イオード6を流れる電流が(Io+IB)となり、
ダイオード10を流れる電流が(Io−IB)とな
る。このようにダイオード6及び10を流れる電
流には、2IBなるオフセツトが生じる。
今、第4図に示すように、ダイオード7及びト
ランジスタ9のエミツタの接続点にバイアス電圧
源14を接続し、トランジスタ15及び16から
なる差動アンプの定電流源17が動作できるよう
になし、信号変換回路からの出力電流をトランジ
スタ15及び16のベースに供給する構成とした
場合、前述のようなベース電流IBによる電流オ
フセツトΔIがトランジスタ15及び16のコレ
クタに生じる。定電流源17の定電流を2I1と
し、ダイオード6,10及びトランジスタ15,
16の夫々のベース・エミツタ間電圧をVBE6,
VBE10,VBE15,VBE16とすると、(VBE6+VBE1
5)=(VBE10+VBE16)の関係から次式が成立す
る。
ランジスタ9のエミツタの接続点にバイアス電圧
源14を接続し、トランジスタ15及び16から
なる差動アンプの定電流源17が動作できるよう
になし、信号変換回路からの出力電流をトランジ
スタ15及び16のベースに供給する構成とした
場合、前述のようなベース電流IBによる電流オ
フセツトΔIがトランジスタ15及び16のコレ
クタに生じる。定電流源17の定電流を2I1と
し、ダイオード6,10及びトランジスタ15,
16の夫々のベース・エミツタ間電圧をVBE6,
VBE10,VBE15,VBE16とすると、(VBE6+VBE1
5)=(VBE10+VBE16)の関係から次式が成立す
る。
kT/q(lnIo+IB/Is+lnI1−ΔI/Is
) =kT/q(lnIo−IB/Is+lnI1+ΔI/
Is) 上式から (Io+IB)(I1−ΔI) =(Io−IB)(I1+ΔI) ∴ΔI=IBI1/Io となる。このように、トランジスタ15及び16
からなる差動アンプを介して出力を取り出したと
きに、出力電流の直流成分にΔIなるオフセツト
が発生し、差動出力信号としては、不適切なるも
のとなる。然も、後述するように第4図と同様の
構成によつて利得制御回路を構成するときには、
定電流Io又はI1の少なくとも一方が可変され、し
たがつて利得制御によつてオフセツト量が変動し
てしまう欠点がある。
) =kT/q(lnIo−IB/Is+lnI1+ΔI/
Is) 上式から (Io+IB)(I1−ΔI) =(Io−IB)(I1+ΔI) ∴ΔI=IBI1/Io となる。このように、トランジスタ15及び16
からなる差動アンプを介して出力を取り出したと
きに、出力電流の直流成分にΔIなるオフセツト
が発生し、差動出力信号としては、不適切なるも
のとなる。然も、後述するように第4図と同様の
構成によつて利得制御回路を構成するときには、
定電流Io又はI1の少なくとも一方が可変され、し
たがつて利得制御によつてオフセツト量が変動し
てしまう欠点がある。
本発明は、上述の点を考慮してベース電流の影
響が除去された信号変換回路の提供を目的とする
ものである。
響が除去された信号変換回路の提供を目的とする
ものである。
以下、本発明を利得制御回路に適用した一実施
例について第5図〜第7図を参照して説明する。
全体の回路構成を示す第5図のように第1のダイ
オード6とダイオード7と第1のトランジスタ1
8のコレクタ・エミツタ通路との直列接続が定電
流供給点及び接地間に挿入され、第2のダイオー
ド10と第2のトランジスタ9のコレクタ・エミ
ツタ通路と第3のダイオード19との直列接続が
同様に定電流供給点及び接地の間に挿入される。
ダイオード6とダイオード7との接続点がトラン
ジスタ9のベースに接続されると共に、この接続
点が抵抗R1及びコンデンサ20を介して入力信
号電圧源21に接続される。またトランジスタ1
8のベースがトランジスタ9のエミツタに接続さ
れる。
例について第5図〜第7図を参照して説明する。
全体の回路構成を示す第5図のように第1のダイ
オード6とダイオード7と第1のトランジスタ1
8のコレクタ・エミツタ通路との直列接続が定電
流供給点及び接地間に挿入され、第2のダイオー
ド10と第2のトランジスタ9のコレクタ・エミ
ツタ通路と第3のダイオード19との直列接続が
同様に定電流供給点及び接地の間に挿入される。
ダイオード6とダイオード7との接続点がトラン
ジスタ9のベースに接続されると共に、この接続
点が抵抗R1及びコンデンサ20を介して入力信
号電圧源21に接続される。またトランジスタ1
8のベースがトランジスタ9のエミツタに接続さ
れる。
また、ダイオード6及び7の接続点がトランジ
スタ15のベースに接続され、トランジスタ9の
コレクタがトランジスタ16のベースに接続され
る。トランジスタ15及び16は、差動アンプを
構成し、そのエミツタ共通接続点に2I1なる定電
流源17が接続される。ここでダイオード6及び
7の接続点と接地間には、トランジスタ9及びダ
イオード19による電位差(VBE9+VBE19)が
存在し、したがつて特にバイアス電圧源を設けな
いでも、定電流源17を動作させることができ
る。差動アンプの一方のトランジスタ16のコレ
クタに負荷抵RLが接続されると共に、このコレ
クタが出力端子22として導出される。
スタ15のベースに接続され、トランジスタ9の
コレクタがトランジスタ16のベースに接続され
る。トランジスタ15及び16は、差動アンプを
構成し、そのエミツタ共通接続点に2I1なる定電
流源17が接続される。ここでダイオード6及び
7の接続点と接地間には、トランジスタ9及びダ
イオード19による電位差(VBE9+VBE19)が
存在し、したがつて特にバイアス電圧源を設けな
いでも、定電流源17を動作させることができ
る。差動アンプの一方のトランジスタ16のコレ
クタに負荷抵RLが接続されると共に、このコレ
クタが出力端子22として導出される。
なお、上述のダイオード6,7,10,19及
びトランジスタ9,15,16,18のエミツタ
領域の面積が例えば等しいものとなるようにこれ
らの素子が共通の半導体ウエハ上に集積回路化さ
れている。
びトランジスタ9,15,16,18のエミツタ
領域の面積が例えば等しいものとなるようにこれ
らの素子が共通の半導体ウエハ上に集積回路化さ
れている。
入力信号電圧viは、抵抗R1と信号源側からみ
た入力エンピーダンスZiとでもつて信号電流is
に変換されてからダイオード6及び7の接続点に
供給される。このときダイオード6及び10に
は、図示のように差動信号電流(Io−1/2is)及び (Io+1/2is)が流れる。このように差動信号電流 が発生することを第6図を参照して説明する。
た入力エンピーダンスZiとでもつて信号電流is
に変換されてからダイオード6及び7の接続点に
供給される。このときダイオード6及び10に
は、図示のように差動信号電流(Io−1/2is)及び (Io+1/2is)が流れる。このように差動信号電流 が発生することを第6図を参照して説明する。
今、信号電流源11によつて信号電流isが加
えられたときに、ダイオード6を通ずる電流が
(Io−i1)に変化したものと仮定する。このとき、
トランジスタ9のベースには、ベース電流(IB
+iB)が流れるので、ダイオード7を流れる電
流は、(Io−i1+is−IB−iB)でなければなら
ない。トランジスタ18のベースには、(IB+i
B)のベース電流が流れるので、そのエミツタ電
流は、(Io−i1+is)となる。トランジスタ18
のベース・エミツタ間にダイオード19が挿入さ
れているから、ダイオード19を通ずる電流も等
しく(Io−i1+is)となる。したがつてトランジ
スタ9のエミツタ電流がIo−i1+is+IB+iB)
となり、そのコレクタ電流即ちダイオード10を
通ずる電流が(Io−i1−is)となる。ダイオード
6及び10に対して供給される電流の総和は、
2Ioであるから (Io−i1)+(Io−i1−is)=2Io ∴i1=1/2is となり、ダイオード6及び10の夫々に(Io−1/2 is)及び(Io+1/2is)の差動信号電流が流れる のである。また、図示せずも、信号電流isが供
給されてない状態の各枝路の電流を第3図の場合
と同様に求めると、ダイオード6及び10の夫々
に等しくIoなる電流が流れる。このように、ベー
ス電流による電流オフセツトを含まない差動信号
電流を取り出すことができる。
えられたときに、ダイオード6を通ずる電流が
(Io−i1)に変化したものと仮定する。このとき、
トランジスタ9のベースには、ベース電流(IB
+iB)が流れるので、ダイオード7を流れる電
流は、(Io−i1+is−IB−iB)でなければなら
ない。トランジスタ18のベースには、(IB+i
B)のベース電流が流れるので、そのエミツタ電
流は、(Io−i1+is)となる。トランジスタ18
のベース・エミツタ間にダイオード19が挿入さ
れているから、ダイオード19を通ずる電流も等
しく(Io−i1+is)となる。したがつてトランジ
スタ9のエミツタ電流がIo−i1+is+IB+iB)
となり、そのコレクタ電流即ちダイオード10を
通ずる電流が(Io−i1−is)となる。ダイオード
6及び10に対して供給される電流の総和は、
2Ioであるから (Io−i1)+(Io−i1−is)=2Io ∴i1=1/2is となり、ダイオード6及び10の夫々に(Io−1/2 is)及び(Io+1/2is)の差動信号電流が流れる のである。また、図示せずも、信号電流isが供
給されてない状態の各枝路の電流を第3図の場合
と同様に求めると、ダイオード6及び10の夫々
に等しくIoなる電流が流れる。このように、ベー
ス電流による電流オフセツトを含まない差動信号
電流を取り出すことができる。
また、第6図から理解されるように、ダイオー
ド7を設けないで、ダイオード6及びトランジス
タ9のベースの接続点を直接にトランジスタ18
のコレクタに接続しても、同様の電流関係が保た
れる。したがつてダイオード7を接続すること
は、必ずしも必要でない。しかし、ダイオード7
を省略した場合、トランジスタ9のベース電位及
びコレクタ電位が等しいのに対してトランジスタ
18のベース電位及びコレクタ電位がトランジス
タ9のベース・エミツタ電圧降下分だけ差をもつ
ことになり、トランジスタ9及び18を全く等し
い条件で動作させることができなくなる。
ド7を設けないで、ダイオード6及びトランジス
タ9のベースの接続点を直接にトランジスタ18
のコレクタに接続しても、同様の電流関係が保た
れる。したがつてダイオード7を接続すること
は、必ずしも必要でない。しかし、ダイオード7
を省略した場合、トランジスタ9のベース電位及
びコレクタ電位が等しいのに対してトランジスタ
18のベース電位及びコレクタ電位がトランジス
タ9のベース・エミツタ電圧降下分だけ差をもつ
ことになり、トランジスタ9及び18を全く等し
い条件で動作させることができなくなる。
更に、上述のように発生した差動出力信号を次
段のトランジスタ15及び16のベースに供給し
た場合、この両トランジスタのベース電流によつ
てトランジスタ9のエミツタ電流及びダイオード
7を通じる電流が影響されて第6図に示すものと
異なつてくる。しかしながら、差動出力信号それ
自体は影響されない。
段のトランジスタ15及び16のベースに供給し
た場合、この両トランジスタのベース電流によつ
てトランジスタ9のエミツタ電流及びダイオード
7を通じる電流が影響されて第6図に示すものと
異なつてくる。しかしながら、差動出力信号それ
自体は影響されない。
第6図においては、トランジスタ9及び18の
ベース電流を等しいものとしている。この関係が
近似的に成立することを第7図を参照して説明す
る。
ベース電流を等しいものとしている。この関係が
近似的に成立することを第7図を参照して説明す
る。
まず、全てのトランジスタの電流増幅率をhfe
(1より充分大きい値である)とし、夫々のトラ
ンジスタに付された符号をIBに対してサフイツ
クスとして付加して対応するベース電流として表
わすと、コレクタ電流は、ベース電流のhfe倍で
あり、エミツタ電流は、ベース電流の(1+hf
e)倍であるから、各トランジスタに関するコレ
クタ電流及びエミツタ電流は、第7図に示すよう
になる。トランジスタ9のベース電流はIB9を中
心として他のトランジスタのベース電流の値を以
下に検討する。
(1より充分大きい値である)とし、夫々のトラ
ンジスタに付された符号をIBに対してサフイツ
クスとして付加して対応するベース電流として表
わすと、コレクタ電流は、ベース電流のhfe倍で
あり、エミツタ電流は、ベース電流の(1+hf
e)倍であるから、各トランジスタに関するコレ
クタ電流及びエミツタ電流は、第7図に示すよう
になる。トランジスタ9のベース電流はIB9を中
心として他のトランジスタのベース電流の値を以
下に検討する。
(1+hfe)IB10=hfeIB9
∴IB10≒IB9
(1+hfe)IB19=(1−hfe)IB18
∴IB18≒IB9
(1+hfe)IB18+IB18
=(1+hfe)IB9
IB9=(2+hfe)/(1+hfe)IB18≒IB9
(1+hfe)IB7=hfe IB18
∴IB7≒IB9
(1+hfe)IB6=(1+hfe)IB7
∴IB6≒IB9
上述のように、全てのトランジスタのベース電
流の大きさは、近似的に等しい値となる。勿論、
信号電流成分についても、この関係が成立する。
流の大きさは、近似的に等しい値となる。勿論、
信号電流成分についても、この関係が成立する。
さて、第5図に示すように信号電流isによつ
てトランジスタ15及び16のコレクタ電流が
(I1+ix)に変化したものと仮定すると、ダイオ
ード6及び10のベース・エミツタ間電圧降下V
BE6及びVBE10とトランジスタ15及び16のベ
ース・エミツタ間電圧降下VBE15及びVBE16の
夫々は となり、第4図の場合と同様に、(VBE6+VBE1
5)=(VBE10+VBE16)の関係があるので、 (Io−1/2is)(I1+ix) =(Io+1/2is)(I1−ix) ∴ix=I1/2Iois 出力信号電圧vp(直流分を含まない)は vp=RL ix=I1/2IoRL is となる。また、信号電流供給端を抵抗R1側から
見た入力インピーダンスZiは ここで(Io≫is)とすることにより Zi≒1/2 kT/qIo=re/2 となる。
てトランジスタ15及び16のコレクタ電流が
(I1+ix)に変化したものと仮定すると、ダイオ
ード6及び10のベース・エミツタ間電圧降下V
BE6及びVBE10とトランジスタ15及び16のベ
ース・エミツタ間電圧降下VBE15及びVBE16の
夫々は となり、第4図の場合と同様に、(VBE6+VBE1
5)=(VBE10+VBE16)の関係があるので、 (Io−1/2is)(I1+ix) =(Io+1/2is)(I1−ix) ∴ix=I1/2Iois 出力信号電圧vp(直流分を含まない)は vp=RL ix=I1/2IoRL is となる。また、信号電流供給端を抵抗R1側から
見た入力インピーダンスZiは ここで(Io≫is)とすることにより Zi≒1/2 kT/qIo=re/2 となる。
上式から明かなように、定電流Io又はI1の少な
くとも一方を可変することによつて利得制御を行
なうことができる。
くとも一方を可変することによつて利得制御を行
なうことができる。
上述の本発明に依れば、ベース電流によつて出
力直流電流にオフセツトが生じることを防止でき
る。勿論、本発明に依れば、第1図に示す構成と
異なり、原理的に歪を生じない信号変換回路を実
現できる。更に、上述実施例の利得制御回路は、
従来の利得制御回路のように差動アンプによつて
信号電圧を信号電流に変換するものでないから、
バイアス電圧源が不用である。従つて回路構成の
簡単化を図ることができると共に、電源電圧(+
Vcc)が低くても良好な利得制御が可能である。
同時に信号を電流として処理しているから、ダイ
ナミツクレンジを大きくとることができ、周波数
特性を良好とすることができる。また、出力電圧
vpに関する式から理解されるように、エミツタ
抵抗(re)が利得制御に及ぼす影響を小さくで
き、利得を上げやすい。
力直流電流にオフセツトが生じることを防止でき
る。勿論、本発明に依れば、第1図に示す構成と
異なり、原理的に歪を生じない信号変換回路を実
現できる。更に、上述実施例の利得制御回路は、
従来の利得制御回路のように差動アンプによつて
信号電圧を信号電流に変換するものでないから、
バイアス電圧源が不用である。従つて回路構成の
簡単化を図ることができると共に、電源電圧(+
Vcc)が低くても良好な利得制御が可能である。
同時に信号を電流として処理しているから、ダイ
ナミツクレンジを大きくとることができ、周波数
特性を良好とすることができる。また、出力電圧
vpに関する式から理解されるように、エミツタ
抵抗(re)が利得制御に及ぼす影響を小さくで
き、利得を上げやすい。
第8図は、本発明の適用された利得制御回路の
他の実施例を示す。この例では、夫々のエミツタ
及び接地間にI2の定電流源23,24が挿入され
たトランジスタ25,26が設けられ、夫々のベ
ースが前述と同様に差動出力電流の生じる点に接
続されている。このトランジスタ25,26の
夫々のエミツタに対してトランジスタ27,28
のベースが接続される。トランジスタ27,28
のコレクタには、ベースに所定のバイアス電圧源
29が共通に接続されたトランジスタ30,31
による電流通路が設けられると共に、このコレク
タに対してトランジスタ15,16のベースが接
続される。トランジスタ15,16と定電流源1
7によつて差動アンプが構成され、一方のトラン
ジスタ16のコレクタから出力端子22が導出さ
れている。
他の実施例を示す。この例では、夫々のエミツタ
及び接地間にI2の定電流源23,24が挿入され
たトランジスタ25,26が設けられ、夫々のベ
ースが前述と同様に差動出力電流の生じる点に接
続されている。このトランジスタ25,26の
夫々のエミツタに対してトランジスタ27,28
のベースが接続される。トランジスタ27,28
のコレクタには、ベースに所定のバイアス電圧源
29が共通に接続されたトランジスタ30,31
による電流通路が設けられると共に、このコレク
タに対してトランジスタ15,16のベースが接
続される。トランジスタ15,16と定電流源1
7によつて差動アンプが構成され、一方のトラン
ジスタ16のコレクタから出力端子22が導出さ
れている。
差動出力電流によつて生じるトランジスタ2
7,28のコレクタ電流をIx1及びIx2とし、トラ
ンジスタ25,26,27,28のベース・エミ
ツタ間電圧をVBE25,VBE26,VBE28とすると このように、トランジスタ27,28のコレク
タ27,28のコレクタ電流が差動信号電流とな
り、またトランジスタ30,31が接続されてい
るから、上述の一実施例と同様に利得制御回路が
実現され、出力電圧vpは、前出の式と同様の関
係で表わされる。
7,28のコレクタ電流をIx1及びIx2とし、トラ
ンジスタ25,26,27,28のベース・エミ
ツタ間電圧をVBE25,VBE26,VBE28とすると このように、トランジスタ27,28のコレク
タ27,28のコレクタ電流が差動信号電流とな
り、またトランジスタ30,31が接続されてい
るから、上述の一実施例と同様に利得制御回路が
実現され、出力電圧vpは、前出の式と同様の関
係で表わされる。
更に、第9図に示すように、トランジスタ18
のエミツタ及びダイオード19の接続点と接地間
にバイアス電圧源32を接続するようにしても良
い。このバイアス電圧源32によつて次段の差動
アンプ(トランジスタ15及び16からなる)の
定電流源としてトランジスタ33のエミツタ及び
接地間に抵抗34が挿入され、ダイオード35及
び接地間に抵抗36が挿入された構成のものを使
用することが可能となる。これらの抵抗34,3
6は、トランジスタ33及びダイオード35間で
の電流の平衡関係を保つために接続されている。
のエミツタ及びダイオード19の接続点と接地間
にバイアス電圧源32を接続するようにしても良
い。このバイアス電圧源32によつて次段の差動
アンプ(トランジスタ15及び16からなる)の
定電流源としてトランジスタ33のエミツタ及び
接地間に抵抗34が挿入され、ダイオード35及
び接地間に抵抗36が挿入された構成のものを使
用することが可能となる。これらの抵抗34,3
6は、トランジスタ33及びダイオード35間で
の電流の平衡関係を保つために接続されている。
以上の第8図及び第9図に示す本発明の他の実
施例及び更に他の実施例が前述せるのと同様の作
用効果を奏することは、容易に理解できよう。ま
た、定電流源としては、第9図に示すような電圧
源、ダイオード及びトランジスタからなる構成に
限らず、比較的大きな値の抵抗を用いても良い。
施例及び更に他の実施例が前述せるのと同様の作
用効果を奏することは、容易に理解できよう。ま
た、定電流源としては、第9図に示すような電圧
源、ダイオード及びトランジスタからなる構成に
限らず、比較的大きな値の抵抗を用いても良い。
第1図は従来の信号変換回路の一例の説明に用
いる接続図、第2図は先に提案されている信号変
換回路の接続図、第3図及び第4図はその説明に
用いる接続図、第5図は本発明を利得制御回路に
適用した一実施例の接続図、第6図及び第7図は
本発明の一実施例の説明に用いる接続図、第8図
は本発明の他の実施例の接続図、第9図は本発明
の更に他の実施例の部分的接続図である。 1,2,4,6,7,10,19,35はダイ
オード、8,17,23,24は定電流源、11
は入力信号電流源、21は入力信号電圧源、22
は出力端子である。
いる接続図、第2図は先に提案されている信号変
換回路の接続図、第3図及び第4図はその説明に
用いる接続図、第5図は本発明を利得制御回路に
適用した一実施例の接続図、第6図及び第7図は
本発明の一実施例の説明に用いる接続図、第8図
は本発明の他の実施例の接続図、第9図は本発明
の更に他の実施例の部分的接続図である。 1,2,4,6,7,10,19,35はダイ
オード、8,17,23,24は定電流源、11
は入力信号電流源、21は入力信号電圧源、22
は出力端子である。
Claims (1)
- 1 第1のダイオード素子と第1のトランジスタ
のコレクタ・エミツタ通路との直列接続が定電流
供給点及び基準電位点の間に挿入され、第2のダ
イオード素子と第2のトランジスタのコレクタ・
エミツタ通路と第3のダイオード素子との直列接
続が上記定電流供給点及び基準電位点の間に挿入
され、第1のトランジスタのコレクタと第2のト
ランジスタのベースが接続されると共に、第1の
トランジスタのベースと第2のトランジスタのエ
ミツタが接続され、第1のトランジスタのコレク
タと第2のトランジスタのベースとの接続点が信
号電流供給端となされ、第1のダイオード素子及
び第1のトランジスタのコレクタの接続点と第2
のダイオード素子及び第2のトランジスタのコレ
クタの接続点との夫々に第3及び第4のトランジ
スタのベースが接続され、第3及び第4のトラン
ジスタのエミツタに定電流源が接続され、第3及
び第4のトランジスタの夫々のエミツタ又はコレ
クタから出力を取り出すようにした信号変換回
路。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11992179A JPS5643808A (en) | 1979-09-18 | 1979-09-18 | Signal converting circuit |
US06/186,566 US4369411A (en) | 1979-09-18 | 1980-09-12 | Circuit for converting single-ended input signals to a pair of differential output signals |
NL8005179A NL191299C (nl) | 1979-09-18 | 1980-09-16 | Signaalomzetschakeling. |
DE19803034939 DE3034939A1 (de) | 1979-09-18 | 1980-09-16 | Signalwandlerschaltung |
GB8029810A GB2062390B (en) | 1979-09-18 | 1980-09-16 | Signal converting circuits |
AU62497/80A AU532024B2 (en) | 1979-09-18 | 1980-09-17 | Single-ended input to differential output |
CA000360429A CA1151738A (en) | 1979-09-18 | 1980-09-17 | Circuit for converting single-ended input signals to a pair of differential output signals |
FR8020126A FR2466136A1 (fr) | 1979-09-18 | 1980-09-18 | Convertisseur de signaux |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11992179A JPS5643808A (en) | 1979-09-18 | 1979-09-18 | Signal converting circuit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5643808A JPS5643808A (en) | 1981-04-22 |
JPS6154286B2 true JPS6154286B2 (ja) | 1986-11-21 |
Family
ID=14773467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11992179A Granted JPS5643808A (en) | 1979-09-18 | 1979-09-18 | Signal converting circuit |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4369411A (ja) |
JP (1) | JPS5643808A (ja) |
AU (1) | AU532024B2 (ja) |
CA (1) | CA1151738A (ja) |
DE (1) | DE3034939A1 (ja) |
FR (1) | FR2466136A1 (ja) |
GB (1) | GB2062390B (ja) |
NL (1) | NL191299C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0424583A (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-28 | Toshiba Corp | トリチウム計測装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4481483A (en) * | 1982-01-21 | 1984-11-06 | Clarion Co., Ltd. | Low distortion amplifier circuit |
US4514704A (en) * | 1983-08-26 | 1985-04-30 | Curtis Douglas R | Variable filter circuit |
US4737735A (en) * | 1986-07-25 | 1988-04-12 | Kampes Donald P | Phantom powered amplifier |
CA2055296C (en) * | 1990-12-11 | 1995-04-04 | Bruce James Wilkie | Analog image signal processor circuit for a multimedia system |
US6285259B1 (en) | 1999-04-21 | 2001-09-04 | Infineon Technologies North America Corp. | System and method for converting from single-ended to differential signals |
US6566961B2 (en) | 2001-03-30 | 2003-05-20 | Institute Of Microelectronics | Wide-band single-ended to differential converter in CMOS technology |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL7413448A (ja) * | 1974-10-14 | 1974-12-30 | ||
US4049977A (en) * | 1976-04-08 | 1977-09-20 | Rca Corporation | Phase-splitter |
-
1979
- 1979-09-18 JP JP11992179A patent/JPS5643808A/ja active Granted
-
1980
- 1980-09-12 US US06/186,566 patent/US4369411A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-09-16 DE DE19803034939 patent/DE3034939A1/de active Granted
- 1980-09-16 GB GB8029810A patent/GB2062390B/en not_active Expired
- 1980-09-16 NL NL8005179A patent/NL191299C/xx not_active IP Right Cessation
- 1980-09-17 CA CA000360429A patent/CA1151738A/en not_active Expired
- 1980-09-17 AU AU62497/80A patent/AU532024B2/en not_active Expired
- 1980-09-18 FR FR8020126A patent/FR2466136A1/fr active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0424583A (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-28 | Toshiba Corp | トリチウム計測装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2062390A (en) | 1981-05-20 |
CA1151738A (en) | 1983-08-09 |
GB2062390B (en) | 1984-03-21 |
FR2466136A1 (fr) | 1981-03-27 |
NL8005179A (nl) | 1981-03-20 |
DE3034939C2 (ja) | 1990-07-12 |
DE3034939A1 (de) | 1981-04-02 |
NL191299B (nl) | 1994-12-01 |
FR2466136B1 (ja) | 1984-05-18 |
NL191299C (nl) | 1995-05-01 |
AU532024B2 (en) | 1983-09-15 |
JPS5643808A (en) | 1981-04-22 |
AU6249780A (en) | 1981-04-09 |
US4369411A (en) | 1983-01-18 |
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