JPS6140827Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6140827Y2 JPS6140827Y2 JP1978053763U JP5376378U JPS6140827Y2 JP S6140827 Y2 JPS6140827 Y2 JP S6140827Y2 JP 1978053763 U JP1978053763 U JP 1978053763U JP 5376378 U JP5376378 U JP 5376378U JP S6140827 Y2 JPS6140827 Y2 JP S6140827Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- edge
- extension part
- construction
- construction board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 19
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建築物等の壁を連結係合構造により形
成する場合にその連結部端を改良した建築用板に
関する。 従来におけるこの種、建築用板は例えば第1図
に示す形状になつていた。すなわち、建築用板1
は金属薄板を横断面扁平チヤネル状に形成し、そ
の一端縁を外方に突出して差込縁2を設け、他端
縁を内方に折り曲げ、さらに外方に延ばして差込
溝3を設け、その下縁4をさらに外方に突出して
延長部5を形成したものである。図から明らかな
ように、延長部5が平板状の構造であるため建築
用板を連結した場合に、例えば釘頭等6と次にく
る建築用板1の差込縁2とが接触するため建築用
板1の長手方向全長に亘つて間隙が形成されるこ
とになる。また、延長部5は機械強度的には薄鉄
板、例えば0.27mmの板厚そのものであつたり、剪
断、引張りは非常に弱かつた。換言すれば、平板
に釘孔を設けるため応力集中がその部分で最大と
なり、容易に破断してしまう等の不利があつた。
さらに、連結部は平滑面同士の接触であり、壁形
成の際に前記平滑面に摩擦力が大きく働き、滑り
にくく施工に時間がかかる欠点があつた。また、
このような連結部は僅かな外力、特に壁に直角方
向から加わる風などによる外力力により離脱する
ことが多々あつた。 本考案はこのような欠点を除去すると共に、表
面意匠の向上と簡単な施工により連結部に間隙の
少ない、しかも連結部の機械強度を強化した建築
用板を提案するものである。 以下に、図面を用いて本考案に係る建築用板の
一実施例について詳細に説明する。なお、第1図
と相応する部分は同一符号を付する。第2図は本
考案に係る建築用板1の一例を示す斜視図であ
り、1は建築用板で金属薄板を横断面を扁平チヤ
ネル状としたものであり、1aは化粧面、2は差
込縁、3は差込溝、4は下縁、5は延長部であ
る。特にこの建築用板1においては、その表面側
の少なくとも化粧面1aと延長部5にランダムな
凹凸模様7を延長部5にも形成したものであり、
これは延長部5の機械強度の向上と、建築用板1
の連結の際に固着具6、例えば釘頭6aが連結構
造に悪い影響を与えないようにする機能をするた
めに設けたものである。即ち、ランダムな凹凸模
様7はエンボス加工によつて延長部5上に凹状部
8、凸状部9をランダムに分布したものである。
具体例としては凹状部8と凸状部9とが独立して
独立して存在したり、連続したり、混在した凹凸
模様7のいずれかである。この凹状部8の深さは
約0.1〜2mm位、その大きさは任意である。第3
図はこの建築用板を装着して壁を形成した場合の
一部分を示す縦断面図であり、胴縁10に建築用
板1を釘6を介して固設し、その後で建築用板1
の差込縁2を建築用板1の差込溝3に差込み連結
するものである。図から明らかなように釘6の釘
頭6aは完全に凹状部8の中に埋没し、建築用板
1の差込縁2と建築用板1の延長部5との接触部
分全長に亘つての空隙を形成することがない。ま
た凹凸状部の高低差が板厚と同様の如く、エンボ
ス時の加工硬化も付加されて機械強度が平板より
高くなる。 以上説明したのは本考案の一実施例にすぎず、
第4図a,b,cに示す形状に形成することもで
きる。すなわち、a図は延長部5の端縁を上方に
折り曲げた建築用板1であり、b図は下方に折り
曲げた建築用板1、c図は建築用板1全面に凹凸
加工による凹凸模様7を形成した建築用板1であ
る。 上述したように本考案に係る建築用板によれ
ば、建築用板連結構造において固着具による間隙
の形成が全くなく建築用壁の形成面を面一に仕上
げることができる特徴がある。また、薄金属板か
らなる建築用板の化粧面、延長部の機械強度を大
幅に強化できる特徴がある。さらに化粧面に形成
した凹凸模様は化粧面の表面意匠を改善するもの
として機能する利点がある。
成する場合にその連結部端を改良した建築用板に
関する。 従来におけるこの種、建築用板は例えば第1図
に示す形状になつていた。すなわち、建築用板1
は金属薄板を横断面扁平チヤネル状に形成し、そ
の一端縁を外方に突出して差込縁2を設け、他端
縁を内方に折り曲げ、さらに外方に延ばして差込
溝3を設け、その下縁4をさらに外方に突出して
延長部5を形成したものである。図から明らかな
ように、延長部5が平板状の構造であるため建築
用板を連結した場合に、例えば釘頭等6と次にく
る建築用板1の差込縁2とが接触するため建築用
板1の長手方向全長に亘つて間隙が形成されるこ
とになる。また、延長部5は機械強度的には薄鉄
板、例えば0.27mmの板厚そのものであつたり、剪
断、引張りは非常に弱かつた。換言すれば、平板
に釘孔を設けるため応力集中がその部分で最大と
なり、容易に破断してしまう等の不利があつた。
さらに、連結部は平滑面同士の接触であり、壁形
成の際に前記平滑面に摩擦力が大きく働き、滑り
にくく施工に時間がかかる欠点があつた。また、
このような連結部は僅かな外力、特に壁に直角方
向から加わる風などによる外力力により離脱する
ことが多々あつた。 本考案はこのような欠点を除去すると共に、表
面意匠の向上と簡単な施工により連結部に間隙の
少ない、しかも連結部の機械強度を強化した建築
用板を提案するものである。 以下に、図面を用いて本考案に係る建築用板の
一実施例について詳細に説明する。なお、第1図
と相応する部分は同一符号を付する。第2図は本
考案に係る建築用板1の一例を示す斜視図であ
り、1は建築用板で金属薄板を横断面を扁平チヤ
ネル状としたものであり、1aは化粧面、2は差
込縁、3は差込溝、4は下縁、5は延長部であ
る。特にこの建築用板1においては、その表面側
の少なくとも化粧面1aと延長部5にランダムな
凹凸模様7を延長部5にも形成したものであり、
これは延長部5の機械強度の向上と、建築用板1
の連結の際に固着具6、例えば釘頭6aが連結構
造に悪い影響を与えないようにする機能をするた
めに設けたものである。即ち、ランダムな凹凸模
様7はエンボス加工によつて延長部5上に凹状部
8、凸状部9をランダムに分布したものである。
具体例としては凹状部8と凸状部9とが独立して
独立して存在したり、連続したり、混在した凹凸
模様7のいずれかである。この凹状部8の深さは
約0.1〜2mm位、その大きさは任意である。第3
図はこの建築用板を装着して壁を形成した場合の
一部分を示す縦断面図であり、胴縁10に建築用
板1を釘6を介して固設し、その後で建築用板1
の差込縁2を建築用板1の差込溝3に差込み連結
するものである。図から明らかなように釘6の釘
頭6aは完全に凹状部8の中に埋没し、建築用板
1の差込縁2と建築用板1の延長部5との接触部
分全長に亘つての空隙を形成することがない。ま
た凹凸状部の高低差が板厚と同様の如く、エンボ
ス時の加工硬化も付加されて機械強度が平板より
高くなる。 以上説明したのは本考案の一実施例にすぎず、
第4図a,b,cに示す形状に形成することもで
きる。すなわち、a図は延長部5の端縁を上方に
折り曲げた建築用板1であり、b図は下方に折り
曲げた建築用板1、c図は建築用板1全面に凹凸
加工による凹凸模様7を形成した建築用板1であ
る。 上述したように本考案に係る建築用板によれ
ば、建築用板連結構造において固着具による間隙
の形成が全くなく建築用壁の形成面を面一に仕上
げることができる特徴がある。また、薄金属板か
らなる建築用板の化粧面、延長部の機械強度を大
幅に強化できる特徴がある。さらに化粧面に形成
した凹凸模様は化粧面の表面意匠を改善するもの
として機能する利点がある。
第1図は従来から使用されている建築用板の連
結部を示す斜視図、第2図、第3図は本考案に係
る建築用板の一実施例を示す斜視図と連結構造を
示す縦断面図、第4図a〜cはその他の実施例を
示す説明図である。 1……建築用板、2……差込縁、5……延長
部、7……凹凸模様、8……凹状部、9……凸状
部。
結部を示す斜視図、第2図、第3図は本考案に係
る建築用板の一実施例を示す斜視図と連結構造を
示す縦断面図、第4図a〜cはその他の実施例を
示す説明図である。 1……建築用板、2……差込縁、5……延長
部、7……凹凸模様、8……凹状部、9……凸状
部。
Claims (1)
- 横断面を扁平チヤネル状とした金属薄板の一側
端縁を外方に突出した差込縁と、他端縁を内方に
折り曲げ、さらに外方に突出せしめて差込溝、お
よびその下縁を外方に突出した延長部とを有する
建築用板において、少なくとも上記延長部表面お
よび化粧面に固着具の頭を埋没する深さからなる
ランダムな凹凸模様を形成したことを特徴とする
建築用板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978053763U JPS6140827Y2 (ja) | 1978-04-22 | 1978-04-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978053763U JPS6140827Y2 (ja) | 1978-04-22 | 1978-04-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54156419U JPS54156419U (ja) | 1979-10-31 |
JPS6140827Y2 true JPS6140827Y2 (ja) | 1986-11-20 |
Family
ID=28947264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978053763U Expired JPS6140827Y2 (ja) | 1978-04-22 | 1978-04-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6140827Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4844323A (ja) * | 1971-10-09 | 1973-06-26 | ||
JPS5132135B2 (ja) * | 1972-03-13 | 1976-09-10 | ||
JPS525869U (ja) * | 1975-06-27 | 1977-01-17 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5426649Y2 (ja) * | 1974-08-31 | 1979-09-03 |
-
1978
- 1978-04-22 JP JP1978053763U patent/JPS6140827Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4844323A (ja) * | 1971-10-09 | 1973-06-26 | ||
JPS5132135B2 (ja) * | 1972-03-13 | 1976-09-10 | ||
JPS525869U (ja) * | 1975-06-27 | 1977-01-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54156419U (ja) | 1979-10-31 |
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