JPS6128377B2 - - Google Patents
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- JPS6128377B2 JPS6128377B2 JP52146584A JP14658477A JPS6128377B2 JP S6128377 B2 JPS6128377 B2 JP S6128377B2 JP 52146584 A JP52146584 A JP 52146584A JP 14658477 A JP14658477 A JP 14658477A JP S6128377 B2 JPS6128377 B2 JP S6128377B2
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- exhaust gas
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Landscapes
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Catalysts (AREA)
Description
<産業上の利用分野>
この発明は排ガス浄化用の板状触媒の構造に関
する。 <従来の技術及びその問題点> 近時公害防止の点より、各種燃焼設備からの排
ガスを浄化することが望まれている。特に排ガス
中の窒素酸化物(以下NOXと称す)の除去のた
め種々の手段がとられている。その一つの手段と
して、排ガス中に還元剤例えばNH3(アンモニ
ア)を噴霧した後、この排ガスを触媒層を内蔵す
る脱硝触媒装置に導き、NOxとNH3を選択的に反
応させN2とH2Oにすることにより、NOxを無害
化する方法が採られている。この場合排ガス中に
煤塵を含むときは触媒装置にダストが堆積して機
能を低下させるという問題がある。そのため排ガ
ス流れについて抵抗の少ない装置が要望され、板
状の排ガス流に平行に設けた脱硝装置が使用され
ている。 しかし、板状触媒については触媒と基板との付
着力が弱いことにより触媒が剥離し脱落しやすい
という問題がある。これは単に付着力のみならず
塗布した触媒層と基板とが排ガス温度の変化によ
り膨張収縮がくりかえされ、触媒層に亀裂を発生
してより剥離脱落を助長しているものである。ま
た基板として金網を用いる手段もとられているが
剛性の不足、取付枠の加工、金網の取付が面倒で
あるという問題がある。 <発明の目的> この発明はこのような問題を解決するもので触
媒の付着が強固で、製作も容易な排ガス浄化用の
板状触媒の構造について提案することを目的とす
る。 <手段の概要> 要するにこの発明は、基板に触媒を付着させた
排ガス浄化用の板状触媒において、耐熱性繊維状
物質を混練した触媒を、多数の連通孔を有する金
属製の前記基板両面の全面に付着形成した板状触
媒であることを特徴とする。 <具体例> この発明を以下図面により説明する。第1図は
NOxを含む排ガスの流れるダクト1内に単位触
媒2を複数個横断して並べ列3を形成し、この列
を排ガス流れに沿つて脱硝装置を形成するダクト
1内に複数段設けた場合の横断面図である。単位
触媒2は複数個の板状触媒2aを並置して構成さ
れ、この板状触媒2a(第2図に示す)は基板4
の両面に触媒5を全面に付着させて形成されてい
る。このようにするとガス流れの抵抗は少なく、
かつダスト堆積の機会も少なく触媒は充分その機
能を発揮する機会をもつものである。 しかし発明においては触媒層の厚みはできるだ
け薄くしかも基板への付着力は大なる触媒層を形
成させようというものである。これは排ガスに対
する触媒の反応促進効果は単にその触媒表面積に
限られること並びに単位触媒の重量をできるだけ
軽量にしようという趣旨よりするものである。一
方、触媒としては鉱石粉やバナジウム、チタン、
鉄の合金の粉粒が使用されるが、これら自身には
付着力はなく結合剤(バインダー)と混練し基板
に薄く塗り付けまたは混練した液中に浸漬塗布す
るときその保持は主として機械的な力によるもの
であることから単になめらかな金属面とでは付着
力が弱い。また排ガス温度が300〜350℃もありボ
イラ等の負荷変動、起動停止により熱膨張収縮の
くりかえしがあるのでクラツクが入り剥離脱落す
るものである。 この発明における板状触媒の基板4の形状とし
ては第2図に示すような平板に限らず第5図第6
図に示すような屈曲した板をも含み、また平板を
ロールして溶接接続して筒状にし、多重筒に形成
する場合等を含むものである。また金網であつて
も適当に剛性をもつものも基板として使用できる
ことはいうまでもない。 また、この発明は多数の連通孔をもつ基板への
付着のよい触媒層を形成するため、触媒と耐熱性
の繊維状物質例えば無機質繊維、岩綿、栗イガ状
の微小体、極細金属線の切断片等を混練したもの
を使用することを提案するものである。これによ
り繊維状物質を触媒中に微細化して均一に分散さ
せ引張強度を向上させることができる。 なお多数の連通孔を有する基板に触媒を付着さ
せることにより熱による触媒材料の伸びと触媒の
伸び間の伸び差は小さくなりこれにより生ずる触
媒のクラツクは、連通孔の数に応じて小さなクラ
ツクで分散したものとすることができる。 この発明の一実施態様を第3図、第4図、第7
図に示すエキスパンドメタルを基板として使用し
た場合を例にとり説明する。エキスパンドメタル
とは薄金属板に千鳥配置に短い長さの切込みを与
え、この切込みに対して直角方向に引張力を与え
るとき形成される網目状の薄金属板である。その
平面図は網目を形成する金属細片部4aと空隙部
4bとよりなり、A−A断面図たる第4図に示す
ごとく4aは水平に対し傾斜したものとなつてい
る。基板をエキスパンドメタルにした場合連通孔
たる空隙部4bと傾斜して突起している金属細片
部4aとの組合せから板状触媒のガス流れによる
小渦流にもとづく板面の振動に対して抵抗は大と
なり、振動による触媒の剥離の機会は少なく、基
板に対する触媒の付着は確実かつ安定したものと
なる。 またこのように触媒が基板に保持される力は主
としてその基板表面状態による機械的保持の状態
により生ずることから、基板表面に金属溶射をし
て微小開放空洞をもつ粗面を形成させることは触
媒の剥離脱落を防止する効果をさらに大きいもの
とする。 第7図は発明者等が提案したSUS304(13Cr
鋼)にSUS304を溶射したときのエキスパンドメ
タルの表面部断面の部分を顕微鏡拡大した写真の
スケツチである。SUS304の基板4aにSUS304の
溶融金属滴による金属微小粒8が付着し生長しメ
タリコン層を形成し、しかも不規則な粗面と微小
開放空洞9を形成し、さらにこの内面に10μ級の
極微小金属滴による極微小金属粒10が付着して
いることが判る。従つて触媒と耐熱性の繊維11
を混合して基板に付着させると繊維がこれら極微
小金属粒10に引掛るほか、繊維11と触媒が一
体のものとなり微小開放空洞9内で固化し抜け出
し難い丈夫なものとなりかつその空洞形状が不正
規なことから一層触媒層の保持を強固なものとし
ている。一方熱膨張収縮のくりかえしにより触媒
層にクラツクが入つても触媒は繊維11で接続さ
れており脱落することはない。繊維は微小なも
の、やや長いものと混合したものを使用しても差
支えない。 繊維は耐熱耐食であれば何でもよいが材料とし
ては金属の毛細的寸法のワイヤの切断したもので
もよい。しかし実験の結果では無機質繊維が入手
使用容易の点よりよく、5〜10mm角に切つたガラ
ス繊維製布を切つたもの(例えば商品名カオウー
ル)を触媒と混練するときは繊維素にばらばらに
分解して視認できない状態のものとなり触媒層内
に混在させることができる。 このカオウールの混入量は約0.1〜10%(重
量)で充分な効果を生じ剥離がほとんどない。ま
たこの繊維の混入により触媒層の強度は大となり
耐摩耗の効果も生ずることが確認された。 また繊維の耐熱性については排ガスの温度条件
が300〜350℃であることよりして約500℃に耐
え、化学的には通常耐酸性のものであればよい。
また温度条件によつては500℃以下のものを選定
できる。 <試験例> 本願発明の効果を確認するために以下の試験を
行なつた。 (1) 試験に使用した触媒 触媒の形成はまず酸化チタン(TiO2)と酸化
モリブテン(MoO3)の200メツシユアンダーの
微粉を重量比Ti/Moを約9/1にし混合した
ものに水を加え、混練機で混練し、しかる後耐
熱性繊維状物質(カオウール)を添加し更に混
練し、触媒ペーストをつくる。ついでこのペー
ストをSUS304材等のエキスパンドメタル基板
(第3図、第4図、第7図に示す)に金属溶融
したものに加圧ローラで塗布し、更にプレスで
第5図に示す山形リブをもつ形状に形成する。
これを乾燥したのち焼成し板状触媒にする。 (2) 排ガスによる摩耗の試験 実験に際しては実機の場合と同様の条件とす
るために第8図に示すように複数枚の板状触媒
を6mmピツチにして箱形に形成し取付枠で囲み
単位触媒箱12とした。この箱形の単位触媒箱
を下記条件の排ガスの流れるダクト内に複数段
に位置させてその経過を観察した。 排ガスの条件: (イ) 排ガスの種類 石炭燃焼排ガス (ロ) ダスト濃度 15〜20g/Nm3 (ハ) 温度 350℃ (ニ) ガス流速 4m/s、6m/s、8m/s (ホ) 時間 2000hr 第1表はカオウールを添布したものと、しな
いものとの摩耗率を示すものである。 こゝに摩耗率とは下記のものを言う。 摩耗率(%)=テスト前の触媒重量(Kg/m2)−テスト後の触媒重量(Kg/m2)/テスト前1m2当りの触媒成
分量(Kg/m2)×100 この表よりカオウールを含む触媒は格段の効
果を収めることが判る。
する。 <従来の技術及びその問題点> 近時公害防止の点より、各種燃焼設備からの排
ガスを浄化することが望まれている。特に排ガス
中の窒素酸化物(以下NOXと称す)の除去のた
め種々の手段がとられている。その一つの手段と
して、排ガス中に還元剤例えばNH3(アンモニ
ア)を噴霧した後、この排ガスを触媒層を内蔵す
る脱硝触媒装置に導き、NOxとNH3を選択的に反
応させN2とH2Oにすることにより、NOxを無害
化する方法が採られている。この場合排ガス中に
煤塵を含むときは触媒装置にダストが堆積して機
能を低下させるという問題がある。そのため排ガ
ス流れについて抵抗の少ない装置が要望され、板
状の排ガス流に平行に設けた脱硝装置が使用され
ている。 しかし、板状触媒については触媒と基板との付
着力が弱いことにより触媒が剥離し脱落しやすい
という問題がある。これは単に付着力のみならず
塗布した触媒層と基板とが排ガス温度の変化によ
り膨張収縮がくりかえされ、触媒層に亀裂を発生
してより剥離脱落を助長しているものである。ま
た基板として金網を用いる手段もとられているが
剛性の不足、取付枠の加工、金網の取付が面倒で
あるという問題がある。 <発明の目的> この発明はこのような問題を解決するもので触
媒の付着が強固で、製作も容易な排ガス浄化用の
板状触媒の構造について提案することを目的とす
る。 <手段の概要> 要するにこの発明は、基板に触媒を付着させた
排ガス浄化用の板状触媒において、耐熱性繊維状
物質を混練した触媒を、多数の連通孔を有する金
属製の前記基板両面の全面に付着形成した板状触
媒であることを特徴とする。 <具体例> この発明を以下図面により説明する。第1図は
NOxを含む排ガスの流れるダクト1内に単位触
媒2を複数個横断して並べ列3を形成し、この列
を排ガス流れに沿つて脱硝装置を形成するダクト
1内に複数段設けた場合の横断面図である。単位
触媒2は複数個の板状触媒2aを並置して構成さ
れ、この板状触媒2a(第2図に示す)は基板4
の両面に触媒5を全面に付着させて形成されてい
る。このようにするとガス流れの抵抗は少なく、
かつダスト堆積の機会も少なく触媒は充分その機
能を発揮する機会をもつものである。 しかし発明においては触媒層の厚みはできるだ
け薄くしかも基板への付着力は大なる触媒層を形
成させようというものである。これは排ガスに対
する触媒の反応促進効果は単にその触媒表面積に
限られること並びに単位触媒の重量をできるだけ
軽量にしようという趣旨よりするものである。一
方、触媒としては鉱石粉やバナジウム、チタン、
鉄の合金の粉粒が使用されるが、これら自身には
付着力はなく結合剤(バインダー)と混練し基板
に薄く塗り付けまたは混練した液中に浸漬塗布す
るときその保持は主として機械的な力によるもの
であることから単になめらかな金属面とでは付着
力が弱い。また排ガス温度が300〜350℃もありボ
イラ等の負荷変動、起動停止により熱膨張収縮の
くりかえしがあるのでクラツクが入り剥離脱落す
るものである。 この発明における板状触媒の基板4の形状とし
ては第2図に示すような平板に限らず第5図第6
図に示すような屈曲した板をも含み、また平板を
ロールして溶接接続して筒状にし、多重筒に形成
する場合等を含むものである。また金網であつて
も適当に剛性をもつものも基板として使用できる
ことはいうまでもない。 また、この発明は多数の連通孔をもつ基板への
付着のよい触媒層を形成するため、触媒と耐熱性
の繊維状物質例えば無機質繊維、岩綿、栗イガ状
の微小体、極細金属線の切断片等を混練したもの
を使用することを提案するものである。これによ
り繊維状物質を触媒中に微細化して均一に分散さ
せ引張強度を向上させることができる。 なお多数の連通孔を有する基板に触媒を付着さ
せることにより熱による触媒材料の伸びと触媒の
伸び間の伸び差は小さくなりこれにより生ずる触
媒のクラツクは、連通孔の数に応じて小さなクラ
ツクで分散したものとすることができる。 この発明の一実施態様を第3図、第4図、第7
図に示すエキスパンドメタルを基板として使用し
た場合を例にとり説明する。エキスパンドメタル
とは薄金属板に千鳥配置に短い長さの切込みを与
え、この切込みに対して直角方向に引張力を与え
るとき形成される網目状の薄金属板である。その
平面図は網目を形成する金属細片部4aと空隙部
4bとよりなり、A−A断面図たる第4図に示す
ごとく4aは水平に対し傾斜したものとなつてい
る。基板をエキスパンドメタルにした場合連通孔
たる空隙部4bと傾斜して突起している金属細片
部4aとの組合せから板状触媒のガス流れによる
小渦流にもとづく板面の振動に対して抵抗は大と
なり、振動による触媒の剥離の機会は少なく、基
板に対する触媒の付着は確実かつ安定したものと
なる。 またこのように触媒が基板に保持される力は主
としてその基板表面状態による機械的保持の状態
により生ずることから、基板表面に金属溶射をし
て微小開放空洞をもつ粗面を形成させることは触
媒の剥離脱落を防止する効果をさらに大きいもの
とする。 第7図は発明者等が提案したSUS304(13Cr
鋼)にSUS304を溶射したときのエキスパンドメ
タルの表面部断面の部分を顕微鏡拡大した写真の
スケツチである。SUS304の基板4aにSUS304の
溶融金属滴による金属微小粒8が付着し生長しメ
タリコン層を形成し、しかも不規則な粗面と微小
開放空洞9を形成し、さらにこの内面に10μ級の
極微小金属滴による極微小金属粒10が付着して
いることが判る。従つて触媒と耐熱性の繊維11
を混合して基板に付着させると繊維がこれら極微
小金属粒10に引掛るほか、繊維11と触媒が一
体のものとなり微小開放空洞9内で固化し抜け出
し難い丈夫なものとなりかつその空洞形状が不正
規なことから一層触媒層の保持を強固なものとし
ている。一方熱膨張収縮のくりかえしにより触媒
層にクラツクが入つても触媒は繊維11で接続さ
れており脱落することはない。繊維は微小なも
の、やや長いものと混合したものを使用しても差
支えない。 繊維は耐熱耐食であれば何でもよいが材料とし
ては金属の毛細的寸法のワイヤの切断したもので
もよい。しかし実験の結果では無機質繊維が入手
使用容易の点よりよく、5〜10mm角に切つたガラ
ス繊維製布を切つたもの(例えば商品名カオウー
ル)を触媒と混練するときは繊維素にばらばらに
分解して視認できない状態のものとなり触媒層内
に混在させることができる。 このカオウールの混入量は約0.1〜10%(重
量)で充分な効果を生じ剥離がほとんどない。ま
たこの繊維の混入により触媒層の強度は大となり
耐摩耗の効果も生ずることが確認された。 また繊維の耐熱性については排ガスの温度条件
が300〜350℃であることよりして約500℃に耐
え、化学的には通常耐酸性のものであればよい。
また温度条件によつては500℃以下のものを選定
できる。 <試験例> 本願発明の効果を確認するために以下の試験を
行なつた。 (1) 試験に使用した触媒 触媒の形成はまず酸化チタン(TiO2)と酸化
モリブテン(MoO3)の200メツシユアンダーの
微粉を重量比Ti/Moを約9/1にし混合した
ものに水を加え、混練機で混練し、しかる後耐
熱性繊維状物質(カオウール)を添加し更に混
練し、触媒ペーストをつくる。ついでこのペー
ストをSUS304材等のエキスパンドメタル基板
(第3図、第4図、第7図に示す)に金属溶融
したものに加圧ローラで塗布し、更にプレスで
第5図に示す山形リブをもつ形状に形成する。
これを乾燥したのち焼成し板状触媒にする。 (2) 排ガスによる摩耗の試験 実験に際しては実機の場合と同様の条件とす
るために第8図に示すように複数枚の板状触媒
を6mmピツチにして箱形に形成し取付枠で囲み
単位触媒箱12とした。この箱形の単位触媒箱
を下記条件の排ガスの流れるダクト内に複数段
に位置させてその経過を観察した。 排ガスの条件: (イ) 排ガスの種類 石炭燃焼排ガス (ロ) ダスト濃度 15〜20g/Nm3 (ハ) 温度 350℃ (ニ) ガス流速 4m/s、6m/s、8m/s (ホ) 時間 2000hr 第1表はカオウールを添布したものと、しな
いものとの摩耗率を示すものである。 こゝに摩耗率とは下記のものを言う。 摩耗率(%)=テスト前の触媒重量(Kg/m2)−テスト後の触媒重量(Kg/m2)/テスト前1m2当りの触媒成
分量(Kg/m2)×100 この表よりカオウールを含む触媒は格段の効
果を収めることが判る。
【表】
(3) 機械的強度試験
機械的強度確認をする剥離率の試験として、
板状触媒を1m高さより鉄板上に10回落下させ
触媒の減量により計測したところ、金属溶射な
しのエキスパンドメタル基板についてカオウー
ル混入なしのものが平均45%の剥離率を示した
が、カオウール混入したものでは平均25%に低
下した。金属溶射した基板に触媒をプレス圧着
したものではカオウール混入なしで平均7%の
剥離率のものがカオウール混入したものでは平
均3%に低下するという効果を確認した。尚連
通孔なしのフラツトメタル基板では金属溶射を
して更にカオウールを混入しても殆んどの触媒
が剥離した。 (4) 加熱冷却の繰り返しによる剥離率試験 この試験に使用した装置は第9図に示すもの
で容器15は電気炉13内に位置し、容器15
内には冷却空気流れる方向にその面を平行して
複数の板状触媒14が取付けられる。加熱は電
気炉で一定温度まで上昇させるがその制御は符
号18で示す電気炉温度制御器で制御される。
所定温度に達すると冷却空気供給管路19の弁
16が開とされ圧力をもつ冷却空気が容器15
に供給される。その制御は触媒温度検知冷却空
気用弁制御器17によりされる。その温度条件
と昇降温速度は下記第2表に示すものである。
板状触媒を1m高さより鉄板上に10回落下させ
触媒の減量により計測したところ、金属溶射な
しのエキスパンドメタル基板についてカオウー
ル混入なしのものが平均45%の剥離率を示した
が、カオウール混入したものでは平均25%に低
下した。金属溶射した基板に触媒をプレス圧着
したものではカオウール混入なしで平均7%の
剥離率のものがカオウール混入したものでは平
均3%に低下するという効果を確認した。尚連
通孔なしのフラツトメタル基板では金属溶射を
して更にカオウールを混入しても殆んどの触媒
が剥離した。 (4) 加熱冷却の繰り返しによる剥離率試験 この試験に使用した装置は第9図に示すもの
で容器15は電気炉13内に位置し、容器15
内には冷却空気流れる方向にその面を平行して
複数の板状触媒14が取付けられる。加熱は電
気炉で一定温度まで上昇させるがその制御は符
号18で示す電気炉温度制御器で制御される。
所定温度に達すると冷却空気供給管路19の弁
16が開とされ圧力をもつ冷却空気が容器15
に供給される。その制御は触媒温度検知冷却空
気用弁制御器17によりされる。その温度条件
と昇降温速度は下記第2表に示すものである。
【表】
実験の結果は第11図に示す通りで本願発明
にかゝる板状触媒の剥離率(重量損失)の%は
極めて小さくカオウール混入の板状触媒につい
ては実質的に重量損失はない状態と言える。
尚、連通孔なしのフラツトメタルを基板とした
板状触媒は、はじめの1回目の加熱冷却で触媒
に大きなクラツクが入つてしまい、2回目の加
熱冷却により殆んどの触媒が脱落した。 (5) 触媒の活性度の試験(実験) 前記(4)の加熱冷却の繰返しによる触媒の活性
度に対する影響については第12図に示すよう
に影響は全くなかつた。 <実施例> 図面を用いて本発明の一実施例を以下に説明す
る。 第8図に示す板状触媒を収容した単位触媒箱
(触媒ブロツク)と同様の触媒ブロツクを積重ね
収容した脱硝装置の斜視図を第14図に示す。第
13図はこの脱硝装置を取付けした発電用ボイラ
プラントの構造を示す。押込送風機22から供給
される空気は空気予熱器23を通りボイラ24で
燃料を燃焼させて燃焼排ガスとなり節炭器25、
高温電気集塵機26を経由して流れ、脱硝反応装
置21で脱硝され、空気予熱器23、脱硝装置2
7を経由し煙突28より排出される。実用に供し
たボイラは500MW石炭焚ボイラでその運転条件
と脱硝性能は第3表に示すものである。 脱硝装置を設けた後長時間の運転をしたが脱硝
性能の低下及び触媒剥離摩耗は認められなかつ
た。板状触媒は6mm間隔のピツチで第8図に示す
ブロツク枠内に収容された。なおブロツクの占め
る空間の容積(触媒充填量)は110m3である。
にかゝる板状触媒の剥離率(重量損失)の%は
極めて小さくカオウール混入の板状触媒につい
ては実質的に重量損失はない状態と言える。
尚、連通孔なしのフラツトメタルを基板とした
板状触媒は、はじめの1回目の加熱冷却で触媒
に大きなクラツクが入つてしまい、2回目の加
熱冷却により殆んどの触媒が脱落した。 (5) 触媒の活性度の試験(実験) 前記(4)の加熱冷却の繰返しによる触媒の活性
度に対する影響については第12図に示すよう
に影響は全くなかつた。 <実施例> 図面を用いて本発明の一実施例を以下に説明す
る。 第8図に示す板状触媒を収容した単位触媒箱
(触媒ブロツク)と同様の触媒ブロツクを積重ね
収容した脱硝装置の斜視図を第14図に示す。第
13図はこの脱硝装置を取付けした発電用ボイラ
プラントの構造を示す。押込送風機22から供給
される空気は空気予熱器23を通りボイラ24で
燃料を燃焼させて燃焼排ガスとなり節炭器25、
高温電気集塵機26を経由して流れ、脱硝反応装
置21で脱硝され、空気予熱器23、脱硝装置2
7を経由し煙突28より排出される。実用に供し
たボイラは500MW石炭焚ボイラでその運転条件
と脱硝性能は第3表に示すものである。 脱硝装置を設けた後長時間の運転をしたが脱硝
性能の低下及び触媒剥離摩耗は認められなかつ
た。板状触媒は6mm間隔のピツチで第8図に示す
ブロツク枠内に収容された。なおブロツクの占め
る空間の容積(触媒充填量)は110m3である。
【表】
本実施例において、ボイラプラントの起動停止
によるガス温度の変動に伴い触媒成分が全体的に
膨張収縮をくりかえし触媒層にクラツクを生ずる
が、基板が連通孔を有することと、触媒層を形成
する触媒成分には耐熱性繊維状物質が混練されて
いるために、局部的に大きなクラツクの発生がな
く、微細なクラツクが触媒層表面に比較的均一に
分散して発生し、逆にこの微細なクラツクは触媒
として機能する触媒表面積の増大をもたらし、触
媒性能の向上に寄与するものである。 <発明の効果> この発明を実施することにより板状触媒の触媒
剥離防止の機能をいちゞるしく向上させ、耐摩耗
性の向上や強度増大、寿命の延長等種々の効果を
奏するとともに、触媒性能そのものの向上をもた
らすものである。
によるガス温度の変動に伴い触媒成分が全体的に
膨張収縮をくりかえし触媒層にクラツクを生ずる
が、基板が連通孔を有することと、触媒層を形成
する触媒成分には耐熱性繊維状物質が混練されて
いるために、局部的に大きなクラツクの発生がな
く、微細なクラツクが触媒層表面に比較的均一に
分散して発生し、逆にこの微細なクラツクは触媒
として機能する触媒表面積の増大をもたらし、触
媒性能の向上に寄与するものである。 <発明の効果> この発明を実施することにより板状触媒の触媒
剥離防止の機能をいちゞるしく向上させ、耐摩耗
性の向上や強度増大、寿命の延長等種々の効果を
奏するとともに、触媒性能そのものの向上をもた
らすものである。
第1図は板状触媒を用いた脱硝装置の縦断面
図、第2図は単位触媒の斜視図、第3図はエキス
パンドメタルの平面図、第4図は第3図のA−A
断面図、第5図、第6図は屈曲した板状触媒の基
板の形状を示す斜視図、第7図はこの発明の具体
例を示す金属溶射した基板に無機質繊維入りの触
媒を付着させたものの表面部の部分顕微鏡拡大の
写真のスケツチ、第8図は板状触媒を収容した単
位触媒箱(触媒ブロツク)の斜視図、、第9図は
加熱冷却の繰返し試験に使用した装置の説明図、
第10図は加熱冷却サイクルの温度と時間との説
明図、第11図は剥離率と加熱冷却サイクル数の
関係を示す図面、第12図は活性比と加熱冷却サ
イクル数の影響を示す図面、第13図は本発明の
一実施例を示すもので実用に供したボイラの系統
図、第14図は第13図に示す脱硝装置21の斜
視図である。 1……ダクト、2……単位触媒、2a……板状
触媒、3……単位触媒の列、4……基板、4a…
…基板の金属細片部、4b……空隙部(連通
孔)、5……触媒、8……金属微小粒、9……微
小開放空洞、10……極微小金属粒、11……無
機質繊維(微細連結片)、12……単位触媒箱、
21……脱硝装置。
図、第2図は単位触媒の斜視図、第3図はエキス
パンドメタルの平面図、第4図は第3図のA−A
断面図、第5図、第6図は屈曲した板状触媒の基
板の形状を示す斜視図、第7図はこの発明の具体
例を示す金属溶射した基板に無機質繊維入りの触
媒を付着させたものの表面部の部分顕微鏡拡大の
写真のスケツチ、第8図は板状触媒を収容した単
位触媒箱(触媒ブロツク)の斜視図、、第9図は
加熱冷却の繰返し試験に使用した装置の説明図、
第10図は加熱冷却サイクルの温度と時間との説
明図、第11図は剥離率と加熱冷却サイクル数の
関係を示す図面、第12図は活性比と加熱冷却サ
イクル数の影響を示す図面、第13図は本発明の
一実施例を示すもので実用に供したボイラの系統
図、第14図は第13図に示す脱硝装置21の斜
視図である。 1……ダクト、2……単位触媒、2a……板状
触媒、3……単位触媒の列、4……基板、4a…
…基板の金属細片部、4b……空隙部(連通
孔)、5……触媒、8……金属微小粒、9……微
小開放空洞、10……極微小金属粒、11……無
機質繊維(微細連結片)、12……単位触媒箱、
21……脱硝装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基板に触媒を付着させた排ガス浄化用の板状
触媒において、耐熱性繊維状物質を混練した触媒
を、多数の連通孔を有する金属製の前記基板両面
の全面に付着形成したことを特徴とする板状触
媒。 2 前記基板の両全面に金属溶射をして、粗面を
形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の板状触媒。 3 前記基板は耐熱性金属のエキスパンドメタル
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
たは第2項記載の板状触媒。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14658477A JPS5479188A (en) | 1977-12-08 | 1977-12-08 | Platelike catalyst |
US05/966,945 US4285838A (en) | 1977-12-08 | 1978-12-06 | Method of producing plate-shaped catalyst unit for NOx reduction of exhaust gas |
DE2853023A DE2853023C2 (de) | 1977-12-08 | 1978-12-07 | Plattenförmiger Katalysator und dessen Verwendung zum Reduzieren von NO↓x↓ in einem Abgas |
US06/254,600 US4455281A (en) | 1977-12-08 | 1981-04-16 | Plate-shaped catalyst unit for NOx reduction of exhaust gas |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14658477A JPS5479188A (en) | 1977-12-08 | 1977-12-08 | Platelike catalyst |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62093114A Division JPS62247838A (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | 板状触媒 |
JP63305912A Division JPH01207140A (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | 板状触媒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5479188A JPS5479188A (en) | 1979-06-23 |
JPS6128377B2 true JPS6128377B2 (ja) | 1986-06-30 |
Family
ID=15411000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14658477A Granted JPS5479188A (en) | 1977-12-08 | 1977-12-08 | Platelike catalyst |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5479188A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61193783U (ja) * | 1985-05-24 | 1986-12-02 | ||
JPS6210779U (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-22 | ||
JPS6270780U (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-06 | ||
JP3008187U (ja) * | 1994-08-23 | 1995-03-07 | 有限会社高芝ギムネ製作所 | 鳥獣威嚇具 |
WO1996014920A1 (en) * | 1994-11-15 | 1996-05-23 | Babcock-Hitachi Kabushiki Kaisha | Catalyst structure and gas purification apparatus |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59153877A (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-01 | Tateho Kagaku Kogyo Kk | セラミツク系針状繊維を含有する溶射材料 |
JPS59153876A (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-01 | Tateho Kagaku Kogyo Kk | セラミツク系針状繊維含有溶射皮膜でコ−テイングされた複合材料 |
JPH01207140A (ja) * | 1988-12-05 | 1989-08-21 | Babcock Hitachi Kk | 板状触媒 |
JP5140243B2 (ja) | 2005-08-29 | 2013-02-06 | バブコック日立株式会社 | 触媒用基材、触媒およびそれらの製造方法 |
CN102015104A (zh) * | 2008-03-25 | 2011-04-13 | 巴布考克日立株式会社 | 抑制铁化合物影响的排气净化催化剂 |
JP2010253366A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Babcock Hitachi Kk | 触媒構造体 |
JP6053363B2 (ja) | 2012-07-18 | 2016-12-27 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 触媒構造 |
Citations (11)
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US3969480A (en) * | 1971-06-02 | 1976-07-13 | Gould Inc. | Nickel base nox reducing catalytic structure |
JPS5248564A (en) * | 1975-10-17 | 1977-04-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Process for removing nitrogen oxides in exhaust gas of combustion |
JPS5265191A (en) * | 1975-11-25 | 1977-05-30 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Catalytic moldings |
JPS5284192A (en) * | 1976-01-06 | 1977-07-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Exhaust gas denitration catalyst |
JPS52103370A (en) * | 1976-02-27 | 1977-08-30 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Catalytic reactor |
JPS52110272A (en) * | 1976-03-15 | 1977-09-16 | Nippon Steel Chem Co Ltd | Removal of nitrogen oxides |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5199748U (ja) * | 1975-06-24 | 1976-08-10 |
-
1977
- 1977-12-08 JP JP14658477A patent/JPS5479188A/ja active Granted
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3969480A (en) * | 1971-06-02 | 1976-07-13 | Gould Inc. | Nickel base nox reducing catalytic structure |
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JPS4958093A (ja) * | 1972-10-06 | 1974-06-05 | ||
JPS5036385A (ja) * | 1973-08-03 | 1975-04-05 | ||
JPS50121188A (ja) * | 1974-03-12 | 1975-09-22 | ||
JPS50145382A (ja) * | 1974-05-15 | 1975-11-21 | ||
JPS5248564A (en) * | 1975-10-17 | 1977-04-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Process for removing nitrogen oxides in exhaust gas of combustion |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61193783U (ja) * | 1985-05-24 | 1986-12-02 | ||
JPS6210779U (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-22 | ||
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JP3008187U (ja) * | 1994-08-23 | 1995-03-07 | 有限会社高芝ギムネ製作所 | 鳥獣威嚇具 |
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JP2006015344A (ja) * | 1994-11-15 | 2006-01-19 | Babcock Hitachi Kk | 触媒構造体と被処理ガス浄化装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5479188A (en) | 1979-06-23 |
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