JPS61177818A - オ−バ−サンプリング形アナログ・デイジタル変換器 - Google Patents
オ−バ−サンプリング形アナログ・デイジタル変換器Info
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- JPS61177818A JPS61177818A JP1850685A JP1850685A JPS61177818A JP S61177818 A JPS61177818 A JP S61177818A JP 1850685 A JP1850685 A JP 1850685A JP 1850685 A JP1850685 A JP 1850685A JP S61177818 A JPS61177818 A JP S61177818A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は信号周波数と比較して非常に高い周波数で変換
動作を行うことによって、高い変換精度を実現するオー
バーサンプリング形アナログ・ディジタル変換器(以後
A/D変換器と略称する)に係り、特に集積回路に適し
かつ小形で経済的に高精度A/D変換を行うことができ
るオーバーサンプリング形A/D変換器に関するもので
るる。 〔従来の技術J アナログ信号全サンプリングする場合、ナイキストの定
理にニジ信号周波数帯域(fBw)に対して2倍のサン
プリング周波数(fs)’を設定すれば原信号が再生で
きることが知られている。したがって、一般的なA/D
変換器のサンプリング1波数(fs)は信号周波数帯域
(few)の2倍程度に選ばれている。 これに対してオーバーサンプリング形A/D変換器はサ
ンプリング1j波数(fs) ′に信号周波数帯域(f
bw)の2倍より高い周波数に設定することに工って変
換精度の向上を図るものでるる。 ぞして、A/’D変換器の変換誤差にサンプリングした
アナログ信号をディジタル信号に量子化する場合に発生
する。この量子化誤差に入力電圧と量子化された電圧と
の差でるり、最小量子化電圧(Vq)に対して士−Vq
の振幅範囲内のラングム値である。このため、を子化
誤差によって発生する量子化雑音の周波数スペクトルに
一!−fsの帯域内に一様に分布するものとなる。 第8図に±1vの範囲内で量子化誤差が発生する場合の
量子化雑音の周波数スペクトル分布を示す。この@8図
は横軸にFREQ、(KHz)、 縦軸にLEVEL
(dB ) tとって表わし次量子化雑音の周波数ス
ペクトル分布特性を示す特性図でるる。 友だし、fs=2048KHz 、0dB= 1Vo
p 。 スペクトル幅500Hzでるる。 そして、量子化雑音電力の総和は雑音振幅で決まるので
、サンプリング周波数(fa)が高いほど広い帯域に雑
音は分散して各スペクトルのレベルは低下する。ここで
、信号周波数帯域fBw=16KHz、サンプリングl
!I#L数fs=2048KHzとして16KHz以上
の量子化雑音全フィルタで除去すれば、信号帯域内に残
る量子化雑音電力に2・f mw/fs = 1/64
に低減さレル。 つt9、ナイキストの定理から決まるサンプリング周波
数(fa)に対して64倍にオーバーサンプリング化す
ることによって量子化雑音電力は1/64倍に低減され
S/N比として約18 dB改善される効果がめる。こ
のS/N比改善効果はAβ変換回路の量子化分解能t8
倍(3ヒ一ツト分〕だけ高めたことと等価でるる〇 つぎに、ムーΣ形オーバーサンプリングA/D変換器と
呼ばnる構成のもの全第10図に示す。 そしで、このΔ−Σ形オーバーサンプリングD/A変換
器としては、例えば、下記文献記載のものかめる。 アイイーイーイー ジャーナル オプ ソリッドステイ
ト サーキット (IEh:E JOURNAi、O
F 5OLID−5TATE CIRCUI:TS
AUGUST 1981 VOL−8C−16A4
、T−Miaawa 、 J−E、1wersen
。 ’ Single−Chip per Chann
el Codecwith Filters U
tilizing Δ−ΣModulation“
PP 333−341 )。 この第10図において、1は信号入力端子、2は信号出
力端子、3に量子化器、4はディジタル・アナログ変換
回路(以下、D/A変換回路と略称する)、5は積分回
路、5−1 はこの積分回路5全構成する積分器、6は
7JrJ算器、7は量子化器3の出力端とD/A変換回
路4との間に挿入された遅延回路でるる。そして、この
第10図は積分回路5によって量子化雑音が高周波域に
より多く分布するように工夫されたもので、信号出力端
子2に現れる雑音スペクトル分布特性を第9図に示す。 この第9図は第10図における量子化器3が第8図に示
−j″特性の場合と同様に±IVの′il!、F!!i
で量子化誤差電圧を発生するときの特性で、fs=20
48KHz 、0dB= 1Vop、 スペクトル幅
=500Hzの条件で算出したものである。 この第8図と@9図を比較すると明らかなように、第9
図の方が低周波域で雑音レベルか低く、高周波域で雑音
レベルが高くなっている。したがって、単にサンプリン
グ周波数(fs) t−高める方法工りS/N比の改善
効果は大きい。 そして、第10図の積分回路5は1個の積分器5−1で
構成(1重積分形)されているが、2重積分形の構成を
示す第11図における積分回路5は2個の積分器5−2
.5−4と加算器5−3で構成されている。この第11
図に示す構成は第10図に示す構成のものより、量子化
雑音が低周波域でより低減される。なお、この第11図
において第10図と同一符号のものは相当部分を示す。 この第10図および第11図において、7は量子化器3
の出力端とD/A変換回路4との間に挿入された遅延回
路でろり、T=l/fsの遅延時間音もっている。また
、太線部分はディジタル信号であることを示しており、
量子化器3の出力をD/A変換回路4によってアナログ
値に復元している。そして、量子化器30発生する量子
化雑音電圧t” VqN+積分回路5の伝達特性” H
(Z)とした場合の信号出力端子2に現われる雑音電圧
vTNは(1)式のZ関数で表現される。 VrN−vqN/(]+Z−’・H(z)) ”(
1)ただし、z−1=e−jd、ω=2πf 、T=
l/fsでろる。 ここで、雑音電圧vT9が、@10図および第11図に
示すA/D変換器の変換誤差に1って生じる雑音電圧で
ある。そして第10図の積分回路5の伝達特性H(z)
U H(z)= 1/(1−Z−1) 、第11図の
積分回路5の伝達特性H(2)にHH=(2−Z−1)
/(1−Z−1)2 で61−ら、(1)式代入すると
第10図、第11図における雑音電圧VTllにそれぞ
れ(2) 、 (3)式で求められる。 VTN = Vqs ・(1−Z−1) ”・
(2)vTN=vqN・(l−2−1)2・・・・(3
)(1−Z−1’)の周波数特性ニ(4)式で求められ
る。 (1−Z−’)=l−e−J”=2虐(πf/fs)・
・・・(4) そして、量子化雑音電圧vqNは、fs/2 の帯域
内に一様のレベルで分布する白色雑音でめるから、(4
)式の周波数特性から明らかなように雑音電圧VTNの
低い8彼数成分はどレベルが低いことがわかる。ま九、
第8図、第9図に示す雑音スペクトル分布特性の関係か
ら、サンプリング周波数(fs)を高めたことによって
量子化雑音v9Nが広帯域に分散して雑音レベルが低下
するのに加えて、(2)(3)式の示す周波数特性で低
周波の雑音レベルは低下することがわかる。 このように、雑音の周波数分布特性を変えて3/N比全
改善するA/D変換器をノイズ・シェイピング形と呼ん
でいる。具体的に第10図に示す構成では、f BW
= 16KHz 、 fs = 2048 K)rzと
すると、(2)式より帯域内雑音レベルは約31dB減
衰する。前記したように、量子化雑音が広帯域に分散す
ることによるS/N比改善効果18dBと合わせると、
第10図に示す構成によるS/N比改善効果は約49
dBでるる。 一方、第10図および第11図に示す構成において、積
分器5−1.5−2.5−4は演算増幅器を用いて実現
するのが一般的でるり、量子化器3やD/A変換回路4
に比較して動作速度が低い。 そのため、積分器の動作速度ズ・τ交配的にサンプリン
グ周波数(fs)の上限を決定することになる。 第11図では積分回路
動作を行うことによって、高い変換精度を実現するオー
バーサンプリング形アナログ・ディジタル変換器(以後
A/D変換器と略称する)に係り、特に集積回路に適し
かつ小形で経済的に高精度A/D変換を行うことができ
るオーバーサンプリング形A/D変換器に関するもので
るる。 〔従来の技術J アナログ信号全サンプリングする場合、ナイキストの定
理にニジ信号周波数帯域(fBw)に対して2倍のサン
プリング周波数(fs)’を設定すれば原信号が再生で
きることが知られている。したがって、一般的なA/D
変換器のサンプリング1波数(fs)は信号周波数帯域
(few)の2倍程度に選ばれている。 これに対してオーバーサンプリング形A/D変換器はサ
ンプリング1j波数(fs) ′に信号周波数帯域(f
bw)の2倍より高い周波数に設定することに工って変
換精度の向上を図るものでるる。 ぞして、A/’D変換器の変換誤差にサンプリングした
アナログ信号をディジタル信号に量子化する場合に発生
する。この量子化誤差に入力電圧と量子化された電圧と
の差でるり、最小量子化電圧(Vq)に対して士−Vq
の振幅範囲内のラングム値である。このため、を子化
誤差によって発生する量子化雑音の周波数スペクトルに
一!−fsの帯域内に一様に分布するものとなる。 第8図に±1vの範囲内で量子化誤差が発生する場合の
量子化雑音の周波数スペクトル分布を示す。この@8図
は横軸にFREQ、(KHz)、 縦軸にLEVEL
(dB ) tとって表わし次量子化雑音の周波数ス
ペクトル分布特性を示す特性図でるる。 友だし、fs=2048KHz 、0dB= 1Vo
p 。 スペクトル幅500Hzでるる。 そして、量子化雑音電力の総和は雑音振幅で決まるので
、サンプリング周波数(fa)が高いほど広い帯域に雑
音は分散して各スペクトルのレベルは低下する。ここで
、信号周波数帯域fBw=16KHz、サンプリングl
!I#L数fs=2048KHzとして16KHz以上
の量子化雑音全フィルタで除去すれば、信号帯域内に残
る量子化雑音電力に2・f mw/fs = 1/64
に低減さレル。 つt9、ナイキストの定理から決まるサンプリング周波
数(fa)に対して64倍にオーバーサンプリング化す
ることによって量子化雑音電力は1/64倍に低減され
S/N比として約18 dB改善される効果がめる。こ
のS/N比改善効果はAβ変換回路の量子化分解能t8
倍(3ヒ一ツト分〕だけ高めたことと等価でるる〇 つぎに、ムーΣ形オーバーサンプリングA/D変換器と
呼ばnる構成のもの全第10図に示す。 そしで、このΔ−Σ形オーバーサンプリングD/A変換
器としては、例えば、下記文献記載のものかめる。 アイイーイーイー ジャーナル オプ ソリッドステイ
ト サーキット (IEh:E JOURNAi、O
F 5OLID−5TATE CIRCUI:TS
AUGUST 1981 VOL−8C−16A4
、T−Miaawa 、 J−E、1wersen
。 ’ Single−Chip per Chann
el Codecwith Filters U
tilizing Δ−ΣModulation“
PP 333−341 )。 この第10図において、1は信号入力端子、2は信号出
力端子、3に量子化器、4はディジタル・アナログ変換
回路(以下、D/A変換回路と略称する)、5は積分回
路、5−1 はこの積分回路5全構成する積分器、6は
7JrJ算器、7は量子化器3の出力端とD/A変換回
路4との間に挿入された遅延回路でるる。そして、この
第10図は積分回路5によって量子化雑音が高周波域に
より多く分布するように工夫されたもので、信号出力端
子2に現れる雑音スペクトル分布特性を第9図に示す。 この第9図は第10図における量子化器3が第8図に示
−j″特性の場合と同様に±IVの′il!、F!!i
で量子化誤差電圧を発生するときの特性で、fs=20
48KHz 、0dB= 1Vop、 スペクトル幅
=500Hzの条件で算出したものである。 この第8図と@9図を比較すると明らかなように、第9
図の方が低周波域で雑音レベルか低く、高周波域で雑音
レベルが高くなっている。したがって、単にサンプリン
グ周波数(fs) t−高める方法工りS/N比の改善
効果は大きい。 そして、第10図の積分回路5は1個の積分器5−1で
構成(1重積分形)されているが、2重積分形の構成を
示す第11図における積分回路5は2個の積分器5−2
.5−4と加算器5−3で構成されている。この第11
図に示す構成は第10図に示す構成のものより、量子化
雑音が低周波域でより低減される。なお、この第11図
において第10図と同一符号のものは相当部分を示す。 この第10図および第11図において、7は量子化器3
の出力端とD/A変換回路4との間に挿入された遅延回
路でろり、T=l/fsの遅延時間音もっている。また
、太線部分はディジタル信号であることを示しており、
量子化器3の出力をD/A変換回路4によってアナログ
値に復元している。そして、量子化器30発生する量子
化雑音電圧t” VqN+積分回路5の伝達特性” H
(Z)とした場合の信号出力端子2に現われる雑音電圧
vTNは(1)式のZ関数で表現される。 VrN−vqN/(]+Z−’・H(z)) ”(
1)ただし、z−1=e−jd、ω=2πf 、T=
l/fsでろる。 ここで、雑音電圧vT9が、@10図および第11図に
示すA/D変換器の変換誤差に1って生じる雑音電圧で
ある。そして第10図の積分回路5の伝達特性H(z)
U H(z)= 1/(1−Z−1) 、第11図の
積分回路5の伝達特性H(2)にHH=(2−Z−1)
/(1−Z−1)2 で61−ら、(1)式代入すると
第10図、第11図における雑音電圧VTllにそれぞ
れ(2) 、 (3)式で求められる。 VTN = Vqs ・(1−Z−1) ”・
(2)vTN=vqN・(l−2−1)2・・・・(3
)(1−Z−1’)の周波数特性ニ(4)式で求められ
る。 (1−Z−’)=l−e−J”=2虐(πf/fs)・
・・・(4) そして、量子化雑音電圧vqNは、fs/2 の帯域
内に一様のレベルで分布する白色雑音でめるから、(4
)式の周波数特性から明らかなように雑音電圧VTNの
低い8彼数成分はどレベルが低いことがわかる。ま九、
第8図、第9図に示す雑音スペクトル分布特性の関係か
ら、サンプリング周波数(fs)を高めたことによって
量子化雑音v9Nが広帯域に分散して雑音レベルが低下
するのに加えて、(2)(3)式の示す周波数特性で低
周波の雑音レベルは低下することがわかる。 このように、雑音の周波数分布特性を変えて3/N比全
改善するA/D変換器をノイズ・シェイピング形と呼ん
でいる。具体的に第10図に示す構成では、f BW
= 16KHz 、 fs = 2048 K)rzと
すると、(2)式より帯域内雑音レベルは約31dB減
衰する。前記したように、量子化雑音が広帯域に分散す
ることによるS/N比改善効果18dBと合わせると、
第10図に示す構成によるS/N比改善効果は約49
dBでるる。 一方、第10図および第11図に示す構成において、積
分器5−1.5−2.5−4は演算増幅器を用いて実現
するのが一般的でるり、量子化器3やD/A変換回路4
に比較して動作速度が低い。 そのため、積分器の動作速度ズ・τ交配的にサンプリン
グ周波数(fs)の上限を決定することになる。 第11図では積分回路
【2個直列に使用しており第10
図に示す構成のものに対して2倍の処理時間を要するの
で、サンプリング周波数(fs)の上限は約1/2に制
限される。そのため、積分回路を2個直列に接銃してS
ハ比を改善してもその効果は半減してしまう。具体的に
、fBW”16KHz 、fs= 1024 KHzと
して第11図のS/N比改善効果を求めると、量子化雑
音が広帯域に分散することによる改善効果が約15dB
。 ノイズ・シェイピングによる改善効果が(3)式より約
47dBで合計62dBでるる。そして、第1O図の構
成ではS/N比改嵜効果が49 dBでろつfcから、
13 dBだけ第11図の方が改善効果が大きいことに
なる。 そして、量子化器の分解能がNqビット、信号電圧範囲
t±1.とじた場合の量子化誤差の2乗平均値vqN2
ハT2−(22−Nq)2テ、ヒークレヘルの正弦波の
平均電圧n 17y’i でろる力・ら、そのSハ比は
lo top ((2□−N9)2) CaB :]と
なる。つまり、量子化器のみのS/N比に5x(N(1
−1j+1.s [dB) の式で求められる。第1
1図に示す構成ではSハ此の改善は前記したように62
dB (fBw= 16KHz 、 f s= 102
4KHz )でめったから、量子化器の分解能を2ビツ
トとし7’C場合(D/A変換回路は3値出力)のS/
N比は量子化器のみの値7.8dB に改善t62dB
t−加えた6 9.8 d Bである。 第10図および第11図に示すA/D変換器において、
アナログ回路でろるD/A変換回路4゜刃口算器6お工
び積分回路5の直線性が悪いと波形歪?発生して、変換
精度が劣化する。特にD/A変換回路4の直線性を確保
することが実際回路では重要でるる。そして、加算器6
.積分回路5は演算増幅器を使用して構成することが多
いが、その場合の直線性は演算壜幅器の利得G(60〜
100dB、l による負滞還で大幅に改香されるため
、比較的容易に高い直紛注か得られる。 第12図に第10図に示す構成においで、量子化器3で
発生する誤差電圧が土0.5Vの場合にfs = 20
48 Kklz 、 0dB= 1Vop 、スペクト
ル+%=62.5Hzの条件で出力電圧のスペクトル分
布を求めたもので、(a)はD/A変換回路4の非線形
誤差がない(0%)ときを示したものでろり、(b)H
D/A変換回路4の非線形誤差が0.5%のとき全示し
たものである。 そして、横軸にFREQ 、(KHz)、縦軸にLEV
EL(dB)Thとって表わしたD/A変換回路の非線
形誤差と出力雑音周波数スペクトル分布特性の関係?示
す第12図の(b)において、HD U高調波歪成分ケ
示し、この第12図(b)で+”!入力信号(f=10
62.5Hz)の高調波歪?発生している。 ここでfBw=16KHzとすると高調波歪成分の大部
分は信号周波数帯域fBW以下に合まれており、高調波
歪成分に↓つ1Sハ比が制限されてしまう。そして、こ
の12Q(b)の場合にはS/N比は約46 dBに制
限されている。一般にD/A変換回路に抵抗素子、容量
素子に工って電圧全分割して出力′電圧を得るので、置
版性に抵抗るるいに容量素子の比精度に:つて決する。 そして集積回鮎上に形成される抵抗で容量素子の比精度
に製造後の微調整をやらない場合には約0.5〜0.0
5%程度でめるから、S/N比の上限値に46〜66d
Bでるる。ところが、2値出力(1ピット分解能)と3
値出力(2ビット分解能)の低分解能では複数の素子を
使用せずに出力電圧が得られるので、素子の比精度とは
無関係に高い直線性が実現できる。例えば、2値出力の
場合はどの工うな2点もi!縁線上乗るので基本的に直
線性に問題とならない。また、3値出力の場合には、1
個の容を素子に基準電圧全圧するいに負方向に充電する
〃為、放tして3通りの[線性の高い電圧を得ることが
できる。したがって、Dy”A変換器の分′!t#能′
lt2ビットより高めでも、非線形誤差が問題となって
SlN比改善上に意味がないことがわかる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記の工うな従来のA/D変換器でに、S/N比改誉効
釆の大きい第11図に示す構成でも、fBw=16KH
z 、1s= 1024KHzでのS/N比r169.
8dBと低い。また、入力信号として奮声傷号會対象と
する場合に、高品質でA/′D変換を行うににA/D変
換器として、信号帯成用15KHz以上、 S/’N比
80〜90dB以上の性能が望まれる。 したがって、従来回路では、高品質音声信号に適用でき
ないという欠点がめった。 〔問題点を解決するための手段」 本発明ノオーバーサンプリング形アナログ・ディジタル
変換器は、入力端子電圧と帰還電圧の差金入力とする積
分回路と、Cの積分回路の出力室8Eヲデイジタル信号
に量子化する量子化器と、この量子化器出力のディジタ
ル信号全ディジタル・アナミグ変換器で変換したアナロ
グ電圧値の電圧を帰還信号とする手段と、上記ディジタ
ル・アナログ変換器出力から帰還電圧までと同じ処理を
量子化器出力のディジタル信号に対して行ったディジタ
ル信号tループ出力信号とする手段と七有しアナログ入
力信号面波数より十分に高いサンプリング周波数ごとに
入力端子電圧からループ出力信号を得る第1の量子化器
出力と、この第1の量子化器出力と同じ構成の量子化器
出力全合計N個(N:2以上の整数)有し上記@1の量
子化器出力の入力端子にアナログ入力信号電圧全印加し
かつ第(n−1)の量子化器出力の出力を入力端子に入
力とする第nの量子化器出力(n:2からNまでの整数
)とを備え、上記第1から第(n−1)までのそれぞれ
の量子化器出力に含まれる積分回路の伝達特性の積と逆
数の関係にある伝達特性?持つ微分回路に上記第nl7
)量子化器出力のループ出カイg号ケ人カし、第2〃・
ら第Nの量子化ループの微分回路出力と一ヒ記第1の量
子化器出力のループ出力信号老全て7711算して得ら
れる信号をディジタル出力信号とするようにしたもので
ある。 し作 用〕 ノイズ−シェイピング形A/D変換器を多段に接続し、
前段の発生する量子化誤差を次段によって再骨子化する
。 〔実兄例〕 以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明する。 第1図(グ本発明によるオーバーサンプリング形A、/
D変換器の一実確例を示すプロッーヅ図で、量子化ルー
プむループを2WAで構成した場合金示すものである。 図において、11は信号入力端子、12は信号出力端子
、13は入力端子電圧と帰t!圧の差を入力とする積分
回路、14ばこの積分回路13の出力電圧をディジタル
信号に量子化する量子化器、15はこの量子化器14の
出力を入力とする遅延回路、16にこの遅延回路15の
出力七人力としディジタル信号全アナログ電圧値に変換
するD/’A変換回路、17は信号入力端子11〃1ら
の入力端子電圧とD/A変換回路16よりの帰還電圧と
を入力とし両者の差を送出する加算器、18は量子化器
14の出力七人力とする遅延回路、19は積分回路13
の出力を人力とする遅延回路で、Cの遅延回路19の出
方と上記D/A変換回路16の出力に刀OIX器20に
供給きれるように構成されている。 21にNJ算器20の出力とD/A変換回路25の出力
全入力とする加算器、22はこの加算器21の出力全入
力とする積分回路、23はこの積分回路22の出力電圧
全ディジタル信号に量子化する量子化器、24rr!こ
のt子化器23の出力全入力とする遅延回路、25に量
子化器23からのディジタル信号全アナログ電圧値に変
換するD/A変換回路、26は量子化器23の出力を微
分する微分回路、27にこの微分回路26の出力と遅延
回路1日の出力4Ni算レデイジタル出力信号として信
号出力端子2に送出する刀Ill$1器でめる。なお、
細線部にアナログ信号でるることを示し、太線部はディ
ジタル信号でめることを示す。 ぞし1、積分回路13,22H入力信号の周波数が低い
ほど大きな利得會有するもので、その伝達特性tHx、
Hzとする。また、微分回路26に積分回路と逆特性の
もので、その伝達特性’t l/H3とする。 この第1図に示す実兄例でに、積分回路13、量子11
.回路14、遅延回路15、D/A変換回路16および
加算器1γによって第1のループ全構成し、積分回路2
2、量子化@23、遅延回路24、D/A変換回路25
お工び刀O算器21によって第2のループを構成してい
る。 つぎにこの第1図に示す冥抱例の動作を説明する。 まず、第1ループの積分回路13とD/A変換回路16
の出力差全加算器20に工って求め、第2ループの入力
信号としている。そして、第1ループの量子化器14の
出力と、第2ループの量子化器23の出力を微分回路2
6で処理した信号と七刀口算器2Tで刀口算してディジ
タル出力信号を得ている。この第1図に示す構成におい
ても、王な変換誤差に量子化器14.23の発生する量
子化誤差である。ここで、量子化器14.23の量子化
誤差電圧をそれぞれvqst l VqN2 として、
ディジタル出力信号に含まれる誤差成分を求める。 第1のループの童子化器14の出力をVol +積分回
路13の出力Ti”Vul とすると、■δl + ”
H1はそれぞれ(5) 、 (6)式で求められる。 第2のループの入力信号tl−VIN2とすると、上記
(5) 、 (6)式よ!+ (7)式が導かれる。 VIN2 = (VHI Vi5x)= ”qNl
””(7)そして、上記(5)式は、v6□の誤差
成分は前述の(1)式で求められる従来回路の誤差と等
価でるることを示している。また、■61 と■H1の
差を求めることKよって、量子化器14の量子化誤差電
圧vqN1 のみが検出できること?上記(7)式は
示している。 つさ゛に、信号出力端子2に得られるディジタル出力信
号Vo6 ta、 (s)式で求められる。 そして、この(8)式より、VqNlの項はH+=Hz
= I−I 3であれば完全に消去されて、(9)式の
ようになることがわかる。 この(9)式の雑音成分上V−1,N 、 Ht ”
Hsの伝達特性を積分器1段の特性でろるH+ = H
2= Hs =1/(1−Z”” ) とすると、(1
0)式が(9)式より導かれる。 VTN =VqN2 ・(1−Z−1)2”・・(10
)そして、この(10)式は、従来回路の前述の(3)
式と同様な周波数特性で雑音電圧が分布することを示し
ている。ここで、量子化誤差電圧VqN2の大きさは、
量子化器230分解能が一足の場合、第2のループの最
大入力振幅に比例する。また、第2のループの入力は上
記(7)式j1glのループの童子化誤差電圧でろる′
iJ)ら、第1のループの量子化器14の分解能に工っ
て決定でれる。 つぎに、信号入力端子1に刃口わる信号電圧の範囲全土
1とし、を子1L器14.23はそれぞれNql 、
Nq2ビットの分解能をもっているとすると、童子化誤
差電圧■N1.VqN2 の振幅電圧範囲ta、、0
1) 、 (12)式でそれぞれ表わされる。 2−(Nql−1) 、、、 yqN、 < yqNl
< 2−(Nqt −1)・・・・(11) 一方、D/A変換回路(16,25)の直線性について
に前述したように、直線性が素子精度に依存せずに確保
されるのに1〜2ビツトの分解能の場合だけでるる。こ
こで、D/A変換回路と量子化器の分解能に同じである
から、童子化器についても1〜2ビツトでろるのが一般
的なので、上記(11)、 (12)式z り 1 ヒ
ツトo%合Vc11 Vqsl、 V(IN2とも±1
0振暢電圧範囲で、2ビツトの場合ににVqNt ’1
f O,5V 、 VqN2 F! ±0.25 V
)振幅電圧範囲になる。従来回路の(3)式における
V、Nと量子化器分解能の関係もv、Nl と同じ(1
1)式のようになるので、(3)式におけるv、Nと上
記(lO)式におけるv、N2の振幅電圧範囲を比較す
ると、量子化器分解能が1ビツトでは同じだが、2ビツ
トでf′f、V 2 u Vqsの暮に小さくなるこ
とがs わかる。そして、量子化器分解能がさらに大きくガれば
VqN2はさらに小さくなる。 第2のループの入力信号VIN2として、(7)式を使
用した場合について説明した。とCろが、(6)式は低
周波域でVH1=V1N−VqNlと近似できる。 量子化雑音の成分については(7)式とをく同じでろ9
、入力信号成分は雑音とはならないので、v1N2に積
分器出力v1□lのみ金入力しても同様に動作する。 この第1図に示す実施例に、量子化器金倉むルー112
個で構成した例でるるか、本発明でに2個以上で構成す
ることもできる。 第2図は本発明の他の実施例を示アブaツク図で、3個
のループで構成しfcs合を示すものでるる。 この第2図において第1図と同−符勺のものは相当部分
七示し、28に積分回路22の出力を入力とする遅延回
路、29にこの遅延回路28の出力とD/A変換回路2
5の出力をm算する加算器、30にこの加算器29の出
力とD/A変換回路34の出力を加算する7IIJ算器
、31はこの加算器31の出力を入力とする伝達特性H
4の積分回路、32はこの積分回路31の出力をディジ
タル信号に量子化する量子化器、33はこの量子化器3
2の出力全入力とする遅延回路、34にこの遅延回路3
3の出力を入力とし上記量子化器32からのディジタル
信号全アナログ電圧値に変換しアナログ出力を上記刀U
算器30に送出するD/A変換回路、35は遅延回路1
8の出力金入力とする遅延回路、36は量子化器23の
出力全入力とする遅延回路、37に量子化器32の出力
を微分する伝した量子化器23からの出力と微分回路3
7t−介した量子化器32の出力とを7JEl算する加
算器、39は遅1A回路18.35に介した量子化器1
4からの出力と伝達特性−の微分回路26七介した刃口
算器38の出力と?加算し得られる信号をディジタル出
力信号として信号出力端子12に送出する加算器でるる
。 そして、この第2図に示す実施例においては、積分回路
31.量子化器32.遅延回路33゜D/’A変換回路
34および加算器30(D第30ループが第1図に示す
実施例に追加されている。 つぎにこの第2図に示す実施例の動作を説明する。 まず、W、3のループの入力vIN3は量子化器23の
発生する邊子化誤差電圧の逆相波形でめる。つまり、第
2のループと第3のループの接続関係は第1図の第1の
ループと第2のループの関係とをく同じでるる。 したがって、刀0算器38の出力v62 は(9)式
と同様に(13)式で求められる。 ・・・・(13) そして、1す号出力端子2に得られるディジタル出力信
号vDoは前述の(5)式のv6□ と上記(13)式
のVδ2の和で求めらnる。ここで、各伝達特性をHs
= fh = H3= H4= Hs とすると、
このディジタル出力信号vD6は(14)式で求められ
る。 ・・・@(14) この(14)式の雑音成分をVTN 、 Ht〜Hsの
伝達特性を積分器1段の特性でめる1/(1−Z−1)
とすると、(15)式で上記雑音成分vTNが求められ
る。 Vrpt=VHs”(1−Z−”)3・***(15)
このようにして、量子化器を含むループを2段たら3段
に増加したことによって雑音成分vTN’4 Cl0)
式から(15)式のように、2次式から3次式に変わっ
ている。そして、この2段から3段にループ数金増やし
たのと同様の手法に工って4段以上へ増やすこともでき
ることU (13) 、 (14)式が同様な形式でる
ることから明らかでるる。 つぎにS/N比の改善について、本発明の実施例と従来
回路を対比して説明する。 まず、第1図に示す実施例と前述の第10図。 第】1図に示す従来回路とSハ特性を比較するため、第
10.11図のS/N ’i求めた場合と同様にしてこ
の第4図に示す実mfllのS/N比を求める。 そして、第1図に示す実施例における積分回路13の伝
達特性H1,積分回路22の伝達特性Hzの特性(Hs
〜s = 1/(I Zl) ) T$ルjji合、
ループの動作速度は前述したように、積分器が支配的に
決定するので、第10図の構成と同じサンプリング周波
数(f8)で第1図の各ループは並列に動作することが
できる。この点が第11図のサンプリング周波数(fs
)が第10図のサンプリンる。 したがって、fBw=16KHz 、fs= 204
8Kfrz 、 量子化器分解能全2ビットとした場合
、量子化雑音が広帯域に分散することによる改善量18
dB 、ノイズ彎シエイビ/グによる改善量が(,1
0)式! 559dB 、 V9N2 カHKナル((
11) 。 (12)式より)ことによる改4I量6dBでるり、改
善量の総和#″!:83dBになる。S/N比として6
dB×(2ビット−1) + 1.8 dB −!−8
3dB = 90.8dBが得られる。 つぎに、第2図に示す実施例においても同様に、ループ
を3個に増加し次ことによってサンプリング周波数(f
s)II低下しない。 ここで、第1図に示す実施例と異なるのに、ノイズ・シ
ェイピングによる改善量が(15)式よりなって19N
1のiで改善量が12 dB になることでるる。そ
して、第1図に示す実施例に対する第2図に示す実施例
のS/’N改讐量増加に33dBで、S/N比として6
dBX(2ビット−1) + 1.8dB + 116
dB = 123.8 dBの高い値が得られる。 第11図に示す従来回路のSlN比が69.8dBでめ
ったから、21dB以上も高いS/N全本発明による回
路でに実現することができる。 上記のS/’N比計算には、(lO) 、 (15)式
を使用したが、この+lo> 、 (15)式は積分回
路および微分回路の伝達特性H1〜H5が等しいと仮定
して求めた式でるる。ところが、第1図に示す実施例の
回路におりる積分回路13 、22はアナログ回路であ
るから、素子精度によってその伝達特性H1゜H2が変
動する可能性がるる。 M3図に積分回路の具体的構成例を示す回路図で、(a
) 、 (b)および(c) 、 (d)ともスイッチ
ト・キャパシタ回路によって構成した場合の回路例でる
る。 この第3図(ωにおいて、40は積分回路でめる。 そして、この第3図(a)に示す積分回路40の具体的
構成例金示す第3図(b)において、40−1.40−
2 ・・・4O−4Hスイッチ回路(アナログスイッチ
)、40−5.40−6は容量素子、40−7に演算増
幅器でるる。また、第3図(C)において、41.43
は積分回路、42は加算器である。そして、この第3図
(c)に示す積分回路の具体的構成例を示す第3図(d
)において、44−1〜44−4 と 44−8〜44
−11 および44−13〜44−16 はそれぞれス
イッチ回路(アナログスイッチ)、44−5゜44−6
.44−12.44−17.44−18 はそれぞれ容
量素子、44−7.44−19 に演算増幅器でるる
O このようにスイッチト・キャパシタ回路によって構成さ
れた積分回路において、各容量素子40−5,4Q−6
,44−5,44−6,44−12,44−17,44
−18の精度で伝達特性も変化する。そして、この第3
図(a) 、 (b)の場合、容1累子40−5の容量
値をC8,容量素子40−6の容量値金CIとすると、
伝達特性Haは(16)式の工うになる。 この(16〕式より容量値C8と容量値CIの比精度で
伝達特性Hoの利得が変動することがわかる。 そして、前述の第1図に示す実施例の回路の場合KB、
(8)式K オイテH1−Hz−Hs ノア!:きvq
Nlの項を消去して(10)式が導かれた。そこで、几
=a1/(l−2−1)、H!二山/(1−Z−1)、
H3=1/(1−Z−1)、’:L7’c場合に残ルV
qMl 項’k (17)式に示す。(Hxはディジタ
ル回路でるるから、特性変動はない)ただし、C1,C
2はほぼ1゜0の定数でるるとして近似した。 この(17)式において、(l−αI)の値は容量比精
度(0,5〜0.05%)で決まる。そして、fs=2
048 KHz 、 fBW= 16KHz 、αl=
0.995の場合に、(17)式と(10)式の雑音レ
ベル會比較すルト、(17)式17)VqN、 (7)
I/へ#がvqN2ルベルより20 dB低いので、(
lO)式で求めたS/N比のvqst にLる劣下tは
0.05dB以下と極めて小さい。 したがうて、本発明によるA/D変換器は高い精度の素
子を使用せずに、高S/N比を得ることができる。 前述の第1図および第2図で示した本発明の実施例にお
ける積分回路の具体的回路としては、第3図(a) 、
(b)および(c) 、 (d)に示したものがある
。そしで、この積分回路の設計条件は、 (1) 低同波域、すなわち、信号周波数帯域での利
得が高周波域の利得より大きい周波数伝達特性であるこ
と。 (2) 量子化器、積分回路を含むループが発振せず
に安定に入力信号に追従動作すること。 (3)ディジタル回路の微分回路で逆特性が実現できる
こと。 でろる。 そして、第3図(a)、山フおよび(c) 、 (d)
に示す積分回路にこれらの各条件を満足している。 また、各ループの積分回路の伝達特性(Hl。 Hz ・・・)は等しくなければならないことは前述し
たが、信号帯域以上の高い周波数帯域についてに雑音レ
ベルが増加しても信号帯域内のSハ比會劣化させず問題
とならないので、信号帯域内だけの伝達特性が正確に等
しければよい。たてし、信号帯域外の高周波雑音レベル
も低減したい場合には、全帯域で伝達特性が等しいこと
が望ましい。 第4図に本発明の更に他の実施例上水すブロック図で、
第1図に示す実施例と異なる点灯第1図に示す構成に積
分回路45.46全追加したことでおる。なお、47は
第1のループの出力と第2のループの出力音加算しディ
ジタル出力信号として信号出力端子12に送出する加算
器である。 このように構成することにLり、積分回路45の出力と
入力信号電圧とを比較することになるので、スカ信号に
含まれる高周波成分のレベルが低ければ積分器#J45
の低周波利得によってD/A変換回#616の出力電圧
は小でくても入力信号に追従することが可能でめる。丁
なわち、量子化器14で発生する量子化誤差電圧が小さ
くなり、高いS/N比ヲ冥現できる。そして、信号出力
端子12に得られるディジタル出力信号vDδに(18
)式の工うになる。友だし、積分回路45.46の伝達
特性ケそれぞれf(s 、 [7とし、他は第1図と同
様でめる。 e・・・(18) この(18)式のVqNl の項が消去されると、第1
図の説明における(9)式と同様に雑音成分ハvqN2
の項だけで、周波数分布特性も同様になることがわかる
。そして、N’qN1 の項が低周波帯域で消去される
条件に、低周波帯域でH1=Hs =HsかつHa =
H?の条件が成立子ればよい。また、vqNlの項を完
全に消去するためには、Hl” N7の伝達特性を(1
9)式のように選べばよい。 この(19)成金上記(18)式に代入すると(20)
式が導かれる。 ”’−= ”+N+vqNz”(l Z ) ”(
20)D。 この(20)式ニジ雑音成分は前述の第1図の説明にお
ける(10)式と同じでろることがわかる。 ただし、前述したように、v、N2は第4図に示す実施
例の方が小さくなる。例えば、f!IW=16KHz
、 fs= 2048KHzノときHa(積分回路45
の伝達特性)の16KHzの利得は約26dBでるるか
ら、この第4図に示す実施例におけるv、N2は第1図
に示す実施例の場合より26dB低く設定することがで
きる。 そして、細線で示すアナログ回路部分の積分回路はスイ
ッチト・キャパシタ回路に1って構成すると特性変動の
少ない伝達特性を実現できる。 N5図は前記第4図に示す実施例の具体的構成を示す回
路図で、第1図の実施例に示した構成で積分回路t−1
段の積分器とした場合(Ht =Hs÷Hs = 1/
(1−Z−’ ) ) ノxイツf ト会キ’rパシタ
回路による臭体回路例を示すものでるる。太線部はディ
ジタル信号でるり、細線部框アナログ信号であることを
示す。 この@5図において第4図と同一符号のものは相当部分
?示し、50−1〜50−4.50−8〜50−11.
50−16〜50−19.50−23〜50−26 r
iスイッチ回路(アナフグスイッチ)、50−5.50
−7.50−12.50−20.50−22゜50−2
7は容量素子、50−6.50−21は演算増幅器、5
1は加算器、52.53はスイッチ制御回路でるる。そ
して、量子化器14は電圧比較器50−13.50−1
4 によって構成され、また、量子化器23は電圧比較
器50−28.50−29によって構成されている。 この第5図において、積分回路に第3図(a) 、 (
b)に示したスイッチト・キャパシタ回路のものと同じ
でるる。 つぎにこの第5図に示す実施例の動作について説明する
。 笠ず、容量素子50−5 (容量値C8工〕に信号入力
端子11からの入力端子電圧?充電し、容量素子5O−
7(容量値C1,)にa算増幅器50−6で容量値C8
s の1を荷を積分することによって、入力端子電圧
の積分値が演算増幅器50−6の出力に得られる。これ
と同様に、演算増幅器50−6の出力電圧の積分値は演
算増幅器50−21 の出力に得られる。量子化器14
.231−12ピツトの分解能をもつもので、量子化器
14の量子化電圧はU、±VRI!2の3値でろる。そ
して、量子化器14の入力電圧は電圧比較器50−13
.50−14で1 .1 ±−VRE、と比較され、入力電圧か+ΣV、、、以上
なら+V*EFr V*gp P′−2VREF ;
’jら&p一ΣV□2以下なら−vREF + と判
定して量子化する。また、量子化器23の量子化電圧は
量子化器14の一振幅でよいので、毬、±ΣVRICP
の3値でるる。そのため、電圧比較器5G−28,50
−29は±lv□Fの電圧と入力電圧を比較して量子化
全行なう。そして、D/A変換機能はスイッチ制御回路
52でスイッチ50−8.50−9.50−10゜5O
−11t−制御して、容量素子5O−12(容量値CD
1)にV□2電圧を充電し、容量値CD、の電荷上容量
値CIsに積分することで実現される。 つまり、CDIにVllE、電圧を充電するときに、ス
イッチ制御回路52で正方向に充電するか、負方向に充
電するか、グランド電圧を充電するか全切換えて士■□
2.nの3値に対応するアナログ電圧値を積分値に加算
できる。一方、スイッチ制御回路53、スイッチ5G−
23,50−24,50−25゜50−26、容量素子
5O−27(容量値CDz )も同様に動作する。そし
て、容量値C81の電荷の積分はサンプリング周期の前
半で行い、容量値CDIの電荷の積分は後半で行う。す
ると、演算増幅器50−6の出力にはサンプリング周期
の前半に量子化器14への入力電圧が、後半に第1図の
加算器27の出力に相等する電圧がそれぞれ得られる。 そこで、量子化器14にサンプリング同期の前半に動作
ぜせ、後半に演算増幅器50−6の出力電圧全容量値C
8!に充電すれば、第1図に示す実施例と同じ機能奮こ
の第5図で実現することができる。そして、ディジタル
信号の遅延回路である遅延回路50−15.50−30
は、D形フリップ−70ツブ回路などで容易に実現でき
る。ま次、微分回N 261ti 1/ I−Ts =
(l Z−1) ノ%性kMK回路50−30 と
加算器50−31 で実現して°ハる。 笥6図はこの第5図のディジタル信号出力の周波数スペ
クトル分布特性を示す特性図、すなわち本発明によるA
/D変換器の出力雑音周波数スペクトル分布特性を示す
。ただし、fs=2048KHz。 0 dB= l Vop 、スペクトル幅=500Hz
でろり、これは前述の第8図、第9図と同じ条件でるる
。 そして、この第6図と第9図と比較して、低周波領域の
雑音レベルが大幅に低下していることがわかる。 筐た、第7図に1g5図に示す実施例のS/N特性で、
不発明によるA/D変換器のSハ特性?示す特性図でる
る。 この第7図に示アS/N特性は、fs=2048KHz
、fBW= 16KHz の場合で、横軸は入力信号振
幅レベル、縦軸rt S/N比でるる。そして、この第
7図に示すSハ特性ηλら明らかなように、入力信号振
幅レベルに対して直線的にS/N比が変化することがわ
かる。この特性に一般のリニア15 bi t A/D
変換器とほぼ同じものでおる。また、前述した計算式1
9求めたSハ比は90.8 dBでめったが、この第7
図のadB入カシカレベル/N比とほぼ一致しているこ
とがわかる。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、複数の量子化器
出力によって多段に量子化処理を行うことによって、低
周波帯域の雑音レベル全大幅に低減できるからサンプリ
ング闇波数f3に比較して十分に低い信号周波数帯域で
非常に高いSハ特性を得られる利点がめる。また、複数
の量子化器出力1J並列処理可能でるるから、高速処理
が可能で高いサンプリング周波数fs が実現でき、こ
のf3が高いことによってS/N改善効果も大きくなる
とともに、入力信号の帯域?制限する次めA/D変換器
の前に置かれる折り返し防とフィルタのカットオフ周数
数fc も高く設計できる利点がめる。さらに、カット
オフ周波数fcの高いフィルタは使用する抵抗素子や容
量素子全小形化できるので、集積回路上に経済的に搭載
することができる利点もめる。また、量子化器分解能は
素子精度に依存せず高い直線性の実現できる1〜2bi
tの低分解能でろっても高いS/N特性が実現できるこ
とおよび複数の量子化器出力の比精度も集積回路上に容
易に実現できる程度で十分なことから、高い精度の素子
は不要なため製造後に微調整などの後処理がなく経済的
に製造できる利点もめるので、実用上の効果は極めて大
である。 をらに、第5図に示す実施例からも明らかなように、ア
ナログ回路規模に非常に小さいが、信号帯域外の成分を
除去するのにディジタル・フィルタが必要でるる。そし
て、ディジタル・フィルタの回路規模は少なくないが、
集積回路の微細化が進むにつれて、アナログ回路エクデ
イジタル回路の方か集積度が高くなってきたのでチップ
面積は小さくするCとか可能でるる。A/D変換器とフ
ィルタを同一のチップ上に集積化する場合、従来iA/
D変換器の前にアナログ回路のフィルタか必要でるり、
大部分の回路がアナログでめったのに対して、本発明で
はフィルタもディジタル回路でるるからアナログ回路は
非常に少ない。したがって、本発明は集積化に適した方
式でろり、小形で経済的に高精度A/D変換器を実現で
きるという点において極めて有効でるる。 このように、本発明によれば、従来のA/D変換器に比
して多大の効果がるり、信号周波数と比較して非常に高
い周波数で変換動作を行うことに工って、高い変換精度
t″実現るオーバーサンプリング形アナログ・デ1ジタ
ル′R換器としては独自のものでめる。
図に示す構成のものに対して2倍の処理時間を要するの
で、サンプリング周波数(fs)の上限は約1/2に制
限される。そのため、積分回路を2個直列に接銃してS
ハ比を改善してもその効果は半減してしまう。具体的に
、fBW”16KHz 、fs= 1024 KHzと
して第11図のS/N比改善効果を求めると、量子化雑
音が広帯域に分散することによる改善効果が約15dB
。 ノイズ・シェイピングによる改善効果が(3)式より約
47dBで合計62dBでるる。そして、第1O図の構
成ではS/N比改嵜効果が49 dBでろつfcから、
13 dBだけ第11図の方が改善効果が大きいことに
なる。 そして、量子化器の分解能がNqビット、信号電圧範囲
t±1.とじた場合の量子化誤差の2乗平均値vqN2
ハT2−(22−Nq)2テ、ヒークレヘルの正弦波の
平均電圧n 17y’i でろる力・ら、そのSハ比は
lo top ((2□−N9)2) CaB :]と
なる。つまり、量子化器のみのS/N比に5x(N(1
−1j+1.s [dB) の式で求められる。第1
1図に示す構成ではSハ此の改善は前記したように62
dB (fBw= 16KHz 、 f s= 102
4KHz )でめったから、量子化器の分解能を2ビツ
トとし7’C場合(D/A変換回路は3値出力)のS/
N比は量子化器のみの値7.8dB に改善t62dB
t−加えた6 9.8 d Bである。 第10図および第11図に示すA/D変換器において、
アナログ回路でろるD/A変換回路4゜刃口算器6お工
び積分回路5の直線性が悪いと波形歪?発生して、変換
精度が劣化する。特にD/A変換回路4の直線性を確保
することが実際回路では重要でるる。そして、加算器6
.積分回路5は演算増幅器を使用して構成することが多
いが、その場合の直線性は演算壜幅器の利得G(60〜
100dB、l による負滞還で大幅に改香されるため
、比較的容易に高い直紛注か得られる。 第12図に第10図に示す構成においで、量子化器3で
発生する誤差電圧が土0.5Vの場合にfs = 20
48 Kklz 、 0dB= 1Vop 、スペクト
ル+%=62.5Hzの条件で出力電圧のスペクトル分
布を求めたもので、(a)はD/A変換回路4の非線形
誤差がない(0%)ときを示したものでろり、(b)H
D/A変換回路4の非線形誤差が0.5%のとき全示し
たものである。 そして、横軸にFREQ 、(KHz)、縦軸にLEV
EL(dB)Thとって表わしたD/A変換回路の非線
形誤差と出力雑音周波数スペクトル分布特性の関係?示
す第12図の(b)において、HD U高調波歪成分ケ
示し、この第12図(b)で+”!入力信号(f=10
62.5Hz)の高調波歪?発生している。 ここでfBw=16KHzとすると高調波歪成分の大部
分は信号周波数帯域fBW以下に合まれており、高調波
歪成分に↓つ1Sハ比が制限されてしまう。そして、こ
の12Q(b)の場合にはS/N比は約46 dBに制
限されている。一般にD/A変換回路に抵抗素子、容量
素子に工って電圧全分割して出力′電圧を得るので、置
版性に抵抗るるいに容量素子の比精度に:つて決する。 そして集積回鮎上に形成される抵抗で容量素子の比精度
に製造後の微調整をやらない場合には約0.5〜0.0
5%程度でめるから、S/N比の上限値に46〜66d
Bでるる。ところが、2値出力(1ピット分解能)と3
値出力(2ビット分解能)の低分解能では複数の素子を
使用せずに出力電圧が得られるので、素子の比精度とは
無関係に高い直線性が実現できる。例えば、2値出力の
場合はどの工うな2点もi!縁線上乗るので基本的に直
線性に問題とならない。また、3値出力の場合には、1
個の容を素子に基準電圧全圧するいに負方向に充電する
〃為、放tして3通りの[線性の高い電圧を得ることが
できる。したがって、Dy”A変換器の分′!t#能′
lt2ビットより高めでも、非線形誤差が問題となって
SlN比改善上に意味がないことがわかる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記の工うな従来のA/D変換器でに、S/N比改誉効
釆の大きい第11図に示す構成でも、fBw=16KH
z 、1s= 1024KHzでのS/N比r169.
8dBと低い。また、入力信号として奮声傷号會対象と
する場合に、高品質でA/′D変換を行うににA/D変
換器として、信号帯成用15KHz以上、 S/’N比
80〜90dB以上の性能が望まれる。 したがって、従来回路では、高品質音声信号に適用でき
ないという欠点がめった。 〔問題点を解決するための手段」 本発明ノオーバーサンプリング形アナログ・ディジタル
変換器は、入力端子電圧と帰還電圧の差金入力とする積
分回路と、Cの積分回路の出力室8Eヲデイジタル信号
に量子化する量子化器と、この量子化器出力のディジタ
ル信号全ディジタル・アナミグ変換器で変換したアナロ
グ電圧値の電圧を帰還信号とする手段と、上記ディジタ
ル・アナログ変換器出力から帰還電圧までと同じ処理を
量子化器出力のディジタル信号に対して行ったディジタ
ル信号tループ出力信号とする手段と七有しアナログ入
力信号面波数より十分に高いサンプリング周波数ごとに
入力端子電圧からループ出力信号を得る第1の量子化器
出力と、この第1の量子化器出力と同じ構成の量子化器
出力全合計N個(N:2以上の整数)有し上記@1の量
子化器出力の入力端子にアナログ入力信号電圧全印加し
かつ第(n−1)の量子化器出力の出力を入力端子に入
力とする第nの量子化器出力(n:2からNまでの整数
)とを備え、上記第1から第(n−1)までのそれぞれ
の量子化器出力に含まれる積分回路の伝達特性の積と逆
数の関係にある伝達特性?持つ微分回路に上記第nl7
)量子化器出力のループ出カイg号ケ人カし、第2〃・
ら第Nの量子化ループの微分回路出力と一ヒ記第1の量
子化器出力のループ出力信号老全て7711算して得ら
れる信号をディジタル出力信号とするようにしたもので
ある。 し作 用〕 ノイズ−シェイピング形A/D変換器を多段に接続し、
前段の発生する量子化誤差を次段によって再骨子化する
。 〔実兄例〕 以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明する。 第1図(グ本発明によるオーバーサンプリング形A、/
D変換器の一実確例を示すプロッーヅ図で、量子化ルー
プむループを2WAで構成した場合金示すものである。 図において、11は信号入力端子、12は信号出力端子
、13は入力端子電圧と帰t!圧の差を入力とする積分
回路、14ばこの積分回路13の出力電圧をディジタル
信号に量子化する量子化器、15はこの量子化器14の
出力を入力とする遅延回路、16にこの遅延回路15の
出力七人力としディジタル信号全アナログ電圧値に変換
するD/’A変換回路、17は信号入力端子11〃1ら
の入力端子電圧とD/A変換回路16よりの帰還電圧と
を入力とし両者の差を送出する加算器、18は量子化器
14の出力七人力とする遅延回路、19は積分回路13
の出力を人力とする遅延回路で、Cの遅延回路19の出
方と上記D/A変換回路16の出力に刀OIX器20に
供給きれるように構成されている。 21にNJ算器20の出力とD/A変換回路25の出力
全入力とする加算器、22はこの加算器21の出力全入
力とする積分回路、23はこの積分回路22の出力電圧
全ディジタル信号に量子化する量子化器、24rr!こ
のt子化器23の出力全入力とする遅延回路、25に量
子化器23からのディジタル信号全アナログ電圧値に変
換するD/A変換回路、26は量子化器23の出力を微
分する微分回路、27にこの微分回路26の出力と遅延
回路1日の出力4Ni算レデイジタル出力信号として信
号出力端子2に送出する刀Ill$1器でめる。なお、
細線部にアナログ信号でるることを示し、太線部はディ
ジタル信号でめることを示す。 ぞし1、積分回路13,22H入力信号の周波数が低い
ほど大きな利得會有するもので、その伝達特性tHx、
Hzとする。また、微分回路26に積分回路と逆特性の
もので、その伝達特性’t l/H3とする。 この第1図に示す実兄例でに、積分回路13、量子11
.回路14、遅延回路15、D/A変換回路16および
加算器1γによって第1のループ全構成し、積分回路2
2、量子化@23、遅延回路24、D/A変換回路25
お工び刀O算器21によって第2のループを構成してい
る。 つぎにこの第1図に示す冥抱例の動作を説明する。 まず、第1ループの積分回路13とD/A変換回路16
の出力差全加算器20に工って求め、第2ループの入力
信号としている。そして、第1ループの量子化器14の
出力と、第2ループの量子化器23の出力を微分回路2
6で処理した信号と七刀口算器2Tで刀口算してディジ
タル出力信号を得ている。この第1図に示す構成におい
ても、王な変換誤差に量子化器14.23の発生する量
子化誤差である。ここで、量子化器14.23の量子化
誤差電圧をそれぞれvqst l VqN2 として、
ディジタル出力信号に含まれる誤差成分を求める。 第1のループの童子化器14の出力をVol +積分回
路13の出力Ti”Vul とすると、■δl + ”
H1はそれぞれ(5) 、 (6)式で求められる。 第2のループの入力信号tl−VIN2とすると、上記
(5) 、 (6)式よ!+ (7)式が導かれる。 VIN2 = (VHI Vi5x)= ”qNl
””(7)そして、上記(5)式は、v6□の誤差
成分は前述の(1)式で求められる従来回路の誤差と等
価でるることを示している。また、■61 と■H1の
差を求めることKよって、量子化器14の量子化誤差電
圧vqN1 のみが検出できること?上記(7)式は
示している。 つさ゛に、信号出力端子2に得られるディジタル出力信
号Vo6 ta、 (s)式で求められる。 そして、この(8)式より、VqNlの項はH+=Hz
= I−I 3であれば完全に消去されて、(9)式の
ようになることがわかる。 この(9)式の雑音成分上V−1,N 、 Ht ”
Hsの伝達特性を積分器1段の特性でろるH+ = H
2= Hs =1/(1−Z”” ) とすると、(1
0)式が(9)式より導かれる。 VTN =VqN2 ・(1−Z−1)2”・・(10
)そして、この(10)式は、従来回路の前述の(3)
式と同様な周波数特性で雑音電圧が分布することを示し
ている。ここで、量子化誤差電圧VqN2の大きさは、
量子化器230分解能が一足の場合、第2のループの最
大入力振幅に比例する。また、第2のループの入力は上
記(7)式j1glのループの童子化誤差電圧でろる′
iJ)ら、第1のループの量子化器14の分解能に工っ
て決定でれる。 つぎに、信号入力端子1に刃口わる信号電圧の範囲全土
1とし、を子1L器14.23はそれぞれNql 、
Nq2ビットの分解能をもっているとすると、童子化誤
差電圧■N1.VqN2 の振幅電圧範囲ta、、0
1) 、 (12)式でそれぞれ表わされる。 2−(Nql−1) 、、、 yqN、 < yqNl
< 2−(Nqt −1)・・・・(11) 一方、D/A変換回路(16,25)の直線性について
に前述したように、直線性が素子精度に依存せずに確保
されるのに1〜2ビツトの分解能の場合だけでるる。こ
こで、D/A変換回路と量子化器の分解能に同じである
から、童子化器についても1〜2ビツトでろるのが一般
的なので、上記(11)、 (12)式z り 1 ヒ
ツトo%合Vc11 Vqsl、 V(IN2とも±1
0振暢電圧範囲で、2ビツトの場合ににVqNt ’1
f O,5V 、 VqN2 F! ±0.25 V
)振幅電圧範囲になる。従来回路の(3)式における
V、Nと量子化器分解能の関係もv、Nl と同じ(1
1)式のようになるので、(3)式におけるv、Nと上
記(lO)式におけるv、N2の振幅電圧範囲を比較す
ると、量子化器分解能が1ビツトでは同じだが、2ビツ
トでf′f、V 2 u Vqsの暮に小さくなるこ
とがs わかる。そして、量子化器分解能がさらに大きくガれば
VqN2はさらに小さくなる。 第2のループの入力信号VIN2として、(7)式を使
用した場合について説明した。とCろが、(6)式は低
周波域でVH1=V1N−VqNlと近似できる。 量子化雑音の成分については(7)式とをく同じでろ9
、入力信号成分は雑音とはならないので、v1N2に積
分器出力v1□lのみ金入力しても同様に動作する。 この第1図に示す実施例に、量子化器金倉むルー112
個で構成した例でるるか、本発明でに2個以上で構成す
ることもできる。 第2図は本発明の他の実施例を示アブaツク図で、3個
のループで構成しfcs合を示すものでるる。 この第2図において第1図と同−符勺のものは相当部分
七示し、28に積分回路22の出力を入力とする遅延回
路、29にこの遅延回路28の出力とD/A変換回路2
5の出力をm算する加算器、30にこの加算器29の出
力とD/A変換回路34の出力を加算する7IIJ算器
、31はこの加算器31の出力を入力とする伝達特性H
4の積分回路、32はこの積分回路31の出力をディジ
タル信号に量子化する量子化器、33はこの量子化器3
2の出力全入力とする遅延回路、34にこの遅延回路3
3の出力を入力とし上記量子化器32からのディジタル
信号全アナログ電圧値に変換しアナログ出力を上記刀U
算器30に送出するD/A変換回路、35は遅延回路1
8の出力金入力とする遅延回路、36は量子化器23の
出力全入力とする遅延回路、37に量子化器32の出力
を微分する伝した量子化器23からの出力と微分回路3
7t−介した量子化器32の出力とを7JEl算する加
算器、39は遅1A回路18.35に介した量子化器1
4からの出力と伝達特性−の微分回路26七介した刃口
算器38の出力と?加算し得られる信号をディジタル出
力信号として信号出力端子12に送出する加算器でるる
。 そして、この第2図に示す実施例においては、積分回路
31.量子化器32.遅延回路33゜D/’A変換回路
34および加算器30(D第30ループが第1図に示す
実施例に追加されている。 つぎにこの第2図に示す実施例の動作を説明する。 まず、W、3のループの入力vIN3は量子化器23の
発生する邊子化誤差電圧の逆相波形でめる。つまり、第
2のループと第3のループの接続関係は第1図の第1の
ループと第2のループの関係とをく同じでるる。 したがって、刀0算器38の出力v62 は(9)式
と同様に(13)式で求められる。 ・・・・(13) そして、1す号出力端子2に得られるディジタル出力信
号vDoは前述の(5)式のv6□ と上記(13)式
のVδ2の和で求めらnる。ここで、各伝達特性をHs
= fh = H3= H4= Hs とすると、
このディジタル出力信号vD6は(14)式で求められ
る。 ・・・@(14) この(14)式の雑音成分をVTN 、 Ht〜Hsの
伝達特性を積分器1段の特性でめる1/(1−Z−1)
とすると、(15)式で上記雑音成分vTNが求められ
る。 Vrpt=VHs”(1−Z−”)3・***(15)
このようにして、量子化器を含むループを2段たら3段
に増加したことによって雑音成分vTN’4 Cl0)
式から(15)式のように、2次式から3次式に変わっ
ている。そして、この2段から3段にループ数金増やし
たのと同様の手法に工って4段以上へ増やすこともでき
ることU (13) 、 (14)式が同様な形式でる
ることから明らかでるる。 つぎにS/N比の改善について、本発明の実施例と従来
回路を対比して説明する。 まず、第1図に示す実施例と前述の第10図。 第】1図に示す従来回路とSハ特性を比較するため、第
10.11図のS/N ’i求めた場合と同様にしてこ
の第4図に示す実mfllのS/N比を求める。 そして、第1図に示す実施例における積分回路13の伝
達特性H1,積分回路22の伝達特性Hzの特性(Hs
〜s = 1/(I Zl) ) T$ルjji合、
ループの動作速度は前述したように、積分器が支配的に
決定するので、第10図の構成と同じサンプリング周波
数(f8)で第1図の各ループは並列に動作することが
できる。この点が第11図のサンプリング周波数(fs
)が第10図のサンプリンる。 したがって、fBw=16KHz 、fs= 204
8Kfrz 、 量子化器分解能全2ビットとした場合
、量子化雑音が広帯域に分散することによる改善量18
dB 、ノイズ彎シエイビ/グによる改善量が(,1
0)式! 559dB 、 V9N2 カHKナル((
11) 。 (12)式より)ことによる改4I量6dBでるり、改
善量の総和#″!:83dBになる。S/N比として6
dB×(2ビット−1) + 1.8 dB −!−8
3dB = 90.8dBが得られる。 つぎに、第2図に示す実施例においても同様に、ループ
を3個に増加し次ことによってサンプリング周波数(f
s)II低下しない。 ここで、第1図に示す実施例と異なるのに、ノイズ・シ
ェイピングによる改善量が(15)式よりなって19N
1のiで改善量が12 dB になることでるる。そ
して、第1図に示す実施例に対する第2図に示す実施例
のS/’N改讐量増加に33dBで、S/N比として6
dBX(2ビット−1) + 1.8dB + 116
dB = 123.8 dBの高い値が得られる。 第11図に示す従来回路のSlN比が69.8dBでめ
ったから、21dB以上も高いS/N全本発明による回
路でに実現することができる。 上記のS/’N比計算には、(lO) 、 (15)式
を使用したが、この+lo> 、 (15)式は積分回
路および微分回路の伝達特性H1〜H5が等しいと仮定
して求めた式でるる。ところが、第1図に示す実施例の
回路におりる積分回路13 、22はアナログ回路であ
るから、素子精度によってその伝達特性H1゜H2が変
動する可能性がるる。 M3図に積分回路の具体的構成例を示す回路図で、(a
) 、 (b)および(c) 、 (d)ともスイッチ
ト・キャパシタ回路によって構成した場合の回路例でる
る。 この第3図(ωにおいて、40は積分回路でめる。 そして、この第3図(a)に示す積分回路40の具体的
構成例金示す第3図(b)において、40−1.40−
2 ・・・4O−4Hスイッチ回路(アナログスイッチ
)、40−5.40−6は容量素子、40−7に演算増
幅器でるる。また、第3図(C)において、41.43
は積分回路、42は加算器である。そして、この第3図
(c)に示す積分回路の具体的構成例を示す第3図(d
)において、44−1〜44−4 と 44−8〜44
−11 および44−13〜44−16 はそれぞれス
イッチ回路(アナログスイッチ)、44−5゜44−6
.44−12.44−17.44−18 はそれぞれ容
量素子、44−7.44−19 に演算増幅器でるる
O このようにスイッチト・キャパシタ回路によって構成さ
れた積分回路において、各容量素子40−5,4Q−6
,44−5,44−6,44−12,44−17,44
−18の精度で伝達特性も変化する。そして、この第3
図(a) 、 (b)の場合、容1累子40−5の容量
値をC8,容量素子40−6の容量値金CIとすると、
伝達特性Haは(16)式の工うになる。 この(16〕式より容量値C8と容量値CIの比精度で
伝達特性Hoの利得が変動することがわかる。 そして、前述の第1図に示す実施例の回路の場合KB、
(8)式K オイテH1−Hz−Hs ノア!:きvq
Nlの項を消去して(10)式が導かれた。そこで、几
=a1/(l−2−1)、H!二山/(1−Z−1)、
H3=1/(1−Z−1)、’:L7’c場合に残ルV
qMl 項’k (17)式に示す。(Hxはディジタ
ル回路でるるから、特性変動はない)ただし、C1,C
2はほぼ1゜0の定数でるるとして近似した。 この(17)式において、(l−αI)の値は容量比精
度(0,5〜0.05%)で決まる。そして、fs=2
048 KHz 、 fBW= 16KHz 、αl=
0.995の場合に、(17)式と(10)式の雑音レ
ベル會比較すルト、(17)式17)VqN、 (7)
I/へ#がvqN2ルベルより20 dB低いので、(
lO)式で求めたS/N比のvqst にLる劣下tは
0.05dB以下と極めて小さい。 したがうて、本発明によるA/D変換器は高い精度の素
子を使用せずに、高S/N比を得ることができる。 前述の第1図および第2図で示した本発明の実施例にお
ける積分回路の具体的回路としては、第3図(a) 、
(b)および(c) 、 (d)に示したものがある
。そしで、この積分回路の設計条件は、 (1) 低同波域、すなわち、信号周波数帯域での利
得が高周波域の利得より大きい周波数伝達特性であるこ
と。 (2) 量子化器、積分回路を含むループが発振せず
に安定に入力信号に追従動作すること。 (3)ディジタル回路の微分回路で逆特性が実現できる
こと。 でろる。 そして、第3図(a)、山フおよび(c) 、 (d)
に示す積分回路にこれらの各条件を満足している。 また、各ループの積分回路の伝達特性(Hl。 Hz ・・・)は等しくなければならないことは前述し
たが、信号帯域以上の高い周波数帯域についてに雑音レ
ベルが増加しても信号帯域内のSハ比會劣化させず問題
とならないので、信号帯域内だけの伝達特性が正確に等
しければよい。たてし、信号帯域外の高周波雑音レベル
も低減したい場合には、全帯域で伝達特性が等しいこと
が望ましい。 第4図に本発明の更に他の実施例上水すブロック図で、
第1図に示す実施例と異なる点灯第1図に示す構成に積
分回路45.46全追加したことでおる。なお、47は
第1のループの出力と第2のループの出力音加算しディ
ジタル出力信号として信号出力端子12に送出する加算
器である。 このように構成することにLり、積分回路45の出力と
入力信号電圧とを比較することになるので、スカ信号に
含まれる高周波成分のレベルが低ければ積分器#J45
の低周波利得によってD/A変換回#616の出力電圧
は小でくても入力信号に追従することが可能でめる。丁
なわち、量子化器14で発生する量子化誤差電圧が小さ
くなり、高いS/N比ヲ冥現できる。そして、信号出力
端子12に得られるディジタル出力信号vDδに(18
)式の工うになる。友だし、積分回路45.46の伝達
特性ケそれぞれf(s 、 [7とし、他は第1図と同
様でめる。 e・・・(18) この(18)式のVqNl の項が消去されると、第1
図の説明における(9)式と同様に雑音成分ハvqN2
の項だけで、周波数分布特性も同様になることがわかる
。そして、N’qN1 の項が低周波帯域で消去される
条件に、低周波帯域でH1=Hs =HsかつHa =
H?の条件が成立子ればよい。また、vqNlの項を完
全に消去するためには、Hl” N7の伝達特性を(1
9)式のように選べばよい。 この(19)成金上記(18)式に代入すると(20)
式が導かれる。 ”’−= ”+N+vqNz”(l Z ) ”(
20)D。 この(20)式ニジ雑音成分は前述の第1図の説明にお
ける(10)式と同じでろることがわかる。 ただし、前述したように、v、N2は第4図に示す実施
例の方が小さくなる。例えば、f!IW=16KHz
、 fs= 2048KHzノときHa(積分回路45
の伝達特性)の16KHzの利得は約26dBでるるか
ら、この第4図に示す実施例におけるv、N2は第1図
に示す実施例の場合より26dB低く設定することがで
きる。 そして、細線で示すアナログ回路部分の積分回路はスイ
ッチト・キャパシタ回路に1って構成すると特性変動の
少ない伝達特性を実現できる。 N5図は前記第4図に示す実施例の具体的構成を示す回
路図で、第1図の実施例に示した構成で積分回路t−1
段の積分器とした場合(Ht =Hs÷Hs = 1/
(1−Z−’ ) ) ノxイツf ト会キ’rパシタ
回路による臭体回路例を示すものでるる。太線部はディ
ジタル信号でるり、細線部框アナログ信号であることを
示す。 この@5図において第4図と同一符号のものは相当部分
?示し、50−1〜50−4.50−8〜50−11.
50−16〜50−19.50−23〜50−26 r
iスイッチ回路(アナフグスイッチ)、50−5.50
−7.50−12.50−20.50−22゜50−2
7は容量素子、50−6.50−21は演算増幅器、5
1は加算器、52.53はスイッチ制御回路でるる。そ
して、量子化器14は電圧比較器50−13.50−1
4 によって構成され、また、量子化器23は電圧比較
器50−28.50−29によって構成されている。 この第5図において、積分回路に第3図(a) 、 (
b)に示したスイッチト・キャパシタ回路のものと同じ
でるる。 つぎにこの第5図に示す実施例の動作について説明する
。 笠ず、容量素子50−5 (容量値C8工〕に信号入力
端子11からの入力端子電圧?充電し、容量素子5O−
7(容量値C1,)にa算増幅器50−6で容量値C8
s の1を荷を積分することによって、入力端子電圧
の積分値が演算増幅器50−6の出力に得られる。これ
と同様に、演算増幅器50−6の出力電圧の積分値は演
算増幅器50−21 の出力に得られる。量子化器14
.231−12ピツトの分解能をもつもので、量子化器
14の量子化電圧はU、±VRI!2の3値でろる。そ
して、量子化器14の入力電圧は電圧比較器50−13
.50−14で1 .1 ±−VRE、と比較され、入力電圧か+ΣV、、、以上
なら+V*EFr V*gp P′−2VREF ;
’jら&p一ΣV□2以下なら−vREF + と判
定して量子化する。また、量子化器23の量子化電圧は
量子化器14の一振幅でよいので、毬、±ΣVRICP
の3値でるる。そのため、電圧比較器5G−28,50
−29は±lv□Fの電圧と入力電圧を比較して量子化
全行なう。そして、D/A変換機能はスイッチ制御回路
52でスイッチ50−8.50−9.50−10゜5O
−11t−制御して、容量素子5O−12(容量値CD
1)にV□2電圧を充電し、容量値CD、の電荷上容量
値CIsに積分することで実現される。 つまり、CDIにVllE、電圧を充電するときに、ス
イッチ制御回路52で正方向に充電するか、負方向に充
電するか、グランド電圧を充電するか全切換えて士■□
2.nの3値に対応するアナログ電圧値を積分値に加算
できる。一方、スイッチ制御回路53、スイッチ5G−
23,50−24,50−25゜50−26、容量素子
5O−27(容量値CDz )も同様に動作する。そし
て、容量値C81の電荷の積分はサンプリング周期の前
半で行い、容量値CDIの電荷の積分は後半で行う。す
ると、演算増幅器50−6の出力にはサンプリング周期
の前半に量子化器14への入力電圧が、後半に第1図の
加算器27の出力に相等する電圧がそれぞれ得られる。 そこで、量子化器14にサンプリング同期の前半に動作
ぜせ、後半に演算増幅器50−6の出力電圧全容量値C
8!に充電すれば、第1図に示す実施例と同じ機能奮こ
の第5図で実現することができる。そして、ディジタル
信号の遅延回路である遅延回路50−15.50−30
は、D形フリップ−70ツブ回路などで容易に実現でき
る。ま次、微分回N 261ti 1/ I−Ts =
(l Z−1) ノ%性kMK回路50−30 と
加算器50−31 で実現して°ハる。 笥6図はこの第5図のディジタル信号出力の周波数スペ
クトル分布特性を示す特性図、すなわち本発明によるA
/D変換器の出力雑音周波数スペクトル分布特性を示す
。ただし、fs=2048KHz。 0 dB= l Vop 、スペクトル幅=500Hz
でろり、これは前述の第8図、第9図と同じ条件でるる
。 そして、この第6図と第9図と比較して、低周波領域の
雑音レベルが大幅に低下していることがわかる。 筐た、第7図に1g5図に示す実施例のS/N特性で、
不発明によるA/D変換器のSハ特性?示す特性図でる
る。 この第7図に示アS/N特性は、fs=2048KHz
、fBW= 16KHz の場合で、横軸は入力信号振
幅レベル、縦軸rt S/N比でるる。そして、この第
7図に示すSハ特性ηλら明らかなように、入力信号振
幅レベルに対して直線的にS/N比が変化することがわ
かる。この特性に一般のリニア15 bi t A/D
変換器とほぼ同じものでおる。また、前述した計算式1
9求めたSハ比は90.8 dBでめったが、この第7
図のadB入カシカレベル/N比とほぼ一致しているこ
とがわかる。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、複数の量子化器
出力によって多段に量子化処理を行うことによって、低
周波帯域の雑音レベル全大幅に低減できるからサンプリ
ング闇波数f3に比較して十分に低い信号周波数帯域で
非常に高いSハ特性を得られる利点がめる。また、複数
の量子化器出力1J並列処理可能でるるから、高速処理
が可能で高いサンプリング周波数fs が実現でき、こ
のf3が高いことによってS/N改善効果も大きくなる
とともに、入力信号の帯域?制限する次めA/D変換器
の前に置かれる折り返し防とフィルタのカットオフ周数
数fc も高く設計できる利点がめる。さらに、カット
オフ周波数fcの高いフィルタは使用する抵抗素子や容
量素子全小形化できるので、集積回路上に経済的に搭載
することができる利点もめる。また、量子化器分解能は
素子精度に依存せず高い直線性の実現できる1〜2bi
tの低分解能でろっても高いS/N特性が実現できるこ
とおよび複数の量子化器出力の比精度も集積回路上に容
易に実現できる程度で十分なことから、高い精度の素子
は不要なため製造後に微調整などの後処理がなく経済的
に製造できる利点もめるので、実用上の効果は極めて大
である。 をらに、第5図に示す実施例からも明らかなように、ア
ナログ回路規模に非常に小さいが、信号帯域外の成分を
除去するのにディジタル・フィルタが必要でるる。そし
て、ディジタル・フィルタの回路規模は少なくないが、
集積回路の微細化が進むにつれて、アナログ回路エクデ
イジタル回路の方か集積度が高くなってきたのでチップ
面積は小さくするCとか可能でるる。A/D変換器とフ
ィルタを同一のチップ上に集積化する場合、従来iA/
D変換器の前にアナログ回路のフィルタか必要でるり、
大部分の回路がアナログでめったのに対して、本発明で
はフィルタもディジタル回路でるるからアナログ回路は
非常に少ない。したがって、本発明は集積化に適した方
式でろり、小形で経済的に高精度A/D変換器を実現で
きるという点において極めて有効でるる。 このように、本発明によれば、従来のA/D変換器に比
して多大の効果がるり、信号周波数と比較して非常に高
い周波数で変換動作を行うことに工って、高い変換精度
t″実現るオーバーサンプリング形アナログ・デ1ジタ
ル′R換器としては独自のものでめる。
第1図に本発明によるオーバーサンプリング形アナログ
・ディジタル変換器の一実厖例上水すブロック図、第2
図は本発明の他の実施例を示すブロック図、第3図は本
発明に用いる積分回路の具体的構成例七示す回路図、ホ
4図は不発明の更に他の実施例を示すブロック図、第5
図ta、!4図の具体的榊成例を示す回路図、第6図お
工び第7図は本発明によって得らnるA/D変換器の出
力雑音周波数スペクトル分布特性お工びA/D f換器
のS/N特性を示す特性図、第8図に本発明の説明に供
する量子化雑音の周波数スペクトル分布特性を示す特性
図、第9図は従来のオーバーサンプリング凋Φ変換器の
出力雑音周波数スペクトル分布特性を示す特性図、第1
O図および第11図はそれぞれ従来のΔ−Σ形オーバー
サンプ、リングA7/′D変換器の構成例を示すブロッ
ク図、第12図は従来のA/D変換器の非線形誤差と出
力雑音周波数スペクトル分布特性の関係を示す説明図で
るる。 13・・O・積分回路、14・・・・量子化器、15・
・・・遅延回路、16・・・@D、/A変換回路、17
.20.21・・・・7111X器、22Φ・・・積分
回路、23・・・・量子化器、24・・・・遅延回路、
25・・・・D/A変換回路、26・拳・・微分回路、
27・・・・加算器、30・・e−加算器、31・・・
俸積分回路、32・・・・量子化器、33φ・・・遅延
回路、34・・・・D/A変換回路、 37 ・・・・
微分回路、38,39・・・・加算器、45.46・・
・・積分回路。
・ディジタル変換器の一実厖例上水すブロック図、第2
図は本発明の他の実施例を示すブロック図、第3図は本
発明に用いる積分回路の具体的構成例七示す回路図、ホ
4図は不発明の更に他の実施例を示すブロック図、第5
図ta、!4図の具体的榊成例を示す回路図、第6図お
工び第7図は本発明によって得らnるA/D変換器の出
力雑音周波数スペクトル分布特性お工びA/D f換器
のS/N特性を示す特性図、第8図に本発明の説明に供
する量子化雑音の周波数スペクトル分布特性を示す特性
図、第9図は従来のオーバーサンプリング凋Φ変換器の
出力雑音周波数スペクトル分布特性を示す特性図、第1
O図および第11図はそれぞれ従来のΔ−Σ形オーバー
サンプ、リングA7/′D変換器の構成例を示すブロッ
ク図、第12図は従来のA/D変換器の非線形誤差と出
力雑音周波数スペクトル分布特性の関係を示す説明図で
るる。 13・・O・積分回路、14・・・・量子化器、15・
・・・遅延回路、16・・・@D、/A変換回路、17
.20.21・・・・7111X器、22Φ・・・積分
回路、23・・・・量子化器、24・・・・遅延回路、
25・・・・D/A変換回路、26・拳・・微分回路、
27・・・・加算器、30・・e−加算器、31・・・
俸積分回路、32・・・・量子化器、33φ・・・遅延
回路、34・・・・D/A変換回路、 37 ・・・・
微分回路、38,39・・・・加算器、45.46・・
・・積分回路。
Claims (1)
- 入力端子電圧と帰還電圧の差を入力とする積分回路と、
この積分回路の出力電圧をディジタル信号に量子化する
量子化器と、この量子化器出力のディジタル信号をディ
ジタル・アナログ変換器で変換したアナログ電圧値の電
圧を帰還信号とする手段と、前記ディジタル・アナログ
変換器出力から帰還電圧までと同じ処理を量子化器出力
のディジタル信号に対して行ったディジタル信号をルー
プ出力信号とする手段とを有しアナログ入力信号周波数
より十分に高いサンプリング周波数ごとに入力端子電圧
からループ出力信号を得る第1の量子化ループと、この
第1の量子化ループと同じ構成の量子化ループを合計N
個(N:2以上の整数)有し、前記第1の量子化ループ
の入力端子にアナログ入力信号電圧を印加しかつ第(n
−1)の量子化ループの出力を入力端子に入力とする第
nの量子化ループ(n:2からNまでの整数)とを備え
、前記第1から第(n−1)までのそれぞれの量子化ル
ープに含まれる積分回路の伝達特性の積と逆数の関係に
ある伝達特性を持つ微分回路に前記第nの量子化ループ
のループ出力信号を入力し、第2から第Nの量子化ルー
プの微分回路出力と前記第1の量子化ループのループ出
力信号を全て加算して得られる信号をディジタル出力信
号とするようにしたことを特徴とするオーバーサンプリ
ング形アナログ・ディジタル変換器。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1850685A JPS61177818A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | オ−バ−サンプリング形アナログ・デイジタル変換器 |
EP19860101353 EP0190694B1 (en) | 1985-02-04 | 1986-02-03 | Oversampling converter |
DE8686101353T DE3679680D1 (de) | 1985-02-04 | 1986-02-03 | Konverter mit ueberabtastung. |
US06/826,128 US4704600A (en) | 1985-02-04 | 1986-02-04 | Oversampling converter |
CA000501016A CA1239704A (en) | 1985-02-04 | 1986-02-04 | Oversampling converter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1850685A JPS61177818A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | オ−バ−サンプリング形アナログ・デイジタル変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61177818A true JPS61177818A (ja) | 1986-08-09 |
JPH03927B2 JPH03927B2 (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=11973508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1850685A Granted JPS61177818A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | オ−バ−サンプリング形アナログ・デイジタル変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61177818A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63300631A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-07 | Nec Corp | 量子化方法とその装置 |
JPS6449310A (en) * | 1987-08-20 | 1989-02-23 | Sony Corp | Digital filter device |
JPH02126727A (ja) * | 1988-11-05 | 1990-05-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Ad変換回路 |
JPH04243326A (ja) * | 1991-01-18 | 1992-08-31 | Nec Corp | オーバサンプリングd−a変換器 |
JPH04263518A (ja) * | 1991-02-18 | 1992-09-18 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | A/d変換回路 |
JPH05259919A (ja) * | 1992-03-13 | 1993-10-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | A/d変換装置 |
US6954161B2 (en) | 2003-07-04 | 2005-10-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Cascade delta-sigma modulator |
US7439893B2 (en) | 2006-07-27 | 2008-10-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Delta sigma modulation D/A converting system |
-
1985
- 1985-02-04 JP JP1850685A patent/JPS61177818A/ja active Granted
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63300631A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-07 | Nec Corp | 量子化方法とその装置 |
JPS6449310A (en) * | 1987-08-20 | 1989-02-23 | Sony Corp | Digital filter device |
JPH02126727A (ja) * | 1988-11-05 | 1990-05-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Ad変換回路 |
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JPH04263518A (ja) * | 1991-02-18 | 1992-09-18 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | A/d変換回路 |
JPH05259919A (ja) * | 1992-03-13 | 1993-10-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | A/d変換装置 |
US6954161B2 (en) | 2003-07-04 | 2005-10-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Cascade delta-sigma modulator |
US7439893B2 (en) | 2006-07-27 | 2008-10-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Delta sigma modulation D/A converting system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03927B2 (ja) | 1991-01-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |