JPS5836536B2 - ハンドウタイスイツチ - Google Patents
ハンドウタイスイツチInfo
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- JPS5836536B2 JPS5836536B2 JP50100190A JP10019075A JPS5836536B2 JP S5836536 B2 JPS5836536 B2 JP S5836536B2 JP 50100190 A JP50100190 A JP 50100190A JP 10019075 A JP10019075 A JP 10019075A JP S5836536 B2 JPS5836536 B2 JP S5836536B2
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- JP
- Japan
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- transistor
- circuit
- switch
- pnpn
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/08—Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
- H03K17/081—Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit
- H03K17/0812—Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the control circuit
- H03K17/08124—Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the control circuit in thyristor switches
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/51—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
- H03K17/56—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
- H03K17/72—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices having more than two PN junctions; having more than three electrodes; having more than one electrode connected to the same conductivity region
- H03K17/73—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices having more than two PN junctions; having more than three electrodes; having more than one electrode connected to the same conductivity region for DC voltages or currents
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
- Thyristor Switches And Gates (AREA)
- Bipolar Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は等価的にPNPNd層構造の3つのPN接合を
有するPNPNスイッチを用いた半導体スイッチの特性
改良に関するもので、特にdυ/di耐量が大きく、か
つ高感度で動作する半導体スイッチを提供するものであ
る。
有するPNPNスイッチを用いた半導体スイッチの特性
改良に関するもので、特にdυ/di耐量が大きく、か
つ高感度で動作する半導体スイッチを提供するものであ
る。
PNPNJ層構造の半導体スイッチ(以下単にPNPN
スイッチという)には、アノードとカソード電極のみ取
り出したPNPNダイオード、カソードゲート制御端子
も取り出した3端子サイリスク、さらにアノードゲート
制御端子をも取り出した4端子サイリスク等があり、自
己保持機能を持ったスイッチ素子として種々の制御装置
等に使用されている。
スイッチという)には、アノードとカソード電極のみ取
り出したPNPNダイオード、カソードゲート制御端子
も取り出した3端子サイリスク、さらにアノードゲート
制御端子をも取り出した4端子サイリスク等があり、自
己保持機能を持ったスイッチ素子として種々の制御装置
等に使用されている。
しかし乍ら、これらPNPNスイッチは遮断中にアノー
ドとカソード間に急激な順方向電圧が加わると閉成して
しまうという欠点を持っている。
ドとカソード間に急激な順方向電圧が加わると閉成して
しまうという欠点を持っている。
これはdυ/dt効果(あるいはレイド効果)と呼ばれ
るもので、この問題を避ける方法が種々提案されている
。
るもので、この問題を避ける方法が種々提案されている
。
一般的にはPNPNスイッチのカソードゲートGKとカ
ソードK間に抵抗を接続する方法が取られている。
ソードK間に抵抗を接続する方法が取られている。
しかしこの方法で高いdυ/di耐量を得るためには上
記抵抗は低抵抗とする必要があり、ゲート感度が悪くな
るという欠点を本質的に持っている。
記抵抗は低抵抗とする必要があり、ゲート感度が悪くな
るという欠点を本質的に持っている。
そこでdυ/dt耐量が高くかつゲート感度が良いPN
PNスイッチを得る手段として第1図図示の如(PNP
トランジスタQ1,NPN トランジスタQ2で構成さ
れたPNPNスイッチのカソードゲートGKとカソード
K間にトランジスタQ3を接続し、過渡電圧が加わった
時のみトランジスタQ3が動作してカソードゲートGK
,カソードK間を短絡するようにPNPNスイッチのア
ノードAとトランジスタQ3のベース間に容量性素子C
を接続した回路が米国特許3,6 0 9,4 1 3
に提示されている。
PNスイッチを得る手段として第1図図示の如(PNP
トランジスタQ1,NPN トランジスタQ2で構成さ
れたPNPNスイッチのカソードゲートGKとカソード
K間にトランジスタQ3を接続し、過渡電圧が加わった
時のみトランジスタQ3が動作してカソードゲートGK
,カソードK間を短絡するようにPNPNスイッチのア
ノードAとトランジスタQ3のベース間に容量性素子C
を接続した回路が米国特許3,6 0 9,4 1 3
に提示されている。
しかし乍ら、この方法はトランジスタQ3のベース・エ
ミツタ間が解放になっているので容量性素子Cの放電回
路がトランジスタQ3のベニス・エミツク間逆耐圧を通
して形成されることになり、繰返し過渡電圧が加わる時
には保護用トランジスタQ3が十分駆動されないでdυ
/dt保護の役目を果さないことがある。
ミツタ間が解放になっているので容量性素子Cの放電回
路がトランジスタQ3のベニス・エミツク間逆耐圧を通
して形成されることになり、繰返し過渡電圧が加わる時
には保護用トランジスタQ3が十分駆動されないでdυ
/dt保護の役目を果さないことがある。
また容量性素子Cとしてコンデンサを用いるのは半導体
集積回路には適さない。
集積回路には適さない。
そこで容量性素子CとしてPN接合を利用する方法が考
えられるがこの場合にはdυ/dt保護回路の逆耐圧が
低くなるため、PNPNスイッチの持つ双方向の高耐圧
特性が損われる欠点を持つ。
えられるがこの場合にはdυ/dt保護回路の逆耐圧が
低くなるため、PNPNスイッチの持つ双方向の高耐圧
特性が損われる欠点を持つ。
この欠点を克服する方法として、先に特願昭49−27
1150特公昭53−41588号公報参照)にて出願
した第2図に示すような回路がある。
1150特公昭53−41588号公報参照)にて出願
した第2図に示すような回路がある。
すなわちdυ/dt保護用トランジスタQ3の駆動を容
量性の受動素子でなく電流増幅率の小さなPNPトラン
ジスタQ4を利用した構成とすることにより、PNPN
スイッチの持つ双方向の高耐圧特性に影響を与えること
なく、かつ容量性素子の充放電回路の影響による保護ト
ランジスタの駆動不足の欠点を改良したものである。
量性の受動素子でなく電流増幅率の小さなPNPトラン
ジスタQ4を利用した構成とすることにより、PNPN
スイッチの持つ双方向の高耐圧特性に影響を与えること
なく、かつ容量性素子の充放電回路の影響による保護ト
ランジスタの駆動不足の欠点を改良したものである。
しかしこの回路構成においては回路定数の設定を適切に
行わないと問題を起こす。
行わないと問題を起こす。
すなわちPNPNスイッチを構成するトランジスタQ1
,Q2が動作する時にはdυ/di保護回路のトランジ
スタQ4とQ3モ同時に動作するのでトランジスタQ4
の電流増幅率をPNPNスイッチのトランジスタQ1に
比べて2〜3桁小さくしておかないと発振を起こしたり
、自己保持電流が大きくなる場合がある。
,Q2が動作する時にはdυ/di保護回路のトランジ
スタQ4とQ3モ同時に動作するのでトランジスタQ4
の電流増幅率をPNPNスイッチのトランジスタQ1に
比べて2〜3桁小さくしておかないと発振を起こしたり
、自己保持電流が大きくなる場合がある。
このためPNP t−ランジスタQ4は過渡電圧が加わ
った時にはトランジスタQ3を十分駆動するように比較
的大きなコレクタベース間接合容量が要求され、定常状
態においてはできるだけトランジスタQ3を駆動しない
ように小さな電流増幅率が要求される。
った時にはトランジスタQ3を十分駆動するように比較
的大きなコレクタベース間接合容量が要求され、定常状
態においてはできるだけトランジスタQ3を駆動しない
ように小さな電流増幅率が要求される。
あるいはまた、定常状態では発振を引起こすようなdυ
/dt保護回路の動作を止め過渡時には十分dυ/dt
保護回路を動作させるような適当な高抵抗R2を接続す
る方法があるが、いずれにしても容量性素子のように過
渡時と定常時で完全にdυ/dt保護回路の動作をスイ
ッチするのは困難で適切な回路定数の設定が難かしい。
/dt保護回路の動作を止め過渡時には十分dυ/dt
保護回路を動作させるような適当な高抵抗R2を接続す
る方法があるが、いずれにしても容量性素子のように過
渡時と定常時で完全にdυ/dt保護回路の動作をスイ
ッチするのは困難で適切な回路定数の設定が難かしい。
一方、本願と同一出願人に係る先願発明として、特願昭
50−85821号「サイリスク回路」がある。
50−85821号「サイリスク回路」がある。
これは第2図のトランジスタQ4のコレクタとトランジ
スタQ3のベース間に少なくとも1個のダイオードを接
続するとともに、トランジスタQ3のベースと接地電位
部間にコンデンサを接続したものに相当するが、この回
路は上記コンデンサの存在に起因して次のような欠点が
生ずる。
スタQ3のベース間に少なくとも1個のダイオードを接
続するとともに、トランジスタQ3のベースと接地電位
部間にコンデンサを接続したものに相当するが、この回
路は上記コンデンサの存在に起因して次のような欠点が
生ずる。
即ち、このようなサイリスク回路を、直列に多段例えば
2段に接続して使用する場合、一方のサイリスク回路の
サイリスクが閉じると、他方のサイリスク回路のコンデ
ンサからそのトランジスタが駆動されて他方のサイリス
クの点弧が妨害され、主電流が流れないため一旦点弧し
た一方のサイリスクが開放に向かい、発振してしまうよ
うな問題を起こすものである。
2段に接続して使用する場合、一方のサイリスク回路の
サイリスクが閉じると、他方のサイリスク回路のコンデ
ンサからそのトランジスタが駆動されて他方のサイリス
クの点弧が妨害され、主電流が流れないため一旦点弧し
た一方のサイリスクが開放に向かい、発振してしまうよ
うな問題を起こすものである。
本発明の目的は、上述した従来回路の欠点を改良し、d
υ/di耐量が高く、定常のゲート感度は高感度で動作
し、双方向に高耐圧を有しかつ実現する場合の回路定数
の設定が容易なPNPN構造の半導体スイッチを提供す
るにある。
υ/di耐量が高く、定常のゲート感度は高感度で動作
し、双方向に高耐圧を有しかつ実現する場合の回路定数
の設定が容易なPNPN構造の半導体スイッチを提供す
るにある。
本発明は等価的にPNPN4層構造の3つのPN接合を
有するPNPNスイッチと、スイッチング手段と、レベ
ルシフト回路とから構威され、スイッチング手段は上記
PNPNスイッチの一方の端のPN接合を短絡する如く
接続され、PNPNスイッチの他方の端のPN接合を介
して分流される電流は上記レベルシフト回路を介してス
イッチング手段に供給され、以ってこの電流でスイッチ
ング手段を駆動することを特徴とする半導体スイッチで
ある。
有するPNPNスイッチと、スイッチング手段と、レベ
ルシフト回路とから構威され、スイッチング手段は上記
PNPNスイッチの一方の端のPN接合を短絡する如く
接続され、PNPNスイッチの他方の端のPN接合を介
して分流される電流は上記レベルシフト回路を介してス
イッチング手段に供給され、以ってこの電流でスイッチ
ング手段を駆動することを特徴とする半導体スイッチで
ある。
以下、図を用いて本発明を詳細に説明する。
第3図は本発明に係る半導体スイッチの第1の実施例の
等価回路図で、Q1とQ2は各々PNPNスイッチを構
或するPNPトランジスタとNPNトランジスタでPエ
ミツタはアノードA,NベースはアノードゲートGA,
PベースはカソードゲートGK,Nエミツタはカンード
Kに対応する。
等価回路図で、Q1とQ2は各々PNPNスイッチを構
或するPNPトランジスタとNPNトランジスタでPエ
ミツタはアノードA,NベースはアノードゲートGA,
PベースはカソードゲートGK,Nエミツタはカンード
Kに対応する。
Q3はカソードゲートGK1カソードK間のPN接合を
短絡するdυ/d t効果保護用トランジスタ、Q4は
dυ/di効果保護用トランジスタQ3を駆動するPN
Pトランジスタ、D1は本発明にかかるレベルシフト回
路を構成するダイオード、R1は小さなdυ/dt効果
を保護する抵抗である。
短絡するdυ/d t効果保護用トランジスタ、Q4は
dυ/di効果保護用トランジスタQ3を駆動するPN
Pトランジスタ、D1は本発明にかかるレベルシフト回
路を構成するダイオード、R1は小さなdυ/dt効果
を保護する抵抗である。
PNPNスイッチを構成するPNP トランジスタQ1
とdυ/dt保護トランジスタの駆動用トランジスタQ
4とは半導体集積回路でよく用いられる横形のPNPト
ランジスタとすれば図示の如く7ルチコレクタ構造は容
易に得られる。
とdυ/dt保護トランジスタの駆動用トランジスタQ
4とは半導体集積回路でよく用いられる横形のPNPト
ランジスタとすれば図示の如く7ルチコレクタ構造は容
易に得られる。
この構造ではdυ/d t保護回路を接続したことによ
る耐圧の低下は防ぐことができる。
る耐圧の低下は防ぐことができる。
この回路を用いればPNPNスイッチがONL,ている
定常状態においては、レベルシフトダイオードD1を入
れたことによりdυ/di保護用トランジスタQ3は遮
断状態となる。
定常状態においては、レベルシフトダイオードD1を入
れたことによりdυ/di保護用トランジスタQ3は遮
断状態となる。
従って保護トランジスタQ3が動作することによる発振
や自己保持電流の増加という悪影響は避けることができ
る。
や自己保持電流の増加という悪影響は避けることができ
る。
またPNPNスイッチがターンオンすると、その直後の
トランジスタQ3のベース電位は、第7図dに示すよう
に、PNPNスイッチのカソードKの電位からトランジ
スタQ3のペースエミツタ間逆耐圧電圧分だけ下がった
電位まで押し下げられるが、トランジスタQ4の働きに
よりすぐに電位は引き上げられアノード電圧からトラン
ジスタQ4のコレククエミツタ間飽和電圧とダイオード
D1の順電圧降下分下がった電位に保たれる。
トランジスタQ3のベース電位は、第7図dに示すよう
に、PNPNスイッチのカソードKの電位からトランジ
スタQ3のペースエミツタ間逆耐圧電圧分だけ下がった
電位まで押し下げられるが、トランジスタQ4の働きに
よりすぐに電位は引き上げられアノード電圧からトラン
ジスタQ4のコレククエミツタ間飽和電圧とダイオード
D1の順電圧降下分下がった電位に保たれる。
従って次にdυ/dt過渡電圧が加わった時には、トラ
ンジスタQ4、ダイオードD1を通して保護トランジス
タQ3が有効に駆動されてdυ/d t耐量を高める。
ンジスタQ4、ダイオードD1を通して保護トランジス
タQ3が有効に駆動されてdυ/d t耐量を高める。
第7図は本発明と従来方式と比較してdυ/dt保護用
トランジスタQ3のベース電位V b Q sの波形を
示す。
トランジスタQ3のベース電位V b Q sの波形を
示す。
第7図のaはアノード電位■Aの変化を示し、これに対
するトランジスタQ3のベース電位V b Q sの変
化の模様はbが従来の第1図の回路形式、Cが従来の第
2図の回路形式、dが本発明の第3図の回路形式となる
。
するトランジスタQ3のベース電位V b Q sの変
化の模様はbが従来の第1図の回路形式、Cが従来の第
2図の回路形式、dが本発明の第3図の回路形式となる
。
PNPNスイッチがONLた時に各回路形式で差が出る
ことを示している。
ことを示している。
すなわちbに示した第1図の回路形式では負に押し下げ
られたベース電位vbQ3はなかなか回復しないし、C
に示した第2図の回路形式ではすぐに回復するけれども
電位V b Q 3は0.7vとトランジスタQ3も動
作していることを示している。
られたベース電位vbQ3はなかなか回復しないし、C
に示した第2図の回路形式ではすぐに回復するけれども
電位V b Q 3は0.7vとトランジスタQ3も動
作していることを示している。
一方本発明の第3図の回路形式ではdのようにすぐに回
復し、しかも■bQ3はトランジスタQ3がONLない
0.4V程度の電位にとどまっている。
復し、しかも■bQ3はトランジスタQ3がONLない
0.4V程度の電位にとどまっている。
尚dυ/dt保護回路にレベルシフト回路を入れ、PN
PNスイッチのON電圧と差を持たせることによりこの
差の間の電圧がdυ/dtとして加わった時にはdυ/
dt保護回路が動作できない無保護状態となり、PNP
Nスイッチが誤閉成することが考えられるがこの小さな
dυ/dt保護は比較的高い抵抗R1で行えばよい。
PNスイッチのON電圧と差を持たせることによりこの
差の間の電圧がdυ/dtとして加わった時にはdυ/
dt保護回路が動作できない無保護状態となり、PNP
Nスイッチが誤閉成することが考えられるがこの小さな
dυ/dt保護は比較的高い抵抗R1で行えばよい。
このR1はPNPNスイッチのカソードゲートGKとカ
ソードK間が完全に開放された状態ではリーク電流でも
閉成してしまうので、それを防ぐためにも必要である。
ソードK間が完全に開放された状態ではリーク電流でも
閉成してしまうので、それを防ぐためにも必要である。
PNPNスイッチを大電流の用途に使う場合や高温雰囲
気で使う場合にはレベルシフトダイオードD1一段では
定常状態におけるdυ/dt保護回路の動作を止め切れ
ないケースが考えられるがそのような場合には第4図図
示の如くレベルシフトダイオードD2を接続してレベル
シフト2段構成にしてもよいし、第5図に示した如く抵
抗R3を直列に挿入してもよい。
気で使う場合にはレベルシフトダイオードD1一段では
定常状態におけるdυ/dt保護回路の動作を止め切れ
ないケースが考えられるがそのような場合には第4図図
示の如くレベルシフトダイオードD2を接続してレベル
シフト2段構成にしてもよいし、第5図に示した如く抵
抗R3を直列に挿入してもよい。
さらに第6図図示の如く大きなdυ/dt保護用トラン
ジスタQ5と小さなdυ/dt保護用抵抗R1をPNP
Nスイッチの別々のPN接合を短絡するように接続して
もよい。
ジスタQ5と小さなdυ/dt保護用抵抗R1をPNP
Nスイッチの別々のPN接合を短絡するように接続して
もよい。
すなわちPNPNスイッチのアノードAとアノードゲ゛
一トGA間にdυ/d t保護用のPNPI−ランジス
タQ5を接続し、PMPNスイッチのNPN}ランジス
タQ2と並列にdυ/di保護トランジスタqの駆動用
NPN l−ランジスタQ6を接続しQ,とQ6の間に
はレベルシフトダイオードD1を接続する。
一トGA間にdυ/d t保護用のPNPI−ランジス
タQ5を接続し、PMPNスイッチのNPN}ランジス
タQ2と並列にdυ/di保護トランジスタqの駆動用
NPN l−ランジスタQ6を接続しQ,とQ6の間に
はレベルシフトダイオードD1を接続する。
アノードとアノードゲート間の耐圧で逆耐圧を負担する
PNPNスイッチでは小さなdυ/dt保護用の抵抗R
1はアノードゲートGAとアノードA間に接続するとP
NPNスイッチの逆耐圧が低くなるのでカソードゲート
GKとカソードK間に接続する。
PNPNスイッチでは小さなdυ/dt保護用の抵抗R
1はアノードゲートGAとアノードA間に接続するとP
NPNスイッチの逆耐圧が低くなるのでカソードゲート
GKとカソードK間に接続する。
第3図、第4図、第5図図示のPNP I−ランジスタ
Q4はマルチコレクタ構造で表わしたがもちろん第6図
のように個別のPNPトランジスタを使用してもよい。
Q4はマルチコレクタ構造で表わしたがもちろん第6図
のように個別のPNPトランジスタを使用してもよい。
尚、PNPNスイッチは第3図、第4図、第5図、第6
図に示すように、PNP トランジスタQ1とNPNI
−ランジスタQ2で構成してもよいが、サイリスクのよ
うに一体の半導体として構成したものでも良い。
図に示すように、PNP トランジスタQ1とNPNI
−ランジスタQ2で構成してもよいが、サイリスクのよ
うに一体の半導体として構成したものでも良い。
すなわち、等価的にPNPN4層構造を有するスイッチ
であれば良い。
であれば良い。
またPNPNスイッチとしてアノードAとアノードゲー
トGA間の耐圧が低く逆にカンードKとカソードゲート
GK間の耐圧が高<PNPNスイッチの順逆耐圧をカソ
ードゲートGKの両接合で負担するようなものにおいて
は、小さなdυ/dt保護用抵抗をアノードAとアノー
ドゲートGA間に接続すればよい。
トGA間の耐圧が低く逆にカンードKとカソードゲート
GK間の耐圧が高<PNPNスイッチの順逆耐圧をカソ
ードゲートGKの両接合で負担するようなものにおいて
は、小さなdυ/dt保護用抵抗をアノードAとアノー
ドゲートGA間に接続すればよい。
すなわち第6図における抵抗R1をdυ/dt保護用の
PNP l−ランジスタQ5と並列にPNPNスイッチ
のアノードAとアノードゲートGA間に接続したような
回路構成がとれ、また第3図、第4図、第5図等におけ
る抵抗R1をPNPNスイッチのアノードAとアノード
ゲートGA間に接続したような回路構成がとれる。
PNP l−ランジスタQ5と並列にPNPNスイッチ
のアノードAとアノードゲートGA間に接続したような
回路構成がとれ、また第3図、第4図、第5図等におけ
る抵抗R1をPNPNスイッチのアノードAとアノード
ゲートGA間に接続したような回路構成がとれる。
さらにまた小さなdυ/dt保護用受動素子としては抵
抗だけでなくコンデンサやダイオード等の容量性素子を
並列に接続してもよい。
抗だけでなくコンデンサやダイオード等の容量性素子を
並列に接続してもよい。
以上説明した如く本発明によれば、PNPNスイッチが
dυ/di効果により誤閉成するのを防止するために、
PNPNスイッチの3つのPN接合のうちの1つの接合
を短絡するように設けたdυ/dt保護用トランジスタ
は、PNPNスイッチの一方の主電極側から能動素子と
レベルシフト回路を通して駆動されるため、PNPNス
イッチがONしている状態では駆動されず自己保持電流
の増加や発振という悪影響を与える心配はないし、かつ
このトランジスタのベース電位はPNPNスイッチのタ
ーンオン時に一担押し下げられても電位差さえあれば動
作する駆動回路の働きですぐに回復するために従来のよ
うに放電用抵抗をペースエミツタ間に接続する必要がな
い。
dυ/di効果により誤閉成するのを防止するために、
PNPNスイッチの3つのPN接合のうちの1つの接合
を短絡するように設けたdυ/dt保護用トランジスタ
は、PNPNスイッチの一方の主電極側から能動素子と
レベルシフト回路を通して駆動されるため、PNPNス
イッチがONしている状態では駆動されず自己保持電流
の増加や発振という悪影響を与える心配はないし、かつ
このトランジスタのベース電位はPNPNスイッチのタ
ーンオン時に一担押し下げられても電位差さえあれば動
作する駆動回路の働きですぐに回復するために従来のよ
うに放電用抵抗をペースエミツタ間に接続する必要がな
い。
従って回路定数の設定は非常に容易でかつ、大きなdυ
/diが加わった時にはdυ/dt保護用トランジスタ
の駆動電流は抵抗で側流されることなく有効にベース電
流として使われるため大きなdυ/dt保護効果が期待
できる。
/diが加わった時にはdυ/dt保護用トランジスタ
の駆動電流は抵抗で側流されることなく有効にベース電
流として使われるため大きなdυ/dt保護効果が期待
できる。
またdυ/dt保護用トランジスタとこれを駆動する回
路は総合して双方向に高耐圧を有するように構成できる
のでPNPNスイッチの持つ双方向に高耐圧を有すると
いう利点が損われることはない。
路は総合して双方向に高耐圧を有するように構成できる
のでPNPNスイッチの持つ双方向に高耐圧を有すると
いう利点が損われることはない。
もちろんこのトランジスタが動作できない領域を補う1
つのPN接合を短絡するインピーダンス素子は小さなd
υ/dtに対する保護用であり高インピーダンスにする
ことができるのでPNPNスイッチは小さなゲート電流
で閉成することができる。
つのPN接合を短絡するインピーダンス素子は小さなd
υ/dtに対する保護用であり高インピーダンスにする
ことができるのでPNPNスイッチは小さなゲート電流
で閉成することができる。
さらに本発明の回路はコンデンサが不要のため半導体集
積回路化が容易である。
積回路化が容易である。
そして本発明では、上記先願(特願昭5085821号
)において必須の構成とするコンデンサを積極的になく
しているため、その先願の発明において問題となった発
振現象もなく、性能上まことに有益なものである。
)において必須の構成とするコンデンサを積極的になく
しているため、その先願の発明において問題となった発
振現象もなく、性能上まことに有益なものである。
第1図、第2図は本発明に最も近い従来の半導体スイッ
チの等価回路図、第3図、第4図、第5図、第6図はい
ずれも本発明にかかる半導体スイッチの一実施例の等価
回路図、第7図は本発明にかかる半導体スイッチの動作
を説明する波形図を示す。 Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6・・・・・・トラ
ンジスタ、D1,D2・・・・・・ダイオード、Rl
t R2 ,R3・・・・・抵抗、C・・・・・・コン
デンサ、A・・・・・・アノード(Pエミツク)、GA
・・・・・・アノードゲート(Nベース)、GK・・・
・・・カソードゲート(Pベース)、K・・・・・・カ
ソード(Nエミツタ)。
チの等価回路図、第3図、第4図、第5図、第6図はい
ずれも本発明にかかる半導体スイッチの一実施例の等価
回路図、第7図は本発明にかかる半導体スイッチの動作
を説明する波形図を示す。 Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6・・・・・・トラ
ンジスタ、D1,D2・・・・・・ダイオード、Rl
t R2 ,R3・・・・・抵抗、C・・・・・・コン
デンサ、A・・・・・・アノード(Pエミツク)、GA
・・・・・・アノードゲート(Nベース)、GK・・・
・・・カソードゲート(Pベース)、K・・・・・・カ
ソード(Nエミツタ)。
Claims (1)
- 1 等価的にPNPN4層構造の3つのPN接合を有す
るPNPNスイッチの一方の端のPN接合をスイッチン
グ手段又はスイッチング手段と受動素子との並列回路に
よって短絡するようになした半導体スイッチにおいて、
上記スイッチング手段の制御端子には、上記PNPNス
イッチの他方の端のPN接合を通った電流の一部が能動
素子及びレベルシフト回路の直列回路を介して供給され
る如く接続されていることを特徴とする半導体スイッチ
。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50100190A JPS5836536B2 (ja) | 1975-08-20 | 1975-08-20 | ハンドウタイスイツチ |
US05/715,156 US4071779A (en) | 1975-08-20 | 1976-08-17 | Semiconductor switch |
AU16964/76A AU480847B2 (en) | 1975-08-20 | 1976-08-19 | Semiconductor switch |
DE2637356A DE2637356C3 (de) | 1975-08-20 | 1976-08-19 | Halbleiterschalter |
CA259,391A CA1064107A (en) | 1975-08-20 | 1976-08-19 | Four-layered semiconductor switch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50100190A JPS5836536B2 (ja) | 1975-08-20 | 1975-08-20 | ハンドウタイスイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5224455A JPS5224455A (en) | 1977-02-23 |
JPS5836536B2 true JPS5836536B2 (ja) | 1983-08-10 |
Family
ID=14267370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50100190A Expired JPS5836536B2 (ja) | 1975-08-20 | 1975-08-20 | ハンドウタイスイツチ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4071779A (ja) |
JP (1) | JPS5836536B2 (ja) |
CA (1) | CA1064107A (ja) |
DE (1) | DE2637356C3 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5549034A (en) * | 1978-10-04 | 1980-04-08 | Hitachi Ltd | Semiconductor switch |
US4213067A (en) * | 1978-12-22 | 1980-07-15 | Eaton Corporation | Integrated gate turn-off device with non-regenerative power portion and lateral regenerative portion having split emission path |
US4315168A (en) * | 1979-10-05 | 1982-02-09 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor switch |
US4571501A (en) * | 1983-10-12 | 1986-02-18 | Acme-Cleveland Corporation | Electronic control circuit |
US4614897A (en) * | 1984-05-11 | 1986-09-30 | Rca Corporation | Switching circuit |
DE3422132C1 (de) * | 1984-06-14 | 1986-01-09 | Texas Instruments Deutschland Gmbh, 8050 Freising | Schutzschaltungsanordnung |
US5086242A (en) * | 1990-10-16 | 1992-02-04 | Harris Corporation | Fast turn-off of thyristor structure |
FR3036001A1 (fr) * | 2015-05-05 | 2016-11-11 | St Microelectronics Tours Sas | Commutateur bidirectionnel de puissance |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5085821A (ja) * | 1973-11-28 | 1975-07-10 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL7108233A (ja) * | 1971-06-16 | 1972-12-19 |
-
1975
- 1975-08-20 JP JP50100190A patent/JPS5836536B2/ja not_active Expired
-
1976
- 1976-08-17 US US05/715,156 patent/US4071779A/en not_active Expired - Lifetime
- 1976-08-19 DE DE2637356A patent/DE2637356C3/de not_active Expired
- 1976-08-19 CA CA259,391A patent/CA1064107A/en not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5085821A (ja) * | 1973-11-28 | 1975-07-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE2637356A1 (de) | 1977-03-10 |
AU1696476A (en) | 1977-03-03 |
DE2637356B2 (de) | 1979-12-06 |
DE2637356C3 (de) | 1980-08-14 |
CA1064107A (en) | 1979-10-09 |
JPS5224455A (en) | 1977-02-23 |
US4071779A (en) | 1978-01-31 |
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