JPS5823698B2 - サツゾウカンヨウハンドウタイタ−ゲツト - Google Patents
サツゾウカンヨウハンドウタイタ−ゲツトInfo
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- JPS5823698B2 JPS5823698B2 JP49075987A JP7598774A JPS5823698B2 JP S5823698 B2 JPS5823698 B2 JP S5823698B2 JP 49075987 A JP49075987 A JP 49075987A JP 7598774 A JP7598774 A JP 7598774A JP S5823698 B2 JPS5823698 B2 JP S5823698B2
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Landscapes
- Image-Pickup Tubes, Image-Amplification Tubes, And Storage Tubes (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半導体ターゲット型ビジコン(以下ビジコンと
略称する)のターゲットの改良に関するものである。
略称する)のターゲットの改良に関するものである。
ビジコンは、半導体単結晶基板上にモザイク状に多数の
光感応素子を配列した半導体ターゲットを用いた撮像管
であって、各光感応素子に逆バイアスを印加した際に生
じる遷移領域容量を利用した蓄積モードで動作する。
光感応素子を配列した半導体ターゲットを用いた撮像管
であって、各光感応素子に逆バイアスを印加した際に生
じる遷移領域容量を利用した蓄積モードで動作する。
したがって、ビジコンの暗電流Idsjは、半導体ター
ゲットの各光感応素子間をパッジベイトしている絶縁物
層と半導体との界面に存在する界面準位による再結合電
流が支配的であって、 Idsj=QniSoAs −・・−=−(1)と表
わせる。
ゲットの各光感応素子間をパッジベイトしている絶縁物
層と半導体との界面に存在する界面準位による再結合電
流が支配的であって、 Idsj=QniSoAs −・・−=−(1)と表
わせる。
ここでQは電子の電荷、Niは半導体の真性キャリア濃
度、Soは表面再結合速度、Asは半導体ターゲットの
電子ビームにより走査される面積の内、遷移領域と絶縁
物層との接合面積である。
度、Soは表面再結合速度、Asは半導体ターゲットの
電子ビームにより走査される面積の内、遷移領域と絶縁
物層との接合面積である。
さらに表面再結合速度Soは、界面準位が5check
ley−Read−Hall型単−レベル中心であって
半導体の禁制帯内にエネルギー的に均一に分布している
とき So=σs V + hπkTNss −−・・(2
)き表わせる。
ley−Read−Hall型単−レベル中心であって
半導体の禁制帯内にエネルギー的に均一に分布している
とき So=σs V + hπkTNss −−・・(2
)き表わせる。
ここでv+hは半導体内のキャリアの熱速度、kはボル
ツマン定数、Tは半導体ターゲットの絶対温度、Nss
は界面準位密度、σSは界面準位の電子および正孔に対
する捕獲断面積をそれぞれσsnおよびσspとすると
きσS=σsn’σ$p/2で表わされる界面準位の実
効捕獲断面積である。
ツマン定数、Tは半導体ターゲットの絶対温度、Nss
は界面準位密度、σSは界面準位の電子および正孔に対
する捕獲断面積をそれぞれσsnおよびσspとすると
きσS=σsn’σ$p/2で表わされる界面準位の実
効捕獲断面積である。
式(1)および式(2)より明らかなようにビジコン暗
電流は、半導体ターゲットの絶縁物層−半導体界面に存
在する界面準位の密度に大きく依存する。
電流は、半導体ターゲットの絶縁物層−半導体界面に存
在する界面準位の密度に大きく依存する。
従来構造の半導体ターゲットでは、半導体とし、てSi
を用いた場合、絶縁物層としては乾燥酸素雰囲気での高
温熱酸化による5i02層を用い、さらに水素雰囲気内
での低温アニールを行うことによりS i 02−8
i界面から5i02層にかけて存在するS i −0結
合の欠陥部にH”4オンを導入して界面準位密度を10
10CrrL−2e■−1程度まで減少させている。
を用いた場合、絶縁物層としては乾燥酸素雰囲気での高
温熱酸化による5i02層を用い、さらに水素雰囲気内
での低温アニールを行うことによりS i 02−8
i界面から5i02層にかけて存在するS i −0結
合の欠陥部にH”4オンを導入して界面準位密度を10
10CrrL−2e■−1程度まで減少させている。
このときの暗電流は5nA程度である。しかしながら、
従来構造の半導体ターゲットを用いたビジコンを長時間
動作させると動作時間に関してはほぼリニアに、またフ
ィールドメツシュの電圧に関しては4ないし5乗の大き
さで増加してゆく。
従来構造の半導体ターゲットを用いたビジコンを長時間
動作させると動作時間に関してはほぼリニアに、またフ
ィールドメツシュの電圧に関しては4ないし5乗の大き
さで増加してゆく。
一般に撮像管のダイナミックレンジは、その撮像管から
取り出し得る最大信号電流と暗電流との比で定まるので
、ビジコンから取り出し得る最大信号電流は半導体ター
ゲットの各光感応素子における遷移領域容量で定まる。
取り出し得る最大信号電流と暗電流との比で定まるので
、ビジコンから取り出し得る最大信号電流は半導体ター
ゲットの各光感応素子における遷移領域容量で定まる。
これは界面準位密度に依存しないために、暗電流の増加
はダイナミックレンジの低下を意味する。
はダイナミックレンジの低下を意味する。
さらに、ビジコンにおいては、フィールドメツシュは通
常300■で動作させているが、フィールドメツシュの
電圧をより高くすることにより解像度が大きく改善され
る。
常300■で動作させているが、フィールドメツシュの
電圧をより高くすることにより解像度が大きく改善され
る。
たとえば、フィールドメツシュの電圧を300■で動作
させたときの限界解像度が600TV本程度であっても
、フィールドメツシュの電圧を500ないし750vで
動作させると限界解像度を700ないし800TV本程
度まで上げることが可能である。
させたときの限界解像度が600TV本程度であっても
、フィールドメツシュの電圧を500ないし750vで
動作させると限界解像度を700ないし800TV本程
度まで上げることが可能である。
しかしながら、ビジコンの暗電流は前述のごとくフィー
ルドメツシュの電圧に関して4ないし5乗の大きさで増
加するから、ビジコンを高解像度化するために、フィー
ルドメツシュ電圧を高くして動作させると、通常の30
0v動作に比較してはるかに速く暗電流が増加し、ダイ
ナミックレンジも大きく低下してしまう。
ルドメツシュの電圧に関して4ないし5乗の大きさで増
加するから、ビジコンを高解像度化するために、フィー
ルドメツシュ電圧を高くして動作させると、通常の30
0v動作に比較してはるかに速く暗電流が増加し、ダイ
ナミックレンジも大きく低下してしまう。
さらにまた、ビジコンの暗電流増加によるダイナミック
レンジの低下は、フィールドメツシュを通常の300v
で動作させたときでさえ、電子銃からの電子ビーム放射
の減衰よりも早く起るためにビジコンの寿命は半導体タ
ーゲットの暗電流増加によって限定されてしまう。
レンジの低下は、フィールドメツシュを通常の300v
で動作させたときでさえ、電子銃からの電子ビーム放射
の減衰よりも早く起るためにビジコンの寿命は半導体タ
ーゲットの暗電流増加によって限定されてしまう。
従来構造の半導体ターゲットでは、5t02 Si界
面からS i02層内にかけて存在する5i−0結合の
欠陥部に導入されたH+/1′オンは、5i−H結合の
エネルギーは3e■程度、またO−H結合のエネルギー
は5e■程度であるため、フィールドメツシュ電圧とほ
ぼ等価なエネルギーを有するX線によって容易に励起さ
れて自由イオンになり、−さらに5t02層内で7)H
”、I’オンの移動度が非常に大きいために容易に5i
02層表面からH2となって脱は出す結果、界面準位密
度が増加し、暗電流が増加する欠点があった。
面からS i02層内にかけて存在する5i−0結合の
欠陥部に導入されたH+/1′オンは、5i−H結合の
エネルギーは3e■程度、またO−H結合のエネルギー
は5e■程度であるため、フィールドメツシュ電圧とほ
ぼ等価なエネルギーを有するX線によって容易に励起さ
れて自由イオンになり、−さらに5t02層内で7)H
”、I’オンの移動度が非常に大きいために容易に5i
02層表面からH2となって脱は出す結果、界面準位密
度が増加し、暗電流が増加する欠点があった。
すなわち、従来構造の半導体ターゲットではX線によっ
て界面準位密度が増加することは不可避の現象であり、
ビジコンとして長時間動作させたときの暗電流増加によ
るダイナミックレンジの低下を避けることは不可能であ
った。
て界面準位密度が増加することは不可避の現象であり、
ビジコンとして長時間動作させたときの暗電流増加によ
るダイナミックレンジの低下を避けることは不可能であ
った。
さらにまた、フィールドメツシュ電圧を高くすることに
よって高解像度化針か4こともできなかった。
よって高解像度化針か4こともできなかった。
本発明の目的は前記従来の欠点を除去し、改良された撮
像管用半導体ターゲットを提供することにある。
像管用半導体ターゲットを提供することにある。
本発明の第1の発明によれば、半導体基板にそれぞれ独
立した多数個の光感応素子がモザイク状に設けられ、か
つ、該各党感応素子間がS 13 N4層を含む多重層
絶縁体によってパッジベイトされた構成を基本構造とす
る撮像管用半導体ターゲットが得られる。
立した多数個の光感応素子がモザイク状に設けられ、か
つ、該各党感応素子間がS 13 N4層を含む多重層
絶縁体によってパッジベイトされた構成を基本構造とす
る撮像管用半導体ターゲットが得られる。
また本発明の第2の発明によれば、半導体単結晶基板に
それぞれ独立した多数個の光感応素子がモザイク状に設
けられ、かつ、該各党感応素子間1がその表面において
、Si3N4層を含む多重層絶縁体によってパッジベイ
トされていると共に該絶縁体表面および前記各光感応素
子表面を覆うように半絶縁物層が設けられていることを
特徴とする撮像管用半導体ターゲットが得られる。
それぞれ独立した多数個の光感応素子がモザイク状に設
けられ、かつ、該各党感応素子間1がその表面において
、Si3N4層を含む多重層絶縁体によってパッジベイ
トされていると共に該絶縁体表面および前記各光感応素
子表面を覆うように半絶縁物層が設けられていることを
特徴とする撮像管用半導体ターゲットが得られる。
さらに本発明の第3の発明によれば、半導体単結晶基板
にそれぞれ独立した多数個の光感応素子がモザイク状に
設けられ、かつ、該各党感応素子間がその表面において
S i3 N4層を含む多重層絶縁体によってパッジベ
イトされていると共に、該。
にそれぞれ独立した多数個の光感応素子がモザイク状に
設けられ、かつ、該各党感応素子間がその表面において
S i3 N4層を含む多重層絶縁体によってパッジベ
イトされていると共に、該。
絶縁体の一部を除いた絶縁体表面および前記各光感応素
子表面を金属もしくは不純物を高濃度に含む半導体層よ
りなる導電体層で被覆してなることを特徴とする撮像管
用半導体ターゲットが得られる。
子表面を金属もしくは不純物を高濃度に含む半導体層よ
りなる導電体層で被覆してなることを特徴とする撮像管
用半導体ターゲットが得られる。
ノ以下本発明について図面により詳述する。
第1図は、本発明の第1の発明の一実施例を示す断面図
である。
である。
このターゲットはn型半導体領域(以下n型領域と略記
す)1と該n型領域1の一生表面に不純物拡散によりモ
ザイク状に形成さ」れたn型半導体領域(以下n型領域
と略記す)2と、各n型領域2の表面間をバッジベイト
せしめる5i02層3と、Si3N4層4とからなる格
子状絶縁体層とから構成されている。
す)1と該n型領域1の一生表面に不純物拡散によりモ
ザイク状に形成さ」れたn型半導体領域(以下n型領域
と略記す)2と、各n型領域2の表面間をバッジベイト
せしめる5i02層3と、Si3N4層4とからなる格
子状絶縁体層とから構成されている。
前記の構成によれば、n型領域2がモザイク状シに形成
されている側から入射したX線7によって5i02層内
で自由イオンとなったH”4オンは、5i3N、層内で
の移動度がS i02層内での移動度に比較し1/10
00ないし1/1.0000以下であることから、Si
O2層内からほとんど脱は出るこ:とが出来ず、−走査
時間(1730秒)に比較してかなり短かい緩和時間を
もって再び5i−0結合の欠陥部を補償することになる
。
されている側から入射したX線7によって5i02層内
で自由イオンとなったH”4オンは、5i3N、層内で
の移動度がS i02層内での移動度に比較し1/10
00ないし1/1.0000以下であることから、Si
O2層内からほとんど脱は出るこ:とが出来ず、−走査
時間(1730秒)に比較してかなり短かい緩和時間を
もって再び5i−0結合の欠陥部を補償することになる
。
この過程は時間的には完全にランダムなものと考えられ
るから、時間的な平均を考えれば5i−0結合の欠陥部
には。
るから、時間的な平均を考えれば5i−0結合の欠陥部
には。
はとんどつねにH+/1′オンが存在するものと考えて
よい。
よい。
したがって、本発明の構成によれば、5i02− S
i界面に存在する界面準位のX線による増加は、従来構
造の半導体ターゲットに比較してはるかに少なくなり、
その結果暗電流の増加も低減され、ダイナミックレンジ
の低下を著るしく抑制することができる。
i界面に存在する界面準位のX線による増加は、従来構
造の半導体ターゲットに比較してはるかに少なくなり、
その結果暗電流の増加も低減され、ダイナミックレンジ
の低下を著るしく抑制することができる。
このような構成は、例えば次のようにして作る。
n型Si表面を乾燥酸素雰囲気中で高温熱酸化により1
00〜1000人の厚さの5i02層で覆い、次ニCV
−D法ニヨルSi3N4層テ5i02層表面ヲ覆う。
00〜1000人の厚さの5i02層で覆い、次ニCV
−D法ニヨルSi3N4層テ5i02層表面ヲ覆う。
この5t3N4層の厚さは5i02−8 i s N、
二層の厚さが0.9〜1.0μになるように調整される
。
二層の厚さが0.9〜1.0μになるように調整される
。
次に通常の写真蝕刻法により、上記Si3N4層および
5i02層にモザイク状に穴をあける。
5i02層にモザイク状に穴をあける。
次に前記の穴を通して熱拡散法あるいはイオン注入法に
よりp型不純物(例えばB)を注入してモザイク状にn
型領域を形成する。
よりp型不純物(例えばB)を注入してモザイク状にn
型領域を形成する。
さらに、前記n型領域がモザイク状に形成されている側
から、ターゲット全面にプロトン(H+)をイオン注入
法により注入し、前記5i02層およびSl −5i0
2界面に存在する5i−0結合の欠陥部にH+rオンを
導入する。
から、ターゲット全面にプロトン(H+)をイオン注入
法により注入し、前記5i02層およびSl −5i0
2界面に存在する5i−0結合の欠陥部にH+rオンを
導入する。
次に、不活性ガス雰囲気内で7000C〜800°Cで
1時間部度のアニールを行うことによって、プロトン注
入によりn型領域表面に生じた高抵抗層及び5i02
Si界面に生じた機械的歪みを取り除く。
1時間部度のアニールを行うことによって、プロトン注
入によりn型領域表面に生じた高抵抗層及び5i02
Si界面に生じた機械的歪みを取り除く。
以上の工程により、第1図に示した構造の半導体ターゲ
ットを形成することができ、暗電流の増加を減少させる
ことができる。
ットを形成することができ、暗電流の増加を減少させる
ことができる。
例えば、従来構造の半導体ターゲットを用いたビジコン
ではフィールドメツシュ電圧を750Vとして500時
間連続動作させたときの暗電流増加が150nA以上に
まで達するのに対し、本発明による半導体ターゲットを
用いたビジコンの前記の条件での動作における暗電流増
加は10nA以下となる。
ではフィールドメツシュ電圧を750Vとして500時
間連続動作させたときの暗電流増加が150nA以上に
まで達するのに対し、本発明による半導体ターゲットを
用いたビジコンの前記の条件での動作における暗電流増
加は10nA以下となる。
第2図は、本発明の第2の発明の一実施例を示す断面図
である。
である。
該本発明は暗電流の改善と共に電子ビーム8がモザイク
状のn型領域2だけでなく、5i3N4層4の表面をも
走査する結果、該表面に蓄積した負の電荷が電子ビーム
8のn型領域2への流入を妨げる現象も併せて防止する
ことが可能になる。
状のn型領域2だけでなく、5i3N4層4の表面をも
走査する結果、該表面に蓄積した負の電荷が電子ビーム
8のn型領域2への流入を妨げる現象も併せて防止する
ことが可能になる。
このターゲットは、上述の第1図に示した基本構造の半
導体ターゲットの電子ビーム8を受ける面に半絶縁膜5
を被着することによって得られる。
導体ターゲットの電子ビーム8を受ける面に半絶縁膜5
を被着することによって得られる。
この半絶縁膜5は、上述の負の電荷をn型領域2に流す
作用をするものであり、その抵抗値は1013〜101
4Ω/crAが適当である。
作用をするものであり、その抵抗値は1013〜101
4Ω/crAが適当である。
第3図は、さらに本発明の第3の発明の一実施例を示す
断面図である。
断面図である。
これは図に示したように、金属あるいは不純物を高濃度
に含む半導体をもってなる導電体層6をn型領域2およ
び該n型領域2の周辺のS 13 N4層4の表面に設
けることによって暗電流を少なくしかつ5i3N4層4
の表面に蓄積した負の電荷の影響を少なくして、電子ビ
ーム8のn型領域2への流入をよくする。
に含む半導体をもってなる導電体層6をn型領域2およ
び該n型領域2の周辺のS 13 N4層4の表面に設
けることによって暗電流を少なくしかつ5i3N4層4
の表面に蓄積した負の電荷の影響を少なくして、電子ビ
ーム8のn型領域2への流入をよくする。
前記導電体層6は、隣接した導電体層と接触しない限り
、広<5t3N4層4の表面を覆うようにした方がよい
。
、広<5t3N4層4の表面を覆うようにした方がよい
。
このターゲットは、例えば前記基本構造のターゲットの
n型領域が形成されている側の全面を真空蒸着あるいは
スパッタリングによる金属層で覆い、モザイク状に形成
されているn型領域およびその周辺の813 N4層を
覆っている部分のみを目合わせ写真蝕刻法により残すこ
とによって得られる0 以上のように、本発明による撮像管用半導体ターゲット
を用いれば、フィールドメツシュの電圧を高くすること
による高解像度化が可能であり、かつ長時間動作に対し
て暗電流の増加によるダイナミックレンジの低下が著る
しく少なく、寿命の長いビジコンを実現することができ
る。
n型領域が形成されている側の全面を真空蒸着あるいは
スパッタリングによる金属層で覆い、モザイク状に形成
されているn型領域およびその周辺の813 N4層を
覆っている部分のみを目合わせ写真蝕刻法により残すこ
とによって得られる0 以上のように、本発明による撮像管用半導体ターゲット
を用いれば、フィールドメツシュの電圧を高くすること
による高解像度化が可能であり、かつ長時間動作に対し
て暗電流の増加によるダイナミックレンジの低下が著る
しく少なく、寿命の長いビジコンを実現することができ
る。
なお、以上の説明では、半導体としてはSi1パツジベ
イト材としての多重層絶縁体のS i3N4層を除く部
分を5t02層に限ったが、上記材料に限定する必要は
ない。
イト材としての多重層絶縁体のS i3N4層を除く部
分を5t02層に限ったが、上記材料に限定する必要は
ない。
たとえば、半導体としてはGe。GaAs、InSb等
が、また絶縁層の一部にAl103等が用いられた半導
体ターゲットに本発明を実施しても同様な効果が得られ
る。
が、また絶縁層の一部にAl103等が用いられた半導
体ターゲットに本発明を実施しても同様な効果が得られ
る。
さらにまた、光感応素子としてはpn接合ダイオードに
限定したが、npn光トランジスタ、ショットキーダイ
オード等を具備した半導体ターゲットに本発明を実施し
ても同様の効果を得ることができる。
限定したが、npn光トランジスタ、ショットキーダイ
オード等を具備した半導体ターゲットに本発明を実施し
ても同様の効果を得ることができる。
第1図は本発明の第1の発明の一実施例を、第2図は第
2の発明の一実施例を、第3図は第3の発明の一実施例
を示す半導体ターゲットの断面図である。 図において、1はSiのn型領域、2はSiのn型領域
上にモザイク状に形成されたn型領域、3は5i02層
、4はS L3 N4層、5は半絶縁膜、6は導電体層
、7はX線、8は電子ビームを示す。
2の発明の一実施例を、第3図は第3の発明の一実施例
を示す半導体ターゲットの断面図である。 図において、1はSiのn型領域、2はSiのn型領域
上にモザイク状に形成されたn型領域、3は5i02層
、4はS L3 N4層、5は半絶縁膜、6は導電体層
、7はX線、8は電子ビームを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 半導体単結晶基板にそれぞれ独立した多数個の光感
応素子間がその表面において多重絶縁物層によりパッジ
ベイトされている撮像管用半導体ターゲットにおいて、
前記多重絶縁物層は、少なくとも半導体単結晶基板に接
するSiO2層と、Si3N、層とからなり、かつSi
O2層と半導体単結晶基板との界面および界面近傍に存
在する原子間結合の欠陥部にH”4オンが導入されてい
ることを特徴とする撮像管用半導体ターゲット。 2 半導体単結晶基板にそれぞれ独立した多数個の光感
応素子間がその表面において多重絶縁物層によりパッジ
ベイトされている撮像管用半導体ターゲットにおいて、
前記多重絶縁物層は少なくとも、半導体単結晶基板に接
するSiO2層と、S 13 N4層とからなり、かつ
SiO2層と半導体単結晶基板との界面および界面近傍
に存在する原子間結合の欠陥部にH”4オンが導入され
ていることを特徴とする撮像管用半導体ターゲットであ
って前記多重絶縁物層表面および各光感応素子表面を覆
うように半絶縁物層が設けられていることを特徴とする
撮像管用半導体ターゲット。 3 半導体単結晶基板にそれぞれ独立した多数個り光感
応素子間がその表面において多重絶縁物層(こよりパッ
ジベイトされている撮像管用半導体ターゲットにおいて
、前記多重絶縁物層は少なくとも、半導体単結晶基板に
接するSiO□層と、S + 3 N4層とからなり、
かつSiO□層と半導体単結晶基板との界面および界面
近傍に存在する原子間結合の欠陥部にH+/rオンが導
入されていることを特徴とする撮像管用半導体ターゲッ
トであって各光感応素子表面および各光感応素子周辺の
多重絶縁物層表面を、互いに接触することのないように
設けられた金属もしくは不純物を高濃度に含む半導体層
よりなる導電体層で被覆してなることを特徴とする撮像
管用半導体ターゲット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49075987A JPS5823698B2 (ja) | 1974-07-03 | 1974-07-03 | サツゾウカンヨウハンドウタイタ−ゲツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49075987A JPS5823698B2 (ja) | 1974-07-03 | 1974-07-03 | サツゾウカンヨウハンドウタイタ−ゲツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS515920A JPS515920A (ja) | 1976-01-19 |
JPS5823698B2 true JPS5823698B2 (ja) | 1983-05-17 |
Family
ID=13592114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49075987A Expired JPS5823698B2 (ja) | 1974-07-03 | 1974-07-03 | サツゾウカンヨウハンドウタイタ−ゲツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823698B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0240320Y2 (ja) * | 1983-04-14 | 1990-10-26 | ||
JPH0328960Y2 (ja) * | 1984-04-23 | 1991-06-20 | ||
JPH04110199U (ja) * | 1991-02-19 | 1992-09-24 | 海洋工業株式会社 | 揚水装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2764776B2 (ja) * | 1991-11-07 | 1998-06-11 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | バイポーラ型フォトトランジスタ装置。 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4894321A (ja) * | 1972-02-11 | 1973-12-05 |
-
1974
- 1974-07-03 JP JP49075987A patent/JPS5823698B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4894321A (ja) * | 1972-02-11 | 1973-12-05 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0240320Y2 (ja) * | 1983-04-14 | 1990-10-26 | ||
JPH0328960Y2 (ja) * | 1984-04-23 | 1991-06-20 | ||
JPH04110199U (ja) * | 1991-02-19 | 1992-09-24 | 海洋工業株式会社 | 揚水装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS515920A (ja) | 1976-01-19 |
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