JPH11512555A - 取り外し可能な懐中電灯、常夜灯および蛍光灯の組合わせを内蔵した照明設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 キャビネットの下またはカウンターの下または壁面上に取り付ける照明装置で、キャビネットの下またはカウンターの下または壁面上にハウジングを取り付けるための装置を含んだハウジングと、そのハウジング内に取り付けられた蛍光灯装置と、そのハウジング内に取り付けられた常夜灯とそのハウジング内に取り外し可能に取り付けられたバッテリ作動式の取り外し可能な懐中電灯を含むもの。懐中電灯はバッテリ充電器と、バッテリ充電器を電源に接続するための電気装置、たとえば雄型プラグ、および停電を検知する電気装置を備えている。その照明装置はまた、ハウジング内に電源から取り外し可能な懐中電灯組立に電力を供給するための雄型プラグを接続するための懐中電灯の電気接続器、たとえばコンセント、ならびにハウジングのための１個または数個のディフューザを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 取り外し可能な懐中電灯、常夜灯および蛍光灯の 組合わせを内蔵した照明設備 発明の属する分野 本発明はキャビネット/カウンターの下に設けられ、部屋の普通の照明または 非常用光源として用いられるものであり、さらに具体的には、本照明設備は取外 し可能な懐中電灯、常夜灯、および蛍光灯という３部分を含んでいる。 発明の背景 従来、何種類かの多機能ランプ照明装置が家庭、オフィス、または工場施設な どにおいて、壁や天井に取り付けられて使用されてきた。これらの多機能型ラン プは通常の照明機能を提供するものとして、または屋内屋外共に明かりがない停 電の際の非常用照明装置として使用することができる。それらの多機能照明装置 は各種の組合わせが可能であり、たとえば、蛍光灯とスポットライト、充電可能 な懐中電灯と常夜灯、蛍光灯とスポットライトと非常用ストローブライト、懐中 電灯と蛍光灯と非常用危険警告灯などの組合わせがある。これらの多機能ランプ 照明装置は固定式、可搬式、固定式と可搬式を兼ねるものなどに分かれ、固定式 照明装置の電源としてはＡＣアダプタまたはＡＣコンセントのいずれかであり、 可搬式照明装置の電源はＤＣアダプタまたはバッテリである。 従来なかったものとしては、キャビネットの下に設けられた照明装置であって 、通常照明と非常照明の両方に使用できて、照明装置が固定部分と可搬部分を有 し、取り外し可能な懐中電灯、常夜灯および蛍光灯照明装置が単一のハウジング に納められているものである。 従来の技術の説明 様々なデザイン、スタイルおよび構造材質の多機能ランプ照明装置が従来技術 として開示されている。例えば米国特許４,５９０,５４３は固定式または可搬式 の照明装置で一つの電球が、常夜灯、非常灯およびスポットライトとして使用可 能なトリライトを開示した。このトリライ トは普通はバッテリ充電用のＡＣアダプタを持つ壁に取り付けられている。旋回 可能な照明ヘッドは照明の便宜上、０°、30°、60°、90°の４種類の角度に調 節することができる。この特許は３種類の異なる照明装置を持つ可搬式照明装置 は開示していない。 米国特許４,９７７,４８９は、一端に懐中電灯部分を有し、他端に蛍光灯部分 を有し、さらに危険警告灯を持つ、可搬式のバッテリで作動する照明装置を開示 している。この照明装置はＵ字型を成しており、蛍光灯部分と警告灯は90°の角 度で下向きに回転できるようになっている。この特許は取外し式の懐中電灯と常 夜灯を持つ可搬式照明装置は開示していない。 米国特許４,７８２,４３２は、細長い透明はハウジングの中に納められた、ス ポットライト部分、蛍光灯部分、およびストローブライト部分を有する多機能可 搬式照明装置を開示している。この特許は取り外し可能な懐中電灯と常夜灯を有 する可搬式照明装置は開示していない。 キャビネット（食器棚など）の下に設けられた、一端に取り外し可能な懐中電 灯を有し、他端に常夜灯を有し、さらにその中間に蛍光灯を有する照明装置は構 造的に従来の技術とは異なる。上述したどの特許もそのような特徴と構造は有し ていない。 よって、本発明の主な目的は、家庭、オフィス、または作業場において、キャ ビネットの下に設けられた、一端に取り外し可能な懐中電灯を有し、他端に常夜 灯を有し、さらにその中間に蛍光灯を有する照明装置を提供することである。 本発明のもう一つの目的は、バッテリで作動し、充電可能であり、キャビネッ トの下に設けた照明装置の本体の一端から取り外し可能な非常用光源を提供する ことである。 本発明のもう一つの目的は、本発明が使用されている室内に十分な明るさがな いときに自動的に常夜灯を点灯するための光センサを持った常夜灯装置を提供す るものである。 本発明のもう一つの目的は、キャビネットの下、カウンターの下または壁面に ユーザーが取りつけることができる簡単で容易に取り付け可能なアンダーキャビ ネット照明装置を提供することである。 さらに本発明の目的は、自動化された方法で経済的に量産でき、消費者が容易 に購入し得るようなアンダーキャビネット照明装置を提供することである。 発明の概要 キャビネットの下、カウンタの下、壁面に取り付ける照明装置で、ハウジング 内部にキャビネットの下またはカウンターの下または壁面に取り付けるための装 置を含み、ハウジング内に取り付けられた蛍光灯装置、ハウジング内に取り付け られた常夜灯、そしてハウジング内に取り外し可能に取り付けられたバッテリで 作動する懐中電灯を含むもの。懐中電灯にはバッテリ充電器のほかに、充電器を 電源に接続するための雄型プラグや、停電を検知する装置のような電気装置を持 つ。照明装置には、また、ハウジング内に電源から取り外し可能な懐中電灯装置 への電力供給用の雄型プラグを差し込むコンセントや、ハウジングのための１個 ないし数個のディフューザ（光拡散装置）を含んでいる。 第１の実施例の照明装置は取り外し可能な懐中電灯、蛍光灯装置および常夜灯 装置をハウジング内部に端から端まで一列に並べて取り付けてある。蛍光灯装置 は懐中電灯組立と常夜灯部品の中間に取り付けてある。第１の実施例のハウジン グはＵ字型をしており、Ｕ字型ハウジングの開放側に取り外し可能に取り付ける ための手段を含んでいる。 第２の実施例の照明装置は、常夜灯部品と取り外し可能な懐中電灯組立を内蔵 する第２の区画と平行に設けられた第１の区画内に取り付けた蛍光灯装置を提供 する。ハウジングは基本的に四角形であり、中央の取付壁面であり隔壁を成す部 分によって第１と第２の区画に分割されている。第２の実施例には２個の拡散カ バーが設けられていて、大きい方は蛍光灯用であり、小さいほうは四角形のハウ ジングに取り付けられた常夜灯部品用である。 図面の簡単な説明 本発明の目的、特徴、および長所は、これらの実施例の詳細な説明を添付され た図面と共に考慮することによってさらに良く理解することができる。 図１は本発明の第１の実施例の裏側から見た斜視図であり、アンダーキャビネ ット照明装置の単一ハウジング内に設けられた、取り外し可能な懐中電灯、光セ ンサつきの常夜灯、および蛍光灯装置の組合わせを含んでいる。 図２は本発明の第１の実施例の分解斜視図であり、主な部品を示すものである 。 図３は本発明の第１の実施例の平面図であり、蛍光灯装置用の細長い半透明の アクリル製ディフューザ、蛍光灯ハウジング、取り外し可能な懐中電灯のレンズ カバーとハウジングを示している。 図４は本発明の第１の実施例の前立面図であり、各種部品を示している。 図５は本発明の第１の実施例の左端面図であり、常夜灯の押ボタン、オン/オ フ・スイッチと汎用出力コンセントを示す。 図６は本発明の第１の実施例の図３のＡ−Ａ線に沿った立断面図であり、アン ダーキャビネット照明装置内の一部の部品を示す。 図７は本発明の第１の実施例の図６のＢ−Ｂ線に沿った立断面図であり、中央 取付板に取り付けられたバラスト/スタータと蛍光灯ソケットを示す。 図８は本発明の第１の実施例の図４のＣ−Ｃ線に沿った立断面図であり、充電 可能な懐中電灯と汎用出力コンセントを示す。 図９はアンダーキャビネット型照明装置の第１の実施例の回路図であり、バッ テリ用配線、ＬＥＤ充電表示灯、各種部品オン/オフ・スイッチ、光センサ、停 電検出器、蛍光灯変圧器とスタータ、懐中電灯電球、常夜灯、蛍光灯、汎用出力 コンセント、および出力プラグの回路配線を示す。 図１０は本発明の第２の実施例の裏側から見た斜視図であり、アンダーキャビ ネット照明装置の単一ハウジング内に設けられた、取り外し可能な懐中電灯、光 センサつきの常夜灯、および蛍光灯装置の組合わせを含んでいる。 図１１は本発明の第２の実施例の裏側から見た斜視図であり、アンダーキャビ ネット照明装置の一部の内部部品を示す。 図１２は本発明の第２の実施例の分解斜視図であり、主な部品を示すものであ る。 図１３はアンダーキャビネット型照明装置の第２の実施例の回路図であり、各 種の部品の回路配線を示す。 望ましい実施例の詳細説明 図１から９は本発明の第１の実施例を示し、アンダーキャビネットまたはアン ダーカウンター照明装置10、それを構成するハウジング12内に内蔵された取り外 し可能な懐中電灯組立80、常夜灯140および蛍光灯装置160の組合わせを示す。図 １、２、３、４および６に示すように、アンダーキャビネット/カウンター照明 装置10は金属またはプラスチック製のメインハウジング12を有し、後者は底壁14 、前壁16、後壁24、左右のエンドキャップ壁40と48から成る。さらにハウジング 12は、一体型の側壁56を持つＬ字型の取付板54を含んでいる。 底壁14にはハウジング12をキャビネットまたはカウンターの底または部屋の壁 面に取り付けるための取付穴15aと15bが設けられている。前壁16はそれと一体で 、内側に形成されたリッジ18がエンドキャップ取付穴20aと20bを有しており、リ ッジ18は内壁22上で中央かつ長手方向に位置している。後壁24もそれと一体で内 側に形成されたリッジ34がエンドキャップ取付穴36aと36bを有し、リッジ34は内 壁38上で中央かつ長手方向に位置している。後壁24はさらに電線保持溝26を含み 、後者には図１、２、および６に示したように、普通のＡＣプラグ32に接続した 電線30のための穴28を持つ電線保持溝26が設けられている。 左側エンドキャップ壁40には、蛍光灯160用のオン/オフ・スイッチ穴42、中央 に位置する汎用出力コンセント66の穴44、エンドキャップ40を前後の壁16と24の 穴20aと36aに各々ネジ78を使って固定するためのエンドキャップ取付穴46aと46b 、電線30用の電線保持穴74が設けられている。右側エンドキャップ壁48には、中 央に位置する汎用出力コンセント68の穴50、エンドキャップ48を前後の壁16と24 の穴20bと36bに各々ネジ78を使って固定するためのエンドキャップ取付穴52aと5 2b、電線30用の電線保持穴76が設けられている。 中央取付板54には、蛍光灯出力コンセント118用の穴57；蛍光灯ソケット164と 166用の蛍光灯ソケット取付穴58と60;バラスト/スタータ170のためのバラスト取 付穴62aと62b；および中央取付板54の左壁56上の常夜灯ソケット穴64が設けられ ている。汎用ソケット66と68は図２と９に示したように一体で取り付けられた電 線70と72を備えている。中央取付 板54は内壁表面22と38の内部リッジ18と34上に取り付けられている。 取り外し可能な懐中電灯組立80 懐中電灯組立80は、図１、２、６、と８に示したように、懐中電灯ハウジング 胴部82と84を含んでおり、それらはオン/オフ・スイッチカットアウト穴86aと86 bおよび指示灯カットアウト穴88aと88bおよびプラグカットアウト89aと89bを備 えている。懐中電灯組立80は、またプリント回路板90を有し、後者にはニッケル カドミウムバッテリ92、懐中電灯オン/オフ・スイッチ94、懐中電灯ソケット96 、雄型プロング・プラグ98、ＬＥＤ充電表示灯100、オン/オフ・リレースイッチ 102、停電検知器104とニッケル・カドミウムバッテリ92用の充電器106が接続さ れている。懐中電灯組立80は懐中電灯電球108、反射器ハウジング110、レンズ11 2、レンズカバーハウジング114、スイッチカバー116、電線120が接続している懐 中電灯ソケット118、および懐中電灯保持器部品122を備えている。アンダーキャ ビネット/カウンター照明装置10がキャビネット/カウンターまたは壁に取り付け られたとき、懐中電灯組立80はその左端に位置する。 常夜灯組立140 常夜灯組立140は、図２、３、４、６、および９に示されたように、エンドキ ャップ壁40に一体的に接続して常夜灯ハウジングカバー142を含んでおり、後者 には光センサ148の光センサ穴144が設けられている。常夜灯組立140にはさらに 一体的に接続した光センサ148、および接続電線154を含む常夜灯ソケット152が 組込まれたプリント回路板146が備えられている。常夜灯組立140に含まれる他の 部品としては、常夜灯電球156と光センサレンズ158がある。アンダーキャビネッ ト/カウンター照明装置10がキャビネット/カウンターの下または壁に設けられて いるとき、常夜灯組立140はその右端に位置している。 蛍光灯装置160 蛍光灯装置160は、図１、２、および６から９に示したように、半透明のアク リル製ディ フューザ162、蛍光灯ランプソケット164、166、蛍光灯ランプ168、バラスト/ス タータ170、変圧器172は、および手動オン/オフ・スイッチ174を含んでいる。蛍 光灯ランプソケット164、166、バラスト/スタータ170および変圧器172は、図２ に示したように、穴58、60、62a、および62bを介して中央取付板54に固定されて いる。ディフューザ162は図７に示したように、ハウジング12の前後の内壁22と3 8にディフューザ162を取り付けるための前後の接続エッジ176と178を持っている 。 電気装置180 第１の実施例１０の電気装置180は、図９のように、ＡＣプラグ32が配線30に 接続しており、後者は配線70と72を介してソケット66と68に接続している。配線 30はまた配線120にも接続しており、後者は懐中電灯プリント回線板90に接続し ているプラグ98が差し込まれる懐中電灯出力ソケット118に接続している。プリ ント回路板90はまた、バッテリ92、手動スイッチ94、電球108を有する懐中電灯 ソケット96、充電表示灯100、停電時に電池電源に切り換える際に働くオン/オフ ・リレースイッチ102、停電を検知し、前記リレースイッチを働かせる停電検知 回路104、およびニッケルカドミウム電池92を充電するためのバッテリ充電器106 を接続している。 配線30は常夜灯回路板146の配線154に接続している。回路板146は周辺光を検 知し、指定された照度で常夜灯156が点灯するための光センサ148、および常夜灯 ソケット152を備える。 配線30はさらに配線182に接続しており、後者は手動オン/オフ・スイッチ174 、変圧器172、スタータ170、ランプソケット164と166および蛍光灯ランプ168に 各々接続している。 第２の実施例の詳細な説明 図１０から１３は本発明の第２の実施例を示し、アンダーキャビネットまたは アンダーカウンター照明装置200はそれを構成するハウジング202内に内蔵された 懐中電灯組立300、常夜灯350および蛍光灯装置380の組合わせ示す。図１０から １３に示すように、アンダー キャビネット/カウンター照明装置200は金属製のメインハウジング202を有し、 後者は底壁204、前壁212、後壁222、左側壁238と右側壁244から成る。さらにハ ウジング202は、上壁252、前側壁260および後側壁280から成るＵ字型中央壁取付 部250、懐中電灯組立300と常夜灯350のための別の一区画、および蛍光灯装置380 のための平行で別の一区画を形成するための金属製隔壁345を含んでいる。 底壁204にはハウジング202をキャビネットまたはカウンターの底または部屋の 壁面に取り付けるための取付穴205aと205b、ならびに中央前側壁および後側壁26 0と280のフランジ268、272、288、および292を受けるための穴206a、206b、208a 、および208bが設けられている。底壁204には、また、蛍光灯取付板384を取り付 けるための穴210aと210、ならびに金属製隔壁345の隔壁底部取付フランジ348を 取り付けるための穴211aと211bが設けられている。前壁212は一体に形成されて いる接続フランジ214と218を有し、それらは上下フランジ穴216a、216b、220a、 および220bを各々備えている。後壁222は一体に形成されている接続フランジ224 と228を有し、それらは上下フランジ穴226a、226b、230a、および230bを各々備 えている。図１２に示すように、フランジ214と224はハウジング202の前後の壁2 12と222に左壁238を接続し、同様にフランジ218と228はハウジング202の前後の 壁212を222に右壁を接続する。後壁222はさらに、普通のＡＣプラグ236を取り付 けた電線234のために穴232が設けられている。 左壁238は、ハウジング202の前後の壁212と222の前後の接続フランジ214と224 に取り付けるために前後角部周辺取付穴240a、240b、242a、と242bを備えている 。右壁244は、ハウジング202の前後の壁212と222の前後の接続フランジ218と228 に取り付けるために前後角部周辺取付穴246a、246b、248a、と248bを備えている 。左右壁238と244は前後の壁212と222に角部周辺取付穴240a、240b、242a、242b 、246a、246b、248a、および248bと接続フランジ穴216a、216b、220a、220b、22 6a、226b、230a、および230bを各々合わせ、金属製ネジ276で固着されている。 この組立により、図１０と１１に示したように照明装置200のハウジング202が形 成される。 中央取付壁250の上壁252には、プラグを差し込むための汎用コンセント400の ための穴 254、上壁252の中央部に位置する光センサ358用の穴256、および上壁252の反対 側の端に位置する蛍光灯オン/オフ・スイッチ398用の穴258が設けられている。 中央取付壁250の前側壁260には電線用穴262と264;バラスト取付用穴266aと266b; および一体に形成された接続フランジ268、272が設けられており、後者には前側 壁260を底壁204に接続するための取付穴270と274が設けられている。中央取付壁 250の後側壁280には電線用穴282と284;金属製隔壁取付用穴286aと286b;および一 体に形成された接続フランジ288、292が設けられており、後者には後側壁280を 底壁204に接続するための取付穴290と294が設けられている。前側壁260と後側壁 280の間の空間は配線234、364、404、および406の電線コンジットエリア278とし て働く。中央取付壁250と底壁204に金属製ネジ276を用いて取り付ける場合、前 側および後側壁接続フランジ穴270、272、290、および294は底壁穴206a、206b、 208a、および208bと各々合わせられる。金属製隔壁345を中央取付壁250と底壁20 4に取り付ける場合、金属製隔壁の接続フランジ347a、347b、349a、および349b は後壁取付穴286aと286bおよび底壁取付穴211aと211bに各々合わせられる。この 組立により、図11に示したように、照明装置200のハウジング202の内部において 、懐中電灯組立300、常夜灯部品350および蛍光灯装置380の各々の区画302、352 、および382が形成される。 取り外し可能な懐中電灯組立300 懐中電灯組立300は、図１１と１２に示したように、区画382に収納されて、か つ懐中電灯ハウジング胴部304aと304bを含んでおり、それらはオン/オフ・スイ ッチカットアウト穴306aと306bおよび指示灯カットアウト穴308aと308b、プラグ カットアウト328aと328b、およびハンドル309aと309bを備えている。懐中電灯組 立300は、またプリント回路板310を有し、後者には懐中電灯オン/オフ・スイッ チ314、懐中電灯ソケット316、雄型プロング・プラグ318、ＬＥＤ充電表示灯320 、オン/オフ・リレースイッチ322、停電検知器324とニッケル・カドミウムバッ テリ312用の充電器326を備えている。懐中電灯組立300は回路板310を含んでおり 、後者はニッケルカドミウムバッテリ312、懐中電灯電球330、反射器ハウジング 332、レンズ334、レンズカバーハウジング336、スイッチカバー338、電線342が 接続し ている懐中電灯ソケット340、および懐中電灯保持器部品344を接続している。照 明装置200がキャビネット/カウンターまたは壁に取り付けられたとき、懐中電灯 組立300はハウジング202の後壁222に隣接する一方の角部302に位置する。 常夜灯組立350 常夜灯組立350は、図１０から１３に示されたように、区画352に置かれている 。常夜灯組立350は後壁244の内壁245に固着されている常夜灯ハウジングカバー3 54を含んでいる。常夜灯組立350にはさらに一体的に接続した光センサ358、およ び接続電線364を含む常夜灯ソケット362が組込まれたプリント回路板356が備え られている。常夜灯組立350に含まれる他の部品としては、常夜灯電球366と光セ ンサレンズ368がある。アンダーキャビネット/カウンター照明装置10がキャビネ ット/カウンターの下または壁に設けられているとき、常夜灯組立350はその後壁 222と金属製隔壁345に隣接している。 蛍光灯装置380 蛍光灯装置380は、図１１と１２に示すように、区画382に置かれている。蛍光 灯装置380は取付板384を有し、後者は取付穴386aと386bから穴210aと210bにネジ 276を通して、底板204に取り付けられる。取付板384は一体に形成された蛍光灯 ランプソケット388と390を含んでおり、後者には蛍光灯ランプが取り付けられて いる。蛍光灯装置380はさらに、バラスト/スタータ394、変圧器396、手動オン/ オフ・スイッチ398、電線406が接続されているコンセント400、および半透明デ ィフューザカバー402を備えている。バラスト/スタータ394と変圧器396は、ネジ 276を取付穴266aと266bに各々通すことによって、中央壁250の前側壁260に取り 付けられる。スイッチ398と汎用ソケット400は中央取付壁250の穴258と254に各 々取り付けられている。ディフューザカバー402は前壁212の縁213と前側壁260の 縁251に取り付けられている。蛍光灯装置380は図１１に示したように前壁212と 前側壁260に隣接している。 電気装置410 第２の実施例200の電気装置410は、図１３のように、ＡＣプラグ236が配線234 に接続しており、後者は配線406を介してソケット400に接続している。配線234 はまた配線342にも接続しており、後者は懐中電灯プリント回線板310に接続して いるプラグ318が差し込まれる懐中電灯出力ソケット340に接続している。プリン ト回路板310はまた、バッテリ312、手動スイッチ314、電球330を有する懐中電灯 ソケット316、充電表示灯320、停電時に電池電源に切り換える際に働くオン/オ フ・リレースイッチ322、停電を検知し、前記リレースイッチを働かせる停電検 知回路324、およびニッケルカドミウム電池312を充電するためのバッテリ充電器 326を接続している。 配線234は常夜灯回路板356の配線364に接続している。回路板356は周辺光を検 知し、指定された照度で常夜灯366が点灯するための光センサ358、および常夜灯 ソケット362を備える。 配線234はさらに配線404に接続しており、後者は手動オン/オフ・スイッチ398 、変圧器396、バラスト/スタータ394、ランプソケット388と390および蛍光灯ラ ンプ392に各々接続している。 代替実施例 本発明の第１と第２の実施例１０と２００において、バッテリの充電のための 電気接の代替案として、雄型プラグ98または318を第１の接点98'または318'に； そして懐中電灯のソケット118と340の第２の接点118'または340'に変えることも できる。この方法によれば、取り外し可能な懐中電灯80または300は本発明の充 電器106または326を使用して、第１の接点98'または318'を各々第２の接点118' または340'と係合し、電気的に接触させることによって充電することができる。 別な方法として、ハウジング内の任意の位置に設置したバッテリ充電器を使用 して取り外し可能な懐中電灯80または300を充電することは、懐中電灯80または3 00の第１の接点98'、または318'をバッテリ充電器の接点と電気的に接触させて バッテリ92または312を充電する ことも可能である。さらに、バッテリ充電器は電源に接続されている。 本発明１０と２００の使用法と取付法 停電が発生すると、停電検知回路104または324が電力の失われたことを検知し 、オン/オフ・リレースイッチ102または322をオン位置にする。これによって電 源がバッテリ92または312に切り換えられ、懐中電灯組立80または300を作動させ 、直ちに照明がなくなった辺りを照らし、バッテリを内蔵した懐中電灯80または 300はハウジングから取り外して使用することができる。停電になる前は、ＬＥ Ｄ充電表示灯100または320はバッテリ92または312が充電中であることを示して いる。 照明装置10および200のハウジング12または202を据付けるには、ネジを取付穴 15aと15bまたは205aと205bに通して、底壁14または204をカウンター/キャビネッ トの底面または部屋の壁面に取り付け、普通の雄型プラグ32または236を普通の ＡＣ電源に接続するだけですむ。 常夜灯140または350はこのＡＣ電源の接続をしただけでは点灯せず、光電池14 8または358が作動したとき常夜灯は働き、常夜灯電球156または366が点灯する。 また蛍光灯160または380もこのＡＣ電源が接続されただけでは点灯せず、蛍光灯 用のスイッチ174または398が操作されたとき初めて点灯する。さらに、懐中電灯 組立80または300はこのＡＣ接続では作動せず、スイッチ94または314が操作され るか、または停電が生じたとき自動的にバッテリで点灯する。 本発明の利点 よって、本発明の主な利点は、照明装置のハウジングの一端に取り外し可能な 懐中電灯を、他端に光センサつきの常夜灯を、そして中間に蛍光灯を持ったアン ダーキャビネット照明装置を家庭、オフィス、または作業場用として提供するこ とにある。 本発明の他の利点は、充電可能なバッテリによって作動し、前記アンダーキャ ビネット照明装置の主ハウジングの一端から取り外し可能であるような非常用光 源を提供することにある。 本発明の他の利点は、本発明による装置が用いられている部屋に十分な明るさ がないときに自動的に常夜灯を点灯するための光センサを備えた常夜灯を提供す ることにある。 本発明の他の利点は、キャビネットの底部、カウンターの底部、また壁面にユ ーザーが簡単に取り付けることができるアンダーキャビネット照明装置を提供す ることにある。 本発明のさらなる利点は、自動化された経済的な方法で、大量生産が可能であ り、消費者が容易に購入できるキャビネット照明装置を提供することにある。 前述の開示においては、ある範囲内での修正、変更、および代替は意図されて おり、場合によれば、本発明の一部の機能を他の機能を伴なわずに使用すること もあり得るものとする。よって、ここに述べた本発明の主旨と範囲に合致するか ぎり、広範囲にわたる付加的権利主張を行うことは妥当である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，Ｂ Ｂ，ＢＧ，ＢＲ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ， ＫＰ，ＫＲ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＭＧ，ＭＮ，Ｍ Ｘ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＥ，ＳＧ ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ある表面に取り付けられた照明装置であって、下記の構成部分を持つもの ： a) ある表面に取り付ける手段を持つハウジング； b) 前記ハウジングに取り付けられた蛍光灯； c) 前記ハウジングに取り付けられた常夜灯； d) 前記ハウジング内に取り外し可能に取り付けられ、バッテリ充電器、 前記バッテリ充電器と電源を継続する手段、および停電を検知する手段を含むバ ッテリ作動式の取り外し可能な懐中電灯； e) 電源から前記バッテリ充電器へ電力を供給するための前記の接続手段 への前記ハウジング内における懐中電灯の電気的接続器； f) 前記ハウジングのための１個ないし数個のディフューザ。 ２．前記ハウジングに他の電気器具または装置からの雄型プラグを差し込める ような汎用コンセントを少なくとも１個設けた請求項１に記載の照明装置。 ３．前記ハウジングに前記照明装置への電力を供給するために普通の電源に差 し込めるような電気プラグを設けた請求項１に記載の照明装置。 ４．前記懐中電灯内の接続手段が雄型プラグであり、かつ前記懐中電灯の電気 的接続器が前記雄型プラグを受入れるコンセントであるような請求項１に記載の 照明装置。 ５．前記ハウジングに前記常夜灯を点灯させるための光センサを設けた請求項 １に記載の照明装置。 ６．前記蛍光灯装置、前記常夜灯および前記取り外し可能な懐中電灯組立が、 上記ハウジング内に端から端まで直線的に並べられた請求項１に記載の照明装置 。 ７．前記蛍光灯装置が前記常夜灯と前記取り外し可能な懐中電灯組立との間に 取り付けられた請求項６に記載の照明装置。 ８．前記蛍光灯装置が第１の区画に取り付けられ、第２の区画に取り付けられ た前記常夜灯と前記取り外し可能な蛍光灯組立と平行に並んでいるような請求項 １に記載の照明装置。 ９．前記ハウジングが断面上においてＵ字型をなし、前記Ｕ字型ハウジングの 開放側に前記ディフューザを取り外し可能に取り付ける手段を持つような請求項 １に記載の照明装置。 10．前記取り外し可能な懐中電灯組立が充電中であることを表示するための充 電表示灯を前記ハウジング内に設けた請求項１に記載の照明装置。 11．前記の停電検知手段が前記懐中電灯を点灯する電源をバッテリ電力に切り 換える電気リレーと、電力の損失を検知してそれに対応して、前記リレーをバッ テリ電力に切り換えるための停電検知回路とを備えたような請求項１に記載の照 明装置。 12．前記バッテリ充電器を内蔵するハウジング内に回路板も内蔵するような請 求項１に記載の照明装置。 13．前記蛍光灯装置がスターターと変圧器を含むような請求項１に記載の照明 装置。 14．前記取り外し可能な懐中電灯装置が前記懐中電灯組立を前記ハウジングか ら取り外すためのハンドルを備えているような請求項１に記載の照明装置。 15．ある表面に取り付けられた照明装置であって、下記の構成部分を持つもの ： a) ある表面に取り付ける手段を持つハウジング； b) 前記ハウジングに取り付けられた蛍光灯； c) 前記ハウジングに取り外し可能に取り付けられ、バッテリ充電器に接 続する手段と停電を検知する手段を備えた、バッテリ作動式の取り外し可能な懐 中電灯組立。 d) 前記ハウジング内のバッテリ充電器； e) 電源から前記バッテリ充電器へ電力を供給するための前記の接続手段 への前記ハウジング内における懐中電灯の電気的接続器； f) 停電を検知する前記手段が非常用照明を提供するために前記懐中電灯 組立の電源をバッテリ電力に切り換える電気リレー、および電力が失われたこと を検知し、それの対応して、前記電気リレーをバッテリ電源に切り換えるための 停電検知回路を含む； g) 前記ハウジングのための１個ないし数個のディフューザ。 16．前記懐中電灯内の接続手段が雄型プラグであり、かつ前記懐中電灯の電気 的接続器が前記雄型プラグを受入れるコンセントであるような請求項１５に記載 の照明装置。 17．前記ハウジングが常夜灯と前記常夜灯を点灯するための光センサを内蔵す るような請求項１５に記載の照明装置。 18．前記蛍光灯装置、前記常夜灯および前記取り外し可能な懐中電灯組立が、 上記ハウジング内に端から端まで直線的に並べられた請求項１７に記載の照明装 置。 19．前記蛍光灯装置が前記常夜灯と前記取り外し可能な懐中電灯組立との間に 取り付けられた請求項１８に記載の照明装置。 20．前記蛍光灯装置が第１の区画に取り付けられ、第２の区画に取り付けられ た前記常夜灯と前記取り外し可能な蛍光灯組立と平行に並んでいるような請求項 １７に記載の照明装置。