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JPH11312543A - リングコンタクト接続用端子、及びそれを使用したコネクタ - Google Patents

リングコンタクト接続用端子、及びそれを使用したコネクタ

Info

Publication number
JPH11312543A
JPH11312543A JP11910198A JP11910198A JPH11312543A JP H11312543 A JPH11312543 A JP H11312543A JP 11910198 A JP11910198 A JP 11910198A JP 11910198 A JP11910198 A JP 11910198A JP H11312543 A JPH11312543 A JP H11312543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring contact
base
terminal
contact
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11910198A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Manabe
栄 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMP Japan Ltd
Original Assignee
AMP Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AMP Japan Ltd filed Critical AMP Japan Ltd
Priority to JP11910198A priority Critical patent/JPH11312543A/ja
Publication of JPH11312543A publication Critical patent/JPH11312543A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 既存のリングコンタクトをそのまま用いて、
コネクタ化することにより接続を容易にするることがで
きるリングコンタクト接続用端子、及びそれを使用した
コネクタを提供すること。 【構成】 端子1のベース2には可動片6、及び保持壁
14が夫々一体に設けられて接続部30が構成される。
保持壁14にはねじ10が螺合され、可動片6とベース
2の間にリングコンタクト90が挿入された後、ねじ1
0を回動させることによって可動片6とベース2の間に
リングコンタクト90を押圧固定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は端子、及びそれを使
用したコネクタに関し、特にリングコンタクトに接続さ
れるリングコンタクト接続用端子、及びそれを使用した
コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電線と端子台との接続は、例えば
実開昭60−3662号公報に開示されたような接続構
造が知られている。即ち、図4(A)に示す如く端子台に
は端子板100と、電線102に接続されたリングコン
タクト104とが、ねじ106により固定されている。
このリングコンタクト102は、電線102に圧着固定
される圧着部108と、ねじ106を挿通する為の図示
しない孔が設けられている。
【0003】他方、前述の実開昭60−3662号公報
には、図4(B)に示すブロック端子が開示されている。
即ち、U型のブロック200には、端子板202が取付
けられ、この上部にはねじ204が螺合された保持板2
06が配置されている。ねじ204と端子板202の間
には電線102の導体102aが挿入され、ねじ204
を締め込むことにより導体102aを端子板202に押
圧固定して電気的接続をしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の実開昭60−3
662号公報に開示された図4(A)の構造は、端子板1
00の取付けの一般的な構造であるが、多数の端子板1
00がある場合は電線102を、各々ねじ106を回し
て取付け、或は取外す必要があり、非常に手間のかかる
作業であった。
【0005】前述の公報に記載された、図4(B)に示し
た構造については、リングコンタクト104は不要とな
るものの電線102の取付け取外しには、同様に多くの
工数が必要となる。特に接続すべき端子の数が多いとき
には、その労力、及び作業時間は相当なものとなる。
又、既存のリングコンタクト104を現場でそのまま利
用することはできず、電線102の端部を剥離して導体
102aを露出させる必要がある。このための作業工数
が追加され、また電線剥離用の工具、圧着用の工具も別
途必要となり作業者の負担が増大する。更にねじ204
の先端で押圧する為、導体102aが変形しやすく、電
気的接続の信頼性に問題がある。
【0006】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、既存のリングコンタクトをそのまま用いること
ができ、電気的接続の信頼性の高いリングコンタクト接
続用端子、及びそれを用いたコネクタを提供することを
目的とする。
【0007】また、他の目的は、端子台の部分をコネク
タ化し、電気的接続を容易にして作業者の負担を軽減す
ることのできるリングコンタクト接続用端子、及びそれ
を用いたコネクタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のリングコンタク
ト接続用端子は、リングコンタクトを受容し該リングコ
ンタクトと接続される接続部と、該接続部から延びる接
触部とを備え、前記接続部は、ベースと、締付け手段に
より該ベースに対し相対的に移動される可動部とを一体
に有し、前記リングコンタクトは前記ベースと前記可動
部との間に前記締付け手段により押圧挟持されることを
特徴とする。
【0009】また、本発明のリングコンタクト接続用端
子を使用したコネクタは、リングコンタクトを受容し該
リングコンタクトと接続される接続部、及び該接続部か
ら延びる接触部を有するリングコンタクト接続用端子
と、該リングコンタクト接続用端子を受容するハウジン
グとを具え、前記接続部は、ベースと、締付け手段によ
り該ベースに対し相対的に移動される可動部ととを一体
に有し、前記ハウジングは、前記締付け手段を外部に露
出させる開口を前記締付け手段に対応する位置に設け、
それにより、前記ハウジングの外部から前記締付け手段
を操作して、前記リングコンタクトを前記ベースと前記
可動部との間に押圧固定可能とすることを特徴とする。
【0010】端子のベースにはリングコンタクトの孔と
係合してリングコンタクトの抜け止めをする係合部が形
成されることが望ましい。
【0011】端子の可動部には、ベースに当接して可動
部を付勢するばね片が設けられることが望ましい。
【0012】端子のベースにはリングコンタクトの挿入
の際、リングコンタクトの位置決めとなるストッパが設
けられることが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な実施の形態
について添付図を参照して詳細に説明する。図1は本発
明のリングコンタクト接続用端子(以下、単に端子とい
う)1を電線102に接続されたリングコンタクト(以
下、単にコンタクトという)90と共に示す斜視図であ
り、図2は、図1に示す端子1、及びリングコンタクト
90の縦断面図である。図3は、図1に示す端子1を使
用したコネクタ50を、相手方コネクタと共に示す斜視
図である。
【0014】図1、及び図2を参照して説明する。端子
1は、1枚の金属板を打抜き折曲げによって形成され
る。即ち、略矩形のベース2の側縁2aの前方部分には
上方に向けて延びる連結部4が一体に設けられている。
更に、連結部4からはベース2に平行に矩形の可動片
(可動部)6が連結部4から折曲げられて一体に形成され
ている。なお、端子1の説明にあたり、便宜上コンタク
ト90を受容する側を後部とし、逆側を前部とする。可
動片6は連結部4を支点とし、自由端7がベース2の後
端3と略位置合わせされた片持ち梁状になっている。可
動片6にはその略中心部に長手方向に沿ってスロット9
が形成されると共に、長方形のばね片8が切起こしによ
り形成されている。ばね片8の先端部、即ち自由端部8
aは内方に折曲げられ、前部側に延びてベース2に接触
している。ばね片8は、か締め或は溶接等により別体に
設けてもよい。
【0015】他方、ベース2の反対側の側縁2bには、
その後部から上方に延びた支持壁12、更に支持壁12
からベース2に平行に延び、且つ可動片6の後部20に
重なる保持壁14が一体に形成されている。保持壁14
にはねじ穴16が穿設され、このねじ穴16にねじ10
(締付け手段)が螺合されている。ねじ10の先端は図2
に示す如く、可動片6の後部20の当接面18に当接
し、ねじ10の回動により、後部20はベース2の方へ
接近し或は離れるように移動する。この時ばね片8は可
動片6を上方に付勢すべく作用するので、可動片6のへ
たりが防止される。
【0016】ベース2にはねじ10に対向する位置に、
打出しにより円形のボス、即ち突起22が形成される。
この突起22は、コンタクト90が図2の如く可動片6
とベース2の間に配置されたとき、コンタクト90の孔
92と係合し、コンタクト90がその挿入方向と逆方向
に抜けにくくしている。更にベース2にはコンタクト9
0が挿入配置される際に、コンタクト90の先端を位置
決めする為の、打出しにより形成された、矩形の突起2
4を有する。コンタクト90は挿入時にこの突起24に
コンタクト90の先端を当接させて位置決めした後、孔
92と突起22を容易に係合させることができる。ベー
ス2上に形成された可動片6、及び保持壁14等の部分
を総称して接続部30という。ベース2の前部には端子
1がコネクタハウジング(以下、単にハウジングという)
に挿入されたとき、相手方の端子(図示せず)と接触す
る接触部40が一体に形成されている。この接触部40
は舌片状でもよく、ピン状、あるいは他の任意の形状で
あってもよい。
【0017】図2に示す位置からねじ10を締めこむ
と、可動片6はねじ10の先端に押圧されて、仮想線で
示す位置に変位する。これによりコンタクト90は可動
片6とベース2との間に広い面で押圧固定される。コンタ
クト90は上下方向、及び挿抜方向にその移動が規制さ
れ確実に電気的接続がなされる。電線102の引っ張
り、及びこじりに対して極めて堅固な保持構造となる。
【0018】次に、図3を参照すると、端子1をコネク
タ50のハウジング52に収容し、コンタクト90を取
付けた状態が示されている。ハウジング52には端子1
を挿入する為のキャビティ54が形成されているのが見
える。ハウジング52の、ねじ10に対応する位置には
ねじ10より大径の円形の開口56が穿設され、ねじ1
0が挿入されるようになっている。今、図に示すように
予め、ねじ10を取り除いて端子1を挿入し、既知の手
法によりハウジング52に端子1をこていすると、開口
56が保持壁14のねじ穴16と位置合わせされるの
で、ねじ10をハウジング52の外側から開口56を通
過させて、ねじ穴16に螺合させることができる。ねじ
10が開口56を通ってねじ穴16に僅かに螺合させる
ことにより、コンタクト90をハウジング52に仮保持
させることもできる。コンタクト90をハウジング52
の後部から挿入してねじ10を締付けて、コンタクト9
0を図に示す如く固定することができる。
【0019】なお、図3において80は相手方のコネク
タを示す。コネクタ同士の嵌合を解除するには、既存の
ラッチアーム60を操作することによりなされる。相手
方のコネクタ80も、コネクタ50と同様にリング端子
を接続したコネクタとすることができる。この場合、コ
ンタクト90をそのまま利用することにより、電線10
2の端部構造をそのままにしてコネクタ化することがで
きる。
【0020】以上本発明について実施形態を参照して詳
細に説明したが、実施形態はあくまでも例示的なもので
あり、これらに限定されるものではない。例えば、ハウ
ジングの開口56は丸穴でなくともよく、ハウジング5
2の後部から切り欠かれた切欠き、或はスロットであっ
てもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明のリングコンタクト接続用端子の
接続部は、ベースと、締付け手段によりベースに対し相
対的に移動される可動部を有し、リングコンタクトはベ
ースと可動部との間に締付け手段により押圧固定される
ので、既存のリングコンタクトをそのまま用いることが
でき、接続が容易である。更にリングコンタクトは容易
に外れることがないので電気的接続の信頼性が高い。
【0022】本発明のコネクタは、端子の接続部は、ベ
ースと、締付け手段により該ベースに対し相対的に移動
される可動部を有し、コネクタのハウジングは、締付け
手段を外部に露出させる開口を締付け手段に対応する位
置に設け、それにより、ハウジングの外部から締付け手
段を操作して、リングコンタクトをベースと可動部との
間に押圧固定可能とするので、端子台の部分をコネクタ
化し、電気的接続を容易にして作業者の負担を軽減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリングコンタクト接続用端子をリング
コンタクトと共に示す斜視図である。
【図2】図1に示す端子の縦断面図である。
【図3】図1の端子を収容した、本発明のコネクタを、
相手方コネクタと共に示す斜視図である。
【図4】従来例の端子を示し、(A)は端子板及びそれ
に接続されたリングコンタクトの斜視図、(B)は電線
に接続されたブロック端子の斜視図、を夫々示す。
【符号の説明】
1 リングコンタクト接続用端子 2 ベース 6 可動部 10 ねじ(締付け手段) 30 接続部 40 接触部 50 コネクタ 52 ハウジング 56 開口 90 リングコンタクト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リングコンタクトを受容し該リングコン
    タクトと接続される接続部と、該接続部から延びる接触
    部とを備え、 前記接続部は、ベースと、締付け手段により該ベースに
    対し相対的に移動される可動部とを一体に有し、前記リ
    ングコンタクトは前記ベースと前記可動部との間に前記
    締付け手段により押圧固定されることを特徴とするリン
    グコンタクト接続用端子。
  2. 【請求項2】リングコンタクトを受容し該リングコンタ
    クトと接続される接続部及び該接続部から延びる接触部
    を有するリングコンタクト接続用端子と、該リングコン
    タクト接続用端子を受容するハウジングとを具え、 前記接続部は、ベースと、締付け手段により該ベースに
    対し相対的に移動される可動部とを一体に有し、 前記ハウジングは、前記締付け手段を外部に露出させる
    開口を前記締付け手段に対応する位置に有し、 それにより、前記ハウジングの外部から前記締付け手段
    を操作して、前記リングコンタクトを前記ベースと前記
    可動部との間に押圧固定可能とすることを特徴とする、
    リングコンタクト接続用端子を使用したコネクタ。
JP11910198A 1998-04-28 1998-04-28 リングコンタクト接続用端子、及びそれを使用したコネクタ Pending JPH11312543A (ja)

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JP11910198A JPH11312543A (ja) 1998-04-28 1998-04-28 リングコンタクト接続用端子、及びそれを使用したコネクタ

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JP (1) JPH11312543A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012253910A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Yazaki Corp ボルト締め端子の端子斜め防止構造、及び電気接続箱
JP2015069963A (ja) * 2013-10-01 2015-04-13 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 端子台

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104518296A (zh) * 2013-10-01 2015-04-15 泰科电子日本合同会社 端子台

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