JPH11280522A - 筒内噴射式エンジンの始動制御装置 - Google Patents
筒内噴射式エンジンの始動制御装置Info
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Abstract
燃焼を良好に行わせるようにしつつ燃焼の時期を調整す
ることでトルク変動を抑制し、滑らかなエンジンの始動
を実現する。 【解決手段】 燃焼室に直接燃料を噴射するインジェク
タ18を各気筒に設けた多気筒4サイクルの筒内噴射式
エンジンにおいて、インジェクタ18からの燃料噴射及
び点火プラグ15による点火時期を制御するECU60
を備える。このECU60は、エンジンの始動開始から
の低回転状態のときに、始動時トルク変動調整制御とし
て、同一気筒に対するインジェクタ18からの燃料噴射
を圧縮行程後期と膨張行程とに分けて行わせるととも
に、点火を上記圧縮行程後期の燃料噴射と上記膨張行程
の燃料噴射との間の時期に行わせるように制御してい
る。
Description
ンにおいて滑らかなエンジン始動を行わせるように燃料
噴射時期等を制御する始動制御装置に関するものであ
る。
れる火花点火式エンジン(ガソリンエンジン)におい
て、燃焼室内に直接燃料を噴射するように先端を燃焼室
に臨ませたインジェクタを設け、低回転低負荷等の特定
運転領域では圧縮行程でインジェクタから燃料を噴射さ
せることにより点火プラグ付近に可燃混合気を偏在させ
て成層燃焼を行なわせ、燃費改善を図るようにした筒内
噴射式エンジンは知られている。
制御としては、例えば特開昭60−56146号公報に
示されるように、エンジンのクランキング中には着火性
を高めるべく圧縮行程で燃料を噴射して成層燃焼を行わ
せ、クランキング終了後は点火プラグの電極のくすぶり
を防止すべく吸気行程で燃料を噴射するようにしたもの
が知られている。
ジンでは、圧縮行程での負のトルクに起因したトルク変
動が生じ、とくにエンジン回転数が極めて低い始動時に
トルク変動が増大し易いという問題があり、上記の特開
昭60−56146号公報に示されているような装置で
も、始動時のトルク変動の問題を解消することはできな
い。
ルエンジンでは、気筒内のピストンの往復作動に応じて
吸気、圧縮、膨張、排気の行程が順次行われ、圧縮上死
点直後における爆発によりピストンを介して出力軸に正
のトルクが与えられるが、圧縮行程では圧縮圧力の上昇
に伴って負のトルクが生じ、この負のトルクは圧縮行程
後半に大きくなる。そして、この負のトルクと正のトル
クとが時間的にずれて作用することでトルク変動が生
じ、時間間隔が長くなる極低回転のエンジン始動時(特
にクランキング時)にトルク変動が増大し易い。
フィーリング等の面で好ましくない。とくに、エンジン
とモータとが使い分けられて車両運転中にエンジンが間
欠的に稼働されるハイブリッド車では、走行中等に運転
者の意志に関係なくエンジンが始動されることがあり、
このような場合のトルク変動は運転者に違和感を与え、
フィーリングを悪化させる。
エンジンにおいて一部の気筒に負のトルクが発生してい
る時期にこれを打ち消すような正のトルクが他の気筒で
生じればよい。
用は得られ難い。すなわち、例えば4気筒4サイクルエ
ンジンでは第1気筒が圧縮行程にあるときに第2気筒が
膨張行程、第3気筒が吸気行程、第4気筒が排気行程と
いうように各気筒の行程がずれるが、第1気筒が圧縮行
程後半にあって大きな負のトルクを生じているとき、吸
気行程や排気行程にある第3,第4気筒では正のトルク
が得られず、また第2気筒は膨張行程の後半にあって燃
焼による正のトルクが減衰した時期にあるため、上記の
負のトルクを充分に打ち消すことができない。
室内への燃料噴射時期を種々変更することが可能であ
り、エンジン始動時に燃焼時期をずらせてトルク変動を
抑制するように噴射時期及び点火時期を調整することが
考えられるが、単に燃焼時期をずらすように調整するだ
けでは着火性が悪くなり、良好に燃焼を行わせることが
困難になる。
始動時に着火、燃焼を良好に行わせるようにしつつ燃焼
の時期を調整することでトルク変動を抑制し、滑らかな
エンジンの始動を実現することができる筒内噴射式エン
ジンの始動制御装置を提供することを目的としている。
め、本発明は、燃焼室に直接燃料を噴射するインジェク
タを各気筒に設けた多気筒4サイクルの筒内噴射式エン
ジンにおいて、エンジン始動時を判別する始動判別手段
と、この始動判別手段による判別に応じて上記インジェ
クタからの燃料噴射及び点火時期を制御する制御手段と
を備え、この制御手段は、エンジンの始動開始からの低
回転状態のときに、始動時トルク変動調整制御として、
同一気筒に対するインジェクタからの燃料噴射を圧縮行
程後期と膨張行程とに分けて行わせるとともに、点火を
上記圧縮行程後期の燃料噴射と上記膨張行程の燃料噴射
との間の時期に行わせるようになっているものである。
調整制御が行われているとき、先ず圧縮行程後期の噴射
で点火プラグ付近に形成された混合気がその直後に点火
されて燃焼し、その燃焼が終了する前にこれを火種とし
て、膨張行程での燃料噴射による混合気が燃焼されるこ
とにより、着火性、燃焼性が確保されつつ、膨張行程の
比較的遅い時期まで正のトルクが与えられる。従って、
一部の気筒の圧縮行程と他の気筒の膨張行程とがラップ
するような多気筒4サイクルエンジンにおいて、圧縮行
程の気筒に生じる負のトルクが膨張行程の気筒で得られ
るトルクにより打ち消されて、始動時のトルク変動が抑
制される。
部の気筒の圧縮行程と他の気筒の膨張行程とが大きくラ
ップすることにより、上記のように始動時のトルク変動
を抑制する作用が良好に得られる。
る始動時トルク変動調整制御における圧縮行程後期の燃
料噴射の時期を、エンジン温度に応じ、低温になるほど
早めるように変更すれば、低温時には圧縮行程後期の噴
射から点火までの間の燃料の気化、霧化の時間が稼がれ
ることにより、低温時の着火性の悪化が抑制される。
変動調整制御における膨張行程の燃料噴射の時期を、エ
ンジン温度に応じ、低温になるほど早めるように変更す
れば、圧縮行程後期の噴射と膨張行程の噴射との間隔が
適正に調整されて、膨張行程で噴射された燃料の着火、
燃焼が良好に行われる。
動調整制御中の吸気弁の閉弁タイミングを、燃焼室から
吸気ポートへの吸気の吹き返しが生じる程度に遅い時期
に設定しておけば、圧縮行程での負のトルクが低減され
る。しかも、燃料は圧縮行程以後に燃焼室内に直接噴射
されるので、燃料が吹き返されてポート壁面に付着する
というようなことがない。
制御は、例えばエンジン回転数がクランキング回転数よ
り高くてアイドル回転数より低い所定回転数になるまで
行うようにすればよく、このようにすればクランキング
中は始動時トルク変動調整制御が行われてトルク変動が
抑制される。
エンジン回転数が上記所定回転数を越えてから始動完了
までの回転数の急激な上昇期間中は圧縮行程で燃料を噴
射するように制御することが好ましく、このようにする
と回転数上昇期間中は成層燃焼により燃焼性が確保され
つつ燃料噴射量の制御によるトルクの調整で回転数上昇
を適度に規制することができる。
動調整制御を、エンジンのクランキング開始から所定時
間だけ行うようにしてもよく、このようにすると、トル
ク変動によるフィーリングの悪化を招き易いクランキン
グ開始から所定時間に、トルク変動が抑制される。
を備えて車両運転中にエンジンが間欠的に稼働されるハ
イブリッド車に適用することが効果的であり、この場
合、急加速によるエンジン稼働を除くエンジン始動時に
上記始動時トルク変動調整制御を行うように上記制御手
段が構成されていることが好ましい。このようにする
と、急加速によるエンジン稼働時は始動時トルク変動調
整制御が停止されて急加速のためのトルク確保が優先さ
れ、それ以外のエンジン始動時にはトルク変動が抑制さ
れる。
基づいて説明する。
ジンの全体構造を概略的に示したものである。この図に
おいて、エンジン本体1は複数の気筒を有し、例えば4
気筒2a〜2dを有しており(図2参照)、その各気筒
には、シリンダボアに挿入されたピストン4の上方に燃
焼室5が形成されている。この燃焼室5には吸気ポート
7及び排気ポート8が開口し、これらのポート7,8は
吸気弁9及び排気弁10によってそれぞれ開閉されるよ
うになっている。
ト11,12等からなる動弁機構により開閉作動される
ようになっている。また、吸気弁9に対する動弁機構に
は、吸気弁9の開閉タイミングを変更可能とするバルブ
タイミング可変装置13が設けられている。
が配設され、そのプラグ先端が燃焼室5内に臨んでい
る。この点火プラグ15は点火コイル16に接続されて
いる。
タ18の先端部が臨み、このインジェクタ18から燃焼
室5内に直接燃料が噴射されるようになっている。各気
筒のインジェクタ18は燃料回路20のデリバリパイプ
21に接続されている。燃料回路20は、上記デリバリ
パイプ21に接続される燃料供給通路22及びリターン
通路23を備え、燃料タンク24と燃料供給通路22と
の間にタンク内燃料ポンプ25、フィルタ26,27及
び高圧燃料ポンプ28が配設される一方、リターン通路
23と燃料タンク24との間に高圧側プレッシャレギュ
レータ29及び低圧側プレッシャレギュレータ30が配
設され、かつ、高圧側プレッシャレギュレータ29をバ
イパスする通路(図示せず)とこの通路を開閉するバイ
パスバルブ31が設けられている。
よって燃圧の変更が可能となっている。すなわち、高圧
燃料ポンプ28が作動している状態で上記バイパスバル
ブ31が閉じられたときは高圧側プレッシャレギュレー
タ29の調圧作用で燃圧が所定の高圧に調整され、上記
バイパスバルブ31が開かれたときは高圧側プレッシャ
レギュレータ29が実質的に機能せず低圧側プレッシャ
レギュレータ30の調圧作用で燃圧が所定の低圧に調整
されるようになっている。
び排気通路41が接続されている。上記吸気通路40に
は、その上流側から順に、エアクリーナ43、エアフロ
ーセンサ44、モータ46により駆動されるスロットル
弁45及びサージタンク47が設けられている。上記ス
ロットル弁45に対し、その開度を検出するスロットル
開度センサ48が設けられている。さらに、スロットル
弁45をバイパスするISC通路50が設けられ、この
ISC通路50にはこの通路の空気流量をコントロール
するISCバルブ51が設けられている。
吸気通路53が設けられ、各独立吸気通路53が各気筒
の吸気ポート7に連通している。各独立吸気通路53に
はスワール制御弁54が設けられており、このスワール
制御弁54はステップモータ等のアクチュエータ55に
より駆動されて開閉作動し、その開閉作動により吸気ス
ワールがコントロールされるようになっている。
の酸素濃度を検出することによって空燃比を検出するO
2センサ57が設けられるとともに、その下流に排気ガ
ス浄化用の触媒58が設けられている。
ット(ECU)である。このECU60には上記エアフ
ローセンサ44、スロットル開度センサ48及びO2セ
ンサ57からの各検出信号a,b,cが入力されるとと
もに、カムシャフト12に連動するディストリビュータ
61からエンジン回転数検出等のためのクランク角信号
d及び気筒判別信号eが入力され、さらにアクセル開度
(アクセルペダル踏込量)を検出するアクセル開度セン
サ62、吸入空気の温度を検出する吸気温センサ63、
エンジン冷却水の温度を検出する水温センサ64等から
の検出信号f,g,hも入力されている。
8に対しインジェクタドライブユニット66を介して燃
料噴射を制御する信号jが出力されるとともに、点火コ
イル16に対して点火時期を制御する信号kが出力さ
れ、またスロットル弁駆動用のモータ46に対しスロッ
トルドライブユニット67を介してスロットル開度を制
御する信号lが出力され、さらにISCバルブ51を制
御する信号m、燃料回路のバイパスバルブ31を制御す
る信号n、バルブタイミング可変装置13を制御する信
号o等も出力されている。
する始動判別手段としての機能と、この始動判別手段に
よる判別に応じて燃料噴射及び点火時期の制御を行う制
御手段としての機能とを備えている。そして、始動時ト
ルク変動調整制御として、エンジンの始動開始からの低
回転状態のときに、同一気筒に対するインジェクタから
の燃料噴射を圧縮行程後期と膨張行程とに分けて行わせ
るとともに、点火を上記圧縮行程後期の燃料噴射と上記
膨張行程の燃料噴射との間の時期に行わせるようになっ
ている。
するハイブリッド車に適用することが効果的であり、そ
のハイブリッドシステムの一例を図2に示す。
に無段変速機70の入力側のトルクコンバータ71が連
結され、一方、無段変速機70の出力側には終減速装置
72を介して車軸73が接続されるとともに、モータ兼
発電機74が接続されている。また、エンジン本体1の
出力軸前端側にはベルト75等を介してオルタネータ7
6が接続されている。上記モータ兼発電機74及びオル
タネータ76はインバータ77,78を介してバッテリ
79に接続されている。
ントローラ(図1中のECU60もしくはこれとは別の
図外のコントローラ)により、車両の運転状態に応じ、
車両の走行駆動にエンジンとモータ兼発電機74とが使
い分けられ、例えば低速走行時や加速初期等にエンジン
が停止されるとともに上記モータ兼発電機74がモータ
として稼働するように制御され、それ以外の運転状態に
おいてエンジンが稼働するように制御される。
動制御の一例をフローチャートで示している。このフロ
ーチャートに示す処理は、例えば上記ハイブリッド車に
おいて車両の運転中等に所定のエンジン稼働条件が成立
することによってエンジン始動が開始されたときにスタ
ートする。なお、エンジン稼働条件の判別とそれに応じ
たエンジンの稼働、停止の制御、及びモータ稼働条件の
判別とそれに応じたモータの稼働、停止の制御等を含む
ハイブリッドシステムの制御は、図外の別の制御ルーチ
ンによって行われる。
ャートに示す処理がスタートすると、先ずステップS1
で、クランク角信号から求められるエンジン回転数n
e、アクセル開度センサ62によって検出されるアクセ
ル開度accel及び水温センサ64によって検出される水
温Tw が読み込まれる。続いてステップS2で、エンジ
ン回転数neが第1設定回転数N1(所定回転数)より
高いか否かを判定する。第1設定回転数N1は、クラン
キング回転数より少しだけ高い回転数(例えば300r
pm)とされており、従って、ステップS2の判定がN
Oのときはクランキング状態にあり、この判定がYES
のときはエンジン回転数がクランキング状態より上昇し
ていることを意味する。
始動時トルク変動調整制御として、インジェクタからの
燃料噴射を圧縮行程後期と膨張行程との2回に分けて行
わせるべく、それぞれの燃料噴射量を決める1回目パル
ス幅及び2回目パルス幅の算出(ステップS3,S4)
が行われるとともに、1回目噴射時期及び2回目噴射時
期の算出(ステップS3,S4)が行われる。この場
合、1回目噴射時期は圧縮行程後期、2回目噴射時期は
膨張行程とされ、かつ、これら1回目,2回目の各噴射
時期及び各パルス幅は、予めこれらと水温との対応関係
を定めたテーブルにより、水温Twの検出値に応じて算出
される。
係は図4のように設定されている。すなわち、1回目噴
射時期はほぼ圧縮行程後期の範囲で、また2回目噴射時
期は膨張行程の範囲でそれぞれ水温に応じて変えられる
が、いずれも水温が低くなるにつれて早められる。
始動時トルク変動調整制御としては、点火時期が1回目
噴射時期と2回目噴射時期との間にセットされる(ステ
ップS7)。
ときは、ステップS8で水温TW が設定温度T1より高
い温間時か否かが判定される。そして、温間時であれ
ば、成層領域か否かの判定(ステップS9)に基づき、
成層領域であれば成層モードとされ(ステップS1
0)、成層領域でなければ均一モードとされる(ステッ
プS11)。ここで、成層領域とは成層燃焼を行うのに
適当な運転領域を意味し、例えば低回転低負荷側の所定
運転領域が予め成層領域と設定されている。また、成層
モードとは、インジェクタから圧縮行程で燃料を噴射し
て点火プラグ付近に混合気を偏在させた状態で点火を行
わせるように燃料噴射時期及び点火時期を制御するモー
ドであり、均一モードとは、インジェクタから吸気行程
で燃料を噴射して燃焼室全体に燃料を均一に拡散させた
状態で点火を行わせるように燃料噴射時期及び点火時期
を制御するモードである。
1以下の冷間時であることが判定されたときには、ステ
ップS12でエンジン回転数neが第2設定回転数N2
より高いか否かが判定される。上記第2設定回転数N2
はアイドル回転数に近い回転数(例えば600rpm程
度)である。ステップS12の判定がNOのときは、エ
ンジン回転数neが第1設定回転数N1から第2設定回
転数N2までの間にあって、クランキング状態から始動
完了後の運転状態に移行するまでの回転数上昇中にある
ことを意味し、この場合はステップS10に移行して成
層モードとされる。また、ステップS12の判定がYE
Sとなったときは、均一モードとされる(ステップS1
3)。
プS10,S11,S13のいずれかでのモード設定の
後は、ステップS14,S15でインジェクタからの1
回目噴射及び2回目噴射が行われる。この場合、ステッ
プS3〜S7の処理を経た場合はその設定に応じて実際
に1回目噴射及び2回目噴射が行われるが、ステップS
10,S11,S13のいずれかでのモード設定を経た
場合は、原則として1回目噴射だけが吸気行程もしくは
圧縮行程で行われて、2回目噴射は0とされる。
図5中に示す始動開始からのクランキングの期間T1
と、クランキング後のエンジン回転数上昇の期間T2
と、始動完了後の期間T3とで燃料噴射等の制御が適切
に変更され、クランキング中のトルク変動が低減される
とともに、始動から始動後の運転状態への移行がスムー
ズに行われる。
定回転数N1に達するまでのクランキングの期間T1に
は、圧縮行程後期と膨張行程とに燃料噴射が行われると
ともにその2回の噴射の間に点火が行われるように制御
される(上記ステップS3〜S7)。このような制御状
態では、先ず圧縮行程後期の1回目の噴射で点火プラグ
付近に形成された混合気が上死点直後に点火されること
によりて良好に着火、燃焼が行われ、その燃焼が終了す
る前にこれを火種として、2回目の燃料噴射による混合
気が燃焼される。このようにして、着火性、燃焼性が確
保されつつ、2回目の燃料噴射による混合気の燃焼によ
り膨張行程の中期ないしは後期まで正のトルクが与えら
れる。
を着火、燃焼に適した時期とするとともに、1回目の燃
料噴射による燃焼が2回目の燃料噴射まで持続し、か
つ、後述のような負のトルクを打ち消すための適度のト
ルクが2回目の燃料噴射により得られるように、1回目
噴射と2回目噴射との間隔、噴射量の比率等を設定して
おけばよい。
射から着火までの時間が短いと気化、霧化が悪くなって
着火性が悪化し易くなるが、エンジン始動時におけるエ
ンジン温度(水温)に応じた制御として上記実施形態の
ように、水温が低い程、気化、霧化の時間を稼ぐために
1回目の燃料噴射時期を早めるようにするとともに、こ
れに対応して2回目の燃料噴射時期も水温が低い程早め
るようにすれば、1回目噴射による混合気の着火、燃焼
及びこれを火種とした2回目の噴射による混合気の着
火、燃焼が低温時にも良好に行われる。
ける燃料噴射及び点火時期の制御により、一部の気筒の
圧縮行程後期と他の気筒の膨張行程とがラップするよう
な多気筒(一般に4気筒以上)の4サイクルエンジンに
おいて、膨張行程の気筒で与えられる正のトルクが圧縮
行程の気筒で生じる負のトルクを打ち消す作用が得られ
る。この作用を、図6を参照しつつ4気筒4サイクルエ
ンジンの場合を例にとって具体的に説明する。
ジンでは、各気筒において吸気、圧縮、膨張、排気の各
行程が順次行われ、かつ第1気筒、第3気筒、第4気
筒、第2気筒の順にクランク角で180°ずつ各気筒の
行程がずれることにより、第1気筒の膨張行程と第3気
筒の圧縮行程、第3気筒の膨張行程と第4気筒の圧縮行
程、第4気筒の膨張行程と第2気筒の圧縮行程、第2気
筒の膨張行程と第1気筒の圧縮行程がそれぞれラップす
る。
のように燃料噴射(図6中のP1,P2)及び点火時期
(図6中のIG)が制御されることにより、例えば上記
第1気筒の膨張行程で与えられる正のトルクが第3気筒
の圧縮行程で生じる負のトルクを打消し、同様に第3気
筒と第4気筒との間、第4気筒と第2気筒との間及び第
2気筒と第1気筒との間でもそれぞれ膨張行程の気筒で
与えられる正のトルクが圧縮行程の気筒に生じる負のト
ルクを打ち消す作用が得られる。
され、フィーリングが向上される。とくに、図2に示す
ようなハイブリッド車では、走行中等にもモータ稼働状
態からエンジン稼働状態への移行時等に運転者の意志に
関係なくエンジンが始動されるが、このような場合のク
ランキング中にもトルク変動によって運転者に違和感を
与えるといった事態が防止される。
数N1より高くなるクランキング後の期間T2には、エ
ンジン回転数を上昇させるためのトルクを与えるように
燃料噴射等が制御される。当実施形態では、エンジン回
転数neが第1設定回転数N1から第2設定回転数N2
までの間は冷間時、温間時のいずれにおいても成層モー
ドとされ、圧縮行程で燃料噴射が行われて、成層燃焼が
行われる。そして、この成層モードで燃料噴射量が適度
に制御されることにより、始動完了後の運転状態への移
行がスムーズに行われる。
後にエンジン回転数が図5中に二点鎖線で示すように急
激に上昇し、一旦オーバーシュートしてから始動後の回
転数になるが、上記ハイブリッド車で運転者の意志に関
係なくエンジンが始動された場合等にこのような回転数
変動は運転者に違和感を与えるため、急激な回転数上昇
やオーバーシュートを避けるようにエンジン出力を調整
することが要求される。ところが、上記第2設定回転数
N2以下の低回転時には小さいスロットル開度でも吸入
空気量が飽和状態に達して吸入空気量のコントロールが
難しく、このような状況下では均一燃焼によると所定空
燃比とすべく吸入空気量に見合う燃料を供給する必要が
あるのでエンジン出力を抑えるような制御が難しい。
すると、空気が過剰な状態で成層燃焼により燃焼性が確
保され、吸入空気量のコントロールが難しい低回転時に
も燃料噴射量の制御によりエンジン出力を適切に調整す
ることができ、これにより図5中に実線で示すようにエ
ンジン回転数上昇を適度に緩やかにするとともにオーバ
ーシュートを防止し、スムーズに始動後の状態へ移行さ
せることができる。
2よりも高くなって始動が完了した後(図5中の期間T
3)は、冷間時であれば吸気行程で燃料が噴射される均
一モードとされることにより燃料の気化、霧化が促進さ
れて燃焼性が高められる。また、温間時には運転領域に
応じて成層モードまたは均一モードとされる。
チャートで示している。この実施形態では、図3に示す
第1の実施形態と同様の制御(ステップS1〜S15)
に加え、始動時トルク変動調整制御中における吸気弁の
閉弁タイミングを、燃焼室から吸気ポートへの吸気の吹
き返しが生じる程度に遅い時期とし、例えばクランク角
でABDC100°程度とするように、バルブタイミン
グ可変装置13を制御している。
は、ステップS15までの処理に続き、ステップS16
でエンジン回転数neが第2設定回転数N2より高いか
否かが判定され、第2設定回転数N2以下であればステ
ップS17でバルブタイミング可変装置(VVT)13
が遅閉じ(燃焼室から吸気ポートへの吸気の吹き返しが
生じる程度に遅い時期)とされ、第2設定回転数N2よ
り高ければステップS18でバルブタイミング可変装置
(VVT)13が通常の制御とされる。
吸気弁の閉弁タイミングが上記遅閉じとされることで有
効圧縮比が低減されることにより、圧縮行程で生じる負
のトルクが小さくなり、これによってもクランキング等
におけるトルク変動が抑制される。また、エンジン始動
中は燃料が圧縮行程以後に燃焼室に直接噴射されるの
で、このように遅閉じとされても、燃料が吹き返されて
ポート壁面に付着するというようなことがなく、エンジ
ン始動時の燃焼安定性が確保される。
チャートで示しており、図3のフローチャート中の処理
と同じ処理を行うステップは同一符号を付している。こ
の実施形態では、急加速によるエンジン稼働時以外は図
3に示す第1の実施形態と同様の制御を行うが、急加速
によるエンジン稼働時における加速開始からの所定時間
はトルク確保を優先させるような制御に切換るようにし
ている。
は、ステップS1に続いてステップS101で、アクセ
ル開度変化率acceldが所定の急加速判定値A1より小さ
いか否かが判定され、アクセル開度変化率acceldが急加
速判定値A1以上となるときはタイマに所定時間TM1
がセットされる(ステップS102)。このタイマの値
は時間経過と共に減少する。
第1設定回転数N1より高いか否かが判定され、第1設
定回転数N1以下のときはステップS103でタイマが
「0」か否かが判定されて、タイマが「0」のときに1
回目、2回目の各パルス幅及び各噴射時期の算出並びに
点火時期のセット(ステップS3〜S7)が行われる。
数N1より高いときは、ステップS8で水温TW が設定
温度T1より高い温間時か否かが判定され、温間時であ
れば、成層領域か否かの判定とそれに応じた成層モー
ド、均一モードの選択(ステップS9〜S11)が行わ
れ、冷間時であればステップS104でタイマが「0」
か否かが判定されて、タイマが「0」のときにエンジン
回転数neが第2設定回転数N2より高いか否かの判定
とそれに応じた均一モード、成層モードの選択(ステッ
プS12,S13,S10)が行われる。
ないと判定されたときは、ステップS9〜S11での領
域判定に応じた成層モード、均一モードの選択が行わ
れ、また、ステップS104でタイマが「0」でないと
判定されたときはステップS13に移って均一モードが
選択される。
あってもアクセル開度変化率acceldが大きい急加速時の
所定時間は、クランキング中のトルク変動調整制御(ス
テップS3〜S7)及びクランキング後の回転数上昇を
緩やかにするための制御が停止され、トルクを稼ぐのに
有利なように運転領域や水温に応じて成層モード、均一
モードが選択される。
れるような急加速によるエンジン稼働時はトルク確保が
優先されて運転者の加速要求が満足される。そして、急
加速時以外のエンジン始動時には、第1の実施形態と同
様にトルク変動の抑制等によりフィーリングが向上され
る。
は、上記各フローチャートに示す例以外にも種々変更可
能である。
は始動時トルク変動調整制御(ステップS3〜S7)を
第1設定回転数に達するまで行うようにしているが、ト
ルク変動による違和感はとくにクランキング開始直後に
大きいため、クランキング開始から所定時間(数秒間)
だけ始動時トルク変動調整制御を行うようにしてもよ
い。
に適用した場合に特に効果的であるが、ハイブリッド車
以外のエンジンに適用した場合でも始動時のトルク変動
を抑制する作用が得られることに変りはなく、フィーリ
ング向上等に有効である。
開始からの低回転状態のときに、始動時トルク変動調整
制御として、同一気筒に対するインジェクタからの燃料
噴射を圧縮行程後期と膨張行程とに分けて行わせるとと
もに、点火を上記圧縮行程後期の燃料噴射と上記膨張行
程の燃料噴射との間の時期に行わせるようになっている
ため、一部の気筒の圧縮行程と他の気筒の膨張行程とが
ラップするような多気筒4サイクルにおいて、エンジン
始動時に、圧縮行程の気筒に生じる負のトルクを膨張行
程の気筒での膨張行程中の燃焼によるトルクで打ち消し
て、トルク変動を抑制し、滑らかなエンジン始動を行わ
せることができる。
は圧縮行程後期に噴射された燃料が着火されてからこれ
を火種として膨張行程での燃料噴射による混合気が燃焼
されるようにしているので、着火、燃焼を良好に行わせ
つつ膨張行程で正のトルクを与えることができ、始動時
のトルク変動抑制を有効に達成することができる。
を示す概略図である。
の駆動系の概略図である。
ートである。
である。
時期及び点火時期を示す説明図である。
ートである。
ートである。
Claims (9)
- 【請求項1】 燃焼室に直接燃料を噴射するインジェク
タを各気筒に設けた多気筒4サイクルの筒内噴射式エン
ジンにおいて、エンジン始動時を判別する始動判別手段
と、この始動判別手段による判別に応じて上記インジェ
クタからの燃料噴射及び点火時期を制御する制御手段と
を備え、この制御手段は、エンジンの始動開始からの低
回転状態のときに、始動時トルク変動調整制御として、
同一気筒に対するインジェクタからの燃料噴射を圧縮行
程後期と膨張行程とに分けて行わせるとともに、点火を
上記圧縮行程後期の燃料噴射と上記膨張行程の燃料噴射
との間の時期に行わせるようになっていることを特徴と
する筒内噴射式エンジンの始動制御装置。 - 【請求項2】 エンジンが4気筒以上であることを特徴
とする請求項1記載の筒内噴射式エンジンの始動制御装
置。 - 【請求項3】 上記制御手段による始動時トルク変動調
整制御における圧縮行程後期の燃料噴射の時期を、エン
ジン温度に応じ、低温になるほど早めるように変更する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の筒内噴射式
エンジンの制御装置。 - 【請求項4】 上記制御手段による始動時トルク変動調
整制御における膨張行程の燃料噴射の時期を、エンジン
温度に応じ、低温になるほど早めるように変更すること
を特徴とする請求項3記載の筒内噴射式エンジンの制御
装置。 - 【請求項5】 上記制御手段による始動時トルク変動調
整制御中の吸気弁の閉弁タイミングを、燃焼室から吸気
ポートへの吸気の吹き返しが生じる程度に遅い時期に設
定したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
載の筒内噴射式エンジンの制御装置。 - 【請求項6】 上記制御手段による始動時トルク変動調
整制御を、エンジン回転数がクランキング回転数より高
くてアイドル回転数より低い所定回転数になるまで行う
ようにしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
に記載の筒内噴射式エンジンの制御装置。 - 【請求項7】 上記制御手段は、エンジン回転数が上記
所定回転数を越えてから始動完了までの回転数の急激な
上昇期間中は圧縮行程で燃料を噴射するように制御する
ことを特徴とする請求項6記載の筒内噴射式エンジンの
制御装置。 - 【請求項8】 上記制御手段による始動時トルク変動調
整制御を、エンジンのクランキング開始から所定時間だ
け行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記
載の筒内噴射式エンジンの制御装置。 - 【請求項9】 エンジン及びモータを備えて車両運転中
にエンジンが間欠的に稼働されるハイブリッド車に用い
られる筒内噴射式エンジンの制御装置であって、急加速
によるエンジン稼働を除くエンジン始動時に上記始動時
トルク変動調整制御を行うように上記制御手段が構成さ
れていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに
記載の筒内噴射式エンジンの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08724198A JP3721775B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 筒内噴射式エンジンの始動制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11280522A true JPH11280522A (ja) | 1999-10-12 |
JP3721775B2 JP3721775B2 (ja) | 2005-11-30 |
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-
1998
- 1998-03-31 JP JP08724198A patent/JP3721775B2/ja not_active Expired - Fee Related
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