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JPH11143860A - 直交変換装置 - Google Patents

直交変換装置

Info

Publication number
JPH11143860A
JPH11143860A JP30568997A JP30568997A JPH11143860A JP H11143860 A JPH11143860 A JP H11143860A JP 30568997 A JP30568997 A JP 30568997A JP 30568997 A JP30568997 A JP 30568997A JP H11143860 A JPH11143860 A JP H11143860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
orthogonal
dimensional
orthogonal transformation
data
transform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30568997A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Okose
秀之 大古瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP30568997A priority Critical patent/JPH11143860A/ja
Priority to DE69831303T priority patent/DE69831303D1/de
Priority to EP19980121231 priority patent/EP0921477B1/en
Priority to US09/188,745 priority patent/US6237012B1/en
Publication of JPH11143860A publication Critical patent/JPH11143860A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F17/00Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
    • G06F17/10Complex mathematical operations
    • G06F17/14Fourier, Walsh or analogous domain transformations, e.g. Laplace, Hilbert, Karhunen-Loeve, transforms

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
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  • Mathematical Analysis (AREA)
  • Mathematical Optimization (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Algebra (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 直交変換装置が拡大・縮小をする場合、異な
る次数の直交変換装置を必要としてしまう。 【解決手段】 n次元入力データ11を変形情報制御手
段15からの制御情報に従って並べ替え手段12によっ
て各次元毎に並べ替え、直交変換に不必要なデータを0
とする。並べ替えたデータを直交変換手段13により直
交変換を行い、変換したデータをレベル調整手段14に
よりレベル調整を行いn次元出力データ17が得られ
る。また、変形情報制御手段15はn次元入力データ1
1の次数、n次元出力データ17の次数と直交変換手段
13における各次元の直交変換可能な最大次数である変
形情報16から並べ替え手段12の並べ替えのパターン
とレベル調整手段14のレベル調整値を決定するように
構成することで、入力と出力の各次元の次数が、それぞ
れの次元において直交変換を行うことが可能な最大次数
の約数であるならば、直交変換を行うことが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像データの直
交変換において、入力データを拡大あるいは縮小して直
交変換することが可能な直交変換装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、動画像の縮小方法としては特開平
5−143723号公報に記載されたものが知られてい
る。また、拡大方法は特開平4−200362号公報に
記載されたものが知られている。これらの中で示されて
いる拡大、縮小方法では、入力が8行8列離散コサイン
変換(DCT)係数を対象としている。
【0003】図9に画像サイズを縮小する従来の逆DC
T装置を示す。図9において、切換スイッチ95は、入
力端子a、bおよびcを有し、それぞれ、8×8逆DC
T回路92、4×4逆DCT回路93および2×2逆D
CT回路94の出力にそれぞれ接続されており、操作ス
イッチ96からの指示により、制御回路97から供給さ
れる制御信号に基づいて、それらのうちいずれかの入力
端子が選択、設定され、画素データ98を出力する。8
×8逆DCT回路92は、8×8DCT係数91につい
て、逆DCT処理を行う回路である。4×4逆DCT回
路93は、4×4DCT係数について、逆DCT処理を
行い、画像サイズを縦横とも半分に変換する回路であ
り、また、2×2逆DCT回路94は2×2DCT係数
について逆DCT処理を行い、画像サイズを4分の1に
変換する回路である。ここで、入力が8×8DCT係数
91のとき、8×8逆DCT回路92には8×8DCT
係数91のまま入力され、逆DCT処理を施された結果
が8×8画素データとなる。画像縮小時については、2
分の1するときは、8×8DCT係数91の低域成分の
4×4DCT係数が4×4逆DCT回路93に入力さ
れ、逆DCT処理を施された結果が4×4画素データと
なり、2分の1のサイズの画像になる。4分の1すると
きは、8×8DCT係数91の低域成分の2×2DCT
係数が2×2逆DCT回路94に入力され、逆DCT処
理を施された結果が2×2画素データとなり、4分の1
のサイズの画像になる。
【0004】次に、図10に画像サイズを拡大する従来
の逆DCT装置を示す。図10において、拡大ブロック
生成手段102は8×8DCT係数101を低域成分と
して、高域成分を0とするN1×N2サイズの新たなD
CT係数(N1、N2とも8より大きい整数)を生成す
る。この新たなN1×N2DCT係数を逆DCT手段1
03により逆DCT処理を施すことで、N1×N2画素
データ104が生成され、縦方向にN1/8倍、横方向
にN2/8倍された画像が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この拡大・縮小が可能
な直交変換装置をハードウェアで実現する際に、拡大・
縮小用の逆DCT回路がそれぞれ必要となり、n次逆D
CT回路(nは自然数)が必要となる。そこで、n個の
逆DCT回路が必要なため、それぞれの次数に対して新
たにn次逆DCT回路を設計する必要がある。さらに、
n個の逆DCT回路を組みあわせるために回路規模が大
きくなるという問題がある。
【0006】本発明は、従来のこのような拡大・縮小が
可能な直交変換装置をハードウェアで実現する際に回路
規模が大きくなってしまうという課題を考慮し、その回
路規模が小さい直交変換装置を提供することことを目的
とする。
【0007】また、本発明は、違う次数の直交変換装置
を新たに必要とせず、現在使用している直交変換装置を
用いて拡大・縮小が可能な直交変換装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、n次元入力データ(nは自然数)を並べ替
え、直交変換に不必要なデータを0とする並べ替え手段
と、n次元直交変換を行う直交変換手段と、前記直交変
換手段のn次元出力データのレベルを調整するレベル調
整手段と、変形情報により前記並べ替え手段および前記
レベル調整手段を制御する変形情報制御手段を備える構
成とした。
【0009】また、 n次元入力データを並べ替え、直
交変換に不必要なデータを0とする並べ替え手段と、n
次元直交変換とレベル調整を行う直交変換手段と、変形
情報により前記並べ替え手段および前記直交変換手段を
制御する変形情報制御手段を備える構成とした。
【0010】また、2次元入力データの行もしくは列方
向の1次元データを並べ替え、直交変換に不必要なデー
タを0とする第1の並べ替え手段と、1次元直交変換を
行う第1の直交変換手段と、前記第1の直交変換手段の
出力データを保持し、転置する転置手段と、転置したデ
ータを並べ替え、直交変換に不必要なデータを0とする
第2の並べ替え手段と、1次元直交変換を行う第2の直
交変換手段と、2次元直交変換を行った後のデータのレ
ベルを調整するレベル調整手段と、各手段のデータの入
出力タイミングを制御するタイミング制御手段と、変形
情報により前記第1および第2の並べ替え手段、前記レ
ベル調整手段および前記タイミング制御手段を制御する
変形情報制御手段を備える構成とした。
【0011】また、2次元データの行もしくは列方向の
1次元データを並べ替え、直交変換に不必要なデータを
0とする並べ替え手段と、1次元直交変換を行う直交変
換手段と、前記直交変換手段の出力データを保持し、転
置する転置手段と、2次元直交変換を行った後のデータ
のレベルを調整するレベル調整手段と、前記直交変換手
段の出力データを前記レベル調整手段もしくは前記転置
手段に選択的に与える選択手段と、各手段のデータの入
出力タイミングを制御するタイミング制御手段と、変形
情報により前記並べ替え手段、前記レベル調整手段およ
び前記タイミング制御手段を制御する変形情報制御手段
を備える構成とした。
【0012】これにより、拡大・縮小が可能な直交変換
装置が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、 n次元直交変換(nは自然数)を行う直交変換装
置あって、n次元入力データを並べ替え、直交変換に不
必要なデータを0とする並べ替え手段と、n次元直交変
換を行う直交変換手段と、前記直交変換手段のn次元出
力データのレベルを調整するレベル調整手段と、変形情
報により前記並べ替え手段および前記レベル調整手段を
制御する変形情報制御手段を備えることを特徴とする直
交変換装置で、変形情報からデータを並べ替え、変換に
不要なデータを0として直交変換し、レベルの調整をす
ることで拡大・縮小した出力データが得られる。
【0014】本発明の請求項5に記載の発明は、 n次
元直交変換(nは自然数)を行う直交変換装置あって、
n次元入力データを並べ替え、直交変換に不必要なデー
タを0とする並べ替え手段と、n次元直交変換とレベル
調整を行う直交変換手段と、変形情報により前記並べ替
え手段および前記直交変換手段を制御する変形情報制御
手段を備えることを特徴とする直交変換装置であり、変
形情報からデータを並べ替え、変換に不要なデータを0
として直交変換する。この時、直交変換を行う演算の中
でレベル調整を含めた演算を行うことで拡大・縮小した
出力データが得られる。
【0015】本発明の請求項9に記載の発明は、2次元
直交変換を行う直交変換装置であって、2次元入力デー
タの行もしくは列方向の1次元データを並べ替え、直交
変換に不必要なデータを0とする第1の並べ替え手段
と、1次元直交変換を行う第1の直交変換手段と、前記
第1の直交変換手段の出力データを保持し、転置する転
置手段と、転置したデータを並べ替え、直交変換に不必
要なデータを0とする第2の並べ替え手段と、1次元直
交変換を行う第2の直交変換手段と、2次元直交変換を
行った後のデータのレベルを調整するレベル調整手段
と、各手段のデータの入出力タイミングを制御するタイ
ミング制御手段と、変形情報により前記第1および第2
の並べ替え手段、前記レベル調整手段および前記タイミ
ング制御手段を制御する変形情報制御手段を備えること
を特徴とする直交変換装置であり、変形情報から行方向
のデータを並べ替え、変換に不要なデータを0として1
次元直交変換し、変換データを保持して、行と列を転置
し、転置したデータの行方向に関してデータを並べ替
え、直交変換し、2次元直交変換後のデータのレベル調
整をすることで拡大・縮小した出力データが得られる。
【0016】本発明の請求項14記載の発明は、2次元
直交変換を行う直交変換装置であって、2次元データの
行もしくは列方向の1次元データを並べ替え、直交変換
に不必要なデータを0とする並べ替え手段と、1次元直
交変換を行う直交変換手段と、前記直交変換手段の出力
データを保持し、転置する転置手段と、2次元直交変換
を行った後のデータのレベルを調整するレベル調整手段
と、前記直交変換手段の出力データを前記レベル調整手
段もしくは前記転置手段に選択的に与える選択手段と、
各手段のデータの入出力タイミングを制御するタイミン
グ制御手段と、変形情報により前記並べ替え手段、前記
レベル調整手段および前記タイミング制御手段を制御す
る変形情報制御手段を備えることを特徴とした直交変換
装置であり、変形情報から行方向のデータを並べ替え、
変換に不要なデータを0として1次元直交変換し、変換
データを保持して、行と列を転置し、転置したデータの
行方向に関してデータを並べ替え、直交変換し、2次元
直交変換後のデータのレベル調整をすることで拡大・縮
小した出力データが得られる。この時、前記タイミング
制御手段により入力データまたは1次元直交変換後のデ
ータのどちらを前記直交変換手段により1次元直交変換
を行うかを制御する。
【0017】以下、本発明の実施形態について、図面を
用いて説明する。
【0018】(実施の形態1)図1は請求項1に記載の
n次元直交変換(nは自然数)を行う直交変換装置の構
成を示すブロック図である。図1において、11はn次
元入力データ、12は並べ替え手段、13は直交変換手
段、14はレベル調整手段、15は変形情報制御手段、
16は変形情報、17はn次元出力データである。以下
にその動作の説明をする。
【0019】ここでは説明の便宜を図るため、直交変換
手段13が1次元8次逆離散コサイン変換(逆DCT)
を行い、入力データの次数が2k(kは0から3の整数)の
場合を例に説明する。
【0020】まず、1次元入力データ11を変形情報制
御手段15からの制御情報に従って並べ替え手段12に
よって並べ替え、直交変換に不必要なデータを0とす
る。この時の並べ替え方法について、入力が8次デー
タ、4次データ、2次データ、1次データで、出力が8
次データ、4次データ、2次データ、1次データである
それぞれの場合について、図2、図3、図4、図5に示
す。並べ替えたデータを直交変換手段13によって、1
次元8次逆DCTを行い、変換データをレベル調整手段
14によってレベル調整することで8次または4次また
は2次または1次の1次元出力データ17を得る。ま
た、変形情報制御手段15は1次元入力データ11の次
数、1次元出力データ17の次数と直交変換手段13に
おける直交変換可能な最大次数である変形情報16から
並べ替え手段12の並べ替えのパターンとレベル調整手
段14のレベル調整値を決定する。
【0021】ここで、1次元8次逆DCTを用いて、8
次または4次または2次または1次の入力データから8
次または4次または2次または1次の出力データが得ら
れる理由とレベル調整について(数1)、(数2)、
(数3)、(数4)、(数5)、(数6)を用いて説明
する。
【0022】
【数1】
【0023】(数1)に逆DCT係数の一般式を示す。
この中で、Nは次数である。この一般式より、Cn=c
os(nπ/16)として、8次逆DCT係数を(数
2)に、4次逆DCT係数を(数3)に、2次逆DCT
係数を(数4)に、1次逆DCT係数を(数5)に示
す。
【0024】
【数2】
【0025】
【数3】
【0026】
【数4】
【0027】
【数5】
【0028】まず、8次逆DCTを用いて4次入力デー
タから4次出力データを得ることを考える。ここで8次
逆DCT係数(数2)と4次逆DCT係数(数3)を比
較すると、コサインの係数が、a00とb00、a02とb01、a0
4とb02、a06とb03、a10とb10、a12とb11、a14とb12、a1
6とb13、a20とb20、a22とb21、a24とb22、a26とb23、a3
0とb30、a32とb31、a34とb32、a36とb33、がそれぞれ同
じである。そこで、4次入力データを図3(b)のよう
に並べ替えて8次逆DCTを行う。これを(数6)に示
す。
【0029】
【数6】
【0030】並べ替えたデータを入力として8次逆DC
Tを行うと、y0、y1、y2、y3、y4、y5、y6、y7の出力が
得られる。この中で、逆DCT係数で一致している部分
は前述の通りであるため、 y0、y1、y2、y3が有効な出
力データとなる。次にレベル調整であるが、(数3)に
示す通り、4次入力データは全て1/√2倍されている
が、8次逆DCTでは全入力データを1/2倍してい
る。4次入力データを8次逆DCTを用いて演算する
と、4次逆DCTを用いた時と比べて出力データが全て
1/√2倍されている事がわかる。ここで、レベルの調
整を行うため、1次元8次逆DCTを行う直交変換手段
13からの全出力データを√2倍する。これにより4次
逆DCTを用いたときと同じ結果が得られる。
【0031】次に、8次入力データから4次出力データ
を得る場合であるが、8次入力データの低次の4データ
を用いて逆DCTを行う。この時、入力データを図2
(b)に示すように並べ替え、前述の4次入力データか
ら4次出力データを得る場合と同様の並べ替えを行う。
逆DCTを行った後のレベル調整であるが、入力データ
自体が8次のデータであるため、逆DCTを行った後に
レベル調整をする必要はない。
【0032】次に、4次入力データから8次出力データ
を得る場合であるが、図3(a)のように、この4次入
力データを低次のデータとして、かつ、高次のデータを
0として並べ替えて逆DCTを行う。レベル調整は、入
力データ自体が4次のデータであるため、4次入力デー
タから4次出力データを得るときと同様に全出力データ
を√2倍する。
【0033】以上、8次入力データと4次入力データの
場合を説明したが、2次入力データ、1次入力データの
場合も、(数3)、(数4)の2式より同様のことが言
える。また、8次逆DCTを用いて、入力データが8
次、4次、2次、1次で、出力データが8次、4次、2
次、1次の場合のレベル調整の値をまとめて(表1)に
示す。
【0034】
【表1】
【0035】以上のように1次元8次逆DCTを例とし
て説明したが、2次元以上の場合も入力データの各次元
に対して前述と同様の並べ替えを行い、逆DCT後のデ
ータに対して各次元毎にレベル調整を行うことで構成で
きる。
【0036】また、直交変換手段13が任意の次数で1
次元逆DCTを構成するとき、入力と出力の次数が逆D
CTを行うことが可能な最大次数の約数であるならば、
逆DCTを行うことが可能となる。また、1次元と同
様、2次元以上の場合についても可能である。
【0037】また、直交変換手段13が逆DCTを行う
ときを例としたが、DCT、離散サイン変換、逆離散サ
イン変換、離散フーリエ変換、逆離散フーリエ変換それ
ぞれについても、並べ替え手段12によってそれぞれの
変換に合わせて並べ替えを行い、直交変換手段13によ
って直交変換を行い、レベル調整手段14によってそれ
ぞれの変換に合わせてレベル調整を行うことで逆DCT
と同様に構成することが可能である。また、それぞれの
直交変換を行うとき、高速アルゴリズムを用いて構成す
ることも可能である。
【0038】(実施の形態2)図6は請求項5に記載の
n次元直交変換(nは自然数)を行う直交変換装置の構
成を示すブロック図である。図6において、61はn次
元入力データ、62は並べ替え手段、63は直交変換手
段、64は変形情報制御手段、65は変形情報、66は
n次元出力データである。以下にその動作の説明をす
る。
【0039】ここでは説明の便宜を図るため、直交変換
手段63が1次元8次逆DCTを行い、入力データの次
数が2k(kは0から3の整数)の場合を例に説明する。
【0040】まず、1次元入力データ61を変形情報制
御手段64からの制御情報に従って並べ替え手段62に
よって並べ替え、直交変換に不必要なデータを0とす
る。この時の並べ替え方法について、入力が8次デー
タ、4次データ、2次データ、1次データで、出力が8
次データ、4次データ、2次データ、1次データである
それぞれの場合について、図2、図3、図4、図5に示
す。並べ替えたデータを直交変換手段63によって、1
次元8次逆DCTを行い、さらにレベル調整(図示省
略)することで8次または4次または2次または1次の
1次元出力データ66を得る。また、変形情報制御手段
64は1次元入力データ61の次数、1次元出力データ
66の次数と直交変換手段63における直交変換可能な
最大次数である変形情報65から並べ替え手段62の並
べ替えのパターンと直交変換手段63のレベル調整値を
決定する。
【0041】ここで、直交変換手段63では、1次元逆
DCTとレベル調整を行うが、これについて次に説明す
る。
【0042】逆DCTはコサイン係数と入力データの積
和演算の繰り返しで演算され、レベル調整は入力と出力
の次数の関係から(表1)の値を用いて全出力データに
対して行われる。このレベル調整は、レベル調整値と、
全出力データとの乗算を行うことである。これより、逆
DCTとレベル調整の2つの演算を同時に行うには、あ
らかじめレベル調整分を含めた逆DCT係数を用意し、
変形制御手段64のレベル調整値より決定される逆DC
T係数を用いて1次元逆DCTを行う。例えば、1次元
8次逆DCTを用いて4次入力データから4次出力デー
タを得る場合、前述の通り逆DCTの全出力データを√
2倍する必要があるが、8次逆DCTの全係数を√2倍
すれば同じ結果が得られる。
【0043】以上のように1次元8次逆DCTを例とし
て説明したが、2次元以上の場合も入力データの各次元
に対して前述と同様の並べ替えを行い、各次元毎にレベ
ル調整分を含んだ逆DCT係数を用いることで同様に構
成できる。
【0044】また、直交変換手段63が任意の次数で1
次元逆DCTを構成するとき、入力と出力の次数が逆D
CTを行うことが可能な最大次数の約数であるならば、
逆DCTを行うことが可能となる。また、1次元と同
様、2次元以上の場合についても可能である。
【0045】また、直交変換手段63が逆DCTを行う
ときを例としたが、DCT、離散サイン変換、逆離散サ
イン変換、離散フーリエ変換、逆離散フーリエ変換それ
ぞれについても、並べ替え手段62によってそれぞれの
変換に合わせて並べ替えを行い、直交変換手段63によ
って、それぞれの変換に合わせたレベル調整分を含んだ
直交変換係数を用いて直交変換を行うことで逆DCTと
同様に構成することが可能である。また、それぞれの直
交変換を行うとき、高速アルゴリズムを用いて構成する
ことも可能である。
【0046】(実施の形態3)図7は請求項9に記載の
2次元直交変換を行う直交変換装置の構成を示すブロッ
ク図である。図7において、701は2次元入力デー
タ、702は並べ替え手段、703は直交変換手段、7
04は転置手段、705は並べ替え手段、706は直交
変換手段、707はレベル調整手段、708は変形情報
制御手段、709変形情報、710タイミング制御手
段、711は2次元出力データである。以下にその動作
の説明をする。
【0047】ここでは説明の便宜を図るため、直交変換
手段703、706が1次元8次逆DCTを行い、2次
元入力データ701が2k行2l列(k、lはそれぞれ0
から3の整数)の場合を説明する。
【0048】まず、2次元入力データ701の行方向の
データを変形情報制御手段708からの制御情報に従っ
て並べ替え手段702によって並べ替え、直交変換に不
必要なデータを0とする。この時、並べ替えるデータは
1次元2l次データであり、図2、図3、図4、図5に
従って並べ替える。行方向について並べ替えたデータを
直交変換手段703によって1次元8次逆DCTを行
い、その結果を転置手段704で保持し、行と列を入れ
替えて出力する。行と列が入れ替えられた2次元データ
の行方向のデータを変形情報制御手段708からの制御
情報に従って並べ替え手段705によって並べ替え、直
交変換に不必要なデータを0とする。この時、並べ替え
るデータは1次元2k次データであり、図2、図3、図
4、図5に従って並べ替える。並び換えたデータを直交
変換手段706によって1次元8次逆DCTを行い、レ
ベル調整手段707によってレベルの調整を行うことで
2次元出力データ711が得られる。また、変形情報制
御手段709は2次元入力データ701の次数、2次元
出力データ711の次数と直交変換手段703、706
における直交変換可能な最大次数である変形情報709
から並べ替え手段702、705の並べ替えのパターン
と、レベル調整手段711のレベル調整値と、タイミン
グ制御手段710への制御情報を決定する。また、タイ
ミング制御手段710は各手段におけるデータの入出力
タイミングを制御する。
【0049】ここで、具体的に、入力が8行4列入力デ
ータで8行4列出力データを得る場合を例に説明する。
この時、行方向のデータは4次のデータで、これを並べ
替え手段702で図3(b)のように並べ替えて直交変
換手段703で逆DCTを行う。このとき、(表1)に
示すように、直交変換手段703の全出力データをレベ
ル調整するため√2倍する必要があるが、ここでは行わ
ない。レベル調整を行っていないデータを転置手段70
4にて転置し、行方向の8次データを並べ替え手段70
5で図2(a)のように並べ替えて直交変換手段706
で逆DCTを行う。このとき、入力が8次であるため
(表1)よりレベル調整をする必要はない。レベル調整
手段707では、直交変換手段706の出力データを直
交変換手段703において必要とするレベル調整(√2
倍)と直交変換手段706において必要とするレベル調
整(1倍)を乗算した値である√2倍することでレベル
を調整する。ここで、演算の回数を考えると、直交変換
手段703において、4次のデータを8回演算する必要
があるが、直交変換手段706では8次のデータを4回
演算するだけで良い。この演算回数の制御を変形情報制
御手段708からの制御情報によりタイミング制御手段
710が各手段の制御を行う。
【0050】以上、8行4列入力データの場合を説明し
たが、それ以外の2k行2l列入力データの場合も同様に
並べ替え、逆DCTを行い、レベル調整を行い、タイミ
ング制御手段により演算回数を制御することが可能であ
る。
【0051】また、直交変換手段703、706におい
てレベル調整分を含んだ逆DCT係数を用いることで逆
DCTとレベル調整を行う構成にすることも可能であ
る。また、直交変換手段703、706それぞれが任意
の次数で1次元逆DCTを構成するとき、入力と出力の
各次元の次数が逆DCTを行うことが可能な最大次数の
約数であるならば、逆DCTを行うことが可能となる。
【0052】また、直交変換手段703、706が逆D
CTを行うときを例としたが、DCT、離散サイン変
換、逆離散サイン変換、離散フーリエ変換、逆離散フー
リエ変換それぞれについても、並べ替え手段702、7
05によってそれぞれの変換に合わせて並べ替えを行
い、直交変換手段703、706によって直交変換を行
い、レベル調整手段707によってそれぞれの変換に合
わせてレベル調整を行うことで逆DCTと同様に構成す
ることが可能である。また、それぞれの直交変換を行う
とき、高速アルゴリズムを用いて構成することも可能で
ある。
【0053】(実施の形態4)図8は請求項14に記載
の2次元直交変換を行う直交変換装置の構成を示すブロ
ック図である。図8において、801は2次元入力デー
タ、802は並べ替え手段、803は直交変換手段、8
04は選択手段、805は転置手段、806はレベル調
整手段、807は変形情報制御手段、808変形情報、
809タイミング制御手段、810は2次元出力データ
である。以下にその動作の説明をする。
【0054】ここでは説明の便宜を図るため、直交変換
手段803が8次逆DCTを行い、2次元入力データ8
01が2k行2l列(k、lはそれぞれ0から3の整数)
の場合を説明する。
【0055】まず、2次元入力データ801の行方向の
データを変形情報制御手段807からの制御情報に従っ
て並べ替え手段802によって並べ替え、直交変換に不
必要なデータを0とする。この時、並べ替えるデータは
1次元2l次データであり、図2、図3、図4、図5に
従って並べ替える。行方向について並べ替えたデータを
直交変換手段803によって1次元8次逆DCTを行
い、選択手段804により演算結果を転置手段805に
転送し、転置手段805で保持し、行と列を入れ替えて
出力する。行と列が入れ替えられた2次元データの行方
向のデータを変形情報制御手段807からの制御情報に
従って並べ替え手段802によって並べ替え、直交変換
に不必要なデータを0とする。この時、並べ替えるデー
タは1次元2k次データであり、図2、図3、図4、図
5に従って並べ替える。並び換えたデータを直交変換手
段893によって1次元8次逆DCTを行い、選択手段
804により演算結果をレベル調整手段806に転送
し、レベル調整手段806によってレベルの調整を行う
ことで2次元出力データ810が得られる。また、変形
情報制御手段807は2次元入力データ801の次数、
2次元出力データ810の次数と直交変換手段803に
おける直交変換可能な最大次数である変形情報808か
ら並べ替え手段802の並べ替えのパターンと、レベル
調整手段806のレベル調整値と、タイミング制御手段
809への制御情報を決定する。また、タイミング制御
手段809は各手段におけるデータの入出力タイミング
を制御する。さらに、1個の直交変換手段803を使っ
て2次元の演算を行うため、2次元入力データ801と
転置手段805の出力データのどちらを演算するかを、
また、直交変換手段803の演算結果を選択手段804
によって転置手段805とレベル調整手段806のどち
らに転送するかをタイミング制御手段809により制御
する。
【0056】ここで、具体的に、入力が8行4列入力デ
ータで8行4列出力データを得る場合を例に説明する。
この時、行方向のデータは4次のデータで、これを並べ
替え手段802で図3(b)のように並べ替えて直交変
換手段803で1回目の逆DCTを行う。このとき、
(表1)に示すように、直交変換手段803の全出力デ
ータをレベル調整するため√2倍する必要があるが、こ
こでは行わなず選択手段804によって転置手段805
にデータを転送する。レベル調整を行っていないデータ
を転置手段805にて転置し、行方向の8次データを並
べ替え手段802で図2(a)のように並べ替えて直交
変換手段803で2回目の逆DCTを行う。このとき、
入力が8次であるため(表1)よりレベル調整をする必
要はない。2回目の逆DCTを行った結果を選択手段8
04によってレベル調整手段806に転送する。レベル
調整手段806では、選択手段804からのデータを1
回目の逆DCTにおいて必要とするレベル調整(√2
倍)と2回目の逆DCTにおいて必要とするレベル調整
(1倍)を乗算した値である√2倍することでレベルを
調整する。ここで、演算の回数を考えると、1回目の逆
DCTにおいて、4次のデータを8回演算する必要があ
るが、2回目の逆DCTでは8次のデータを4回演算す
るだけで良い。この演算回数の制御を変形情報制御手段
807からの制御情報によりタイミング制御手段809
が各手段の制御を行う。
【0057】以上、8行4列入力データの場合を説明し
たが、それ以外の2k行2l列入力データの場合も同様に
並べ替え、レベル調整を行い、タイミング制御手段によ
り演算回数を制御することが可能である。
【0058】また、直交変換手段803においてレベル
調整分を含んだ逆DCT係数を用いることで逆DCTと
レベル調整を行う構成にすることも可能である。また、
直交変換手段803が任意の次数で1次元逆DCTを構
成するとき、入力と出力の各次元の次数が逆DCTを行
うことが可能な最大次数の約数であるならば、逆DCT
を行うことが可能となる。
【0059】また、直交変換手段803が逆DCTを行
うときを例としたが、DCT、離散サイン変換、逆離散
サイン変換、離散フーリエ変換、逆離散フーリエ変換そ
れぞれについても、並べ替え手段802によってそれぞ
れの変換に合わせて並べ替えを行い、直交変換手段80
3によって直交変換を行い、レベル調整手段806によ
ってそれぞれの変換に合わせてレベル調整を行うことで
逆DCTと同様に構成することが可能である。また、そ
れぞれの直交変換を行うとき、高速アルゴリズムを用い
て構成することも可能である。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、直交変換
を行う装置に並べ替えとレベル調整と変形情報の制御を
行うハードウェアを追加するだけで、直交変換を行うこ
とができる最大次数の約数を入力、出力データとして拡
大・縮小が可能となる。
【0061】また、本発明によれば、直交変換を行う装
置の係数を変え、並べ替えと変形情報の制御を行うハー
ドウェアを追加するだけで、直交変換を行うことができ
る最大次数の約数を入力、出力データとして拡大・縮小
が可能となる。
【0062】また、本発明によれば、2次元直交変換を
行う装置に並べ替えとレベル調整と変形情報の制御を行
うハードウェアを追加するだけで、直交変換を行うこと
ができる最大次数の約数を入力、出力データとして拡大
・縮小が可能で、かつ、入力の次数に合わせて演算の回
数を減らすことが可能となる。
【0063】また、本発明によれば、2次元直交変換を
行う装置に並べ替えとレベル調整と変形情報の制御を行
うハードウェアを追加するだけで、直交変換を行うこと
ができる最大次数の約数を入力、出力データとして拡大
・縮小が可能で、かつ、入力の次数に合わせて演算の回
数を減らすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による直交変換装置を示
すブロック図である。
【図2】本発明による入力データの並べ替えを示すブロ
ック図である。
【図3】本発明による入力データの並べ替えを示すブロ
ック図である。
【図4】本発明による入力データの並べ替えを示すブロ
ック図である。
【図5】本発明による入力データの並べ替えを示すブロ
ック図である。
【図6】本発明の実施の形態2による直交変換装置を示
すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態3による直交変換装置を示
すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態4による直交変換装置を示
すブロック図である。
【図9】従来例による直交変換装置を示すブロック図で
ある。
【図10】従来例による直交変換装置を示すブロック図
である。
【符号の説明】
11、61 ・・・n次元入力データ 12、62、702、705、802 ・・・並べ替え
手段 13、63、703、706、803 ・・・直交変換
手段 14、707、806 ・・・レベル調整手段 15、64、708、807 ・・・変形情報制御手段 16、65、709、808 ・・・変形情報 17、66 ・・・n次元出力データ 701、801 ・・・2次元入力データ 704、805 ・・・転置手段 710、809 ・・・タイミング制御手段 711、810 ・・・n次元出力データ 804 ・・・選択手段 91、101 ・・・8×8DCT係数 92 ・・・8×8逆DCT手段 93 ・・・4×4逆DCT手段 94 ・・・2×2逆DCT手段 95 ・・・切換スイッチ 96 ・・・操作スイッチ 97 ・・・制御回路 98 ・・・画素データ 102 ・・・拡大ブロック生成手段 103 ・・・逆DCT手段 104 ・・・N1×N2画素データ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n次元直交変換(nは自然数)を行う直
    交変換装置であって、n次元入力データを並べ替え、直
    交変換に不必要なデータを0とする並べ替え手段と、n
    次元直交変換を行う直交変換手段と、前記直交変換手段
    のn次元出力データのレベルを調整するレベル調整手段
    と、変形情報により前記並べ替え手段および前記レベル
    調整手段を制御する変形情報制御手段とを備えることを
    特徴とする直交変換装置。
  2. 【請求項2】 前記直交変換手段は、それぞれの次数が
    任意の自然数であるn個の直交変換を組み合わせてn次
    元直交変換を行い、各次元の次数が前記直交変換の次数
    の約数である前記n次元入力データから各次元の次数が
    前記直交変換の次数の約数であるn次元出力データが得
    られる請求項1に記載の直交変換装置。
  3. 【請求項3】 前記変形情報制御手段は、前記n次元入
    力データの次数と、前記変形情報と、前記直交変換手段
    において直交変換を行うことが可能な最大の次数から、
    前記並べ替え手段における並べ替え情報および前記レベ
    ル調整手段におけるレベル調整値を決定する請求項1ま
    たは2に記載の直交変換装置。
  4. 【請求項4】 前記直交変換手段は、前記並べ替え手段
    により並べ替えられた前記n次元入力データを離散コサ
    イン変換、逆離散コサイン変換、離散サイン変換、逆離
    散サイン変換、離散フーリエ変換あるいは、逆離散フー
    リエ変換する請求項1、2または3に記載の直交変換装
    置。
  5. 【請求項5】 n次元直交変換(nは自然数)を行う直
    交変換装置であって、n次元入力データを並べ替え、直
    交変換に不必要なデータを0とする並べ替え手段と、n
    次元直交変換とレベル調整を行う直交変換手段と、変形
    情報により前記並べ替え手段および前記直交変換手段を
    制御する変形情報制御手段を備えることを特徴とする直
    交変換装置。
  6. 【請求項6】 前記直交変換手段は、それぞれの次数が
    任意の自然数であるn個の直交変換を組み合わせてn次
    元直交変換を行い、かつ、直交変換の演算中にレベル調
    整を行い、各次元の次数が前記直交変換の次数の約数で
    ある前記n次元入力データから各次元の次数が前記直交
    変換の次数の約数であるn次元出力データが得られる請
    求項5に記載の直交変換装置。
  7. 【請求項7】 前記変形情報制御手段は、前記n次元入
    力データの次数と、前記変形情報と、前記直交変換手段
    において直交変換を行うことが可能な最大の次数から、
    前記並べ替え手段における並べ替え情報および前記直交
    変換手段におけるレベル調整値を決定する請求項5また
    は6に記載の直交変換装置。
  8. 【請求項8】 前記直交変換手段は、前記並べ替え手段
    により並べ替えられた前記n次元入力データを離散コサ
    イン変換、逆離散コサイン変換、離散サイン変換、逆離
    散サイン変換、離散フーリエ変換あるいは、逆離散フー
    リエ変換する請求項5、6または7に記載の直交変換装
    置。
  9. 【請求項9】 2次元直交変換を行う直交変換装置であ
    って、2次元入力データの行もしくは列方向の1次元デ
    ータを並べ替え、直交変換に不必要なデータを0とする
    第1の並べ替え手段と、1次元直交変換を行う第1の直
    交変換手段と、前記第1の直交変換手段の出力データを
    保持し、転置する転置手段と、転置したデータを並べ替
    え、直交変換に不必要なデータを0とする第2の並べ替
    え手段と、1次元直交変換を行う第2の直交変換手段
    と、2次元直交変換を行った後のデータのレベルを調整
    するレベル調整手段と、前記各手段のデータの入出力タ
    イミングを制御するタイミング制御手段と、変形情報に
    より前記第1および第2の並べ替え手段、前記レベル調
    整手段および前記タイミング制御手段を制御する変形情
    報制御手段とを備えることを特徴とする直交変換装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の直交変換手段は、1次元m
    次直交変換(mは自然数)を行い、前記第2の直交変換
    手段は、1次元n次直交変換(nは自然数)を行い、2
    次元k行l列入力データ( kはmの約数、lはnの約
    数)から2次元i行j列出力データ( iはmの約数、
    jはnの約数)が得られる請求項9に記載の直交変換装
    置。
  11. 【請求項11】 前記変形情報制御手段は、前記2次元
    入力データの次数と、前記変形情報と、前記直交変換手
    段において直交変換を行うことが可能な最大の次数か
    ら、前記第1および第2の並べ替え手段における並べ替
    え情報および前記レベル調整手段におけるレベルの調整
    値を決定し、前記タイミング制御手段により各手段のデ
    ータの入出力タイミングを決定する請求項9または10
    に記載の直交変換装置。
  12. 【請求項12】 前記タイミング制御手段は、前記変形
    情報制御手段からの制御情報により前記第1および第2
    の直交変換手段における直交変換する回数を変えること
    を特徴とする請求項9、10または11に記載の直交変
    換装置。
  13. 【請求項13】 前記第1および第2の直交変換手段
    は、前記第1または第2の並べ替え手段により並べ替え
    られた前記1次元データを離散コサイン変換、逆離散コ
    サイン変換、離散サイン変換、逆離散サイン変換、離散
    フーリエ変換あるいは、逆離散フーリエ変換する請求項
    9、10、11または12に記載の直交変換装置。
  14. 【請求項14】 2次元直交変換を行う直交変換装置で
    あって、2次元データの行もしくは列方向の1次元デー
    タを並べ替え、直交変換に不必要なデータを0とする並
    べ替え手段と、1次元直交変換を行う直交変換手段と、
    前記直交変換手段の出力データを保持し、転置する転置
    手段と、2次元直交変換を行った後のデータのレベルを
    調整するレベル調整手段と、前記直交変換手段の出力デ
    ータを前記レベル調整手段もしくは前記転置手段に選択
    的に与える選択手段と、前記各手段のデータの入出力タ
    イミングを制御するタイミング制御手段と、変形情報に
    より前記並べ替え手段、前記レベル調整手段および前記
    タイミング制御手段を制御する変形情報制御手段とを備
    えることを特徴とした直交変換装置。
  15. 【請求項15】 前記直交変換手段は、1次元n次直交
    変換(nは自然数)を行い、2次元k行l列入力データ
    ( k、lはnの約数)から2次元i行j列出力データ
    ( i、jはnの約数)が得られる請求項14に記載の
    直交変換装置。
  16. 【請求項16】 前記変形情報制御手段は、前記2次元
    入力データの次数と、前記変形情報と、前記直交変換手
    段において直交変換を行うことが可能な最大の次数か
    ら、前記並べ替え手段における並べ替え情報および前記
    レベル調整手段におけるレベルの調整値を決定し、前記
    タイミング制御手段により各手段のデータの入出力タイ
    ミングを決定する請求項14または15に記載の直交変
    換装置。
  17. 【請求項17】 前記タイミング制御手段は、前記並べ
    替え手段において、2次元入力データと前記転置手段か
    らの2次元データを選択して並べ替え、前記直交変換手
    段において直交変換を行い、変換結果を前記選択手段に
    よって前記レベル調整手段または前記転置手段に選択的
    に与えるタイミングを制御することを特徴とする請求項
    14、15または16に記載の直交変換装置。
  18. 【請求項18】 前記タイミング制御手段は、前記変形
    情報制御手段からの制御情報により前記直交変換手段に
    おける直交変換する回数を変えることを特徴とする請求
    項14、15、16または17に記載の直交変換装置。
  19. 【請求項19】 前記直交変換手段は、前記並べ替え手
    段により並べ替えられた前記1次元データを離散コサイ
    ン変換、逆離散コサイン変換、離散サイン変換、逆離散
    サイン変換、離散フーリエ変換あるいは、逆離散フーリ
    エ変換する請求項14、15、16、17または18に
    記載の直交変換装置。
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