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JPH10323633A - 基板処理装置および飛散防止カップ - Google Patents

基板処理装置および飛散防止カップ

Info

Publication number
JPH10323633A
JPH10323633A JP13832897A JP13832897A JPH10323633A JP H10323633 A JPH10323633 A JP H10323633A JP 13832897 A JP13832897 A JP 13832897A JP 13832897 A JP13832897 A JP 13832897A JP H10323633 A JPH10323633 A JP H10323633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
cup
angle
processing apparatus
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13832897A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Nonomura
正浩 野々村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP13832897A priority Critical patent/JPH10323633A/ja
Publication of JPH10323633A publication Critical patent/JPH10323633A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転型の基板処理装置において、処理液のカ
ップ外への飛散による漏電や、処理液の跳ね返りによる
基板の汚染を防止すること。 【解決手段】 チャック50によって保持されて回転す
る基板Wの上面にノズルから純水などの洗浄液を供給
し、基板Wを回転洗浄する。回転遠心力により基板W上
から飛び出した洗浄液は上部カップ10の内壁面11に
衝突して跳ね返る。この内壁面11が基板Wに対する傾
斜角度θは30°〜60°の範囲にされており、この角
度範囲は実測によって決定されている。この角度範囲を
採用することにより、使用済洗浄液はカップ外部へのミ
ストや基板W上への跳ね返り液滴とはならずに、カップ
内の下方に向けて落下し、カップの下部で捕集される。
このため、カップ外での電気系の漏電や基板の汚染が防
止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体基板や液
晶基板などの精密電子装置用基板等(以下「基板」と称
する)に処理液を供給して、基板表面に洗浄などの諸処
理を施す基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】基板を回転させつつ洗浄液(典型的には
純水)を基板に供給して洗浄を行う装置においては、洗
浄に使用された後の洗浄液(以下「使用済洗浄液」)が
基板回転に伴う遠心力によって基板上から基板の外周側
へと排出される。そして、この使用済洗浄液が基板の周
囲へ広く飛散してしまうことを防止する目的で飛散防止
カップが用いられている。
【0003】図9は従来の飛散防止カップC0を示す部
分断面図であり、このカップC0はその壁面が略鉛直方
向に伸びた円筒形とされている。チャック5によって基
板Wが略水平に保持されて水平回転し、使用後洗浄液F
AはカップC0の内壁面に衝突して下方に落下する。そし
て、この使用後洗浄液FAはこのカップC0の下部で捕集
されて排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、使用後洗浄
液FAの中には、カップC0の内壁面に衝突した後に下方
に落下せず、カップC0の内外に飛散する部分がある。
このうちカップC0の外部に飛散した使用後洗浄液はミ
ストFMとなって装置の電気系にまで到達し、漏電の原
因になる場合がある。
【0005】また、使用済洗浄液FAのうち、基板Wの
中心側に向けて跳ね返った部分は液滴FDとして基板W
上に落下する。このような液滴FDは使用済洗浄液の飛
沫であるとともに、カップC0への衝突によってその内
壁面の汚れをも拾っているために、その内部にパーティ
クルがかなり含まれている。このため、このような液滴
FDは基板Wの汚染原因となる。
【0006】そして、このような問題は純水を洗浄液と
して使用した基板の回転洗浄装置だけではなく、基板を
回転しつつ処理液を供給する基板処理装置一般に生じる
問題である。
【0007】
【発明の目的】この発明は従来技術における上記の問題
の克服を意図しており、処理液の飛沫やミストがカップ
の外および基板上に跳ね返らず、漏電や基板汚染を有効
に防止できる基板処理装置、およびそのための飛散防止
カップを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明では、基板を回転させつつ前記基板
に処理液を供給して所定の処理を行う基板処理装置にお
いて、a) 基板を略水平に保持した状態で基板を回転さ
せる回転保持手段と、b) 前記基板回転保持手段に保持
された基板を囲み、その上部が開口した飛散防止カップ
と、c) 基板の表面に処理液を供給する処理液供給手段
とを備える。
【0009】そして、前記飛散防止カップの内壁面の少
なくとも一部と、前記回転保持手段によって保持された
状態での基板とが形成する角度が、30°〜60°の範
囲内の角度とされている。
【0010】また、請求項2の発明では、請求項1の基
板処理装置において、前記飛散防止カップが、b-1) 内
向きに傾斜した中空の円錐台状とされ、少なくとも基板
への前記処理液の供給時には前記基板の周囲を囲む傾斜
側壁部と、b-2) 前記傾斜側壁部の下に連設され、基板
に供給された後の処理液を捕集する捕集部とを有し、前
記傾斜側壁部の内面と前記基板とが形成する角度が、3
0°〜60°の範囲内の角度とされている。
【0011】さらに、請求項3の発明は、請求項2の基
板処理装置において、前記飛散防止カップが、b-3) 前
記傾斜側壁部の上端部に連設されて、前記カップの上開
口の内側に向けて張り出した環状の天板部をさらに有す
る。
【0012】これらの基板処理装置の典型例は純水を使
用した基板洗浄装置である(請求項4の発明)。
【0013】また、請求項5および請求項6の発明で
は、これらの基板処理装置に使用可能な飛散防止カップ
を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつこの発明
の実施の形態について詳細に説明する。
【0015】<A.基板処理装置の概略構成>まず、この
発明の実施形態である基板処理装置の概略構成を、その
概略断面図である図1を参照して説明する。この実施形
態における基板処理装置1は半導体基板(ウエハ)Wの
回転洗浄装置として構成されており、純水を洗浄液とし
て使用する。この装置1の中心部には、基板Wを略水平
状態で真空吸着して保持するためのスピンチャック50
が配置され、このスピンチャック50の回転軸51をモ
ータMで回転駆動することによって、スピンチャック5
0とともに基板Wがこの軸51のまわりに水平面内で回
転する。
【0016】また、基板Wの中心付近に向けて純水など
の洗浄液を供給するための洗浄供給ノズル41が配置さ
れるとともに、そのような洗浄液の供給を行いつつ基板
表面を走査して洗浄する回転洗浄ブラシ42が設けられ
ている。回転洗浄の際にはこの回転洗浄ブラシ42が図
1の仮想線の高さまで下降する。
【0017】一方、使用済洗浄液の周辺への飛散を防止
し、かつその使用済洗浄液を捕集して所定の洗浄液回収
経路へと導くために樹脂製の飛散防止カップCが設けら
れており、この飛散防止カップCの中にスピンチャック
50と基板Wとが収容される。ただし、基板Wをスピン
チャック50上に搬出入する際には、回転洗浄ブラシ4
2は水平旋回してカップC上の領域よりも外へと待避し
ているとともに、昇降駆動機構60によって飛散防止カ
ップCが下降し、スピンチャック50が相対的にカップ
Cの上部開口Sから露出した状態になる。スピンチャッ
ク50への基板Wの搬出入は搬送ロボット(図示せず)
によって行われる。
【0018】飛散防止カップCは、上部カップ10と下
部カップ(捕集部)20とに大別されるが、上部カップ
10の下端が下部カップ20に連設されて一体化されて
いる。さらに上部カップ10の上端には、上部開口Sの
内側に向けて張り出した水平円環状の天板部30が一体
化されて設けられている。
【0019】このうち上部カップ10は中空円錐台の側
面に相当する形状の内壁面11を有している。回転洗浄
の際においては、基板Wの相対的な高さが内壁面11の
上下範囲Hの中に含まれるうようにされる。
【0020】下部カップ20はドレイン孔21などを有
する有底の容器状であり、その中央部は中空のカップ支
持管Tに連結されている。このカップ支持管Tの中を、
既述した回転軸51が貫通している。カップCおよび支
持管Tはスピンチャック50とは非連結であり、スピン
チャック50が回転してもカップCは回転しない。
【0021】<B.カップCの詳細構成と作用>図2は図
1のカップCのうち上部カップ10の付近を拡大して基
板Wの一部とともに示した部分拡大図である。上部カッ
プ10の内壁面11は、鉛直方向から内向きに傾斜した
傾斜側壁部の内面となっており、この内壁面11が水平
状態の基板Wの主面となす角度θは、30゜〜60゜の
範囲から選択された角度値を有している。この実施形態
の装置1では、θ=45゜である。
【0022】上部カップ10は基板Wの回転軸に関して
実質的に回転対称の形状とされており、上記の角度関係
は基板Wの周囲において上部カップ10の内壁面11の
各部で成立している。また、この実施形態の上部カップ
10は円錐台面状であるため、その断面は図2のごとく
直線状であり、上記の角度関係は図2の上下範囲Hの各
部にわたって成立している。
【0023】基板Wの回転洗浄にあたっては、図1のノ
ズル41から洗浄液Fが基板W上に供給されるととも
に、ブラシ42によるブラシ洗浄が行われる。このと
き、図3に示すように、基板Wに衝突した後の洗浄液F
は基板Wの回転による遠心力によって、上部カップ10
の内壁面11に向かって使用済洗浄液FAとなって飛び
出し、この内壁面11に衝突する。
【0024】ところが、この内壁面11は内側に傾斜し
た傾斜面となっているため、使用済洗浄液FAはカップ
Cの外部や基板Wの上に飛散することなく、内壁面11
から基板Wの下方に向けて流下する。そして、図1の下
部カップ20によって捕集され、ドレイン経路21から
排出または回収される。
【0025】したがって、使用済洗浄液FAはカップC
の外部へと飛び出してミストとなったり、飛散液滴とな
って基板Wの主面上に戻ることはない。その結果、カッ
プCの外部における洗浄液ミストに起因して電気系に漏
電を起こすこともなく、また、汚れた使用済洗浄液が基
板Wの主面に付着して基板Wを再汚染することもない。
【0026】また、この実施形態では天板部30が設け
られていることにより、カップ外部へのミストの飛散防
止はさらに効果的になる。
【0027】<C.角度θの範囲条件と実験例>ところ
で、傾斜角度θをどの程度の値にすれば、洗浄液がカッ
プCの内壁面11に衝突した際における十分な飛散防止
効果が得られるかについては、洗浄液が液体であるとい
う性質上、単純な力学的反射計算で予測できない。した
がって、実測によって角度θの妥当な範囲を知ることが
好ましいことになる。
【0028】このような事情から、この発明の発明者は
角度θの種々の値について実測を行ったが、その結果は
以下の通りである(これらをグラフ化した図4および図
5も参照)。
【0029】この実測は、 基板上の残留パーティクル個数NP; カップ外への飛散ミストの密度NM(単位:個数/C
F); の2つの量について行っている。ただし、CFは「立法
フィート」であり、図5中にはメートル法でのスケール
も示されている。
【0030】その結果は、 θ=90°のとき: NP=50,NM=10000; θ=70°のとき: NP=10,NM= 4000; θ=60°のとき: NP= 0,NM= 100; θ=45°のとき: NP= 0,NM= 90; θ=30°のとき: NP= 0,NM= 90; であり、このうちθ=90゜が図9の従来技術に相当す
る。
【0031】これらの結果からわかるように、角度θの
減少に従って基板上の残留パーティクル個数NMおよび
カップ外飛散ミストの密度NPのいずれもが減少するこ
とがわかる。特に、θ=60゜付近から以下の角度での
ミストやパーティクルの数の減少は顕著である。
【0032】そこで、このような実測結果に立脚して、
この発明ではまず「角度θを60゜以下にする」という
第1条件を課している。
【0033】ところで、図4および図5からわかるよう
に角度θはゼロに小さいほどよい結果を与える。したが
って、この実測だけからは角度θの下限値はゼロに近く
とることが好ましいことになろう。
【0034】しかしながら、実際問題として、たとえば
角度θを0゜に近い値にしてしまうと、図6に示すよう
に基板Wの付近の周囲を囲むためには上部カップ10
(したがってカップCの全体)の平面サイズDを極めて
大きくしなければならなくなる。
【0035】これは好ましくない状況である。それは、
基板処理装置1が処理すべき基板Wのサイズは時代とと
もに増大傾向にあり、たとえば基板Wとしての半導体ウ
エハは、5インチ、8インチから12インチ(300m
m)ウエハへと、時代とともに大きくなっているという
ことに関係する。このような状況では、基板W自身が占
める平面スペースが大きくなるだけでなく、その搬送ス
ペースなども大きくなるため、装置全体の平面サイズす
なわちフットスペースの増大防止が重要な問題になる。
したがって、飛散防止カップにおいてもその平面サイズ
Dを著しく増大させることは可能な限り避ける必要があ
る。
【0036】そこで、この発明では「角度θの下限値を
30゜とする」という第2条件を課す。この程度の角度
であればカップCの平面サイズの増大は許容範囲にあ
り、ミストなどの飛散防止と平面サイズ増大防止とのバ
ランスがとれたものとなる。
【0037】既述したように図1および図2の実施形態
では、θ=45゜とされており、この発明における「略
水平状態の基板W(の主面)からの傾斜角度(テーパ
角)θを30°〜60°の範囲内にする」という条件を
満足していることになる。飛散防止を優先する場合には
できるだけ30゜に近い角度を採用し、平面サイズ増大
の要請を重視しつつ飛散防止を図るのであれば、60゜
に近い角度値にすればよい。45゜という角度は、これ
らの中間的な選択に相当する。
【0038】<D.変形例>図1および図2の実施形態で
は、上部カップ10の内壁面は単一の円錐台面状であっ
たが、図7のように互いに異なる傾斜角度を持った円錐
台面が多段となっているような内壁面でもよい。この場
合、少なくとも一部の内壁面(たとえば図7の内壁面1
1b)と基板Wの主面とのなす角度θが30゜〜60゜
の範囲にあればよい。
【0039】また、図8のように上カップを曲面(たと
えばドーム状の切落し球面)で形成する場合には、いず
れか任意の位置での局所的傾斜角θが30゜〜60゜の
範囲にあればよい。図8の例では内壁面の部分11c付
近においてこの条件が満足されている。
【0040】換言すれば、カップの内壁面のうち基板W
の周辺にある領域の少なくとも一部について、その部分
が基板Wの主面に対する傾斜角度θが30゜〜60゜の
範囲にあればよいことになる。
【0041】さらに、上記実施形態では処理液として純
水を使用した基板洗浄装置を対象としているが、純水以
外についての洗浄液や処理液については以下の通りであ
る。
【0042】すなわち、厳密に言えば、処理液の粘度な
どによってカップ内壁面での飛沫の散乱方向はある程度
異なってくるため、傾斜角度として好ましい臨界値の厳
密な値は処理液の種類ごとに異なる。しかしながら、以
下の理由によって30゜〜60゜という角度範囲は処理
液の多くの種類に適用可能である。
【0043】まず、純水よりも粘度が高い処理液は一般
に飛散が少ない。それは上部カップの内壁面11に衝突
した際に、この内壁面への付着性が比較的強いためであ
る。したがって、純水について得られた30゜〜60゜
という角度範囲は、これら高粘度の処理液について十分
な飛散防止効果がある。
【0044】一方、純水よりも粘度が低い処理液につい
てはたとえばθ=60゜では飛散防止が十分ではない可
能性もあり得る。その場合は傾斜角度θを60゜より小
さくして、たとえば330゜〜45゜の範囲で定めるな
ど、低角度側への範囲制限を行えばよい。
【0045】いずれにしても、純水についての実測から
得られた30゜〜60゜という角度範囲は、この純水に
限られるものではなく、多くの処理液に適用可能であ
る。このため、この発明は基板洗浄装置を含む基板処理
装置一般に適用可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
基板処理装置では、カップの内壁面の少なくとも一部と
基板とのなす角度を30°〜60°の範囲内で選択する
ことにより、使用済処理液がカップ外および基板表面上
に飛散することを防止でき、基板の汚染や電気系の漏電
を有効に防止することができる。
【0047】また、請求項2の発明では、カップの補集
部については格段の条件を課すことなく、請求項1と同
様の効果を得ることができる。
【0048】さらに、請求項3の発明では、カップの上
開口の内側に向けて張り出した環状の天板部を設けるこ
とによって、処理液がカップ外に飛散することをさらに
有効に防止できる。
【0049】請求項4の発明では、請求項1〜請求項3
の発明の典型的適用例としての純水洗浄につき、請求項
1〜請求項3の発明の効果を得ることができる。
【0050】さらに、請求項5および請求項6の発明で
は、上記の特徴を有する基板処理装置に組み込まれるこ
とが可能な飛散防止カップを提供している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る基板処理装置の概略
図である。
【図2】図1の飛散防止カップの部分拡大図である。
【図3】図1の飛散防止カップおける使用済洗浄液の飛
散防止作用を説明する部分拡大図である。
【図4】カップの傾斜角とカップ外飛散ミスト数との関
係の実測値を示したグラフである。
【図5】カップの傾斜角と基板残留パーティクル数との
関係の実測値を示したグラフである。
【図6】飛散防止カップの平面サイズ増大の説明図であ
る。
【図7】この発明の飛散防止カップの他の例を示す図で
ある。
【図8】この発明の飛散防止カップのさらに他の例を示
す図である。
【図9】従来の飛散防止カップとその問題点を説明する
図である。
【符号の説明】
C 飛散防止カップ W 基板 θ 上部カップの内壁面と基板とがなす角度 F 洗浄液 FA 使用済洗浄液 S カップの上開口 1 基板洗浄装置(基板処理装置) 10 上部カップ 11 内壁面 20 下部カップ(捕集部) 30 環状の天板 50 スピンチャック

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を回転させつつ前記基板に処理液を
    供給して所定の処理を行う基板処理装置であって、 a) 基板を略水平に保持した状態で基板を回転させる回
    転保持手段と、 b) 前記基板回転保持手段に保持された基板を囲み、そ
    の上部が開口した飛散防止カップと、 c) 基板の表面に処理液を供給する処理液供給手段と、
    を備え、 前記飛散防止カップの内壁面の少なくとも一部と、前記
    回転保持手段によって保持された状態での基板とが形成
    する角度が、30°〜60°の範囲内の角度とされてい
    ることを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の基板処理装置において、 前記飛散防止カップが b-1) 内向きに傾斜した中空の円錐台状とされ、少なく
    とも基板への前記処理液の供給時には前記基板の周囲を
    囲む傾斜側壁部と、 b-2) 前記傾斜側壁部の下に連設され、基板に供給され
    た後の処理液を捕集する捕集部と、を有し、 前記傾斜側壁部の内面と前記基板とが形成する角度が、
    30°〜60°の範囲内の角度とされていることを特徴
    とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の基板処理装置において、 前記飛散防止カップが b-3) 前記傾斜側壁部の上端部に連設されて、前記カッ
    プの上開口の内側に向けて張り出した環状の天板部、を
    さらに有することを特徴とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の基板処理装置において、 前記処理液が純水であることを特徴とする基板処理装
    置。
  5. 【請求項5】 上部で開口するとともに、ほぼ水平に収
    容保持された基板を囲み、前記基板上に供給される処理
    液の飛散を防止する飛散防止カップであって、 a) 内向きに傾斜した中空の円錐台状とされ、基板を略
    水平状態で収容可能な傾斜側壁部と、 b) 前記傾斜側壁部の下に連設され、基板に供給された
    後の処理液を捕集する捕集部と、を備え、 前記基板を前記カップ中に略水平に収容したときに、前
    記傾斜側壁部の内面と前記基板とが形成する角度が、3
    0°〜60°の範囲内の角度となるようにされているこ
    とを特徴とする飛散防止カップ。
  6. 【請求項6】 請求項5の飛散防止カップであって、さ
    らに、 c-3) 前記傾斜側壁部の上端部に連設されて、前記カッ
    プの上開口の内側に向けて張り出した環状の天板部、を
    備えることを特徴とする飛散防止カップ。
JP13832897A 1997-05-28 1997-05-28 基板処理装置および飛散防止カップ Pending JPH10323633A (ja)

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