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JPH10302889A - コネクタおよび結合体 - Google Patents

コネクタおよび結合体

Info

Publication number
JPH10302889A
JPH10302889A JP9110576A JP11057697A JPH10302889A JP H10302889 A JPH10302889 A JP H10302889A JP 9110576 A JP9110576 A JP 9110576A JP 11057697 A JP11057697 A JP 11057697A JP H10302889 A JPH10302889 A JP H10302889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
movable
connectors
engagement
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9110576A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Sakaguchi
英二 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP9110576A priority Critical patent/JPH10302889A/ja
Priority to KR1019980015080A priority patent/KR19980081790A/ko
Publication of JPH10302889A publication Critical patent/JPH10302889A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/514Bases; Cases composed as a modular blocks or assembly, i.e. composed of co-operating parts provided with contact members or holding contact members between them
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/639Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤーハーネスを用いなくても製造上の
バラツキを吸収でき結合が容易に行われるコネクタおよ
び結合体を供する。 【解決手段】 雌雄一対の互いに着脱自在なコネクタ
4,14において、一方のコネクタ4はコネクタ基体5と
同コネクタ基体5に相対的に移動可能に取り付けられる
可動結合部材6とからなり、可動結合部材6は、コネク
タ基体5から延出する端子9を位置決めし他方のコネク
タ14と互いに着脱自在に結合して電気的に接続するコネ
クタおよび同コネクタを用いた結合体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気部品・電子部
品の電気的接続を行うコネクタおよび結合体に関する。
【0002】
【従来の技術】2つの部品を互いに電気的に接続する場
合、各部品に設けたコネクタを結合することによって行
う。部品に設けられるコネクタが各部品に対して固定さ
れた位置にあると、部品の設置と同時にコネクタの位置
が決定され、製造誤差等による両コネクタの相対位置の
バラツキが結合を困難にする場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこでコネクタに高い
寸法精度が要求され製造コストが高くなったりする。ま
たコネクタの結合にも高い精度が要求され、取付作業が
容易ではない。
【0004】なおコネクタの相対位置のバラツキは、ワ
イヤーハーネスを用い連結するようにすれば吸収できる
が、ワイヤーハーネスおよびその端部にコネクタを必要
とする等部品点数が多くなり、製造工程も増大する。
【0005】また図10に示すように2つの部品01,01
0 を連結するのに、一方の部品01には2つのコネクタ0
2,03が所定位置に突設されており、他方の部品010 か
らはリード線011 が延出しており、リード線011 は途中
分岐して各リード枝線の端部にそれぞれコネクタ012 ,
013 が設けられている。
【0006】このように一方の部品01が所定の位置関係
で2つのコネクタ02,03を突設しているので、他方のコ
ネクタ012 ,013 は別体として分岐したリード枝線にそ
れぞれ設けられて、コネクタ02とコネクタ03の相対的位
置にバラツキがあっても独立したコネクタ012 ,013 が
それぞれ結合できるようにしている。
【0007】しかし独立した2つのコネクタ012 ,013
をそれぞれコネクタ02,03に結合しなければならず結合
作業が面倒である。コネクタ012 ,013 を一体に形成す
れば部品点数も少なくなり、結合も容易となるが、コネ
クタ012 ,013 の相対位置にバラツキがあると結合が困
難となり、高い寸法精度が要求されることになる。
【0008】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的とする処は、ワイヤーハーネスを用いなくても
製造上のバラツキを吸収でき結合が容易に行われるコネ
クタおよび結合体を供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するために、本発明は、雌雄一対の互いに着脱自
在なコネクタにおいて、一方のコネクタはコネクタ基体
と同コネクタ基体に相対的に移動可能に取り付けられる
可動結合部材とからなり、前記可動結合部材が、前記コ
ネクタ基体から延出する端子を位置決めし他方のコネク
タと互いに着脱自在に結合して電気的に接続するコネク
タである。
【0010】一対のコネクタが、双方ともに所定位置に
固定されるような場合に、製造誤差により互いに相対的
なバラツキがあってもワイヤーハーネスを用いずに可動
結合部材がバラツキを吸収して容易に結合することがで
きる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載のコ
ネクタにおいて、前記可動結合部材が、係合手段により
移動可能に係合されて前記コネクタ基体に対して遊嵌さ
れたことを特徴とする。コネクタ基体に可動結合部材が
移動自在に取り付けられるので、コネクタおよび取付位
置等のバラツキを可動結合部材が吸収して結合すること
ができる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のコネクタにおいて、前記可動結合部材が、
他方のコネクタの結合部に対応した形状をして互いに嵌
合して結合することを特徴とする。したがってコネクタ
の結合部を可動結合部材に嵌合する簡単な作業で両コネ
クタが確実に結合される。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1から請求
項3のいずれか記載のコネクタにおいて、前記可動結合
部材が、複数の端子を互いに絶縁して位置決めすること
を特徴とする。複数の端子の接続を1つの可動結合部材
で行うことができる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1から請求
項4のいずれか記載のコネクタにおいて、前記可動結合
部材が、前記端子を位置決めする案内片を有することを
特徴とする。案内片で端子を位置決めするので、可動結
合部材の所定位置に端子を維持することができる。
【0015】請求項6記載の発明は、互いに複数のコネ
クタをそれぞれ一体に有する一対の結合体において、前
記複数のコネクタのうち少なくとも1つのコネクタを請
求項1記載のコネクタとした結合体である。
【0016】結合体は複数のコネクタを一体に有するも
ので、互いのコネクタ間に相対的なバラツキがあって
も、少なくとも1つのコネクタが一方に可動結合部材を
備えた前記コネクタでバラツキを吸収することができる
ので、ワイヤーハーネスを用い分岐してコネクタを独立
に設けるようなことをせずに、容易に結合することがで
きる。
【0017】結合体を互いに結合することで、複数のコ
ネクタが同時に結合されるので、作業が簡単である。複
数のコネクタが一体に形成されるので部品点数が少な
く、また高い寸法精度が要求されないので、製造コスト
を低減することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る一実施の形態に
ついて図1ないし図4に図示し説明する。図1は、一対
の結合部品1,11の結合前の状態を示す斜視図である。
【0019】結合部品1は、矩形のケース2の結合面に
2つのコネクタ3,4が突出形成されている。コネクタ
3は一辺に凹部を形成して略矩形に突出した筒体3aに
上壁3bを有し、上壁3bには相手方コネクタ13の端子
片が挿入される挿入孔3cが穿設され、挿入孔3cに対
応して内部には接続端子が設けられている。
【0020】コネクタ4は、一辺に凹部を形成して略矩
形筒状に突出したコネクタ基体5とその上部に遊嵌、す
なわち隙間を設定することにより相対移動可能な遊びを
持たせて嵌められる可動結合部材6とからなり、その所
要断面図を図2および図3に図示する。
【0021】コネクタ基体5は、矩形の筒体5aの上端
が開口され、左右側壁から取付ボス部5bが膨出してお
り、取付ボス部5bには上端に径を拡大した頭部8aを
有した係合ピン8が植設されている。
【0022】結合部品1の内部で植設された9本の端子
片9がコネクタ基体5の筒体5aを貫通して、先端の接
続端9aを突出させている。9本の端子片9は、コネク
タ基体5の凹部を挟んで左右に4本ずつ互いに間隙を存
して立設され、中央に1本の端子片9が立設されてい
る。端子片9の接続端9aは、偏平矩形の筒状嵌合部を
形成している。
【0023】そして可動結合部材6は、樹脂製で絶縁性
を有する箱体であり、略コネクタ基体5の形状を延長し
たような略矩形の筒体6aとその上端の上壁6bとその
下端の嵌合枠部6cから外形がなり、内側は仕切壁6d
により仕切られて前記端子片9の接続端9aがそれぞれ
収納される収納室6eが形成されている。上壁6bには
9個の挿入孔6fが所定位置に形成されている。
【0024】可動結合部材6の嵌合枠部6cは、筒体6
aの下端が外側に膨出してコネクタ基体5の上端形状を
一回り大きくした枠形状をなし、その左右側壁外側に係
合片7がそれぞれ突出している。
【0025】図4を参照して係合片7は、厚さh1 で中
央に内径pの円孔7aが形成され、同円孔7aから外側
方に間隙qの切欠き7bが形成されている。他方係合ピ
ン8は、取付ボス部5bの上面から頭部8aまでの高さ
がh2 でピン本体の直径がr、頭部8aの直径がsであ
る。そして両者の間の寸法関係は、h1 <h2 、q<r
<p<sである。
【0026】かかる可動結合部材6をコネクタ基体5に
取り付ける場合、コネクタ基体5の筒体5aより突出し
ている9本の端子9の接続端9aを可動結合部材6の対
応する収納室6eにそれぞれ収納しながら筒体5aの上
端に可動結合部材6の嵌合枠部6cを被せるようにし、
左右の取付ボス部5bに植設された係合ピン8に、左右
の係合片7の円孔7aを切欠き7bを利用して係合片7
を嵌め込むようにして係合する。
【0027】係合片7の切欠き7bの間隙qは、係合ピ
ン8の本体直径rより小さいので、係合片7の切欠き7
bの両側を互いに反対方向にたわませて間隔を拡げて係
合ピン8の本体部を通し円孔7aに係合する。
【0028】この係合状態で係合片7の厚さh1 は取付
ボス部5bから頭部8aまでの高さがh2 より小さく、
円孔7aの内径pは係合ピン8の本体部の直径rより大
きく頭部8aの直径sより小さいので、係合片7は係合
ピン8に移動自在に遊嵌され、係合片7の切欠き7bは
係合ピン8の本体より狭く、円孔7aは係合ピン8の頭
部8aより小さいので、係合片7が係合ピン8から外れ
抜けることはない。
【0029】可動結合部材6は、各収納室6eに接続端
9aを収納して位置決めすると、上壁6bの各挿入孔6
fが接続端9aに対向している。そして図2および図3
に示すように可動結合部材6の嵌合枠部6cは、コネク
タ基体5の筒体5aに余裕をもって遊嵌されており、端
子片9の接続端9aを位置決めしたまま、コネクタ結合
面に平行に嵌合枠部6cに規制される範囲内で自由に移
動可能である。
【0030】なおコネクタ結合面に対して垂直方向にも
移動可能であるが、前記したように係合ピン8と係合片
7との係合は簡単に外れるようなことはない。
【0031】他方結合部品11の方は、ケース12の結合面
に一体にコネクタ13,14が突出形成されており、各コネ
クタ13,14は結合部品1のコネクタ3,4に対応した所
定位置に形成されている。
【0032】コネクタ13は、コネクタ3の筒体3aの外
側に嵌合する枠体13aと、その内部に突設された9本の
端子片からなる。同様にコネクタ14は、コネクタ4の可
動結合部材6の筒体6aの外側に嵌合する枠体14aと、
その内部に突設された9本の端子片19からなる。
【0033】結合部品1に結合部品11を結合するとき
は、コネクタ3にコネクタ13を合致させて他方のコネク
タ14を可動結合部材6の筒体6aに嵌合するようにす
る。
【0034】可動結合部材6は、コネクタ3と一体のコ
ネクタ基体5に対して移動自在であるので、コネクタ14
の枠体14aに可動結合部材6が嵌合するように移動して
嵌合し、コネクタ3とコネクタ13およびコネクタ4とコ
ネクタ14が同時に結合する。
【0035】コネクタ13の端子片がコネクタ3の挿入孔
3cから挿入されてコネクタ3側の端子片に接続される
とともに、コネクタ14の枠体14a内の9本の端子片19
は、可動結合部材6の各挿入孔6fから挿入されて位置
決めされた端子片9の接続端9aに嵌入して電気的に接
続される。なお各コネクタは結合部品1,11のケース
2,12中に設けた図示されない基板に接続されている。
【0036】以上のように一方のコネクタ4に移動自在
の可動結合部材6が設けられているので、結合部品1お
よび結合部品11の製造誤差によるコネクタ3とコネクタ
4の相対位置のバラツキおよびコネクタ13とコネクタ14
の相対位置のバラツキを可動結合部材6の移動で吸収し
て互いの結合を容易に行い電気的接続を確実に行うこと
ができる。
【0037】結合部品1と結合部品11の互いの結合で、
同時に2対のコネクタ3,13およびコネクタ4,14が結
合されるので、作業が簡単である。2個のコネクタ3,
4が結合部品1に、2個のコネクタ13,14が結合部品11
に一体に形成されるので部品点数が少なく、また高い寸
法精度が要求されないので、製造コストを低減すること
ができる。
【0038】また可動結合部材6は、ケース2と一体の
コネクタ基体5に対してコネクタ当接面に対して平行に
および垂直に移動自在であるので、結合部品1,11を結
合した状態で、一方の結合部品に伝達された振動を吸収
する効果がある。
【0039】次に別の実施の形態について図5に示し説
明する。部品20の側壁20aに左右一対のコネクタ21,22
が突出しており、そのうちコネクタ21は前記実施の形態
のコネクタ3と略同じコネクタであり、他方のコネクタ
22は前記コネクタ4と同様にコネクタ基体23に可動結合
部材24を移動自在に取り付けたコネクタである。なおコ
ネクタ21の方は、その筒体21aの左右側壁に係止爪21c
が突出している。
【0040】一方対応する結合部品30は、ワイヤーハー
ネス33の端部に取り付けられたもので、左右に長尺のケ
ース30aの左右両側が前方へ延出してコネクタ31,32が
一体に形成されている。コネクタ31は、前方を開口した
枠体31aを形成し、その内側に複数の端子片31bが所定
位置に突設されている。
【0041】なお枠体31aの左右壁が幾らか前方へ延び
矩形の係止孔31cが前記係止爪21cに対応して形成され
ている。コネクタ32は、前記可動結合部材24に対応して
前方を開口した枠体32aとその内部に突設された複数の
端子片32bとからなる。
【0042】部品20に結合部品30を結合するときは、コ
ネクタ21にコネクタ31を合致させて他方のコネクタ22を
可動結合部材24の筒体24aに嵌合するようにする。可動
結合部材24は、コネクタ21と一体のコネクタ基体23に対
して移動自在であるので、コネクタ32の枠体32aに可動
結合部材24が嵌合するように移動して嵌合し、コネクタ
21とコネクタ31およびコネクタ22とコネクタ32が同時に
結合し端子が互いに接して電気的に接続される。
【0043】所定位置関係で嵌合が完了したときは、コ
ネクタ21の左右係止爪21cがコネクタ31の枠体31aの左
右係止孔31cに係止して抜け止めとして作用する。2対
のコネクタ21,31およびコネクタ22,32が同時に結合さ
れるので、作業が簡単であり、部品点数が少なく、また
高い寸法精度が要求されないので、製造コストを低減す
ることができる。
【0044】また別の実施の形態について図6および図
7に基づき説明する。部品50と部品60が、それぞれ固定
部材51,61の所定の位置にネジ52,62により固着される
ものであり、該部品50と部品60がコネクタ53,63を介し
て互いに結合される構造である。
【0045】このような場合に、コネクタ53を前記コネ
クタ4,22と同様にコネクタ基体54と可動結合部材55に
より構成することで、部品50と部品60の製造誤差および
取付誤差等のバラツキを可動結合部材55の移動が吸収し
てコネクタ53,63を互いに確実に結合することがきる。
【0046】製造誤差等によるバラツキを吸収してコネ
クタ53,63を互いに結合するのに、ワイヤーハーネスを
用いる必要がないので、部品点数が少なくコストの低減
およびコンパクト化が図れる。また固定部材51,61が振
動した場合には、可動結合部材55とコネクタ基体54との
相対移動によって振動を吸収することができる。
【0047】以上のコネクタの変形例を図8および図9
に示す。コネクタ81とコネクタ91の結合におけるコネク
タ81が、コネクタ基体82と可動結合部材83からなるもの
である。
【0048】コネクタ基体82は、一辺に凹部を有する矩
形の筒体82aの上端が開口され、左右側壁から取付ボス
部82bが膨出しており、取付ボス部82bには係合ピン84
が植設されている。筒体82aの内部からは複数本の端子
片86が突出している。
【0049】可動結合部材83は、コネクタ基体82に対応
して一辺に凹部を有する略矩形の筒体83aとその上端の
複数の挿入孔を有する上壁83bと筒体83aの下端の嵌合
枠部83cから概ねなるとともに、上壁83bから側方へ延
出した係止片83dが屈曲して凹部に沿って下方へ延びて
おり、その途中に係止爪83eが突出しており、嵌合枠部
83cの左右側方には係合片85が突出している。
【0050】筒体83aの内側は、仕切壁で仕切られて複
数の端子片86の接続端86aをそれぞれ収納する収納室83
fが形成され、各収納室83fには図7に図示するように
内壁から延出したガイド片87が屈曲して上方に延び、そ
の上端に支持部87aが形成されている。
【0051】係合ピン84に係合片85が余裕をもって係合
して可動結合部材83がコネクタ基体82に移動自在に遊嵌
される。端子片86は、可動結合部材83の収納室に挿入さ
れ、ガイド片87の支持部87aに端子片86の接続端86aが
位置決めされて支持される。
【0052】他方のコネクタ91は、可動結合部材83の筒
体83aに嵌合する矩形の枠体91aとその内部に突設され
た複数の端子片92からなり、筒体83aにおいて係止片83
dに対向する側壁に係止爪83eに対応する係止孔91bが
形成され、その下方が若干切り欠かれている。
【0053】コネクタ81にコネクタ91を結合する場合、
互いの相対位置にバラツキがあっても可動結合部材83が
コネクタ基体に対して移動することでバラツキを吸収し
て確実に嵌合することができる。
【0054】そしてコネクタ91の側壁内面に係止爪83e
が当接して係止片83dが弾性変形した後、係止爪83eが
係止孔91bに嵌入して係止片83dが元に弾性復帰し係止
爪83eと係止孔91bが係止され、抜け止めとされる。
【0055】コネクタ91側の端子片92は、ガイド片87の
支持部87aに支持された端子片86の接続端86aに嵌入さ
れ、電気的に接続がなされる。接続端86aは、ガイド片
87により所定位置に支持され、端子片92が容易に嵌入さ
れるが、端子片92の取付位置に多少バラツキがあっても
ガイド片87は弾性変形可能で接続端86aを移動自在に支
持しているので、接続端86aの位置を移動させてでも端
子片92と確実に接続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るコネクタを用いた
結合部品が互いに結合する直前の状態を示す斜視図であ
る。
【図2】図1においてII−II線に沿って切断した断面図
である。
【図3】図1においてIII −III 線に沿って切断した断
面図である。
【図4】係合片と係合ピンの寸法関係を示す斜視図であ
る。
【図5】別の実施の形態に係る部品と結合部品の斜視図
である。
【図6】また別の実施の形態に係る部品の互いの結合直
前の状態を示す側面図である。
【図7】同結合状態を示す側面図である。
【図8】コネクタの変形例の結合直前の状態を示す斜視
図である。
【図9】図8におけるIX−IX線に沿って切断した断面図
である。
【図10】従来のコネクタの結合構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…結合部品、2…ケース、3,4…コネクタ、5…コ
ネクタ基体、6…可動結合部材、7…係合片、8…係合
ピン、9…端子片、11…結合部品、12…ケース、13,14
…コネクタ、20…部品、21,22…コネクタ、23…コネク
タ基体、24…可動結合部材、30…結合部品、31,32…コ
ネクタ、33…ワイヤーハーネス、50…部品、51…固定部
材、52…ネジ、53…コネクタ、54…コネクタ基体、55…
可動結合部材、60…部品、61…固定部材、62…ネジ、63
…コネクタ、81…コネクタ、82…コネクタ基体、83…可
動結合部材、84…係合ピン、85…係合片、86…端子片、
87…ガイド片、91…コネクタ、92…端子片。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌雄一対の互いに着脱自在なコネクタに
    おいて、 一方のコネクタはコネクタ基体と同コネクタ基体に相対
    的に移動可能に取り付けられる可動結合部材とからな
    り、 前記可動結合部材は、前記コネクタ基体から延出する端
    子を位置決めし他方のコネクタと互いに着脱自在に結合
    して電気的に接続することを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記可動結合部材は、係合手段により移
    動可能に係合されて前記コネクタ基体に対して遊嵌され
    たことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記可動結合部材は、他方のコネクタの
    結合部に対応した形状をして互いに嵌合して結合するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネク
    タ。
  4. 【請求項4】 前記可動結合部材は、複数の端子を互い
    に絶縁して位置決めすることを特徴とする請求項1から
    請求項3のいずれか記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記可動結合部材は、前記端子を位置決
    めする案内片を有することを特徴とする請求項1から請
    求項4のいずれか記載のコネクタ。
  6. 【請求項6】 互いに複数のコネクタをそれぞれ一体に
    有する一対の結合体において、 前記複数のコネクタのうち少なくとも1つのコネクタを
    請求項1記載のコネクタとしたことを特徴とする結合
    体。
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