JPH10294429A - 半導体装置 - Google Patents
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- JPH10294429A JPH10294429A JP10022064A JP2206498A JPH10294429A JP H10294429 A JPH10294429 A JP H10294429A JP 10022064 A JP10022064 A JP 10022064A JP 2206498 A JP2206498 A JP 2206498A JP H10294429 A JPH10294429 A JP H10294429A
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- H03K—PULSE TECHNIQUE
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Abstract
量が小さく、電源電圧のゆらぎが緩和されずに回路に入
力されて誤動作が生じる。 【解決手段】 入力バッファ回路21に電源電圧VDDI
を供給する電源電圧パッド32と、電源変動の小さい接
地線41との間に容量C1を接続することで、電源電圧
VDDI のゆらぎを抑制し、回路21の誤動作を防止す
る。
Description
り、特に複数の電源電圧を供給される装置に関する。
されるMPU(MICRO PROCESSOR UNIT)、CPU(CENTRAL
PROCESSOR UNIT)、その他のロジックの消費電力を抑え
るために、入力インターフェース回路の電源を抑えたも
のがある。このような半導体装置では、入力信号の電圧
スイング幅と異なる電圧スイング幅を持つ内部信号で動
作する内部回路を持つ。このような装置は、入力信号を
受信する入力回路用に入力信号と同じレベルを持つ第1
の電源電圧と、入力回路からの出力を受けて処理を行う
内部回路用に、内部信号と同じレベルを持つ第2の電源
電圧とを供給される。図11に、従来の半導体装置10
の構成を示す。
1、内部回路22、出力バッファ回路23、及び基板バ
イアス生成回路33を有する。さらに、半導体装置10
には、入力パッド31、電源線32、34、36、接地
パッド35及び37、出力パッド38、基板バイアス電
圧線71が設けられている。電源線32には入力信号と
同じ電圧を持つ電源電圧VDDI が供給され、基板バイア
ス電圧線71には基板バイアス電圧VBBが供給され、電
源線34には内部信号と同じ電圧を持つ電源電圧VDDが
供給され、電源線36には外部に出力すべき信号と同じ
電圧を持つ電源電圧VDDQ が供給される。電源電圧VDD
I 及びVDDQ は、例えば1.8V、あるいは2.5Vと
いった低電源電圧であり、電源電圧VDDはこれよりも高
い、例えば3.3Vあるいは5Vといった高電源電圧で
ある。このVDDQ 、VDDI はともにインターフェース用
であり、同一レベルであるのが通例である。
及び37が設けられている。入力バッファ回路21より
も充放電電流が大きい内部回路22の接地端子42は、
配線幅の広い接地配線52によって接地パッド35に接
続されている。入力バッファ回路21の接地端子41
は、配線幅が狭く接地配線52よりも大きい寄生抵抗R
が存在する接地線51を介して接地パッド35に接続さ
れている。ここで、接地線51の電圧を接地電圧VssI
とする。出力バッファ回路23の接地端子43は、配線
幅が広い接地線53により接地パッド37に接続されて
いる。
の入力部の初段に相当するもので、入力パッド31を介
して外部から入力された入力信号を与えられる。入力バ
ッファ回路21には、電源線32より電源電圧VDDI が
供給されている。
ら出力された入力信号を与えられる。内部回路22には
電源線34より電源電圧VDDが供給され、電源電圧VDD
I −接地電圧Vssの範囲でスイングする入力信号を電源
電圧VDD−接地電圧Vssの範囲でスイングする内部信号
に増幅変換した後、必要な処理を行う。この後、内部回
路22からは電源電圧VDD−接地電圧Vssの範囲でスイ
ングする内部信号が出力される。半導体装置10が例え
ば半導体記憶装置である場合には、内部回路22はメモ
リアレイ、デコーダ、センスアンプ及び各種制御回路を
含むことになる。
り電源電圧VDDQ が供給されている。出力バッファ回路
23は、内部回路22から出力された内部信号を与えら
れ、電源電圧VDDQ −接地電圧Vssの範囲でスイングす
る信号を出力する。この信号は、出力パッド38より装
置10外部に出力される。上記回路21〜23のうち、
内部回路22の消費電力は大きく、電源線34と接続す
る電源配線62及び接地パッド35と接続する接地線5
2の幅は広い。出力バッファ回路23の消費電力も大き
く、同様に電源線36と接続する電源線63及び接地パ
ッド37と接続する接地線53の幅は広い。入力バッフ
ァ回路21の消費電力は最も小さく、電源線32と接続
する電源線61及び接地パッド35と接続する接地線5
1の幅は狭い。
の半導体装置には次のような問題があった。電源線3
2、34及び36は、入力バッファ回路21、内部回路
22及び出力バッファ回路23にそれぞれ電源線61、
61及び63によって接続されている。この電源線6
1、62及び63の配線領域はそれぞれ限られており、
配線容量も小さい。
せる作用が小さい。このため、装置10外部の電源から
ゆらぎを持つ電源電圧が印加されると、そのゆらぎを十
分に抑えることができない。従って、ゆらぎを持つ電源
電圧を入力されると装置10が誤動作を起こす場合があ
った。
回路22、23とは独立したウエル内に形成される場合
が多い回路に接続される電源線61の容量は、他の電源
線61や63よりも極端に小さい傾向がある。入力バッ
ファ回路21は、外部から入力信号を入力される初段に
位置するので、この回路21で誤動作が生じるとその後
の全ての処理に影響を与える。そこで、特に入力バッフ
ァ回路21は誤動作が生じないようにする必要がある。
示す。この装置は、入力バッファ回路21で誤動作を生
じるのを防ぐために、この回路21へ電源電圧VDDI を
供給する電源線32に、寄生容量以外に容量を形成して
持たせている。電源線32には、他の電源線34、3
6、あるいは接地パッド35、37との間に、寄生容量
が存在する場合が多い。しかし、このような寄生容量だ
けでは電源電圧のゆらぎを抑える作用が小さいので、電
源線32と接地パッド35との間に容量C0を接続して
いる。
との間には、配線幅が広く寄生抵抗の小さい接地線52
が接続されている。内部回路22は消費電力が大きく、
内部回路22を構成するトランジスタのオン・オフの切
り替わり時に接地電圧Vssが変動する。この接地電圧V
ssの変動が接地線52、接地パッド35、及び容量C0
を介して電源線32に伝達される。即ち、容量C0を設
けることで電源線32の容量は大きくなり電源電圧のゆ
らぎを抑制することはできるが、容量C0の接続先の内
部回路22の電源変動が伝わってきて結果的に誤動作を
招いていた。
変動を示す。図13(a)のように、電源パッド34に
供給される電源電圧VDDが負の側に変動し、接地パッド
35の接地電圧Vssが正の側に変動したとする。この接
地パッド35における接地電圧Vssの変動が、容量C0
を介して電源線32に伝達され、この部分の電源電圧V
DDI が図10(b)のように正の側にレベルL1だけ高
く変動する。これにより、図10(b)のようにハイレ
ベル(H)の入力信号が入力された場合に、誤動作する
おそれがあった。即ち、電源電圧VDDI が正の側にレベ
ルL1だけ変動すると、入力バッファ回路21の回路閾
値Vthが、Vth+L1だけ高くなる。このため、本来の
閾値Vthよりも高いハイレベルの入力信号が入力された
としても、この入力信号のレベルが回路閾値Vth+L1
よりも低いと、ロウレベルの入力信号として回路が認識
することになる。
で、電源電圧のゆらぎにより回路に誤動作が生じるのを
防止することが可能な半導体装置の提供を目的とする。
第1の電源線を介して第1の電源電圧を供給され、外部
から入力信号を入力されて内部信号を出力する入力回路
と、第2の電源線を介して第2の電源電圧を供給され、
第1の接地線により接地されており、前記内部信号を入
力されて所定の処理を行う内部回路と、前記第1の接地
線よりも電源変動の少ない第2の接地線と前記第1の電
源線との間に両端が接続された容量とを備えることを特
徴としている。
路よりも充放電電流が小さい回路を接地するものであっ
てもよい。
地線よりも寄生抵抗が大きいことが望ましい。
して第1の電源電圧を供給され、第1の接地線により接
地され、外部から入力信号を入力されて内部信号を出力
する入力回路と、第2の電源線を介して第2の電源電圧
を供給され、第2の接地線により接地され、前記内部信
号を入力されて所定の処理を行い、前記入力回路よりも
充放電電流が大きい内部回路と、前記第1の電源線と前
記第1の接地線との間に両端が接続された容量とを備え
ることを特徴とする。
接地線よりも寄生抵抗が大きいことが望ましい。
して第1の電源電圧を供給され、第1の接地線により接
地され、外部から入力信号を入力されて内部信号を出力
する入力回路と、第2の電源線を介して第2の電源電圧
を供給され、第2の接地線により接地され、前記内部信
号を入力されて所定の処理を行い、前記入力回路よりも
充放電電流が大きい内部回路と、基板バイアス電圧を生
成し、前記入力回路と前記内部回路の少なくともいずれ
か一方が形成された半導体基板に接続される基板バイア
ス電源線を介して前記基板バイアス電圧を前記半導体基
板に供給する基板バイアス生成回路と、前記第1の電源
線と前記第1の接地線との間に両端が接続された第1の
容量と、前記第1の電源線と前記第2の電源線との間に
両端が接続された第2の容量と、前記第1の電源線と前
記基板バイアス電圧線との間に両端が接続された第3の
容量とを備えることを特徴とする。
しく設定されていてもよい。
して第1の電源電圧を供給され、第1の接地線により接
地され、外部から入力信号を入力されて内部信号を出力
する入力回路と、第2の電源線を介して第2の電源電圧
を供給され、第2の接地線により接地され、前記内部信
号を入力されて所定の処理を行い、前記入力回路よりも
充放電電流が大きい内部回路と、第1の基板バイアス電
圧を生成し、前記入力回路と前記内部回路の少なくとも
いずれか一方が形成された第1導電型の第1のウエルに
接続される第1の基板バイアス電圧線を介して前記第1
の基板バイアス電圧を前記第1のウエルに印加する第1
の基板バイアス生成回路と、第2の基板バイアス電圧を
生成し、前記入力回路と前記内部回路の少なくともいず
れか一方が形成された第2導電型の第2のウエルに接続
される第2の基板バイアス電圧線を介して前記第2の基
板バイアス電圧を前記第2のウエルに印加する第2の基
板バイアス生成回路と、前記第1の電源線と前記第1の
接地線との間に両端が接続された第1の容量と、前記第
1の電源線と前記第2の電源線との間に両端が接続され
た第2の容量と、前記第1の電源線と前記第1の基板バ
イアス電圧線との間に両端が接続された第3の容量と、
前記第1の電源線と前記第2の基板バイアス電圧線との
間に両端が接続された第4の容量とを備えることを特徴
としている。
全て等しく設定されていてもよい。
接続され、前記第2の電源線は第2の電源線に接続さ
れ、前記第1の接地線および第2の接地線は接地パッド
に接続されていてもよい。
線に接続され、前記第2の電源線は第2の電源線に接続
され、前記第1の接地線は第1の接地パッドに接続さ
れ、前記第2の接地線は第2の接地パッドに接続され、
前記第1の接地パッドと前記第2の接地パッドは前記第
1の接地線より寄生抵抗の大きい配線によって接続され
ていてもよい。
部分に形成されたN型不純物領域とP型不純物領域とを
含む接合容量、あるいは、半導体基板の表面部分に形成
されたN型又はP型不純物領域と前記不純物領域の表面
上に絶縁膜を介して形成された電極とを含む電極容量の
いずれかとして形成してもよい。
いて図面を参照して説明する。図1に、本発明の第1の
実施の形態による半導体装置の構成を示す。本実施の形
態では、電源電圧VDDI のゆらぎが原因となって入力バ
ッファ回路21に誤動作が発生するのを防止するため
に、電源線32あるいはこの電源線に接続された電源線
と、他の電圧のゆらぎが小さいパッドあるいは配線との
間に容量を接続した点に特徴がある。より具体的には、
入力バッファ回路21の接地端子41と接地パッド35
とを接続しレベルが電圧VssI である接地線51と、電
源線32あるいはこの電源線に接続された電源線との間
に、容量C1を接続している。他の図8に示された装置
と同一の要素には、同一の番号を付して説明を省略す
る。
ように電源線32と接地電圧パッド35との間に容量C
0を接続している。このため、電源電圧VDDI に対する
容量は増加し電圧VDDI のゆらぎは抑制される。しか
し、容量C0の接続相手の接地電圧パッド35の電圧
が、消費電力の大きい内部回路22の電源変動の影響を
受けて変動するため、容量C0を介してこの変動が電源
線32まで伝わり、入力バッファ回路21の誤動作を招
いていた。
あるいはこの電源線に接続された電源線の容量の接続相
手に、入力バッファ回路21の接地線51を選択してい
る。接地線51は、寄生抵抗Rを有する配線幅の狭い配
線である。このため、消費電力の大きい内部回路22で
電源変動が生じて接地電圧パッド35の接地電圧Vssが
変動したとしても、接地線51の電圧VssI はこの変動
が抑制されたレベルとなる。従って、内部回路22の電
源変動の影響を抑制した状態で、電源線32の容量を増
加することができ、電源電圧VDDI のゆらぎが抑制され
入力バッファ回路21の誤動作が防止される。
電圧VDDと接地電圧パッド35の接地電圧Vssとが変動
した場合にも、図13(c)のように電源線32あるい
はこの電源線に接続された電源線の電源電圧VDDI は変
動が抑制される。図12の半導体装置において電源電圧
VDDI がレベルL1だけ変動した場合にも、本実施の形
態では電源電圧VDDI はレベルL1より小さいレベルL
2しか変動しない。このため、回路閾値Vthの上昇はV
th+L1にとどまり、このレベルを越えるハイレベルの
入力信号が入力された場合には論理レベルを反転するこ
となくハイレベルとして認識することができる。
半導体チップSC上に配置したときのレイアウトの一例
を図2に示す。内部回路22の一例として4つの領域に
メモリセルMC1〜MC4が配置され、その周辺領域に
周辺回路PC1及びPC2、入力バッファ回路IB1〜
IB4が配置されている。メモリセルMC1〜MC4を
駆動するための電源電圧VDDが外部から電源線VDDに印
加され、接地パッドVssが接地されている。周辺回路P
C1およびPC2も、この電源線VDDを介して電源電圧
VDDを供給され、接地パッドVssを介して接地されてい
る。
加される電源線VDDI と、接地パッドVssとは別に設け
られた接地パッドVssI とが形成されており、入力バッ
ファ回路IB1〜IB4はこれらの電源線VDDI と接地
パッドVssI とに接続されている。そして、電源線VDD
I に接続された電源線PLと接地パッドVssI に接続さ
れた接地線SLとの間に、複数の容量C1が接続されて
いる。
I とをそれぞれ接地させることに関し、幾つかの構成が
考えられる。例えば図3に示されたように、共通のリー
ドフレームLFにワイヤBW1及びBW2を用いてダブ
ルボンディングを行って接地してもよい。この場合に
は、電圧変動の大きい接地パッドVssに接地パッドVss
I がボンディングワイヤBW1及びBW2を介して接続
されることになる。しかし、ワイヤBW1及びBW2は
寄生抵抗が比較的大きく、またボンディング箇所には寄
生容量が存在する。従って、接地パッドVssの電圧変動
が接地パッドVssI に伝達されるまでに緩和される。
ッファ回路IB1〜IB4に接続される接地線SLは、
接地パッドVssとは異なる接地パッドVssI に接続され
ている。しかし、図4に示されたように接地パッドVss
I を設けることなく、接地線SLが接地パッドVssに接
続されていてもよい。接地線SLは例えば、シリコン・
アルミニウム(Al・Si)やシリコン・銅・アルミニ
ウム(Al・Si・Cu)のように、シート抵抗が比較
的小さい材料を用いて形成されるが、この幅を狭くする
(もしくは長くする)ことで、配線抵抗を大きくし、接
地パッドVssの電圧変動が入力バッファ回路IB1〜I
B4に伝達されるのを防ぐことができる。
導体装置について、図5を用いて説明する。本実施の形
態は、上記第1の実施の形態における、電源線32と接
続する容量の接続相手に電源変動の小さいパッド又は配
線を選ぶという特徴の他に、他のパッドや端子にも容量
を接続して特定の電源電圧又は接地電圧に依存せずに容
量分散を行う点に特徴がある。
間に容量C1を接続した他に、電源線32と基板バイア
ス生成回路33の基板バイアス電圧線71との間に容量
C2を接続し、さらに電源線32と電源線34との間に
容量C3を接続している。このように、接地線51のみ
ならず、基板バイアス電圧線71、電源線34に対して
も、電源線32との間に容量を接続することで、接地電
圧Vssのみに依存せずに電源電圧VBB及び電源電圧VDD
に対しても容量が分散されて、より電源電圧VDDI のゆ
らぎを抑制することができる。このような接続とするこ
とで、寄生抵抗Rを介してもゆれが0とならない場合
に、他のゆれの少ない箇所と容量を介して接続し、さら
にゆれを少なくするとともに、他の位相を持ってゆれが
発生している箇所とも容量を介して接続して、電源電圧
VDDI のゆれを打ち消すことになる。
た電源線36と接地パッド37とに対しては、電源線3
2との間に容量が接続されていない。出力バッファ回路
23は駆動する負荷が大きいため電源変動が大きく、容
量を接続すると変動が電源線32まで伝わってくる。こ
のため、電源変動が特に大きい出力バッファ回路のよう
な回路に接続されたパッドあるいは配線は、接続相手に
選ばない方が望ましい。
置は、図6に示されるような構成を備えている。本実施
の形態は、2種類の基板バイアス電圧VBB1 及びVBB2
を発生する基板バイアス生成回路33a及び33bを有
し、基板バイアス電圧線71a及び71bを介して半導
体基板に基板バイアス電圧VBB1 及びVBB2 を供給する
半導体装置に対して適用される。例えば、半導体基板の
表面部分に形成されたN型ウエルに基板バイアス電圧V
BB1 が印加され、P型ウエルに基板バイアス電圧VBB2
が印加される。上記第2の実施の形態と同様に、電源線
32と接地線51との間に容量C1が接続され、電源線
32と電源線34との間に容量C3が接続された他に、
二つの基板バイアス電圧線71a及び71bに対しても
容量C2a及びC2bが接続されている。このように、
4つのパッド又は線を接続相手に選ぶことで、より多く
容量を分散し電源電圧VDDI のゆらぎを抑制することが
できる。
置について、図7を用いて説明する。この装置は、入力
初段に設けられた入力バッファ回路21と内部回路22
との間に、例えばプリデコーダのような周辺回路24を
有している。周辺回路24は電源電圧VDDを供給され、
入力バッファ回路21から出力された入力信号を受けと
って一定の処理を行った後、内部回路22に出力する。
容量を接続する電源変動の小さい相手として、入力バッ
ファ回路21の接地線51を選んでいる。本実施の形態
では、入力バッファ回路21の接地端子41と同様に周
辺回路24の接地端子44が接続された接地線51と電
源線32との間に、容量C1を接続している。この場合
も、第1の実施の形態と同様に接地線51には寄生抵抗
Rが存在する。従って、内部回路22の電源変動の影響
は接地線51には直接伝わらずに緩和され、容量C1を
介して接続された電源線32の電圧VDDI の変動が抑制
される。
は、例えば図8又は図9に示されたような接合容量を用
いてもよい。図8に示された接合容量は、n型半導体基
板100の表面に形成したp型ウエル102内における
p+ 型不純物領域109に容量の一方の端子112を接
続し、p型ウエル102内に形成したn+ 型不純物領域
101に他方の端子101を接続している。図9に示さ
れた接合容量は、図8の接合容量と導電型を入れ替えた
ものであり、n型半導体基板100の表面に形成したn
型ウエル104内のn+ 型不純物領域110に容量の一
方の端子122を接続し、n型ウエル104内の形成し
たp+ 型不純物領域103に他方の端子121を接続し
ている。
量を用いてもよい。n型半導体基板100の表面にp型
ウエル106を形成し、このp型ウエル106内にn+
型不純物領域105を形成する。n+ 型不純物領域10
5の上面には、絶縁膜107を介して電極108を形成
する。n+ 型不純物領域105に端子132を接続し、
電極108には端子131を接続する。このようにし
て、端子131に接続された電極108と、端子132
に接続されたn+ 型不純物領域105との間に電極容量
を形成してもよい。
て、本発明を限定するものではない。例えば、上記実施
の形態はいずれも入力バッファ回路、内部回路及び出力
バッファ回路を備える装置に対して適用している。しか
し、少なくとも入力信号を与えられる入力回路と入力回
路の出力を与えられる内部回路とを含み、この二つの回
路が異なる電源電圧を供給される装置であればよく、他
の回路を含むものに対しても本発明の適用が可能であ
る。
源電圧を供給される装置において、入力回路に接続され
た電源線と、他の電源変動の小さいパッド又は配線との
間に容量を接続しているので、容量が増加し電源のゆら
ぎが緩和されるのみならず、容量を接続した相手の変動
を受けて誤動作が生じるのが防止されるので、信頼性を
向上させることができる。
構成を示した回路図。
一例を示した配置図。
成の一例を示した説明図。
成の他の例を示した説明図。
構成を示した回路図。
構成を示した回路図。
構成を示した回路図。
て用いることが可能な接合容量の構造を示した縦断面
図。
て用いることが可能な接合容量の他の構造を示した縦断
面図。
して用いることが可能な電極容量の構造を示した縦断面
図。
図。
形態における半導体装置の電源変動を示した説明図。
子 103、109 p+ 型不純物領域 104 n型ウエル 107 絶縁膜 108 電極 VDDI 、VDD 電源電圧 VBB、VBB1、VBB2 基板バイアス電圧 Vss、VSSQ 接地電圧 R 寄生抵抗 C1〜C4、C2a、C2b 容量
Claims (12)
- 【請求項1】第1の電源線を介して第1の電源電圧を供
給され、外部から入力信号を入力されて内部信号を出力
する入力回路と、 第2の電源線を介して第2の電源電圧を供給され、第1
の接地線により接地されており、前記内部信号を入力さ
れて所定の処理を行う内部回路と、 前記第1の接地線よりも電源変動の少ない第2の接地線
と、前記第1の電源線との間に両端が接続された容量
と、 を備えることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】前記第2の接地線は、前記内部回路よりも
充放電電流が小さい回路を接地するものであることを特
徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】前記第2の接地線は、前記第1の接地線よ
りも寄生抵抗が大きいことを特徴とする請求項1又は2
記載の半導体装置。 - 【請求項4】第1の電源線を介して第1の電源電圧を供
給され、第1の接地線により接地され、外部から入力信
号を入力されて内部信号を出力する入力回路と、 第2の電源線を介して第2の電源電圧を供給され、第2
の接地線により接地され、前記内部信号を入力されて所
定の処理を行い、前記入力回路よりも充放電電流が大き
い内部回路と、 前記第1の電源線と前記第1の接地線との間に両端が接
続された容量と、 を備えることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】前記第1の接地線は、前記第2の接地線よ
りも寄生抵抗が大きいことを特徴とする請求項4記載の
半導体装置。 - 【請求項6】第1の電源線を介して第1の電源電圧を供
給され、第1の接地線により接地され、外部から入力信
号を入力されて内部信号を出力する入力回路と、 第2の電源線を介して第2の電源電圧を供給され、第2
の接地線により接地され、前記内部信号を入力されて所
定の処理を行い、前記入力回路よりも充放電電流が大き
い内部回路と、 基板バイアス電圧を生成し、前記入力回路と前記内部回
路の少なくともいずれか一方が形成された半導体基板に
接続される基板バイアス電圧線を介して前記基板バイア
ス電圧を前記半導体基板に供給する基板バイアス生成回
路と、 前記第1の電源線と前記第1の接地線との間に両端が接
続された第1の容量と、 前記第1の電源線と前記第2の電源線との間に両端が接
続された第2の容量と、 前記第1の電源線と前記基板バイアス電圧線との間に両
端が接続された第3の容量と、 を備えることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項7】前記第1、第2及び第3の容量は容量値が
等しく設定されていることを特徴とする請求項6記載の
半導体装置。 - 【請求項8】第1の電源線を介して第1の電源電圧を供
給され、第1の接地線により接地され、外部から入力信
号を入力されて内部信号を出力する入力回路と、 第2の電源線を介して第2の電源電圧を供給され、第2
の接地線により接地され、前記内部信号を入力されて所
定の処理を行い、前記入力回路よりも充放電電流が大き
い内部回路と、 第1の基板バイアス電圧を生成し、前記入力回路と前記
内部回路の少なくともいずれか一方が形成された第1導
電型の第1のウエルに接続される第1の基板バイアス電
圧線を介して前記第1の基板バイアス電圧を前記第1の
ウエルに印加する第1の基板バイアス生成回路と、 第2の基板バイアス電圧を生成し、前記入力回路と前記
内部回路の少なくともいずれか一方が形成された第2導
電型の第2のウエルに接続される第2の基板バイアス電
圧線を介して前記第2の基板バイアス電圧を前記第2の
ウエルに印加する第2の基板バイアス生成回路と、 前記第1の電源線と前記第1の接地線との間に両端が接
続された第1の容量と、 前記第1の電源線と前記第2の電源線との間に両端が接
続された第2の容量と、 前記第1の電源線と前記第1の基板バイアス電圧線との
間に両端が接続された第3の容量と、 前記第1の電源線と前記第2の基板バイアス電圧線との
間に両端が接続された第4の容量と、 を備えることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項9】前記第1、第2、第3及び第4の容量の容
量値は等しく設定されていることを特徴とする請求項8
記載の半導体装置。 - 【請求項10】前記第1の電源線は第1の電源線に接続
され、前記第2の電源線は第2の電源線に接続され、前
記第1の接地線および第2の接地線は接地パッドに接続
されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記
載された半導体装置。 - 【請求項11】前記第1の電源線は第1の電源線に接続
され、前記第2の電源線は第2の電源線に接続され、前
記第1の接地線は第1の接地パッドに接続され、前記第
2の接地線は第2の接地パッドに接続され、前記第1の
接地パッドと前記第2の接地パッドは前記第1の接地線
より寄生抵抗の大きい配線によって接続されることを特
徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載された半導
体装置。 - 【請求項12】前記容量は、半導体基板の表面部分に形
成されたN型不純物領域とP型不純物領域とを含む接合
容量、又は半導体基板の表面部分に形成されたN型又は
P型不純物領域と前記不純物領域の表面上に絶縁膜を介
して形成された電極とを含む電極容量のいずれかである
ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載さ
れた半導体装置。
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- 1998-02-18 US US09/025,662 patent/US6060946A/en not_active Expired - Fee Related
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