JPH10289885A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH10289885A JPH10289885A JP9539497A JP9539497A JPH10289885A JP H10289885 A JPH10289885 A JP H10289885A JP 9539497 A JP9539497 A JP 9539497A JP 9539497 A JP9539497 A JP 9539497A JP H10289885 A JPH10289885 A JP H10289885A
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- barrier film
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- barrier
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高融点金属膜/バリア金属膜/多結晶シリコン
膜なる3層構造の電極や配線において、窒化チタン膜を
薄くした際の高融点金属膜抵抗上昇を防止する。 【解決手段】窒化チタン膜5からなるバリア膜とタング
ステンなど高融点金属膜6の間に、極めて薄い酸素吸着
層7あるいはバリア構成材料の酸化物層もしくはシリコ
ンの酸化物層からなる第2のバリア膜を介在させる。 【効果】窒化チタン膜6を薄くしても、上層の高融点金
属膜6の抵抗が上昇しないため、ゲート電極9を薄くす
ることができ、低抵抗の微細ゲート電極が容易に形成で
きる。
膜なる3層構造の電極や配線において、窒化チタン膜を
薄くした際の高融点金属膜抵抗上昇を防止する。 【解決手段】窒化チタン膜5からなるバリア膜とタング
ステンなど高融点金属膜6の間に、極めて薄い酸素吸着
層7あるいはバリア構成材料の酸化物層もしくはシリコ
ンの酸化物層からなる第2のバリア膜を介在させる。 【効果】窒化チタン膜6を薄くしても、上層の高融点金
属膜6の抵抗が上昇しないため、ゲート電極9を薄くす
ることができ、低抵抗の微細ゲート電極が容易に形成で
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置およびそ
の製造方法に関し、詳しくはMOS(Metal-Oxide-Semi
conductor)型半導体装置のゲート電極や配線に特に好
適な、低抵抗な電極や配線を有する半導体装置およびそ
の製造方法に関する。
の製造方法に関し、詳しくはMOS(Metal-Oxide-Semi
conductor)型半導体装置のゲート電極や配線に特に好
適な、低抵抗な電極や配線を有する半導体装置およびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積化が進むとともに、
それを構成する電極および配線も微細化され、電極や配
線の幅も小さくなっている。しかし、電極や配線の幅が
小さくなるにともなって、電極および配線の抵抗が増大
して信号遅延が顕著になり、高速で高性能な集積回路を
設計するのが難しくなってきている。特に、従来のMO
S型半導体装置のゲート電極や配線として広く用いられ
てきた多結晶シリコンの抵抗は約1mΩ・cmと高いた
め、寸法の微細化ともなう電極や配線の抵抗増大への影
響は大きく、電極や配線の低抵抗化技術が、高速高集積
回路を実現するための鍵となっている。
それを構成する電極および配線も微細化され、電極や配
線の幅も小さくなっている。しかし、電極や配線の幅が
小さくなるにともなって、電極および配線の抵抗が増大
して信号遅延が顕著になり、高速で高性能な集積回路を
設計するのが難しくなってきている。特に、従来のMO
S型半導体装置のゲート電極や配線として広く用いられ
てきた多結晶シリコンの抵抗は約1mΩ・cmと高いた
め、寸法の微細化ともなう電極や配線の抵抗増大への影
響は大きく、電極や配線の低抵抗化技術が、高速高集積
回路を実現するための鍵となっている。
【0003】多結晶シリコン膜を用いた電極や配線の抵
抗を低くするため、所定の形状を有する多結晶シリコン
膜を電極配線部に形成した後、チタンやコバルトなどの
金属膜を全面に形成して熱処理し、露出された多結晶シ
リコン膜とその上に形成されたこの金属膜を反応させて
低抵抗の金属珪化物(シリサイド)を形成する技術、す
なわち自己整合シリサイド化技術が広く検討され、実用
化されている。
抗を低くするため、所定の形状を有する多結晶シリコン
膜を電極配線部に形成した後、チタンやコバルトなどの
金属膜を全面に形成して熱処理し、露出された多結晶シ
リコン膜とその上に形成されたこの金属膜を反応させて
低抵抗の金属珪化物(シリサイド)を形成する技術、す
なわち自己整合シリサイド化技術が広く検討され、実用
化されている。
【0004】しかし、電極配線の幅が0.5μm程度以
下になると、このようにして形成されたチタンシリサイ
ドなど金属シリサイド膜の抵抗自体が、配線幅が広い場
合より高くなってしまい、抵抗値の電極配線が得られな
いことが明らかになった。これは、電極配線の幅がこの
ように小さいと、配線幅が広い場合とはシリサイドの結
晶構造が異なり、幅が小さい場合は、抵抗率の高い結晶
構造を持つシリサイドが形成されてしまうためである。
下になると、このようにして形成されたチタンシリサイ
ドなど金属シリサイド膜の抵抗自体が、配線幅が広い場
合より高くなってしまい、抵抗値の電極配線が得られな
いことが明らかになった。これは、電極配線の幅がこの
ように小さいと、配線幅が広い場合とはシリサイドの結
晶構造が異なり、幅が小さい場合は、抵抗率の高い結晶
構造を持つシリサイドが形成されてしまうためである。
【0005】そのため、図2(a)および図2(b)に
示した従来の最も代表的な多結晶シリコンゲート電極4
と同等の安定したMOS電気特性を確保し、かつシリサ
イドよりさらに抵抗が低く、配線幅が0.5μm以下に
微細化されても抵抗率が上昇しないゲート電極や配線の
検討が進められている。
示した従来の最も代表的な多結晶シリコンゲート電極4
と同等の安定したMOS電気特性を確保し、かつシリサ
イドよりさらに抵抗が低く、配線幅が0.5μm以下に
微細化されても抵抗率が上昇しないゲート電極や配線の
検討が進められている。
【0006】その最も実現性の高いゲート電極や配線と
して、多結晶シリコン膜4とタングステン膜6を重ねあ
わせ、かつタングステン膜4とシリコン膜6の間にタン
グステンやチタンなどの窒化物膜5を介在させた図2
(b)に示す構造が提案されている。この窒化物膜5
は、タングステン膜6と多結晶シリコン膜4の間のシリ
サイド化反応を防止し、かつ多結晶シリコン膜4に含有
されていたひ素、りんあるいはボロンなどの不純物が、
熱処理工程中にタングステン膜6内に拡散するのを防止
する効果を持っており、バリア膜と呼ばれる。
して、多結晶シリコン膜4とタングステン膜6を重ねあ
わせ、かつタングステン膜4とシリコン膜6の間にタン
グステンやチタンなどの窒化物膜5を介在させた図2
(b)に示す構造が提案されている。この窒化物膜5
は、タングステン膜6と多結晶シリコン膜4の間のシリ
サイド化反応を防止し、かつ多結晶シリコン膜4に含有
されていたひ素、りんあるいはボロンなどの不純物が、
熱処理工程中にタングステン膜6内に拡散するのを防止
する効果を持っており、バリア膜と呼ばれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図2(c)に示した高
融点金属膜6/金属窒化物膜5/多結晶シリコン膜4と
いう上記積層構造では、シリサイド反応が生じないた
め、上層である高融点金属膜6の低い抵抗率を、そのま
ま利用した電極や配線を形成できるという特長がある。
しかしこの構造は3層の積層構造であるため、電極や配
線が厚くなり、半導体装置の高集積化の障害になる。こ
のため、間に挟む金属窒化物からなるバリア膜5の厚さ
をできるだけ薄くする必要があるが、数10ナノメート
ルまで薄くすると、上部の高融点金属膜6の抵抗率が急
激に高くなる欠点があることがわかった。このバリア膜
5の薄膜化にともなう上層高融点金属薄膜6の抵抗上昇
は、金属窒化物膜を用いた場合のみではなく、金属硼化
物や金属炭化物の膜をバリア膜として用いた場合にも同
様に生じ、十分低い抵抗の電極や配線を得るのは困難で
あった。
融点金属膜6/金属窒化物膜5/多結晶シリコン膜4と
いう上記積層構造では、シリサイド反応が生じないた
め、上層である高融点金属膜6の低い抵抗率を、そのま
ま利用した電極や配線を形成できるという特長がある。
しかしこの構造は3層の積層構造であるため、電極や配
線が厚くなり、半導体装置の高集積化の障害になる。こ
のため、間に挟む金属窒化物からなるバリア膜5の厚さ
をできるだけ薄くする必要があるが、数10ナノメート
ルまで薄くすると、上部の高融点金属膜6の抵抗率が急
激に高くなる欠点があることがわかった。このバリア膜
5の薄膜化にともなう上層高融点金属薄膜6の抵抗上昇
は、金属窒化物膜を用いた場合のみではなく、金属硼化
物や金属炭化物の膜をバリア膜として用いた場合にも同
様に生じ、十分低い抵抗の電極や配線を得るのは困難で
あった。
【0008】本発明の目的は、上記従来の問題を解決
し、バリア層が薄く、かつ高融点金属膜の抵抗増加を防
止した電極や配線配線を有する半導体装置およびその製
造方法を提供することである。
し、バリア層が薄く、かつ高融点金属膜の抵抗増加を防
止した電極や配線配線を有する半導体装置およびその製
造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の半導体装置は、下地上に順次積層して形成さ
れた所定の形状を有する第1のバリア膜、当該第1のバ
リア膜とは異なる材料からなる第2のバリア膜および高
融点金属膜からなる積層膜を有し、上記第1のバリア膜
は上記下地と上記高融点金属膜の間の反応を防止するた
めの膜であり、上記第2のバリア膜は上記高融点金属膜
を形成する際における上記第1のバリア膜の影響を防止
するための膜であることを特徴とする。
の本発明の半導体装置は、下地上に順次積層して形成さ
れた所定の形状を有する第1のバリア膜、当該第1のバ
リア膜とは異なる材料からなる第2のバリア膜および高
融点金属膜からなる積層膜を有し、上記第1のバリア膜
は上記下地と上記高融点金属膜の間の反応を防止するた
めの膜であり、上記第2のバリア膜は上記高融点金属膜
を形成する際における上記第1のバリア膜の影響を防止
するための膜であることを特徴とする。
【0010】すなわち、周知のように、従来の半導体装
置においては、高融点金属膜と下地(シリコン膜やシリ
コン基板など)の間の反応を防止するため、両者の間に
バリア膜を介在させる。高融点金属膜は一般的にスパッ
ター蒸着あるいは化学気相蒸着(CVD)法によって形
成されるが、これらの方法で形成された金属膜の電気抵
抗は、膜厚が同じでもその下に形成されたバリア膜の厚
さが薄くなるにともなって増大する。この現象は多結晶
である高融点金属の結晶粒の大きさ、および結晶粒の配
向性(多結晶膜内で、同じ方向に結晶軸がそろった結晶
粒の存在頻度)が、バリア膜の結晶状態に依存するため
であることがわかった。すなわち、高融点金属膜の結晶
粒の大きさおよび結晶の配向性は、下地であるバリア膜
の結晶粒大きさおよび配向性に影響される。
置においては、高融点金属膜と下地(シリコン膜やシリ
コン基板など)の間の反応を防止するため、両者の間に
バリア膜を介在させる。高融点金属膜は一般的にスパッ
ター蒸着あるいは化学気相蒸着(CVD)法によって形
成されるが、これらの方法で形成された金属膜の電気抵
抗は、膜厚が同じでもその下に形成されたバリア膜の厚
さが薄くなるにともなって増大する。この現象は多結晶
である高融点金属の結晶粒の大きさ、および結晶粒の配
向性(多結晶膜内で、同じ方向に結晶軸がそろった結晶
粒の存在頻度)が、バリア膜の結晶状態に依存するため
であることがわかった。すなわち、高融点金属膜の結晶
粒の大きさおよび結晶の配向性は、下地であるバリア膜
の結晶粒大きさおよび配向性に影響される。
【0011】バリア膜もスパッター法あるいはCVD法
で形成されるが、形成された膜は多結晶体であり、厚さ
が数10ナノメータ以下の膜堆積初期に形成される結晶
粒は小さく、また膜内の各結晶粒は一定の方向に配向し
ない場合が多い。それより厚くなると大きな結晶粒が形
成され、かつ、一定方向に配向するようになる。そのた
め、膜厚が大きいバリア膜の上に形成された高融点金属
薄膜の結晶粒は大きくなり、かつ結晶の配向性が高くな
るが、バリア膜の膜厚が数10ナノメータ以下の場合、
その上に形成される高融点金属は、結晶粒が小さく配向
性も低くなる。
で形成されるが、形成された膜は多結晶体であり、厚さ
が数10ナノメータ以下の膜堆積初期に形成される結晶
粒は小さく、また膜内の各結晶粒は一定の方向に配向し
ない場合が多い。それより厚くなると大きな結晶粒が形
成され、かつ、一定方向に配向するようになる。そのた
め、膜厚が大きいバリア膜の上に形成された高融点金属
薄膜の結晶粒は大きくなり、かつ結晶の配向性が高くな
るが、バリア膜の膜厚が数10ナノメータ以下の場合、
その上に形成される高融点金属は、結晶粒が小さく配向
性も低くなる。
【0012】一方、高融点金属多結晶膜の抵抗は、主に
結晶粒界における電子(電流)散乱によって決まる。し
たがって、バリア膜の膜厚が薄くなって、その上に形成
された高融点金属膜の結晶粒が小さくなり、配向性も低
くなると、この高融点金属膜の抵抗が増大してしまう。
結晶粒界における電子(電流)散乱によって決まる。し
たがって、バリア膜の膜厚が薄くなって、その上に形成
された高融点金属膜の結晶粒が小さくなり、配向性も低
くなると、この高融点金属膜の抵抗が増大してしまう。
【0013】したがって、低抵抗の高融点金属膜を得る
ためには、金属結晶粒成長に対する下地バリア膜による
影響を少なくする必要がある。そのため、本発明では、
従来のバリア膜(第1のバリア膜;積層膜の下地と高融
点金属膜の間の反応を防止する)と高融点金属膜の間
に、第1のバリア膜とは異なる材料からなる第2のバリ
ア膜をさらに設け、高融点金属の粒子成長に対する第1
のバリア膜の影響を、この第2のバリア膜によって防止
する。第2のバリア膜を設けることによって、例えば第
1のバリア膜の厚さが10nm程度と薄い場合でも、第
1のバリア膜の厚さがほぼ100nmの場合と同程度の
大きさの結晶粒を有し、膜厚が80〜200nmの高融
点金属膜を容易に形成できる。すなわち、第1のバリア
膜の厚さとは無関係に低抵抗の高融点膜が実現される。
ためには、金属結晶粒成長に対する下地バリア膜による
影響を少なくする必要がある。そのため、本発明では、
従来のバリア膜(第1のバリア膜;積層膜の下地と高融
点金属膜の間の反応を防止する)と高融点金属膜の間
に、第1のバリア膜とは異なる材料からなる第2のバリ
ア膜をさらに設け、高融点金属の粒子成長に対する第1
のバリア膜の影響を、この第2のバリア膜によって防止
する。第2のバリア膜を設けることによって、例えば第
1のバリア膜の厚さが10nm程度と薄い場合でも、第
1のバリア膜の厚さがほぼ100nmの場合と同程度の
大きさの結晶粒を有し、膜厚が80〜200nmの高融
点金属膜を容易に形成できる。すなわち、第1のバリア
膜の厚さとは無関係に低抵抗の高融点膜が実現される。
【0014】第2のバリア膜としては、たとえば図1に
示したように、バリア膜5の表面に形成した酸素吸着層
7を用いることができる。この酸素吸着層7によって高
融点金属膜6における結晶粒成長へのバリア膜5による
影響は防止される。
示したように、バリア膜5の表面に形成した酸素吸着層
7を用いることができる。この酸素吸着層7によって高
融点金属膜6における結晶粒成長へのバリア膜5による
影響は防止される。
【0015】また、上記順次積層して形成された第1の
バリア膜、当該第1のバリア膜とは異なる材料からなる
第2のバリア膜および高融点金属膜を、所定の形状を有
する多結晶シリコン膜上に形成してもよい。この場合、
上記第1のバリア膜は上記多結晶シリコン膜と上記高融
点金属膜の間の反応を防止するための膜であり、上記第
2のバリア膜は上記高融点金属膜を形成する際における
上記第1のバリア膜の影響を防止するための膜である。
バリア膜、当該第1のバリア膜とは異なる材料からなる
第2のバリア膜および高融点金属膜を、所定の形状を有
する多結晶シリコン膜上に形成してもよい。この場合、
上記第1のバリア膜は上記多結晶シリコン膜と上記高融
点金属膜の間の反応を防止するための膜であり、上記第
2のバリア膜は上記高融点金属膜を形成する際における
上記第1のバリア膜の影響を防止するための膜である。
【0016】上記積層膜はMOSトランジスタのゲート
電極として使用することができ、この場合、上記積層膜
はゲート絶縁膜上に形成される。
電極として使用することができ、この場合、上記積層膜
はゲート絶縁膜上に形成される。
【0017】上記積層膜はMOSトランジスタのソース
若しくはドレイン電極として使用することができ、この
場合、上記積層膜はソース若しくはドレイン領域上に形
成される。
若しくはドレイン電極として使用することができ、この
場合、上記積層膜はソース若しくはドレイン領域上に形
成される。
【0018】さらに、上記積層膜は半導体装置の配線と
して使用することができ、この場合は、上記積層膜は半
導体基板表面の所定部分と接続される。
して使用することができ、この場合は、上記積層膜は半
導体基板表面の所定部分と接続される。
【0019】上記第1のバリア膜としては、従来と同様
にチタン、ジルコニウム、ハフニウム、タングステン若
しくはモリブデンの窒化物、炭素化合物若しくはボロン
化合物の膜を使用できる。
にチタン、ジルコニウム、ハフニウム、タングステン若
しくはモリブデンの窒化物、炭素化合物若しくはボロン
化合物の膜を使用できる。
【0020】また、上記第2のバリア膜は、互いに離間
して上記第1のバリア膜上に形成された上記第1のバリ
ア膜を構成する金属若しくはシリコンの酸化物の粒子を
含む層若しくは上記第1のバリア膜の酸素吸着層を使用
できる。上記酸化物の粒子が連続して膜が形成される
と、この膜は絶縁膜であり、電極や配線として使用でき
ないから、これら酸化物の粒子は互いに離間している必
要がある。ただし、膜厚が極めて薄いと(例えばシリコ
ン酸化物膜の場合は1nm程度)、連続した膜になら
ず、粒子が互いに離間した部分が生ずるので、このよう
な極めて薄い膜を形成してもよい。
して上記第1のバリア膜上に形成された上記第1のバリ
ア膜を構成する金属若しくはシリコンの酸化物の粒子を
含む層若しくは上記第1のバリア膜の酸素吸着層を使用
できる。上記酸化物の粒子が連続して膜が形成される
と、この膜は絶縁膜であり、電極や配線として使用でき
ないから、これら酸化物の粒子は互いに離間している必
要がある。ただし、膜厚が極めて薄いと(例えばシリコ
ン酸化物膜の場合は1nm程度)、連続した膜になら
ず、粒子が互いに離間した部分が生ずるので、このよう
な極めて薄い膜を形成してもよい。
【0021】また、上記高融点金属膜としては、通常の
場合と同様にタングステン膜若しくはモリブデン膜を使
用できる。
場合と同様にタングステン膜若しくはモリブデン膜を使
用できる。
【0022】上記第1のバリア膜の膜厚は2nm〜50
nm、上記高融点金属膜の膜厚は50nm〜200nm
とすれば、好ましい結果が得られる。
nm、上記高融点金属膜の膜厚は50nm〜200nm
とすれば、好ましい結果が得られる。
【0023】さらに、本発明の半導体装置は、半導体基
板の主表面上にゲート絶縁膜を介して順次積層して形成
された所定の形状を有する多結晶シリコン膜、窒化チタ
ン膜、当該窒化チタン膜の酸素吸着層および高融点金属
膜の積層膜からなり、シート抵抗が0.2Ω/□〜5.
0Ω/□であるゲート電極を有することができる。な
お、上記窒化チタン膜の代わりに、チタン以外の高融点
金属の窒化物膜を使用することもできる。
板の主表面上にゲート絶縁膜を介して順次積層して形成
された所定の形状を有する多結晶シリコン膜、窒化チタ
ン膜、当該窒化チタン膜の酸素吸着層および高融点金属
膜の積層膜からなり、シート抵抗が0.2Ω/□〜5.
0Ω/□であるゲート電極を有することができる。な
お、上記窒化チタン膜の代わりに、チタン以外の高融点
金属の窒化物膜を使用することもできる。
【0024】本発明の半導体装置は、下地上に第1のバ
リア膜を形成する工程と、上記第1のバリア膜の表面に
酸素を吸着させて酸素吸着層からなる第2のバリア膜を
形成した後、高融点金属膜を積層して形成する工程を含
むことを特徴とする半導体装置の製造方法によって製造
できる。
リア膜を形成する工程と、上記第1のバリア膜の表面に
酸素を吸着させて酸素吸着層からなる第2のバリア膜を
形成した後、高融点金属膜を積層して形成する工程を含
むことを特徴とする半導体装置の製造方法によって製造
できる。
【0025】上記酸素吸着層は、上記第1のバリア膜層
を形成した後、当該第1のバリア膜の表面を空気と接触
させることによって形成することができる。また、チタ
ン、ジルコニウム、ハフニウム、タングステンおよびモ
リブデンからなる群から選択された金属を、不活性ガス
と窒素の雰囲気中でスパッタリングすることによってこ
れらの金属の窒化物からなる上記第1のバリア膜を形成
した後、不活性ガス、窒素および酸素を含む雰囲気中で
上記金属をスパッタリングすることによっても、上記酸
素吸着層は形成される。上記スパッタリングは硫黄を含
有させた上記金属を、スパッタ源として行なうこともで
きる。
を形成した後、当該第1のバリア膜の表面を空気と接触
させることによって形成することができる。また、チタ
ン、ジルコニウム、ハフニウム、タングステンおよびモ
リブデンからなる群から選択された金属を、不活性ガス
と窒素の雰囲気中でスパッタリングすることによってこ
れらの金属の窒化物からなる上記第1のバリア膜を形成
した後、不活性ガス、窒素および酸素を含む雰囲気中で
上記金属をスパッタリングすることによっても、上記酸
素吸着層は形成される。上記スパッタリングは硫黄を含
有させた上記金属を、スパッタ源として行なうこともで
きる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明において、上記積層膜はM
OSトランジスタのゲート電極として極めて有用であ
る。この場合、第1のバリア膜の下に多結晶シリコン膜
を配置して、高融点金属膜/第2のバリア膜/第1のバ
リア膜/多結晶シリコン膜という積層構造を形成し、多
結晶シリコン膜がゲート絶縁膜の表面に接するようにす
るのが最も好ましい。上記多結晶シリコン膜を使用せず
に、第1のバリア膜をゲート絶縁膜上に直接配置するこ
ともできるが、上記多結晶シリコン膜を用いて、多結晶
シリコン膜がゲート絶縁膜の表面に接するようにすれ
ば、多結晶シリコン膜をゲート電極として用いた従来の
MOSトランジスタと同様の、極めて好ましいMOS特
性が得られる。
OSトランジスタのゲート電極として極めて有用であ
る。この場合、第1のバリア膜の下に多結晶シリコン膜
を配置して、高融点金属膜/第2のバリア膜/第1のバ
リア膜/多結晶シリコン膜という積層構造を形成し、多
結晶シリコン膜がゲート絶縁膜の表面に接するようにす
るのが最も好ましい。上記多結晶シリコン膜を使用せず
に、第1のバリア膜をゲート絶縁膜上に直接配置するこ
ともできるが、上記多結晶シリコン膜を用いて、多結晶
シリコン膜がゲート絶縁膜の表面に接するようにすれ
ば、多結晶シリコン膜をゲート電極として用いた従来の
MOSトランジスタと同様の、極めて好ましいMOS特
性が得られる。
【0027】第1のバリア膜としては窒化チタン膜が最
も実用的であるが、ジルコニウムあるいはハフニウムの
窒化物膜など、周知のバリア膜も使用できる。これら周
知のバリア膜のいずれを用いた場合も、その上に形成さ
れた高融点金属膜の結晶粒大きさ、配向性および抵抗
は、バリア膜の膜厚に依存するが、本発明によって下地
である第1のバリア膜の影響を極めて少なくすることが
できた。
も実用的であるが、ジルコニウムあるいはハフニウムの
窒化物膜など、周知のバリア膜も使用できる。これら周
知のバリア膜のいずれを用いた場合も、その上に形成さ
れた高融点金属膜の結晶粒大きさ、配向性および抵抗
は、バリア膜の膜厚に依存するが、本発明によって下地
である第1のバリア膜の影響を極めて少なくすることが
できた。
【0028】上記積層膜をゲート電極、ソース、ドレイ
ン電極および配線のいずれに使用する場合においても、
膜面と垂直な方向における積層膜の抵抗を低くするに
は、第1のバリア膜の厚さを小さくすることが不可欠で
あるが、第1のバリア膜の厚さを小さくすると、高融点
金属膜の抵抗が増大してしまう。しかし、本発明におい
ては、第2のバリア膜を用いることによって、このよう
な高融点金属膜の抵抗増大は防止されて、低抵抗の電極
や配線が得られる。このような効果は、高融点金属膜と
して、タングステン膜およびモリブデン膜のいずれを用
いても得られる。
ン電極および配線のいずれに使用する場合においても、
膜面と垂直な方向における積層膜の抵抗を低くするに
は、第1のバリア膜の厚さを小さくすることが不可欠で
あるが、第1のバリア膜の厚さを小さくすると、高融点
金属膜の抵抗が増大してしまう。しかし、本発明におい
ては、第2のバリア膜を用いることによって、このよう
な高融点金属膜の抵抗増大は防止されて、低抵抗の電極
や配線が得られる。このような効果は、高融点金属膜と
して、タングステン膜およびモリブデン膜のいずれを用
いても得られる。
【0029】なお、窒化タングステン膜あるいは窒化モ
リブデン膜を第1のバリア膜として用いた場合は、上層
の高融点金属膜の抵抗に対する影響は、第1のバリア膜
としてチタン、ジルコニウムあるいはハフニウムの化合
物膜を用いた場合より小さかったが、酸素吸着層または
酸素化合物層を設けることによって、第1のバリア膜に
よる上層の高融点金属膜の抵抗に対する影響をさらに低
減することができた。
リブデン膜を第1のバリア膜として用いた場合は、上層
の高融点金属膜の抵抗に対する影響は、第1のバリア膜
としてチタン、ジルコニウムあるいはハフニウムの化合
物膜を用いた場合より小さかったが、酸素吸着層または
酸素化合物層を設けることによって、第1のバリア膜に
よる上層の高融点金属膜の抵抗に対する影響をさらに低
減することができた。
【0030】また、第1のバリア膜として窒化物膜を用
いる代りに、炭素化合物膜あるいはボロン化合物膜を用
いても同様の効果が認められ、第1のバリア膜とその上
の高融点金属膜の間に、酸素吸着層もしくは酸化物含有
層を第2のバリア膜として設けることによって、高融点
金属膜の配線抵抗、結晶粒径および配向性に対する第1
のバリア膜による影響を低減できた。
いる代りに、炭素化合物膜あるいはボロン化合物膜を用
いても同様の効果が認められ、第1のバリア膜とその上
の高融点金属膜の間に、酸素吸着層もしくは酸化物含有
層を第2のバリア膜として設けることによって、高融点
金属膜の配線抵抗、結晶粒径および配向性に対する第1
のバリア膜による影響を低減できた。
【0031】しかし、第1のバリア膜として金属の炭化
物を用いた場合は、その上にタングステンなどの高融点
金属膜を形成する過程で、この高融点金属膜中に第1の
バリア膜中の炭素が拡散され、第1のバリア膜として他
の材料からなる膜を用いた場合と比較して、抵抗が高く
なることがあった。
物を用いた場合は、その上にタングステンなどの高融点
金属膜を形成する過程で、この高融点金属膜中に第1の
バリア膜中の炭素が拡散され、第1のバリア膜として他
の材料からなる膜を用いた場合と比較して、抵抗が高く
なることがあった。
【0032】
〈実施例1〉本実施例は本発明をMOS半導体装置に適
用した例である。まず、7枚のp型シリコン基板を用意
し、図3(a)に示したように、各シリコン基板1上に
それぞれSiO2からなる厚さ0.5μmの素子間分離
領域2を形成した後、MOSトランジスタ形成領域の基
板表面を酸化して、SiO2からなる厚さ8nmのゲート
絶縁膜膜3を周知の熱酸化法を用いて形成した。
用した例である。まず、7枚のp型シリコン基板を用意
し、図3(a)に示したように、各シリコン基板1上に
それぞれSiO2からなる厚さ0.5μmの素子間分離
領域2を形成した後、MOSトランジスタ形成領域の基
板表面を酸化して、SiO2からなる厚さ8nmのゲート
絶縁膜膜3を周知の熱酸化法を用いて形成した。
【0033】周知のCVD法を用いて、りんがドープさ
れた厚さ70nmの多結晶シリコン膜4を形成し、次
に、周知のスパッタ装置を用いて、窒素ガス含有アルゴ
ン雰囲気(真空度0.5Pa)中でチタンをスパッタリ
ングし、膜厚が5、10、20、30、50、80およ
び100nmである窒化チタン膜5を、上記多結晶シリ
コン膜4上に、第1のバリア膜としてそれぞれ形成し
た。各窒化チタン膜5を形成する際の基板温度はいずれ
も300℃とした。
れた厚さ70nmの多結晶シリコン膜4を形成し、次
に、周知のスパッタ装置を用いて、窒素ガス含有アルゴ
ン雰囲気(真空度0.5Pa)中でチタンをスパッタリ
ングし、膜厚が5、10、20、30、50、80およ
び100nmである窒化チタン膜5を、上記多結晶シリ
コン膜4上に、第1のバリア膜としてそれぞれ形成し
た。各窒化チタン膜5を形成する際の基板温度はいずれ
も300℃とした。
【0034】これら膜厚が互いに異なる各窒化チタン膜
5上に、厚さ100nmのタングステン膜6を同じスパ
ッタ装置を用いてそれぞれ形成した。この際、第1グル
ープに対しては、第1のバリア膜である上記窒化チタン
膜5を形成した後、同一真空内で連続してタングステン
膜6を形成し、第2グループに対しては、窒化チタン膜
5を形成した後、一旦大気中に取り出して3時間放置
し、窒化チタン膜5に酸素を吸着させて酸素吸着層7を
第2のバリア膜として形成した後、再びスパッタ装置の
真空室内に戻し、上記酸素吸着層7の上にタングステン
膜6を形成した。
5上に、厚さ100nmのタングステン膜6を同じスパ
ッタ装置を用いてそれぞれ形成した。この際、第1グル
ープに対しては、第1のバリア膜である上記窒化チタン
膜5を形成した後、同一真空内で連続してタングステン
膜6を形成し、第2グループに対しては、窒化チタン膜
5を形成した後、一旦大気中に取り出して3時間放置
し、窒化チタン膜5に酸素を吸着させて酸素吸着層7を
第2のバリア膜として形成した後、再びスパッタ装置の
真空室内に戻し、上記酸素吸着層7の上にタングステン
膜6を形成した。
【0035】次に、厚さ100nmの窒化シリコン膜
(図示されていない)を形成し、その上にホトレジスト
を塗布し、周知の電子ビーム露光法を用いて、種々の線
幅を有するレジストパターン8を形成し、これをマスク
として窒化シリコン膜の露出された部分をドライエッチ
ングし、続いてエッチングガスをSF6系ガスに変えて
タングステン膜6の露出部分をエッチングした。さら
に、エッチングガスを塩素系ガスに切り替え、窒化チタ
ン膜5および多結晶シリコン膜4の露出された部分を順
次エッチングして、図3(c)に示したように、ゲート
電極9を形成し、周知のアッシング法によってレジスト
パターン8を除去した。
(図示されていない)を形成し、その上にホトレジスト
を塗布し、周知の電子ビーム露光法を用いて、種々の線
幅を有するレジストパターン8を形成し、これをマスク
として窒化シリコン膜の露出された部分をドライエッチ
ングし、続いてエッチングガスをSF6系ガスに変えて
タングステン膜6の露出部分をエッチングした。さら
に、エッチングガスを塩素系ガスに切り替え、窒化チタ
ン膜5および多結晶シリコン膜4の露出された部分を順
次エッチングして、図3(c)に示したように、ゲート
電極9を形成し、周知のアッシング法によってレジスト
パターン8を除去した。
【0036】次に、ゲート電極9をイオン打ち込みのマ
スクとして用い、加速電圧20keV、ドーズ量1×1
014原子/cm2という条件でりんイオンをシリコン基板
1内にイオン打ち込みして、浅い拡散層を形成した。
スクとして用い、加速電圧20keV、ドーズ量1×1
014原子/cm2という条件でりんイオンをシリコン基板
1内にイオン打ち込みして、浅い拡散層を形成した。
【0037】厚さ100nmの窒化シリコン膜を周知の
CVD法によって形成した後、全面異方性エッチングを
行なって、平坦部上の窒化シリコン膜を除去し、ゲート
電極9の側壁部上のみに残して側壁絶縁膜10を形成し
た。次に、図3(d)に示したように、ゲート電極9お
よび側壁絶縁膜10をマスクとして、加速電圧60ke
V、ドーズ量5×1015原子/cm2という条件でひ素イ
オン11をシリコン基板1にイオン打込みして、MOS
トランジスターのソース12、ドレイン13を形成し
た。
CVD法によって形成した後、全面異方性エッチングを
行なって、平坦部上の窒化シリコン膜を除去し、ゲート
電極9の側壁部上のみに残して側壁絶縁膜10を形成し
た。次に、図3(d)に示したように、ゲート電極9お
よび側壁絶縁膜10をマスクとして、加速電圧60ke
V、ドーズ量5×1015原子/cm2という条件でひ素イ
オン11をシリコン基板1にイオン打込みして、MOS
トランジスターのソース12、ドレイン13を形成し
た。
【0038】さらに、瞬間熱処理装置を用い、窒素雰囲
気中で900℃、1分の熱処理を行なった。これらゲー
ト電極形成に関連した工程終了後は、通常のプロセスで
層間絶縁膜14、Al配線15およびパシベーション膜
16を形成して、図3(e)に示すMOSトランジスタ
を形成した。
気中で900℃、1分の熱処理を行なった。これらゲー
ト電極形成に関連した工程終了後は、通常のプロセスで
層間絶縁膜14、Al配線15およびパシベーション膜
16を形成して、図3(e)に示すMOSトランジスタ
を形成した。
【0039】このようにして形成されたMOSトランジ
スターは、上記第1および第2グループいずれも、図2
(a)に示した多結晶シリコンゲート電極を有する従来
のトランジスタと同等のしきい値電圧、界面準位および
駆動能力などのMOS特性を示した。これは、第1のバ
リア膜である窒化チタン膜5によって、タングステン膜
6と多結晶シリコン膜4の間の反応が防止されるととも
に、窒化チタン膜5の下地である多結晶シリコン膜4に
ドープされたリンの、タングステン膜6への拡散が防止
されるため、トランジスタのしきい値電圧が変動せず、
安定なMOS特性が得られたためである。
スターは、上記第1および第2グループいずれも、図2
(a)に示した多結晶シリコンゲート電極を有する従来
のトランジスタと同等のしきい値電圧、界面準位および
駆動能力などのMOS特性を示した。これは、第1のバ
リア膜である窒化チタン膜5によって、タングステン膜
6と多結晶シリコン膜4の間の反応が防止されるととも
に、窒化チタン膜5の下地である多結晶シリコン膜4に
ドープされたリンの、タングステン膜6への拡散が防止
されるため、トランジスタのしきい値電圧が変動せず、
安定なMOS特性が得られたためである。
【0040】次に、上記第1および第2グループのゲー
ト電極、配線のシート抵抗の窒化チタン膜厚依存性を調
べた。その結果、図4に示したように、窒化チタン膜5
の膜厚が100nmの場合は、上記第1および第2グル
ープのシート抵抗は同一値を示し、両者の間に差は認め
られなかった。
ト電極、配線のシート抵抗の窒化チタン膜厚依存性を調
べた。その結果、図4に示したように、窒化チタン膜5
の膜厚が100nmの場合は、上記第1および第2グル
ープのシート抵抗は同一値を示し、両者の間に差は認め
られなかった。
【0041】しかし、窒化チタン膜5の膜厚が薄くなる
と、窒化チタン膜5を形成した後、同一真空室内で連続
してタングステン膜6を形成した上記第1グループは、
シート抵抗が急激に増大した。一方、窒化チタン膜5を
形成した後、表面を大気にさらして酸素を吸着させ、酸
素吸着層7を形成した後にタングステン膜6を形成した
第2グループでは、シート抵抗はタングステン膜6の膜
厚にほとんど依存せず、タングステン膜6の膜厚が10
nmより小さくても、膜厚が100nmの場合とほぼ同
程度の低い値を示し、酸素吸着膜7の形成が、抵抗増大
防止に極めて有効であることが確認された。
と、窒化チタン膜5を形成した後、同一真空室内で連続
してタングステン膜6を形成した上記第1グループは、
シート抵抗が急激に増大した。一方、窒化チタン膜5を
形成した後、表面を大気にさらして酸素を吸着させ、酸
素吸着層7を形成した後にタングステン膜6を形成した
第2グループでは、シート抵抗はタングステン膜6の膜
厚にほとんど依存せず、タングステン膜6の膜厚が10
nmより小さくても、膜厚が100nmの場合とほぼ同
程度の低い値を示し、酸素吸着膜7の形成が、抵抗増大
防止に極めて有効であることが確認された。
【0042】〈実施例2〉上記実施例1では、窒化チタ
ン膜5を空気に接触させて酸素吸着層7を形成したが、
本実施例は、酸素を含む雰囲気中で窒化チタン膜を形成
することによって、酸素吸着層7を形成した例である。
ン膜5を空気に接触させて酸素吸着層7を形成したが、
本実施例は、酸素を含む雰囲気中で窒化チタン膜を形成
することによって、酸素吸着層7を形成した例である。
【0043】まず、実施例1と同じ方法で、窒化チタン
膜5を所望の膜厚の90%膜厚まで形成した。次に、上
記雰囲気中に酸素を5%混合してチタンのスパッタリン
グを行って、残りの膜厚10%の窒化チタン膜を形成し
た。このようにすることにより、酸素吸着層7が通常の
窒化チタン膜5の表面上に形成された。ただし、本実施
例における酸素吸着層7は、チタンの窒化物と酸化物が
混合された層であり、正確には酸素含有層であるが、煩
雑を避けるために酸素吸着層と称した。
膜5を所望の膜厚の90%膜厚まで形成した。次に、上
記雰囲気中に酸素を5%混合してチタンのスパッタリン
グを行って、残りの膜厚10%の窒化チタン膜を形成し
た。このようにすることにより、酸素吸着層7が通常の
窒化チタン膜5の表面上に形成された。ただし、本実施
例における酸素吸着層7は、チタンの窒化物と酸化物が
混合された層であり、正確には酸素含有層であるが、煩
雑を避けるために酸素吸着層と称した。
【0044】続いて、周知のスパッタリング法を用いて
厚さ100nmのタングステン膜6をアルゴン雰囲気
(真空度、0.5Pa)中で形成し、以下、実施例1と
同じ条件で処理を行い、第2グループのMOSトランジ
スタを作成した。ただし、本実施例では、ゲート電極や
配線を形成した後、窒素雰囲気中でそれぞれ異なる温度
で熱処理を行って、シート抵抗を測定し、ゲート電極抵
抗の熱処理温度依存性を求めた。
厚さ100nmのタングステン膜6をアルゴン雰囲気
(真空度、0.5Pa)中で形成し、以下、実施例1と
同じ条件で処理を行い、第2グループのMOSトランジ
スタを作成した。ただし、本実施例では、ゲート電極や
配線を形成した後、窒素雰囲気中でそれぞれ異なる温度
で熱処理を行って、シート抵抗を測定し、ゲート電極抵
抗の熱処理温度依存性を求めた。
【0045】同様の熱処理および測定を、窒化チタン膜
5を形成した後、酸素吸着層7を形成せずに、タングス
テン膜6を窒化チタン膜5上に直接形成した第1グルー
プのMOSトランジスタについても行い、両者を比較し
た。
5を形成した後、酸素吸着層7を形成せずに、タングス
テン膜6を窒化チタン膜5上に直接形成した第1グルー
プのMOSトランジスタについても行い、両者を比較し
た。
【0046】得られた結果を図5に示した。図5から明
らかなように、第1および第2グループは、熱処理温度
が高くなると、シート抵抗はいずれも低下した。しか
し、酸素吸着層7が窒化チタン膜5上に形成された第2
グループは、酸素吸着層を有さない第1グループより、
熱処理温度の上昇によるシート抵抗の低下が大きく、熱
処理の効果が顕著であった。また、熱処理温度が同じで
ある場合の配線のシート抵抗は、第2グループは第1グ
ループより低く、この点においても酸素吸着層7が特性
向上に有効であることが認められた。
らかなように、第1および第2グループは、熱処理温度
が高くなると、シート抵抗はいずれも低下した。しか
し、酸素吸着層7が窒化チタン膜5上に形成された第2
グループは、酸素吸着層を有さない第1グループより、
熱処理温度の上昇によるシート抵抗の低下が大きく、熱
処理の効果が顕著であった。また、熱処理温度が同じで
ある場合の配線のシート抵抗は、第2グループは第1グ
ループより低く、この点においても酸素吸着層7が特性
向上に有効であることが認められた。
【0047】一方、シート抵抗の窒化チタン膜厚依存性
を調べたところ、実施例1と同様に、窒化チタン膜5上
にタングステン膜6が直接形成された第1グループで
は、窒化チタン膜5の膜厚が小さくなるとともに、その
上に形成されたタングステン膜6の抵抗が上昇したのに
対し、酸素吸着層7が形成されている第2グループで
は、タングステン膜6の抵抗はチタン窒化物膜5の膜厚
に依存せず低い値を示した。 次に、タングステン膜6
の結晶粒径および配向性を、透過電子顕微鏡とX線回折
測定装置を用いて調べた。上記第2グループの場合は、
タングステン膜6の結晶粒は、窒化チタン膜5の膜厚に
は関係なく80nm〜120nmであり、ほとんどの結晶
粒は膜の表面に対して<110>方向に配向した。
を調べたところ、実施例1と同様に、窒化チタン膜5上
にタングステン膜6が直接形成された第1グループで
は、窒化チタン膜5の膜厚が小さくなるとともに、その
上に形成されたタングステン膜6の抵抗が上昇したのに
対し、酸素吸着層7が形成されている第2グループで
は、タングステン膜6の抵抗はチタン窒化物膜5の膜厚
に依存せず低い値を示した。 次に、タングステン膜6
の結晶粒径および配向性を、透過電子顕微鏡とX線回折
測定装置を用いて調べた。上記第2グループの場合は、
タングステン膜6の結晶粒は、窒化チタン膜5の膜厚に
は関係なく80nm〜120nmであり、ほとんどの結晶
粒は膜の表面に対して<110>方向に配向した。
【0048】一方、窒化チタン膜5上にタングステン膜
6を直接設けた第1グループの場合は、窒化チタン膜5
の膜厚が100nmの場合は、第2グループと同様に結
晶粒の大きさは約100nm程度で、<110>方向に配
向していたが、膜厚が薄くなると粒径は小さくなり、<
110>方向の配向が少なくなって、種々の方向に配向
した結晶粒の存在する割合が増大した。これらの結晶粒
観察結果は、結晶粒と電気抵抗の間の上記関係と良い一
致を示している。
6を直接設けた第1グループの場合は、窒化チタン膜5
の膜厚が100nmの場合は、第2グループと同様に結
晶粒の大きさは約100nm程度で、<110>方向に配
向していたが、膜厚が薄くなると粒径は小さくなり、<
110>方向の配向が少なくなって、種々の方向に配向
した結晶粒の存在する割合が増大した。これらの結晶粒
観察結果は、結晶粒と電気抵抗の間の上記関係と良い一
致を示している。
【0049】本発明によるゲート電極、配線のシート抵
抗は、タングステン膜6のシート抵抗によって定まる
が、シート抵抗およびその熱処理温度依存性は、多結晶
シリコン膜5および窒化チタン膜6を設けないで、タン
グステン膜6をゲート酸化膜3上に直接形成した場合の
タングステン膜6の、配線シート抵抗およびその熱処理
温度依存性とほぼ一致した。また、タングステンの結晶
粒径および配向性も、シリコン酸化膜上に直接形成され
たタングステン膜とほぼ同じであり、タングステン結晶
粒成長への窒化チタン膜の影響は、本発明によって除去
できたことが確認された。
抗は、タングステン膜6のシート抵抗によって定まる
が、シート抵抗およびその熱処理温度依存性は、多結晶
シリコン膜5および窒化チタン膜6を設けないで、タン
グステン膜6をゲート酸化膜3上に直接形成した場合の
タングステン膜6の、配線シート抵抗およびその熱処理
温度依存性とほぼ一致した。また、タングステンの結晶
粒径および配向性も、シリコン酸化膜上に直接形成され
たタングステン膜とほぼ同じであり、タングステン結晶
粒成長への窒化チタン膜の影響は、本発明によって除去
できたことが確認された。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、高融点金属膜/金属窒
化物からなるバリア膜/多結晶シリコン膜という3層構
造を有する従来のゲート電極や配線の欠点であった、バ
リア膜を薄くした際における電極や配線のシート抵抗の
増大を防止できる。また、バリア膜を薄くできるので、
ゲート電極の厚さも薄くなり、微細化にともなうアスペ
クト比の増大を抑制できるので、微細加工も容易であ
り、微細配線の形成に極めて有利である。
化物からなるバリア膜/多結晶シリコン膜という3層構
造を有する従来のゲート電極や配線の欠点であった、バ
リア膜を薄くした際における電極や配線のシート抵抗の
増大を防止できる。また、バリア膜を薄くできるので、
ゲート電極の厚さも薄くなり、微細化にともなうアスペ
クト比の増大を抑制できるので、微細加工も容易であ
り、微細配線の形成に極めて有利である。
【図1】本発明の構成を説明するための断面図。
【図2】従来の代表的な構造および製法を示す図。
【図3】本発明の実施例を示す工程図。
【図4】本発明の効果を示す図。
【図5】本発明の効果を示す図。
1……シリコン基板、2……素子分離領域、3……ゲー
ト絶縁膜、4……多結晶シリコン膜、5……窒化チタン
膜、6……タングステン膜、7……酸素吸着層、8……
レジストマスク、9……ゲート電極、10……側壁絶縁
膜、11……ひ素イオン、12……ソース、13……ド
レイン、14……層間絶縁膜、15……電極、16、1
7……パシベーション膜。
ト絶縁膜、4……多結晶シリコン膜、5……窒化チタン
膜、6……タングステン膜、7……酸素吸着層、8……
レジストマスク、9……ゲート電極、10……側壁絶縁
膜、11……ひ素イオン、12……ソース、13……ド
レイン、14……層間絶縁膜、15……電極、16、1
7……パシベーション膜。
フロントページの続き (72)発明者 齊藤 政良 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内
Claims (15)
- 【請求項1】下地上に順次積層して形成された所定の形
状を有する第1のバリア膜、当該第1のバリア膜とは異
なる材料からなる第2のバリア膜および高融点金属膜か
らなる積層膜を有し、上記第1のバリア膜は上記下地と
上記高融点金属膜の間の反応を防止するための膜であ
り、上記第2のバリア膜は上記高融点金属膜を形成する
際における上記第1のバリア膜の影響を防止するための
膜であることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】下地上に順次積層して形成された所定の形
状を有する多結晶シリコン膜、第1のバリア膜、当該第
1のバリア膜とは異なる材料からなる第2のバリア膜お
よび高融点金属膜からなる積層膜を有し、上記第1のバ
リア膜は上記多結晶シリコン膜と上記高融点金属膜の間
の反応を防止するための膜であり、上記第2のバリア膜
は上記高融点金属膜を形成する際における上記第1のバ
リア膜の影響を防止するための膜であることを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項3】上記積層膜はMOSトランジスタのゲート
電極であり、ゲート絶縁膜上に形成されていることを特
徴とする請求項1若しくは2に記載の半導体装置。 - 【請求項4】上記積層膜はMOSトランジスタのソース
若しくはドレイン電極であり、ソース若しくはドレイン
領域上に形成されていることを特徴とする請求項1若し
くは2に記載の半導体装置。 - 【請求項5】上記積層膜は配線であり、半導体基板の表
面の所望部分上に形成されていることを特徴とする請求
項1若しくは2に記載の半導体装置。 - 【請求項6】上記第1のバリア膜は、チタン、ジルコニ
ウム、ハフニウム、タングステン若しくはモリブデンの
窒化物、炭素化合物若しくはボロン化合物の膜であるこ
とを特徴とする請求項1から5のいずれか一に記載の半
導体装置。 - 【請求項7】上記第2のバリア膜は、互いに離間して上
記第1のバリア膜上に形成された上記第1のバリア膜を
構成する金属若しくはシリコンの酸化物の粒子を含む層
若しくは上記第1のバリア膜の酸素吸着層であることを
特徴とする請求項1から6のいずれか一に記載の半導体
装置。 - 【請求項8】上記高融点金属膜は、タングステン膜若し
くはモリブデン膜であることを特徴とする請求項1から
7のいずれか一に記載の半導体装置。 - 【請求項9】上記第1のバリア膜の膜厚は2nm〜50
nmであることを特徴とする請求項1から8のいずれか
一に記載の半導体装置。 - 【請求項10】上記高融点金属膜の膜厚は50nm〜2
00nmであることを特徴とする請求項1から9のいず
れか一に記載の半導体装置。 - 【請求項11】半導体基板の主表面上にゲート絶縁膜を
介して順次積層して形成された所定の形状を有する多結
晶シリコン膜、窒化チタン膜、当該窒化チタン膜の酸素
吸着層および高融点金属膜の積層膜からなり、シート抵
抗が0.2Ω/□〜5.0Ω/□であるゲート電極を有
することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項12】下地上に第1のバリア膜を形成する工程
と、上記第1のバリア膜の表面に酸素を吸着させて吸着
酸素を構成要素とする第2のバリア膜を形成した後、高
融点金属膜を積層して形成する工程を含むことを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項13】上記酸素吸着層は、上記第1のバリア膜
層を形成した後、当該第1のバリア膜の表面を空気と接
触させることによって形成されることを特徴とする請求
項12に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項14】上記第1のバリア膜は、チタン、ジルコ
ニウム、ハフニウム、タングステンおよびモリブデンか
らなる群から選択された金属を、不活性ガスと窒素の雰
囲気中でスパッタリングすることによって形成され、上
記酸素吸着層は、不活性ガス、窒素および酸素を含む雰
囲気中で上記金属をスパッタリングすることによって形
成されることを特徴とする請求項12に記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項15】上記スパッタリングは硫黄を含有させた
上記金属をスパッタ源として行なわれることを特徴とす
る請求項14に記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9539497A JPH10289885A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9539497A JPH10289885A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10289885A true JPH10289885A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14136444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9539497A Pending JPH10289885A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10289885A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001358088A (ja) * | 2000-06-15 | 2001-12-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
US6607979B1 (en) | 1999-09-30 | 2003-08-19 | Nec Corporation | Semiconductor device and method of producing the same |
JP2004006929A (ja) * | 2003-07-04 | 2004-01-08 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
JP2013102219A (ja) * | 2005-04-27 | 2013-05-23 | Samsung Electronics Co Ltd | ポリメタルゲート電極を持つ半導体素子の製造方法 |
US9018764B2 (en) | 2012-09-10 | 2015-04-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device having barrier metal layer |
-
1997
- 1997-04-14 JP JP9539497A patent/JPH10289885A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6607979B1 (en) | 1999-09-30 | 2003-08-19 | Nec Corporation | Semiconductor device and method of producing the same |
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US9018764B2 (en) | 2012-09-10 | 2015-04-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device having barrier metal layer |
US9412683B2 (en) | 2012-09-10 | 2016-08-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device having barrier metal layer |
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