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JPH10278096A - 流体用スクリーンチェンジャー - Google Patents

流体用スクリーンチェンジャー

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Publication number
JPH10278096A
JPH10278096A JP9105211A JP10521197A JPH10278096A JP H10278096 A JPH10278096 A JP H10278096A JP 9105211 A JP9105211 A JP 9105211A JP 10521197 A JP10521197 A JP 10521197A JP H10278096 A JPH10278096 A JP H10278096A
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JP
Japan
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passage
casing
fluid
sliding rod
main passage
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JP9105211A
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Shiro Tsuchiya
四郎 土谷
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  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリーン部切換時に流体の出入口が狭小に
ならず、切換時のスライド距離を極力小さくし、装置の
小形化と摩耗・焼き付け等の故障をなくする。 【解決手段】 ケーシング本体に貫通して円柱状摺動棒
が摺動自在とされ、ケーシング本体の樹脂通路は入口主
通路と出口主通路からなり、摺動棒に複数の中通路が棒
の長さ方向に間隔を存して設けられ、中通路に濾過部材
が挿入された流体用スクリーンチェンジャーにおいて、
摺動棒の中通路は摺動棒の直径上に貫通し、入口主通路
および出口主通路の中心軸線は、中通路の中心軸線に対
し直交または傾斜し、通常運転時において、ケーシング
の入口主通路および出口主通路が隣り合う中通路に同時
に連通するように、誘導路が該中通路の両端から摺動棒
の円周方向に沿い、かつ、隣り合う中通路に互いに近づ
くように、摺動棒の外周またはケーシングの内周に設け
られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、例えばプラスチック
の押出成形に使用され、スクリュー式樹脂溶融装置(押
出機)のスクリュー先端部に設けられ、流体の異物除去
用スクリーンの交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 通常において押出機は連続運転される
が、長時間連続運転することにより溶融した樹脂に含ま
れている不純物や未溶融物がスクリーンに目詰まりを起
こし、生産に支障をきたす。このため、従来の摺動棒に
2つのスクリーン部(濾過部)を有するスクリーンチェ
ンジャーにおいては、一定時間後に必ずスクリーンを交
換する必要がある。そして、摺動棒を油圧等によりスラ
イドさせ、新しいスクリーン部に流体を通過させてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 このような従来のス
クリーン交換装置では、目詰まりしたスクリーンを交換
するため、スクリーンを装置の外に出さなければならな
い。このため、交換するスクリーン相互間の距離が長く
なり、交換のためにスライドさせる過程で樹脂通路が一
時的に閉塞され、押出機シリンダー内の樹脂圧が異常に
上昇し機械の損傷を招く。このため、成形装置を一時停
止する必要があった。そこで、本発明は上記従来技術の
ような問題を解決し、この2つのスクリーンを有するス
ライド方式のスクリーンチェンジャーにおいて、スクリ
ーン部切換時においても流体の出入り口が狭小になら
ず、切換時のスライド距離を極力小さくし、装置の小形
化と摩耗・焼き付け等の故障をなくするような流体用ス
クリーンチェンジャーを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
め、本発明の構成は次のとおりとする。即ち、第1構成
は、ケーシング本体に貫通して円柱状摺動棒が摺動自在
とされ、前記ケーシング本体の樹脂通路は入口主通路と
出口主通路からなり、前記摺動棒に複数の中通路が棒の
長さ方向に間隔を存して設けられ、該中通路に濾過部材
が挿入された流体用スクリーンチェンジャーにおいて、
前記摺動棒の中通路は該摺動棒の直径上に貫通し、前記
入口主通路および出口主通路の中心軸線は、前記中通路
の中心軸線に対し直交または傾斜し、通常運転時におい
て、前記ケーシングの入口主通路および出口主通路が前
記隣り合う中通路に同時に連通するように、誘導路が該
中通路の両端から摺動棒の円周方向に沿い、かつ、隣り
合う中通路に互いに近づくように、摺動棒の外周または
ケーシングの内周に設けられたことである。
【0005】第2構成は、ケーシング本体に貫通して円
柱状摺動棒が摺動自在とされ、前記ケーシング本体の樹
脂通路は入口主通路と出口主通路からなり、前記摺動棒
に複数の中通路が棒の長さ方向に間隔を存して設けら
れ、該中通路に濾過部材が挿入された流体用スクリーン
チェンジャーにおいて、前記摺動棒の中通路は該摺動棒
の直径上に貫通し、前記入口主通路および出口主通路の
いずれか一方の中心軸線は、前記中通路の中心軸線に対
しほぼ平行となり、前記入口主通路および出口主通路の
いずれか他方の中心軸線は、前記中通路の中心軸線に対
し直交または傾斜し、通常運転時において、前記ケーシ
ングの入口主通路および出口主通路が前記隣り合う中通
路に同時に連通するように、前記一方主通路に対し前記
隣り合う中通路の一端は同時に連通し、通常運転時にお
いて、前記ケーシングの入口主通路および出口主通路が
前記隣り合う中通路に同時に連通するように、誘導路が
該中通路の他端から摺動棒の円周方向に沿い、かつ、隣
り合う中通路に互いに近づくように、摺動棒の外周また
はケーシングの内周に設けられたことである。
【0006】第3構成は、第1または第2構成に加え、
濾過部材の交換時において、いずれか一方の中通路が遮
断されたとき、該中通路のいずれか一端が対向する部分
のケーシングに取出し孔が設けられ、これに着脱可能な
蓋部材が取り付けられたことである。
【0007】第4構成は、第3構成に加え、前記中通路
のいずれか一方が閉鎖されたとき、開放されている中通
路の出口側から前記閉鎖中通路に、流体の一部が逆流で
きるような逆洗通路が、前記摺動棒の外周またはケーシ
ングの内周に設けられ、前記中通路のいずれか一方が閉
鎖されたとき、開放されている中通路の出口側から前記
閉鎖中通路に、流体の一部が逆流してケーシングの外部
に流出できるように、排出通路が前記ケーシングに設け
られたことである。
【0008】第5構成は、第4構成に加え、前記ケーシ
ング本体において、前記中通路が逆洗位置に来たとき
の、逆洗流体の入口側が対向する部分に連通して強制排
出手段が設けられたことである。
【0009】第6構成は、前記いずれか1構成に加え、
前記濾過部材は補強多孔筒と、その外周または内周また
は中間に張られたスクリーンとを含むことである。
【0010】第7構成は、第1ないし第5構成のいずれ
か1構成に加え、前記濾過部材は多数の濾過孔をもつ筒
体からなることである。
【0011】第8構成は、第1ないし第5構成のいずれ
か1構成に加え、前記濾過部材は多孔板とスクリーンか
らなることである。
【0012】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施態様を図面
に示す一実施例にもとづき説明する。図1〜3におい
て、押出機シリンダーの先端に位置する直方体状のケー
シング本体10を左右に貫通して、円柱状の摺動棒1が
往復手段3たる油圧ピストンシリンダー機構により摺動
自在とされる。前記ケーシング本体10の樹脂通路は、
ケーシング正面に開口した入口主通路11と、それと同
心となって背面に開口した出口主通路12からなる。前
記摺動棒1に複数(図示2個)の中通路1aが棒の鉛直
直径を通る直線上に貫通し、長さ方向に間隔を存して設
けられ、該中通路1aに濾過部材たる有底濾過筒20が
嵌め込まれている。
【0013】前記入口主通路11および出口主通路12
の水平中心軸線は、前記中通路1aの鉛直中心軸線に対
し筋違いに直交している。そして、通常運転時におい
て、前記ケーシングの入口主通路11および出口主通路
12が前記隣り合う中通路1a,1aに同時に連通する
ように、入口誘導路1bおよび出口誘導路1cが該中通
路1aの両端から摺動棒1の円周方向に沿い、かつ、隣
り合う中通路1a,1aに互いに近づくように、摺動棒
1の外周(または仮想線11a,12aのようにケーシ
ングおよび蓋の内周)に設けられる。
【0014】前記有底濾過筒20は図4において、底側
を中通路1aの入口側大径側に位置し、次のように構成
される。補強多孔筒21は直円筒(またはテーパー円
筒)を呈し、その外周(または内周,中間)に円筒スク
リーン22が装着される。補強多孔筒21の一端にネジ
で取り付けられた底部材23は、外側中央が外側に凸と
なっている。案内部材24は底部材23の内側の軸線上
に突設された先細テーパー棒状を呈する。フランジ部材
25は多孔筒21の開口側に設けられた円環状を呈し、
ケーシング本体10の内面に対向する部分は円柱摺動棒
2の外周面に面一となる円筒面を持つ。摺動棒1の中通
路1aは有底濾過筒20の底部材側が広いテーパー孔
(又は直円筒孔)とされる。有底濾過筒20により、濾
過面積の大幅な増大が図られる。
【0015】図1〜3で濾過部材20の交換時におい
て、いずれか一方の中通路1aが遮断されたとき、該中
通路のいずれか一端が対向する部分におけるケーシング
の下面および上面に各々、点検孔15および取出し孔1
6が設けられ、これらに各々着脱可能な点検蓋17およ
び蓋部材18が取り付けられる。
【0016】図3,5,6において、前記中通路1aの
いずれか一方が閉鎖されたとき、開放されている中通路
1aの出口側から前記閉鎖中通路に、流体の一部が逆流
できるような逆洗通路1dが、前記摺動棒1の外周に
(または仮想線のように、前記出口主通路12に対し、
摺動棒1の摺動方向両側のケーシング内周に、逆洗通路
13)設けられる。また、前記中通路のいずれか一方が
閉鎖されたとき、開放されている中通路の出口側から前
記閉鎖中通路に、流体の一部が逆流してケーシング10
の外部に流出できるように、2個の排出通路14,14
が前記ケーシング10の下面に設けられる。そして、前
記排出通路14に2方切換弁4が設けられる。
【0017】以上において作動状態を説明する。図1〜
3の運転状態において、流体は入口主通路11から入
り、全流量のほぼ1/2ずつ分かれ、両方の入口誘導路
1bを通って、中通路1a,1aに入る。そして、流体
は有底濾過筒20の外部から、スクリーン22と多孔筒
21を通過して内部に入り、案内部材24に案内されつ
つ流れ、両方の出口誘導路1cを通って、出口12から
出て行く。したがって、樹脂は中通路で滞留して固化す
ることはない。
【0018】スクリーン22が異物により目詰まりした
場合は、往復手段3により、摺動棒1を図5で左(図6
で右)に移動させ、左側中通路1aを閉鎖し、右側中通
路1aに全量を流す。スクリーン22が切り替えられた
直後に、切換弁4を開放する。樹脂の大部分は出口主通
路12から出て行く。一部は圧力差により逆洗通路1d
を通過し、左のスクリーン22を逆に通過し、スクリー
ン表面に付着した異物を除去し、排出通路14から、外
部に排出される。或いは、取出し蓋18を外して、濾過
筒20を新しいものと交換する。このとき、摺動棒1の
スライド距離(誘導路の中心間距離)Dは、中通路1
a,1aの中心間距離Cよりも、格段に短くなる(例え
ば、従来100mmに対し、本発明では、35mm)。
【0019】図7〜9は他の実施例を示す。摺動棒1の
中通路1aは水平直径上を貫通し、ケーシング10の正
面に開口した入口主通路11の中心軸線は、中通路1a
の中心軸線に対しほぼ平行となり、出口主通路12の中
心軸線は、前記中通路1aの中心軸線に対し筋違いに直
交してケーシング上面に開口する。逆洗時の排出通路1
4はケーシング10の正面に設けられる。
【0020】この場合には、通常運転時において、前記
ケーシングの入口主通路11および出口主通路12が前
記隣り合う中通路に同時に連通するように、前記一方の
入口主通路11に対し前記隣り合う中通路1aの一端は
同時に連通する。また、出口主通路12へ至る誘導路1
cが該中通路1aの他端から摺動棒1の円周方向に沿
い、かつ、隣り合う中通路に互いに近づくように、摺動
棒1の外周(または仮想線12aのようにケーシングお
よび蓋の内周)に設けられる。スクリーン切り換え時に
は、図10,11のように、入口主通路11は左中通路
1aに全開し、出口主通路12は左誘導路1cに全開す
る。
【0021】なおここで、隣り合う中通路1a,1aが
同時に連通するとき、全流量Qに対し、1/2Q,1/
2Qずつ、または、1/4Q,3/4Qずつなど分流割
合は任意に定められる。
【0022】図12はスクリーン22が多孔筒21の内
周に取り付けられた例である。この場合は、流体は有底
濾過筒20の内側から外側に通過するように、前記と流
体の流れ方向を逆にするか、または、有底濾過筒20の
取付向きが前記の逆となる。或いは、第2の補強多孔筒
26(仮想線示)との間にスクリーン22を介在させれ
ば、内側、外側のいずれからでも流体を通過させ得る。
【0023】前記有底濾過筒20として、前記実施例の
ほか、例えば多数の微細空隙(貫通孔)を持つ焼結金属
からなるものや、多層の網を有底筒状に成形したものな
どが適用される。また、有底濾過筒20の底に濾過用多
孔を設けてもよい。筒体は半球殻状のものも含むものと
する。図13のように、前記濾過部材として、多孔板2
aとスクリーン2bからなる濾過板体も使用される。
【0024】図14,15,16で、ケーシング本体1
0において、前記有底濾過筒20や多孔板2a、スクリ
ーン2bが逆洗位置に来たときの、逆洗流体の入口側が
対向する部分に連通して強制排出手段40が設けられ
る。図14で強制排出手段40として動力ピストンポン
プ41が設けられ、ピストン41aがケーシング本体1
の孔内に摺動自在に嵌装され、それが往復駆動手段たる
油圧ピストンシリンダー機構41bで往復駆動される。
これにより、中通路2a、濾過筒20内の流体は強制的
に筒外へ排出され、同時にスクリーン4、22の付着物
が除去され、逆洗される。
【0025】また、図15のように、手動ピストンポン
プ42で排出される。ピストン42aのピストン棒42
aがレバー42cの中途でピン結合され、レバー42c
の先端はブラケット42dにピン結合される。
【0026】また、図16のように強制排出手段40と
して、スクリューポンプ43が設けられ、スクリュー4
3aが電動回転モーター43bにより回転される。
【0027】図17は複数の有底濾過筒が結合されたも
のである。複数の有底濾過筒51はそれらの軸線を互い
に平行にして間隔を存して基板52に取り付けられ、そ
れぞれの有底濾過筒の開口が基板52の孔に連通する。
本発明は溶融プラスチックのほか、他の液体などの流体
用に用いられる。
【0028】本発明は前記した実施例や実施態様に限定
されず、特許請求の精神および範囲を逸脱せずに種々の
変形を含む。
【0029】
【発明の効果】 本発明の構成により、成形装置を停止
することなく、スクリーン交換が可能となる。また装置
を停止しないので、成形ラインは連続生産でき、生産ロ
スを低減できる。そのほか次の優れた効果がある。 スクリーン部切換時においても流体の出入り口が狭小
にならない。 切換時のスライド距離を極力小さくし、装置の小形化
と摩耗・焼き付け等の故障をなくする。 さらに運転中においてもスクリーン部を容易に外部に
取り出したり、再取付を行うことができる。そのうえ、
通常運転時は常に流体が中通路に流れ、流体の滞留によ
る変質や固化が防がれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の正面図である。
【図2】 図1のII―II断面図である。
【図3】 図1の背面図である。
【図4】 図2の要部拡大図である。
【図5】 図1の作動状態を示す正面図である。
【図6】 図3の作動状態を示す背面図である。
【図7】 本発明の他の実施例の正面図である。
【図8】 図7のVIII―VIII断面図である。
【図9】 図7の平面図である。
【図10】 図7の作動状態を示す正面図である。
【図11】 図9の作動状態を示す平面図である。
【図12】 濾過部材の他の実施例断面図である。
【図13】 濾過部材の更に他の実施例断面図である。
【図14】 強制排出手段の実施例の断面図である。
【図15】 強制排出手段の他の実施例の断面図であ
る。
【図16】 強制排出手段の更に他の実施例の断面図で
ある。
【図17】 濾過部材の他の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 摺動棒 1a 中通路 1b 入口誘導路 1c 出口誘導路 1d 逆洗通路 2 濾過板 2a 多孔板 2b スクリーン 3 往復手段 4 2方切換弁 10 ケーシング本体 11 入口主通路 11a 入口誘導路 11b 出口誘導路 12 出口主通路 13 逆洗通路 14 排出通路 15 点検孔 16 取出し孔 17 点検蓋 18 取出し蓋 20 有底濾過筒 21 補強多孔筒 22 スクリーン 23 底部材 24 案内部材 25 フランジ部材 25a 補助通路 40 強制排出手段 41 動力ピストンポンプ 41a ピストン 41b 油圧ピストンシリンダー 42 手動ピストンポンプ 42a ピストン 42b ピストン棒 42c レバー 42d ブラケット 43 スクリューポンプ 43a スクリュー 43b 電動回転モーター

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング本体に貫通して円柱状摺動棒
    が摺動自在とされ、前記ケーシング本体の樹脂通路は入
    口主通路と出口主通路からなり、前記摺動棒に複数の中
    通路が棒の長さ方向に間隔を存して設けられ、該中通路
    に濾過部材が挿入された流体用スクリーンチェンジャー
    において、 前記摺動棒の中通路は該摺動棒の直径上に貫通し、 前記入口主通路および出口主通路の中心軸線は、前記中
    通路の中心軸線に対し直交または傾斜し、 通常運転時において、前記ケーシングの入口主通路およ
    び出口主通路が前記隣り合う中通路に同時に連通するよ
    うに、誘導路が該中通路の両端から摺動棒の円周方向に
    沿い、かつ、隣り合う中通路に互いに近づくように、摺
    動棒の外周またはケーシングの内周に設けられたことを
    特徴とする流体用スクリーンチェンジャー。
  2. 【請求項2】 ケーシング本体に貫通して円柱状摺動棒
    が摺動自在とされ、前記ケーシング本体の樹脂通路は入
    口主通路と出口主通路からなり、前記摺動棒に複数の中
    通路が棒の長さ方向に間隔を存して設けられ、該中通路
    に濾過部材が挿入された流体用スクリーンチェンジャー
    において、 前記摺動棒の中通路は該摺動棒の直径上に貫通し、 前記入口主通路および出口主通路のいずれか一方の中心
    軸線は、前記中通路の中心軸線に対しほぼ平行となり、 前記入口主通路および出口主通路のいずれか他方の中心
    軸線は、前記中通路の中心軸線に対し直交または傾斜
    し、 通常運転時において、前記ケーシングの入口主通路およ
    び出口主通路が前記隣り合う中通路に同時に連通するよ
    うに、前記一方主通路に対し前記隣り合う中通路の一端
    は同時に連通し、 通常運転時において、前記ケーシングの入口主通路およ
    び出口主通路が前記隣り合う中通路に同時に連通するよ
    うに、誘導路が該中通路の他端から摺動棒の円周方向に
    沿い、かつ、隣り合う中通路に互いに近づくように、摺
    動棒の外周またはケーシングの内周に設けられたことを
    特徴とする流体用スクリーンチェンジャー。
  3. 【請求項3】 濾過部材の交換時において、いずれか一
    方の中通路が遮断されたとき、該中通路のいずれか一端
    が対向する部分のケーシングに取出し孔が設けられ、こ
    れに着脱可能な蓋部材が取り付けられたことを特徴とす
    る請求項1または2記載の流体用スクリーンチェンジャ
    ー。
  4. 【請求項4】 前記中通路のいずれか一方が閉鎖された
    とき、開放されている中通路の出口側から前記閉鎖中通
    路に、流体の一部が逆流できるような逆洗通路が、前記
    摺動棒の外周またはケーシングの内周に設けられ、 前記中通路のいずれか一方が閉鎖されたとき、開放され
    ている中通路の出口側から前記閉鎖中通路に、流体の一
    部が逆流してケーシングの外部に流出できるように、排
    出通路が前記ケーシングに設けられたことを特徴とする
    請求項3記載の流体用スクリーンチェンジャー。
  5. 【請求項5】 前記ケーシング本体において、前記中通
    路が逆洗位置に来たときの、逆洗流体の入口側が対向す
    る部分に連通して強制排出手段が設けられたことを特徴
    とする請求項4記載の流体用スクリーンチェンジャー。
  6. 【請求項6】 前記濾過部材は補強多孔筒と、その外周
    または内周または中間に張られたスクリーンとを含む前
    記いずれか1項記載の流体用スクリーンチェンジャー。
  7. 【請求項7】 前記濾過部材は多数の濾過孔をもつ筒体
    からなることを特徴とする請求項1項ないし5項のいず
    れか1項記載の流体用スクリーンチェンジャー。
  8. 【請求項8】 前記濾過部材は多孔板とスクリーンから
    なることを特徴とする請求項1項ないし5項のいずれか
    1項記載の流体用スクリーンチェンジャー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009196233A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Toray Ind Inc 筒型ポリマーフィルターおよびポリマーフィルム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009196233A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Toray Ind Inc 筒型ポリマーフィルターおよびポリマーフィルム

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