JPH10233104A - 車輌用灯具 - Google Patents
車輌用灯具Info
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- JPH10233104A JPH10233104A JP9051030A JP5103097A JPH10233104A JP H10233104 A JPH10233104 A JP H10233104A JP 9051030 A JP9051030 A JP 9051030A JP 5103097 A JP5103097 A JP 5103097A JP H10233104 A JPH10233104 A JP H10233104A
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- lamp chamber
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- chamber
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- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 隣接する2つの灯室部のうちの一方が後方へ
突出するように形成された車輌用灯具において、従来の
車輌用灯具に比して灯具全体の奥行き寸法を小さくす
る。 【解決手段】 後方へ突出する第1灯室部16への光源
バルブ24の挿着を第2灯室部18側から行うととも
に、第2灯室部18への光源バルブ30の挿着を後方側
から行う構成とする。これにより、車体側部材であるリ
ヤインナパネル104との干渉に関して余裕のあるスペ
ースを有効活用した光源バルブ挿着構造を実現する。ま
た、各光源バルブ24、30用のソケット26、32か
ら延びるコード42、44の結線等の容易化も図る。
突出するように形成された車輌用灯具において、従来の
車輌用灯具に比して灯具全体の奥行き寸法を小さくす
る。 【解決手段】 後方へ突出する第1灯室部16への光源
バルブ24の挿着を第2灯室部18側から行うととも
に、第2灯室部18への光源バルブ30の挿着を後方側
から行う構成とする。これにより、車体側部材であるリ
ヤインナパネル104との干渉に関して余裕のあるスペ
ースを有効活用した光源バルブ挿着構造を実現する。ま
た、各光源バルブ24、30用のソケット26、32か
ら延びるコード42、44の結線等の容易化も図る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、隣接する2つの
灯室部を備えた車輌用灯具に関するものである。
灯室部を備えた車輌用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リアコンビネーションランプ等の車輌用
灯具は複数の灯室部を備えているが、これら各灯室部へ
の光源バルブの挿着は、通常その後方側から行われるよ
うになっている。そして、このような光源バルブ挿着構
造は、図6に示すように隣接する灯室部2および灯室部
4相互間で後方への突出量が異なる場合にも一律に採用
されている。
灯具は複数の灯室部を備えているが、これら各灯室部へ
の光源バルブの挿着は、通常その後方側から行われるよ
うになっている。そして、このような光源バルブ挿着構
造は、図6に示すように隣接する灯室部2および灯室部
4相互間で後方への突出量が異なる場合にも一律に採用
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、上記従来の
光源バルブ挿着構造においては、灯具全体の奥行き寸法
が大きくなり、車体側部材との干渉が生じやすくなる、
という問題がある。
光源バルブ挿着構造においては、灯具全体の奥行き寸法
が大きくなり、車体側部材との干渉が生じやすくなる、
という問題がある。
【0004】特に、他の灯室部よりも後方へ突出して形
成された灯室部は、一般にパワーが大きなものとなるの
で、該灯室部に挿着される光源バルブのソケットは大型
のものとなる傾向にあり、その分だけさらに灯具全体の
奥行き寸法が大きくなり、車体側部材との干渉が一層生
じやすくなる、という問題がある。
成された灯室部は、一般にパワーが大きなものとなるの
で、該灯室部に挿着される光源バルブのソケットは大型
のものとなる傾向にあり、その分だけさらに灯具全体の
奥行き寸法が大きくなり、車体側部材との干渉が一層生
じやすくなる、という問題がある。
【0005】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、隣接する2つの灯室部のうちの一方
が後方へ突出するように形成された車輌用灯具におい
て、灯具全体の奥行き寸法を小さくすることができる車
輌用灯具を提供することを目的とするものである。
れたものであって、隣接する2つの灯室部のうちの一方
が後方へ突出するように形成された車輌用灯具におい
て、灯具全体の奥行き寸法を小さくすることができる車
輌用灯具を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は、光源バルブ
の挿着方向に工夫を施すことにより、上記目的達成を図
るようにしたものである。
の挿着方向に工夫を施すことにより、上記目的達成を図
るようにしたものである。
【0007】すなわち、本願発明は、請求項1に記載し
たように、互いに隣接して形成された第1灯室部および
第2灯室部を備えてなり、上記第1灯室部が上記第2灯
室部よりも後方へ突出するように形成された車輌用灯具
において、上記第1灯室部への光源バルブの挿着が上記
第2灯室部側から行われるとともに、上記第2灯室部へ
の光源バルブの挿着が後方側から行われるように構成さ
れている、ことを特徴とするものである。
たように、互いに隣接して形成された第1灯室部および
第2灯室部を備えてなり、上記第1灯室部が上記第2灯
室部よりも後方へ突出するように形成された車輌用灯具
において、上記第1灯室部への光源バルブの挿着が上記
第2灯室部側から行われるとともに、上記第2灯室部へ
の光源バルブの挿着が後方側から行われるように構成さ
れている、ことを特徴とするものである。
【0008】上記「第1灯室部および第2灯室部」は、
上下方向に隣接して形成されたものであってもよいし、
左右方向に隣接して形成されたものであってもよい。
上下方向に隣接して形成されたものであってもよいし、
左右方向に隣接して形成されたものであってもよい。
【0009】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
係る車輌用灯具は、後方へ突出する第1灯室部への光源
バルブの挿着が第2灯室部側から行われるとともに、上
記第2灯室部への光源バルブの挿着が後方側から行われ
るように構成されているので、次のような作用効果を得
ることができる。
係る車輌用灯具は、後方へ突出する第1灯室部への光源
バルブの挿着が第2灯室部側から行われるとともに、上
記第2灯室部への光源バルブの挿着が後方側から行われ
るように構成されているので、次のような作用効果を得
ることができる。
【0010】すなわち、上記第1灯室部は上記第2灯室
部よりも後方へ突出しているので、上記第1灯室部の上
記第2灯室部側には、車体側部材との干渉に関して余裕
のあるスペース(以下「デッドスペース」という。)が
形成されるが、本願発明においては、このデッドスペー
スを有効活用し、上記第1灯室部への光源バルブの挿着
を上記第2灯室部側から行うようになっているので、灯
具全体の奥行き寸法が増大するのを防止することができ
る。なお、上記第2灯室部への光源バルブの挿着も上記
デッドスペースを利用して行われることとなる。
部よりも後方へ突出しているので、上記第1灯室部の上
記第2灯室部側には、車体側部材との干渉に関して余裕
のあるスペース(以下「デッドスペース」という。)が
形成されるが、本願発明においては、このデッドスペー
スを有効活用し、上記第1灯室部への光源バルブの挿着
を上記第2灯室部側から行うようになっているので、灯
具全体の奥行き寸法が増大するのを防止することができ
る。なお、上記第2灯室部への光源バルブの挿着も上記
デッドスペースを利用して行われることとなる。
【0011】このように、本願発明によれば、隣接する
2つの灯室部のうちの一方が後方へ突出するように形成
された車輌用灯具において、従来の車輌用灯具に比して
灯具全体の奥行き寸法を小さくすることができる。そし
て、これにより、灯具が車体側部材と干渉してしまうの
を効果的に防止することができる。
2つの灯室部のうちの一方が後方へ突出するように形成
された車輌用灯具において、従来の車輌用灯具に比して
灯具全体の奥行き寸法を小さくすることができる。そし
て、これにより、灯具が車体側部材と干渉してしまうの
を効果的に防止することができる。
【0012】しかも、本願発明においては、上記第1灯
室部および上記第2灯室部の各光源バルブ用のソケット
が近接配置されることとなるので、これら各ソケットか
ら延びるコードの結線が行いやすくなり、また、これら
各コードに必要以上の弛みが生じにくくなるので、上記
各灯室部に対する光源バルブの挿着作業も行いやすくな
る。
室部および上記第2灯室部の各光源バルブ用のソケット
が近接配置されることとなるので、これら各ソケットか
ら延びるコードの結線が行いやすくなり、また、これら
各コードに必要以上の弛みが生じにくくなるので、上記
各灯室部に対する光源バルブの挿着作業も行いやすくな
る。
【0013】この場合において、請求項2に記載したよ
うに、上記第1灯室部を構成するリフレクタにおける上
記第2灯室部側の部分が略前後方向に延びる立壁状に形
成されている場合には、上記第1灯室部の上記第2灯室
部側に十分なデッドスペースが確保可能となるので、上
記構成を採用することが特に効果的である。
うに、上記第1灯室部を構成するリフレクタにおける上
記第2灯室部側の部分が略前後方向に延びる立壁状に形
成されている場合には、上記第1灯室部の上記第2灯室
部側に十分なデッドスペースが確保可能となるので、上
記構成を採用することが特に効果的である。
【0014】また、請求項3に記載したように、上記リ
フレクタが、ランプボディの内側に配設されたインナリ
フレクタからなる場合には、上記第1灯室部は2重構造
になりその後方突出量が一層大きくなるので、上記構成
を採用することが特に効果的である。
フレクタが、ランプボディの内側に配設されたインナリ
フレクタからなる場合には、上記第1灯室部は2重構造
になりその後方突出量が一層大きくなるので、上記構成
を採用することが特に効果的である。
【0015】さらに、請求項4に記載したように、上記
第2灯室部を構成するリフレクタの反射面が、自由曲面
上に複数の反射面素子を形成することにより構成されて
いる場合には、該第2灯室部を薄型に形成することが可
能となり、上記デッドスペースをより大きく確保するこ
とができるので、上記構成を採用することが特に効果的
である。
第2灯室部を構成するリフレクタの反射面が、自由曲面
上に複数の反射面素子を形成することにより構成されて
いる場合には、該第2灯室部を薄型に形成することが可
能となり、上記デッドスペースをより大きく確保するこ
とができるので、上記構成を採用することが特に効果的
である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0017】図1は、本願発明の一実施形態に係る車輌
用灯具を示す正面図であり、図2、3、4は、そのII-I
I 線、III-III 線、IV-IV 線、の各断面図である。
用灯具を示す正面図であり、図2、3、4は、そのII-I
I 線、III-III 線、IV-IV 線、の各断面図である。
【0018】これらの図に示すように、本実施形態に係
る灯具10は、バックアップランプおよびテールランプ
の機能を有するリアコンビネーションランプであって、
接合レンズ12と、この接合レンズ12に溶着されたラ
ンプボディ14とにより、上下方向に配列された第1灯
室部16、第2灯室部18およびダミー灯室部20を形
成している。
る灯具10は、バックアップランプおよびテールランプ
の機能を有するリアコンビネーションランプであって、
接合レンズ12と、この接合レンズ12に溶着されたラ
ンプボディ14とにより、上下方向に配列された第1灯
室部16、第2灯室部18およびダミー灯室部20を形
成している。
【0019】上記第1灯室部16はバックアップランプ
用の灯室部であり、この第1灯室部16の下方に隣接し
て形成された第2灯室部18はテールランプ用の灯室部
であり、上記第1灯室部16の上方に隣接して形成され
たダミー灯室部20は装飾用の空間部である。
用の灯室部であり、この第1灯室部16の下方に隣接し
て形成された第2灯室部18はテールランプ用の灯室部
であり、上記第1灯室部16の上方に隣接して形成され
たダミー灯室部20は装飾用の空間部である。
【0020】上記第1灯室部16は、上記第2灯室部1
8および上記ダミー灯室部20よりも後方(灯具として
の後方であって車体としては前方、以下同様)へ突出す
るように形成されている。また、この第1灯室部16
は、上記ランプボディ14の内側にインナリフレクタ2
2が配設された2重構造となっており、これらランプボ
ディ14およびインナリフレクタ22の上下部分は、略
前後方向に延びる立壁14a、14bおよび22a、2
2bが形成されている。
8および上記ダミー灯室部20よりも後方(灯具として
の後方であって車体としては前方、以下同様)へ突出す
るように形成されている。また、この第1灯室部16
は、上記ランプボディ14の内側にインナリフレクタ2
2が配設された2重構造となっており、これらランプボ
ディ14およびインナリフレクタ22の上下部分は、略
前後方向に延びる立壁14a、14bおよび22a、2
2bが形成されている。
【0021】そして、この第1灯室部16用の光源バル
ブ24は、ソケット26に支持された状態で、上記第2
灯室部側すなわち下方側から該第1灯室部16内に挿着
されるようになっている。上記インナリフレクタ22の
立壁22bには、上記光源バルブ24を挿通させるバル
ブ挿入孔22cが形成されており、また、上記ランプボ
ディ14の立壁14bには、上記光源バルブ24を挿通
させるとともに上記ソケット26を回転係止するソケッ
ト係止孔14cが形成されている。
ブ24は、ソケット26に支持された状態で、上記第2
灯室部側すなわち下方側から該第1灯室部16内に挿着
されるようになっている。上記インナリフレクタ22の
立壁22bには、上記光源バルブ24を挿通させるバル
ブ挿入孔22cが形成されており、また、上記ランプボ
ディ14の立壁14bには、上記光源バルブ24を挿通
させるとともに上記ソケット26を回転係止するソケッ
ト係止孔14cが形成されている。
【0022】図3に示すように、上記インナリフレクタ
22の反射面22dは、縦縞状に区分けされた複数の帯
状のセグメントの各々に反射面素子22sが割り付けら
れてなり、上記光源バルブ24からの光を前方へ拡散反
射させるようになっている。また、上記ランプボディ1
4における上記インナリフレクタ22の後方部分は、該
インナリフレクタ22と微小間隔をおいて曲面状に形成
されている。そして、上記インナリフレクタ22は、そ
の反射面22dの裏面に設けられた係止片22eを上記
ランプボディ14に形成された係止孔14dに係止する
とともに、上記反射面22dの裏面の他の部分に設けら
れたボス22fに、上記ランプボディ14に形成された
ネジ挿通孔14eを介してネジ28を締め付けることに
より、上記ランプボディ14に固定されるようになって
いる。
22の反射面22dは、縦縞状に区分けされた複数の帯
状のセグメントの各々に反射面素子22sが割り付けら
れてなり、上記光源バルブ24からの光を前方へ拡散反
射させるようになっている。また、上記ランプボディ1
4における上記インナリフレクタ22の後方部分は、該
インナリフレクタ22と微小間隔をおいて曲面状に形成
されている。そして、上記インナリフレクタ22は、そ
の反射面22dの裏面に設けられた係止片22eを上記
ランプボディ14に形成された係止孔14dに係止する
とともに、上記反射面22dの裏面の他の部分に設けら
れたボス22fに、上記ランプボディ14に形成された
ネジ挿通孔14eを介してネジ28を締め付けることに
より、上記ランプボディ14に固定されるようになって
いる。
【0023】図2および4に示すように、上記第2灯室
部18においては、その後方側から光源バルブ30が挿
着されている。この第2灯室部18用の光源バルブ30
は、小型のウェッジベースバルブからなり、ソケット3
2を介して上記ランプボディ14に形成されたソケット
係止孔14fに回転係止されている。
部18においては、その後方側から光源バルブ30が挿
着されている。この第2灯室部18用の光源バルブ30
は、小型のウェッジベースバルブからなり、ソケット3
2を介して上記ランプボディ14に形成されたソケット
係止孔14fに回転係止されている。
【0024】この第2灯室部18も、上記光源バルブ3
0からの光を前方へ反射させるリフレクタを備えている
が、このリフレクタとしての機能は上記ランプボディ1
4が果たすようになっている。すなわち、この第2灯室
部18における上記ランプボディ14の内面は、所定の
自由曲面上に複数の反射面素子14sが光源バルブ30
を中心にしてループ状に形成されてなり、これにより上
記光源バルブ30からの光を前方へ拡散反射させる反射
面14gを構成している。
0からの光を前方へ反射させるリフレクタを備えている
が、このリフレクタとしての機能は上記ランプボディ1
4が果たすようになっている。すなわち、この第2灯室
部18における上記ランプボディ14の内面は、所定の
自由曲面上に複数の反射面素子14sが光源バルブ30
を中心にしてループ状に形成されてなり、これにより上
記光源バルブ30からの光を前方へ拡散反射させる反射
面14gを構成している。
【0025】図2に示すように、上記ダミー灯室部20
内には、上記ランプボディ14の内面に沿うようにして
インナレンズ34が設けられている。このインナレンズ
34の後面には、該ダミー灯室部20内の見映えを向上
させるためのダミーレンズステップ34sが形成されて
いる。
内には、上記ランプボディ14の内面に沿うようにして
インナレンズ34が設けられている。このインナレンズ
34の後面には、該ダミー灯室部20内の見映えを向上
させるためのダミーレンズステップ34sが形成されて
いる。
【0026】上記灯具10の背面図である図5に示すよ
うに、上記ランプボディ14の後面には、上記灯具10
を車体に取り付けるための3本のスタッドボルト36
と、その取付けの際に上記灯具10と車体側のリヤアウ
タパネル102との間に介装されるシートパッキング3
8(図2〜4参照)を押圧するための環状リブ40とが
形成されている。
うに、上記ランプボディ14の後面には、上記灯具10
を車体に取り付けるための3本のスタッドボルト36
と、その取付けの際に上記灯具10と車体側のリヤアウ
タパネル102との間に介装されるシートパッキング3
8(図2〜4参照)を押圧するための環状リブ40とが
形成されている。
【0027】図2〜4に示すように、上記リヤアウタパ
ネル102は、上記灯具10の周辺部においては上記接
合レンズ12と略面一となるように形成されているが、
上記灯具10の取付部分においては、該灯具10の後部
形状に沿って凹陥状に形成されており、その中央部分に
は上記灯具10の後部を挿入するための開口部102a
が形成されている。
ネル102は、上記灯具10の周辺部においては上記接
合レンズ12と略面一となるように形成されているが、
上記灯具10の取付部分においては、該灯具10の後部
形状に沿って凹陥状に形成されており、その中央部分に
は上記灯具10の後部を挿入するための開口部102a
が形成されている。
【0028】上記リヤアウタパネル102の後方側に
は、車体側のリヤインナパネル104が配設されてい
る。このリヤインナパネル104は、上記灯具10のラ
ンプボディ14における第1灯室部16の後端部よりも
僅かに後方に位置しており、該リヤインナパネル104
における上記第2灯室部18の後方側部分には開口部1
04aが形成されている。
は、車体側のリヤインナパネル104が配設されてい
る。このリヤインナパネル104は、上記灯具10のラ
ンプボディ14における第1灯室部16の後端部よりも
僅かに後方に位置しており、該リヤインナパネル104
における上記第2灯室部18の後方側部分には開口部1
04aが形成されている。
【0029】図5に示すように、上記各光源バルブ2
4、30を支持するソケット26、32から延びるコー
ド42、44は、バインダ46で束ねられた状態でコネ
クタ48に接続されている。このコネクタ48は、上記
ランプボディ14の後面に形成されたコネクタ係止片1
4hに係止されるようになっている。
4、30を支持するソケット26、32から延びるコー
ド42、44は、バインダ46で束ねられた状態でコネ
クタ48に接続されている。このコネクタ48は、上記
ランプボディ14の後面に形成されたコネクタ係止片1
4hに係止されるようになっている。
【0030】以上詳述したように、本実施形態に係る車
輌用灯具10は、後方へ突出する第1灯室部16への光
源バルブ24の挿着が第2灯室部18側から行われると
ともに、上記第2灯室部18への光源バルブ30の挿着
が後方側から行われるように構成されているので、次の
ような作用効果を得ることができる。
輌用灯具10は、後方へ突出する第1灯室部16への光
源バルブ24の挿着が第2灯室部18側から行われると
ともに、上記第2灯室部18への光源バルブ30の挿着
が後方側から行われるように構成されているので、次の
ような作用効果を得ることができる。
【0031】すなわち、上記第1灯室部16は上記第2
灯室部18よりも後方へ突出しているので、上記第1灯
室部16の上記第2灯室部18側にはデッドスペースす
なわち車体側のリヤインナパネル104との干渉に関し
て余裕のあるスペースが形成される。
灯室部18よりも後方へ突出しているので、上記第1灯
室部16の上記第2灯室部18側にはデッドスペースす
なわち車体側のリヤインナパネル104との干渉に関し
て余裕のあるスペースが形成される。
【0032】本実施形態においては、このデッドスペー
スを有効活用し、上記第1灯室部16への光源バルブ2
4の挿着を上記第2灯室部18側から行うようになって
いるので、灯具10全体の奥行き寸法が増大するのを防
止することができる。なお、上記第2灯室部18への光
源バルブ30の挿着も上記デッドスペースを利用して行
われることとなる。
スを有効活用し、上記第1灯室部16への光源バルブ2
4の挿着を上記第2灯室部18側から行うようになって
いるので、灯具10全体の奥行き寸法が増大するのを防
止することができる。なお、上記第2灯室部18への光
源バルブ30の挿着も上記デッドスペースを利用して行
われることとなる。
【0033】その際、本実施形態においては、上記第1
灯室部16を構成するインナリフレクタ22およびラン
プボディ14における上記第2灯室部18側の部分が、
略前後方向に延びる立壁22b、14bとして形成され
ているので、上記第1灯室部16の上記第2灯室部18
側に十分なデッドスペースを確保することができる。
灯室部16を構成するインナリフレクタ22およびラン
プボディ14における上記第2灯室部18側の部分が、
略前後方向に延びる立壁22b、14bとして形成され
ているので、上記第1灯室部16の上記第2灯室部18
側に十分なデッドスペースを確保することができる。
【0034】さらに、本実施形態においては、上記第2
灯室部18は、自由曲面上に複数の反射面素子14sが
形成されてなる反射面14gを有しており薄型に形成さ
れているので、上記デッドスペースをより大きく確保す
ることができる。
灯室部18は、自由曲面上に複数の反射面素子14sが
形成されてなる反射面14gを有しており薄型に形成さ
れているので、上記デッドスペースをより大きく確保す
ることができる。
【0035】このように、本実施形態によれば、隣接す
る2つの灯室部のうちの一方が後方へ突出するように形
成された車輌用灯具において、従来の車輌用灯具に比し
て灯具全体の奥行き寸法を小さくすることができる。そ
して、これにより、灯具が車体側部材と干渉してしまう
のを効果的に防止することができる。
る2つの灯室部のうちの一方が後方へ突出するように形
成された車輌用灯具において、従来の車輌用灯具に比し
て灯具全体の奥行き寸法を小さくすることができる。そ
して、これにより、灯具が車体側部材と干渉してしまう
のを効果的に防止することができる。
【0036】特に、本実施形態においては、上記第1灯
室部16の後部が、上記インナリフレクタ22およびそ
の後方側に配された上記ランプボディ14の2重構造で
形成されており、上記第1灯室部16の後方突出量が一
層大きくなるので、上記光源バルブ24の挿着を上記第
2灯室部18側から行うことが効果的である。
室部16の後部が、上記インナリフレクタ22およびそ
の後方側に配された上記ランプボディ14の2重構造で
形成されており、上記第1灯室部16の後方突出量が一
層大きくなるので、上記光源バルブ24の挿着を上記第
2灯室部18側から行うことが効果的である。
【0037】しかも、本実施形態においては、上記第1
灯室部16および上記第2灯室部1の各光源バルブ2
4、30用のソケット26、32が近接配置されている
ので、これら各ソケットから延びるコード42、44の
結線を容易に行うことができ、また、これら各コード4
2、44には不必要な弛みがほとんど生じていないの
で、上記各灯室部16、18に対する上記各光源バルブ
24、30の挿着作業も容易に行うことができる。
灯室部16および上記第2灯室部1の各光源バルブ2
4、30用のソケット26、32が近接配置されている
ので、これら各ソケットから延びるコード42、44の
結線を容易に行うことができ、また、これら各コード4
2、44には不必要な弛みがほとんど生じていないの
で、上記各灯室部16、18に対する上記各光源バルブ
24、30の挿着作業も容易に行うことができる。
【図1】本願発明の一実施形態に係る車輌用灯具を示す
正面図
正面図
【図2】図1のII-II 線断面図
【図3】図1のIII-III 線断面図
【図4】図1のIV-IV 線断面図
【図5】上記灯具を示す背面図
【図6】従来例を示す、図2と同様の図
10 灯具(リアコンビネーションランプ) 12 接合レンズ 14 ランプボディ(リフレクタ) 14a、14b 立壁 14c、14f ソケット係止孔 14g 反射面 14h コネクタ係止片 16 第1灯室部 18 第2灯室部 20 ダミー灯室部 22 インナリフレクタ(リフレクタ) 22c バルブ挿入孔 22a、22b 立壁 22d 反射面 22s 反射面素子 24、30 光源バルブ 26、32 ソケット 34 インナレンズ 34s ダミーレンズステップ 42、44 コード 46 バインダ 48 コネクタ 102 リヤアウタパネル 102a 開口部 104 リヤインナパネル 104a 開口部
Claims (4)
- 【請求項1】 互いに隣接して形成された第1灯室部お
よび第2灯室部を備えてなり、上記第1灯室部が上記第
2灯室部よりも後方へ突出するように形成された車輌用
灯具において、 上記第1灯室部への光源バルブの挿着が上記第2灯室部
側から行われるとともに、上記第2灯室部への光源バル
ブの挿着が後方側から行われるように構成されている、
ことを特徴とする車輌用灯具。 - 【請求項2】 上記第1灯室部が、上記光源バルブから
の光を前方へ反射させるリフレクタを備えており、該リ
フレクタにおける上記第2灯室部側の部分が略前後方向
に延びる立壁状に形成されている、ことを特徴とする請
求項1記載の車輌用灯具。 - 【請求項3】 上記リフレクタが、ランプボディの内側
に配設されたインナリフレクタからなる、ことを特徴と
する請求項1または2記載の車輌用灯具。 - 【請求項4】 上記第2灯室部が、上記光源バルブから
の光を前方へ反射させるリフレクタを備えており、該リ
フレクタの反射面が、自由曲面上に複数の反射面素子を
形成することにより構成されている、ことを特徴とする
請求項1〜3いずれか記載の車輌用灯具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9051030A JPH10233104A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 車輌用灯具 |
CN98103846A CN1073222C (zh) | 1997-02-19 | 1998-02-16 | 车辆用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9051030A JPH10233104A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 車輌用灯具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10233104A true JPH10233104A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12875422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9051030A Pending JPH10233104A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 車輌用灯具 |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JPH10233104A (ja) |
CN (1) | CN1073222C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011111029A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両の前部灯火器構造 |
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CN104590102A (zh) * | 2014-12-22 | 2015-05-06 | 芜湖市汽车产业技术研究院有限公司 | 一种汽车前置led位置转向灯 |
JP2019102230A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
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JP3256403B2 (ja) * | 1995-03-22 | 2002-02-12 | 株式会社小糸製作所 | 自動車用前照灯 |
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1997
- 1997-02-19 JP JP9051030A patent/JPH10233104A/ja active Pending
-
1998
- 1998-02-16 CN CN98103846A patent/CN1073222C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011111029A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両の前部灯火器構造 |
Also Published As
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CN1073222C (zh) | 2001-10-17 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060704 |