JPH10140820A - 仮設足場の開口部に設置するスライド式開閉扉 - Google Patents
仮設足場の開口部に設置するスライド式開閉扉Info
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- JPH10140820A JPH10140820A JP31708296A JP31708296A JPH10140820A JP H10140820 A JPH10140820 A JP H10140820A JP 31708296 A JP31708296 A JP 31708296A JP 31708296 A JP31708296 A JP 31708296A JP H10140820 A JPH10140820 A JP H10140820A
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- door
- temporary
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- closing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安全且つスムーズに開閉する。
【解決手段】 左右の扉部からなる両開き式のスライド
式開閉扉により仮設足場側の開口部を開閉すると共に、
左右の扉部の夫々を、複数枚の閉鎖扉3、3a…を連動し
て開閉方向にスライドする様に重層状に並設して構成
し、スライド閉鎖扉3、3a…の先端側に、仮設足場上面
を転動する地上走行体又は開口部の上方部に横架した梁
に対し移動自在な吊下走行体の一方又は両方を配設し、
隣接する閉鎖扉3、3a…において、一方の閉鎖扉3、3a
…の対向側に水平なガイドレールを、他方の閉鎖扉3、
3a…の対向側の基端側に、ガイドレールに転動自在なガ
イドローラーを夫々設けて、閉鎖扉3、3a…の先端側を
地上走行体及び/又は吊下走行体により、基端側をガイ
ドローラーを介してガイドレールにより夫々スライド自
在に支持して、閉鎖扉3、3a…の直進性及び安定性を良
好にする。
式開閉扉により仮設足場側の開口部を開閉すると共に、
左右の扉部の夫々を、複数枚の閉鎖扉3、3a…を連動し
て開閉方向にスライドする様に重層状に並設して構成
し、スライド閉鎖扉3、3a…の先端側に、仮設足場上面
を転動する地上走行体又は開口部の上方部に横架した梁
に対し移動自在な吊下走行体の一方又は両方を配設し、
隣接する閉鎖扉3、3a…において、一方の閉鎖扉3、3a
…の対向側に水平なガイドレールを、他方の閉鎖扉3、
3a…の対向側の基端側に、ガイドレールに転動自在なガ
イドローラーを夫々設けて、閉鎖扉3、3a…の先端側を
地上走行体及び/又は吊下走行体により、基端側をガイ
ドローラーを介してガイドレールにより夫々スライド自
在に支持して、閉鎖扉3、3a…の直進性及び安定性を良
好にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮設足場における
仮設エレベーターとの境界部に形成した開口部に設置す
る様にした仮設足場の開口部に設置するスライド式開閉
扉に関するものである。
仮設エレベーターとの境界部に形成した開口部に設置す
る様にした仮設足場の開口部に設置するスライド式開閉
扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、仮設足場における仮設エレベータ
ーとの境界部に形成した開口部に設置する開閉扉とし
て、枢着交叉した前後二段形成の杆体よりなる格子状杆
体の両側端部を、走行桿及び固定桿に昇降自在に装着し
たブラケットに枢着すると共に、走行桿の上端部に設け
た走行体を上レールに摺動自在に係合支持し、走行桿の
下端部に略門型のローラー受けを固定すると共に、該ロ
ーラー受けに下レールを走行するローラーを装着した伸
縮自在なアコーディオン式の開閉扉を使用していた。
ーとの境界部に形成した開口部に設置する開閉扉とし
て、枢着交叉した前後二段形成の杆体よりなる格子状杆
体の両側端部を、走行桿及び固定桿に昇降自在に装着し
たブラケットに枢着すると共に、走行桿の上端部に設け
た走行体を上レールに摺動自在に係合支持し、走行桿の
下端部に略門型のローラー受けを固定すると共に、該ロ
ーラー受けに下レールを走行するローラーを装着した伸
縮自在なアコーディオン式の開閉扉を使用していた。
【0003】しかし、上記アコーディオン式開閉扉にあ
っては、特に開放時には杆体間隔が徐々に狭くなるた
め、手指が挟まれて負傷する可能性が高く、而も杆体の
連結部位である枢着部分が風雨に曝され、動きが悪くな
って、開閉に支障を来してしまう可能性が高い欠点を有
していた。
っては、特に開放時には杆体間隔が徐々に狭くなるた
め、手指が挟まれて負傷する可能性が高く、而も杆体の
連結部位である枢着部分が風雨に曝され、動きが悪くな
って、開閉に支障を来してしまう可能性が高い欠点を有
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、安全且つス
ムーズに開閉することが出来る様にした仮設足場の開口
部に設置するスライド式開閉扉を提供せんとするもので
ある。
ムーズに開閉することが出来る様にした仮設足場の開口
部に設置するスライド式開閉扉を提供せんとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、アコーディオン式開閉扉にあっては、開放時
に手指が挟まれてしまう課題に鑑み、左右の扉部からな
る両開き式のスライド式開閉扉により開口部を開閉する
と共に、左右の扉部の夫々を複数枚の閉鎖扉を重層状に
並設すると共に、隣接する閉鎖扉を開閉方向に連動スラ
イドさせる様に構成したことによって、閉鎖扉相互間が
開閉過程時において狭まらない様にしている。
に基づく、アコーディオン式開閉扉にあっては、開放時
に手指が挟まれてしまう課題に鑑み、左右の扉部からな
る両開き式のスライド式開閉扉により開口部を開閉する
と共に、左右の扉部の夫々を複数枚の閉鎖扉を重層状に
並設すると共に、隣接する閉鎖扉を開閉方向に連動スラ
イドさせる様に構成したことによって、閉鎖扉相互間が
開閉過程時において狭まらない様にしている。
【0006】又、アコーディオン式開閉扉にあってはス
ムーズに開閉出来ない課題に鑑み、上記閉鎖扉の先端側
に、仮設足場上面を転動する地上走行体又は開口部の上
方部に横架した梁に対しスライド自在な吊下走行体の一
方又は両方を配設し、隣接する閉鎖扉において、一方の
閉鎖扉の対向側に水平なガイドレールを、他方の閉鎖扉
の対向側の基端側に、ガイドレールに転動自在なガイド
ローラーを夫々設けて、閉鎖扉の先端側を地上走行体又
は吊下走行体の一方又は両方により、基端側をガイドロ
ーラーを介してガイドレールにより夫々スライド自在に
支持することによって、閉鎖扉の直進性及びスライド時
の安定性を良好にする様にして、上記課題を解決せんと
したものである。
ムーズに開閉出来ない課題に鑑み、上記閉鎖扉の先端側
に、仮設足場上面を転動する地上走行体又は開口部の上
方部に横架した梁に対しスライド自在な吊下走行体の一
方又は両方を配設し、隣接する閉鎖扉において、一方の
閉鎖扉の対向側に水平なガイドレールを、他方の閉鎖扉
の対向側の基端側に、ガイドレールに転動自在なガイド
ローラーを夫々設けて、閉鎖扉の先端側を地上走行体又
は吊下走行体の一方又は両方により、基端側をガイドロ
ーラーを介してガイドレールにより夫々スライド自在に
支持することによって、閉鎖扉の直進性及びスライド時
の安定性を良好にする様にして、上記課題を解決せんと
したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明すると、1は仮設足場Aにおける仮設エレ
ベーターEと境界部に形成した開口部Wに設置するスラ
イド式開閉扉であり、該スライド式開閉扉1は開口部W
の左右両側に扉部2、2aを配設した両開き形式とすると
共に、左右の扉部2、2aの夫々は、内外方向に重層状に
並列配置した4枚の閉鎖扉3、3a、3b、3cにより構成し
ている。
基づいて説明すると、1は仮設足場Aにおける仮設エレ
ベーターEと境界部に形成した開口部Wに設置するスラ
イド式開閉扉であり、該スライド式開閉扉1は開口部W
の左右両側に扉部2、2aを配設した両開き形式とすると
共に、左右の扉部2、2aの夫々は、内外方向に重層状に
並列配置した4枚の閉鎖扉3、3a、3b、3cにより構成し
ている。
【0008】最も仮設エレベーターE側の第4の閉鎖扉
3cは、パネル体4cにおける仮設エレベーターE側、即ち
外方側の四隅部に固定具5、5a…を配設すると共に、該
固定具5、5a…で、開口部Wの側方に設けた一対の縦枠
6、6aを掴持して、開口部Wの側方に固定して、第4の
閉鎖扉3cを固定閉鎖扉3cとしている。
3cは、パネル体4cにおける仮設エレベーターE側、即ち
外方側の四隅部に固定具5、5a…を配設すると共に、該
固定具5、5a…で、開口部Wの側方に設けた一対の縦枠
6、6aを掴持して、開口部Wの側方に固定して、第4の
閉鎖扉3cを固定閉鎖扉3cとしている。
【0009】そして、残る第1、2、3の閉鎖扉3、3
a、3bはパネル体4、4a、4bと、該パネル体4、4a、4b
における閉鎖方向側、即ちパネル体4、4a、4bの先端側
に設けた走行柱体7、7a、7bにより構成し、かかる第
1、2、3の閉鎖扉3、3a、3bはその外方側の隣接する
第2、3、4の閉鎖扉3a、3b、3cに対しスライド自在と
成して、かかる第2、3、4の閉鎖扉3a、3b、3cをスラ
イド閉鎖扉3a、3b、3cとし、隣接するスライド閉鎖扉3
a、3b、3cが開閉方向に連動してスライドする様にして
いる。
a、3bはパネル体4、4a、4bと、該パネル体4、4a、4b
における閉鎖方向側、即ちパネル体4、4a、4bの先端側
に設けた走行柱体7、7a、7bにより構成し、かかる第
1、2、3の閉鎖扉3、3a、3bはその外方側の隣接する
第2、3、4の閉鎖扉3a、3b、3cに対しスライド自在と
成して、かかる第2、3、4の閉鎖扉3a、3b、3cをスラ
イド閉鎖扉3a、3b、3cとし、隣接するスライド閉鎖扉3
a、3b、3cが開閉方向に連動してスライドする様にして
いる。
【0010】又、パネル体4、4a…の夫々は、縦長矩形
状の外枠8内の上下部に上下ガイドレール9、10を、中
間部に横桟11を夫々架設し、上ガイドレール9は断面L
字状で、水平部材9aの仮設足場A側、即ち内方側の端縁
部より上方へ垂壁部材9bを連続形成し、又下ガイドレー
ル10は断面逆L字状で、水平部材10a の内方側の端縁部
より下方へ垂壁部材10b を連続形成している。
状の外枠8内の上下部に上下ガイドレール9、10を、中
間部に横桟11を夫々架設し、上ガイドレール9は断面L
字状で、水平部材9aの仮設足場A側、即ち内方側の端縁
部より上方へ垂壁部材9bを連続形成し、又下ガイドレー
ル10は断面逆L字状で、水平部材10a の内方側の端縁部
より下方へ垂壁部材10b を連続形成している。
【0011】又、上下ガイドレール9、10における水平
部材9a、10a の両端部は垂壁部材9b、10b より突出し、
上下ガイドレール9、10の先端側にストッパー12、12a
を、基端側にストッパー13、13a を夫々固設し、該スト
ッパー12、12a 、13、13a の夫々は垂壁部材9b、10b の
延長上に配置した垂直部14と、水平部材9a、10a への固
定部15と、水平部材9a、10a の両端側に配置した当接部
16により構成している。
部材9a、10a の両端部は垂壁部材9b、10b より突出し、
上下ガイドレール9、10の先端側にストッパー12、12a
を、基端側にストッパー13、13a を夫々固設し、該スト
ッパー12、12a 、13、13a の夫々は垂壁部材9b、10b の
延長上に配置した垂直部14と、水平部材9a、10a への固
定部15と、水平部材9a、10a の両端側に配置した当接部
16により構成している。
【0012】17、17a 、18、18a は外枠8内の四隅部に
配設した取付板であり、該取付板17、17a 、18、18a は
上下ガイドレール9、10における水平部材9a、10a の両
端部の外方端縁部に沿う様に固設すると共に、取付孔1
9、19a 、20、20a を貫設している。
配設した取付板であり、該取付板17、17a 、18、18a は
上下ガイドレール9、10における水平部材9a、10a の両
端部の外方端縁部に沿う様に固設すると共に、取付孔1
9、19a 、20、20a を貫設している。
【0013】21は外枠8の外方側に固設した金網体であ
り、該金網体21の四隅部に切欠部を設けて、取付板17、
17a 、18、18a に掛からない様にしている。
り、該金網体21の四隅部に切欠部を設けて、取付板17、
17a 、18、18a に掛からない様にしている。
【0014】22、22a は各パネル体4、4a…における閉
鎖方向側、即ち基端側の上下2隅部の取付板18、18a の
外側に装着したガイドローラーであり、該ガイドローラ
ー22、22a は外周面中央にガイド溝23、23a を刻設する
と共に、該ガイド溝23、23aを上下ガイドレール9、10
における垂壁部材9b、10b に嵌め込む様にしている。
鎖方向側、即ち基端側の上下2隅部の取付板18、18a の
外側に装着したガイドローラーであり、該ガイドローラ
ー22、22a は外周面中央にガイド溝23、23a を刻設する
と共に、該ガイド溝23、23aを上下ガイドレール9、10
における垂壁部材9b、10b に嵌め込む様にしている。
【0015】又、パネル体4、4a、4bの先端側の走行柱
体7、7a、7bの夫々は、一対の支柱30、30a の下端部に
地上走行体31、31a を配設し、支柱30、30a 上端部間に
上方連結板32を、地上走行体31、31a 間に下方連結板32
a を夫々架設して、一対の支柱30、30a 間に所定寸法の
間隔を設けている。
体7、7a、7bの夫々は、一対の支柱30、30a の下端部に
地上走行体31、31a を配設し、支柱30、30a 上端部間に
上方連結板32を、地上走行体31、31a 間に下方連結板32
a を夫々架設して、一対の支柱30、30a 間に所定寸法の
間隔を設けている。
【0016】尚、一対の支柱30、30a の間隔は、3枚の
パネル体4、4a、4bがスライド可能な寸法に設定し、最
内方の第1の閉鎖扉3におけるパネル体4は走行柱体7
の支柱30側に、その外方側の第2の閉鎖扉3aにおけるパ
ネル体4aは走行柱体7aの支柱30、30a 間中央に、その外
方の第3の閉鎖扉3bにおけるパネル体4bは走行柱体7bの
支柱30a 側に夫々配置している。
パネル体4、4a、4bがスライド可能な寸法に設定し、最
内方の第1の閉鎖扉3におけるパネル体4は走行柱体7
の支柱30側に、その外方側の第2の閉鎖扉3aにおけるパ
ネル体4aは走行柱体7aの支柱30、30a 間中央に、その外
方の第3の閉鎖扉3bにおけるパネル体4bは走行柱体7bの
支柱30a 側に夫々配置している。
【0017】第2の閉鎖扉3aにおいて、パネル体4aと走
行柱体7aにおける内方側の支柱30間に、第2の閉鎖扉3a
より内方側の第1の閉鎖扉3におけるパネル体4が通過
可能な間隙部Sを形成すると共に、第3の閉鎖扉3bにお
いて、パネル体4bと走行柱体7bにおける内方側の支柱30
間に、第3のパネル体4bより内方側の第1、2の閉鎖扉
3、3aにおけるパネル体4、4aが通過可能な間隙部Saを
形成している。
行柱体7aにおける内方側の支柱30間に、第2の閉鎖扉3a
より内方側の第1の閉鎖扉3におけるパネル体4が通過
可能な間隙部Sを形成すると共に、第3の閉鎖扉3bにお
いて、パネル体4bと走行柱体7bにおける内方側の支柱30
間に、第3のパネル体4bより内方側の第1、2の閉鎖扉
3、3aにおけるパネル体4、4aが通過可能な間隙部Saを
形成している。
【0018】33、33a はパネル体4と走行柱体7におけ
る仮設足場A側、即ち内方側の支柱30との連結杆であ
り、該連結杆33、33a はボルト34、34a 、該ボルト34、
34a の中間部に外嵌する細長筒状の間隔保持体35、35a
及びボルト34、34a に螺嵌するナット36、36a により構
成し、ボルト34、34a をパネル体4の先端側の上下2隅
部の取付板17、17a 外方より取付孔19、19a を貫通させ
て間隔保持体35、35a 内に挿通すると共に、支柱30の上
下端側に形成した固定孔37、37a に挿通し、かかるボル
ト34、34a の突端部にナット36、36a を螺嵌し、パネル
体4を走行柱体7に固定して閉鎖扉3と成している。
る仮設足場A側、即ち内方側の支柱30との連結杆であ
り、該連結杆33、33a はボルト34、34a 、該ボルト34、
34a の中間部に外嵌する細長筒状の間隔保持体35、35a
及びボルト34、34a に螺嵌するナット36、36a により構
成し、ボルト34、34a をパネル体4の先端側の上下2隅
部の取付板17、17a 外方より取付孔19、19a を貫通させ
て間隔保持体35、35a 内に挿通すると共に、支柱30の上
下端側に形成した固定孔37、37a に挿通し、かかるボル
ト34、34a の突端部にナット36、36a を螺嵌し、パネル
体4を走行柱体7に固定して閉鎖扉3と成している。
【0019】38、38a は走行柱体7aにおける上方連結板
32の下面及び下方連結板32a の上面に固設したL形板状
の固定体であり、該固定体38、38a の先端側に固定孔3
9、39a を形成し、パネル体4aの先端側の上下2隅部の
取付板17、17a と固定体38、38a の固定孔39、39a を合
致させてボルト40、40a を挿通すると共に、その突端部
にナット41、41a を螺嵌し、パネル体4aを走行柱体7aに
固定して閉鎖扉3aと成している。
32の下面及び下方連結板32a の上面に固設したL形板状
の固定体であり、該固定体38、38a の先端側に固定孔3
9、39a を形成し、パネル体4aの先端側の上下2隅部の
取付板17、17a と固定体38、38a の固定孔39、39a を合
致させてボルト40、40a を挿通すると共に、その突端部
にナット41、41a を螺嵌し、パネル体4aを走行柱体7aに
固定して閉鎖扉3aと成している。
【0020】42、42a はパネル体4bと走行柱体7bにおけ
る外方側の支柱30a との連結杆であり、該連結杆42、42
a はボルト43、43a 、該ボルト43、43a の中間部に外嵌
する細長筒状の間隔保持体44、44a 及びボルト43、43a
に螺嵌するナット45、45a により構成し、ボルト34、34
a をパネル体4bの先端側の上下2隅部の取付板17、17a
内方より取付孔19、19a を貫通させて間隔保持体44、44
a 内に挿通すると共に、支柱30a の上下端側に形成した
固定孔46、46a に挿通し、かかるボルト43、43a の突端
部にナット45、45a を螺嵌し、パネル体4bを走行柱体7b
に固定して閉鎖扉3bと成している。
る外方側の支柱30a との連結杆であり、該連結杆42、42
a はボルト43、43a 、該ボルト43、43a の中間部に外嵌
する細長筒状の間隔保持体44、44a 及びボルト43、43a
に螺嵌するナット45、45a により構成し、ボルト34、34
a をパネル体4bの先端側の上下2隅部の取付板17、17a
内方より取付孔19、19a を貫通させて間隔保持体44、44
a 内に挿通すると共に、支柱30a の上下端側に形成した
固定孔46、46a に挿通し、かかるボルト43、43a の突端
部にナット45、45a を螺嵌し、パネル体4bを走行柱体7b
に固定して閉鎖扉3bと成している。
【0021】尚、図1において、走行柱体7、7a、7bの
下端部に地上走行体31、31a だけを配設しているが、図
14に示す様に、スライド閉鎖扉3、3a、3bを梁Hに吊
り下げて走行させるために、走行柱体7、7a、7bの上端
部に吊下走行体50、50a 、50b だけを配設したり、図1
5に示す様に、吊下走行体50、50a 、50b 及び地上走行
体31、31a の両方を配設しても良く、吊下走行体50、50
a 、50b の夫々は、上方連結板32の上方に配設して両下
端部を支柱30、30a に固設した略門形状のベース枠51
と、該ベース枠51の上面中央部に立設した吊下板52と、
該吊下板52の上下端側に装着した一対のローラー53、53
a により構成し、上方のローラー53は吊下板52の上端側
に形成した下方開口状の収容部54内に、下方のローラー
53a は吊下板52の下端側に形成した上方開口状の収容部
54a 内に回動自在に配設している。
下端部に地上走行体31、31a だけを配設しているが、図
14に示す様に、スライド閉鎖扉3、3a、3bを梁Hに吊
り下げて走行させるために、走行柱体7、7a、7bの上端
部に吊下走行体50、50a 、50b だけを配設したり、図1
5に示す様に、吊下走行体50、50a 、50b 及び地上走行
体31、31a の両方を配設しても良く、吊下走行体50、50
a 、50b の夫々は、上方連結板32の上方に配設して両下
端部を支柱30、30a に固設した略門形状のベース枠51
と、該ベース枠51の上面中央部に立設した吊下板52と、
該吊下板52の上下端側に装着した一対のローラー53、53
a により構成し、上方のローラー53は吊下板52の上端側
に形成した下方開口状の収容部54内に、下方のローラー
53a は吊下板52の下端側に形成した上方開口状の収容部
54a 内に回動自在に配設している。
【0022】そして、開口部Wの上方に横架した梁Hの
上下端縁部に対しローラー53、53aが転動する様にスラ
イド閉鎖扉3、3a、3bをセットして、梁Hに対しスライ
ド閉鎖扉3、3a、3bを開閉方向にスライド自在と成して
いる。
上下端縁部に対しローラー53、53aが転動する様にスラ
イド閉鎖扉3、3a、3bをセットして、梁Hに対しスライ
ド閉鎖扉3、3a、3bを開閉方向にスライド自在と成して
いる。
【0023】図面上、55、55a は閉鎖扉3における走行
柱体7の内外側面中間部に設けた把手である。
柱体7の内外側面中間部に設けた把手である。
【0024】尚、本実施例において4枚の閉鎖扉3、3
a、3b、3cにより構成しているが、かかる枚数に何ら限
定せず、要するに2枚以上であれば良く、この場合、図
示はしないが、第1の閉鎖扉3を除く閉鎖扉3a、3b…に
おいて、パネル体4a、4b…と走行柱体7a、7b…における
内方側の支柱30間に、当該閉鎖扉3a、3b…より内方側の
全ての閉鎖扉3、3a…におけるパネル体4、4a…が通過
可能な間隙部S、Sa…を形成し、又スライド自在な閉鎖
扉3、3a…におけるパネル体4、4a…と走行柱体7a、7b
…は、最内外側のものにおいては連結杆により支柱30、
30a に、それらの間のものにおいては上下方連結板32、
32a に固設したL形板状の固定体に固定している。
a、3b、3cにより構成しているが、かかる枚数に何ら限
定せず、要するに2枚以上であれば良く、この場合、図
示はしないが、第1の閉鎖扉3を除く閉鎖扉3a、3b…に
おいて、パネル体4a、4b…と走行柱体7a、7b…における
内方側の支柱30間に、当該閉鎖扉3a、3b…より内方側の
全ての閉鎖扉3、3a…におけるパネル体4、4a…が通過
可能な間隙部S、Sa…を形成し、又スライド自在な閉鎖
扉3、3a…におけるパネル体4、4a…と走行柱体7a、7b
…は、最内外側のものにおいては連結杆により支柱30、
30a に、それらの間のものにおいては上下方連結板32、
32a に固設したL形板状の固定体に固定している。
【0025】60はロック装置であり、該ロック装置60は
左扉部2における最も仮設足場A側の第1の閉鎖扉3に
配設したロック装置本体61と、右扉部2aにおける最も仮
設足場A側の第1の閉鎖扉3に設けた掛止桿61a と、後
述する仮設エレベーターEの停止確認スイッチ82により
構成し、ロック装置本体61は矩形筒状にして横置き状の
ケーシング62と、該ケーシング62内に配設した閉鎖確認
スイッチ63及びロック機構部64により構成している。
左扉部2における最も仮設足場A側の第1の閉鎖扉3に
配設したロック装置本体61と、右扉部2aにおける最も仮
設足場A側の第1の閉鎖扉3に設けた掛止桿61a と、後
述する仮設エレベーターEの停止確認スイッチ82により
構成し、ロック装置本体61は矩形筒状にして横置き状の
ケーシング62と、該ケーシング62内に配設した閉鎖確認
スイッチ63及びロック機構部64により構成している。
【0026】ケーシング62の両端面は開口部65、65a
で、一端側の開口部65、65a の開口縁部における上下部
に、右扉部2aにおける掛止桿61a が嵌まり込む円弧状の
切欠66、66a を形成して、ケーシング62の一端面に上下
方向にわたる掛止桿接合部67を凹設し、又ケーシング62
の背面側に固定具68を固設している。
で、一端側の開口部65、65a の開口縁部における上下部
に、右扉部2aにおける掛止桿61a が嵌まり込む円弧状の
切欠66、66a を形成して、ケーシング62の一端面に上下
方向にわたる掛止桿接合部67を凹設し、又ケーシング62
の背面側に固定具68を固設している。
【0027】ケーシング62内の上部に設けた閉鎖確認ス
イッチ63は、掛止桿接合部67内に嵌入状態で「ON」状
態に、未嵌入状態で「OFF」状態になるものにして、
スイッチ杆69の先端側を掛止桿接合部67側に突出させる
と共に、確実に「ON」状態になる様に掛止桿接合部67
の中心に対し一側方に偏在させ、かかるスイッチ杆69は
「OFF」状態の位置側へ付勢されており、又スイッチ
杆69の先端部に回転自在なローラー70を設けている。
イッチ63は、掛止桿接合部67内に嵌入状態で「ON」状
態に、未嵌入状態で「OFF」状態になるものにして、
スイッチ杆69の先端側を掛止桿接合部67側に突出させる
と共に、確実に「ON」状態になる様に掛止桿接合部67
の中心に対し一側方に偏在させ、かかるスイッチ杆69は
「OFF」状態の位置側へ付勢されており、又スイッチ
杆69の先端部に回転自在なローラー70を設けている。
【0028】そして、閉鎖確認スイッチ63が「ON」状
態、即ち掛止桿61a が掛止桿接合部67内に嵌入状態であ
れば、仮設エレベーターEを昇降可能な状態にすると共
に、閉鎖確認スイッチ63が「OFF」状態、即ち掛止桿
61a が掛止桿接合部67内に未嵌入状態であれば、仮設エ
レベーターEを昇降ボタン(図示せず)を押しても停止
状態のままとする様に制御している。
態、即ち掛止桿61a が掛止桿接合部67内に嵌入状態であ
れば、仮設エレベーターEを昇降可能な状態にすると共
に、閉鎖確認スイッチ63が「OFF」状態、即ち掛止桿
61a が掛止桿接合部67内に未嵌入状態であれば、仮設エ
レベーターEを昇降ボタン(図示せず)を押しても停止
状態のままとする様に制御している。
【0029】ケーシング62内の下部に設けたロック機構
部64は、後述する掛止桿61a より若干大径な円弧状の凹
部71を設けた略三日月形のロック爪72と、該ロック爪72
を水平様自在と成す駆動部73により構成している。
部64は、後述する掛止桿61a より若干大径な円弧状の凹
部71を設けた略三日月形のロック爪72と、該ロック爪72
を水平様自在と成す駆動部73により構成している。
【0030】ロック爪72はケーシング62内の一端側に設
けた、先端縁側に掛止桿接合部67に対応する様な円弧状
の切欠66b を設けた基板75上に配置し、ロック爪72は凹
部71の縁部が切欠66b に略合致する様にし、且つ基端部
を基板75に枢着して、ロック爪72の先端部が掛止桿接合
部67の開口側の側部より出没可能にして、施錠時にロッ
ク爪72の先端側を、掛止桿接合部67に嵌入状態の後述す
る掛止桿61a における掛止桿接合部67の開口部側に回り
込ませる様にしている。
けた、先端縁側に掛止桿接合部67に対応する様な円弧状
の切欠66b を設けた基板75上に配置し、ロック爪72は凹
部71の縁部が切欠66b に略合致する様にし、且つ基端部
を基板75に枢着して、ロック爪72の先端部が掛止桿接合
部67の開口側の側部より出没可能にして、施錠時にロッ
ク爪72の先端側を、掛止桿接合部67に嵌入状態の後述す
る掛止桿61a における掛止桿接合部67の開口部側に回り
込ませる様にしている。
【0031】又、ロック爪72の先端外側部に掛止突部76
を一体突設すると共に、該掛止突部76に対応するストッ
パー76a を基板75上に突設し、施錠時において揺動状態
のロック爪72が、掛止突部76がストッパー76a に当接す
ることにより停止する様にしている。
を一体突設すると共に、該掛止突部76に対応するストッ
パー76a を基板75上に突設し、施錠時において揺動状態
のロック爪72が、掛止突部76がストッパー76a に当接す
ることにより停止する様にしている。
【0032】駆動部73は、後述する停止確認スイッチ82
又は閉鎖確認スイッチ63が「ON」状態になると作動し
て解施錠する様にロック爪72を正逆揺動させるものにし
て、具体的には通電によりアマチュア77を後退させるソ
レノイド78と、該ソレノイド78におけるアマチュア77先
端に基端部を、ロック爪72の中間部先端側寄りに先端部
を枢着した連杆74と、遮電状態のソレノイド78における
アマチュア77の前進手段により構成している。
又は閉鎖確認スイッチ63が「ON」状態になると作動し
て解施錠する様にロック爪72を正逆揺動させるものにし
て、具体的には通電によりアマチュア77を後退させるソ
レノイド78と、該ソレノイド78におけるアマチュア77先
端に基端部を、ロック爪72の中間部先端側寄りに先端部
を枢着した連杆74と、遮電状態のソレノイド78における
アマチュア77の前進手段により構成している。
【0033】又、連杆74はネジ杆で、ケーシング62内に
固定したL型板79の立上部79a を貫通し、かかる連杆74
先端側寄りにナット状のバネ受け80を螺嵌し、又アマチ
ュア77の前進手段は、バネ受け80とL型板79間に対応す
る連杆74中間部に外嵌配設した復帰バネ81としている。
固定したL型板79の立上部79a を貫通し、かかる連杆74
先端側寄りにナット状のバネ受け80を螺嵌し、又アマチ
ュア77の前進手段は、バネ受け80とL型板79間に対応す
る連杆74中間部に外嵌配設した復帰バネ81としている。
【0034】そして、解錠時は、ソレノイド78への通電
によりアマチュア77を後退させて、連杆74を介してロッ
ク爪72が逆揺動して、該ロック爪72の先端側が没入する
と共に、復帰バネ81を圧縮状態とし、施錠時に、ソレノ
イド78への通電を遮断して、圧縮状態の復帰バネ81の弾
性復元力によりバネ受け80、連杆74を介してロック爪72
が正揺動すると共に、アマチュア77を前進させる様にし
ている。
によりアマチュア77を後退させて、連杆74を介してロッ
ク爪72が逆揺動して、該ロック爪72の先端側が没入する
と共に、復帰バネ81を圧縮状態とし、施錠時に、ソレノ
イド78への通電を遮断して、圧縮状態の復帰バネ81の弾
性復元力によりバネ受け80、連杆74を介してロック爪72
が正揺動すると共に、アマチュア77を前進させる様にし
ている。
【0035】尚、駆動部73のストロークがロック爪72の
正逆揺動に合致したものであれば、掛止突部76及びスト
ッパー76a はなくても良い。
正逆揺動に合致したものであれば、掛止突部76及びスト
ッパー76a はなくても良い。
【0036】82は仮設エレベーターEの停止を確認する
ために仮設足場Aに設けた停止確認スイッチであり、該
停止確認スイッチ82は所定時間「ON」状態のままであ
れば、ロック装置本体61による施錠状態を解除する、即
ち解錠する様に制御して、仮設エレベーターEの通過時
に通過階の停止確認スイッチ82が瞬間的に「ON」状態
になって直ぐに「OFF」状態になっても、該当階のロ
ック装置本体61による施錠状態を解除しない様にしてい
る。
ために仮設足場Aに設けた停止確認スイッチであり、該
停止確認スイッチ82は所定時間「ON」状態のままであ
れば、ロック装置本体61による施錠状態を解除する、即
ち解錠する様に制御して、仮設エレベーターEの通過時
に通過階の停止確認スイッチ82が瞬間的に「ON」状態
になって直ぐに「OFF」状態になっても、該当階のロ
ック装置本体61による施錠状態を解除しない様にしてい
る。
【0037】尚、仮設エレベーターEの停止により停止
確認スイッチ82が「ON」状態になると、停止階のロッ
ク装置本体61による施錠状態は解除されるが、その他の
階の停止確認スイッチ82が偶発的に「ON」状態になっ
ても、該当階のロック装置本体61による施錠状態は解除
されずにそのまま維持する様に制御している。
確認スイッチ82が「ON」状態になると、停止階のロッ
ク装置本体61による施錠状態は解除されるが、その他の
階の停止確認スイッチ82が偶発的に「ON」状態になっ
ても、該当階のロック装置本体61による施錠状態は解除
されずにそのまま維持する様に制御している。
【0038】又、上記実施例における停止確認スイッチ
82は所定時間「ON」状態のままであれば、ロック装置
本体61による施錠状態を解除する様にしているが、かか
る形式に限定せず、例えば複数のスイッチを設けると共
にその全てが「ON」状態になると施錠状態を解除する
など、要するに仮設エレベーターEの停止又は通過を確
認し、停止時にのみロック装置本体61による施錠状態を
解除可能にしたものであれば良い。
82は所定時間「ON」状態のままであれば、ロック装置
本体61による施錠状態を解除する様にしているが、かか
る形式に限定せず、例えば複数のスイッチを設けると共
にその全てが「ON」状態になると施錠状態を解除する
など、要するに仮設エレベーターEの停止又は通過を確
認し、停止時にのみロック装置本体61による施錠状態を
解除可能にしたものであれば良い。
【0039】又、ロック装置本体61は、左扉部2側の閉
鎖扉3における走行柱体7の支柱30、30a 間に垂設した
取付桿91に固定具68により固定すると共に、掛止桿接合
部67が右扉部2a側の閉鎖扉3における走行柱体7の支柱
30、30a 間に垂設した掛止桿61a に対向する様にしてい
る。
鎖扉3における走行柱体7の支柱30、30a 間に垂設した
取付桿91に固定具68により固定すると共に、掛止桿接合
部67が右扉部2a側の閉鎖扉3における走行柱体7の支柱
30、30a 間に垂設した掛止桿61a に対向する様にしてい
る。
【0040】又、ロック装置60の他の実施例にあって
は、ロック装置本体61、掛止桿61a 、、停止確認スイッ
チ82、ロック装置本体61の解除装置99及び該解除装置99
を作動させる解除スイッチ100 により構成し、該解除ス
イッチ100 は開口部Wの一側方にして仮設足場Aの外側
に配設し、仮設エレベーターEの停止により停止確認ス
イッチ82が「ON」状態で解除スイッチ100 を押さない
と、ロック装置本体61が解除作動しない様に制御しても
良い。
は、ロック装置本体61、掛止桿61a 、、停止確認スイッ
チ82、ロック装置本体61の解除装置99及び該解除装置99
を作動させる解除スイッチ100 により構成し、該解除ス
イッチ100 は開口部Wの一側方にして仮設足場Aの外側
に配設し、仮設エレベーターEの停止により停止確認ス
イッチ82が「ON」状態で解除スイッチ100 を押さない
と、ロック装置本体61が解除作動しない様に制御しても
良い。
【0041】尚、停電などの事故が発生した場合のロッ
ク装置本体61の強制解錠手段92として、ケーシング62の
他端側内に揺動自在なレバー93を設け、該レバー93と駆
動部73におけるソレノイド78のアマチュア77とをリンク
機構94を介して連結し、且つケーシング62の他端側面に
開閉自在な扉部95を設け、該扉部95を開けてレバー93を
倒すことにより、アマチュア77を強制的に後退させて解
錠する様にしても良い。
ク装置本体61の強制解錠手段92として、ケーシング62の
他端側内に揺動自在なレバー93を設け、該レバー93と駆
動部73におけるソレノイド78のアマチュア77とをリンク
機構94を介して連結し、且つケーシング62の他端側面に
開閉自在な扉部95を設け、該扉部95を開けてレバー93を
倒すことにより、アマチュア77を強制的に後退させて解
錠する様にしても良い。
【0042】又、強制解錠手段92は上記構成に限定せ
ず、例えば備付けの鍵(図示せず)をロック装置本体61
の鍵穴(図示せず)に差し込んで回すと、ロック装置本
体61が解錠作動する様にしても良い。
ず、例えば備付けの鍵(図示せず)をロック装置本体61
の鍵穴(図示せず)に差し込んで回すと、ロック装置本
体61が解錠作動する様にしても良い。
【0043】次に本発明に係る仮設足場における仮設エ
レベーターへの開口部に設置するスライド式開閉扉の作
用について説明すると、閉鎖状態且つ解錠状態のスライ
ド式開閉扉1を開放するには、仮設エレベーターE側又
は仮設足場A側から閉鎖扉3の把手55、55a を持って、
閉鎖扉3を開放方向へスライドさせると、かかる第1の
閉鎖扉3におけるガイドローラー22、22a が第2の閉鎖
扉3aにおける上下ガイドレール9、10に対し転動して基
端側のストッパー13、13a に当接するか、或いは第1、
2の閉鎖扉3、3aにおける走行柱体7、7a同志が当接し
て、第2の閉鎖扉3aが第1の閉鎖扉3と共にスライドす
る。
レベーターへの開口部に設置するスライド式開閉扉の作
用について説明すると、閉鎖状態且つ解錠状態のスライ
ド式開閉扉1を開放するには、仮設エレベーターE側又
は仮設足場A側から閉鎖扉3の把手55、55a を持って、
閉鎖扉3を開放方向へスライドさせると、かかる第1の
閉鎖扉3におけるガイドローラー22、22a が第2の閉鎖
扉3aにおける上下ガイドレール9、10に対し転動して基
端側のストッパー13、13a に当接するか、或いは第1、
2の閉鎖扉3、3aにおける走行柱体7、7a同志が当接し
て、第2の閉鎖扉3aが第1の閉鎖扉3と共にスライドす
る。
【0044】次に、第2の閉鎖扉3aと同様にして、第3
の閉鎖扉3bがスライドし、最終的に第3の閉鎖扉3bにお
けるガイドローラー22、22a が第4の閉鎖扉3cにおける
上下ガイドレール9、10の基端側のストッパー13、13a
に当接するか、或いは第3、4の閉鎖扉3b、3cにおける
走行柱体7b、7c同志が当接して、第1、2、3の閉鎖扉
3、3a、3bが第4の閉鎖扉3cの内側で重層状態になって
停止し、開口部Wが完全開放状態になる。
の閉鎖扉3bがスライドし、最終的に第3の閉鎖扉3bにお
けるガイドローラー22、22a が第4の閉鎖扉3cにおける
上下ガイドレール9、10の基端側のストッパー13、13a
に当接するか、或いは第3、4の閉鎖扉3b、3cにおける
走行柱体7b、7c同志が当接して、第1、2、3の閉鎖扉
3、3a、3bが第4の閉鎖扉3cの内側で重層状態になって
停止し、開口部Wが完全開放状態になる。
【0045】又、開放状態のスライド式開閉扉1を閉鎖
するには、第1の閉鎖扉3の把手55、55a を持って、第
1の閉鎖扉3を閉鎖方向へスライドさせると、かかる第
1の閉鎖扉3におけるガイドローラー22、22a が第2の
閉鎖扉3aにおける上下ガイドレール9、10に対し転動し
て先端側のストッパー12、12a に当接して、第2の閉鎖
扉3aが第1の閉鎖扉3と共にスライドする。
するには、第1の閉鎖扉3の把手55、55a を持って、第
1の閉鎖扉3を閉鎖方向へスライドさせると、かかる第
1の閉鎖扉3におけるガイドローラー22、22a が第2の
閉鎖扉3aにおける上下ガイドレール9、10に対し転動し
て先端側のストッパー12、12a に当接して、第2の閉鎖
扉3aが第1の閉鎖扉3と共にスライドする。
【0046】次に、第2の閉鎖扉3aと同様にして、第3
の閉鎖扉3bがスライドし、最終的に第3の閉鎖扉3bにお
けるガイドローラー22、22a が第4の閉鎖扉3cにおける
上下ガイドレール9、10の先端側のストッパー12、12a
に当接するか、左右の扉部2、2aの第1の閉鎖扉3同志
が開口部Wの中央側で当接して、第1、2、3の閉鎖扉
3、3a、3bが停止し、スライド式開閉扉1で開口部Wを
完全閉鎖状態にすると、ロック装置60により施錠状態に
なる。
の閉鎖扉3bがスライドし、最終的に第3の閉鎖扉3bにお
けるガイドローラー22、22a が第4の閉鎖扉3cにおける
上下ガイドレール9、10の先端側のストッパー12、12a
に当接するか、左右の扉部2、2aの第1の閉鎖扉3同志
が開口部Wの中央側で当接して、第1、2、3の閉鎖扉
3、3a、3bが停止し、スライド式開閉扉1で開口部Wを
完全閉鎖状態にすると、ロック装置60により施錠状態に
なる。
【0047】又、スライド式開閉扉1の開閉時におい
て、ロック装置本体61はスライド開閉扉1の開放時に
は、仮設エレベーターEは停止状態であるため、停止確
認スイッチ82は「ON」、スライド開閉扉1の閉鎖確認
スイッチ63は「OFF」、ロック機構部64は解除状態で
あり、このままでは仮設エレベーターEは昇降ボタン
(図示せず)を押しても昇降しない。
て、ロック装置本体61はスライド開閉扉1の開放時に
は、仮設エレベーターEは停止状態であるため、停止確
認スイッチ82は「ON」、スライド開閉扉1の閉鎖確認
スイッチ63は「OFF」、ロック機構部64は解除状態で
あり、このままでは仮設エレベーターEは昇降ボタン
(図示せず)を押しても昇降しない。
【0048】そして、左右の扉部2、2aを閉鎖方向にス
ライドさせて、ロック装置本体61の掛止桿接合部67に掛
止桿61a が嵌入すると、同時に閉鎖確認スイッチ63が
「ON」状態になり、ロック機構部64における駆動部7
3、即ちソレノイド78への通電が遮断されて圧縮状態の
復帰バネ81の弾性復元力によって、連杆74を介してロッ
ク爪72がその基端部を中心に正揺動して復帰すると共に
アマチュア77が追従し前方突出して、ロック爪72の先端
側が掛止桿接合部67の開口部側方より突出して掛止桿61
a に掛止し、スライド開閉扉1は施錠されて完全閉鎖
し、仮設エレベーターEが昇降可能な状態になる。
ライドさせて、ロック装置本体61の掛止桿接合部67に掛
止桿61a が嵌入すると、同時に閉鎖確認スイッチ63が
「ON」状態になり、ロック機構部64における駆動部7
3、即ちソレノイド78への通電が遮断されて圧縮状態の
復帰バネ81の弾性復元力によって、連杆74を介してロッ
ク爪72がその基端部を中心に正揺動して復帰すると共に
アマチュア77が追従し前方突出して、ロック爪72の先端
側が掛止桿接合部67の開口部側方より突出して掛止桿61
a に掛止し、スライド開閉扉1は施錠されて完全閉鎖
し、仮設エレベーターEが昇降可能な状態になる。
【0049】そして、仮設エレベーターEを昇降させる
と停止確認スイッチ82は「OFF」となり、次階で停止
する直前或いは停止と同時に次の停止確認スイッチ82が
「ON」状態となり、その後数秒間次の停止確認スイッ
チ82が「ON」状態のままであれば仮設エレベーターE
が停止したと認識して、かかる停止階だけのロック装置
本体61におけるロック機構部64の駆動部73、即ちソレノ
イド78に通電してアマチュア77が後退すると共に、復帰
バネ81が圧縮され、連杆74を介してロック爪72がその基
端部を中心に逆揺動して解錠し、乗降者が仮設エレベー
ターEの閉鎖扉(図示せず)及びスライド開閉扉1を開
放して乗降する。
と停止確認スイッチ82は「OFF」となり、次階で停止
する直前或いは停止と同時に次の停止確認スイッチ82が
「ON」状態となり、その後数秒間次の停止確認スイッ
チ82が「ON」状態のままであれば仮設エレベーターE
が停止したと認識して、かかる停止階だけのロック装置
本体61におけるロック機構部64の駆動部73、即ちソレノ
イド78に通電してアマチュア77が後退すると共に、復帰
バネ81が圧縮され、連杆74を介してロック爪72がその基
端部を中心に逆揺動して解錠し、乗降者が仮設エレベー
ターEの閉鎖扉(図示せず)及びスライド開閉扉1を開
放して乗降する。
【0050】又、仮設エレベーターEが次階を通過すれ
ば、次の停止確認スイッチ82は「ON」状態となって直
ぐに「OFF」状態となり、ロック装置本体61による施
錠状態は解除されず、よって万一誤って停止階以外の停
止確認スイッチ82を「ON」状態にしても該当階のロッ
ク装置本体61の施錠状態は解除されず、停止階以外のス
ライド開閉扉1が誤って開放することを防止する様にし
ている。
ば、次の停止確認スイッチ82は「ON」状態となって直
ぐに「OFF」状態となり、ロック装置本体61による施
錠状態は解除されず、よって万一誤って停止階以外の停
止確認スイッチ82を「ON」状態にしても該当階のロッ
ク装置本体61の施錠状態は解除されず、停止階以外のス
ライド開閉扉1が誤って開放することを防止する様にし
ている。
【0051】尚、他の実施例にあっては、例えば仮設エ
レベーターEを高速式とした場合、仮設エレベーターE
側に常時オペレーターを乗せ、仮設エレベーターEの停
止後、停止確認スイッチ82は「ON」状態になるが、ロ
ック装置本体61は解錠作動せず、オペレーターが仮設エ
レベーターEの閉鎖扉(図示せず)を開放して、仮設エ
レベーターE側から解除スイッチ100 を押すと、解除装
置99が作動してロック装置本体61を解錠し、乗降者がス
ライド開閉扉1を開放して乗降する。
レベーターEを高速式とした場合、仮設エレベーターE
側に常時オペレーターを乗せ、仮設エレベーターEの停
止後、停止確認スイッチ82は「ON」状態になるが、ロ
ック装置本体61は解錠作動せず、オペレーターが仮設エ
レベーターEの閉鎖扉(図示せず)を開放して、仮設エ
レベーターE側から解除スイッチ100 を押すと、解除装
置99が作動してロック装置本体61を解錠し、乗降者がス
ライド開閉扉1を開放して乗降する。
【0052】
【発明の効果】要するに本発明は、仮設足場Aにおける
仮設エレベーターEとの境界部に形成した開口部Wに設
置する開閉扉であって、両開き形式としたので、徐行口
Wの中央側から乗降することが出来るため、開口部Wを
完全に開放しなくても全ての乗降者が通過可能なスペー
スを開ければ確実に乗降することが出来る。
仮設エレベーターEとの境界部に形成した開口部Wに設
置する開閉扉であって、両開き形式としたので、徐行口
Wの中央側から乗降することが出来るため、開口部Wを
完全に開放しなくても全ての乗降者が通過可能なスペー
スを開ければ確実に乗降することが出来る。
【0053】又、両開き形式にすれば、開口部Wを完全
に開放しなくても確実に乗降することが出来るが、左右
の扉部2、2aが夫々大きくて重い1枚ものであれば、開
閉作業が困難であると共に完全開放時における収容スペ
ースが大きくなってしまうが、両開き形式とした左右の
扉部2、2aを複数枚の閉鎖扉を3、3a…重層状に配列し
て構成したので、必要枚数だけスライドさせても乗降が
可能になり、且つ各閉鎖扉3、3a…を小型化することが
出来るため、開閉作業の容易化を図ることが出来、而も
スライド開閉扉1の完全開放時における収容スペースの
幅を閉鎖扉3、3a…1枚分にして、省スペース化を図る
ことが出来るため、諸作業への影響を最小限に抑えるこ
とが出来る。
に開放しなくても確実に乗降することが出来るが、左右
の扉部2、2aが夫々大きくて重い1枚ものであれば、開
閉作業が困難であると共に完全開放時における収容スペ
ースが大きくなってしまうが、両開き形式とした左右の
扉部2、2aを複数枚の閉鎖扉を3、3a…重層状に配列し
て構成したので、必要枚数だけスライドさせても乗降が
可能になり、且つ各閉鎖扉3、3a…を小型化することが
出来るため、開閉作業の容易化を図ることが出来、而も
スライド開閉扉1の完全開放時における収容スペースの
幅を閉鎖扉3、3a…1枚分にして、省スペース化を図る
ことが出来るため、諸作業への影響を最小限に抑えるこ
とが出来る。
【0054】又、仮設エレベーターE側の1枚の閉鎖扉
3cを開口部Wの側方に固定すると共に、残る閉鎖扉3、
3a、3bを固定した閉鎖扉3cの仮設足場A側にスライド自
在に並設したので、かかる全ての閉鎖扉3、3a…によっ
て開口部Wを確実に閉鎖することか出来る。
3cを開口部Wの側方に固定すると共に、残る閉鎖扉3、
3a、3bを固定した閉鎖扉3cの仮設足場A側にスライド自
在に並設したので、かかる全ての閉鎖扉3、3a…によっ
て開口部Wを確実に閉鎖することか出来る。
【0055】又、隣接する閉鎖扉3、3a…において、一
方の閉鎖扉3、3a…の対向側に水平なガイドレール9、
10を設けると共に、該ガイドレール9、10の両端側にス
トッパー12、12a 、13、13a を固設し、他方の閉鎖扉
3、3a…の対向側の基端側に、ガイドレール9、10に転
動自在なガイドローラー22、22a を設けたので、ガイド
レール9、10に対し平行に各閉鎖扉3、3a、3bが往復ス
ライド自在になるため、閉鎖扉3、3a、3bを真っ直ぐに
スライドさせることが出来、又ガイドレール9、10の両
端側にストッパー12、12a 、13、13a を固設したので、
スライド過程において各閉鎖扉3、3a、3bのガイドロー
ラー22、22a が、隣接する各閉鎖扉3a、3b、3cのガイド
レール9、10のストッパー12、12a 、13、13a に当接す
るため、閉鎖扉3、3a、3bを連動スライドさせることが
出来、よって複数枚のスライド自在な閉鎖扉3、3a、3b
を一連の操作でスライドさせることが出来る。
方の閉鎖扉3、3a…の対向側に水平なガイドレール9、
10を設けると共に、該ガイドレール9、10の両端側にス
トッパー12、12a 、13、13a を固設し、他方の閉鎖扉
3、3a…の対向側の基端側に、ガイドレール9、10に転
動自在なガイドローラー22、22a を設けたので、ガイド
レール9、10に対し平行に各閉鎖扉3、3a、3bが往復ス
ライド自在になるため、閉鎖扉3、3a、3bを真っ直ぐに
スライドさせることが出来、又ガイドレール9、10の両
端側にストッパー12、12a 、13、13a を固設したので、
スライド過程において各閉鎖扉3、3a、3bのガイドロー
ラー22、22a が、隣接する各閉鎖扉3a、3b、3cのガイド
レール9、10のストッパー12、12a 、13、13a に当接す
るため、閉鎖扉3、3a、3bを連動スライドさせることが
出来、よって複数枚のスライド自在な閉鎖扉3、3a、3b
を一連の操作でスライドさせることが出来る。
【0056】又、スライド自在な閉鎖扉3、3a、3bの先
端側に、仮設足場A上面を転動する地上転動体31、31a
又は開口部Wの上方部に横架した梁Hに対し移動自在な
吊下走行体50、50a 、50b の一方又は両方を配設したの
で、仮設足場A側に対しスライド自在な閉鎖扉3、3a、
3bの先端側をスライド自在に支持することが出来、よっ
てスライド自在な閉鎖扉3、3a、3bを両端側でスライド
自在に支持することが出来、円滑に往復スライドさせる
ことが出来る。
端側に、仮設足場A上面を転動する地上転動体31、31a
又は開口部Wの上方部に横架した梁Hに対し移動自在な
吊下走行体50、50a 、50b の一方又は両方を配設したの
で、仮設足場A側に対しスライド自在な閉鎖扉3、3a、
3bの先端側をスライド自在に支持することが出来、よっ
てスライド自在な閉鎖扉3、3a、3bを両端側でスライド
自在に支持することが出来、円滑に往復スライドさせる
ことが出来る。
【0057】又、ガイドレール9、10を閉鎖扉3、3a…
の上下部に設けると共に、ガイドローラー22、22a をス
ライド自在な閉鎖扉3、3a、3bの基端側の上下2隅部に
設けたので、スライド自在な閉鎖扉3、3a、3bを隣接す
る閉鎖扉3a、3b、3cに上下2箇所で規制することが出来
るため、スライド時におけるスライド自在な閉鎖扉3、
3a、3bの内外方向への揺れを防止することが出来る。
の上下部に設けると共に、ガイドローラー22、22a をス
ライド自在な閉鎖扉3、3a、3bの基端側の上下2隅部に
設けたので、スライド自在な閉鎖扉3、3a、3bを隣接す
る閉鎖扉3a、3b、3cに上下2箇所で規制することが出来
るため、スライド時におけるスライド自在な閉鎖扉3、
3a、3bの内外方向への揺れを防止することが出来る。
【0058】又、スライド自在な閉鎖扉3、3a、3bを、
パネル体4、4a、4bと、該パネル体4、4a、4bの先端側
に配設した走行柱体7、7a、7bにより構成したので、か
かるスライド自在な閉鎖扉3、3a、3bをパネル体4、4
a、4bと走行柱体7、7a、7bに分解して運搬、保管する
ことが出来、よって運搬作業及び保管、管理の容易化を
図ると共に、損傷した部品だけを交換することが出来、
経済性の向上も図ることが出来る。
パネル体4、4a、4bと、該パネル体4、4a、4bの先端側
に配設した走行柱体7、7a、7bにより構成したので、か
かるスライド自在な閉鎖扉3、3a、3bをパネル体4、4
a、4bと走行柱体7、7a、7bに分解して運搬、保管する
ことが出来、よって運搬作業及び保管、管理の容易化を
図ると共に、損傷した部品だけを交換することが出来、
経済性の向上も図ることが出来る。
【0059】又、走行柱体7、7a、7bに地上走行体31、
31a 又は吊下走行体50、50a 、50bの一方又は両方を固
設したので、特に吊下形態にする場合、組み立て状態の
スライド自在な閉鎖扉3、3a、3bを吊り下げると重くて
重労働であるが、比較的軽い走行柱体7、7a、7bだけを
梁Hに吊り下げた後、該走行柱体7、7a、7bに比較的大
きいパネル体4、4a、4bを取り付けることが出来るた
め、スライド開閉扉1の設置作業を簡単に行うことが出
来る。
31a 又は吊下走行体50、50a 、50bの一方又は両方を固
設したので、特に吊下形態にする場合、組み立て状態の
スライド自在な閉鎖扉3、3a、3bを吊り下げると重くて
重労働であるが、比較的軽い走行柱体7、7a、7bだけを
梁Hに吊り下げた後、該走行柱体7、7a、7bに比較的大
きいパネル体4、4a、4bを取り付けることが出来るた
め、スライド開閉扉1の設置作業を簡単に行うことが出
来る。
【0060】又、固定した閉鎖扉3cをパネル体4cと、該
パネル体4cの四隅部の仮設エレベーターE側に設けた、
開口部Wの側方に設けた一対の縦枠6、6aへの固定具
5、5a…により構成したので、かかる閉鎖扉3cの開口部
Wへの着脱作業の容易化を図ることが出来る。
パネル体4cの四隅部の仮設エレベーターE側に設けた、
開口部Wの側方に設けた一対の縦枠6、6aへの固定具
5、5a…により構成したので、かかる閉鎖扉3cの開口部
Wへの着脱作業の容易化を図ることが出来る。
【0061】又、走行柱体7、7a、7bを、一対の支柱3
0、30a を上下方連結板32、32a で間隔を設けて一体化
して形成したので、後述するロック装置本体61及び掛止
桿61aを外部露出させずに最内方のスライド自在な閉鎖
扉3に配設することが出来、又走行柱体7、7a、7bにお
ける支柱30、30a 間にパネル体4、4a、4bの先端部を配
置して、走行柱体7、7a、7bにパネル体4、4a、4bを固
定すると共に、仮設足場A側の支柱30とパネル体4a、4b
の間に、当該パネル体4a、4bに対し仮設足場A側の全て
のパネル体4、4aが通過可能な間隙部S、Saを形成した
ので、隣接するスライド自在な閉鎖扉3、3a、3bにおけ
る走行柱体7、7a、7bがスライド時の邪魔にならず、且
つ閉鎖状態におけるパネル体4、4a、4bの重なり寸法を
狭くすることが出来る。
0、30a を上下方連結板32、32a で間隔を設けて一体化
して形成したので、後述するロック装置本体61及び掛止
桿61aを外部露出させずに最内方のスライド自在な閉鎖
扉3に配設することが出来、又走行柱体7、7a、7bにお
ける支柱30、30a 間にパネル体4、4a、4bの先端部を配
置して、走行柱体7、7a、7bにパネル体4、4a、4bを固
定すると共に、仮設足場A側の支柱30とパネル体4a、4b
の間に、当該パネル体4a、4bに対し仮設足場A側の全て
のパネル体4、4aが通過可能な間隙部S、Saを形成した
ので、隣接するスライド自在な閉鎖扉3、3a、3bにおけ
る走行柱体7、7a、7bがスライド時の邪魔にならず、且
つ閉鎖状態におけるパネル体4、4a、4bの重なり寸法を
狭くすることが出来る。
【0062】又、スライド自在な閉鎖扉3、3a、3bの夫
々の走行柱体7、7a、7bにおける一対の支柱30、30a 間
の間隔を同一にすると共に、走行柱体7、7a、7bにおけ
るバネル体4、4a、4bの固定位置を順次ずらして上記間
隙部S、Saを形成したので、全ての走行柱体7、7a、7b
を同一軌道上を往復させることが出来る。
々の走行柱体7、7a、7bにおける一対の支柱30、30a 間
の間隔を同一にすると共に、走行柱体7、7a、7bにおけ
るバネル体4、4a、4bの固定位置を順次ずらして上記間
隙部S、Saを形成したので、全ての走行柱体7、7a、7b
を同一軌道上を往復させることが出来る。
【0063】又、吊下走行体50、50a 、50b に、梁Hの
上下端縁部に対し転動する一対のローラー53、53a を配
設したので、かかるスライド自在な閉鎖扉3、3a、3bは
梁Hの上下端縁部の2箇所で位置規制されるため、スラ
イド時におけるスライド自在な閉鎖扉3、3a、3bの内外
方向への揺れを防止することが出来る。
上下端縁部に対し転動する一対のローラー53、53a を配
設したので、かかるスライド自在な閉鎖扉3、3a、3bは
梁Hの上下端縁部の2箇所で位置規制されるため、スラ
イド時におけるスライド自在な閉鎖扉3、3a、3bの内外
方向への揺れを防止することが出来る。
【0064】又、スライド自在な閉鎖扉3、3a、3b及び
固定した閉鎖扉3cにおけるパネル体4、4a、4b、4cを、
四隅部に固定具5、5a…及びガイドローラー22、22a を
着脱可能にすると共に、両端部のどちらか一方に走行柱
体7、7a、7bを取付可能にしたので、かかるパネル体
4、4a…を共通部材化することが出来ることから、夫々
左右の扉部2、2aのどちらの閉鎖扉3、3a…にも使用す
ることが出来ると共に、どの閉鎖扉3、3a…にも使用す
ることも出来、よって組立時にどの様に組み合わせて
も、ガイドローラー22、22a 及び走行柱体7、7a、7bの
取付け位置さえ間違わなければ、スライド開閉扉1を完
成させることが出来る。
固定した閉鎖扉3cにおけるパネル体4、4a、4b、4cを、
四隅部に固定具5、5a…及びガイドローラー22、22a を
着脱可能にすると共に、両端部のどちらか一方に走行柱
体7、7a、7bを取付可能にしたので、かかるパネル体
4、4a…を共通部材化することが出来ることから、夫々
左右の扉部2、2aのどちらの閉鎖扉3、3a…にも使用す
ることが出来ると共に、どの閉鎖扉3、3a…にも使用す
ることも出来、よって組立時にどの様に組み合わせて
も、ガイドローラー22、22a 及び走行柱体7、7a、7bの
取付け位置さえ間違わなければ、スライド開閉扉1を完
成させることが出来る。
【0065】又、仮設エレベーターEの停止を確認して
解錠すると共に、閉鎖扉3 、3a、3b、3cが完全閉鎖状態
になると自動施錠して、仮設エレベーターEを昇降可能
にする様に制御したロック装置60を具備したので、スラ
イド開閉扉1を正しく閉鎖しなければ仮設エレベーター
Eが動かないため、スライド開閉扉1の閉め忘れを防止
することが出来、仮設エレベーターEの仮設足場Aから
の作業者や資材の落下による災害発生の阻止効果を更に
向上することが出来る。
解錠すると共に、閉鎖扉3 、3a、3b、3cが完全閉鎖状態
になると自動施錠して、仮設エレベーターEを昇降可能
にする様に制御したロック装置60を具備したので、スラ
イド開閉扉1を正しく閉鎖しなければ仮設エレベーター
Eが動かないため、スライド開閉扉1の閉め忘れを防止
することが出来、仮設エレベーターEの仮設足場Aから
の作業者や資材の落下による災害発生の阻止効果を更に
向上することが出来る。
【0066】又、ロック装置60を、左右の扉部2、2aに
おける仮設足場側の閉鎖扉3の一方の走行柱体7に配設
したロック装置本体61と、他方の走行柱体7に設けた掛
止桿61a により構成し、ロック装置本体61は取付桿91に
固設した横長筒状のケーシング62の一端面に上下方向に
わたる掛止桿接合部67を凹設したので、スライド開閉扉
1の閉鎖時に掛止桿61a を、後述するロック爪72による
掛止位置に確実に位置させることが出来る。
おける仮設足場側の閉鎖扉3の一方の走行柱体7に配設
したロック装置本体61と、他方の走行柱体7に設けた掛
止桿61a により構成し、ロック装置本体61は取付桿91に
固設した横長筒状のケーシング62の一端面に上下方向に
わたる掛止桿接合部67を凹設したので、スライド開閉扉
1の閉鎖時に掛止桿61a を、後述するロック爪72による
掛止位置に確実に位置させることが出来る。
【0067】又、掛止桿接合部67の対応位置に凹部71を
設けたロック爪72の基端部をケーシング62に枢着すると
共に、ロック爪72とケーシング62内に設けた駆動部73を
連結して、ロック爪72の先端部が掛止桿接合部67の開口
側の側部より出没する様にロック爪72を水平揺動自在と
成したので、施錠状態下では掛止桿接合部67の開口部に
ロック爪72が突出しているため、掛止桿接合部67内の掛
止桿61a は掛止桿接合部67の開口部を通過出来ず、スラ
イド開閉扉1が誤って開放することがなく、スライド開
閉扉1を確実に施錠することが出来る。
設けたロック爪72の基端部をケーシング62に枢着すると
共に、ロック爪72とケーシング62内に設けた駆動部73を
連結して、ロック爪72の先端部が掛止桿接合部67の開口
側の側部より出没する様にロック爪72を水平揺動自在と
成したので、施錠状態下では掛止桿接合部67の開口部に
ロック爪72が突出しているため、掛止桿接合部67内の掛
止桿61a は掛止桿接合部67の開口部を通過出来ず、スラ
イド開閉扉1が誤って開放することがなく、スライド開
閉扉1を確実に施錠することが出来る。
【0068】又、掛止桿接合部67内にスライド開閉扉1
の掛止桿61a が嵌入状態で「ON」状態になり、駆動部
73を作動させて施錠状態にする閉鎖確認スイッチ63をケ
ーシング62に設けたので、スライド開閉扉1の閉鎖時、
即ち掛止桿61a の掛止桿接合部67への嵌入時に、閉鎖確
認スイッチ63が「ON」状態になって、ロック爪72が掛
止桿61a に引っ掛かることにより自動的に施錠すること
が出来、而も閉鎖確認スイッチ63は「ON」状態で仮設
エレベーターEを昇降可能にする様にしたので、閉鎖確
認スイッチ63が「ON」状態にならなければ、即ちスラ
イド開閉扉1を正しく閉鎖しなければ仮設エレベーター
Eが動かないため、スライド開閉扉1の閉め忘れを防止
することが出来、仮設エレベーターEの仮設足場Aから
の作業者や資材の落下による災害発生の阻止効果を更に
向上することが出来る。
の掛止桿61a が嵌入状態で「ON」状態になり、駆動部
73を作動させて施錠状態にする閉鎖確認スイッチ63をケ
ーシング62に設けたので、スライド開閉扉1の閉鎖時、
即ち掛止桿61a の掛止桿接合部67への嵌入時に、閉鎖確
認スイッチ63が「ON」状態になって、ロック爪72が掛
止桿61a に引っ掛かることにより自動的に施錠すること
が出来、而も閉鎖確認スイッチ63は「ON」状態で仮設
エレベーターEを昇降可能にする様にしたので、閉鎖確
認スイッチ63が「ON」状態にならなければ、即ちスラ
イド開閉扉1を正しく閉鎖しなければ仮設エレベーター
Eが動かないため、スライド開閉扉1の閉め忘れを防止
することが出来、仮設エレベーターEの仮設足場Aから
の作業者や資材の落下による災害発生の阻止効果を更に
向上することが出来る。
【0069】よって、上記ロック装置本体61はケーシン
グ62内に閉鎖確認スイッチ63及びロック機構部64を纏め
て設けたものであるため、コンパクト化を図ることが出
来、而も掛止桿接合部67はケーシング62の一端面に上下
方向にわたり形成されているので、掛止桿接合部67内に
掛止桿61a が嵌入すると、上下配置した閉鎖確認スイッ
チ63及びロック爪72を両者共に同期作動させることが出
来る。
グ62内に閉鎖確認スイッチ63及びロック機構部64を纏め
て設けたものであるため、コンパクト化を図ることが出
来、而も掛止桿接合部67はケーシング62の一端面に上下
方向にわたり形成されているので、掛止桿接合部67内に
掛止桿61a が嵌入すると、上下配置した閉鎖確認スイッ
チ63及びロック爪72を両者共に同期作動させることが出
来る。
【0070】又、仮設エレベーターEの停止を確認して
施錠状態を解除する解錠手段を仮設足場Aに別途設けた
ので、要するに仮設エレベーターEが停止していなけれ
ばスライド開閉扉1は開放出来ない、即ち停止階以外の
階のスライド開閉扉1は開放出来ないため、スライド開
閉扉1の誤開放が原因の作業者や資材の落下を防止する
ことが出来る。
施錠状態を解除する解錠手段を仮設足場Aに別途設けた
ので、要するに仮設エレベーターEが停止していなけれ
ばスライド開閉扉1は開放出来ない、即ち停止階以外の
階のスライド開閉扉1は開放出来ないため、スライド開
閉扉1の誤開放が原因の作業者や資材の落下を防止する
ことが出来る。
【0071】又、解錠手段を、仮設エレベーターEが停
止すると「ON」状態になって施錠状態を解除する停止
確認スイッチ82としたので、スライド開閉扉1の誤開放
防止を簡単に実現することが出来る。
止すると「ON」状態になって施錠状態を解除する停止
確認スイッチ82としたので、スライド開閉扉1の誤開放
防止を簡単に実現することが出来る。
【0072】又、解錠手段が停止確認スイッチ82だけで
は、該停止確認スイッチ82が故障しスライド開閉扉1の
誤開放して、事故が発生する可能性もあるが、解錠手段
を、仮設エレベーターが停止すると「ON」状態になる
停止確認スイッチ82と、該停止確認スイッチ82が「O
N」状態であることが条件で施錠状態を解除する、開口
部Wの一側方にして仮設足場Aの外側に配設した解除ス
イッチ100 により構成したので、要するに2つの条件が
揃わなければスライド開閉扉1を開放することが出来な
いため、仮設エレベーターE側に常に人が乗っていなけ
ればならないという条件付きで、誤開放が原因の様々な
事故を完全に防止することが出来る。
は、該停止確認スイッチ82が故障しスライド開閉扉1の
誤開放して、事故が発生する可能性もあるが、解錠手段
を、仮設エレベーターが停止すると「ON」状態になる
停止確認スイッチ82と、該停止確認スイッチ82が「O
N」状態であることが条件で施錠状態を解除する、開口
部Wの一側方にして仮設足場Aの外側に配設した解除ス
イッチ100 により構成したので、要するに2つの条件が
揃わなければスライド開閉扉1を開放することが出来な
いため、仮設エレベーターE側に常に人が乗っていなけ
ればならないという条件付きで、誤開放が原因の様々な
事故を完全に防止することが出来る。
【0073】又、ロック爪72の施錠時の揺動が大きい
と、ロック爪72の勢いで掛止桿接合部67内から掛止桿61
a が抜脱してしまう可能性が存在するが、ロック爪72を
施錠位置に停止させるストッパー76a をケーシング62側
に設けたので、たとえ駆動部73にロック爪72を施錠位置
以上に動かすだけのポテンシャルがあったとしても、ロ
ック爪72を確実に施錠位置に停止させて施錠することが
出来、よって駆動部73の設置時に正確な設置箇所を割り
出さずに設置することが出来る。
と、ロック爪72の勢いで掛止桿接合部67内から掛止桿61
a が抜脱してしまう可能性が存在するが、ロック爪72を
施錠位置に停止させるストッパー76a をケーシング62側
に設けたので、たとえ駆動部73にロック爪72を施錠位置
以上に動かすだけのポテンシャルがあったとしても、ロ
ック爪72を確実に施錠位置に停止させて施錠することが
出来、よって駆動部73の設置時に正確な設置箇所を割り
出さずに設置することが出来る。
【0074】又、駆動部73の主構成部品をソレノイド78
とし、該ソレノイド78におけるアマチュア77先端に連杆
74の基端部を、ロック爪72の中間部先端側寄りに連杆74
の先端部を枢着し、又連杆74はケーシング62内に固定し
たL型板79を貫通すると共に、該L型板79と連杆74先端
側寄りに設けたバネ受け80間に対応する連杆74中間部に
復帰バネ81を外嵌配設したので、ソレノイド78への通電
によりアマチュア77を後退させて解錠すると共に、ソレ
ノイド78への通電の遮断によりアマチュア77はフリーに
なって、圧縮状態の復帰バネ81の復元によりバネ受け8
0、連杆74を介して前進し、施錠するため、停止確認ス
イッチ82又は閉鎖確認スイッチ63が「ON」状態になっ
た時にソレノイド78への通電、遮電を行うだけで解施錠
が可能になり、よって簡単な制御手段により解施錠する
ことが出来る。
とし、該ソレノイド78におけるアマチュア77先端に連杆
74の基端部を、ロック爪72の中間部先端側寄りに連杆74
の先端部を枢着し、又連杆74はケーシング62内に固定し
たL型板79を貫通すると共に、該L型板79と連杆74先端
側寄りに設けたバネ受け80間に対応する連杆74中間部に
復帰バネ81を外嵌配設したので、ソレノイド78への通電
によりアマチュア77を後退させて解錠すると共に、ソレ
ノイド78への通電の遮断によりアマチュア77はフリーに
なって、圧縮状態の復帰バネ81の復元によりバネ受け8
0、連杆74を介して前進し、施錠するため、停止確認ス
イッチ82又は閉鎖確認スイッチ63が「ON」状態になっ
た時にソレノイド78への通電、遮電を行うだけで解施錠
が可能になり、よって簡単な制御手段により解施錠する
ことが出来る。
【0075】又、復帰バネ81は弾性力が経時低下するた
め、施錠時にロック爪72が必要量揺動しなくなる可能性
が存在するが、連杆74をネジ状とし、バネ受け80を連杆
74に螺嵌したので、連杆74に対するバネ受け80の位置を
調節することが出来るため、弾性力の経時低下に沿って
順次バネ受け80を螺入していけば、復帰バネ81を所定弾
性力に維持出来、よってロック爪72による確実な施錠を
確保することが出来る。
め、施錠時にロック爪72が必要量揺動しなくなる可能性
が存在するが、連杆74をネジ状とし、バネ受け80を連杆
74に螺嵌したので、連杆74に対するバネ受け80の位置を
調節することが出来るため、弾性力の経時低下に沿って
順次バネ受け80を螺入していけば、復帰バネ81を所定弾
性力に維持出来、よってロック爪72による確実な施錠を
確保することが出来る。
【0076】又、ケーシング62内に設けた強制解錠手段
92によりロック爪72を揺動させて施錠状態を解除可能に
したので、通常ロック装置本体61は施錠状態であるが、
強制解錠手段92により停止確認スイッチ82とは無関係に
ロック装置本体61の施錠状態を解除出来るため、仮設エ
レベーターEの階間での緊急停止、資材搬入等によりス
ライド開閉扉1を強制的に開放せねばならないケースに
対応させることが出来る等その実用的効果甚だ大なるも
のである。
92によりロック爪72を揺動させて施錠状態を解除可能に
したので、通常ロック装置本体61は施錠状態であるが、
強制解錠手段92により停止確認スイッチ82とは無関係に
ロック装置本体61の施錠状態を解除出来るため、仮設エ
レベーターEの階間での緊急停止、資材搬入等によりス
ライド開閉扉1を強制的に開放せねばならないケースに
対応させることが出来る等その実用的効果甚だ大なるも
のである。
【図1】本発明に係るスライド式開閉扉の概略正面図で
ある。
ある。
【図2】図1の概略平面図である。
【図3】図2の他の実施例の概略平面図である。
【図4】閉鎖状態のスライド式開閉扉の一部を省略した
拡大水平断面図である。
拡大水平断面図である。
【図5】開放状態のスライド式開閉扉の一部を省略した
拡大水平断面図である。
拡大水平断面図である。
【図6】図5のXーX断面図である。
【図7】スライド自在な閉鎖扉の一部を省略した拡大背
面図である。
面図である。
【図8】仮設足場に固定する閉鎖扉の一部を省略した拡
大背面図である。
大背面図である。
【図9】図8のYーY断面の一部を破断した図である。
【図10】パネル体の正面図である。
【図11】走行柱体の一部を省略した正面図である。
【図12】図11の側面図である。
【図13】パネル体の要部の分解状態を示す拡大斜視図
である。
である。
【図14】吊下走行体だけを設けたスライド式開閉扉の
設置状態を示す正面図である。
設置状態を示す正面図である。
【図15】地上走行体及び吊下走行体を設けたスライド
式開閉扉の設置状態を示す正面図である。
式開閉扉の設置状態を示す正面図である。
【図16】図15のスライド式開閉扉の一部を省略した
拡大縦断面図である。
拡大縦断面図である。
【図17】図15のスライド式開閉扉における閉鎖扉の
背面図である。
背面図である。
【図18】ロック装置本体の拡大側面図である。
【図19】ロック装置の解錠状態を示す拡大水平断面図
である。
である。
【図20】ロック装置の施錠状態を示す拡大水平断面図
である。
である。
【図21】強制解錠手段を設けたロック装置本体の要部
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図22】ロック装置の解施錠手順を説明する図であ
る。
る。
【図23】ロック装置の解施錠手順を説明する他パター
ンの図である。
ンの図である。
2、2a 扉部 3、3a… 閉鎖扉 4、4a… パネル体 5、5a… 固定具 6、6a 縦枠 7、7a、7b 走行柱体 9 ガイドレール 10 ガイドレール 12、12a ストッパー 13、13a ストッパー 22、22a ガイドローラー 31、31a 地上走行体 32、32a 上下方連結板 50、50a 、50b 吊下走行体 52 吊下板 53、53a ローラー 60 ロック装置 61 ロック装置本体 61a 掛止桿 62 ケーシング 63 閉鎖確認スイッチ 67 掛止桿接合部 71 凹部 72 ロック爪 73 駆動部 74 連杆 76a ストッパー 77 アマチュア 78 ソレノイド 79 L型板 80 バネ受け 81 復帰バネ 82 停止確認スイッチ 91 取付桿 92 強制解錠手段 100 解除スイッチ A 仮設足場 E 仮設エレベーター H 梁 S、Sa 間隙部 W 開口部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E05D 15/06 103 E05F 17/00 A E05F 17/00 B66B 9/18 Z
Claims (15)
- 【請求項1】 仮設足場における仮設エレベーターとの
境界部に形成した開口部に設置する開閉扉であって、両
開き形式とした左右の扉部を複数枚の閉鎖扉を重層状に
配列して構成し、仮設エレベーター側の1枚の閉鎖扉を
開口部の側方に固定すると共に、残る閉鎖扉を固定した
閉鎖扉の仮設足場側にスライド自在に並設し、隣接する
閉鎖扉において、一方の閉鎖扉の対向側に水平なガイド
レールを設けると共に、該ガイドレールの両端側にスト
ッパーを固設し、他方の閉鎖扉の対向側の基端側に、ガ
イドレールに転動自在なガイドローラーを設け、又スラ
イド自在な閉鎖扉の先端側に、仮設足場上面を転動する
地上走行体又は開口部の上方部に横架した梁に対しスラ
イド自在な吊下走行体の一方又は両方を配設したことを
特徴とする仮設足場の開口部に設置するスライド式開閉
扉。 - 【請求項2】 ガイドレールを閉鎖扉の上下部に設ける
と共に、ガイドローラーをスライド自在な閉鎖扉の基端
側の上下2隅部に設けたことを特徴とする請求項1の仮
設足場の開口部に設置するスライド式開閉扉。 - 【請求項3】 上記スライド自在な閉鎖扉を、パネル体
と、該パネル体の先端側に配設した走行柱体により構成
し、該走行柱体に地上走行体又は吊下走行体の一方又は
両方を固設し、他方上記固定した閉鎖扉をパネル体と、
該パネル体の四隅部の仮設エレベーター側に設けた、開
口部の側方に設けた一対の縦枠への固定具により構成し
たことを特徴とする請求項1又は2の仮設足場の開口部
に設置するスライド式開閉扉。 - 【請求項4】 上記走行柱体を、一対の支柱を上下方連
結板で間隔を設けて一体化して形成し、走行柱体におけ
る一対の支柱間にパネル体の先端部を配置して、走行柱
体にパネル体を固定すると共に、仮設足場側の支柱とパ
ネル体の間に、当該パネル体に対し仮設足場側の全ての
パネル体が通過可能な間隙部を形成したことを特徴とす
る請求項3の仮設足場の開口部に設置するスライド式開
閉扉。 - 【請求項5】 スライド自在な閉鎖扉の夫々の走行柱体
における一対の支柱間の間隔を同一にすると共に、走行
柱体におけるバネル体の固定位置を順次ずらして上記間
隙部を形成したことを特徴とする請求項4の仮設足場の
開口部に設置するスライド式開閉扉。 - 【請求項6】 吊下走行体に、梁の上下端縁部に対し転
動する上下一対のローラーを配設したことを特徴とする
請求項1、2、3、4又は5の仮設足場の開口部に設置
するスライド式開閉扉。 - 【請求項7】 スライド自在な閉鎖扉及び固定した閉鎖
扉におけるパネル体を、四隅部に固定具及びガイドロー
ラーを着脱可能にすると共に、両端部のどちらか一方に
走行柱体を取付可能にしたことを特徴とする請求項2、
3、4又は5の仮設足場の開口部に設置するスライド式
開閉扉。 - 【請求項8】 仮設エレベーターの停止を確認して解錠
すると共に、閉鎖扉が完全閉鎖状態になると自動施錠し
て、仮設エレベーターを昇降可能にする様に制御したロ
ック装置を具備したことを特徴とする請求項1、2、
3、4、5又は6の仮設足場の開口部に設置するスライ
ド式開閉扉。 - 【請求項9】 ロック装置を、左右の扉部における仮設
足場側の閉鎖扉の一方の走行柱体に配設したロック装置
本体と、他方の走行柱体に設けた掛止桿により構成し、
ロック装置本体は走行柱体に固設したケーシングの一端
面に上下方向にわたる掛止桿接合部を凹設し、該掛止桿
接合部の対応位置に凹部を設けたロック爪の基端部をケ
ーシングに枢着すると共に、ロック爪とケーシング内に
設けた駆動部を連結して、ロック爪の先端部が掛止桿接
合部の開口側の側部より出没する様にロック爪を水平揺
動自在と成し、又掛止桿接合部内にスライド開閉扉の掛
止桿が嵌入状態で「ON」状態になり、駆動部を作動さ
せて施錠状態にすると共に、仮設エレベーターを昇降可
能にする閉鎖確認スイッチをケーシングに設け、他方仮
設エレベーターの停止を確認して施錠状態を解除する解
錠手段を仮設足場に別途設けたことを特徴とする請求項
8の仮設足場の開口部に設置するスライド式開閉扉。 - 【請求項10】 解錠手段を、仮設エレベーターが停止
すると「ON」状態になって施錠状態を解除する停止確
認スイッチとしたことを特徴とする請求項9の仮設足場
の開口部に設置するスライド式開閉扉。 - 【請求項11】 解錠手段を、仮設エレベーターが停止
すると「ON」状態になる停止確認スイッチと、該停止
確認スイッチが「ON」状態であることが条件で、施錠
状態を解除する解除スイッチにより構成したことを特徴
とする請求項9の仮設足場の開口部に設置するスライド
式開閉扉。 - 【請求項12】 上記ロック爪を施錠位置に停止させる
ストッパーをケーシング側に設けたことを特徴とする請
求項9、10又は11の仮設足場の開口部に設置するス
ライド式開閉扉。 - 【請求項13】 上記駆動部の主構成部品をソレノイド
とし、該ソレノイドにおけるアマチュア先端に連杆の基
端部を、ロック爪の中間部先端側寄りに連杆の先端部を
枢着し、又連杆はケーシング内に固定したL型板を貫通
すると共に、該L型板と連杆先端側寄りに設けたバネ受
け間に対応する連杆中間部に復帰バネを外嵌配設したこ
とを特徴とする請求項9、10、11又は12の仮設足
場の開口部に設置するスライド式開閉扉。 - 【請求項14】 上記連杆をネジ状とし、上記バネ受け
を連杆に螺嵌したことを特徴とする請求項13の仮設足
場の開口部に設置するスライド式開閉扉。 - 【請求項15】 ケーシング内に設けた強制解錠手段に
よりロック爪を揺動させて施錠状態を解除可能にしたこ
とを特徴とする請求項9、10、11、12、13又は
14の仮設足場の開口部に設置するスライド式開閉扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31708296A JPH10140820A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 仮設足場の開口部に設置するスライド式開閉扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31708296A JPH10140820A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 仮設足場の開口部に設置するスライド式開閉扉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10140820A true JPH10140820A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=18084235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31708296A Pending JPH10140820A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 仮設足場の開口部に設置するスライド式開閉扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10140820A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2341885A (en) * | 1998-09-19 | 2000-03-29 | Colmil Plant & Equipment Co Li | Sliding gates for the loading bay of access scaffolding |
JP2008045322A (ja) * | 2006-08-14 | 2008-02-28 | Maeda Corp | 工事用エレベータの乗降用ステージ |
-
1996
- 1996-11-12 JP JP31708296A patent/JPH10140820A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2341885A (en) * | 1998-09-19 | 2000-03-29 | Colmil Plant & Equipment Co Li | Sliding gates for the loading bay of access scaffolding |
JP2008045322A (ja) * | 2006-08-14 | 2008-02-28 | Maeda Corp | 工事用エレベータの乗降用ステージ |
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