JPH10119905A - 容器への内容物充填方法 - Google Patents
容器への内容物充填方法Info
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- JPH10119905A JPH10119905A JP27034996A JP27034996A JPH10119905A JP H10119905 A JPH10119905 A JP H10119905A JP 27034996 A JP27034996 A JP 27034996A JP 27034996 A JP27034996 A JP 27034996A JP H10119905 A JPH10119905 A JP H10119905A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器本体内のエアーの残存量を減らし、所定
量の内容物を迅速且つ確実に充填でき、しかも、充填ボ
リューム感を出すことができるようにする。 【解決手段】 可撓性を有するシートからなる容器本体
1の一方に取出具10が設けられ、且つ、他方には開口17
が形成された容器への内容物充填方法であって、前記開
口17に内容物を充填可能なノズル18を挿入する工程と、
該ノズル18に設けられた拡縮体20を拡径させて前記開口
17の周縁に密着させる工程と、拡縮体20を前記開口17の
周縁に密着させた状態で容器本体1内を吸引して脱気す
る工程と、脱気された容器本体1内に内容物を充填した
後に前記ノズル18を容器本体1から抜き、更に、前記開
口17を閉塞する工程とを備えたことにある。
量の内容物を迅速且つ確実に充填でき、しかも、充填ボ
リューム感を出すことができるようにする。 【解決手段】 可撓性を有するシートからなる容器本体
1の一方に取出具10が設けられ、且つ、他方には開口17
が形成された容器への内容物充填方法であって、前記開
口17に内容物を充填可能なノズル18を挿入する工程と、
該ノズル18に設けられた拡縮体20を拡径させて前記開口
17の周縁に密着させる工程と、拡縮体20を前記開口17の
周縁に密着させた状態で容器本体1内を吸引して脱気す
る工程と、脱気された容器本体1内に内容物を充填した
後に前記ノズル18を容器本体1から抜き、更に、前記開
口17を閉塞する工程とを備えたことにある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスポーツ飲
料や果汁飲料等の飲料、酒類、ソース,ドレッシング等
の調味料、シャンプー、化粧水、液体洗剤等の各種の液
体や粘性を有する液状体等の内容物を充填する容器への
内容物充填方法に関する。
料や果汁飲料等の飲料、酒類、ソース,ドレッシング等
の調味料、シャンプー、化粧水、液体洗剤等の各種の液
体や粘性を有する液状体等の内容物を充填する容器への
内容物充填方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、スタンディングパウチと
称される容器は、スポーツ飲料や果汁飲料等の飲料等の
容器や液体洗剤等のつめ替え用容器として各種の液体が
充填され使用されている。
称される容器は、スポーツ飲料や果汁飲料等の飲料等の
容器や液体洗剤等のつめ替え用容器として各種の液体が
充填され使用されている。
【0003】この容器としては、図7に示す如く可撓性
を有するシートからなる袋状の容器本体40と、該容器本
体40内に充填された液体を取り出せるようにキャップ42
が螺合された取出具41とを備えたものがある。
を有するシートからなる袋状の容器本体40と、該容器本
体40内に充填された液体を取り出せるようにキャップ42
が螺合された取出具41とを備えたものがある。
【0004】上記容器の製造に際しては、先ず製造工場
において、シート体から容器本体を形成する際に、同時
に取出具41も挟持して一体的に取り付ける。そして、別
の充填工場において、取出具41から液体を充填している
のが現状である。
において、シート体から容器本体を形成する際に、同時
に取出具41も挟持して一体的に取り付ける。そして、別
の充填工場において、取出具41から液体を充填している
のが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
容器本体に、取出具41から内容物を充填する方法では、
充填時に容器本体内にエアーが閉じ込められ残存するた
め、内容物を所定の量まで充填するために少し大きな容
器を使用しなければならないという欠点がある。
容器本体に、取出具41から内容物を充填する方法では、
充填時に容器本体内にエアーが閉じ込められ残存するた
め、内容物を所定の量まで充填するために少し大きな容
器を使用しなければならないという欠点がある。
【0006】また、取出具41以外の開口部や取出具41を
有しない容器に形成されている開口部から充填する場合
には、容器を形成するシートの抵抗力(通常は、偏平状
態に折り畳まれた容器に充填するため、膨張させる際に
必要な抵抗力)が作用するため、容器への充填が確実に
行えないおそれがあった。
有しない容器に形成されている開口部から充填する場合
には、容器を形成するシートの抵抗力(通常は、偏平状
態に折り畳まれた容器に充填するため、膨張させる際に
必要な抵抗力)が作用するため、容器への充填が確実に
行えないおそれがあった。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、容器本体内のエアーの残存量を減らし、所
定量の内容物を迅速且つ確実に充填でき、しかも、充填
ボリューム感を出すことができるようにすることを課題
とする。
れたもので、容器本体内のエアーの残存量を減らし、所
定量の内容物を迅速且つ確実に充填でき、しかも、充填
ボリューム感を出すことができるようにすることを課題
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明が上記課題を解決
するために講じた技術的手段は、可撓性を有するシート
からなる容器本体1の一方に取出具10が設けられ、且
つ、他方には開口17が形成された容器への内容物充填方
法であって、前記開口17に内容物を充填可能なノズル18
を挿入する工程と、該ノズル18に設けられた拡縮体20を
拡径させて前記開口17の周縁に密着させる工程と、拡縮
体20を前記開口17の周縁に密着させた状態で容器本体1
内を吸引して脱気する工程と、脱気された容器本体1内
に内容物を充填した後に前記ノズル18を容器本体1から
抜き、更に、前記開口17を閉塞する工程とを備えたこと
にある。
するために講じた技術的手段は、可撓性を有するシート
からなる容器本体1の一方に取出具10が設けられ、且
つ、他方には開口17が形成された容器への内容物充填方
法であって、前記開口17に内容物を充填可能なノズル18
を挿入する工程と、該ノズル18に設けられた拡縮体20を
拡径させて前記開口17の周縁に密着させる工程と、拡縮
体20を前記開口17の周縁に密着させた状態で容器本体1
内を吸引して脱気する工程と、脱気された容器本体1内
に内容物を充填した後に前記ノズル18を容器本体1から
抜き、更に、前記開口17を閉塞する工程とを備えたこと
にある。
【0009】また、可撓性を有するシートからなる容器
本体1に形成された開口17に内容物を充填可能なノズル
18を挿入する工程と、該開口17に挿入された拡縮体20を
拡径させて前記開口17の周縁に密着させる工程と、拡縮
体20を前記開口17の周縁に密着させた状態で容器本体1
内を吸引して脱気する工程と、脱気された容器本体1内
に内容物を充填した後に前記ノズル18を容器本体1から
抜き、更に、前記開口17を閉塞する工程とを備えたこと
にある。
本体1に形成された開口17に内容物を充填可能なノズル
18を挿入する工程と、該開口17に挿入された拡縮体20を
拡径させて前記開口17の周縁に密着させる工程と、拡縮
体20を前記開口17の周縁に密着させた状態で容器本体1
内を吸引して脱気する工程と、脱気された容器本体1内
に内容物を充填した後に前記ノズル18を容器本体1から
抜き、更に、前記開口17を閉塞する工程とを備えたこと
にある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照しながら説明する。図6は本発明の一実施の形
態である自立可能なスタンディングパウチとしての容器
を示し、1は可撓性を有するシート体2を袋状に形成し
てなる容器本体で、該容器本体1内には、スポーツ飲料
や果汁飲料、化粧水、液体洗剤等の各種の液体が充填さ
れる。
面を参照しながら説明する。図6は本発明の一実施の形
態である自立可能なスタンディングパウチとしての容器
を示し、1は可撓性を有するシート体2を袋状に形成し
てなる容器本体で、該容器本体1内には、スポーツ飲料
や果汁飲料、化粧水、液体洗剤等の各種の液体が充填さ
れる。
【0011】容器本体1は前後壁部5a,5bと、両側壁部
7とからなる。尚、前後壁部5a,5bの下部は折り曲げ形
成されることにより、底壁部6が形成される。また、ド
ットを付した前後壁部5a,5bの上縁部9及び両側縁部9a
と下縁部9bはシール部をそれぞれ示す。
7とからなる。尚、前後壁部5a,5bの下部は折り曲げ形
成されることにより、底壁部6が形成される。また、ド
ットを付した前後壁部5a,5bの上縁部9及び両側縁部9a
と下縁部9bはシール部をそれぞれ示す。
【0012】前記シート体2は可撓性を有するものであ
ればその材質は特に限定されるものではないが、例えば
ポリエステルやポリアミド等の合成樹脂フィルムとアル
ミホイルとの積層フィルムが、内容液の保存性に優れて
おり好ましい。また、該積層フィルムの最内層はポリエ
チレンやポリプロピレン等の公知の熱融着性樹脂より形
成されている。
ればその材質は特に限定されるものではないが、例えば
ポリエステルやポリアミド等の合成樹脂フィルムとアル
ミホイルとの積層フィルムが、内容液の保存性に優れて
おり好ましい。また、該積層フィルムの最内層はポリエ
チレンやポリプロピレン等の公知の熱融着性樹脂より形
成されている。
【0013】10は容器本体1内の液体を取り出すための
注ぎ口を有する取出具で、該取出具10は、上記容器本体
1の上縁部9同士を熱シールにより封着する際に同時に
挟持される取付け部11と、該取付け部11に着脱自在に螺
合されているキャップ12とからなる。
注ぎ口を有する取出具で、該取出具10は、上記容器本体
1の上縁部9同士を熱シールにより封着する際に同時に
挟持される取付け部11と、該取付け部11に着脱自在に螺
合されているキャップ12とからなる。
【0014】次に、上記容器の内容物充填方法について
説明する。充填前の容器本体1は両側壁部7がガゼット
状に折り畳まれ、全体として略偏平状となっており、そ
の一方の上縁部9には取出具10が取付けられている。し
かも、取出具10と反対側の他方の下縁部9bの中央部はシ
ールされることなく、開口部17が形成されている。
説明する。充填前の容器本体1は両側壁部7がガゼット
状に折り畳まれ、全体として略偏平状となっており、そ
の一方の上縁部9には取出具10が取付けられている。し
かも、取出具10と反対側の他方の下縁部9bの中央部はシ
ールされることなく、開口部17が形成されている。
【0015】この容器は、図1に示す如く取出具10が下
向きとなるなように、接離自在な挟持体14により、他方
の傾斜状のシール部16a,16bの中央寄りの部分を挟持
して保持される。尚、この傾斜状のシール部16a,16b
は前後壁部5a,5bと両側壁部7とをそれぞれ熱シールす
ることにより形成されたもので、前壁部5aのシール部16
aと後壁部5bのシール部16bとはシールされていない。
向きとなるなように、接離自在な挟持体14により、他方
の傾斜状のシール部16a,16bの中央寄りの部分を挟持
して保持される。尚、この傾斜状のシール部16a,16b
は前後壁部5a,5bと両側壁部7とをそれぞれ熱シールす
ることにより形成されたもので、前壁部5aのシール部16
aと後壁部5bのシール部16bとはシールされていない。
【0016】更に、例えば一対の接離自在で且つ吸引可
能な吸着体15で前後壁部5a,5bを吸着して開口部17を確
実に開口させる。
能な吸着体15で前後壁部5a,5bを吸着して開口部17を確
実に開口させる。
【0017】次に、その開口17からノズル18を容器本体
1内に挿入する。該ノズル18は液体供給装置(図示省
略)と接続され、所定の液体が供給可能であると共に、
且つ、バルブの切り換えにより、吸引が可能となってい
る。
1内に挿入する。該ノズル18は液体供給装置(図示省
略)と接続され、所定の液体が供給可能であると共に、
且つ、バルブの切り換えにより、吸引が可能となってい
る。
【0018】また、ノズル18の先端側には、直径方向に
拡縮自在な拡縮体20が設けられている。該拡縮体20は、
伸縮自在なゴム材料又はプラスチック材料からなり、そ
の内部は気密状に設けられ、該内部にはエアー供給用パ
イプ21が接続されている。従って、エアー供給用パイプ
21を介して該拡縮体20内部にエアーが供給されると、拡
縮体20はエアーの押圧力により膨張し、上記開口17の周
縁に密着することとなる(図2及び図3参照)。尚、エ
アーが充填された拡縮体20は弾性力を有するため、開口
17の周縁に多少食い込んだ状態となり、密着性が確実な
ものとなる。
拡縮自在な拡縮体20が設けられている。該拡縮体20は、
伸縮自在なゴム材料又はプラスチック材料からなり、そ
の内部は気密状に設けられ、該内部にはエアー供給用パ
イプ21が接続されている。従って、エアー供給用パイプ
21を介して該拡縮体20内部にエアーが供給されると、拡
縮体20はエアーの押圧力により膨張し、上記開口17の周
縁に密着することとなる(図2及び図3参照)。尚、エ
アーが充填された拡縮体20は弾性力を有するため、開口
17の周縁に多少食い込んだ状態となり、密着性が確実な
ものとなる。
【0019】拡縮体20を上記開口17の周縁に密着させた
状態にて、前記ノズル18を介して容器本体1内を吸引し
て脱気を行う。脱気を行う理由は、容器本体1内に残存
するエアーにより、液体の充填量が少なくなるのを防止
するためである。
状態にて、前記ノズル18を介して容器本体1内を吸引し
て脱気を行う。脱気を行う理由は、容器本体1内に残存
するエアーにより、液体の充填量が少なくなるのを防止
するためである。
【0020】次に、前記ノズル18から液体を供給する
と、容器本体1内に液体が圧送されるため、その液体の
重量及び充填圧力により、偏平状の容器本体1を膨張さ
せることができる(図4参照)。
と、容器本体1内に液体が圧送されるため、その液体の
重量及び充填圧力により、偏平状の容器本体1を膨張さ
せることができる(図4参照)。
【0021】液体の充填が終了すると、拡縮体20を縮径
させた後にノズル18を上昇させて容器本体1から抜く。
更に、ヒートシーラ23により他方の下縁部9bの未シール
部分が熱シールされ、上記開口17は閉塞される。また、
この際、開口部17に窒素ガスを吹き込みながらシールす
ることにより、残存酸素をほとんど無くすることができ
る。
させた後にノズル18を上昇させて容器本体1から抜く。
更に、ヒートシーラ23により他方の下縁部9bの未シール
部分が熱シールされ、上記開口17は閉塞される。また、
この際、開口部17に窒素ガスを吹き込みながらシールす
ることにより、残存酸素をほとんど無くすることができ
る。
【0022】上記の方法により充填された容器は、予め
脱気されていることから、液体の充填量を増加させるこ
とができ、また、シート体2が多少の抵抗力を有する場
合であっても、容器本体1を強制的に膨張させながら効
果的に充填することが可能となり、十分な充填量により
ボリューム感も出すことができる。
脱気されていることから、液体の充填量を増加させるこ
とができ、また、シート体2が多少の抵抗力を有する場
合であっても、容器本体1を強制的に膨張させながら効
果的に充填することが可能となり、十分な充填量により
ボリューム感も出すことができる。
【0023】しかも、本実施の形態では、開口部17を縁
部9bの中央に設け、その両側にはシール部16a,16b を
設けることにより、該両シール部16a,16b を挟持手段
で挟持して保持することが可能となり、充填作業を容易
に行うことができるのである。尚、シール部16a,16b
は傾斜状でなく略水平に設けることも可能である。
部9bの中央に設け、その両側にはシール部16a,16b を
設けることにより、該両シール部16a,16b を挟持手段
で挟持して保持することが可能となり、充填作業を容易
に行うことができるのである。尚、シール部16a,16b
は傾斜状でなく略水平に設けることも可能である。
【0024】本発明は上記の実施の形態に限定されるも
のではなく、容器の形状は任意に変更自在である。ま
た、取出具10は必ずしも必要ではなく、取出具10を有し
ない容器の場合には、容器本体1の上部に予め開口部を
形成しておいて、該開口部から液体を充填することが可
能である。
のではなく、容器の形状は任意に変更自在である。ま
た、取出具10は必ずしも必要ではなく、取出具10を有し
ない容器の場合には、容器本体1の上部に予め開口部を
形成しておいて、該開口部から液体を充填することが可
能である。
【0025】更に、ノズル18を容器本体1内に挿脱する
場合に、容器本体1側のみを移動させても、あるいは、
ノズル18及び容器本体1の両者を移動させるようにして
も良い。
場合に、容器本体1側のみを移動させても、あるいは、
ノズル18及び容器本体1の両者を移動させるようにして
も良い。
【0026】しかも、容器本体1内を脱気するための手
段として、前記ノズル18とは別体のノズルにより吸引を
行うようにしても良い。また、内容物とは、上記各種の
液体に限らず、粘性を有する液状体等のものも含むこと
は無論である。
段として、前記ノズル18とは別体のノズルにより吸引を
行うようにしても良い。また、内容物とは、上記各種の
液体に限らず、粘性を有する液状体等のものも含むこと
は無論である。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、開口に内容物を
充填可能なノズルを挿入する工程と、該ノズルに設けら
れた拡縮体を拡径させて前記開口の周縁に密着させる工
程と、拡縮体を前記開口の周縁に密着させた状態で容器
本体内を吸引して脱気する工程と、脱気された容器本体
内に内容物を充填した後に前記ノズルを容器本体から抜
き、更に、前記開口を閉塞する工程とを備えているの
で、容器本体内にエアーをほとんど残存させることな
く、内容物を迅速且つ確実に充填できる。
充填可能なノズルを挿入する工程と、該ノズルに設けら
れた拡縮体を拡径させて前記開口の周縁に密着させる工
程と、拡縮体を前記開口の周縁に密着させた状態で容器
本体内を吸引して脱気する工程と、脱気された容器本体
内に内容物を充填した後に前記ノズルを容器本体から抜
き、更に、前記開口を閉塞する工程とを備えているの
で、容器本体内にエアーをほとんど残存させることな
く、内容物を迅速且つ確実に充填できる。
【0028】しかも、充填時には、容器本体内を気密状
にできるので、仮に容器が偏平状に折り畳まれていた場
合であっても、内容物の充填圧を利用して容器を膨張さ
せることが可能となり、従来と異なり容器を不用意に大
きくすることなく、所定量の内容物が充填できる共に、
容器を効果的に膨張させることから、ボリューム感を十
分に出すことができる利点がある。
にできるので、仮に容器が偏平状に折り畳まれていた場
合であっても、内容物の充填圧を利用して容器を膨張さ
せることが可能となり、従来と異なり容器を不用意に大
きくすることなく、所定量の内容物が充填できる共に、
容器を効果的に膨張させることから、ボリューム感を十
分に出すことができる利点がある。
【図1】本発明の一実施の形態を示し、容器本体にノズ
ルを挿入する前の一部破断を含む斜視図。
ルを挿入する前の一部破断を含む斜視図。
【図2】同容器本体にノズルを挿入した状態の一部破断
を含む斜視図。
を含む斜視図。
【図3】同容器本体にノズルを挿入した状態の断面平面
図。
図。
【図4】同容器本体への内容物の充填時を示す斜視図。
【図5】同ノズルを容器本体から抜いた状態の斜視図。
【図6】同充填終了後の容器を示す一部破断を含む斜視
図。
図。
【図7】従来例を示す一部破断を含む斜視図。
1…容器本体、10…取出具、17…開口、18…ノズル、20
…拡縮体
…拡縮体
Claims (2)
- 【請求項1】 可撓性を有するシートからなる容器本体
(1)の一方に取出具(10)が設けられ、且つ、他方に
は開口(17)が形成された容器への内容物充填方法であ
って、前記開口(17)に内容物を充填可能なノズル(1
8)を挿入する工程と、該ノズル(18)に設けられた拡
縮体(20)を拡径させて前記開口(17)の周縁に密着さ
せる工程と、拡縮体(20)を前記開口(17)の周縁に密
着させた状態で容器本体(1)内を吸引して脱気する工
程と、脱気された容器本体(1)内に内容物を充填した
後に前記ノズル(18)を容器本体(1)から抜き、更
に、前記開口(17)を閉塞する工程とを備えたことを特
徴とする容器への内容物充填方法。 - 【請求項2】 可撓性を有するシートからなる容器本体
(1)に形成された開口(17)に内容物を充填可能なノ
ズル(18)を挿入する工程と、該開口(17)に挿入され
た拡縮体(20)を拡径させて前記開口(17)の周縁に密
着させる工程と、拡縮体(20)を前記開口(17)の周縁
に密着させた状態で容器本体(1)内を吸引して脱気す
る工程と、脱気された容器本体(1)内に内容物を充填
した後に前記ノズル(18)を容器本体(1)から抜き、
更に、前記開口(17)を閉塞する工程とを備えたことを
特徴とする容器への内容物充填方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27034996A JPH10119905A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 容器への内容物充填方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27034996A JPH10119905A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 容器への内容物充填方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10119905A true JPH10119905A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17485032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27034996A Pending JPH10119905A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 容器への内容物充填方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10119905A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000153853A (ja) * | 1998-11-19 | 2000-06-06 | Kao Corp | 袋 |
JP2008018948A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Hosokawa Yoko Co Ltd | 充填装置、充填方法及び包装体 |
JP2016064854A (ja) * | 2014-09-25 | 2016-04-28 | 大日本印刷株式会社 | 無菌袋詰め方法及び装置 |
JP2017140514A (ja) * | 2013-09-19 | 2017-08-17 | 株式会社湯山製作所 | 混注装置、混注制御プログラム |
EP3643635A1 (de) * | 2018-10-24 | 2020-04-29 | Mondi AG | Unbefüllter, unverschlossener seitenfaltenverpackungsbeutel |
-
1996
- 1996-10-11 JP JP27034996A patent/JPH10119905A/ja active Pending
Cited By (6)
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US11214406B2 (en) | 2018-10-24 | 2022-01-04 | Mondi Ag | Unfilled open side-gusset bag |
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